ユーザーズガイド ASROCK M3A785GM-LE-128M INSTALLATION

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Mode d'emploi ASROCK M3A785GM-LE-128M
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マニュアル抽象的: マニュアル ASROCK M3A785GM-LE-128MINSTALLATION

詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。

[. . . ] 22 標準画面のソフトキー機能 . . . . . 26 ヘルプ情報のウィンドウ . . . . . 26 M3A785GM-LE-128M 7 I – 4 加工設定かこうせってい . . . . . 27 操作モードそうさもーど . . . . . [. . . ] 35 II – 1 据付と電気接続 . . . . . 36 オプションのアクセサリ . . . . . 37 M3A785GM-LE-128M の設置と固定 . . . . . 37 電磁両立性/ CE 適合性 . . . . . 39 予防的なメンテナンスおよび修理 . . . . . 40 次の入力信号用の X1 (15 極、ソケット ) Sub-D ポート . . . . . 40 II – 2 システム設定 . . . . . 42 「システム設定」メニュー . . . . . 44 インクリメンタルリニアエンコーダ . . . . . 45 インクリメンタル角度エンコーダ . . . . . 46 アブソリュートエンコーダ . . . . . 81 X1 ポートに角度エンコーダを接続した M3A785GM-LE-128M . . . . . 81 補正値表の出力フォーム . . . . . 86 X1 ポートにリニアエンコーダを接続した M3A785GM-LE-128M . . . . . 88 II – 8 接続寸法せつぞくすんぽう . . . . . 91 19- インチの制御盤への取付け用マウンティングプレート- . . . . . 92 M3A785GM-LE-128M 11 12 位置表示装置 M3A785GM-LE-128M の使 用方法 13 I – 1 位置表示装置 M3A785GM-LE-128M I – 1 位置表示装置 M3A785GM-LE-128M ASROCK の位置表示装置 M3A785GM-LE-128M は手動移動軸 1 本の測定装置、 調整装置、試験装置で使用でき、自動化タスクや簡単な送り込みお よび位置決めのタスクを行わせることができます。 M3A785GM-LE-128M には 11 µAss、1 Vss、EnDat 2. 1/2. 2 のいずれかのインタ フェースで ASROCK のリニアエンコーダまたは角度エンコーダ、 ロータリーエンコーダ、測定プローブを接続できます。 M3A785GM-LE-128M では次の機能が用意されています。  多言語ナビゲーション、言語はユーザが選択可能  距離コード化タイプまたは個別のリファレンスマークのリファレ ンスマーク評価  長さと角度の表示  残り距離モード、実際値モード  2 つの原点  スケーリング係数  ストップウォッチ  ゼロセットまたは設定の機能  軸エラー補正用の線形または非線形エラー補正  測定値、補正値、設定パラメータをコンピュータまたはプリンタ にデータ転送するために、2 つのシリアルポートが用意されてお り、 インタフェース V. 24/RS 232-C または USB タイプ B (UART) 経由でデータを転送できます。ソフトウェアのダウンロードもシ リアルポートを使用して行えます。  エンコーダ、キーボード、ディスプレイ、供給電圧の点検に使用 する診断機能  作業全体を通じて内蔵ヘルプシステムがユーザをサポートします。 B:図 I。1 M3A785GM-LE-128M 14 I 位置表示装置 M3A785GM-LE-128M の使用方法 I – 2 位置表示の基礎 原点 ワークピースの図面では、ワークピースの特定の点 ( 通常はコー ナー ) を絶対原点、それ以外の 1 つまたは複数の点を相対原点とし ます。 原点を設定すると、それらの点は絶対的または相対的な座標システ ムの基点になります。