ユーザーズガイド ASUS VS239H

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マニュアル抽象的: マニュアル ASUS VS239H

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[. . . ] 9 WebからICE-Linuxマニュアルを入手する方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 ASUS Systems Insight Managerマニュアルを入手する方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 関連ASUS製品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10 付属の他社製ソフトウェア製品 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] Webブラウザを開き、次のWebアドレスにアクセスします。 http://www. docs. hp. com/ja/index. html 2. [Linux]をクリックします。 [Red Hat Linux]または[SUSE Linux]をクリックします。 [ASUS Systems Insight Manager]カテゴリに移動します。 希望するASUS SIMマニュアル名を探し、PDFファイルをオンラインで表示するか、コンピュー タにダウンロードします。 ASUS SIM 製品のWebサイト ASUS SIMマニュアルは、ASUS SIM製品のWebサイトから入手することもできます。 http://www. hp. com/jp/hpsim 関連ASUS製品 関連ASUS製品については、次の資料を参照してください。 ASUS ProLiantサーバ ASUS ProLiantサーバ用のマニュアルは、次のWebサイトから入手できます。 http://www. hp. com/jp/manual ASUS ProLiant Support Pack ASUS ProLiant Support Pack(PSP)および付属のユーザ ガイドは、以下の手順で入手できます。 1. ブラウザを開き、次のWebアドレスにアクセスします。 http://www. hp. com(英語) 2. [Software and Driver Download]をクリックします。 サーバ モデル(たとえば、BL460c)を入力します。 10 このガイドについて 4. 8. 適切なLinuxオペレーティング システムを選択します。 [Software-Support Pack]をクリックします。 [Description]欄で[PSP]リンクをクリックします。 『ASUS ProLiant Support Pack ユーザ ガイド』を入手するには、[Release Notes]タブをクリック します。 PSPをダウンロードするには、[Download]をクリックします。ダウンロードする必要がある PSPのパーツ数によっては、複数の[Download]が必要になる場合があります。 付属の他社製ソフトウェア製品 この項では、ICE-Linuxに統合されている他社製オープン ソース ソフトウェア製品への有用な リンクを提供します。各Webサイトの場所や特定の内容へのリンクは、サイト プロバイダが予 告なしに変更する場合があります。 ● http://www. nagios. org/ ICE-Linux用の監視機能を提供するシステムおよびネットワーク監視アプリケーションであ るNagios®のホームページ。Nagiosは、指定されたホストとサービスを監視し、問題が発生 したときと問題が解決されたときにアラートを発行します。 ● http://oss. oetiker. ch/rrdtool ラウンドロビン データベース ツールおよびグラフ作成システムであるRRDtoolのホームペー ジ。 ICE-Linuxは、NagiosでRRDtoolを使用して、システム ステータスのグラフ表示を提供 します。 ● http://supermon. sourceforge. net/ 低負荷、高いサンプリング レート、および拡張可能なデータ プロトコルとプログラミング インタフェースを強調する高速クラスタ監視システムであるSupermonのホームページ。 Supermonは、Nagiosとともに動作して、システム監視データを提供します。 ● https://computing. llnl. gov/linux/pdsh. html 管理対象システム全体でコマンドを並列に実行する並列分散シェル(pdsh)のホームペー ジ。 ● http://www. balabit. com/products/syslog_ng/ ログ集計に使用されるツールであるsyslog-ng®社のホームページ。 Linux情報 この項では、有用なLinux® Webサイトへのリンクを提供します。Linuxベンダは、このリスト に表示されているベンダに制限されません。各Webサイトのアドレスや特定の内容へのリンク は、Webサイト プロバイダが予告なしに変更する場合があります。 ● http://www. redhat. com Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のディストリビュータであるRed Hat®社のホームページ。 