ユーザーズガイド APRILIA SCARABEO 250 09 2006

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マニュアル抽象的: マニュアル APRILIA SCARABEO 25009 2006

詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。

[. . . ] Galilei, 1 - 30033 Noale (VE) - Italy Tel. +39 - (0)41 58 29 111 Fax +39 - (0)41 58 29 190 www. aprilia. com エンジンを起動させる前に本マニュアル、 特に " 安全運転 " の章をよく読んでくださ い。 本人または他人の安全は、運転者本人が危 険に素早く対処出来る事だけでなく、運転 しているマシンを十分に把握しているこ とがとても大切で、マシンのベストコン ディションや安全運転の基礎をよく知っ ていることはとても重要です。路上を安 全、かつ適確に操作しながら走行するため に、車両に慣れるようにしてください。 2 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 重要 このマニュアルは車体構成の一部 分とみなされ、売却の際にも必要です。 aprilia は情報の正確さ、最新情報に最大 限の注意を払い、このマニュアルを作成し ました。最新情報と正確なデータに最大限 の注意を払いこのマニュアルを作成して いますが、デザインやモデル改良が常に行 われるため、購入された車両との多少の違 いが有る場合があります。 本マニュアルに記載されている情報に関 する詳細や疑問は最寄の aprilia 社オフィ シャルディーラーにお問い合わせくださ い。 このマニュアルでは詳しく記述していな い点検や修理、 aprilia オリジナル部品、 ア クセサリーパーツ、その他の製品の購入に 関してはもちろん、技術的アドバイスにつ いても aprilia オフィシャルディーラーに ご相談ください。 aprilia 社の製品をお選びいただき、まこ とにありがとうございます。 当社車両でお客様が快適なライディング ができるよう心がけております。 このマニュアルの電子記憶、複製、流用に 対しては、全面的・部分的に関わらず、ま たその媒体、国籍を問わず、当社が権利を 保有しています。 重要 使用する国によっては公害防止、 防 音規制のために定期的検査が行う必要が あります。 定期的検査が行われる国で車両をお使い の方は: 説明文中に出てくるシンボルは以下の意 味を示します: 50 2T 50 4T 100 4T 50cc 2 ストロークキャブレーターモ 50cc 4 ストロークモデル 100cc 4 ストロークモデル バ ー ジョ ン (Automatic Switch-on Device) -その国の規制に適応した部品と交換するた め aprilia 社オフィシャルディーラーま でお問い合わせください。 -定められた定期検査を行ってください。 B 自動ライトスイッチオンシステム搭載 J オプション Q ドラム式ブレーキ付きバージョン L 触媒バージョン 各国向け仕様: 重要 オフィシャルディーラーにスペア 部品を注文する際には部品識別コードラ ベルに記されているコードをお伝え下さ い。 紛失した際やコードが読み取れなくなっ た時のため、下にある表に識別コードを書 き写しておくことをお勧めします。 ラベルはフレームの左側ビームに付いて います。読み取るには、インスペクション カバーを外します。 53 ページ ( インスペク ションカバーの取り外し ) 参照。 + 4 > M ( $ A C ' ) / 6 & , 0 F オーストリア e ポルトガル フィンランド @ ?ベルギー R ドイツ # フランス g スペイン 1 ギリシャ K オランダ % スイス * デンマーク P 日本 2 シンガポール 3 イタリア イギリス ポーランド イスラエル 韓国 マレーシア チリ ベルムーダ アメリカ オーストラリア ブラジル 南アフリカ共和国 ニュージーランド カナダ クロアチア スロベニア トルコ 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 3 目次 安全に関するお知らせ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 テクニカルインフォメーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] 52 インスペクションカバーの取り外し . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 53 エキゾーストサイレンサーの取り外し . . . . . . . . . . . . . . . . 53 ステップの取り外し . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 54 スタンドの点検 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55 スイッチ類の点検 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55 アイドリングの調整 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55 スロットルコントロールの調整 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 56 スパークプラグ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57 バッテリー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 58 バッテリーを長期間使用しない時. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 59 ターミナルおよび電極の点検と清掃 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . A) 徐々にブ レーキをかけ、車両を停止させます。 ◆ 一時停止中は、フロントまたはリア、少 なくとも一方のブレーキをかけておき ます。 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 37 1 (((( (((( ( ((((((((( ((((((((((((((((((((((((((((((((((( ((((((((((((((((((((((((((((((((((( (( ( ( (( ((( ((((((((((((((((((((((((((((((((((( 2 パーキング ◆ キー (1) をイグニッションスイッチ (2) 転倒を防ぐため、平面で安定した場所に駐 車してください。 車体を壁などに立てかけたり、地面に寝か せたりしないでください。 車体の高熱を得ている部分が周囲の人々 や子供にとって危険にならないよう注意 してください。 エンジンがかかった状態や、イグニッショ ンスイッチにキーを挿し込んだ状態で放 置しないでください。 スタンドを使って停車している車両に乗 らないで下さい。 ◆ 車両を停止させます。 前項 ( 停車 ) 参照。 の位置まで回します。 の“” ◆ スタンドに車両を配置します。 38 ページ ( スタンドの立て方 ) 参照。 エンジンが止まった状態では自動保持シ ステムが作動しますので燃料コックを閉 める必要はありません。 鍵をイグニッションスイッチに入れたま まにしておかないで下さい。 ◆ ステアリングをロックし、 17 ページ ( ス テアリングロック ) 参照、キー (1) を抜 き取ります。 スタンドの立て方 38 ページ ( パーキング ) を注意して読んで 下さい。 センタースタンド ◆ 左側ハンドルバーグリップとリアグ リップ (1) を握ります。 ◆ スタンドレバー (2) を下ろします。 車体が安定しているか確認してください。 エンジンを止めた状態でイグニッション スイッチが “ ”の位置にあるとバッテ リーが放電する恐れかあります。 38 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 下の欄に必要事項を記入しておくと、盗難 車が発見された場合の所有者確認に役立 ちます。 姓: . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 住所: . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 盗難防止のために イグニッションスイッチにキーを挿し込 んだままにしないでください。