機械の軸に沿って配置されているワークピー スは、測定プローブと相対的な特定の位置に移動されます。また、 表示はゼロまたはその他の適切な値に設定されます。 ?5000 選択なし 選択なし 18000 18000 18000 36000 選択なし 選択なし リファレンスマーク 1 なし アブソリュート なし アブソリュート 1 コード化/ 36 1 コード化/ 36 1 コード化/ 36 1 コード化/ 72 なし アブソリュート なし アブソリュート 62 II 運転開始、技術データ II – 4 データポート データ通信 M3A785GM-LE-128M には V. 24/RS- 232 (X31) と USB (UART、 X32) の 2 つのシリ アルポートがあります。 内部コンポーネントへの危険! ポート X31 と X32 は EN 50 178 の電源からの安全絶縁 を満たしています。 プラグ類は必ず装置のスイッチを切った状態で接続した り外したりしてください。 シリアルポートはデータをエキスポートしたり、外部装置からイン ポートする双方向データ通信をサポートし、 外部装置による M3A785GM-LE-128M のリモートコントロールを可能にします。 次のデータは M3A785GM-LE-128M からシリアルデータポートを持つ外部装置に転 送されます。  加工およびシステム設定パラメータ  非線形補正値表  測定値の出力 次のデータは外部装置から M3A785GM-LE-128M に転送できます。  キーコマンド  加工およびシステム設定パラメータ  非線形補正値表  ソフトウェアアップデート ( ファームウェアアップデート ) 次ページ以降には、データポートの設定に関して知っておくべきこ とが記載されています。  インポートおよびエキスポート機能を含むシリアルデータ転送  ソフトウェアアップデート (ファームウェアアップデート) のイン ストール  M3A785GM-LE-128M の接続ケーブルの配線  外部操作がいぶそうさ V. 24/RS-232-C B:図 II。44 V. 24/RS-232-C を介したデータ通信 M3A785GM-LE-128M 63 II – 4 データポート II – 4 データポート インポートおよびエキスポート機能を含むシリア ルデータ転送 シリアルポート V. 24/RS- 232 (X31) および USB タイプ B (UART、 X32) はハウジングの背面にあります。これらのポートで次の装置を 接続することができます (67 ページの「接続ケーブルの配線」を参 照 )。  シリアルデータポートのあるプリンタ  シリアルデータポートのあるパーソナルコンピュータ (PC) 内部コンポーネントへの危険! ポート X31 と X32 は EN 50 178 の電源からの安全絶縁 を満たしています。 プラグ類は必ず装置のスイッチを切った状態で接続した り外したりしてください。 データ転送用に ND のシステムパラメータを設定してください (55 ページの「シリアルポートの設定」を参照 )。 データ転送をサポートしている機能では、M3A785GM-LE-128M が画面にソフト キー「インポート/エキスポート」を表示します。このソフトキー を選択すると、2 つのソフトキーが使用できるようになります。  「インポート」を押すと、データをコンピュータから転送できま す。  「エキスポート」を押すと、データをコンピュータやプリンタに転 送できます。 データを M3A785GM-LE-128M からプリンタへ転送する シリアルデータポートでデータをプリンタへ転送するには、ソフト キー「エキスポート」を押します。プリンタがデータをすぐにプリ ントアウトできるように、 M3A785GM-LE-128M はデータを ASCII テキスト形式で 転送します。 データを M3A785GM-LE-128M から PC へ転送する M3A785GM-LE-128M と PC の間でデータを転送するには、PC に Windows ® に標 準で含まれているハイパーターミナルや TNCremoNT などの通信ソフ トがインストールされている必要があります。TNCremoNT はハイデ ンハインから無料でご提供しています。このソフトウェアは、ハイ デンハインのウェブサイト (www. heidenhain. de) のダウンロードエ リアの「サービスおよび各種資料」にあります。 