ユーザーズガイド AUTODESK SXF CONVERTER FOR AUTOCAD LT 2004/2005

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[. . . ] 21 4. 詳細設定―読み込みリファレンス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22 4.1. 図面に関する設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22 4.2. 寸法線に関する設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24 4.3. 文字に関する設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル ③ DWG→SXF[P21] AutoCAD の DWG 図面を SXF ファイル(. P21)に変換します。編集優先でのモデル空間か ら書き出し、レイアウト空間から書き出し、および描画優先でモデル空間から書き出しのい ずれかを選択します。 描画優先でモデル空間から書き出しでは、SXF からの読み込み時に保持した AutoCAD で は表現できない情報を優先に変換する方法です(AutoCAD で作成した図面の場合、編集優 先と結果は同じです) 。SXF から読み込んだ図面をそのまま SXF に戻す場合に使用してくだ さい。また、レイアウト空間から書き出しでは、レイアウトを複数作成している場合は、全 てのレイアウトが変換対象となります。 モデル空間からの書き出しでは、作成する SXF ファイル名の最後にモデルタグ(_model) を付けるか否かの選択が可能です。レイアウト空間からの変換では複数作成できますので、 必ず SXF ファイル名の最後にレイアウトのタグ名称を付けます。 図 1-7一括変換(P21 書き出し) 「参照」ボタンにより、変換対象とする DWG ファイル群を指定します。 「削除」ボタンは、選択したファイル群より指定を解除します。 「出力先」ボタンにより、生成する SFC ファイル群を格納するフォルダを指定します。 7 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 「作成者情報」ボタンは、SXF ファイルの作成者、作成者所属情報を指定します。 「詳細設定」ボタンで書き出し時の変換条件変更の詳細画面が表示されます。詳細画面 は書き出しのそれぞれに対し保持します。 「バージョン情報」ボタンで SXF データトランスレータのバージョン情報を表示します。 「P21 書き出し」ボタンで変換を実行します。 「閉じる」ボタンでコンバータが終了します。 注意:P21 ファイル群を格納するフォルダは予め作成しておく必要があります。 (5)読み込み設定 SXF から AutoCAD の図面に読み込む際に、編集優先でモデル空間に読み込み、編集優先でレイ アウト空間に読み込み、描画優先でモデル空間に読み込みのいずれかを選択します。 ① 編集優先でモデル空間に読み込み 読み込んだデータが編集しやすいようにモデル空間に読み込みます。すべての図形がモデル 空間上に読み込まれます。XY 異縮尺の部分図が含まれる図面に適しています。 ② 編集優先でレイアウト空間に読み込み 読み込んだデータが編集しやすいようにレイアウト空間に読み込みます。部分図などの図形 はレイアウト空間上のビューポートとして読み込まれます。尺度の異なる複数の部分図が含ま れる図面の編集に適しています。 ③ 描画優先でモデル空間に読み込み 文字や寸法形状を保持します。図面と文字、寸法線などのバランスを保持する必要がある図 面に適しています。 8 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 図 1-8 読み込み設定画面 また、 「詳細設定」ボタンにより、それぞれの変換に対し変換精度を上げるための変換条件を変 更が可能です。ここで変更された設定は一括変換する場合の設定にも反映されます。 9 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル (6)書き出し設定 AutoCAD の図面から SXF に書き出す際に、 モデル空間を書き出し、 レイアウト空間を書き出し、 描画優先でモデル空間を書き出しのいずれかを選択します。 図 1-9 書き出し設定画面 「詳細設定」ボタンにより、それぞれの変換に対し変換精度を上げるための変換条件を変更が可能 です。ここで変更された設定は一括変換する場合の設定にも反映されます。 「作成者情報」ボタンは、SXF ファイルの作成者、作成者所属情報を指定します。 (7)バージョン情報 SXF データトランスレータのバージョン情報を表示します。 