常にステア リングロックをかけてください。 可能であれば、ガレージやガードマンのい る駐車場を利用しましょう。 aprilia 社のケーブル“Body-Guard”J ( オプショナル ) または、その他の盗難防止 装置を利用するのもよいかと思われます。 関係書類に手落ちがないか、また税金は納 入済みか確認してください。 電話番号: . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 重要 盗難後、 車両が発見された場合、 ほ とんどのケースは、この管理ブックによっ て所有者が判明しています。 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 39 メンテナンス 火災が起こる危険があります。 電気系構成要素には、燃料及びその他の引 火物を近づけないで下さい。 車両の維持管理やチェックを行う前には 必ずエンジンを切り、キーを抜き、エンジ ンと排気システムが冷えるのを待ちます。 平面の安定した場所で、備えの装備を使用 して、車両を持ち上げて行います。 作業を開始する前に作業場の換気を確認 してください。 火傷の危険がありますので、熱くなってい るエンジンや排気系統に触れないよう充 分注意してください。 車両の部品は有害物質です。どんな理由が あっても部品を口に含んだり、噛んだり、 飲み込んだりしないで下さい。 特に指示がない限り、パーツの取り付けは 取り外し作業の逆の手順で行なってくだ さい。 メンテナンスの際はゴム手袋の着用をお 薦めします。 通常の維持管理は、所有者自身で行う事が できますが、特別な装備を使用し、技術的 知識が必要とされるときもあります。 アシスタンスサービスや技術的アドバイ スが必要な場合は、お気軽に aprilia 社オ フィシャルディーラーにご相談ください。 適切で迅速なサービスをお約束します。 修理や定期点検整備の後には、路上での走 行テストを aprilia 社オフィシャルディー ラーに依頼されるようお薦めします。 維持管理作業を行った後は、個人的に、 “事 前チェック”を行ってください。 31 ページ ( 走行前の点検 ) 参照。 40 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 定期管理表 50 2T aprilia 社オフィシャルディーラーにて行 なう作業 ( ユーザーでも実施可能なもの ) 各部名称 " = 点検、清掃、調整、潤滑、必要な場合 は部品交換 # = 清掃 $ = 交換 % = 調整 部品 バッテリー / 電極の締め付け / 電解液レベル スパークプラグ キャブレター・アイドリング エアフィルター スロットル機能 ブレーキブロック機能 ライトシステム ストップライトスイッチ ブレーキオイル ミキサーオイル ヘッドライト調整・機能 スパークプラグキャップ リム / タイヤおよび空気圧 リアブレーキシューの摩耗 フロントブレーキパッドの摩耗 4000 km 慣らし運転終了 [500 km (2500 mi)、 (312 mi)] または 12ヶ月 ごと 8000 km (5000 mi)、 または 24ヶ月 ごと 重要 車両を雨の多い地方や埃の多い場 所で使用する場合は、維持管理の回数を増 やします。 " " % " " " " – – – – " " " # " " " " " 500 km (312 mi) ごと : " – $ – – – – – – – – – – " " 毎月 : " " " " 2000 km (1250 mi) ごと : " 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 41 aprilia 社オフィシャルディーラーで行う 作業 50 2T 各部名称 " = 点検、清掃、調整、潤滑、必要な場合 は部品交換 # = 清掃 $ = 交換 % = 調整 重要 車両を雨の多い地方や埃の多い場 所で使用する場合は、維持管理の回数を増 やします。 4000 km 8000 km 慣らし運転終了 [500 km (2500 mi)、 (5000 mi)、 (312 mi)] または 12ヶ月 または 24ヶ月 ごと ごと – – " リアショックアブソーバー " " – コントロール・トランスミッションケーブル – – 12000 km (7500 チャジャーのベルト mi) ごと : $ " " – ステアリングチューブベアリング、ステアリン グの遊び – " – ホイールベアリング " " – ブレーキディスク 伸縮タイ 12000 km (7500 mi) ごと : " " " – 総車体機能 " " – ブレーキシステム / ブレーキディスク – – " エレクトリックスターターレイシャフトの潤 滑 – " – リアブレーキカムシャフトの潤滑 ブレーキオイル 2 年ごと $ – " – サイレンサー / エキゾーストサイレンサー " " – ミキサー / スロットル機能 $ " 12000 km (7500 トランスミッションオイル mi) ごと : $ リアベルトローラーピン 12000 km (7500 mi) ごと : $ – " – フロントショックアブソーバーポンプ 可動 / 固定フロントベルトローラー 12000 km (7500 mi) ごと : $ – – $ フロントチャージャーガイド、ローラー " " – リム / タイヤおよび空気圧 " " – ナット、ボルト、ネジ類の締め付け " – – バッテリーターミナルボルトの締まり " " – ミキサーオイルリザーブ警告灯 – – # シリンダー・シリンダーヘッド 燃料パイプライン 4000 km (2500 mi) ごと : " / 4 年ごと : $ ブレーキシステムホースライン 4000 km (2500 mi) ごと : " / 4 年ごと : $ " " 2 年ごと: $ ミキサーオイルパイプライン – – " クラッチの摩耗 部品 42 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 定期管理表 50 4T 100 4T 部品 aprilia 社オフィシャルディーラーにて行 なう作業 ( ユーザーでも実施可能なもの ) 各部名称 " = 点検、清掃、調整、潤滑、必要な場合 は部品交換 # = 清掃 $ = 交換 % = 調整 スパークプラグ・電極間距離 アイドリング / 気化量の点検 エレクトリックシステムおよびバッテリー ストップライトスイッチ ブレーキオイル ( レベルチェック ) トランスミッションオイル エンジンオイル フロントブレーキパッドの摩耗 リム / タイヤおよび空気圧 ヘッドライト 4000 km 慣らし運転終了 [1000 km (2500 mi)、 (625 mi)] または 12ヶ月 ごと 8000 km (5000 mi)、 または 24ヶ月 ごと " % – % " – – " " " " – – – $ – " $ 重要 車両を雨の多い地方や埃の多い場 所で使用する場合は、維持管理の回数を増 やします。 初回交換は慣らし運転終了後 (1000 km)、その後は 4000 km (2500 mi) 走行ごと " " " " " – – – – 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 43 aprilia 社オフィシャルディーラーで行う 作業 50 4T 100 4T 各部名称 " = 点検、清掃、調整、潤滑、必要な場合 は部品交換 # = 清掃 $ = 交換 % = 調整 部品 慣らし運転終 了 [1000 km (625 mi)] – " " – – " " 4000 km 8000 km (2500 mi)、 (5000 mi)、 または 12ヶ月 または 24ヶ月 ごと ごと % " " " – " – – – – スロットルケーブル ( 調整 ) トランスミッションベルト ステアリングチューブベアリング、ステアリン グの遊び ホイールベアリング エアフィルター オイルフィルター ( メッシュ ) バルブクリアランス ブレーキシステム シリンダーファンシステム リアブレーキカムの潤滑 ブレーキオイル エンジンオイル トランスミッションオイル 走行およびブレーキシステムのテスト チャージャーローラー リム / タイヤおよび空気圧 ナット・ボルト・ネジ類の締め付け サスペンション ブレーキオイルのこぼれ 燃料ホース セカンダリーエアシステムボックス ( スポンジ ) 重要 車両を雨の多い地方や埃の多い場 所で使用する場合は、維持管理の回数を増 やします。 