ユーザーズガイド ASUS A52JE

[. . . ] プロセッサを増設します。 1 第1章 ASUS NetServer のセットアップ 第 7 章「プロセッサの増設」を参照してください。 6. メモリを増設します。 第 5 章「メモリの増設」を参照してください。 7. PCI および PCI ホットプラグ アクセサリ ボードをインストールします。 第 6 章「ボードの増設」を参照してください。 8. 再びすべての内部ケーブルを接続し、すべてのカバーとアクセス パネルを元通 りに取り付けます。 第 3 章の「ASUS NetServer の開閉」を参照してください。 9. [. . . ] はまったらカバーを閉じ、固定ネジで締めます。 87 第7章 プロセッサの増設 プロセッサ ケージ カバー を閉じ固定ネジを締める 図 7-10 プロセッサ ケージ カバーを閉じる 16. シャーシにトップ カバーを取り付けます。 第 3 章の「ASUS NetServer の開閉」を参照してください。 17. 電源コードを再び接続します。 18. ASUS NetServer の通常のオペレーションを復帰します。 注記 新しいプロセッサ モジュールをインストールした後で、ASUS NetServer Navigator CD-ROM を使って、システムを再構成する必要はありません。 ASUS NetServer が追加されたプロセッサを自動的に検出します。ただし、最新のドライバと情 報を確認するためには、ASUS Navigator CD-ROM を使用することを勧めます。 88 8 ASUS NetServer のラックへの取り付け はじめに 本章では、ASUS NetServer を ASUS System/E または System/U ラックに取り付ける方法につい て説明します。下図に System /E と System/U ラックの概要を示します。旧型の ASUS System ラックをお使いの場合は、第 13 章の指示に従って取り付けてください他社製のラックに取 り付ける場合は、他社製ラック取り付けガイドをご覧ください。このガイドは、ASUS NetServer のアクセサリ トレイに同梱されています。 a b c System/E と System/U ラックの 特長 a. 支柱の角が 5 つ パネル全体に通気孔がある ネームプレートに「ASUS Rack System/E」または「ASUS Rack System/U」と記載されている EIA 規格の単位で数値が記載さ れている 転倒防止板を前後どちらにも引 き出せる d d. e. e 図 8-1 ASUS System/E と System/U ラックの概要 89 第8章 ASUS NetServer のラックへの取り付け 注記 NetServer を上記のガイドに記載のない他社製のラックに取り付ける場合は、ASUS Web サイトにある関連マニュアルを参照してください。URL は次のとおりです。 http://www. hp. com/netserver/servsup ASUS NetServer ラック マウント キットを取り付けるには、7 EIA 単位分のスペースがラックに 必要です。サーバをラックに取り付ける前に、ラックに設置する他のコンポーネントとの位 置関係を考慮してサーバの取り付け位置を決めてください。また、安全性と運用の効率性 を高めるためにも、設置位置は重要です。詳細については、『ラック インスタレーション ロードマップ』と『ASUS NetServer ラックアッセンブリおよびケーブル接続リファレンス ガイド』 を参照してください。 注記 工場出荷時にベンダ側で完全に ASUS NetServer が構成されている場合は、ASUS NetServer のラックへの取り付けによりインストール作業が完了することになりま す 。 ベ ン ダ が カ ス タ マ の サ イ ト で ASUS NetServer を 構 成 す る 場 合 は 、 ASUS NetServer をラックに取り付けた後に、さらに NOS その他のソフトウェアのイン ストールが必要となることがあります。 警告 ASUS NetServer の重量は約 70 kg に達します。取り付け作業を開始する前に サーバから 3 個の電源装置をすべて取り外すと、サーバの総重量が軽くな り、容易に設置でき、また重量がかかる位置を分散できます。 注意 ASUS NetServer よりも下に取り付ける他のラック コンポーネントがある場合は、 サーバよりも前にそのコンポーネントを取り付けてください。 必要な工具 ラック マウント キットを組み立て、ASUS NetServer を取り付けるには、以下の工具が必要で す。 • • T-15、T-20、および T-25 Torx®ドライバ No. 2 プラス ドライバ 90 第8章 ASUS NetServer のラックへの取り付け 安全上の注意事項 常に、安全確保および環境問題に関わる以下の注意点に留意して作業してください。他 社製ラックに ASUS NetServer を取り付ける場合は特に気をつけてください。 • • • 最適稼動環境 ―ASUS NetServer LXr 8500 の最適稼動環境は、室温を 20～22° C (68～72° F)、相対湿度を 40～60%に維持できる空調設備の整った部屋です。 最高周囲温度：室内の周囲温度は 35℃を超えないようにしてください。 稼動時の周囲温度の上昇：密閉式またはマルチユニット式ラック アセンブリ内の 温度は、稼動時に室内の周囲温度を超える場合があります。ラック内の温度が 35℃を超えないように注意してください。 換気不足：ラックに装置を設置したら、各装置の最適稼動環境を維持するために、 十分な換気を行ってください。NetServer のファンは、ラックの前後のドアを取り外 すか、通気孔を通じて十分な通気が行われていないと正常に作動しません。 重量のバランス – ラック上で重量が均等に配分されていないと、ラックの転倒など の危険が生じる恐れがあります。このような危険を避けるために、インストール計 画を十分に検討し、最も重いコンポーネントを最下段に置き、その他のコンポー ネントもできるだけ低い位置に取り付ける方が安全です。 回路過負荷：ラック内の装置全体の構成が電源供給回路に過負荷とならないよう に注意してください。そのためには、すべての装置の定格値を確認する必要があ ります。発生する可能性のある回路過負荷に対して、過電流保護と配線対策が 十分かを検討します。 確実なアース(接地)：ラックに取り付けた装置は、確実にアースを取ってください。 ASUS 製品ではない電源タップなどを使って、分岐回路に直接接続されていない装 置への電源接続には、特に注意が必要です。 • • • • 91 第8章 ASUS NetServer のラックへの取り付け ASUS NetServer ラック マウント パーツ リスト ASUS NetServer 付属のラック マウント キットに以下のパーツが含まれていることを確認してく ださい。 表 8-1 ラック マウント キットのパーツ 数量 2 12 12 8 1 スライド ラック ナット ラック ナット ネジ (M5 x 16 mm) スライド用ネジ (8-32 x ¼ インチ) テンプレート 説明 ラックの準備 ラックに ASUS NetServer LXr 8500 を取り付ける前に、ラック ナットとスライドをラックに取り付 ける必要があります。ASUS NetServer には、厚紙のラック取り付け用テンプレートが付いてき ます。このテンプレートを参考にして、ラックの所定位置にナットを取り付けてください。 ラックへのラック ナットの取り付け ここでは、ASUS System/E ラックまたは ASUS System/U ラックの前部および後部の支柱への ラック ナットの取り付け方について説明します。ラック ナットは、ASUS NetServer のスライドを 支持し、ASUS NetServer の前部をラックに固定する 2 つの役割を果たします。 注意 ASUS NetServer よりも下に取り付ける他のラック コンポーネントがある場合は、 サーバよりも前にそのコンポーネントを取り付けてください。 注記 ASUS NetServer をラックのどの位置に取り付けるかは、 ASUS ラック構成ツールを 使って決めて下さい。このツールは、次のサイトからダウンロードできます。 http: //www. hp. com/netserver/servsup 1. ラック取り付け用テンプレートを用意します。 92 第8章 ASUS NetServer のラックへの取り付け ASUS NetServer がまだ箱に入っている状態では、テンプレートは、ASUS NetServer の上 に置かれているアクセサリ トレイの中にあります。 2. テンプレートを、ラック前部の左右いずれかの支柱の手前外側に合わせます。 3. テンプレートの下端を、ラック内に取り付ける ASUS NetServer の底部に当たる部分 に合わせます。 テンプレートの高さは 7 EIA 単位で、これは ASUS NetServer の高さに相当します。 4. ラック ナットをテンプレートに示されている支柱上の位置にはめ込みます。 図 8-2 を参照してください。 もしテンプレートがない場合には、図 8-3 を見て、前部支柱上のラック ナット位置を決 めてください。 