ユーザーズガイド F-SECURE MOBILE SECURITY QUICK GUIDE FOR BUSINESS

[. . . ] 以前のパスワードを入力して、管理ポータルにログインするために必要な新しいパスワードを指定しま す。 パスワードは第三者には推測できないもの、そして覚えやすいものを指定してください。パスワードは 10文字以上である必要があり、大文字、小文字、数字、特殊文字を含めることを推奨します。 新しいパスワードを設定した後、管理ポータルのメイン ビューが表示されます。 10 | F-Secure Mobile Security for Business | F-Secure Mobile Security ポータル エンドユーザの情報を検索/管理する エンドユーザを検索して、ユーザの情報を表示または変更することができます。 エンドユーザを検索するには 1. メイン ビューで [検索] をクリックします。 2. [. . . ] 画面の指示に従って製品をインストールします。 3. インストール中にデバイスの再起動が必要な場合、デバイスを再起動します。 インストール後、F-Secure Mobile Securityを認証する必要があります。製品を認証しないとデバイスは保 護されません。 16 | F-Secure Mobile Security for Business | F-Secure Mobile Security 認証 ライセンスを認証すると、デバイスに対する保護が有効になります。 本製品を認証する方法は3つあります。 • • • ライセンスキーコード: ライセンス契約書に記載されているライセンスキーコードを指定して本製品を 認証できます。 SMS: 管理ポータルから認証コードを記載したSMSを受け取り、本製品を自動的に認証します。 XMLファイル: 管理者から認証コードを記載したXMLファイル (license. xml) を受け取り、認証を行 います。この方法は本製品をメモリーカードやデバイスの管理 (インストーラとlicense. xml) を通じ てインストールする場合に便利です。管理者は、管理ポータルでXMLファイルをアクセスすることがで きます。 ライセンスを認証するには 1. F-Secure Mobile Securityを起動します。 ライセンスの使用許諾契約書が表示されます。 2. 使用許諾契約書の内容を確認し、同意するか決めます。 ライセンスの認証手続きが始まります。 3. 認証タイプを選択します。 4. 認証を完了するには更新サービスに接続する必要があります。[はい] を選択すると更新サービスに接続 し、製品が認証されます。 ライセンスキーコードを入力して製品を認証した場合、最初のアップデートで最新のウイルス定義ファ イルがダウンロードされます。 5. 必要な更新がダウンロードされたら、[続行] を選択し、認証を完了させます。 認証が完了したら、Mobile Securityのインターフェースが表示し、デバイスは保護された状態になります。 認証後、スキャンを実行してデバイスにマルウェアがないことを確認してください。 インストール後、ファイアウォールのセキュリティレベルはデフォルトで「標準」になります。 第 4 章 Anti-theft トピック : • • モバイルのデバイスは普段から持ち歩くものであるため、デバイスが 紛失したり、盗難に遭ったりする可能性があります。このため、遠隔 からデバイスの位置を検索できることやデバイスそのものを保護でき ることが重要です。 Anti-theft 機能を使用すると遠隔からデバイスの位置を検索したり、本 体をロックしたり、データを削除したりすることができるので、デバ イスに保存されている個人情報が悪用されることを阻止できます。 Anti-theft の機能は管理ポータルから実行できます。 データの保護をする Anti-theft の管理 18 | F-Secure Mobile Security for Business | Anti-theft データの保護をする Anti-Theftを使用することで、デバイスを紛失した場合でもデバイスの本体とデータを保護することができ ます。 Anti-Theftは、デバイスのSIMカードが変更された場合にSMSを別のデバイスに送る「SMS警告」機能を搭 載しています。 デバイスを紛失しても、デバイスにSMSを送ることでデバイスをロックすることが可能です。 • 一度デバイスをロックすると、リモートロックコードまたはアンロックパターンを利用しない限り、デ バイスのロックを解除することはできません。 注: 「リモートロック」を使用するには、デバイスロックまたはアンロックパターンを有効にする 必要があります。 「リモート削除」は、デバイスのデータをリモートから削除する機能です。 • • SymbianとWindows Mobileのデバイスを使用している場合、デバイスにリモート削除を指定するSMSを 送ることでデバイスのメモリに保存されている全データを削除できます。 Androidのデバイスを使用している場合、デバイスにリモート削除を指定するSMSを送ることでデバイ スのデータ (SD カード、SMS/MMSメッセージ、連絡先、カレンダーの各データ) を削除できます。リ モート削除を行う場合、セキュリティのためにGoogleアカウントをパスワードを変更することを推奨し ます。 注: 重要な情報は簡単に取り外しができるメモリカードではなく、デバイスの内臓メモリに保存して ください。 Anti-Theftを有効にする Anti-Theftを使用する前に、アンロックパターンとパスワードを設定する必要があります。 Androidのデバイスを使用している場合、アンロックパターンを作成する必要があります。 Anti-Theftを有効にするには 1. メインビューで [設定] を選択します。 設定画面が開きます。 2. [Anti-theft] を選択します。 3. [アンロックパターンを設定] を選択します。 Androidのデバイスを使用していない場合、この手順は省略できます。 アンロックパターンを設定する画面が開きます。 4. アンロックパターンを設定して、[OK] をクリックします。 詳細については、デバイスの取扱説明書を参照してください。 Androidのデバイスを使用していない場合、この手順は省略できます。 5. [パスワードを設定] を選択します。 パスワードを設定する画面が開きます。 6. [. . . ] ブラウザ保護のプロバイダ設定を指定します。 • • 全プロバイダ - ブラウザ保護を常に有効にします。旅行や海外にてプロバイダが変わった場合でもブ ラウザ保護が有効になります。 マイプロバイダ - 指定のプロバイダネットワークに接続している場合にのみブラウザ保護が有効にな ります。 ブラウザ保護を有効にすると、危険なWebサイトがブロックされるようになります。[戻る] を選択すると、 前の画面に戻れます。 ブロックしたWebページにある [Webページにアクセスする] をクリックすると、ブロックしたページにア クセスすることが可能です。 F-Secure Mobile Security for Business | インターネットを安全に利用する | 25 プライバシーモード ブラウザ保護は、危険なコンテンツを含むWebページの情報をエフセキュアへ自動的に送ることができま す。情報を送ることで、ブラウザ保護とセキュリティサービスの品質を高めることが可能になります。エ フセキュアへ送られるWebサイトの情報は個別に指定することができます。 情報を提供することでユーザの個人情報やプライバシーが漏洩することはありません。 エフセキュアは、提供いただいた情報の中に、お住まいの国や地域によって個人情報としてみなされるも のがあることを理解しております。お客様から受信したデータの中に不要な個人情報がある場合、それら はただちに削除され、残りの情報は保護された状態で処理・分析されます。データは匿名のまま扱われ、 ユーザ、IPアドレス、ライセンスの各情報はディープガードネットワークへ送信されるデータに含まれま せん。また、提供いただいた情報は暗号化された状態で転送されます。 提供いただいた情報は本サービスとエフセキュアの製品の保護性能の改善に使用されます。 プライバシーモードを変更する プライバシーモードを変更することで、エフセキュアに提供する情報を指定できます。 プライバシーモードを変更するには 1. [設定] にスクロールして、決定キーを押します。 設定画面が開きます。 2. [. . . ]