3000 km (1875 mi) ごと : $ # " 24000 km (15000 mi) ごと : " 24000 km (15000 mi) ごと : " – " – $ $ " – – " – " – 2 年ごと $ $ " " " " " – – " – $ – – $ – " – 4 年ごと: $ 12000 km (7500 mi)、または 24ヶ月ごと : # 44 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 1 車体識別データ フレームナンバーおよびエンジンナン バーをこのページに書き控えておくよう お薦めします。 フレームナンバーはスペアパーツをオー ダーする際に必要な場合があります。 フレームナンバー フレームナンバーは、車体中央のパイプに 印刷されています。読み取るにはカバー (1) を取り外す必要があります。 フレームナンバー __________________ エンジンナンバー エンジンナンバーは、リアショックアブ ソーバーの近くに印刷されています。 エンジンナンバー __________________ 重要 これらの認識番号を改ざんするこ とは重い刑事処罰および行政処罰の対象 になります。特にフレームナンバーを改ざ んした場合は保証対象外になります。 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 45 1 1 3 清掃 火災や爆発を防ぐために、フィルター部分 を洗う際にガソリンやその他 の可燃性溶媒を使用しないでください。 ◆ フィルター (3) を洗うには不可燃性、ま たは揮発性の高いものを使用し、その後 よく乾燥させてください。 ◆ 表面全てにフィルター用オイルを塗布 してください。 1 エアフィルター 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 エアーフィルターのチェックと掃除は、使 用状態にもよりますが、毎月または 3000 km (1875 mi) ごとに行わなければなりま せん。 車両を埃の激しい場所やぬれた場所で運 転する場合には、掃除や交換を頻繁に行わ なければなりません。 掃除の際はフィルターを車両から外さな ければなりません。 2 エアフィルターの取り外し ◆ 車両を床が安定していて平らな場所に センタースタンドを使用して停車しま す。 38 ページ ( スタンドの立て方 ) 参照。 ◆ 6 本のねじ (1) をゆるめて外します。 ◆ エアフィルターカバー (2) を外します。 ◆ フィルター (3) を抜き取ります。 46 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 6 4 5 3 フロントホイール フロントホイールの取り外し フロントホイールの取り外しおよび取り 付けは、経験のない人には困難な場合があ ります。 必要な場合は、aprilia 社オフィシャル ディーラーに連絡してください。 ご自分で行なう場合は以下の指示に従っ てください。 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 取り外しおよび取り付けの際は、ブレーキ パイプ、ディスク、パッド等に損傷を与え ないように注意してください。 2 ホイールシャフトのトルク: 50 Nm (5 kgm) ◆ フロントホイールを支えながらホイー ◆ 車両を床が安定していて平らな場所に センタースタンドを使用して停車しま す。 重要 適切な高さで基礎部分が 200 x 200 mm のサポートを用意してください。 ◆ 車体に傷がつかないように厚手の布を敷 ルシャフト (3) を手で抜き取ります。 ◆ ワッシャー (4) を回収します。 き、その上に車体を乗せます。台は、車体 を乗せた時に、前輪が自由に動くよう、高 すぎず、安定した程よい高さでなければ ならなりません。 車体が安定していることを確認してくだ さい。 ◆ ホイールを外した際にそのままの位置 をキープするため、適切な台 (1) をタイ ヤの下に置きます。 ◆ ホイールシャフトクランプのネジ (2) を 緩めます。 ◆ ホイールシャフト (3) を完全に緩めます。 ホイールを取り外してから、ブレーキレ バーを操作しないで下さい。キャリパーの ピストンの位置がずれて、ブレーキオイル の漏れにつながります。 このような場合にはに aprilia 社オフィ シャルディーラーご相談ください。適切な 整備を行ないます。 ◆ フロントホイールを前にずらし、ブレー キキャリパー (5) からディスクを抜き取 ります。 ◆ フロントホイールを完全に抜き取りま す。 ◆ スピードメータードライブ (6) を切り離 します。 Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 取り扱い+維持管理ブック 47 取り付け 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 ホイールの再取り付けの際は、ブレーキパ イプ、ディスク、パッド等に損傷を与えな いように注意してください。 フロントホイールの取り付けの際は以下 の手順に従ってください: ◆ ホイールシャフト (3) の全長にわたって、 薄くグリースを塗布します。75 ページ ( 指定油脂類表 ) 参照。 ◆ 保持台 (1) の上にホイールを乗せ、 両側の フォークレッグの間に差し込みます。 ◆ スピードメータードライブ (7) のつめ (8) をホイールハブのシートに配置します。 ケガをするおそれがありますので、指を 使って穴の位置決めをすることは避けて ください。 ◆ ホイールの中心をフォークの穴に一致 させます。 ◆ 以下の部品に汚れがないことを確かめ 7 4 て下さい: -タイヤ -ホイール -ブレーキディスク 2 3 8 ◆ 気を付けながらブレーキキャリパーに ディスクを挿入して、ホイールをフォー クレッグ間に差し込みます。 ◆ スピードメータードライブ (7) と右 フォークレッグ間にワッシャー (4) を取 り付けます。 ◆ ホイールシャフト (3) を完全に挿入し、 手 で締め付けます。 ◆ ホイールシャフト (3) を完全に締め付け ます。 ホイールシャフトのトルク: 50 Nm (5 kgm) ◆ フロントブレーキレバーを引いた状態 ホイールの取り付け後は、フロントブレー キレバーを繰り返し引いてみてブレーキ 系統が正しく動作することを確認してく ださい。 ホイールのセンタリングをチェックして ください。 ライダー自身も含めた重大な人身事故に つながる危険があるので、各部の締め付け トルク、ホイールのセンタリング、ホイー ルバランスの点検は aprilia 社オフィシャ ルディーラーにご依頼ください。 で、繰り返しハンドルバーを押し下げて フロントフォークを押し込んでみます。 これによりフォークレッグが正しく セットされます。 ◆ ホイールシャフトクランプのネジ (2) を 締め付けます。 ホイールシャフトスクリューのトルク: 12 Nm (1. 2 kgm) 48 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T リアホイール フロントホイールの取り外し リアホイールの取り外しや取り付けは、経 験のない人には複雑で難しい作業かも知 れません。 必要な場合は、 aprilia 社オフィ シャルディーラーに連絡してください。 ご自分で行なう場合は以下の指示に従っ てください。 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 火傷の危険がありますので、以下の作業は エンジンおよびサイレンサーが常温に 戻ってから行なってください。 ◆ 車両を床が安定していて平らな場所に センタースタンドを使用して停車しま す。 ◆ エキゾーストサイレンサーを取り外し ます、 53 ページ ( エキゾーストサイレン サーの取り外し ) 参照。 ◆ カバー (1) を外します。 50 4T 100 4T 4 3 2 1 5 重要 ホイールナット (2) を外すには、ホ イールの回転をブロックしなければなり ません。 重要 aprilia オリジナルパーツのみを使 用してください。 かチェックしてください: ◆ 取り付け後、以下の部品が汚れていない ◆ 紙片 (4) とプラスチックのバンド (5) を使 いリアブレーキレバー (3) を一杯に引い た状態を保ちます。 ◆ ワッシャーを回収し、 ホイールナット (2) を緩めて外します。 -タイヤ -ホイール 重要 取り付ける際、( 特製 ) ホイール ナットを新品と交換します。 ホイールナット締め付けトルク (2): 110 Nm (11 kgm). ◆ リアブレーキレバーを放します。 ◆ 100 4T スプラッシュガードを緩めます。 ◆ ホイールを抜き取ります。 ホイールの取り付け後は、リアブレーキペ ダルを繰り返し操作し、ブレーキ系統が正 しく動作することを確認してください。 ホイールのセンタリングをチェックして ください。 