さらに詳しい情報が必要な場合は、ASROCK の代理店にお問合せ ください。これらのソフトウェアはシリアルケーブル接続を通じて 送受信されるデータの準備を行います。データはすべて ASCII テキ スト形式で、M3A785GM-LE-128M と PC 間で転送されます。 1 5 6 9 B:図 II。45 V. 24/RS-232-C 用プラグ 2 1 3 4 B:図 II。46 USB タイプ B ソケット (UART) 64 II 運転開始、技術データ データを M3A785GM-LE-128M から PC へエキスポートする場合は、PC がデータ をファイルに保存できるように、先に PC のデータ受信準備をして おく必要があります。そのためには、ASCII テキストデータを COM ポートから PC 上のファイルに取り込めるように通信プログラムを 設定します。PC のデータ受信の準備ができたら、ソフトキー「エキ スポート」で M3A785GM-LE-128M からのデータ転送を開始させます。 データを PC から M3A785GM-LE-128M へ転送する データを PC から M3A785GM-LE-128M にインポートする場合は、 事前に M3A785GM-LE-128M のデータ受信準備をしておく必要があります。  ソフトキー「インポート」を押します。M3A785GM-LE-128M の準備ができたら、 希望のファイルを ASCII テキスト形式で転送できるように PC 上 の通信プログラムを設定します。 データ形式 データ形式は「システム設定」メニューでパラメータ「シリアル ポート」を使用して定義できます (55 ページの「シリアルポートの 設定」を参照 )。 Kermit や Xmodem などの通信プロトコルは M3A785GM-LE-128M でサ ポートされていません。 制御文字 測定値の呼出し: 中断: 継続: エラーメッセージの照会: STX DC3 DC1 ENQ (Control (Control (Control (Control B) S) Q) E) 測定値出力の例は、76 ページの「測定値の出力」の項をご覧くださ い。 M3A785GM-LE-128M 65 II – 4 データポート II – 4 データポート ソフトウェアアップデート ( ファームウェアアッ プデート ) のインストール 必要に応じて、ご使用の ND 用のソフトウェアアップデート ( ファームウェアアップデート ) をハイデンハインのウェブサイトか らダウンロードすることができます。このアップデートは、 www. heidenhain. de のダウンロードエリアの「サービスおよび各種 資料」にあります。 ソフトウェアアップデート ( ファームウェアアップデート ) をイン ストールするには次の手順に従ってください。  シリアルポート USB タイプ B (UART、X32) をパーソナルコン ピュータ (PC) と接続します。67 ページの「接続ケーブルの配線」 を参照。 内部コンポーネントへの危険! ポート X31 と X32 は EN 50 178 の電源からの安全絶縁 を満たしています。 プラグ類は必ず装置のスイッチを切った状態で接続した り外したりしてください。 ソフトウェアアップデートは USB ポート経由でのみ可能 で、V. 24/RS- 232 (X31) ポート経由ではできません。         USB ポート経由で転送を行うには、 デバイスドライバが PC にイン ストールされている必要があります。67 ページの「接続ケーブル の配線」を参照。 ファイルをダブルクリックして PC 上でソフトウェアアップデート ( ファームウェアアップデート ) を開始します。 ND で C キーと ENTER キーを同時に押しながら、 ND のスイッチを 入れます。ND が現在インストールされているハードウェアと ファームウェアのバージョンを表示し、ソフトウェアのダウン ロード ( ファームウェアのダウンロード ) の準備が完了します。 参照 B:図 II。47。 PC 上で「スタート」ボタンを押してアップデートを開始します。 ソフトウェア (ファームウェア) のインストールが終了するまでお 待ちください。ND が自動的に再起動し、スタート画面が表示され ます。 ダイアログ言語を変更する場合はソフトキー「言語」を押し、選 択内容を ENTER キーで確定します。 