11 このガイドについて ● http://www. novell. com/linux/ SUSE Linux Enterprise Server(SLES)のディストリビュータであるNovell社のホームページ。 ● http://www. linux. org/docs/index. html Linux Documentation Project(LDP)のWebサイトには、独自のLinuxシステムの構築からbash スクリプトの記述まで、Linuxを使用する方法を記載したガイドが掲載されています。また、 このサイトには、Linux HowToマニュアル、FAQ、およびマンページへのリンクも掲載され ています。 ● http://www. linuxheadquarters. com Linuxマニュアルとチュートリアルを提供するWebサイト。マニュアルには、Linux用のアプ リケーションをインストールし、使用する手順、ハードウェアを設定する手順、その他の さまざまな内容が記載されています。 ● http://www. gnu. org GNU Projectのホームページ。このサイトには、GNU/Linuxシステムで一般に使用される多 くのプログラムとユーティリティ用のオンライン ソフトウェアと情報が掲載されています。 オンライン情報には、bashシェル、emacs、make、cc、gdbなどを使用するためのガイド が含まれます。 お客様のご意見 ASUSでは、お客様により良いマニュアルを提供するように努めています。記述の誤りや、改善に 結びつくご意見、ご指摘がございましたら、電子メール(下記のアドレス)にてお寄せくださ い。 <feedback@fc. hp. com> ご意見、ご指摘には、ASUSのマニュアル名、製品番号、項またはページ番号、および他の関連情 報を記入してください。 12 第 1章 製品の概要 この章では、以下の項目について説明します。 ● ● ● 「製品の説明」 (page 13) 「ICE-Linuxのツール」 (page 14) 「ライセンス適用」 (page 15) 製品の説明 ASUS Insight Control Environment for Linux(ICE-Linux)は、エンタープライズ環境におけるASUS ProLiantサーバ用のLinuxホストの管理製品です。 ICE-Linuxは、ASUS Systems Insight Manager(ASUS SIM)バージョン5. 2で動作します。ICE-Linuxは、 高度な監視機能に加えて、充実したリモート ソフトウェア デプロイメント機能を備えていま す。この機能を使用すると、サポートされているバージョンのRed Hat Enterprise Linux(RHEL)、 Novell SUSE Linux Enterprise Server(SLES)、または別の(サポートされていない種類の)Linux オペレーティング システムをネットワーク接続経由で管理対象システムにデプロイすることが できます。 ICE-Linuxソフトウェアは、ASUS SIM 中央管理サーバ(CMS)として選択したシステム上にイン ストールします。CMSを通じてASUS SIMに接続し、ASUS SIMとICE-Linuxのすべてのタスクと操作 はCMSから開始します。 CMSと、ASUS SIMとICE-Linuxで監視、管理するシステムを合わせて、「ASUS SIM管理ドメイン」 と呼びます。管理ドメインごとに、1台のCMSが存在します。CMSは、ICE-Linuxが管理し、 監視するすべてのオブジェクトのデータベースを保持します。 ● ● ● ASUS ProLiantサーバ スイッチ ASUS BladeSystemエンクロージャ ICE-Linuxは、以下のすべての状況で、現在のLinuxシステム管理環境にシームレスに統合でき ます。 ● 管理されるサーバにLinuxオペレーティング システムがインストールされておらず、サーバ がASUS SIMに認識されない(このようなサーバのことを「ベアメタル システム」と呼びま す)。 管理されるサーバに、サポートされていないLinuxオペレーティング システムがインストー ルされている。 管理されるサーバにはサポートされているLinuxオペレーティング システムがインストール されているが、サーバがASUS SIMに認識されない。 管理されるサーバにはサポートされているLinuxオペレーティング システムがインストール されており、サーバはすでにASUS SIMで管理されている。 ● ● ● 13 製品の概要 ICE-Linuxのツール ASUS SIMには、以下のICE-Linuxツールが統合されています。 ● 詳細なシステム監視機能 ICE-Linuxは、自動的に重要なシステム監視サービスを設定し、 管理対象システムの収集を監視する機能を提供します。 ICE-Linuxは、関連するマネジメント エージェントとすべての管理対象システムに必要な ファイルを提供するので、監視ツールは、システムの状態を収集し、報告することができ ます。 ● 業界で実績のあるオープン ソースの統合監視ツール ス監視ツールが統合されています。 ICE-Linuxには、以下のオープン ソー ❍ ICE-Linux用の監視機能を提供するシステムおよびネットワーク監視アプリケーションで あるNagios。