ライダー自身も含めた重大な人身事故に つながる危険があるので、各部の締め付け トルク、ホイールのセンタリング、ホイー ルバランスの点検は aprilia 社オフィシャ ルディーラーにご依頼ください。 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 49 1 ブレーキパッドの摩耗を簡単に点検する には: ◆ 車両を床が安定していて平らな場所に センタースタンドを使用して停車しま す。 ◆ ブレーキキャリパーカバー (1) を外しま す。 ◆ ディスクブレーキとパッドの間を目で 確かめます。 パッドの消耗が進むと、パッドを支えてい る金属部分がディスクに触れ、金属音、 キャリパーから火花が出て、ブレーキ効 果、安全性を保てなくなります。 ◆ パッドの厚さが(1個だけでも) 1. 5 mmま で摩耗していたら、すぐに両方取りかえ てください。 交換は aprilia 社オフィシャルディーラー に依頼してください。 ブレーキパッドの摩耗の点検 25 ページ ( ブレーキオイル - 注意事項 )、 26 ページ ( ディスクブレーキ )、 40 ページ ( メンテナンス ) を参照。 最初の 500 km (312 mi) 走行後にブレーキ パッドの磨耗状態をチェックし、その後は 2000 km (1250 mi) ごとにチェックしてく ださい。 ブレーキパッドの摩耗は使用状況、運転の 仕方、道路状態などによって変わります。 汚れた路面、または濡れた路面を走行した 場合、摩耗が激しくなります。 走行前には毎回、必ずブレーキパッドの摩 耗を点検してください。 ブレーキシューの摩耗の点検 27 ページ ( ドラム式リアブレーキ ) および 40 ページ ( メンテナンス ) を参照。 最初の 1000 km (625 mi) 走行後にブレーキ シューの磨耗状態をチェックし、その後は 4000 km (2500 mi) ごとにチェックしてく ださい。 リアブレーキシューの摩耗状態を点検し ます。 ◆ リアホイールを取り外します。 49 ページ ( リアホイール ) 参照。 ◆ この時点で摩耗部品の点検を行う事が 出来ます。 シューは 1 mm 以下になって はいけません。 摩耗限度の場合、機能に異常がある場 合、損傷している場合は、aprilia 社オ フィシャルディーラーに交換を依頼し てください。 50 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T フロント・リアサスペンションの点検 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 フロント・リアサスペンションの全ての部 品がしっかり締め付けられているか、正常 に 機 能 し て い る か を、ま ず は 最 初 の 1 0 0 0 k m ( 6 2 5 m i ) 走行後、その後は 4000 km (2500 mi) 走行ごとに点検します。 機能が正常に働かない場合や、特殊技術者 のチェックが必要な場合は、aprilia 社オ フィシャルディーラーに連絡してくださ い。 ステアリングの点検 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 ステアリングの遊びがあるかを時々調べ てください。 この作業を行うには: ◆ 車両を床が安定していて平らな場所に センタースタンドを使用して停車しま す。 ◆ 車体に傷がつかないように厚手の布を 敷き、その上に車体を乗せます。台は、車 体を乗せた時に、前輪が自由に動くよう 、高すぎず、安定した程よい高さでなけ ればならなりません。 ◆ 前進方向にフォークを振ります。 重要 あまりフォークを強く振りすぎる と、スタンドが動き、正確に遊びを測れな い可能性があります。 前項の作業を数回繰り返してください。 フィシャルディーラーに連絡し、コン ディションを戻してもらって下さい。 重要 適切な高さで基礎部分が 200 x 200 mm のサポートを用意してください。 ◆ 過度の遊びがある場合は、aprilia 社オ 車体が安定していることを確認してくだ さい。 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 51 2 1 2 4 3 1 エンジン支点軸のコントロール 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 定期的にエンジンシャフトブッシュとエ ンジンシャフト間に遊びがないか調べる 必要があります。 この作業を行うには: ◆ 車両を床が安定していて平らな場所に センタースタンドを使用して停車しま す。 ◆ ホイールを前進方向に対して斜めに振 ります。 ◆ 過度の遊びがある場合は、aprilia 社オ フィシャルディーラーに連絡し、コン ディションに戻してもらって下さい。 リアビューミラーの取り外し 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 ◆ 車両を床が安定していて平らな場所に センタースタンドを使用して停車しま す。 ◆ 保護ラバー (1) を持ち上げます。 リアビュミラー (2) が落ちないようにしっ かり支えてください。 ◆ ネジ (3) は固定したまま、 ナット (4) を完 全に緩めます。 ◆ リアビューミラー (2) を取り外します。 1 フロントハンドルバーカバーの取り外し 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 ◆ 車両を床が安定していて平らな場所に センタースタンドを使用して停車しま す。 ◆ 矢印で記してある 2 本のねじ (1) をゆるめ て外します。 ◆ 2 本のねじ (2) をゆるめて外します。 つめ (4) のシート (3) を傷つけないように 気をつけて作業を行ってください。 ◆ ★ スモールマイナスドライバーを使用 し、フロントハンドルバーカバー (5) 内部にあるつめ (4) を持ち上げます。 ◆ ★ 同じ作業をハンドルバーカバー下部で も行います。 52 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 5 7 6 4 3 1 3 プラスチック部品や塗装部品は、掻き傷を つけたり割ったりしないよう慎重に扱っ てください。 ◆ つめを折らないように気を付けながら、 フロントハンドルバーカバー (5) を取り 外します。 インスペクションカバーの取り外し 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 塗装部品は、掻き傷をつけたり割ったりし ないよう慎重に扱ってください。 ◆ 車両を床が安定していて平らな場所に センタースタンドを使用して停車しま す。 ◆ ★ ネジ (6) をゆるめて取り外します。 ◆ インスペクションカバー (7) を取り外し ます。 エキゾーストサイレンサーの取り外し 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 ◆ 車両を床が安定していて平らな場所に センタースタンドを使用して停車しま す。 火傷の危険がありますので、以下の作業は エンジンおよびサイレンサーが常温に 戻ってから行なってください。 重要 取り付ける際には、 つめが所定の場 所にしっかり入っているかを確認してく ださい。 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 53 3 フレームに 2 本のフロントスクリューでつ ながっているロアガードを無理やり抜き 取らないで下さい。 重要 1 2 ◆ インスペクションカバーを取り外しま 2 取り付ける際、まず中央の 2 つの つめ、それからサイドのつめの順で差し込 みます。 3 本のネジ (2) を挿入する際、ステップの 穴とネジ用マウントのアライメントを目 視点検します。 1 す。 53 ページ ( インスペクションカバー の取り外し ) 参照。 ◆ エンジンにサイレンサーを固定してい る 2 本のネジ (1) を緩めて外します。 ネジ締め付けトルク (1): 25 Nm (2. 5 kgm) ◆ 2 つのナット (2) をゆるめて外します。 ナット締め付けトルク (2): 12 Nm (1. 2 kgm) ◆ エキゾーストサイレンサー (3) を取り外 ステップの取り外し 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 ◆ インスペクションカバーを取り外しま す。 53 ページ ( インスペクションカバー の取り外し ) 参照。 ◆ ★ 2 本のねじ (1) をゆるめて外します。 ◆ ★ ステップ下部にある 3 本のネジ (2) をゆ るめて外します。 取り扱いには、十分注意してください。 