標準画面を表示させるには任意の他のキーを押します。 これで ND の運転準備は完了です (20 ページの「M3A785GM-LE-128M のスイッチオン」を 参照 )。 PC のインストールウィンドウを閉じます。 B:図 II。47 ソフトウェアアップデート ( ファーム ウェアアップデート ) 66 II 運転開始、技術データ 接続ケーブルの配線 接続ケーブルの配線は接続する装置によって異なります ( 外部装置 に関する技術資料を参照してください )。 V. 24/RS-232-C (X31) の完全な配線 M3A785GM-LE-128M と PC 間の通信は、これらが互いにシリアルケーブルで接続 されている場合にのみ可能です。 データ転送ケーブル V. 24/RS-232-C Sub-D ( ソケット ) 9 極/ Sub-D ( ソケット ) 9 極 ID 番号 366964-xx ピン 1 3 2 7 8 6 5 4 9 信号レベル 信号 TXD、RXD RTS、CTS DSR、DTR 信号レベル 「1」= 「アク ティブ」 –3 V ~ –15 V + 3 V ~ + 15 V 信号レベル 「0」= 「非アクティブ」 + 3 V ~ + 15 V –3 V ~ –15 V 割当て 割当てない TXD RXD RTS CTS DSR SIGNAL GND DTR 割当てない 送信データ 受信データ 送信リクエスト 送信準備完了 転送ユニット レディ 機能接地 データターミナル レディ B:図 II。48 ハンドシェイクを使用するシリアル ポートのピン割当て 機能 ND 28x NC 1 RxD 2 TxD 3 DTR 4 GND 5 DSR 6 RTS 7 CTS 8 NC 9 D9 1 NC 2 RxD 3 TxD 4 DTR 5 GND 6 DSR 7 RTS 8 CTS 9 NC ND 28x NC 1 RxD 2 TxD 3 DTR 4 GND 5 DSR 6 RTS 7 CTS 8 NC 9 D9 2 RxD 3 TxD 5 GND B:図 II。49 ハンドシェイクを使用しないシリアル ポートのピン割当て M3A785GM-LE-128M 67 II – 4 データポート II – 4 データポート USB タイプ B (UART)、(DIN IEC 61076-3-108) のソケット ピン 1 2 3 4 割当て VCC DD+ GND 機能 +5 V データ ( インバース ) データ 機能接地 2 1 位置表示装置を USB ポートを使用してコンピュータと接続する場合 は、 専用の USB ドライバが必要になります。 Windows 2000、 Windows XP および Windows Vista 用のドライバファイルは TNCremoNT プロ グラムのインストールディレクトリまたはハイデンハインのウェブ サイト (www. heidenhain. de) のダウンロードエリアの「サービスお よび各種資料」にあります。 ダウンロード後にファイルを実行し、その後位置表示装置をコン ピュータと接続してスイッチを入れてください。続いて自動的に起 動する Windows ハードウェアアシスタントに従って USB ドライバを インストールしてください。 ケーブル長:5 m まで 3 4 B:図 II。50 USB タイプ B ソケットのピン割当て 68 II 運転開始、技術データ データポート V. 24/RS-232-C または USB を介した 外部操作 キーコマンド シリアルデータポート V. 24/RS-232-C (X31) および USB (UART、 X32) は、外部装置による M3A785GM-LE-128M のリモートコントロールを可能に します。次のキーコマンドが使用できます。 フォーマット <ESC>TXXXX<CR> <ESC>AXXXX<CR> <ESC>FXXXX<CR> <ESC>SXXXX<CR> コマンド順序 <ESC>T0000<CR> <ESC>T0001<CR> <ESC>T0002<CR> <ESC>T0003<CR> <ESC>T0004<CR> <ESC>T0005<CR> <ESC>T0006<CR> <ESC>T0007<CR> <ESC>T0008<CR> <ESC>T0009<CR> <ESC>T0100<CR> <ESC>T0101<CR> <ESC>T0102<CR> <ESC>T0103<CR> <ESC>T0104<CR> <ESC>T0105<CR> <ESC>T0106<CR> <ESC>T0107<CR> <ESC>T0108<CR> <ESC>T0109<CR> M3A785GM-LE-128M キーが押されている。 