Nagiosは、指定されたホストとサービスを監視し、問題が発生したときと 問題が解決されたときにアラートを発行します。 ❍ ラウンドロビン データベース ツールおよびグラフ作成システムであるRRDtool。 ICE-Linux は、NagiosでRRDtoolを使用して、システム ステータスのグラフ表示を提供します。 ❍ 低負荷、高いサンプリング レート、および拡張可能なデータ プロトコルとプログラミ ング インタフェースを強調する高速クラスタ監視システムであるSupermon。Supermon は、Nagiosとともに動作して、システム監視データを提供します。 ❍ ログを集計するために使用されるツールであるsyslog-ng。 ● リモート電源制御 ICE-Linuxを使用すると、マネジメント プロセッサを通じて管理対象シ ステムの電源の投入、切断、および再起動を行うことができます。 中央ソフトウェア リポジトリ ICE-Linuxは、Linuxオペレーティング システム、関連する ソフトウェア、およびインストール ファイルを登録、コピーし、管理対象システムにデプ ロイするためのリポジトリを提供します。 Linuxオペレーティング システムのリモート デプロイメント ICE-Linuxを使用すると、次 のようなリモート ネットワーク インストールを開始し、Linuxオペレーティング システム を1つ以上の管理対象システムにデプロイすることができます。 ❍ RHELの手動または自動インストール。RHELの自動インストールは、デフォルトまたは ● ● ユーザが提供するKickstart設定ファイルを使用して実行されます。 ❍ SLESの手動または自動インストール。SLESの自動インストールは、デフォルトまたは ユーザが提供するAutoYaST設定ファイルを使用して実行されます。 ❍ (サポートされていない)他のLinuxオペレーティング システムの手動および自動イン ストール。 ● Linuxイメージを取り込み、デプロイする機能 ICE-Linuxを使用すると、管理対象システム からLinuxイメージを取り込み、ICE-Linuxリポジトリに保存することができます。次に、取 り込んだLinuxイメージを1つ以上の管理対象システムにデプロイできます。 14 製品の概要 ● ProLiant Support Pack(PSP)のインストール ICE-Linuxを使用すると、PSPをダウンロー ドしてICE-Linuxリポジトリにコピーし、管理対象システムにPSPをデプロイすることができ ます。 ASUS SIMは、PSPを使用して、システム管理用の設定データを収集します。 Linuxレスキュー モードからの起動 ICE-Linuxを使用すると、基本的な管理と設定ツール を含んでいるLinuxベースのレスキュー環境から管理対象システムを起動することができま す。 ● ICE-Linuxコマンド ライン ツールとして、以下の機能を使用できます。 ● 並列分散型コマンド環境 並列分散シェル(pdsh)を使用すると、システム全体で並列に コマンドを実行できるため、個々のシステムで順番にコマンドを実行する必要がありませ ん。 シリアル コンソールのアクセスとログ機能 コンソール管理機能(CMF)は、シリアル コ ンソール メッセージをログ ファイルに収集し、対話型端末セッションを通じて管理対象シ ステムのコンソールに直接アクセスできます。 ● ライセンス適用 ICE-Linuxは、そのライセンス モデルとしてASUS SIMライセンス マネージャを使用します。 ICE-Linuxを購入すると、ICE-Linuxライセンス キーを取得する方法を記載したライセンス権利 付与パッケージが付属しています。それらの手順に従って、ライセンス キーを取得します。 ICE-Linuxのデプロイメント、管理、および監視機能を使用するには、CMS、およびICE-Linux で管理、監視したい各サーバにICE-Linuxライセンスを適用する必要があります。 このガイドの適切な場所に記載されている手順に従って、ICE-Linuxを使用するためにASUS SIM にライセンス キーを追加します。次に、 CMSと管理対象システムに実際のライセンスを適用 する手順が表示されます。 ICE-Linuxライセンス キーには、ASUS Insight Power ManagerとiLO Select Pack用のライセンス キー が付属しています。これらの製品は、ASUS Insight Controlファミリ コア製品の一部です。製品マ ニュアルの手順に従って、それらのライセンス キーをASUS SIMに追加します。 試用ライセンス ICE-Linux製品のWebサイトで[Free Trial]ボタンをクリックすると、ICE-LinuxのISOイメージを ダウンロードし、試行評価期間にわたって使用することができます。試行評価に登録すると、 限られた台数の管理対象システムで限られた期間にわたってICE-Linuxをテストし、評価できる 試用ライセンス キーが送信されます。このガイドの適切な場所に記載されている手順に従っ て、ICE-Linuxを使用するためにASUS SIMに試用ライセンス キーを追加します。 評価期間が終了した後で製品を使用し続けたい場合は、追加のICE-LinuxライセンスをASUSから 購入する必要があります。 15 第 2章 インストールと設定のチェックリス ト 表 2. 