突起部を傷つけないように注意してくだ さい。 ◆ ステップ (3) 後部をゆっくり持ち上げ、 イ ンナーガードベースから抜き取ります。 します。 重要 取り付ける際、エキゾーストマニ ホールドおよびサイレンサー間のシール を新品と交換します。 54 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 3 4 1 2 スタンドの点検 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 スタンド (1) はひっかかりなどがなくス ムーズに動かなければなりません。 以下の点検を行なってください: ◆ スプリング (2) に損傷、 摩耗、 錆び、 劣化 などがないか点検します。 ◆ スタンドを上げるときにスムーズであ ることを確認します。必要であれば、接 続部分を潤滑してください 75 ページ ( 指 定油脂類表 ) 参照。  スイッチ類の点検 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 この車両には次の 2 つのスイッチが付いて います: -リアブレーキコントロールレバー (3) 上の ストップライト・スイッチ -フロントブレーキコントロールレバー (4) 上のストップライト・スイッチ アイドリングの調整 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 アイドリングの調整は、最初の 500 km (312 mi) 後、その後は異常があるたびに 行ってください。 この作業を行うには; ◆ エンジン温度が通常の走行時温度にな るまで何キロか走行してから、エンジン を停止します。 ◆ インスペクションカバーを取り外しま す。 53 ページ ( インスペクションカバー の取り外し ) 参照。 ◆ エレクトロニックタコメーターを スパークプラグのケーブルにつなぎま す。 作業を開始する前に作業場の換気を確認 してください。 ◆ エンジンを作動させます。 エンジンアイドリングは約 1800 ± 100 rpm でなければいけません。この時、後輪 は回転しません。 スイッチで作業をするには: ◆ フロントハンドルバーカバーを取り外 します。52 ページ ( フロントハンドル バーカバーの取り外し ) 参照。 以下の点検を定期的に行なってください: ◆ スイッチに汚れや泥が付着していないか 点検します。ピンが干渉なしに動き、自 動的に出発点に戻ることを確認します。 ◆ ケーブルが正しく接続されているか確 認してください。 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 55 50 4T 100 4T 1 遊びを調整した後は、ハンドルをどの角度 に回してもアイドリング回転数が常に一 定であること、また、スロットルグリップ は手を離すとスムーズに定位置に戻るこ とを確認してください。 1 2 50 2T 4 3 必要であれば: ◆ キャブレーター上にあるアジャスター (1) を調整します。 締めると ( 時計回り ) 回転数が増えます。 緩めると ( 反時計回り ) 回転数が減ります。 ◆ 調整終了後、エンジンアイドリングが一 定か、スロットルグリップを回した後、 スムーズに元の位置に戻るかを確かめ てください。 重要 キャブレーターの調整レベルが変 わりますので、エアー調整ネジは触らない で下さい。 必要な場合は、aprilia 社オフィシャル ディーラーに連絡してください。 スロットルコントロールの調整 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 スロットルコントロールの遊びはハンド ル上約 2 ~ 3 mm 間でなければなりません。 遊びの調整には: ◆ 車両を床が安定していて平らな場所に センタースタンドを使用して停車しま す。 ◆ 保護ラバー (2) をずらします。 ◆ ナット (3) を緩めます。 ◆ スロットルコントロールケーブル先端 にあるアジャスター (4) で調整します。 調整が終わったら: ◆ ナット (3) を締め、アジャスター (4) を ロックし、 保護部品 (2) を取り付けます。 56 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 50 2T 1 50 4T 100 4T 1 スパークプラグ 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 50 2T スパークプラグの取り外しと清掃: ◆ スパークプラグキャップ (1) を取り外し ◆ 電極間の距離を測ります。 スパークプラグは最初の 500 km (312 mi) 走 行後に点検し、その後は 4000 km (2500 mi) 走行ごとに交換してください。 50 4T 100 4T スパークプラグは 8000 km (5000 mi) 走行 ごとに点検し交換します。 それ以外にも定期的にスパークプラグを 取り外して付着したカーボンなどを取り 除き、必要な場合は交換してください。 スパークプラグを取り扱うには : ◆ インスペクションカバーを取り外しま す。 53 ページ ( インスペクションカバー の取り外し ) 参照。 ます。 ◆ 汚れをスパークプラグからよく取り除 き、ツールキットにあるスパナーを利用 して、汚れが入らないように注意しなが ら、スパークプラグを緩めて抜き取りま す。 ◆ 電極と中央の陶器部分にカーボンなど の汚れがついてないかよく確認し、必要 の場合は、スパークプラグ専用クリー ナーや鉄線、金属ブラシなどを使用して きれいにします。 ◆ エンジンに埃を入れないために、空気を 強く吹き付けて埃を取り除きます。 もし絶縁部にひび割れ、電極の腐蝕、埃 の蓄積がある場合は交換が必要です。 距離は、 0. 5 – 0. 6 mm でなければなりま せん。それ以外の場合は、電極を慎重に 曲げて、この距離内に戻します。 ◆ ワッシャーの状態も点検してください。 ワッシャーを取り付け、ネジ山をいため ないよう慎重にスパークプラグを手で ねじ込んでください。 ◆ 最後に、 ツールキットにあるレンチで1/2 回転させワッシャーを押さえつけます。 スパークプラグ締め付けトルク : 20 Nm (2 kgm) 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 57 50 2T スパークプラグがしっかり締められていな いと、エンジンがオーバーヒートして重大 な損傷を受けることがあります。 必ず推奨スパークプラグのみを使用してく ださい。72 ページ ( テクニカルデータ ) 参 照。それ以外のスパークプラグではエンジ ンの性能が損なわれたり寿命が短くなった りします。 ◆ スパークプラグキャップ (1) を取り付け ます。 ◆ インスペクションカバーを取り付けま す。 53 ページ ( インスペクションカバー の取り外し ) 参照。 最初の 500 km (312 mi) 走行 後と、その後 は、 4000 km (2500 mi) または 12ヶ月 ごと に電解液のレベルと電極の締め付けを点 検します。 50 4T 100 4T 最初の 1000km (625 mi) 走行後と、その後 は、 4000 km (2500 mi) または 12ヶ月 ごと に電解液のレベルと電極の締め付けを点 検します。 バッテリー 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 火災が起こる危険があります。 電気系構成要素には、燃料及びその他の引 火物を近づけないで下さい。 バッテリーケーブルの極を決して逆にし ないでください。 部品を損傷する危険がありますので、バッ テリーの取り付け及び取り外しは、イグ ニッションスイッチを “” の位置にして 行ってください。 バッテリーケーブルを接続するときは (+) を先に、( - ) を後に接続します。 ケーブルを外すときは逆の順序で外しま す。 バッテリーの電解液は、有害かつ腐食性で 硫酸を含んでいるため、皮膚に接触すると 火傷する可能性があります。作業時は防護 服を着用し、顔や目もプロテクターを使用 してください。 皮膚に電解液がついた時は、大量の水で洗 い流してください。 目に電解液が入った時は、大量の水で最低 15 分間洗い続け、 直ちに、 眼科医に見せて ください。 飲み込んでしまった場合には、大量の水か 牛乳を飲み、それから、酸化マグネシア液 か植物性オイルを飲み、直ちに医者に見せ てください。 バッテリーは爆発性ガスを生ずるので、火 花、タバコなど加熱物は遠ざけてくださ い。 58 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T バッテリー充電中や使用中は周囲の換気 に注意し、充電中に発生するガスを吸わな いように気をつけてください。 