図 8-2 ラックの支柱にラック ナットを取り付ける "#"はラック支柱の EIA 単位数を表す # 下から 17 番目の穴 # # # # # ラックの 前面 左 右 下から 9 番目の穴 下から 6 番目の穴 下から 4 番目の穴 サーバの底部 左前と右前支柱のこの面に ナットを装着する 図 8-3 ラックの前部支柱に取り付けるラック ナットの位置 93 第8章 ASUS NetServer のラックへの取り付け 5. スライドと NetServer を ネジでとめる ハンドル 図 8-8 スライドにサーバを取り付ける 5. サーバをスライド 部材の上に載せます。図 8-8 を参照してください。 スライド上のサーバを、サーバのハンドルが一時的に支える形になります。 98 第8章 ASUS NetServer のラックへの取り付け 6. スライド上でサーバの位置を調節しながら、シャーシの両側の穴とスライド 部材の ネジ穴とを合わせます。 7. スライドの穴に 8 個のネジを差し込み、シャーシをスライドに固定します。 8. ハンドルを ASUS NetServer に固定しているネジを、Torx®T-20 のドライバで取り外し ます。図 8-9 を参照してください。 9. サーバからハンドルを外します。わかりやすい場所に、ハンドルとネジを保管しま す。 このハンドルは、ラックからサーバを取り外すときは必ず必要となります。サーバを別 の場所に搬送する場合は、常にこのハンドルを付けたまま梱包してください 図 8-9 取り付けハンドルを外す 99 第8章 ASUS NetServer のラックへの取り付け 10. 両側のロック解除ラッチを押し、ASUS NetServer をラック内に完全に押し込みます。 サーバ前面の両側についているフランジが 2 本の前方ラック支柱に密着している必 要があります。図 8-10 を参照してください。 ロック解除ラッチを押し、 NetServer をラック内に押 し込む フランジ 図 8-10 解除ラッチを押す 11. サーバのスライドが完全にラック内に入ったことを確認してから、次のステップに 進んでください。 注意 ASUS NetServer LXr 8000 の電源装置よりも以前のタイプの電源装置を使って 電源ホット スワップを行うとシステム クラッシュが発生するおそれがあります。 必ず、 ASUS NetServer LXr 8500 パーツ番号 0950-3663 ( すべてのバージョ ン)、または ASUS NetServer LXr 8000 パーツ番号 0950-2881、リビジョン 01、 02、またはそれ以降のバージョンをご使用ください。 100 第8章 ASUS NetServer のラックへの取り付け 12. 3 台の電源装置をサーバに戻します。 13. サーバをラックに固定する前に、次の「ケーブル整理アームの取り付け」に進んで ください。 ケーブル整理アームの取り付け ASUS NetServer LXr 8500 用のケーブル整理アームは、ASUS 製システム ラックにしか取り付け られません。ASUS NetServer 用ケーブル整理アームを使うと、電源コードを含むケーブル類 を ASUS NetServer シャーシに容易に出し入れでき、その際に電源供給を誤って切断するお それがありません。図 8-11 を参照してください。 警告 ASUS NetServer をラックから取り出すときには、必ず転倒防止板がラックの手前 に引き出されていることを確認してください。ラックからコンポーネントを引き 出すときには、1 度に 1 つずつとしてください。さもないと、ラックが転倒する 危険があります。 1. ASUS NetServer LXr 8500 がラックの一番奥まで押し込まれたことを確認します。 2. [. . . ] To avoid electrical shock, do not open the cabinet. Refer servicing to qualified personnel only. CD-ROM Laser Safety Statements - United States CAUTION This CD-ROM mass storage system contains a laser system and is classified as a "Class-1 Laser Product" under a U. S. Department of Health and Human Services (DHHS) Radiation Performance standard according to the Radiation Control for Health and Safety Act of 1968. To ensure proper use of this product, please read this instruction manual carefully and retain for future reference. [. . . ]