1に、ICE-Linuxをインストールし、設定するために必要な手順を示します。 表 2. 1. ICE-Linuxのインストールと設定のチェックリスト 手順 1. ICE-Linux要件に従ってネットワークを設定します。 ICE-Linuxインストール プロセスの準備を行います。 a. インストール プロセスを開始するために必要なすべての項目 が揃っていることを確認します。 ASUS SIM CMSとするシステムを選択し、ASUS SIMとICE-Linuxの すべての要件に適合するようにシステムを設定します。 記載されている場所 第3章 (page 17) 第4章 (page 27) 3. install. shインストール スクリプトを実行して、ASUS SIM(まだ 第5章 (page 37) インストールされていない場合)とICE-Linuxをインストールしま す。 ファーストタイム ウィザードを使用してASUS SIMを設定します。次 第6章 (page 44) に、ICE-Linuxライセンス キーをインストールします。 ICE-Linux環境を設定します。 a. 『ASUS Insight Control Environment for Linux システム、スイッチ、およびエンクロージャを検出します。 ユーザ ガイド』 ICE-Linuxリポジトリにデータを保存します。 管理対象システムをインストールし、設定します。 監視サービスを設定します。 4. 5. 16 第 3章 ネットワークの設定 この章では、以下の項目について説明します。 ● ● ● ● 「ネットワークの概要」 (page 17) 「サポートされているネットワーク構成」 (page 18) 「DHCPの設定」 (page 19) 「その他のネットワーク サービス」 (page 24) ネットワークの概要 この章では、ICE-Linuxシステムの管理、システムの監視、およびソフトウェア デプロイメン ト ツールの操作に必要なICE-Linuxネットワーク環境の概要について説明します。 ICE-Linuxツールはさまざまなネットワーク構成で動作することができますが、ツールが正常に 動作するには、特定のネットワーク要件に適合する必要があります。 さらに、特定のベスト プラクティスに従うと、ツールを最大限に活用できます。 ネットワーク要件 ICE-Linuxが正常に動作するには、CMSとすべての管理対象システムの間に、信頼性の高い双方 向ネットワーク接続が必要です。このネットワーク接続は、ICE-Linuxが通信するために使用す るすべてのプロトコルをサポートする必要があります。それらのプロトコルは、次のとおりで す。 ● ● ● ● ● ● Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP) 起動用のPre-execution Environment(PXE) HTTP/HTTPS rsync Simple Network Management Protocol(SNMP) Trivial File Transfer Protocol(TFTP) このトラフィックをブロックしないように、ICE-Linux通信に含まれるすべてのシステム、ルー タ、およびファイアウォールを設定する必要があります。ファイアウォールで開いている必要 があるポートのリストは、このガイドの後の方に掲載されています。 さらに、ICE-LinuxのOSデプロイメント機能では、管理対象システムがPXEから起動できるよう にDHCPを使用する必要があります。 ICE-Linuxではこの章の後で説明する特定のDHCPオプションが必要になるため、DHCPサーバ の管理アクセス権限を持つ必要があります。管理対象システムがCMSと同じサブネット上にな い場合は、DHCP要求がサーバに渡るようにルータを設定する必要があります。 17 ネットワークの設定 ネットワーク上のDHCPサーバにアクセスできない場合、ICE-Linuxインストール プロセスで、 CMS上のDHCPサーバを設定できます。ICE-Linuxインストール スクリプトには、DHCPサーバ としてCMSを設定し、設定情報の入力を求めるオプションがあります。 ネットワークのベスト プラクティス DHCPの使用はICE-Linuxの要件ですが、動的で予測できないDHCPの性質により、ASUS SIMと ICE-Linuxでさまざまなユーザビリティと信頼性の問題が発生する場合があります。 ASUS SIMとICE-Linuxは、すべての管理対象システムが予測可能で永続的なIPアドレスを持ち、 それらのIPアドレスがDNSまたは/etc/hostsファイルでホスト名に正しく変換される場合、 最適に動作します。 そのため、ベスト プラクティスとして、手動で各サーバのMACアドレスとIPアドレスをDHCP 設定に入力して、静的なアドレス方式をシミュレートするようにDHCPサーバを設定すること をおすすめします。さらに、入力したそれらの固定アドレスを、DNSまたはローカル の/etc/hostsファイルで有効なホスト名に変換することをおすすめします。 この章の全体を通じて、ネットワークのベスト プラクティスに関する詳細について説明しま す。 サポートされているネットワーク構成 ICE-Linuxは、さまざまなネットワーク構成の中で動作します。