ユーザーズガイド FARONICS POWER SAVE

[. . . ] | 1 Faronics Power Save ユーザガイド 2 | 最新更新⽇ : 2010 年 2 ⽉ © 1999 - 2010 Faronics Corporation. All rights reserved. Faronics、Deep Freeze、Faronics Core Console、 Faronics Anti-Executable、Faronics Data Igloo、Faronics Device Filter、Faronics Power Save、Faronics Insight、Faronics System Profiler、WINSelect は、Faronics Corporation の商標および / または登録商 標です。その他すべての会社名および製品名はそれぞれの所有者の商標です。 Faronics Power Save ユーザガイド | ⽬次 3 序⽂ . 5 重要な情報 . 6 Faronics について . [. . . ] インストール場所を指定します。デフォルトは、C:\Program Files\Faronics\Power Save Workstation です。[ 次へ ] をクリックします。 5. パスワード保護を有効にするには、[ ワークステーションパスワード保護の有効化 ] チェック ボックスを選択します。パスワードを指定し、パスワードを確認します。[ 次へ ] をクリック します。 Faronics Power Save ユーザガイド ワークステーション上での Power Save の⼿動インストール | 25 6. [ インストール ] をクリックして、インストールを完了します。 再起動の抑制 サーバーのグループポリシーを使って、ネットワーク上で Power Save をインストールするため に、. msi ファイルを使⽤できます。. msi ファイルを使って Power Save をインストールすると、 インストール後にワークステーションが再起動します。インストール後のワークステーションの 再起動を避けるには、再起動を抑制するオプションとともに . mst を使⽤することができます。 サーバーのグループポリシーを使ってインストールパッケージを作成する際に、. mst ファイル を . msi ファイルに関連付けます。 . mst ファイルは、C:\Program Files\Faronics\Faronics Core\Loadins\Power Save ディレクトリ に展開されます。32 ビットのオペレーティングシステムには、Suppress_Reboot_32-bit. mst を、64 ビットのオペレーティングシステムには、Suppress_Reboot_64-bit. mst を使⽤します。 Faronics Power Save ユーザガイド 26 | Power Save のインストール Core Console を使った Power Save ライセンスの適⽤ Power Save の評価版を使⽤している場合、ライセンスを適⽤して、完全版に更新することがで きます。最近 Power Save のアップグレード版を購⼊された場合、ワークステーションにその アップグレード版をインストールし、Core Console からライセンスを適⽤できます。 Power Save のライセンスを適⽤するには、1 台以上のワークステーションを選択して、右側の ペインで [ クライアントの構成 ] をクリックし、[ 詳細 ] > [ ワークステーションライセンスの適 ⽤ ] を選択します。 Faronics Power Save ユーザガイド | Power Save へのアクセス トピック 概要 Core Console からの Power Save へのアクセス ワークステーションの Power Save へのアクセス 27 Faronics Power Save ユーザガイド 28 | Power Save へのアクセス 概要 Power Save は、Core Server の Core Console からまたは Power Save が配備されたワークステー ションから直接アクセスできます。 Faronics Power Save ユーザガイド Core Console からの Power Save へのアクセス | 29 Core Console からの Power Save へのアクセス Core Console のワークステーションリストから 1 台以上のワークステーションを選択して、[ アク ション ] ペインにある [Power Save の構成 ] を開くか、リストでワークステーションを右クリッ クして、[Power Save の構成 ] または [Power Save の管理 ] を選択することで、Core Console から Power Save にアクセスできます。 