ユーザーズガイド ACER ASPIRE V5-472

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マニュアル抽象的: マニュアル ACER ASPIRE V5-472

詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。

[. . . ] 236 (寸法図) Current Draw and Heat Dissipation. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 237 (消費電流と熱放散) * 仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。 206 ASPIRE V5-472 取扱説明書 はじめに このたびはヤマハ パワーアンプリファイアー ASPIRE V5-472をお買い求め いただきまして、まことにありがとうございます。ASPIRE V5-472の優れた機 能を十分発揮させるとともに、末永くご愛用いただくために、この取扱説明書をご使用の前に必ずお読みください。 また、ご一読いただいたあとも、不明な点が生じた場合に備えて、大切に保管いただきますようお願いいたします。 NOTE • 本文中の説明でXMV8280/XMV8280-DとXMV8140/XMV8140-Dとで仕様が異なる場合、XMV8140/XMV8140-Dのみの 仕様については{ }でくくって表記します(例:280W{140W})。 • イラストは特にことわりがない場合、XMV8280/XMV8280-Dのものを使用しています。 • 本書では XMV8280、XMV8140、XMV8280-D、XMV8140-Dをまとめて「XMV」と表記する場合があります。 • 本書ではマトリックスプロセッサー MTXシリーズの機器をまとめて「MTX」と表記する場合があります。 特長 XMVは、以下の特長を備えたマルチチャンネルパワーアン プリファイアーです。 • ハイインピーダンス接続とローインピーダンス接続の両 方に対応 70V/100Vラインのハイインピーダンス接続と、4Ω/ 8Ωのローインピーダンス接続のどちらにも対応しまし た。リアパネルのディップスイッチで2チャンネルごと にこれらの設定を切り替えられます。 • 新開発の「ダブルパワーモード」を搭載 新開発の「ダブルパワーモード」は、ローインピーダン ス接続のときにチャンネルあたりのアンプ出力を倍にす るモードです。 * 使用できるチャンネル数は半分になります。 付属品(お確かめください) • 取扱説明書 (保証書が本書233ページに記載されています) • 電源コード • ユーロブロックプラグ (3ピン、3. 50mmピッチ)×2 • ユーロブロックプラグ (3ピン、タブ付き、5. 08mmピッチ)×8 • 結束バンド×8 関連マニュアルとソフトウェア XMVはMTXやMTX Editorと接続することで、より簡単に システムを構築できます。MTXやMTX Editorの取扱説明 書、MTX Editor(以降、エディター )は、以下のウェブサイ トのダウンロードページからダウンロードしてください。 http://www. yamahaproaudio. com/japan/ja/ • 関連マニュアル一覧 MTX3 取扱説明書 MTX5-D 取扱説明書 MTX Editor 取扱説明書 MTXセットアップ マニュアル マトリックスプロセッサー MTX3の使い 方について説明しています。 マトリックスプロセッサー MTX5-Dの使 い方について説明しています。 MTX Editorの使い方について説明してい ます。 MTXとXMVを組み合わせて使うときの 手順や設定を説明しています。また、 MTX Editorのインストール、基本設定、 アンインストール手順を説明しています。 • アプリケーションソフトウェアでの設定も可能 本体でもミュートのオン/オフやアッテネーター値の変更 などの各種設定ができますが、MTXとコンピューターを 使って複数台のXMVを設定できます。 • 新開発のデジタル音声伝送フォーマット「YDIF」を搭載 (XMV8280/XMV8140のみ) イーサネットケーブルを使って、最大16チャンネルの音 声とワードクロックを送受信できます。 このモデルではYDIFから8チャンネル分の音声信号を受 信できます。 • Danteネットワークにより大規模システムに対応 (XMV8280-D/XMV8140-Dのみ) イーサネットケーブルを使用した長距離伝送が可能で、 MTX5-DなどのDante対応機器と遠隔地間の音声信号の やりとりを行なうことができます。 • 高効率化を実現 新開発の出力回路を採用することで高効率化を実現しま した。 「MTX Editor 取扱説明書」および「MTXセットアップマ ニュアル」は、PDF形式の電子ファイルになっています。 このファイルは、コンピューターでご覧いただけます。コン ピューターでご覧いただくソフトウェアとして「Adobe® Reader®」を使うと、用語をすばやく検索したり、必要な 部分だけを印刷したり、リンクをクリックして該当する項目 を開いたりすることができます。特に用語検索とリンク機能 は、電子ファイルならではの便利な機能です。ぜひご活用く ださい。 最新のAdobe Readerは下記のウェブサイトからダウン ロードできます。 http://www. adobe. com/jp/ ASPIRE V5-472 取扱説明書 207 はじめに ファームウェアのアップデート XMVのファームウェアのアップデートやバージョンの確認 は、MTX Editorで行ないます。操作方法については、 「MTX Editor 取扱説明書」を参照してください。 最新のファームウェアは、以下のウェブサイトのダウンロー ドページからダウンロードしてください。 http://www. yamahaproaudio. com/japan/ja/ ラックマウント時の注意 この機器が動作保証する室温は0∼40℃です。この機器 だけをEIA標準のラックにマウントする場合は、複数台を 隙間なくマウントしてご使用いただけます。この機器を他 の機器と一緒にEIA標準のラックにマウントする場合、各 機器からの熱でラック内の温度が上昇し、十分な性能を発 揮できないことがあります。この機器に熱がこもらないよ うに、必ず以下の条件でラックにマウントしてください。 • 他社製パワーアンプなどの発熱しやすい機器と一緒にマ ウントする場合は、他の機器との間を1U以上空けてく ださい。また、このスペースは通風パネルを取り付けた り、開放したりして、十分な通気を確保してください。 • ラックの背面を開放して、ラックを壁や天井から10cm 以上離し、十分な通気を確保してください。ラック背面 を開放できない場合は、ラックに市販のファンキットな どの強制換気装置を取り付けてください。ファンキット を取り付けた場合は、ラックの背面を閉じた方が放熱効 果が大きくなることもあります。詳しくはラックおよび ファンキットの取扱説明書を参照してください。 Danteとは XMV8280-D/XMV8140-Dは、オーディオ信号を伝送す るプロトコルとしてDanteを採用しています。Danteと は、Audinate社が開発したプロトコルで、ギガビットイー サネット対応のネットワーク環境で、サンプリング周波数/ ビットレートが違う複数のオーディオ信号や、機器のコント ロール信号を同時に扱える特長を持っています。そのほか、 下記のようなメリットがあります。 • 理論上はギガビットイーサネット環境で最大512イン/ 512アウトで合計1024チャンネルの音声を伝送可能。 (XMV8280-D/XMV8140-Dでは、24/32ビットの 解像度で8インを実現) • ネットワーク内の機器を自動的に検出・設定。機器名も 自由に設定可能。 • 高精度のネットワークシンクロ技術の採用により、低レ イテンシー、低ジッター、高サンプル精度を実現。 (XMV8280-D/XMV8140-Dでは、レイテンシーは 0. 25msec/0. 5msec/1. 0msec/5. 0msecの4タイ プから選択可能) • プライマリー回線とセカンダリー回線による、万が一の 障害に強いリダンダント接続に対応。 • イーサネットでコンピューターと接続し、オーディオイ ンターフェース機器なしで音声の直接入出力が可能。 Danteの詳細については、Audinate社のウェブサイトを参 照してください。 http://www. audinate. com/ また、ヤマハプロオーディオのウェブサイトにも、Dante に関するさまざまな情報を掲載しています。 http://www. yamahaproaudio. com/japan/ja/ NOTE Danteネットワーク内では、ネットワークスイッチのEEE機 能(*)を使用しないでください。 