ただし、CMSが環境内のASUS ProLiantサーバを正しく検出し、デプロイし、管理することができるように適合する必要があ る、多くのアーキテクチャ固有の依存関係が存在します。 ICE-Linuxでは、以下に示す構成を使用することをおすすめします。 ● ● 「2階層ネットワーク トポロジ」 (page 18) 「平坦な単一のネットワーク トポロジ」 (page 19) 2階層ネットワーク トポロジ 図 3. 1に、ICE-Linuxで使用される最も共通のネットワーク構成(別々のパブリック ネットワー クとプライベート ネットワークから構成される基本的な2階層ネットワーク)を示します。 ● パブリック ネットワークは、静的なIPアドレスまたは外部で提供されるDHCPのIPアドレス を使用して、ネットワークの残りの部分やインターネットに接続します。 プライベート管理ネットワークは、CMSからDHCPが提供するIPアドレスを使用します。 CMSは、このIPアドレスを使用して、管理対象システムと通信し、システムを監視、制御 します。 ● 18 ネットワークの設定 図 3. 1. 2階層ネットワーク アーキテクチャ 平坦な単一のネットワーク トポロジ 図 3. 2に示すように、別の共通のネットワーク構成では、平坦なネットワークまたは単一のネッ トワークで、CMSと管理対象システムを使用します。平坦な構成では、管理およびプロダク ション トラフィックの両方に、ただ1つのネットワークが使用されます。IPアドレスは、CMS から、または(オプションで)ICE-Linuxの要件に適合するように設定された環境内の既存の DHCPサーバから、DHCPを通じて割り当てられます。 図 3. 2. 平坦なネットワーク アーキテクチャ DHCPの設定 この項では、DHCPを設定するための要件とベスト プラクティスについて説明します。 19 ネットワークの設定 DHCP要件 DHCPで管理対象システムをサービスすることが、ICE-Linuxのデプロイメント機能を使用する 絶対的な要件です。ほとんどのDHCPサーバは、環境のニーズに適合するために、さまざまな 設定オプションを提供しています。 表 3. 1に、ICE-Linuxに必要なDHCP設定を示します。これらの設定は、必須です。DHCP設定オ プションの追加ベスト プラクティスは、項 (page 21)で説明します。 表 3. 1. SLESバージョン10のRPM依存関係 すべてのSLES10に共通 perl-libwww-perl perl-HTML-Parser perl-HTML-Tagset apache2 apache2-prefork plotutils gnuplot gd openssl-devel dhcp-server atftp a sensors SLES10 X64に固有 compat-libstdc++ openssh net-snmp zlib glib krb5 audit-libs-32bit cracklib-32bit db-32bit libapr-util1 libapr1 libxcrypt-32bit pam-32bit pam-modules-32bit zlib-32bit SLES10 I386に固有 compat-libstdc++ openssh net-snmp zlib glib krb5 audit-libs cracklib db libapr-util1 libapr1 libxcrypt pam pam-modules aTFTPもサポートされていますが、ATFTPをインストールすることをおすすめします。両方をインストールする ことはできません。 32 ICE-Linuxをインストールするための準備 3. RHELでは、Secure Linux(SElinux)は無効になっています。SElinuxは、SLESに付属して いません。 まだ行っていない場合は、CMS上のSElinuxを無効にします。ベンダ提供のLinuxマニュア ルに記載されている手順に従ってください。 4. バージョン5. 2以前のASUS SIMは、CMSにインストールされていません。古いバージョンの ASUS SIMからのアップグレードは、サポートされていません。 注: ASUS SIM バージョン5. 2は、CMSにプリインストールされている必要はありま せん。 5. CMSがIntegrated Lights Out(iLO)マネジメント プロセッサを搭載するASUS ProLiantサーバ である場合は、PSPバージョン8. 0をCMSにインストールする必要があります。 注: ASUS ProLiant DL100シリーズ サーバでは、PSPを使用できないため、この手順 を省略してください。 PSPには、ProLiantハードウェア プラットフォームに必要な、動作が最適化された特定のド ライバ、ユーティリティ、およびマネジメント エージェントが含まれています。PSPの内 容全体をインストールできますが、少なくとも以下のコンポーネントをインストールする 必要があります。 ● ● ASUSシステム ヘルス アプリケーションおよびInsightマネジメント エージェント iLO/iLO 2用ASUS ProLiantチャネル インタフェース ドライバ 注: これらのコンポーネントに関連するRPMの名前は、hpasmおよびhp-iloで す。 PSPバージョン8. 0と付属マニュアルをダウンロードする必要がある場合は、「関連ASUS製 品」 (page 10)に記載されている手順を使用してください。 