複数のワークステーションを⼀度に選択できます。ワークステーションの連続した範囲を選択す るには、[Shift] キーを押したまま選択します。また、連続していないワークステーションを選択 するには、[Ctrl] キーを押したまま選択します。変更を加えると、選択したすべてのワークステー ションに適⽤されます。ワークステーションのステータスは、個別に取得する必要があります。 Loadin が 1 つ以上インストールされている場合、ワークステーションを右クリッ クして、Power Save を選択し、特定の操作を選択することで、Power Save のコ ンテキストメニューを使⽤できます。 Core Console の [ アクション ] ペイン 右クリック機能を使うと、Core Console ウィンドウの右側の [ アクション ] ペインにある Power Save コマンドにアクセスすることができます。リストからワークステーションを選択すると、 [ アクション ] ペインにこれらのタスクが表⽰されます。 Faronics Power Save ユーザガイド 30 | Power Save へのアクセス ワークステーションの Power Save へのアクセス Windows のシステムトレイで Power Save アイコンを右クリックすると、Power Save の⼀部の 機能を使⽤できます Faronics Power Save ユーザガイド | Power Save の構成 31 ネットワーク上のさまざまな電源設定を管理するために、Power Save を使⽤することができます。 本章では、Power Save を管理し設定する⽅法について説明します。 トピック 概要 電源プラン アプリケーションのモニター ユーザ通知 エネルギー消費プロフィール 管理者 バージョン情報 Faronics Power Save ユーザガイド 32 | Power Save の構成 概要 Power Save はさまざまなノードから設定できます。次のセクションでは、ノードと設定オプ ションについて説明します。 Core Console を使った Power Save の設定 コンソールツリーペインで Core Server をクリックします。ワークステーションを右クリック して、[Power Save の構成 ] を選択します。次の画⾯が表⽰されます。 既存の Power Save 設定が取得され、⾃動的に表⽰されます。既存の Power Save 設定を⼿動で 取得するには、[ 取得 ] をクリックします。ワークステーションに適⽤されている Power Save の 現在の設定がタブに表⽰され、編集可能になります。 ⼀度に 1 つのワークステーション設定のみが取得できます。取得が正常に⾏われ ると、[ ステータス ] フィールドに内容が表⽰されます。 Faronics Power Save ユーザガイド 概要 | 33 ワークステーションでの Power Save の⼿動設定 Windows のシステムトレイで Power Save アイコンを右クリックすると、次の機能を使⽤できま す。 連続起動 ・ワークステーションの電源管理を⼀時的に無効にして、コンピュータを起動したままにするに は、[ 連続起動 ] > [ 有効化 ] > [x 時間 ] を選択します。メニューから x の値を選択します。 ・Power Save による電源管理を有効にするには、[ 連続起動 ] > [ 電源管理の再開 ] を選択しま す。 Core Console から [ 管理者 ] > [ ワークステーションオプション ] サブノードで [ コンピュータの 起動を続ける最⼤時間 ] チェックボックスを選択した場合にのみ、このオプションを使⽤できま す。 ⾃動保存されたファイルの表⽰ このオプションは Power Save によって⾃動保存されたファイルを表⽰します。 1. 右クリックして、[ ⾃動保存されたファイルの表⽰ ] を選択します。 2. [ ⾃動保存ファイル ] ダイアログが表⽰されます。 3. 次の中からアクションを選択します。 ・ファイルを開くには、[ 開く ] をクリックします。 ・ファイルを別の場所に保存するには、[ 保存 ] をクリックします。 ・ダイアログおよびコンピュータからファイルを削除するには、[ 破棄 ] をクリックします。 ・ダイアログを閉じるには、[ 閉じる ] をクリックします。 Faronics Power Save ユーザガイド 34 | Power Save の構成 ステータス このオプションは Power Save のステータスを表⽰します。 次の情報が表⽰されます。 ・モード ・電源プラン ・エネルギー消費プロフィール ・重要なアプリケーション ・重要でないアプリケーション バージョン情報 このオプションは Power Save に関する情報を表⽰します。 ・製品 — 製品名 ・バージョン — バージョン番号および製品が評価版であるか製品版であるかが表⽰されます。 ・認証 — Power Save の有効期限が表⽰されます。 次のセクションでは、Core Console を使って表⽰されるさまざまな Power Save ノードについて 説明します。 Faronics Power Save ユーザガイド 電源プラン | 35 電源プラン [ 電源プラン ] ノードでは、1 台以上のワークステーションにプランを割り当てることができます。 電源プランと電源ポリシー 電源プランと電源ポリシーは、Power Save によるコンピュータの電源管理⽅法を定義するため に使⽤する 2 つのメインコンポーネントです。 電源プラン 電源プランは 1 つ以上の電源ポリシーで構成できます。電源プランには、1 台以上のコンピュータ にこのポリシーを適⽤するスケジュールも含まれます。 電源ポリシー 電源ポリシーには次のものがあります。 • ⾮アクティビティタイムアウトアクション — 事前に定義された時間が経過したら、Power Save によって、モニターとハードディスクの電源を切り、コンピュータをシャットダウンす るかどうかを定義します。 ⾮アクティビティ定義 — ハードディスク、CPU、またはネットワークのアクティビティが定 義されたレベルを下回る場合、Power Save によりコンピュータの電源管理を⾏うかどうかを 定義します。 • Faronics Power Save ユーザガイド 36 | Power Save の構成 新規電源プランの作成 新しい電源プランは 1 つ以上の電源ポリシーで構成できます。 新しい電⼒消費プロファイルを作成するには、次の⼿順を実⾏します。 1. 1 台以上のワークステーションを右クリックして、[ 電源プラン ] > [ 新規作成 ] を選択します。 2. [ 電源プラン構成 ] ダイアログが表⽰されます。電源プランの名前を指定します。 3. [ 追加 ] をクリックして、新しいスケジュールを追加します。 4. [ スケジュールされたイベントの作成 ] ダイアログが表⽰されます。 5. 次のフィールドで値を指定します。 • • • 開始時間 — 選択した電源ポリシーを適⽤する時間を選択します。 曜⽇ — 電源ポリシーを適⽤する曜⽇を選択します。 このポリシーを有効にするには、クライアントをウェイクアップします。 — Power Save によ りクライアントを起動して電源ポリシーを適⽤する場合、このチェックボックスを選択しま す。これにより、新しい電源ポリシーを適⽤する前に、スタンバイまたは休⽌状態のコン ピュータを Power Save により起動することができます。このオプションを選択していない Faronics Power Save ユーザガイド 電源プラン | 37 と、スタンバイまたは休⽌状態になっているコンピュータに新しい電源ポリシーが適⽤され ません。 6. 電源プランにスケジュールされたイベントを追加するには、[OK] をクリックします。電源プ ランにさらにスケジュールされたイベントを追加するには、⼿順 3 から 6 を繰り返します。 7. [ ポリシーリスト ] の [ 新規 ] を選択します。[ 新規電源ポリシーの作成 ] ダイアログが表⽰ されます。 8. 電源ポリシーの名前を指定します。 9. [ ⾮アクティビティタイムアウトアクション ] で必要なオプションを選択します。次のオプ ションがあります。 オプション モニタオフ までの時間 説明 指定した時間が経 過したら、モニ ターの電源がオフ になるようにする には、このチェッ クボックスを選択 します。 指定した時間が経 過したら、ハード ディスクの電源が オフになるように するには、この チェックボックス を選択します。 電源利⽤時 x分/ 秒 説明 電源に接続されて いる場合、数値を 選択し、分または 秒を指定します。 バッテリー 利⽤時 x分/ 秒 説明 バッテリーで駆動し ている場合、数値を 選択し、分または秒 を指定します。 ハードディスク を次の時間が 経過したらオ フにする x分/ 秒 電源に接続されて いる場合、数値を 選択し、分または 秒を指定します。 x分/ 秒 バッテリーで駆動し ている場合、数値を 選択し、分または秒 を指定します。 Faronics Power Save ユーザガイド 38 | Power Save の構成 オプション シャットダウン / スタンバイ / 休⽌状態までの 時間 説明 指定した時間が経 過したら、コン ピュータがシャッ トダウン / スタン バイ / 休⽌状態に なるようにするに は、このチェック ボックスを選択 します。 電源利⽤時 x分/ 秒 説明 電源に接続されて いる場合、数値を 選択し、分または 秒を指定します。 バッテリー 利⽤時 x分/ 秒 説明 バッテリーで駆動し ている場合、数値を 選択し、分または秒 を指定します。 