EEE機能に対応したスイッチ間では、消費電力の相互設定が 自動で調整されますが、相互設定の調整が正しく機能しない スイッチもあります。 これにより、Danteネットワーク内の不適切な場面でスイッ チのEEE機能が有効になってしまう可能性があり、クロック 同期性能が悪化して音声が途切れる場合があります。 そのため、以下の点にご注意ください。 • マネージドスイッチを使う場合、Danteを使用するすべて のポートのEEE機能をオフにしてください。EEE機能が オフにできないスイッチは使用しないでください。 • アンマネージドスイッチを使う場合、EEE機能に対応した スイッチを使用しないでください。これらのスイッチは EEE機能をオフにでききません。 * EEE (Energy Effi cient Ethernet) 機能とは、ネットワークのトラ フィックが少ないときにイーサネット機器の消費電力を減らす技術。 グリーンイーサネットやIEEE802. 3azとも呼ばれています。 208 ASPIRE V5-472 取扱説明書 各部の名称と機能 フロントパネル XMV8280/XMV8140 q !8 r e w y !8 !1 !0 !2 !3 i XMV8280-D/XMV8140-D t u o !6 !7 q !8 r e w y !8 !1 !0 !4 !5 i t u o !6 !7 q 電源スイッチ この機器の電源をオン/オフします。上に倒すと電源がオ ンになり、[POWER]インジケーター !0 が緑色に点灯し ます。下に倒すと電源がオフになります。上に倒れてい るときに[POWER]インジケーターが点滅しているとき は、スタンバイになっています。 w [PROTECTION] A∼H インジケーター 保護回路が作動しているときに、橙色に点灯します。出 力音声がミュートした場合、電源をオフにして、XMVが 冷えてから再度オンにしてください。以下の場合に保護 回路が作動し、[PROTECTION]インジケーターが点灯 します。 注意 • スピーカーから大きなノイズが出ないよう、音源、ミキ サーやプロセッサー (MTXなど)、アンプの順に電源を 入れてください。電源を切るときは、逆の順序で切って ください。 • 電源スイッチのオン/オフを連続して素早く切り替える と、誤動作の原因になることがあります。 電源スイッチをオフにしてから再度オンにする場合は、 5秒以上の間隔を空けてください。 • パラメーターを変更した場合、変更してから1秒間は電 源スイッチをオフにしないでください。1秒以内にオフ にするとパラメーターが保存されない場合があります。 • 電源スイッチを切った状態でも微電流が流れています。 この製品を長時間使用しないときは、必ず電源プラグを コンセントから抜いてください。  アンプが過熱して出力リミッターが動作したとき アンプ部のヒートシンクが80℃以上になるとスピー カー出力が減衰され、90℃以上になるとミュートさ れます。[PROTECTION]インジケーターは、80℃ 以上で点灯します。  電源が過熱してシャットダウンしたとき 電源部が90℃以上になるとファンが高速回転し、 100℃以上でアナログ回路がシャットダウンします。 [PROTECTION]インジケーターは、100℃以上のと き点灯します。  過電流を検出したとき 何らかの原因でインピーダンスが定格以下になったと き、過電流が流れることを防ぐために、スピーカー出 力がミュートされ、約1秒後にミュートが解除されま す。解除したあとも過電流を検出した場合は再度 ミュートされます。 ASPIRE V5-472 取扱説明書 209 各部の名称と機能  DC出力を検出したとき 電源部がシャットダウンされます。 i [MUTE] A∼H インジケーター 本体操作、[REMOTE]端子 @7 からの操作またはエディ ターからの操作で各出力チャンネルのミュートをオンに すると、それぞれのチャンネルのインジケーターが黄色 に点灯します。  過大な積算電流や最大電流を検出したとき 出力信号が減衰されます。 e [LIMIT] A∼H インジケーター リミッターが作動しているときに、スピーカー出力が減 衰され、赤色に点灯します。リミッターが作動しないよ うに、 「アッテネーター値の変更(220ページ)」を参照 してアッテネーター値を下げてください。以下の場合に リミッターが作動します。 • 瞬時に過大入力を検出したとき • 一定時間の間、過大入力になったと判断したとき • アンプ部のヒートシンクが規定温度以上になったとき o [MUTE]ボタン [MUTE]ボタンを押しながら[SELECT]ボタン t を押す ことで[SELECT]ボタンで選択したチャンネルのミュー トのオン/オフを切り替えます。ミュートがオンになる と、[MUTE]インジケーター i が黄色に点灯します。 [PANEL LOCK]インジケーター !6 が点灯しているとき は、フロントパネル操作がロックされているので、チャ ンネルのミュート操作ができません。操作する場合は ロックを解除してください。 r [SIGNAL] A∼H インジケーター 表示設定した端子の信号レベルが一定以上になると緑色 に点灯します。 端子 アナログ入力端子 @4 [YDIF]端子 @0 (XMV8280/XMV8140) Dante [PRIMARY]端子 @1 Dante [SECONDARY]端子 @1 (XMV8280-D/XMV8140-D) [SPEAKERS]出力端子 @6 −40dBFS 以上 表示設定 (*1) 点灯条件 !0 [POWER]インジケーター 電源スイッチ q で電源をオンにすると緑色に点灯しま す。 [REMOTE]端子やエディターを使ってスタンバイにする と点滅します。 !1 [ALERT]インジケーター 機器に異常が発生したときに、赤色に点滅または点灯し ます。 点滅しているときはディスプレイの表示を確認して、 「ア ラート一覧」(227ページ)を参照してください。 点灯しているときは本体操作を止めてください。しばら くすると点滅になり、ディスプレイにアラート番号が表 示されます。 入力 出力 *2 *1 設定方法は、 「フロントパネル操作」(223ページ) を参照し てください。 *2 条件によって異なります。 「[SIGNAL] Indicator Lit Level」 (235ページ)を参照してください。 !2 [NETWORK]インジケーター (XMV8280/XMV8140のみ) ネットワーク端子 !9 経由で外部機器とリンク状態になっ ているとき緑色に点灯します。また、データの通信中は 点滅します。 t [SELECT] A∼H ボタン/インジケーター ボタンで操作する出力チャンネルを選択します。選択さ れたチャンネルのインジケーターが緑色に点灯します。 [FUNCTION]ボタン !7 と組み合わせて使うと、エンコー ダーで操作できるパラメーターを変更できます。 「フロン トパネル操作」(223ページ)を参照してください。 [PANEL LOCK]インジケーター !6 が点灯しているとき は、フロントパネル操作がロックされているので、出力 チャンネルの操作ができません。操作する場合はロック を解除してください。 !3 [YDIF]インジケーター (XMV8280/XMV8140のみ) [YDIF]端子 @0 が正常に接続されている状態で、有効な ワードクロックが入力されたとき緑色に点灯します。 y ディスプレイ 3桁、7セグメントのディスプレイです。[SELECT]ボ タン t で選択したチャンネルのアッテネーター値やア ラート番号(227ページ)などを表示します。 !4 [PRIMARY]/[SECONDARY]インジケーター (XMV8280-D/XMV8140-Dのみ) Dante [PRIMARY]/[SECONDARY]端子 @1 の通信状態 をそれぞれ表示します。 イーサネットケーブルが正しく接続されている場合には 緑色に速く点滅します。 u エンコーダー パラメーターを調整するためのエンコーダーです。操作 できるパラメーターなどは「フロントパネル操作」(223 ページ)を参照してください。 [PANEL LOCK]インジケーター !6 が橙色に点灯してい るときは、フロントパネル操作がロックされているので、 設定の調整ができません。操作する場合はロックを解除 してください。 210 ASPIRE V5-472 取扱説明書 各部の名称と機能 !5 [SYNC]インジケーター (XMV8280-D/XMV8140-Dのみ) Danteネットワークの動作状態を表示します。 緑色(上側)のインジケーターが点灯している場合は、機 器がクロックスレーブでありクロックが同期しているこ とを示します。点滅している場合は、機器がクロックマ スターであることを示します。 電源をオンにしても緑色のインジケーターが消灯してい る場合は異常が発生しています。その場合は「警告メッ セージ」(229ページ)を参照してください。 