子供の手の届かない場所に保管してくだ さい。 車両を傾け過ぎ、バッテリー電解液をこぼ さないように注意してください。 バッテリー液は腐食性です。 特にプラスチック部分に塗ったり、流した りしないよう気を付けてください。 50 2T 1 50 4T 100 4T 2 重要 アシスタンスサービスや技術的ア ド バ イ ス が 必 要 な 場 合 は、お 気 軽 に aprilia 社オフィシャルディーラーにご相 談ください。適切で迅速なサービスを提供 します。 バッテリーを長期間使用しない時 バッテリーを 15 日間以上使用していない 場合、硫化を防ぐために、充電が必要です。 61 ページ ( バッテリーの充電 ) 参照。 特に冬期や長期間使用しない場合には、 バッテリーの劣化を防ぐため定期的に ( 毎 月 1 回程度 ) バッテリーの充電状態を点検 し充電してください。 ◆ 通常のバッテリーチャージャーを使用 して完全に充電します。 61 ページ ( バッ テリーの充電 ) 参照。  車両に搭載したままの場合は、バッテリー ケーブルを電極から外してください。 ターミナルおよび電極の点検と清掃 58 ページ ( バッテリー ) を注意して読んで 下さい。 ◆ バッテリーで作業を行うには、 60 ページ ( バッテリーの取り扱い ) して下さい。 ◆ バッテリーケーブルのターミナル (1) お よびバッテリーの電極 (2) について次の 点を確認してください: -損傷などがなく良い状態であること ( また、 錆や付着物がないこと )。 -特製グリースまたはワセリンで保護されて いること。 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 59 50 4T 100 4T 50 2T 2 1 3 必要であれば: ◆ イグニッションスイッチが "" の位置 になっていることを確認します。 ◆ ケーブルはマイナスケーブル (-)、 プラス ケーブル ( 赤 )(+) の順にバッテリーから 取り外します。 ◆ 金属製のブラシを使用して腐食部分を 全て取り除きます。 ◆ ケーブルはプラスケーブル ( 赤 )(+)、 マイ ナスケーブル (-)、 の順にバッテリーにつ なげます。 ◆ ターミナルおよび電極に特製グリース またはワセリンを塗布します。 ◆ バッテリーを取り付けます。61 ページ ( バッテリーの取り付け ) 参照。 バッテリーの取り外し 58 ページ ( バッテリー ) を注意して読んで 下さい。 バッテリーの取り扱い ◆ イグニッションスイッチが "" の位置 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ になっていることを確認します。 50 4T 100 4T シートを持ち上げます。18 ページ ( シートロックの掛け方 • 外し方 ) 参照。 50 4T 100 4T バッテリーカバー (1) を外し ます。 50 2T インスペクションカバーを取り外 します。 53 ページ ( インスペクションカ バーの取り外し ) 参照。 50 2T ネジ (2) を取り外します。 50 2T ヒューズホルダーフレーム (3) を前 方に回します。 完全な取り外し ◆ マイナス (-)、 プラス ( 赤 )(+) の順にケーブ ルを切り離します。 ◆ ブリーザーパイプを切り離します。 ◆ バッテリーを取り外し、平面かつ涼し く、湿気の少ない場所に置きます。 取り出したバッテリーは安全で子供の手 の届かない場所に保管してください。 バッテリーにはケーブルがつながってい ます。取り外しの際にケーブルを引っ張ら ないで下さい。 60 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 50 4T 100 4T MAX 補充終了後はキャップを元の位置に配置 します。 ◆ キャップを取り付けます。 バッテリーの充電 58 ページ ( バッテリー ) を注意して読んで 下さい。 ◆ バッテリーを取り外します。60 ページ MIN ( バッテリーの取り外し ) 参照。 ◆ 適切なバッテリーチャージャーを用意 バッテリ-電解液レベルのチェック 58 ページ ( バッテリー ) を注意して読んで 下さい。 ◆ バッテリーを取り外します。60 ページ ( バッテリーの取り外し ) 参照。 ◆ 液体のレベルが、バッテリーの側面にあ る“MIN”と“MAX”間にあることを確 認します。 そうでない場合は: ◆ それぞれのキャップを緩め、取り外しま す。 電解液の補給には、必ず蒸留水を使用し、 “MAX”のマークを超えないように注意 します。 ◆ 蒸留水を加えレベルを調整します。 します。 ◆ それぞれのキャップを緩め、取り外しま す。 ◆ バッテリ-電解液レベルをチェックし ます。 61 ページ ( バッテリ-電解液レベ ルのチェック ) 参照。  ◆ バッテリーを充電器に接続します。 重要 アンペア数が1/10Aのチャージャー を使用します。 バッテリーの取り付け 58 ページ ( バッテリー ) を注意して読んで 下さい。 ◆ イグニッションスイッチが "" の位置 になっていることを確認します。 ◆ バッテリーを元の場所に戻します。 ◆ バッテリーブリーザーパイプをつなげ ます。 硫酸の蒸気を避け、 電気システム、 塗装部、 ゴム製部品などを腐食させないために、 バッテリー息継ぎパイプを必ず接続する。 バッテリー内の圧力が上がり損傷の危険 がありますので、ブリーザーパイプを押し つぶさないよう気を付けて接続してくだ さい。 ◆ プラス ( 赤 )(+)、 マイナス (-) の順にケーブ ルをつなぎます。 ◆ ターミナルおよび電極に特製グリース またはワセリンを塗布します。 Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T ◆ 充電器を ON にします。 ◆ 充電終了後、もう一度電解液レベルを調 べ、必要な場合は、蒸留水を補給します。 ◆ キャップを取り付けます。 充電後もしばらくの間ガスが発生し続け ますので、バッテリーは充電器から取り外 した後 5 ~ 10 分程度待ってから取り付け てください。 取り扱い+維持管理ブック 61 50 2T ケーブルを取り付ける際、つぶれないよう に気をつけて配線します。 マイナスケーブル (–) はバッテリーとケー ス間に配置し、プラスケーブル (+) に重な らないようにします。 ◆ バッテリーケース内にバッテリーを押 し入れます。 ◆ 50 4T 100 4T バッテリーカバー (1) を取り 付けます。 ◆ 50 4T 100 4T シートを下げます。18 ペー ジ ( シートロックの掛け方 • 外し方 ) 参照。 ◆ 50 2T ヒューズホルダーフレーム (3) を配 置します。 ◆ 50 2T ネジ (2) を締め付けます。 ◆ 50 2T インスペクションカバーを取り付 けます。 53 ページ ( インスペクションカ バーの取り外し ) 参照。 1 3 ヒューズの交換 40 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 欠陥のあるヒューズを修理して使わない で下さい。 規格に合ったヒューズ以外は決して使わ ないでください。 ショートした場合には電気系統に損傷を 与えるだけでなく火災の危険もあります。 電気システムに異常がある、またはエンジ ンの始動ができないなどの場合は、ヒュー ズ (1) をチェックする必要があります。 点検は以下の手順でおこないます: ◆ 思いがけないショートを避けるため、イ グニッションスイッチを“”の位置に 回します。 ◆ インスペクションカバーを取り外しま す。60 ページ ( バッテリーの取り扱い ) 参照。 ◆ ヒューズ (1) を取り出し、フィラメント (2) が切れていないか点検します。 ◆ 可能であれば、交換する前にヒューズが 切れた原因を発見してください。 ◆ 損傷したヒューズを付属のスペア (3) ヒューズまたは同じアンペアのヒュー ズと交換します。 重要 ヒューズかよく切れる場合は、回路 がショートしているか、オーバーヒートし ている可能性があります。 この場合は aprilia 社オフィシャルディーラーに相談 してください。 62 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 50 4T 100 4T 3 1 1 ヘッドライトの光軸垂直調整 ヘッドライト光軸の調整方法: ◆ 車両を床が安定していて平らな場所に センタースタンドを使用して停車しま す。 ◆ ねじ (1) を調整するにはドライバーを使 います。 締める ( 時計回り ) と光軸が上向きにな ります。 緩める ( 反時計回り ) と光軸が下向きに なります。 