CMSの設定要件 以下のガイドラインに従って、ASUS SIMとICE-Linuxの要件に適合するようにCMSが設定されて いることを確認します。 33 ICE-Linuxをインストールするための準備 1. ICE-Linuxをインストールする前に、管理対象サーバと通信するためにCMS上に少なくとも 1つのネットワーク インタフェースを設定する必要があります。ICE-Linuxインストール プ ロセス中、サービスとアプリケーションは管理ネットワーク インタフェースを使用して設 定されるため、インストール スクリプトを実行する前に管理ネットワーク インタフェー スを設定する必要があります。 ネットワーク インタフェースの設定の詳細については、ベンダ提供のオペレーティング システムのマニュアルを参照してください。 2. CMSにPSPバージョン8. 0をインストールした場合は、CMS上のSNMPを設定する必要があ ります。 # /etc/init. d/hpasm reconfigure SNMP設定に関する質問と応答の例については、『ASUS Insight Control Environment for Linux ユーザ ガイド』を参照してください。通常、ほとんどの質問に対して、デフォルトの応答 を受け入れることができます。 3. /etc/hostsファイル内のCMS情報を表示して、本当のホスト名がlocalhostに等しく ないことを確認します。このファイルの内容は、次のようになる必要があります。 # Do not remove the following line, or various programs # that require network functionality will fail. 127. 0. 0. 1 localhost CMS_IP_address CMS_fq_hostname CMS_hostname IPアドレス127. 0. 0. 1はlocalhost項目に関連付けられており、CMS情報がlocalhostと 同じ行に現れることはできません。CMSのIPアドレス、完全修飾ホスト名、およびホスト 名は、別々の行に現れる必要があります。これらの項目が別々の行にない場合は、テキス ト エディタを使用して必要な調整を行ってください。 たとえば、earthという名前のCMS用の/etc/hosts項目は、次のようになります。 127. 0. 0. 1 192. 0. 2. 5 4. localhost. localdomain localhost earth. example. com earth 管理対象ノードはイベントの報告先を知っている必要があるため、CMSが安定した静的な IPアドレスで設定されていることを確認します。CMS用にDHCPを使用することはおすす めしません。 /opt/repositoryディレクトリに、十分な未使用ディスク容量が使用できることを確認 します。 ICE-Linuxソフトウェア リポジトリは、CMS上の/opt/repositoryディレクトリにあり ます。これは、管理対象システムへのデプロイメント用にベンダ提供のLinuxオペレーティ ング システム、インストール設定ファイル、およびPSPが保存される位置です。 リポジトリにはすべてのオペレーティング システム ディストリビューション、インストー ル設定ファイル、取り込まれたLinuxイメージ、およびPSPが保存されるため、非常に大き くなる可能性があります。したがって、十分なディスク容量を確保するため に、/opt/repositoryにローカル ディスクをマウントすることを検討してください。 /opt/repositoryにアクセスするために、シンボリック リンクを使用することはできま せん。このディレクトリをマウントするためにNFSを使用することはおすすめしません。 5. 34 ICE-Linuxをインストールするための準備 6. /hptc_clusterディレクトリに、十分な未使用ディスク容量が使用できることを確認し ます。 CMS上の/hptc_clusterディレクトリはICE-Linux監視ソフトウェアに必要であり、 ICE-Linuxをインストールするときに自動的に作成されます。このディレクトリは、さまざ まなログ ファイルで非常に大きくなる場合があり、/(ルート)ファイル システムを消費 する場合があります。 /hptc_clusterを別々に管理したい場合は、ICE-Linuxをインストールする前に、ファイ ル システムを作成し、/hptc_clusterにマウントします。 7. CMSのシリアル コンソールを監視し、取り込みたい場合は、シリアル コンソールのログ 機能を設定する手順について、『ASUS Insight Control Environment for Linuxユーザ ガイド』を 参照してください。 サポートされているバージョンのOracleデータベースをインストールするか、ASUS SIMのデ フォルト データベースを使用するかを決定します。 デフォルトで、ASUS SIMは、データベースとして独自のPostgreSQLのインスタンスをインス トールし、使用します。 また、ASUS SIMは、Oracle9iリリース2およびOracle 10gリリース2と 互換性があります。 