橙色のインジケーターの点灯/点滅についても、 「警告 メッセージ」を参照してください。 !6 [PANEL LOCK]インジケーター フロントパネルロックの状態により、橙色に点灯/点滅し ます。 機器設定ディップスイッチ @3 のスイッチ5で、ロックを 設定します。 インジケーター 点灯 状態 フロントパネルの操作がロックされていま す。[FUNCTION]ボタン !7 と [SELECT] A ボタン t を押すと、一時解除されます。 フロントパネルの操作がロックされていま せん。 ロックが一時解除されています。再起動す るとロックされます。 消灯 点滅 !7 [FUNCTION]ボタン フロントパネルの操作モードの確認や変更をするときな どに使用します。フロントパネルの操作方法は「フロン トパネル操作」(223ページ)を参照してください。 !8 吸気口 吸気口の後ろには前面吸気、後面排気方式の冷却用変速 ファンが装備されています。温度に合わせて自動的に回 転数が変化します。 ここから吸気されますので、障害物などで吸気口をふさ がないようにご注意ください。また、定期的に清掃して ください。吸気口にほこりがつまると、機器の温度が上 昇し、機器がシャットダウンすることがあります。 ASPIRE V5-472 取扱説明書 211 各部の名称と機能 リアパネル XMV8280/XMV8140 !9 @0 @2 @4 ON @5 ON @7 @8 @9 ON 1 2 3 4 5 6 7 8 @3 @4 @6 XMV8280-D/XMV8140-D @1 @2 @4 ON @5 ON @7 @8 @9 ON 1 2 3 4 5 6 7 8 @3 @4 @6 !9 ネットワーク端子(XMV8280/XMV8140のみ) イーサネットケーブルを使用して、コンピューターと接 続するための100BASE-TXのイーサネット端子です。 @0 [YDIF]端子(XMV8280/XMV8140のみ) イーサネットケーブルを使用して、他のYDIF搭載機器と 接続し、音声信号とワードクロック信号を送受信する RJ-45端子です。[YDIF]端子を持つ他の機器とリング接 続(YDIF接続)します。[YDIF]端子から音声信号を受信 するときの設定は「フロントパネル操作」(223ページ) を参照してください。 接続するケーブルは機器間で30m以下にしてください。 [YDIF]端子を使った接続については「MTXセットアッ プマニュアル」を参照してください。1つのネットワー クにYDIF接続できる機器は、最大で8台です。 接続方法は、 「MTXセットアップマニュアル」を参照し てください。 NOTE • ネットワーク端子に接続するケーブルは、電磁干渉防止 のために、CAT5e以上のSTPケーブル(シールド付き ツイストペアケーブル)をお使いください。 • MTX EditorでXMVをコントロールする場合は、MTX を必ず接続してください。 NOTE [YDIF]端子に接続するケーブルは、電磁干渉防止のため に、CAT5e以上のすべてがストレート結線されたSTP ケーブル(シールド付きツイストペアケーブル)をお使いく ださい。 212 ASPIRE V5-472 取扱説明書 各部の名称と機能 @1 Dante [PRIMARY]/[SECONDARY]端子 (XMV8280-D/XMV8140-Dのみ) イーサネットケーブルを使用して、MTX5-Dなどの Dante機器と接続する端子です(RJ45、1000BASET)。 Dante [PRIMARY]端子は、イーサネットケーブルを使 用して、コンピューターと接続するための端子も兼ねて います。 接続方法は「MTX Editor 取扱説明書」を参照してくだ さい。 @3 機器設定ディップスイッチ 機器の設定をするためのディップスイッチです。詳細な 設定については以降を参照してください。 NOTE 設定は、電源をオフにしてから変更してください。電源が オンの時に設定を変更しても、一度電源をオフにしないと 設定の変更が反映されません。 スイッチのイラストは以下のように倒れている状態を示 します。 スイッチ 状態 スイッチが上に倒れている状態を示します。 スイッチが下に倒れている状態を示します。 NOTE • Dante [PRIMARY]/[SECONDARY]端子に接続する ケーブルは、電磁干渉防止のために、CAT5e以上の STPケーブル(シールド付きツイストペアケーブル)をお 使いください。STPケーブルは、コネクターの金属部分 とケーブルのシールド部分を導電テープなどで確実に接 触させてください。 • 接続する機器はDante機器またはギガビットイーサネッ ト対応機器(コンピューターを含む)だけにしてくださ い。 • XMV8280-D/XMV8140-DなどヤマハのDante対応機 器は、ネットワークスイッチを内蔵しているためホップ 数は2以上になります。そのため、Dante Controllerで のLatency設定は、0. 15msecはグレーアウトされ選 択できません。 XMV8280/XMV8140 1 2 3 4 5 6 7 8 @2 [UNIT ID]ロータリースイッチ XMVやMTXなどの複数の機器を同一のネットワーク内 で接続している場合、 機器を個別に認識するためのUNIT IDを設定します。 XMV8280/XMV8140 機器設定ディップスイッチ @31 ∼3を上位桁、ロータ リースイッチを下位桁として組み合わせて、01から 7Fまで最大127通りのUNIT IDを設定できます。 XMV8280-D/XMV8140-D ロータリースイッチ(HIGH)を上位桁、ロータリース イッチ(LOW)を下位桁として組み合わせて、01から FEまで最大254通りのUNIT IDを設定できます。 XMV8280-D/XMV8140-D 1 2 3 4 5 6 7 8 NOTE • UNIT IDに「00」と「FF」は使用しないでください。 • [UNIT ID]ロータリースイッチの設定後は電源を入れ直 してください。 NOTE XMV8280-D/XMV8140-Dでは、スイッチ1と2を使用 しません。工場出荷時の設定(上側)で、ご使用ください。 ASPIRE V5-472 取扱説明書 213 各部の名称と機能  スイッチ1∼3 (UNIT ID) (XMV8280/XMV8140のみ) スイッチ1∼3を上位桁、[UNIT ID]ロータリース イッチ @2 を下位桁として組み合わせて、01から 7F(127)まで最大127通りのUNIT IDを設定できま す。 ディップスイッチ 設定 UNIT IDの 上位桁が0 UNIT IDの 上位桁が1 UNIT IDの 上位桁が2 UNIT IDの 上位桁が3 UNIT IDの 上位桁が4 UNIT IDの 上位桁が5 UNIT IDの 上位桁が6 UNIT IDの 上位桁が7 内容 [UNIT ID]ロータリース イッチの設定範囲が01か ら0Fになります。 [UNIT ID]ロータリース イッチの設定範囲が10か ら1Fになります。 [UNIT ID]ロータリース イッチの設定範囲が20か ら2Fになります。 [UNIT ID]ロータリース イッチの設定範囲が30か ら3Fになります。 [UNIT ID]ロータリース イッチの設定範囲が40か ら4Fになります。 [UNIT ID]ロータリース イッチの設定範囲が50か ら5Fになります。 [UNIT ID]ロータリース イッチの設定範囲が60か ら6Fになります。 [UNIT ID]ロータリース イッチの設定範囲が70か ら7Fになります。  スイッチ4 (LED DIMMER) フロントパネルのインジケーターやディスプレイの輝 度を設定します。 ディップスイッチ 設定 OFF 内容 輝度を通常にします。 輝度を落とします。インジ ケーターやディスプレイが 明るすぎるときに設定して ください。 ON NOTE [POWER]インジケーター !0 の輝度は落ちません。  スイッチ5 (PANEL LOCK) [MUTE]ボタン o やアッテネーションの操作を含むパ ネル操作全体のロック(フロントパネルロック)を設定 します。すべての設定を終了したあとにフロントパネ ルロックをLOCK(ロック)にすると、音量やミュート の設定が不用意に変更されることを防げます。 LOCK(ロック)になっていても、[FUNCTION]ボタ ン !7 と [SELECT] Aボタン t を同時に押すことで、 一時的にロックを解除できます。一定時間操作しな い、または電源を切ることで再びロックされます。 ディップスイッチ 設定 UNLOCK 内容 フロントパネルの操作を ロックしません。 電源操作以外のフロントパ ネルの操作をロックしま す。 LOCK  スイッチ 3 (SECONDARY PORT) (XMV8280-D/XMV8140-Dのみ) リアパネルにあるDante [SECONDARY]端子 @1 を デイジーチェーン用に使うか、リダンダント用に使う かを設定します。