画面内容の出力。 機能の実行。 特殊機能の実行。 機能 0 キー 1 キー 2 キー 3 キー 4 キー 5 キー 6 キー 7 キー 8 キー 9 キー C キー – キー . キー ナビゲーションキー ENTER キー 上矢印 下矢印 ソフトキー 1 キー ( 左 ) ソフトキー 2 キー ソフトキー 3 キー 69 II – 4 データポート II – 4 データポート コマンド順序 <ESC>T0110<CR> コマンド順序 <ESC>A0000<CR> <ESC>A0100<CR> <ESC>A0200<CR> <ESC>A0301<CR> <ESC>A0400<CR> <ESC>A0800<CR> <ESC>A0900<CR> コマンド順序 <ESC>F0000<CR> <ESC>F0002<CR> コマンド順序 <ESC>S0000<CR> <ESC>S0001<CR> <ESC>S0002<CR> 機能 ソフトキー 4 キー ( 右 ) 機能 デバイス検出の出力。 位置表示値の出力。 現在位置の出力。 エラーメッセージの出力。 ソフトウェアの ID 番号の出力。 ステータスバーの状態の出力。 ステータス表示の状態の出力。 機能 REF 機能のトグル。 印刷 ( プリント ) 機能 位置表示装置のリセット。 キーボードのロック。 キーボードのロック解除。 キーコマンドの説明 ND はコマンド処理の際の XON-XOFF プロトコルをサポートしていま す。  内部文字バッファ (100 字 ) が一杯になると、ND は送信者に制御 文字 XOFF を送ります。  バッファ処理後、ND は送信者に制御文字 XON を送り、再びデータ を受信できるようになります。 70 II 運転開始、技術データ キーを押した (TXXXX コマンド )  ND はキーコマンドが正しく認識される度に制御文字 ACK を送信し てそのコマンドを確定します (Acknowledge、Control-F)。ND はそ の後キーコマンドを実行します。  コマンドが正しく認識されなかった場合や無効なコマンドの場合 は、ND が制御文字 NAK で応答します (No acknowledge、Control U)。 画面内容の出力 (AXXXX コマンド )  テキスト出力を開始する前に、 コマンドが有効であれば ND が制御 文字 STX で応答します (Start of text、Control B)。  コマンドが正しく認識されなかった場合や無効なコマンドの場合 は、ND が制御文字 NAK で応答します (No acknowledge、Control U)。 デバイス検出の出力:  デバイス名  現在インストールされているソフトウェアの ID 番号  現在インストールされているソフトウェアのバージョン番号 <STX> 6 4 6 N 1 D 1 V 1 1 2 3 制御文字 STX: 1 文字 装置 ID:10 文字 行区切り記号:2 文字 2 8 1 2 8 0 0 0 1 1 <CR> <CR> <CR> 3 <LF> <LF> <LF> 位置表示値の出力: <STX> 4 4 5 6 1 2 3 4 5 5 . 6 7 8 9 <CR> 6 <LF> 制御文字 STX: 1 文字 表示される位置の値:10 ~ 13 文字 ( コンマや小数桁の数による ) 行区切り記号:2 文字 M3A785GM-LE-128M 71 II – 4 データポート II – 4 データポート 現在位置の出力: <STX> 7 7 8 9 + 1 2 3 4 8 5 6 7 8 9 <CR> 9 <LF> 制御文字 STX: 1 文字 現在位置:10 文字 ( コンマなし、連続ゼロあり ) 行区切り記号:2 文字 エラーメッセージの出力:  ND が情報バーに表示されたエラーテキストを送信しま す。  出力は ND がエラーテキストを表示した場合にのみ行 われます。 <STX> E E 10 10 11 12 制御文字 STX: 1 文字 エラーメッセージ:35 文字 行区切り記号:2 文字 R Q R U O E R N C X Y 1 : T 11 I O N O P U H T I G F H R !