ICE-Linuxインストール プロセス中、デフォルト データベースをオー バライドしたい場合は、サポートされているOracleバージョンの既存のインスタンスを使 用するオプションがあります。 Oracleデータベースを使用するには、ASUS SIMをインストールする前に、文字セットとして Unicode(AL32UTF8)を使用するOracleデータベースを作成する必要があります。 また、 シン クライアントの. jarファイルの位置を指定する必要があります。 ASUS SIMは、システ ムの再起動時に、OracleデータベースとTransparent Network Substrate(TNS)リスナ サービ スが動作している必要があります。 Oracle自体は、OracleデータベースとTNSリスナを自動的に起動しません。Oracleデータベー ス管理者(DBA)は、サーバのリセット時にこれらのサービスが再起動されるように設定 する必要があります。これらのサービスを自動的に開始する方法については、Oracleのマ ニュアルを参照してください。 http://download-east. oracle. com/docs/html/A96167_01/post-inst. htm 8. 9. CMS上の必要なネットワーク ポートを開きます。 表 4. 7に示すネットワーク ポートは、管理対象システムとCMS間の通信に使用されます。 これらのポートは、開いている必要があります。 OSベンダが提供するマニュアルの手順に従って、まだ開いていない必要なネットワーク ポートを開きます。 必要なポートを開かない場合は、CMS上のファイアウォールを無効にする必要がありま す。 表 4. 7. CMS上で開いている必要があるネットワーク ポート サービス ASUS SIM Webサーバ インバウンドまたはア ウトバウンド ポート番号 インバウンド 280 プロトコル TCP 35 ICE-Linuxをインストールするための準備 サービス ASUS SIM Secure Web サーバ ASUS SIM SOAP SNMP インバウンドまたはア ウトバウンド ポート番号 インバウンド インバウンド インバウンド 50000 50001 161 162 a プロトコル TCP TCP TCP/UDP UDP TCP TCP TCP/UDP TCP TCP TCP TCP UDP SNMPトラップ リスナ インバウンド ICE-Linuxリポジトリ インバウンドおよびア 60000 Webサーバ ウトバウンド ASUS System Management インバウンド Homepage https supermon mond nsca cmfd syslog-ng syslog-ng nrpe tftp rsync ssh アウトバウンド アウトバウンド インバウンド インバウンド インバウンド インバウンド インバウンド インバウンド アウトバウンド インバウンド 2301および2381 443 2710 2709 5667 6500 514 214(SLESバージョン TCP 10専用)b 5666 69 873 TCP UDP TCP TCP インバウンドおよびア 22 ウトバウンド a60000は、ネットワーク インストールに使用するデフォルトのポートです。ICE-Linuxインストール プロセス中 にデフォルトのポートをオーバライドする場合は、代わりにそのポートを開いてください。 bSLESバージョン10では、syslog-ng用にポート214と514だけが開いている必要があります。 インストールの準備作業は完了 これで、すべてのインストール準備作業が完了しました。第5章 (page 37)に進み、ASUS SIMと ICE-Linuxをインストールしてください。 36 第 5章 ASUS SIMとICE-Linuxのインストール この章では、ASUS SIMとICE-Linuxをインストールする方法について説明します。この章の内容 は次のとおりです。 ● ● ● ● 「ICE-Linuxのインストールの概要」 (page 37) 「インストール スクリプトの実行」 (page 37) 「インストール セッション中に要求される情報」 (page 40) 「インストール ログ ファイル」 (page 43) ICE-Linuxのインストールの概要 ICE-Linux配布メディアには、以下のソフトウェア製品とマニュアルが収録されています。 ● ● ● ● ASUS SIM バージョン5. 2 ICE-Linux バージョン2. 00 ICE-Linuxと統合されるオープン ソース製品用のソース コード World Wide WebからICE-Linuxのマニュアル セットを入手する方法を記載した/docsディレ クトリ内のPDFファイル インストール プロセスを開始するには、CMSとして準備し、設定したサーバ上で、install. sh ICE-Linuxインストール スクリプトを実行します。CMSのインストール要件のリストについて は、 項 (page 29)を参照してください。 インストール スクリプトがサーバ上にすでにASUS SIM バージョン5. 2がインストールされている ことを検出すると、インストールのこの部分が省略されます。ただし、ASUS SIM バージョン5. 2 が検出される場合は、ASUS SIMを再初期化するように要求されます。再初期化が必要になるの は、ASUS SIM設定を再初期化したい場合、またはASUS SIM初期設定プロセスが失敗した場合だけ です。 