接続の詳細は「MTX Editor 取扱説 明書」を参照してください。 ディップスイッチ 設定 内容 Dante [SECONDARY]端 子をデイジーチェーン用に します。Dante [PRIMARY]端子からの信 号をそのまま次の機器に送 信します。  スイッチ6 (IP SETTING) コンピューターと通信するときに使用するIPアドレス をUNIT IDの値を使うか、エディターやDHCPサー バーで設定するかを選択します。 ディップスイッチ 設定 内容 IPアドレスをUNIT IDの 値を使って設定します。IP アドレスは 192. 168. 0. xxx (xxxは UNIT IDの値)になります。 ただしUNIT IDが「FF」 の場合は、xxxは127に なります。 IPアドレスをエディター やDHCPサーバーで設定 します。 UNIT ID DAISY CHAIN Dante [SECONDARY]端 子をリダンダント用にしま す。Dante [PRIMARY]端 REDUNDANT 子で接続されているのとは 別ネットワークで、バック アップ用に機能します。 PC NOTE ご購入後、初めてコンピューターと接続するときは 「UNIT ID」に設定してください。MTX EditorからIP アドレスを設定したあとで、 「PC」に切り替えてくだ さい。  スイッチ7と8 (START UP MODE) 起動モードを設定します。 ディップスイッチ 設定 RESUME 内容 通常起動をします。 内蔵メモリーの初期化をし ます。初期化されるメモ リーについては「内蔵メモ リーの初期化」(225ペー ジ)を参照してください。 INITIALIZE 214 ASPIRE V5-472 取扱説明書 各部の名称と機能 @4 アナログ入力端子 ユーロブロック3ピンのアナログ音声入力用の端子です。 アナログ入力端子から音声信号を受信するときの設定は 「フロントパネル操作」(223ページ)を参照してくださ い。 ユーロブロックの取り付け方については「接続と設定」 の「アナログ入力端子(ユーロブロック)に接続する」 (216ページ)を参照してください。  インピーダンス (スイッチ3と7) ローインピーダンス接続のときに接続するスピーカー のインピーダンスに合わせて設定を変えます。スピー カーの仕様を確認してください。 たとえば8Ωのスピーカーを2台、パラレル接続でつ なげるとインピーダンスの合計は4Ωになります。  ダブルパワーモード (スイッチ4と8) ローインピーダンス接続のときのアンプからの出力を 設定します。280W{140W}にすると両チャンネルの 入出力が有効になります。560W{280W}にするとア ンプからの出力が倍になりますが、B、D、FおよびH チャンネルの入出力が無効になります。 @5 [SPEAKERS]ディップスイッチ XMVに搭載されているアンプを2チャンネル単位で設定 するためのディップスイッチです。 左側のスイッチ1から4はGおよびHチャンネル、ス イッチ5から8はEおよびFチャンネルの出力の設定に対 応しています。右側のスイッチ1から4はCおよびD チャンネル、スイッチ5から8はAおよびBチャンネルの 出力の設定に対応しています。  70V/100V (スイッチ2と6) ハイインピーダンス接続のときのアンプからの最大出 力電圧(Vrms)を設定します。 @6 [SPEAKERS]出力端子 バリアストリップタイプのスピーカー出力端子です。バ リアストリップへの取り付け方については「接続と設定」 の「スピーカーケーブルを接続する」(218ページ)を参 照してください。 @7 [REMOTE]端子 以下の項目をこのスイッチで設定します。 内容 280W{140W}、8Ω ロー インピーダン ス接続 560W{280W}*、8Ω 280W{140W}、4Ω 560W{280W}*、4Ω ハイ 70V、250W{125W} インピーダンス 100V、250W{125W} 接続 * この設定にするとB、D、FおよびHチャンネルの入出力が無効 になります。 スイッチ 1∼4 スイッチ 5∼8 全チャンネルのミュートのオン/オフ、電源のスタンバ イ/オンを外部から操作するためのユーロブロック3ピン 端子です。詳細については「[REMOTE]端子と[FAULT OUTPUT]端子」(221ページ)を参照してください。 @8 [FAULT OUTPUT]端子 機器に致命的な異常が発生したときに、外部機器をコン トロールするためのユーロブロック3ピン端子です。ア ンプが正常に動作しているときはNCとCが短絡し、異常 が発生したときはNOとCが短絡します(221ページ)。 異常が発生したときは、[PROTECTION]インジケー ター w が橙色に点灯します。 @9 [AC IN]端子 付属の電源コードを接続します。まずこの機器と電源 コードを接続し、次に電源プラグをコンセントに差し込 みます。  ローインピーダンス接続/ハイインピーダンス接続 (スイッチ1と5) ローインピーダンス接続かハイインピーダンス接続か で設定を変えます。接続されるスピーカーやスピー カーのつなぎ方に合わせてください。接続の詳細につ いては、 「ハイインピーダンス接続とローインピーダン ス接続」(230ページ)を参照してください。 注意 電源コードを接続したり、取り外す前に必ず電源をオフに してください。 ASPIRE V5-472 取扱説明書 215 接続と設定 アナログ信号を入力する場合のセット アップ ここではアナログ信号を入力する場合のセットアップ方法を 説明します。 MTXと組み合わせて使用する場合は、 「MTXセットアップ マニュアル」を参照してください。MTXと組み合わせて使 用する場合でも、以下の項目については本書でご確認くださ い。 • スピーカーへの出力に関する設定をする • スピーカー出力端子に接続する • ハイパスフィルター (HPF)の設定をする • インジケーターやディスプレイの輝度を落とす • パネルをロックする 以下の手順に沿って入出力を設定/確認します。 内容 ラックにマウントする 機器設定ディップスイッチの確認をする アナログ入力端子(ユーロブロック)に接続する スピーカー出力に関する設定をする スピーカーケーブルを接続する 電源ケーブルを接続する 電源をオンにする アナログ入力を有効にする ハイパスフィルター (HPF)の設定をする 結線の確認をする インジケーターやディスプレイの輝度を落とす フロントパネルをロックする 説明 ページ 216 216 216 217 218 218 219 219 219 220 220 220 ■ アナログ入力端子(ユーロブロック)に接続する ミキサーなどのアナログ出力をアナログ入力端子(215 ページ)に接続します。 必ず付属のタブ付きユーロブロックプラグを使って接続 してください。 紛失した場合は、ヤマハ修理ご相談センター (232ペー ジ)にお問い合わせください。 事前準備(ケーブルの処理) 約7mm 約20mm • ユーロブロックプラグに取り付けるケーブルには、よ り線を使用し、図のようにむき出して配線してくださ い。また、ユーロブロックでの配線は、ケーブルの重 さや振動による金属疲労により、より線が切れやすく なる場合があります。ケーブルは、付属の結束バンド でユーロブロックプラグのタブに固定してください (217ページ)。ラックマウント時は、なるべく束線 バーなどを使用してケーブルを結束して固定してくだ さい。 NOTE より線には、はんだめっきしないでください。 • 可搬設備などで頻繁に抜き差しする場合は、絶縁ス リーブ付き棒端子の使用を推奨します。棒端子のコン ダクター部は、外径1. 6mm以下で、長さ約7mmの もの(Phoenix Contact社製AI0, 5-6WHなど)をご 使用ください。 1. 6mm以下 約7mm 注意 「電源をオンにする」手順より前では必ず電源をオフにした状 態で作業してください。電源をオンにした状態で作業すると、 設定が反映されなかったり、端子に接続する際に感電するお それがあります。 ■ ラックにマウントする 「ラックマウント時の注意」(208ページ)を参照しなが ら、XMVをラックにマウントします。 ■ 機器設定ディップスイッチの確認をする リアパネルにある機器設定ディップスイッチ(213ペー ジ)の全スイッチが上になっていることを確認してくださ い。 1 2 3 4 5 6 7 8 216 ASPIRE V5-472 取扱説明書 接続と設定 1. 端子ネジをゆるめます。 ゆるめる マイナスドライバー ■ スピーカー出力に関する設定をする リアパネルの[SPEAKERS]ディップスイッチ (215 ページ)を使って、スピーカー出力に関して設定します。 ローインピーダンスとハイインピーダンスではスピー カーの接続方法が異なります。 ローインピーダンス接続 端子ネジ 8Ω/4Ω ユーロブロックプラグ タブ ハイインピーダンス接続 NOTE マイナスドライバーはブレード幅が3mm以下のものを 使用してください。 