<CR> 12 <LF> ソフトウェアの ID 番号の出力: <STX> 13 13 14 15 6 3 7 4 14 5 6 0 1 <CR> 15 <LF> 制御文字 STX: 1 文字 現在インストールされているソフトウェアの ID 番号:10 文字 行区切り記号:2 文字 72 II 運転開始、技術データ ステータスバーの状態の出力: <STX> 16 0 a 3 b 0 c 1 d 0 e 0 f 1 g 2 h <CR> 17 <LF> 16 制御文字 STX: 1 文字 a-h ステータスバーのパラメータ値:8 文字 17 行区切り記号:2 文字 コラム a b パラメータ 操作モード 軸および軸カップ リングの表示モー ド スケーリング係数 補正 ストップウォッチ 測定単位 原点 ソフトキーレベル 0 = 実際値 0 = X1 1 = 残り距離 c d e f g h 0 = 非アクティブ 0 = 補正なし 0 = 停止 0 = mm 1 = 原点 1 1 = ページ 1 1 = アクティ ブ 1 = エラー補正または軸エラー補正がアクティブ。 1 = ストップウォッチ作動中。 1 = inch 2 = 原点 2 2 = ページ 2 3 = ページ 3 4 = キーボードロック 2 = DGR 3 = DMS 4 = rad M3A785GM-LE-128M 73 II – 4 データポート II – 4 データポート ステータス表示の状態の出力: <STX> 18 0 a 0 b 0 c 0 d 0 e 0 f 0 g 1 h 0 i 0 j <CR> 19 <LF> 18 制御文字 STX: 1 文字 a-j ステータス表示のパラメータ値:10 文字 19 行区切り記号:2 文字 ND はステータス表示内のマークの状態を出力します: 0 = マークは非アクティブ ( グレー ) 1 = マークはアクティブ ( 黒 ) 2 = マーク点滅 コラム a-g h i j パラメータ 非アクティブ SET REF 非アクティブ 原点の設定。 リファレンスマークの評価。 意味 74 II 運転開始、技術データ 機能の実行 (FXXXX コマンド )  ND はキーコマンドが正しく認識される度に制御文字 ACK を送信し てそのコマンドを確定します (Acknowledge、Control-F)。ND はそ の後キーコマンドを実行します。  コマンドが正しく認識されなかった場合や無効なコマンドの場合 は、ND が制御文字 NAK で応答します (No acknowledge、Control U)。 機能:  REF 機能のトグル:REF モードをオフまたはオンにする ( 現在の REF 状態を変更する )。  プリント ( 印刷 ):現在の測定値の出力。STX による測定値の出力 機能と同じ (Control B、76 ページの「測定値の出力」を参照 )。 特殊機能の実行 (SXXXX コマンド ) 機能:  位置表示のリセット:位置表示装置のスイッチオフ/オン機能。  キーボードのロック:ND は制御文字 ACK (Acknowledge) を送信す ることによって特殊機能を確定し、その後装置のすべてのキーを ロックします。その場合、外部から送信されたキーコマンドでの み ND を制御することができます。 キーボードのロック解除は特殊 機能「キーボードのロック解除」の送信か、位置表示装置のス イッチオフ/オンによって行われます。  キーボードのロック解除:ND は制御文字 ACK (Acknowledge) を送 信することによって特殊機能を確定し、以前に特殊機能「キー ボードのロック」でロックしたキーボードのロックを解除します。 M3A785GM-LE-128M 75 II – 4 データポート II – 5 測定値の出力 II – 5 測定値の出力 バリエーション PC を使用して測定値の出力を M3A785GM-LE-128M から開始する方法は 2 つあり ます。シリアルポート X31 または X32 を介して「Control B」また はソフトキー「プリント」を使用する方法です。 シリアルデータポート X31 または X32 による測定 値出力 内部コンポーネントへの危険! ポート X31 と X32 は EN 50 178 の電源からの安全絶縁 を満たしています。 プラグ類は必ず装置のスイッチを切った状態で接続した り外したりしてください。 