図 1-10 バージョン表記 10 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 2.AutoCAD で作成した図面の SXF ファイルへの書き出し ここでは、AutoCAD などで作成した図面を SXF ファイルに書き出す方法を説明します。 2.1.変換空間について まず、図面をモデル空間から SXF ファイルに書き出すか、レイアウト空間から SXF ファイルを 書き出すかを決めます。作図時に、すべてモデル空間上で図面を作成した場合、モデル空間から書 き出します。レイアウト空間を使って、図面を作成した場合、レイアウト空間から書き出します。 2.2.レイアウト空間から書き出し 1)AutoCAD で図面を開き書き出したいレイアウト空間を表示します。 2)AutoCAD のファイルメニューから、ページ設定を選択します。 3)印刷デバイスタブにて、プロッタを「DWF6 ePlot. pc3」に設定します。 図 2-1 印刷デバイスの設定 11 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 4)レイアウト設定タブにて「用紙サイズ」を指定します。用紙は、ISO フルブリードを選択して ください。 (ISO フルブリード A1(841. 00*594. 00 ミリなど)」フルブリード用紙は、余白がほとん どない用紙サイズで、紙への印刷には利用できませんが、SXF ファイル書き出しの場合にはこれを 指定します。 5)印刷尺度を1:1(1ミリメートル = 1長さの単位)に設定します。印刷可能領域の単位は ミリメートルを指定しておきます。 図 2-2:レイアウト設定 注意:印刷尺度が自動調整になっていて、1ミリメートル=1長さの単位になっていないまま書き 出すと、SXF ファイルに正常に図面が書き出されません。 6)レイアウト空間上で、正しく図面が表現されていることを必ず確認してください。 12 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 図 2-3 正しく設定されたレイアウト空間例 注意:図面をプロッタなどに印刷するときと、SXF ファイルに書き出すときの設定は一般的に異な ります。ここまでの設定で図面体裁がおかしい場合は、書き出す前に編集作業を行ってください。 7) 「SXF 変換」メニューから「書き出し設定」を選択し「書き出し設定」のモードを「レイア ウト空間を書き出し」を選択して、 「選択」ボタンを押します。 図 2-4 変換元空間の指定 13 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 注意:初めて SXF 書き出しを行う場合、 「作成者情報」 ボタンを押して、 SXF ファイル作成者情報 を入力してください。一度「作成者情報」を入力すると、以後書き出される SXF ファイルに「ファ イル作成者」 「作成者所属」情報が追加されます。 8) 「SXF 変換」メニューから「SFC 書き出し」または「P21 書き出し」を選択します。書き出し たい SXF ファイルの種類によりどちらかを選択します。 図 2-5 SFC 書き出しでの出力先指定例 9) 「名前をつけて保存」ダイアログから、 「保存する場所」を選択します。 10)SXF データ名を指定(既定値は AutoCAD 上に表示されている図面名)し、保存のボタンを 押すことで変換が実行します。 14 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 2.3.レイアウト空間から書き出し時の注意事項 SXF ファイルでは、AutoCAD のレイアウト空間やビューポートと同じ仕組みをサポートしてい ません。SXF データトランスレータ 2004 は、AutoCAD のビューポート内の図形を SXF ファイ ルの「部分図」に書き出しています。これによりいくつかの注意事項があります。 2.3.1.クリッピングについて AutoCAD のビューポートに一部ひっかかる図形には注意が必要です。SXF データトランスレー タ 2004 では、折線などの図形についてはビューポート枠にて図形をクリッピングして SXF ファ イルの部分図に書き出しますが、文字、複合図形、寸法、ラスターなどはクリッピング処理を行い ません。ビューポート枠にこれらのデータがひっかかる場合、SXF データトランスレータ 2004 で は、その図形をすべて部分図に書き出してしまいます。書き出し前にこれらの図形がビューポート 枠にひっかかっていないか必ず確認してください。 2.3.2.単位について SXF ファイルは座標単位がmmに固定されています。AutoCAD は作図する図面によって、様々 な単位が利用されています。たとえばモデル空間上の単位が「m」の実寸で書かれている場合、図 面の作成単位を SXF データトランスレータ 2004 の書き出し設定で以下のように設定する必要が あります。 