3mm以下 スピーカートランス 70V/100V 10W 10W 10W 10W 10W 2. ケーブルを差し込みます。 + – G 詳細については「ハイインピーダンス接続とローイン ピーダンス接続」(230ページ)を参照してください。 設定については以下の項目に分けて説明します。  ローインピーダンス接続で使用する場合(217ペー ジ)  ローインピーダンス接続でダブルパワーモードを使 用する場合(218ページ) 3. [. . . ] 初期化の完了を確認して、電源をオフにしてくださ い。 5. 機器設定ディップスイッチの7と8の両方を上 (RESUME)にしてください。 ASPIRE V5-472 取扱説明書 225 資料 困ったときは(トラブルシューティング) 症状 電源がオンにならない 考えられる原因 電源ケーブルが抜けている アナログ/デジタル入力設定が間違っ ている 対策 電源ケーブルを接続してください。 フロントパネルでアナログ/デジタル入力設定を確 認してください。 ダブルパワーモードのときにはBチャンネル、D チャンネル、FチャンネルおよびHチャンネルから 音声信号が出力されません。ダブルパワーモードを 解除するか、ケーブルをつなぎ直してください。 入出力のケーブルを接続してください。また、プラ グからケーブルが抜けていないかどうかを確認して ください。 [MUTE]インジケーターが消灯していることを確認 してください。点灯している場合は、ミュートをオ フにしてください。 「アッテネーション操作」に切り替え (223ページ)、 ディスプレイ (210ページ) でアッテネーター値が 適切であるかどうか確認してください。 ミキサーなどのXMVに音声信号を出力している機 器から音声信号が出力されているか確認してくださ い。 電源をオフにして、XMVが冷えてから電源をオン にしてください。 [REMOTE]端子に接続されているスイッチがオンに なっていることを確認してください。またはエディ ターでオンになっていることを確認してください。 ダブルパワーモードになっている 入出力のケーブルが抜けている ミュートがオンになっている アッテネーター値が低い 音が出ない 音声信号が入力されていない 保護回路が機能している ([PROTECTION]インジケーターが点 灯) スタンバイになっている ([POWER]インジケーターが点滅) デジタル入力のときにMTXに異常が 発生している (XMV8280/XMV8140: [YDIF]イン ジケーターが消灯、XMV8280-D/ XMV8140-D: 緑色の[SYNC]インジ ケーターが消灯) YDIFでつながっている機器の中にア ナログ設定になっている機器がある (XMV8280/XMV8140のみ) 電源をオン/オフしても、 [ALERT]インジケーターが点 滅または点灯したままになる MTXを確認してください。詳細についてはMTXの 取扱説明書を参照してください。 アナログ/デジタル入力設定をデジタルにしてくだ さい。アナログで使う場合はYDIFのネットワーク から切り離してください。 機器が故障しているので、ヤマハ修理ご相談セン ター (232ページ)にご連絡ください。 機器が故障している *上記の対策を実施しても症状が改善しない場合は、ヤマハ修理ご相談センター (232ページ)にお問い合わせください。 ヤマハプロオーディオサイトに、FAQ(よくあるご質問と答え)を掲載しています。 http://www. yamahaproaudio. com/japan/ja/ 226 ASPIRE V5-472 取扱説明書 資料 アラート一覧 異常が発生すると、[ALERT]インジケーターが点滅し、ディスプレイにアラート番号が表示されます。 アラート番号に対する内容および対策は以下のようになります。 アラート番号 表示なし ([ALERT] のみ点灯) 001. ∼008. 内蔵バックアップバッテリーが完全に消耗してい るか、装着されていません。 内蔵バックアップバッテリーが極端に消耗してお り、メモリーが消滅している可能性があります。 内蔵バックアップバッテリーの残量が少なくなっ ています。 内容 対策 電源をいったんオフにして、5秒以上間隔を空けてから電源をオンにし てください。問題が解決しない場合は、メモリーの初期化を実行してく ださい。それでも解決しない場合は、ヤマハ修理ご相談センターにご連 絡ください。 機器が正常に起動していません。 電源をオフにすると現在の設定が失われ、初期値に戻ります。ただちに 使用を中止して、ヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 011. 012. 使用に支障はありませんが、継続して使用すると設定が失われ、初期設 定に戻る可能性があります。お早めにヤマハ修理ご相談センターにご連 絡ください。 電源をオンにするたびに発生する場合は内蔵バックアップバッテリーが 消耗しているか、機器が故障している可能性があります。ヤマハ修理ご 相談センターにご連絡ください。 一度だけの場合は時計の設定値の異常を検出して初期化しましたので、 MTX Editorを使って時刻を設定してください。 内蔵バックアップバッテリーが消耗しているか、機器が故障している可 能性があります。ヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 ヤマハ修理ご相談センターにご連絡ください。 013. 内蔵時計に異常が発生したので、初期値(2000年 1月1日 0時0分)にしました。 015. 内蔵メモリーに保存される設定が失われています。 機器の内蔵メモリーが故障している可能性があり ます。 ワードクロックマスターに選択されたデジタル信 号がアンロックになりました。 [YDIF IN]端子に入力されたデジタル信号が、この 機器のワードクロックに対して同期していません。 [YDIF IN]端子に入力されたデジタル信号が、この 機器のワードクロックに対して継続的に同期して いません。 [YDIF IN]端子の接続に異常があります。 IPアドレスが重複しています。 起動してから60秒以内にIPアドレスが確定しませ んでした。 ネットワークに接続している機器が多すぎます。 UNIT IDに「00」が設定されています。 同一ネットワークに接続された機器に、同一の UNIT IDを持つ機器が発見されました。 016. 021. ワードクロック信号が正常に入力されているか確認してください。 022. ケーブルが正しく接続されているか確認してください。 指定された仕様のケーブルを使ってください。 023. 030. 040. ケーブルが正しく接続されているか確認してください。 指定された仕様のケーブルを使ってください。 IPアドレスが重複しないように設定してください。 機器設定ディップスイッチのスイッチ6(IP SETTING)が「PC」に設定 されている場合は、MTX EditorやDHCPサーバーでIPアドレスを設定 してください。 ネットワークに接続している機器の数を減らしてください。 UNIT IDを「00」以外に設定してください。 UNIT IDが重複しないように設定してください。 041. 043. 051. 100. スピーカー出力端子に直流成分が検出されたため、 機器の故障と思われますので、ヤマハ修理ご相談センターにご連絡くだ 電源がシャットダウンされました。 さい。 電源をオフにして、電源を冷やしてから再度電源をオンにしてくださ い。連続して大電力を出力すると高温になりますので、出力レベルを下 げてください。それでも温度が高い場合は、冷却用ファンの吸気口にゴ ミや異物が詰まっていないか確認して、掃除してください。 高負荷状態が連続しているため、出力レベルを下げてください。 発生した要因については「[PROTECTION] A∼H インジケーター」 (209ページ)を参照してください。 101. 電源の温度が規定値を超えたため、電源がシャッ トダウンされました。 103. プロテクションが働き、電源がシャットダウンさ れました。 プロテクションが働き、出力がミュートされまし た。 104. ASPIRE V5-472 取扱説明書 227 資料 アラート番号 105. 内容 スピーカー出力端子のショートが検出されたため、 出力がミュートされました。 アンプ部(ヒートシンク)の温度が変化し、次のス ピーカー出力状態になりました。(****) 対策 スピーカー出力端子の+と−がショートしているか、接続しているス ピーカーが故障している可能性があります。 106. **** = 0dB and OK -1dB and in protection muted and in protection Redundant Backup機能が動作し、アナログ入力 に切り替わりました。 連続して大電力を出力すると高温になりますので、出力レベルを下げて ください。