ソフトキー「プリント」またはコマンド 「Control B」を使用し、 操作モード「実際値」または「残り距離」の現在の表示値を、どち らの操作モードがアクティブであるかに応じて (27 ページの「操作 モードそうさもーど」を参照 )、シリアルポート V. 24/RS-232-C ま たは USB を介して PC に転送します。 76 II 運転開始、技術データ コマンド「Control B」 :  V. 24/RS-232-C ポート: データ出力:ND はポートの RXD 線でコマンド「Control B」を受 信し、TXD 線で測定値を出力します (63 ページの「データポート」 を参照 )。  USB タイプ B: このポートは双方向データ通信をサポートしています。転送はコ マンド「Control B」で開始されます。 データ転送:  測定値は Windows ® に標準でインストールされているハイパー ターミナルなどのターミナルプログラムで受信したり、保存した りすることができます。もしくは TNCremoNT をご使用ください。 TNCremoNT はハイデンハインから無料でご提供しています。この ソフトウェアは、www. heidenhain. de のダウンロードエリアの 「サービスおよび各種資料」にあります。  ベーシックプログラム ( 参照 B:図 II。 51) は測定値出力用のプロ グラムの基本的な構造を示しています。 信号ランタイム プロセス 保存遅延 t1 後の測定値出力 t2 再生時間 t3 時間 t1 £ 1 ms t2 £ 50 ms t3 ³ 0 ms Ctrl B Ctrl B 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 130 L%=18 CLS PRINT "V. 24/RS-232-C" OPEN "COM1:9600, E, 7" AS#1 PRINT #1, CHR$ (2); IF INKEY$<>""THEN 130 C%=LOC(1) IF C%<L%THEN 60 X$=INPUT$(L%, #1) LOCATE 9, 1 PRINT X$; GOTO 50 END B:図 II。51「Control B」による測定値出力のため のベーシックプログラム t1 t2 tD t3 B:図 II。52 コマンド「Control B」後の測定値出力 時の信号ランタイム M3A785GM-LE-128M 77 II – 5 測定値の出力 II – 5 測定値の出力 測定値転送時間 + ( 11 • L ) t D = 187 --------------------------B tD 測定値転送時間 ( 秒 ) L: ブランク行の数 B: ボーレート 例:測定値出力の順序 測定値:X = - 5. 23 mm 測定値の出力 : 1 1 2 3 4 5 6 7 8 5. 23 2 3 4 5 6 <CR> 7 <LF> 8 +/– 符号 小数点のある数値:合計 10 文字。ND は連続する 0 をスペー スとして出力します。 スペース 測定単位:スペース = mm、“= inch、?= エラー スペース スペース 復帰 ( 英語 Carriage Return) 改行 ( 英語 Line Feed) 78 II 運転開始、技術データ II – 6 パラメータおよび補正値表の 入出力 テキストファイル シリアルデータポートを介して ND から出力されたリストは、 ASCII 形式のテキストファイルとして受信し、PC に保存することができま す。 M3A785GM-LE-128M と PC の間でデータを転送するには、PC に Windows ® に標 準で含まれているハイパーターミナルや TNCremoNT などの通信ソフ トがインストールされている必要があります。TNCremoNT はハイデ ンハインから無料でご提供しています。このソフトウェアは、 www. heidenhain. de のダウンロードエリアの「サービスおよび各種 資料」にあります。  どのリストも独自のテキストファイルとして保存する 必要があります。  テキストファイルはターミナルプログラムを使用して 再び ND に送信できます。  テキストファイルは、必要であればテキストエディタ で編集したり、パラメータ値などを変更したりするこ とが可能です。