1)メニューから、SXF 変換―>書き出し設定 2)「書き出し設定」ダイアログにて、 「レイアウト空間から書き出し」を指定 3)「詳細設定」ボタンを押し、 「書き出しー詳細設定」ダイアログから、 「図面」タブを選択 4)用紙エリアの「図面の作成単位」をメートル(m)に指定 書き出し設定の詳細については、本書の「詳細設定―書き出しリファレンス」の章を参照してく ださい。 2.3.3.一括変換について レイアウト空間から一括変換を行う場合も一図面ごとに行う場合と方法に違いはありません。 一括変換では、その図面の持つすべてのレイアウトタブを SXF ファイルに書き出します。 注意:一括変換をかける前に必要のないレイアウトタブは削除しておいてください。 15 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 2.4.モデル空間から書き出し 1)AutoCAD で図面を開き、モデル空間を表示します。 2)まず、図面範囲を設定します。この図面範囲内の図形が SXF ファイルに書き出されます。 3)形式メニューから「図面範囲設定」を選択します。 4)テキストウィンドウに「左下コーナーを指定 または [オン(ON)/オフ(OF)]:」で、作図されて いる図面の左下をマウスで左クリックします。 5) 「右上コーナーを指定:」で、作図されている図面の右上をマウスで左クリックします。 6) 「SXF 変換」メニューから、 「書き出し設定」を選択します。 7) 「書き出し設定」ダイアログで、 「モデル空間を書き出し」を選択します。 図 2-6 モデル空間からの書き出し設定 注意:初めて SXF 書き出しを行う場合、 「作成者情報」 ボタンを押して、 SXF ファイル作成者情報 を入力してください。一度「作成者情報」を入力すると、以後書き出される SXF ファイルに「ファ イル作成者」 「作成者所属」情報が追加されます。 8) 「詳細設定」ボタンを押し、 「書き出しー詳細設定」ダイアログを表示します。 9)図面タブで「用紙」エリアの「サイズ」と「縦/横区分」に図面の用紙サイズと縦横区分を指 定します。 10) 「図面の作成単位」に図面を作成した単位を選択します。 16 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 図 2-7 用紙サイズ A1 横、図面作成単位を mm にした例 11)レイアウトタブで、モデル空間領域の「出力領域」で、 「図面範囲」を選択し、 「尺度」を SXF に書き出すときの尺度とします。用紙座標系で作図している場合は「指定尺度にする」を選択 し、値を「1. 0」とします。実寸座標系で書かれている場合は「部分図変換」を「する」に選択し ます。 「尺度」を入力できるようになりますので、 「指定尺度にする」に値を入力します。たとえば 1:500 の図面の場合は、 「0. 002」となります。 17 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 図 2-8 用紙座標系で作図した場合の設定 2.5.モデル空間から書き出し時の注意事項 2.5.1.用紙と尺度について モデル空間から書きだす場合は、用紙と尺度について注意が必要です。もし用紙サイズがわ からない場合は、詳細設定の「図面」タブにて用紙のサイズを「FREE」に設定してください。 これにより図面範囲と尺度に合わせた用紙サイズが自動的に SXF ファイルに書き込まれます。 2.5.2.一括変換について レイアウト空間から一括変換を行う場合も一図面ごとに行う場合と方法に違いはありません。 一括変換では、その図面の持つすべてのレイアウトタブを SXF ファイルに書き出します。 18 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 3.SXF ファイルの AutoCAD への読み込み ここでは、SXF ファイルを AutoCAD に取り込む方法を説明します。 3.1.事前作業 1)AutoCAD の新規作成コマンドで新しい図面を作成しておきます。 注意:スタートアップダイアログが表示された場合、既定値の設定は必ず「メートル」を選択して ください。 「フィート/インチ」を指定すると正しく読み込みができません。 2)読み込み設定メニューを選択し、変換空間を指定します。 SXF データを AutoCAD のモデル空間に読み込むか、レイアウト空間に読み込むかを決めます。 図 3-1 変換空間の指定 <変換空間> モデル空間 :AutoCAD で開いている空間に関わらずモデル空間に変換します。レイアウ ト空間には何も処理しません。 レイアウト空間 :AutoCAD で開いている空間に関わらず、SXF の図面として体裁をレイアウ ト空間に変換します。モデル空間には、SXF 図面の部分図の尺度を実寸に 変換した形状を重ならないように配置します(SXF の部分図の並びとは異 なります) 。 