スタンバイまたは サポートされ ていない場合、 休⽌状態がサポー シャットダウン トされておらず、 コンピュータを シャットダウンす るには、この チェックボックス を選択します。 電源管理は キーボード / マウスによる 最初の⼊⼒後 にのみ実⾏さ れます キーボードまたは マウスの最初の操 作の後にのみ、電 源を管理するには、 このチェックボッ クスを選択します。 10. [ ⾮アクティビティ定義 ] で必要なオプションを選択します。次のオプションがあります。 オプション ディスク稼 働率は右の 値未満 説明 電源利⽤時 説明 この値はパー セントで選択 します。 バッテリー 利⽤時 x% 説明 この値はパー セントで選択 します。 次の頻度でサ ンプルする 選択した値よ りも低いかど うかを確認す るためにアク ティビティを チェックする 間隔を選択 します。 ディスクのアク x% ティビティが指 定した値よりも 下がったときに 電源管理を⾏う には、この チェックボック スを選択します。 たとえば、[ パーセンテージ ] を「50」 、[ サンプリング頻度 ] を「10」に設定すると、ディスク 稼働率が 10 秒ごとにチェックされ、稼働率が 50% を下回っているかどうかが確認されます。 Faronics Power Save ユーザガイド 電源プラン | 39 オプション CPU 稼働率 は右の値未満 説明 CPU のアクティ ビティが指定し た値よりも下 がったときに電 源管理を⾏うに は、このチェッ クボックスを選 択します。 電源利⽤時 x% 説明 この値はパー セントで選択 します。 バッテリー 利⽤時 x% 説明 この値はパー セントで選択 します。 次の頻度でサ ンプルする 選択した値よ りも低いかど うかを確認す るためにアク ティビティを チェックする 間隔を選択 します。 たとえば、[ パーセンテージ ] を「25」 、[ サンプリング頻度 ] を「10」に設定すると、CPU 稼働 率が 10 秒ごとにチェックされ、稼働率が 25% を下回っているかどうかが確認されます。 ネットワー ク稼働率は 右の値未満 ネットワークの x% アクティビティ が指定した値よ りも下がったと きに電源管理を ⾏うには、この チェックボック スを選択します。 この値はパー セントで選択 します。 x% この値はパー セントで選択 します。 選択した値よ りも低いかど うかを確認す るためにアク ティビティを チェックする 間隔を選択 します。 たとえば、[ パーセンテージ ] を「25」 、[ サンプリング頻度 ] を「10」に設定すると、ネットワー ク稼働率が 10 秒ごとにチェックされ、稼働率が 25% を下回っているかどうかが確認されます。 次のアプリ ケーション が実⾏され ている場合、 電源管理を ⾏わない 選択したアプリ ケーションが実 ⾏されていると きに電源管理を 中⽌するには、 このチェック ボックスを選択 します。 上記で選択した アプリケーショ ンが実⾏されて いる場合でも、 モニターの電源 管理を続けるに は、このチェッ クボックスを選 択します。 モニターの 電源を管理 し続ける 11. [OK] をクリックします。 Faronics Power Save ユーザガイド 40 | Power Save の構成 電源プランの編集 電源プランを編集するには、次の⼿順を実⾏します。 1. コンソールツリーペインの [Core Server] を右クリックして、[ プロパティ ] を選択します。 2. [Core Server プロパティ ] ダイアログが表⽰されます。[Power Save] タブをクリックします。 [ 電源プラン ] をクリックします。 3. [ 電源プラン構成 ] ダイアログが表⽰されます。編集する電源プランをクリックします。 4. スケジュールを編集するには、[ 編集 ] をクリックします。 5. [ スケジュールされたイベントの編集 ] ダイアログが表⽰されます。 6. 必要に応じて、次のフィールドの値を編集します。 • • • 開始時間 — 選択した電源ポリシーを適⽤する時間を選択します。 曜⽇ — 電源ポリシーを適⽤する曜⽇を選択します。 このポリシーを有効にするには、クライアントをウェイクアップします。 — Power Save によ りクライアントを起動して電源ポリシーを適⽤する場合、このチェックボックスを選択しま す。 Faronics Power Save ユーザガイド 電源プラン | 41 7. [. . . ] タスクのスケジュール設定を完了するには、[OK] をクリックし、ダイアログを終了するに は、[ キャンセル ] をクリックします。 毎⽉のアクション 1. タスクが⽉に 1 度の頻度で実⾏されるようにするには、[ 毎⽉ ] ラジオボタンを選択します。 2. タスクが実⾏される時間を⼊⼒します。 3. タスクが実⾏される⽉と⽇付を選択します。 4. [. . . ]