これにはリストの出力フォームに関す る知識が必要です ( 次のページを参照 )。ND はリスト の受信時に出力時と同じフォームを必要とします。  リストの受信時、ND は開始記号 < # > を待ちます。  終了記号 < # > の受信により受信が終了します。 ND は受信されたリストをまず、 出力リスト 2 行目の位置表示装置の 装置タイプについてチェックします。ND は同じタイプのリストしか 受け入れません。M3A785GM-LE-128M が ND 287 のパラメータリストを受信する と、右側の説明ウィンドウに「受信時のエラー」 「不正なデータファ イルです!」というメッセージを出力します。メッセージは C キー で解除します。 ND はまた、リストの完全性もチェックします。例えば、ND はパラ メータが足りなかったり、多過ぎたりするリストを無視します。エ ラーの場合も ND はメッセージを表示します: 「受信時のエラー」 「不正なデータファイルです!」メッセージは C キーで解除します。 無効なパラメータ値を受信すると、ND は運転パラメータ を初期状態にセットします。 例: P01 LINEAR = 3 値 3 は許可されていません。ND はパラメータ P01 を初期状態に セットします:P01 LINEAR = 0 M3A785GM-LE-128M 79 II – 6 パラメータおよび補正値表の入出力 II – 6 パラメータおよび補正値表の入出力 パラメータリストの出力フォーム 最初の行 どのパラメータリストも開始記号 < # > (HEX : 0x23) で始まります。 # <CR> 1 1 開始記号と行区切り記号:3 文字 <LF> 2 番目の行 装置タイプと測定単位の出力 N D 2 8 0 2 2 3 4 装置タイプ ( 左寄り ):13 文字 測定単位:6 文字 行区切り記号:2 文字 D E 3 G <CR> 4 <LF> 各パラメータの以降の行 例: P 0 1 5 5 6 7 8 L I N E A R = 6 7 <CR> 8 <LF> パラメータ名 ( 左寄り ) およびテキスト ( 右寄り ):19 文字 区切りブロック:3 文字 パラメータ値 ( 右寄り ):13 文字 行区切り記号:2 文字 パラメータ P98 ではパラメータ値が 13 文字よりも長くなることがあります。 最後の行 どのパラメータリストも終了記号 < # > (HEX : 0x23) で終わります。 # <CR> 9 9 終了記号と行区切り記号:3 文字 <LF> 80 II 運転開始、技術データ パラメータリストの例 ND はパラメータテキストを常に英語で送信します。 パラメータテキストは ND でのパラメータの読取り時に非常に重要です。次の表ではデフォルト値が太字で記載 されています。 X1 ポートに角度エンコーダを接続した M3A785GM-LE-128M パラメータ # M3A785GM-LE-128M P01 P02 P03 P04 P06 P10 P11 P20 P21 P22 P23 P30 P31 P32 P33 P34 P35 P36 P37 P40 P41 P50 DEG LINEAR = ANGULAR = ENC. TYPE = ENC. SIGNAL = ANGLE = SCALING = SCL. FACTOR = BRIGHTNESS = DISP. SAVER = SAVER TIME = START. DISPL. [. . . ] 0 0 0 0 <CR> 12 <LF> 5 番目の行 補正用原点の出力 ( 長さ測定時に限る ): D A T U M 13 13 14 15 16 原点:13 文字 区切りブロック:3 文字 原点の値 ( 右寄り ):13 文字 行区切り記号:2 文字 = 14 + 15 0 . 0 0 0 0 <CR> 16 <LF> 84 II 運転開始、技術データ 6 番目の行 補正値 No. N 0 17 + 21 17 18 19 20 21 22 補正番号ゼロ ( 左寄り ):13 文字 区切りブロック:3 文字 補正位置ゼロ ( 右寄り ):13 文字 区切りブロック:3 文字 補正値ゼロ ( 右寄り ):13 文字 行区切り記号:2 文字 0 . 0 0 0 = 18 <CR> 22 <LF> + 19 0 . [. . . ]

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