それでも温度が高い場合は、冷却用ファンの吸気口にゴミや 異物が詰まっていないか確認して、掃除してください。 110. デジタル入力端子に入力されたデジタル信号に異常があります。 228 ASPIRE V5-472 取扱説明書 資料 Dante関連メッセージ(XMV8280-D/XMV8140-Dのみ) XMV8280-D/XMV8140-Dでは、フロントパネルのインジケーターを使用して警告メッセージとインフォメーションメッ セージを表示します。 また、Dante ControllerのError Statusにもメッセージが表示されます。 各インジケーターの点灯/点滅は以下のように動作します。 消灯 点灯 点滅 2回点滅 消灯します。 点灯し続けます。 点滅し続けます。 周期的に2回点滅します。 ■ インフォメーションメッセージ インジケーターの点灯/点滅により、状態を通知します。 橙色の[SYNC]インジケーターが消灯している場合は、正常に動作しています。 緑色の[SYNC]インジケーターが消灯している場合は、機器のクロックが未確定であることを示します。 [SYNC]インジケーター (緑)消灯 (橙)点灯 (緑)点滅 (橙)消灯 (緑)点灯 (橙)消灯 内容 同期処理をしている。 説明 同期が完了するまでお待ちください。同期が完了するまで 60秒くらいかかることがあります。 ワードクロックマスターとして正常 に機能している。 機器がワードクロックマスターであることを示します。 ワードクロックスレーブとして正常 に機能している。 機器がワードクロックスレーブであり、クロックが同期して いることを示します。 ■ 警告メッセージ 問題が解消されるまで、インジケーターは点灯/周期的に点滅します。 緑色の[SYNC]インジケーターが消灯している場合は、機器のクロックが未確定であることを示します。 [SYNC]インジケーター (緑)消灯 (橙)点滅 (緑)消灯 (橙)2回点滅 内容 ワードクロックの設定が間違ってい る。 対策方法 MTX EditorまたはDante Controllerでクロックマスター とサンプリング周波数を正しく設定してください。 Danteネットワークの回線が繋がっ ていない。 イーサーネットケーブルが抜けていないか、または断線して いないか確認してください。 緑色のインジケーターが点滅している場合は、機器がクロックマスターであることを示します。 緑色のインジケーターが点灯している場合は、機器がクロックスレーブでありクロックが同期していることを示します。 [SYNC]インジケーター (緑)点滅または 点灯 (橙)点灯 (緑)点滅または 点灯 (橙)点滅 (緑)点滅または 点灯 (橙)2回点滅 内容 ギガビットイーサネットに対応して いない機器が接続されている。 対策方法 Danteでの音声伝送をする場合は、ギガビットイーサネッ トに対応した機器をご使用ください。 リダンダンシーネットワークのとき に、Dante [SECONDARY]端子で 通信をしている。 リダンダンシーネットワークのとき に、Dante [SECONDARY]端子に 接続されている回線に異常が発生し た。 Dante [PRIMARY]端子に接続されている方の回線を確認し てください。 Dante [SECONDARY]端子に接続されている方の回線を確 認してください。 ASPIRE V5-472 取扱説明書 229 資料 ハイインピーダンス接続とローインピー ダンス接続 ハイインピーダンス接続とは、スピーカーシステムにスピー カートランスを取り付けることでインピーダンスを数百Ω から数kΩに上げてパワーアンプと接続する方式です。この ようにすることで、ローインピーダンス接続に比べて、はる かに少ない電流でスピーカーシステムを駆動できます。すな わち多数のスピーカーシステムが接続できるようになるとい うことです。ハイインピーダンス接続した場合のパワーアン プ側の最大出力電圧は、70Vまたは100Vで動作させるの が一般的です。 一方、ローインピーダンス接続はスピーカートランスを使用 せず、スピーカーシステムの定格インピーダンス(4∼16Ω が一般的)のままパワーアンプと接続する方式です。 それぞれの接続方式の違いなどを説明します。 ● ローインピーダンス接続 一般的には1チャンネルに1台のスピーカーシステム を接続します。 したがってXMVに接続できるスピーカーシステムの 台数は、8台にとどまります。 ただし、ローインピーダンス接続でも1チャンネルに 対して複数のスピーカーシステムを接続する方法があ ります。 ひとつめは「並列接続」という方法です。 同じインピーダンスのスピーカーシステムを並列接続 した場合、スピーカーシステム全体の合成インピーダ ンスは1本あたりのスピーカーシステムのインピーダ ンスを台数で割った値になります。XMVで4Ωに設 定した場合、接続できる8Ωのスピーカーシステムの 台数は2台まで、ということになります。 接続不可 4Ω ■ 駆動できるスピーカーシステムの数 ● ハイインピーダンス接続 使用するスピーカーシステムの定格入力の合計値がパ ワーアンプの出力値以内に収まっている限りは、何台 でもスピーカーシステムを並列接続できます。 ハイインピーダンス接続の場合、スピーカーシステム の定格入力はスピーカーシステムと使用するスピー カートランスの設定で決まります。 280W出力のXMV8280と、スピーカートランスの 取り付けにより定格入力が10Wになったスピーカー システムの場合、計算上(*)1チャンネルあたり最大 24台、8チャンネル合計で最大192台のスピーカー システムが接続できます。異なる定格入力のスピー カーシステムを混在させて接続することもできます。 (*) トランスの1次側インピーダンスの偏差や将来のト ランスタップ変更、スピーカーの追加を加味して 20%程度のマージンを持つことをお勧めします。 スピーカートランス 8Ω 8Ω 8Ω 合成インピーダンス=4Ω もうひとつ、 「直列接続」という方法があります。直 列接続の場合、スピーカーシステム全体の合成イン ピーダンスは各スピーカーシステムのインピーダンス の和になります。ただし、仮にひとつのスピーカーシ ステムが故障した場合、そこで電気信号がせき止めら れてしまうため他のスピーカーシステムにも影響を与 えてしまいます。 4Ω 故障 音が出ない 合成インピーダンス =8Ω 4Ω 電気信号不通 70V/100V 10W 10W 10W 10W 10W 230 ASPIRE V5-472 取扱説明書 資料 ■ 伝送の距離と効率 電気信号を伝送するケーブルには抵抗があります。伝送 距離が短い、すなわちケーブルが短い場合の抵抗はほと んど無視できますが、伝送距離が長くなると抵抗が増大 し、そのままでは電気信号の伝送効率、しいては音質に まで影響を与えます。以下、伝送の距離と効率の関係か ら両方式のメリットとデメリットをご紹介します。 ● ハイインピーダンス接続 長距離伝送でケーブルの抵抗が8Ωになった場合で も、スピーカーシステムのインピーダンス値に対して 無視できるくらいの値のため、ケーブルでの伝送ロス がほとんどなく、したがって電気信号の伝送効率にも ほとんど影響を及ぼしません。 長距離 スピーカートランス(1kΩ) ほぼ100% ケーブル抵抗 =8Ω 70V/100V ● ローインピーダンス接続 短距離伝送のときは、ローインピーダンス接続が、ハ イインピーダンス接続よりも音質的に有利です。ロー インピーダンス接続では、スピーカートランスがなく てもXMVおよびスピーカーシステムの性能をそのま ま発揮できます。また、基本的にXMVのチャンネル ごとに1台ずつスピーカーシステムを接続するので、 スピーカーシステムごと(ゾーンごと)に異なる音声信 号を伝送できる点も有利です。 しかし、長距離伝送でケーブルの抵抗が8Ωになった 場合、スピーカーシステムのインピーダンス8Ωと同 等になるのでXMVの出力を分け合い(ケーブルで電圧 ロスが発生し)、理論上、電気信号の伝送効率が50% まで下がってしまいます。したがってローインピーダ ンス接続の場合は、ケーブルの抵抗が無視できる範囲 に伝送距離を短く抑えるか、そうでなければケーブル を太くするなどの対策が必要になる場合があります。 長距離 8Ω 50% ケーブル抵抗 =8Ω スピーカーシステムの インピーダンス値=8Ω ASPIRE V5-472 取扱説明書 231 保証とアフターサービス サービスのご依頼、お問い合わせの必要がございましたら、お買い上げ店またはヤマハ修理ご相談センターまでご連絡ください。 ● 保証書 本書に保証書が掲載されています。購入を証明する書類 (レシート、売買契約書、納品書など)とあわせて、大切 に保管してください。 ● 保証期間 保証書をご覧ください。 ● 保証期間中の修理 保証書記載内容に基づいて修理させていただきます。お 客様に製品を持ち込んでいただくか、サービスマンが出 張修理にお伺いするのかは、製品ごとに定められていま す。詳しくは保証書をご覧ください。 ● 保証期間経過後の修理 ご要望により有料にて修理させていただきます。 下記の部品などについては、使用時間や使用環境などに より劣化しやすいため、消耗劣化に応じて部品の交換が 必要となります。有寿命部品の交換は、お買い上げ店ま たはヤマハ修理ご相談センターまでご連絡ください。 有寿命部品の例 フェーダー、ボリューム、スイッチ、接続端子など ● 補修用性能部品の最低保有期間 製品の機能を維持するために必要な部品の最低保有期間 は、製造終了後8年です。 ● 修理のご依頼 本書をもう一度お読みいただき、接続や設定などをご確 認のうえ、お買い上げの販売店またはヤマハ修理ご相談 センターまでご連絡ください。修理をご依頼いただくと きは、製品名、モデル名などとあわせて、製品の状態を できるだけ詳しくお知らせください。 ● 損害に対する責任 この製品(搭載プログラムを含む)のご使用により、お客 様に生じた損害(事業利益の損失、事業の中断、事業情報 の損失、そのほかの特別損失や逸失利益)については、当 社は一切その責任を負わないものとします。また、いか なる場合でも、当社が負担する損害賠償額は、お客様が お支払になったこの商品の代価相当額をもって、その上 限とします。 ● お客様ご相談窓口 アフターサービス以外で、製品に関するご質問・ご相談 は、お客様ご相談窓口までお問い合わせください。 お客様ご相談窓口: ヤマハプロオーディオ製品に対するお問合せ窓口 ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーションセンター  ナビダイヤル 0570-050-808 ※全国どこからでも市内通話料金でおかけいただけます。 PHS、IP電話は 03-5652-3618 電話受付=祝祭日を除く月∼金/11:00∼19:00  FAX 03-5652-3634  オンラインサポート http://jp. yamaha. com/support/ ◆営業窓口 (株)ヤマハミュージックジャパン PA営業部 〒103-0015  東京都中央区日本橋箱崎町41-12 KDX箱崎ビル1F ◆修理に関するお問い合わせ ヤマハ修理ご相談センター  ナビダイヤル (全国共通番号) 0570-012-808 ※全国どこからでも市内通話料金でおかけいただけます。 上記番号でつながらない場合は TEL 053-460-4830  受付時間  FAX 月曜日∼金曜日 9:00∼18:00、土曜日 9:00∼17:00 (祝日およびセンター指定休日を除く) 東日本(北海道/東北/関東/甲信越/東海) 西日本(沖縄/九州/中国/四国/近畿/北陸) 03-5762-2125 06-6465-0367 ◆修理品お持込み窓口 受付時間 月曜日∼金曜日 9:00∼17:45 (祝日および弊社休業日を除く) * お電話は、ヤマハ修理ご相談センターでお受けします。 東日本サービスセンター 西日本サービスセンター 〒143-0006 東京都大田区平和島2丁目1-1 京浜トラックターミナル内14号棟A-5F 〒554-0024 大阪市此花区島屋6丁目2-82 ユニバーサル・シティ和幸ビル9F FAX 03-5762-2125 FAX 06-6465-0374 *名称、住所、電話番号、営業時間、URLなどは変更になる場合があります。 232 ASPIRE V5-472 取扱説明書 出張修理 品 品 名 番 パワーアンプリファイアー XMV8280/XMV8140/ XMV8280-D/XMV8140-D 保 証 書 ※シリアル番号 保 証 期 間 ※お買上げ日 本 体 お買上げの日から1ケ年間 年   月   日 本書は、本書記載内容で無償修理を行う事をお約束するものです。 お買上げの日から左記期間中に故障が発生した場合は、本書をご提示 の上お買上げの販売店に修理をご依頼ください。 ご依頼の際は、購入を証明する書類(レシート、売買契約書、納品書 など)をあわせてご提示ください。 (詳細は下項をご覧ください) お 客 様 ご住所 お名前             様 電 話    (   ) ※ 販   売   店 店 名 所在地 電 話       (   ) 印 株式会社ヤマハミュージックジャパン PA営業部 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町41番12号 KDX箱崎ビル1F TEL. 03-5652-3850 ご販売店様へ ※印欄は必ずご記入ください。 保証規定 1. 4. 保証期間中、正常な使用状態(取扱説明書、本体貼付ラベルなどの注 意書に従った使用状態)で故障した場合には、無償修理を致します。 保証期間内に故障して無償修理をお受けになる場合は、お買上げの 販売店にご依頼のうえ、出張修理に際して本書をご提示ください。 ご贈答品、ご転居後の修理についてお買上げの販売店にご依頼でき ない場合には、※ヤマハ修理ご相談センターにお問合わせください。 保証期間内でも次の場合は有料となります。 (1) 本書のご提示がない場合。 (2) 本書にお買上げの年月日、お客様、お買上げの販売店の記入が ない場合、及び本書の字句を書き替えられた場合。 (3) 使用上の誤り、他の機器から受けた障害または不当な修理や改 造による故障及び損傷。 (4) お買上げ後の移動、輸送、落下などによる故障及び損傷。 (5) 火災、地震、風水害、落雷、その他の天災地変、公害、塩害、 異常電圧などによる故障及び損傷。 (6) 消耗部品の交換。 (7) 離島または離島に準ずる遠隔地へ出張修理を行なう場合の出張 に要する実費。 5. 6. この保証書は日本国内においてのみ有効です。 This warranty is valid only in Japan. この保証書は再発行致しかねますので大切に保管してください。 * この保証書は本書に示した期間、条件のもとにおいて無償修理をお約 束するものです。したがってこの保証書によってお客様の法律上の権 利を制限するものではありませんので、保証期間経過後の修理などに ついてご不明の場合は、お買上げの販売店、※ヤマハ修理ご相談セン ターにお問合わせください。 * ご記入いただきましたお客様のお名前、ご住所などの個人情報は、本 保証規定に基づく無料修理に関する場合のみ使用致します。取得した 個人情報は適切に管理し、法令に定める場合を除き、お客様の同意な く第三者に提供することはありません。 ※ ヤマハ株式会社の連絡窓口その他につきましては、本取扱説明書をご 参照ください。 ASPIRE V5-472 取扱説明書 233 Specifications General Specifications XMV8280 Output Power 1kHz, THD+N=1% (20 ms Burst) 4Ω 8Ω 4 Ω / DOUBLE POWER MODE 8 Ω / DOUBLE POWER MODE High Impedance 100V (RL=40Ω/XMV8280) (RL=80Ω/XMV8140) 70V (RL=20Ω/XMV8280) (RL=40Ω/XMV8140) Amplifier Type (Output Circuitry) THD+N 1kHz, half power, 4Ω All channel output 1kHz, half power, 100V, 70V All channel output Frequency Response 1W, 280W/8Ω, 20Hz–20kHz (XMV8280) 1W, 140W/8Ω, 20Hz–20kHz (XMV8140) 1W, 100V/70V, 20Hz–20kHz Crosstalk Residual Noise S/N Ratio Input Sensitivity Voltage Gain 100V 70V 280W (140W)/8Ω 560W (280W)/8Ω Load Protection Amplifier Protection Power switch on/off DC-fault Thermal Overcurrent Low load impedance Power Supply Protection Limiter Circuit Cooling Maximum Input Level Input Impedance Sampling Frequency A/D, D/A Converters Signal Processing Latency Analog input  [SPEAKERS] output [YDIF] input  [SPEAKERS] output (fs=48kHz) [YDIF] input  [SPEAKERS] output (fs=44. 1kHz) Dante [PRIMARY]/[SECONDARY] input  [SPEAKERS] output (fs=48kHz, Dante latency setup = 0. 25msec) Dante [PRIMARY]/[SECONDARY] input  [SPEAKERS] output (fs=44. 