モデル空間への読み込みには、 SXF の要素に応じた AutoCAD の要素へ変換する編集優先と SXF で表現されている形状を合わせる変換の描画優先(文字、寸法線などが分解されブロック要素とな ります)があります。また、レイアウト空間への変換では、編集優先のみとなります。 レイアウト空間への読み込みでは、新しいレイアウトが自動的に作成され、レイアウト名が SXF ファイルに記述されている図面名となります。印刷デバイスは DWF6 ePLOT. pc3 から用紙を選択 します。モデル空間には SXF 図面を実寸長で展開し、SXF の部分図単位に MIN/MAX を求め、そ れぞれをビューポート枠として持つレイアウト空間に展開します。 19 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 3.2.SXF ファイルの選択 読み込みコマンドを選択すると、 DWG に変換するディレクトリと対象となる SXF ファイル名の 指定画面が表示されます。 図 3-2 SXF の選択 変換対象となる SXF データを選択(対象は一つです)し、 ‘開く’のボタンを押すことで変換を 実行します。変換実行後、この選択画面は消えます。 開くを実行することで新しい図面が自動で開きます。 AutoCAD でのファイル名は、事前に新規作成で開いた図面名(DrawingN. dwg)となります。 AutoCAD 上に変換された図面は自動では保存しませんので、名前を付与し AutoCAD の保存コマ ンドで保存します。 20 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 3.3.SXF ファイルを読み込む場合の注意事項 3.3.1.モデル空間に読み込む場合の注意事項 1)SXF 部分図の編集 モデル空間に SXF ファイルを読み込んだ場合、SXF ファイルで指定されている部分図はすべ て複合図形としてモデル空間上に配置されます。複合図形を編集するには「修正」メニューか ら、 「外部参照/ブロック編集」―>「インプレイス参照編集」で編集できます。 XY 異縮尺の図面や部分図内の寸法、複合図形などは編集ができません。この場合は、該当 する部分図の名称をオブジ ェ クトプロ パ テ ィ管理 で 確認 の上、コマンドプロンプトから 「WBLOCK」コマンドを実行して、部分図別の DWG ファイルを作成します。また、書き出 された DWG ファイルを AutoCAD の外部参照機能を使って元の図面から参照することもでき ます。WBLOCK や外部参照機能などの詳細は AutoCAD のマニュアルをご覧ください。 3.3.2.レイアウト空間に読み込む場合の注意事項 1)XY 異縮尺部分図の読み込み レイアウト空間に読み込む場合、 XY 異縮尺部分図が存在する SXF ファイルは正常に読み込め ません。 XY 異縮尺部分図がある SXF ファイルを読み込む場合にはモデル空間に読み込んでく ださい。 2)重なったビューポート内のデータの選択について SXF ファイルの部分図をレイアウト空間に読み込んだ場合、 ビューポートが重なる場合があり ます。重なったビューポートを選択する場合は、キーボードから CTRL+R を押すことで選択 できます。 3)A0-A4 以外の用紙を持つ SXF ファイルの読み込み SXF ファイルが上記以外の用紙サイズを持っている図面をレイアウト空間に読み込んだ場合、 A1 用紙サイズに設定します。 このとき印刷尺度は A1 に合うように自動調整されます。 読み込 んだファイルをまた SXF に書き出す場合は用紙サイズを見直し、尺度が必ず 1=1 になるよう に設定しなおしてください。 3.3.3.文字サイズについて SXF ブラウザなど、SXF 対応製品の多くは、SXF ファイルに書かれている文字の高さを漢字 の大きさを基準として描画しています。AutoCAD は、半角英数字の大きさを文字の高さの基 準としているため、SXF ファイルを読み込んだとき、他の SXF 対応製品で読み込んだ場合と 比べて文字の大きさが大きくみえます。これにより罫線からはみでたり、文字が重なったりす る問題がおきる場合がありあます。この場合は、 「書き出しー詳細設定」の「文字2」タブに ある「文字高さの調整」エリアにて「調整する」を選択してください。 3.3.4.一括変換後のDWGを最初に AutoCAD で表示したときについて 一括変換直後の DWG ファイルを AutoCAD で開いたとき、図形が表示されない場合があり ます。そのときは、表示を図形範囲にズームしてください。 21 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. 4.詳細設定―読み込みリファレンス 読み込み-詳細設定画面の一番下のボタンはそれぞれ以下のように機能します。 ①既定値 ②選択 :選択した変換方法の初期状態に戻します。 :詳細設定で変更した内容を保持し、詳細設定画面を閉じます。 ③キャンセル:詳細設定で変更した内容を破棄し、詳細設定画面を閉じます。 4.1.図面に関する設定 ① ② ③ ④ 図 4-1 図面に関する設定 4.1.1.部分図 <概要> SXF をレイアウトに変換する場合、部分図の MIN/MAX でビューポートを作成します。こ のビューポートの枠に対し、画層名(既定値:VIEW)の指定と、この画層を表示する/しな い(既定値:表示しない)の選択をします。 モデル空間への読み込みでは指定できません。 <操作方法> ①にビューポートの画層名を、②に表示する/しないを指定します。 22 © Copyright 2003 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 4.1.2.モデル空間読み込み時の用紙枠 <概要> SXF で定義されている用紙サイズの大きさをモデル空間上に図枠(四角形)として読み込む 際、描画する画層とその色、線種を指定します。 <操作方法> ③の描画するにチェックすることにより、④に画層名を入力、画層の色を指定(リストボッ クス) 、画層の線種(リストボックス)を指定します。 23 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 4.2.寸法線に関する設定 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 図 4-2 寸法線に関する設定 4.2.1.寸法線 <概要> SXF の矢印形状と AutoCAD の矢印形状の種類が異なるものがあります。 寸法線/引出し線 の矢印を、AutoCAD の矢印形状に対応づけるか、テンプレートに用意されている SXF の矢印 を使用するか、もしくは寸法線/引き出し線を全て幾何要素に分解するかを指定することがで きます。 <操作方法> ①をチェック指示することで、AutoCAD の既定値の矢印形状に対応させて変換します。ま た、変換対応を変更することができます。 変更する場合: ②から変更する SXF 矢印を選択します。 ④から対応づける AutoCAD 矢印を選択します。 ⑤の変更ボタンを指示することで、矢印の対応を変更します。 ③の既定値ボダンでインストール時の対応に戻すことができます。 ①をチェックしない場合、⑥、⑦の選択になります。 24 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル ⑥をチェックすると、テンプレートに用意されている SXF で定義した矢印で変換します。 AutoCAD ではユーザ定義矢印になります。 (編集優先での既定値) ⑦をチェックすると寸法線/引出し線を幾何形状に分解し、 SXF のブラウザなどと見た目を 合わせるように変換します。AutoCAD では表現できない形状(寸法線より矢印の形状の 方が大きく外向きの矢など) をそのまま変換する場合に指定します (描画優先での既定値) 。 25 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 4.3.文字に関する設定 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 図 4-3 文字に関する設定 4.3.1.文字基点 <概要> SXF は個々の文字情報に文字幅、文字間隔の情報を持ちますが、AutoCAD は持ちません。 横書きに限り、文字の書き出し位置を示す基点フラグを指定できます。 ‘フィーチャーの配置 基点参照’を選択すると、SXF の配置基点に合わせた位置で AutoCAD に変換します。 ‘フィ ット指定’ を指定した場合、 文字列の幅を SXF の文字幅に合わせることが可能です。 ただし、 全ての文字はフィットになります。 <操作方法> ①から選択して下さい。 4.3.2.フォント <概要> SXF では、 文字のフォント名は持ちますが、 AutoCAD に対応したスタイル名は持てません。 SXF からの変換に対し、SXF のフォント名を AutoCAD のスタイル名に変換しますが、その スタイルが定義するフォントファイル名を対応づけることができます。 <操作方法> 26 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル ③の既定値ボタンを指示することで、システムの既定値のフォント対応に戻します(注:入 力したデータは削除されます) 。 登録する場合: ②に SXF のフォントと DWG のフォント名を入力、 またはリストボックスから選択します。 ④の登録ボタンを指示することで⑦に追加登録します。 変更する場合: ⑦から変更するフォント名の対応を選択します。 ②に変更後のフォントファイル名を入力、またはリストボックスから選択します。 ⑤の変更ボタンを指示することで変更されます。 削除する場合: ⑦から削除するフォント名の対応を選択します。 ⑥の削除ボタンを指示することで⑦のテーブルから削除されます。 