重要 スペアヒューズ (3) を使用した場合 は、同じタイプの物を補充してください。 す。 53 ページ ( インスペクションカバー の取り外し ) 参照。 ヒューズの配置 ヒューズ 15 A (1) - バッテリーから: スターターモーター ヒューズ 7. 5 A - バッテリーから: 別の電源供給ラインを持つライトシステ ム以外の全ての電装系 重要 ◆ インスペクションカバーを取り付けま 車体を使用する国の現行の法規定 に従って、ヘッドライト調整には特定の作 業を行って下さい。 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 63 電球 41 ページ ( 定期管理表 ) を注意して読んで 下さい。 火災が起こる危険があります。 電気系構成要素には、燃料及びその他の引 火物を近づけないで下さい。 電球を交換する前にイグニッションス イッチが "" の位置に来ていることを確 認し、数分間待って電球を冷まします。 また、きれいな手袋をはめるか、きれいな 乾いた布で電球を持つようにしてくださ い。 電球の過熱や破裂の原因となりますので、 電球を指紋などで汚さないでください。 損傷を避けるために、電球を素手で触った 場合には、アルコールを使い指紋などの汚 れをふき取ってください。 配線ケーブルを引っ張らないよう注意し てください。 1 100 4T 2 ヘッドライト電球の交換 64 ページ ( 電球 ) を注意して読んで下さい。 ヘッドライトには以下の電球が取り付け られます。 -ハイ / ロービーム用電球 1 個 (1); - 100 4T パーキングライト用電球 1 個 (2) ハイ / ロービーム電球 ◆ ソケット (3) を反時計回りに回し、 シート から取り外します。 ◆ ハイ / ロービーム電球 (1) を押しながら ゆっくり反時計回りに回して外し、同じ タイプの物と交換します。 パーキングライト電球の交換 100 4T 交換の手順 : ◆ フロントハンドルバーカバーを取り外 します。52 ページ ( フロントハンドル バーカバーの取り外し ) 参照。 電球のソケットを取り出す際に配線ケー ブルを引っ張らないよう注意してくださ い。 ◆ パーキングライトのソケット (4) を抜き 取ります。 ◆ 電球 (2) を外し、 同じ種類の電球と交換し ます。 64 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 50 4T 100 4T 50 2T 5 3 1 4 2 フロント・リアターンインジケーター電 球の交換 64 ページ ( 電球 ) を注意して読んで下さい。 ◆ スタンドに車両を配置します。 ◆ ネジ (1) をゆるめて取り外します。 6 6 7 6 7 6 ◆ ターンインジケーターランプ電球 (4) を 軽く押し込んで反時計回りに回します。 ◆ 電球 (4) を抜き取ります。 テールランプ電球の交換 64 ページ ( 電球 ) を注意して読んで下さい。 ◆ スタンドに車両を配置します。 ◆ 2 本のネジ (6) を回して取り外します。 重要 重要 保護カバーを取り外す際は、 はめ合 せ用の突起部を損傷しないよう注意して ください。 電球の 2 本のガイドピンをソケッ トのガイドに合わせながら、電球を正しく 挿入してください。 ◆ 新品の同じタイプの物を正しく取り付 重要 けます。 保護カバーを取り外す際は、 はめ合 せ用の突起部を損傷しないよう注意して ください。 ◆ 保護カバー (2) を取り外します。 ◆ 黄橙色 (3) のレンズを取り外します。 重要 重要 再取り付けの際はカバーがスロッ トに正しく取り付けられていることを確 認します。 また、保護カバーを損傷しないよう、ネジ (1) は強く締め過ぎないでください。 ソケット (5) が外れてしまった場合 は、もう一度正確にねじとソケットがかみ 合うようにしてはめ込みます。 ◆ カバー (7) を取り外します。 ◆ 電球を軽く押し、反時計回りに回しま す。 ◆ ターンインジケーターランプ電球を抜 き取ります。 重要 電球の 2 本のガイドピンをソケッ トのガイドに合わせながら、電球を正しく 挿入してください。 ◆ 新品の同じタイプの物を正しく取り付 けます。 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 65 重要 再取り付けの際はカバーがスロッ トに正しく取り付けられていることを確 認します。 また、カバーを損傷しないよう、ネジ (6) は強く締め過ぎないでください。 50 4T 100 4T 50 4T 100 4T 5 1 1 2 ◆ 4 3 リアターンインジケーター電球の交換 64 ページ ( 電球 ) を注意して読んで下さい。 ◆ スタンドに車両を配置します。 ◆ 50 4T 100 4T 2 本のねじ (1) をゆるめて外 します。 ◆ 50 2T ネジ (1) をゆるめて取り外します。 50 4T 100 4T 黄橙色 (3) のレンズをゆっく り押し、反時計回りに回して外します。 重要 50 4T 100 4T 黄橙色 (3) のレンズを 取り外す際、つめを折らないよう気をつけ てください。 ◆ ターンインジケーターランプ電球 (4) を 重要 保護カバーを取り外す際は、 はめ合 せ用の突起部を損傷しないよう注意して ください。 再取り付けの際はカバーがスロッ トに正しく取り付けられていることを確 認します。 軽く押し込んで反時計回りに回します。 ◆ 電球 (4) を抜き取ります。 重要 ◆ 保護カバー (2) を取り外します。 重要 電球の 2 本のガイドピンをソケッ トのガイドに合わせながら、電球を正しく 挿入してください。 ◆ 新品の同じタイプの物を正しく取り付 けます。 66 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 50 2T 2 50 2T 60 70 40 30 mph km/h 80 50 1 2 4/4 40 1/2 R 30 20 10 0 50 90 aprilia 20 10 0 0 0 0 0 0 Km 60 4/4 40 50 30 70 40 80 50 90 mph km/h aprilia 1 5 50 4T 100 4T 1/2 R 30 20 10 0 20 10 0 0 0 0 0 0 Km 重要 ソケット (5) が外れてしまった場合 は、もう一度正確にねじとソケットがかみ 合うようにしてはめ込みます。 ナンバープレートランプ用電球の交換 ( 指定された国のみ ) 64 ページ ( 電球 ) を注意して読んで下さい。 交換の手順 : ◆ ネジ (2) をゆるめて取り外します。 ◆ ラバーソケット (1) を外します。 ◆ 電球を抜き取ります。 ◆ 新しい電球を取り外しと逆の手順で取 り付けます。 ソケットを外す時に、ケーブルを引っ張ら ないように注意してください。 インストルメントパネルライトの電球の 交換 64 ページ ( 電球 ) を注意して読んで下さい。 インストルメントパネルには: -警告ランプ電球 -インストルメントパネルライト電球 交換の手順 : ◆ フロントハンドルバーカバーを取り外 します。52 ページ ( フロントハンドル バーカバーの取り外し ) 参照。 重要 ソケット (1) を取り付ける際には、 元の位置に正しく取り付けます。 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 67 インストルメントパネルライト電球 輸送の際の注意事項 4 5 取り付ける際の入れ間違いを避けるため、 ソケットは一つずつ取り出してください。 ◆ インストルメントパネルの光が落ちて いる部分の電球を抜き取ります。 ポジション 4 ライティングゾーン 右上部 左上部 (*) 右下部 6 警告ランプ電球 5 6 重要 取り付ける際の入れ間違いを避け るため、ソケットは一つずつ取り出してく ださい。 (*) バージョンによってはこの電球が無い 事があります。 ◆ 電球を外し、同じ種類の電球と交換しま す。 ◆ ソケットを取り外してください: ポジション 1 ライト ターンインジケー ター (() ミキサーオイルリ ザ ー ブ警 告 灯 (  ) 50 2T カラー 緑 車両を運送する前に、燃料タンクとキャブ レターを空にし、よく乾燥させる必要があ ります。 69 ページ ( 燃料の抜き取り ) 参照。 車両は運送中、燃料、オイル、冷却液など がこぼれないように、垂直に立て、しっか りと固定されていなければなりません。 故障した場合は、自分で車両を引こうとせ ず、専門の業者を呼んでください。 2 赤 2 3 ロ ー ビー ム 50 4T 100 4T () 緑 青 ハイビーム () ◆ 電球を外し、同じ種類の電球と交換しま す。 68 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 燃料の抜き取り 21 ページ ( 燃料 ) を注意して読んで下さい。 