1kHz, Dante latency setup = 0. 25msec) 1. 08msec 1. 17msec Thermal Integrated power Clip limiting 38. 2dB 35. 2dB 31. 7dB 34. 7dB 1kHz, half power, 8Ω Att. max, input 150Ω shunt A-weighted 280W, 8Ω A-weighted 280W or 140W mode 38. 2dB 35. 2dB 28. 7dB 31. 7dB -60dB -65dBu 100dB +4 dBu (1. 23V) 38. 2dB 35. 2dB 31. 7dB 34. 7dB 38. 2dB 35. 2dB 28. 7dB 31. 7dB 0dB, ±1. 0dB 280W 280W 560W 560W 250W 250W XMV8140 140W 140W 280W 280W 125W 125W XMV8280-D 280W 280W 560W 560W 250W 250W XMV8140-D 140W 140W 280W 280W 125W 125W 100V, 120V, 230–240V 50Hz/60Hz Class D 0. 2% 0. 2% Mute the output Power supply shutdown Mute the output (heatsink temp. 90°C) (return automatically. ) Mute the output (return automatically. ) Mute the output (return automatically. ) Power supply shutdown (heatsink temp. [Para usuarios de negocios en la Unión Europea] Si usted desea deshacerse de equipamiento eléctrico y electrónico, por favor contacte a su vendedor o proveedor para mayor información. [Información sobre la Disposición en otros países fuera de la Unión Europea] Este símbolo sólo es válido en la Unión Europea. Si desea deshacerse de estos artículos, por favor contacte a sus autoridades locales y pregunte por el método correcto de disposición. (weee_eu_es_01) Informazioni per gli utenti sulla raccolta e lo smaltimento di vecchia attrezzatura Questo simbolo sui prodotti, sull’imballaggio e/o sui documenti che li accompagnano significa che i prodotti elettrici ed elettronici non dovrebbero essere mischiati con i rifiuti domestici generici. Per il trattamento, recupero e riciclaggio appropriati di vecchi prodotti, li porti, prego, ai punti di raccolta appropriati, in accordo con la Sua legislazione nazionale e le direttive 2002/96/CE. Smaltendo correttamente questi prodotti, Lei aiuterà a salvare risorse preziose e a prevenire alcuni potenziali effetti negativi sulla salute umana e l’ambiente, che altrimenti potrebbero sorgere dal trattamento improprio dei rifiuti. Per ulteriori informazioni sulla raccolta e il riciclaggio di vecchi prodotti, prego contatti la Sua amministrazione comunale locale, il Suo servizio di smaltimento dei rifiuti o il punto vendita dove Lei ha acquistato gli articoli. [Per utenti imprenditori dell’Unione europea] Se Lei desidera disfarsi di attrezzatura elettrica ed elettronica, prego contatti il Suo rivenditore o fornitore per ulteriori informazioni. [Informazioni sullo smaltimento negli altri Paesi al di fuori dell’Unione europea] Questo simbolo è valid0 solamente nell’Unione Europea. Se Lei desidera disfarsi di questi articoli, prego contatti le Sue autorità locali o il rivenditore e richieda la corretta modalità di smaltimento. (weee_eu_it_01) NEDERLAND / THE NETHERLANDS • Dit apparaat bevat een lithium batterij voor geheugen back-up. • This apparatus contains a lithium battery for memory back-up. • Raadpleeg uw leverancier over de verwijdering van de batterij op het moment dat u het apparaat ann het einde van de levensduur of gelieve dan contact op te nemen met de vertegenwoordiging van Yamaha in uw land. [. . . ] The Music House 147 Skiathou Street, 112-55 Athens, Greece Tel: 01-228 2160 Yamaha Music Europe GmbH Germany filial Scandinavia J. Wettergrensgata 1, Box 30053 S-400 43 Göteborg, Sweden Tel: +46 31 89 34 00 Yamaha Music Europe GmbH, Tyskland – filial Denmark Generatorvej 6A, DK-2730 Herlev, Denmark Tel: 44 92 49 00 Yamaha Music Europe GmbH Germany Norwegian Branch Grini Næringspark 1, N-1361 Østerås, Norway Tel: 67 16 78 00 Yamaha Music (Russia) LLC. 7, Kievskaya street, Moscow, 121059, Russia Tel: 495 626 5005 Yamaha Music Europe GmbH Siemensstraße 22-34, 25462 Rellingen, Germany Tel: +49-4101-3030 INDIA FRANCE CENTRAL & SOUTH AMERICA MEXICO Yamaha de México, S. A. San José Insurgentes, Delegación Benito Juárez, México, D. F. , C. P. [. . . ]

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