27 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 4.4.文字に関する設定-2 ① ② ③ ④ ⑤ 図 4-4 文字2に関する設定 4.4.1.縦書き文字フォント <概要> SXF では、文字の縦書きは個々の文字情報に持ちますが、AutoCAD では文字のスタイル情 報に縦書き/横書きのフラグを持ちます。また、AutoCAD は TrueType フォントに対しては 縦書き/横書きのフラグでは表現しません。 SXF でフォント名に@を使用し縦書きを表現している場合、 そのまま変換するか、 AutoCAD が縦書き/横書きのフラグを許すフォント名に置き換えるか(この場合置き換えるフォント名 を指定します) 、 AutoCAD が表現する TrueType 形式の縦書き表現に情報を変更するかを指定 します(既定値:AutoCAD 仕様に合わせる) 。 <操作方法> ①から変換方法を指定します。 「AutoCAD の標準フォントする」を選択した場合、②に変 換する AutoCAD の標準フォントにフォント名を指定します。 28 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. [. . . ] All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 5.5.文字に関する設定 ① ② 図 5-5 文字に関する設定 5.5.1.横書き TEXT のベースライン補正 <概要> AutoCAD では横書き TEXT の基点位置にベースラインの指定ができますが、 SXF にはその 表現ができません。文字フォントのベースラインによってずれが発生する場合に補正を指定す ることにより書き出し位置の座標のズレを調整します。 (既定値:補正する) <操作方法> ①から選択します。 5.5.2.文字高さ調整 <概要> AutoCAD の TrueType フォントは、文字の高さの表示が SXF ブラウザとは異なり、若干大 きめに表示されます。AutoCAD の見た目と SXF ブラウザで合わせるため高さを調整する(描 画優先での既定値)ことができます。 <操作方法> ②で調整するか否かを指定します。 47 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 5.6.文字スタイルに関する設定 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 図 5-6 文字スタイルに関する設定 5.6.1.文字スタイル <概要> SXF では、 文字のフォント名は持ちますが、 AutoCAD に対応したスタイル名は持てません。 AutoCAD からの変換に対し、 既定では AutoCAD のフォント名を SXF のフォント名に変換し ますが、そのスタイル名もしくはスタイルで定義しているフォントファイル名を SXF に対応 づけることができます。 (既定値:描画優先の場合文字スタイル名、それ以外はフォント名を 使用) <操作方法> ⑥で AutoCAD のスタイル名を見るか、フォントファイル名を見るかを指定します。 登録する場合: ①に AutoCAD のスタイル名/またはフォント名を入力します。 ②に SXF のフォント名をリストボックス(OS の標準フォントの対応)から選択します。 ④の登録ボタンを押すことにより③に対応が表示されます。 削除する場合: 48 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル ③から変更するフォント名の対応を選択します。 ⑤削除ボタンを押すことにより③の対応から削除されます。 49 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. All rights reserved. SXF データトランスレータ 2004(2005 対応版) ユーザマニュアル 5.7.線種に関する設定 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ 図 5-7 線種に関する設定 5.7.1.既定義 <概要> AutoCAD の既定義線種と SXF の既定義線種の対応を変更します。ただし、AutoCAD の CONTINUOUS と SXF の continuous の対応は変更できません。 <操作方法> ②の既定値ボタンを指示することで、システムの既定値に戻すことができます。 変更する場合: ①から変更する AutoCAD 線種を選択します。 ③から新しく対応させる SXF 線種を選択します。 ④の変更ボタンを指示することで変更されます。 50 © Copyright 2004 Autodesk, Inc. [. . . ]

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