古いバージョンのASUS SIMが検出される場合は、ASUS SIMのマニュアルの手順を使用してバージョ ン5. 2へアップグレードするように要求されます。 次に、インストール スクリプトは、必要なすべてのRPMがCMS上にインストールされているこ とを確認します。必要なRPMがインストールされていない場合、インストール スクリプトが停 止するので、ここで欠落したRPMをインストールすることができます。すべての要件と依存関 係をインストールしたら、再びICE-Linuxインストール スクリプトを起動する必要があります。 インストール スクリプトを再起動し、すべてのRPM依存関係に適合すると、インストール プ ロセスが先に進み、一連の設定質問に応答するように要求されます。 インストール スクリプトの実行 以下の手順に従って、CMSとして選択したシステム上にASUS SIMおよびICE-Linuxをインストー ルします。 37 ASUS SIMとICE-Linuxのインストール 注: ASUS SIM バージョン5. 2がすでにサーバ上にインストールされている場合、インス トール スクリプトによって、インストールのこの部分が省略されます。 すべての設定質問に応答すると、インストール プロセスは30分以内に完了します。この時間の ほとんどが、ASUS SIM設定フェーズに費されます。 1. ASUS SIM CMSとして動作するサーバで、rootユーザとしてログインします。 希望する位置にICE-Linux配布メディアをマウントします。次の例は、/mntディレクトリ を作成し、そこに ICE-Linux CDをマウントします。 # mkdir /mnt # mount -r /dev/cdrom /mnt 注: ICE-Linux ISOイメージをマウントしている場合、mountコマンドが異なりま す。 # mkdir /mnt # mount –o loop {ICE-Linux_image_name}. iso /mnt 3. マウント ポイントおよびインストール スクリプトの位置にディレクトリを変更します。 たとえば、次のように変更します。 # cd /mnt/ASUS 4. インストール プロセスを開始します。 注: 設定質問に対するデフォルトの応答は、角括弧([ ])で囲まれています。デ フォルトの応答を受け入れるには、Enterキーを押します。 # . /install. sh This will install ASUS Insight Control Environment for Linux (ICE-Linux) including ASUS Systems Insight Manager (SIM). (y/n) [y] 38 ASUS SIMとICE-Linuxのインストール 5. 使用許諾契約書を読んだかどうかを指定します。契約書を読んでいない場合は、nを入力 して契約書を表示し、読んでください。 Have you read the license agreement?(y/n) [n] Do you accept this license agreement?画面で、必要なすべてのRPMがシステム上にインストールされていることを確認するイン ストール プロセスの最初の部分を参照します。 ● ● 必要なすべてのRPMがインストールされている場合は、手順7に進みます。 RPM依存関係が欠落していることをインストール プロセスが検出すると、次のような メッセージが表示されます。 An RPM dependency is missing: {RPM_name} 先に進む前に、欠落しているすべてのRPM依存関係をインストールする必要がありま す。すべてのRPM依存関係をインストールしたら、手順3に戻り、インストール プロセ スを再び開始します。 7. サポートされているASUS SIMバージョンがすでにインストールされていることが検出される 場合は、次の質問に応答します。そうでない場合は、この手順を省略します。 Would you like to re-configure and re-initialize this instance of ASUS SIM?(y/n) [n] 重要: 前のインストールがASUS SIMを完全に初期化できなかった場合のみ、yと入力 してASUS SIMの設定と初期化を再び実行してください。再初期化操作により、 既存のASUS SIM設定が削除されます。 8. 以下の設定質問に対する応答を提供します。応答がわからない場合は、疑問符(?)を入力 するか、項 (page 40)を参照してください。 Gathering configuration data. . . [. . . ] Status Property File . . OK Status : Unconfigured 7. Task Results Output Cleanup . . OK Status : Unconfigured 8. Database Configuration . . OK LOG: logger shutting down Status : Unconfigured 9. Database Content . . OK Status : Unconfigured 10. [. . . ]

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