火災が起こる危険があります。 エンジンとサイレンサーが完全に冷える まで待ってから作業を始めてください。 燃料の蒸気は有害物質です。 作業を開始する前に作業場の換気を確認 してください。 燃料の蒸気を吸い込まないよう注意して ください。 作業場では煙草を吸ったり裸火を扱ったり しないでください。 環境汚染を防ぐために、燃料を所定の場所 以外に放置しないで下さい。 ◆ 車両を床が安定していて平らな場所に センタースタンドを使用して停車しま す。 ◆ エンジンを停止し、冷めるまで待ちま す。 ◆ タンク内にある燃料を十分収められる 大きさの容器を用意し、車両の左側に置 きます。 ◆ 燃料タンクのキャップを外します。 ◆ 燃料を抜き取るには、手動ポンプか同様 な物を使用します。 50 2T 3 50 4T 100 4T 1 ◆ フロートチャンバーの下部にあるドレ 燃料を空にした後は、キャップを必ず閉め てください。 ◆ 燃料タンクのキャップを取り付けます。 キャブレーターを空にするには: ◆ 50 2T 車両の右サイドからホース (1) の一 端を容器に入れます。 100 4T 左パッセンジャーフットス ◆ 50 4T テップ (2) を開きます。 ◆ 50 4T 100 4T 車両左サイドから、 エンジン とフットステップ間にドライバーを差 し込みます。 ンスクリュー(3) を緩め、 キャブレーター を開けます。 燃料が出終わった時点でキャブレーター は空になります。 ドレンスクリュー (3) をきっちりと締め付 けます。 燃料を補充際に燃料が漏れないように、ス クリュー (3) をしっかり締めます。 必要な場合は aprilia 社オフィシャル ディーラーに連絡してください。 重要 取り付ける際、 必ず新しいタイを使 用します。 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 69 清掃 次のような特殊な地域や条件下で車両を 使用した場合は頻繁に清掃を行なってく ださい: ◆ 環境汚染地域 ( 市街地、工場地区 ) ◆ 塩分や湿気の多い環境 ( 海岸、熱くて湿気 の多い地方 ) ◆ 特別な環境 • 季節 ( 冬季は道路に塩や凍 結防止剤が撒かれた場合など ) ◆ 車両に溜まった埃や車のタール、虫、鳥 の糞などをそのままにしておかないで 下さい。 ◆ 木の下に車両を駐車しない。  季節によっては、樹脂や実や葉など塗 装部分に損害を起す物が落ちてきます。 塗装面に付着した埃や泥を落とすには、弱 い圧力で水を噴射して汚れた部分を充分 に濡らした後、水で薄めた洗剤 ( 水の 2 ~ 4 %) に洗車用の柔らかいスポンジを浸し て泥や汚れを拭き取ります。 その後、よく水をかけ、水分をシャモア革で 拭き取ります。エンジンの表面の掃除は、 脱脂液、筆や布を使用して行います。 洗車後はブレーキシステムの摩擦面に 残った水分のせいでブレーキの効きが悪 くなることがあります。事故防止のために 早めにブレーキをかけるようにしてくだ さい。何度もブレーキを使用し、通常の状 態に戻るようにしてください。 事前チェックを行って下さい。31 ページ ( 走行前の点検 ) 参照。 ライト類の洗浄は、中性洗剤及び水を含ま せたスポンジで表面を丁寧にこすり、水で 充分にすすいで下さい。 シリコンワックスで磨き上げるときは、よ く洗車・乾燥した後にしてください。 オパークカラーの塗装にペーストワック スを使わないでください。 夏の日光下での洗車を行わないでくださ い。洗い流す前にシャンプーが乾いてしま い、塗装部分に損害をきたす可能性があり ます。 車体のプラスチック部品の清掃には、40 °C を超える液体は使用しないでください。 次の部分に高圧ウォータージェット、エ アージェット、蒸気ジェットなどを使用し ないでください:ホイールハブ、両ハンド ル上のコントロールユニット、べアリン グ、ブレーキシリンダー、計器とインジ ケーター、サイレンサー、小物入れ/ツー ルキット、イグニッションスイッチ / ステ アリングロック、燃料タンクキャップ、ラ イト系、配線類 . ゴム、プラスチックの部分、およびシート を洗う時には、アルコールや石油系、その 他の . 溶剤を使用せず、中性洗剤と水のみを使用 してください。 シートにワックスなどを塗ると滑って危 険なので、使用しないでください。 70 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 長期間の未使用 長期間使用の予定がない場合は、トラブル を避けるためにいくつかの注意が必要で す。 使用前にしなければならない点検を忘れ てしまう可能性もありますので、車両を停 車する前に、必ず、修復や主要チェックを 行ってください。 次の作業を行なってください: ◆ 燃料タンクとキャブレーターを空にし ます。 69 ページ ( 燃料の抜き取り ) 参照。 ◆ スパークプラグを取りします。 57 ペー ジ ( スパークプラグ ) 参照。シリンダー に 2 ストロークエンジン用オイルを 5 10 cm³ 程注ぎます。 ◆ 塗装面をワックスで磨きます。 ◆ タイヤに空気を入れます。 28 ページ ( タ ◆ ◆ ◆ キャブレータードレンスクリュー ( 排出 重要 スパークプラグの近く、 シリンダー の上に、オイルの跳ねを防ぐためのきれい な布を置いてください。 を数秒 エンジンスターターボタン “” 間押して、オイルがシリンダーの表面に 程よく行渡るようにします。 シリンダーに掛けていた布を取り去り ます。 スパークプラグを取りつけます。 バッテリーを取り外します。60 ページ ( バッテリーの取り外し ) 参照。 車両を洗車し、乾かします。70 ページ ( 清掃 ) 参照。 ◆ イグ二ッションスイッチを “ ”にし、 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ イヤ ) 参照。 規定の台を使用し、両方のタイヤが浮く ように車両を設置します。 直射日光の当たらない、涼しく乾燥した 温度変化の少ない場所に保管してくだ さい。 湿気が入らないよう、サイレンサーの先 端にビニール袋などをかぶせて縛りま す。 車体にカバーをかけてください。プラス チックや防水性の材質の物は避けてく ださい。 口の開閉基準 ) がしっかり締まっている か点検します。 69 ページ ( 燃料の抜き取 り ) 参照。 ◆ 燃料を注入します。21 ページ ( 燃料 ) 参 照。 ◆ 走行前の点検を行って下さい。 31 ページ ( 走行前の点検 ) 参照。 交通量の少ない場所であまりスピードを 上げずに、数キロ程度の試験走行を行なっ てください。 長期間保管後の再使用 ◆ カバーを取り、車両を清掃します。70 ページ ( 清掃 ) 参照。 ◆ バッテリーの充電状態を点検し、 61 ペー ジ ( バッテリーの充電 )、バッテリーを 取りつけます。 61 ページ ( バッテリーの 取り付け ) 参照。 取り扱い+維持管理ブック Scarabeo 50 2T - Scarabeo 50 4T - Scarabeo 100 4T 71 テクニカルデータ 寸法 全長 ( 最長 ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 最大車体幅 ( ブレーキレバー ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 最大車高 ( リアビューミラー ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . シート高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 軸距 ( ホイールベース ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 最低地上高 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] 事前点火方式 事前点火方式 50 2T 50 4T . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20° . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26° 50 4T 事前点火方式 100 4T . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17° / 7500 rpm スタンダードスパークプラグ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ]

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