ユーザーズガイド HP STORAGEWORKS STORAGE MIRRORING V4.5 SOFTWARE

[. . . ] ユーザー ガ イ ド 第9版 （2006年11月） 製品番号 ： T2558-96045 © Copyright 2006 Hewlett-Packard Development Company, L. P. Hewlett-Packard Companyは、本書についていかな る保証（商品性および特定の目的のための適合性に関する黙示の保証を含む） も 与え る ものではあ り ません。 Hewlett-Packard Companyは、 本書中の誤 り に対 し て、 また本書の供給、 機能または使用に関連 し て生じ た付随的損害、 派生的損害または間接的損害を含めいかなる損害について も、 責任を負いかねますのでご了承 く だ さ い。 本書には、著作権によ っ て保護 さ れてい る機密情報が掲載 さ れています。本書のいかな る部分も、 Hewlett-Packardの事前の書面 によ る承諾な し に複写、 複製、 あるいは他の言語に翻訳する こ と はで き ません。 本書の内容は、 将来予告な し に変更 さ れる こ と があ り ます。 Microsoft®、 MS-DOS®、 Windows®、 およびWindows NT®は、 米国におけ る Microsoft Corporationの登録商標です。 本書の内容につ き ま し ては万全を期 し てお り ますが、 本書中の技術的あるいは校正上の誤 り 、 省略に対 し て、 責任を負いかね ますので ご了承 く だ さ い。 本書の内容は、 そのま まの状態で提供 さ れる もので、 いかな る保証も含みません。 本書の内容は、 将 来予告な し に変更 さ れる こ と があ り ます。 Hewlett-Packard Company製品に対する保証については、 当該製品の保証規定書に記 載 さ れています。 本書のいかな る内容 も、 新たな保証を追加する ものではあ り ません。 HP StorageWorks Storage Mirroringユーザー ガ イ ド 第9版 （2006年11月） 製品番号 ： T2558-96045 Double-Take, GeoCluster およびNSIはNSI Software, Inc. の登録商標です。 Balance、 Virtual SystemsのDouble-TakeおよびVirtual ServersのDouble-TakeはNSI Software, Inc. の商標です。 Microsoft、 Windows お よびWindowsのロ ゴは、 米国およびその他の国に おける Microsoft Corporationの商標または登録商標です。 その他の商標はそれぞれ各社の商標または登録商標です。 © 2006 Double-Take Software, Inc. All rights reserved. 目次 は じ めに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . i 対象読者 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . i 本書の構成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . i 本書の表記法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . i オ ン ラ イ ン リ フ ァ レ ン ス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] 検査を開始する ソ ース を source コ マ ン ド で指定 し ます。 コマン ド 説明 構文 オプ シ ョ ン 例 SOURCE ア ク テ ィ ブ ソ ース マシ ン と な る マシ ン を指定 し ます。 SOURCE <source_machine> source_machine - マ シ ンの名前。 source indy 3. 検査処理を開始するには、verify コ マ ン ド を使います。接続ID （ タ ーゲ ッ ト マ シ ン名の下の左側の列に示 さ れている番号） を確認 し 、 その番号を指定 し て コ マ ン ド を実行 し て く だ さ い。 コマン ド 説明 構文 VERIFY ソ ース と タ ーゲ ッ ト マ シ ン間のデー タ 整合性を検査 し ます。 VERIFY <con_id> [SYNC [, NEWER][, CHECKSUM | NOCHECKSUM] | NOSYNC] [, CHECKSUM | NOCHECKSUM] [STARTTIME=<mm/dd/yy> [hh:mm]] [EVERY <number> <time_units>] [ORPHANS | NOORPHANS] [CLEARRESTOREREQUIRED] 9 - 11 オプ シ ョ ン ‹ ‹ ‹ con_id - 検査する接続ID。 SYNC - 異な っ ているデー タ を同期化 し ます。 NEWER - ソ ース上の フ ァ イルが タ ーゲ ッ ト 上のフ ァ イルよ り 新 し い場合にのみフ ァ イルを ミ ラ ー リ ング し ます。 CHECKSUM - ソ ース と タ ーゲ ッ ト の間でチ ェ ッ クサム比較の結果が異な っ ている ブ ロ ッ ク だけ を ミ ラ ー リ ング し ます。 NOCHECKSUM - フ ァ イルを ミ ラ ー リ ン グする際にチ ェ ッ クサムを比較 し ません。 NOSYNC - 異な っ ているデー タ を同期化 し ません。 STARTTIME - 指定 し た時刻に検査処理を開始 し ます。 ‹ ‹ ‹ ‹ ‹ ‹ ‹ ‹ ‹ ‹ ‹ ‹ mm/dd/yy - 検査処理を開始する日付を月/日/年の形式で指定 し ます。 hh:mm - 検査処理を開始する時刻を 24時間制の時:分の形式で指定 し ます。 EVERY - 指定 し た時間間隔で検査処理を繰 り 返 し ます。 number - 検査処理を繰 り 返す時間間隔を指定 し ます。 time_units - 時間単位 と し て分 （min）、 時 （hr）、 日 （day） のいずれかを指定 し ます。 ORPHANS - タ ーゲ ッ ト 上の孤立フ ァ イルを削除 し ます。 NOORPHANS - タ ーゲ ッ ト 上の孤立フ ァ イルを削除 し ません。 CLEARRESTOREREQUIRED - 復元が必要である こ と を示す フ ラ グ を削除 し 、 検査を開始 し ます。 verify 1 verify 2 sync, newer verify 2 every 2 hr 例 ‹ ‹ ‹ 注記 こ の コ マ ン ド では、 sync、 checksum、 noorphansの各オプ シ ョ ンがデ フ ォル ト で適用 さ れます。 9 - 12 検査ロ グの属性を設定する 1. 検査ログの現在のス テー タ ス を確認するには、 get コ マ ン ド を VerifyLogName オプ シ ョ ン と と も に使用 し ます。 GET Text Client/DTCLか ら Storage Mirroring に、 Storage Mirroring プ ロ グ ラ ムの設定値を返すよ う 求める要 求が送信 さ れます。 設定値はStorage Mirroringによ り レ ジス ト リ から取 り 出 さ れます。 GET <option> [machine] ‹ ‹ コマン ド 説明 構文 オプ シ ョ ン option - 「Storage MirroringText Clientのプ ログ ラ ム設定」 （15-15ページ） を参照し て く だ さ い。 machine - マシ ン名。 get netport get VerifyLogName get DefaultAddress 例 ‹ ‹ ‹ 注記 マ シ ン名を指定 し なければ、現在のソ ース マ シ ンか ら取 り 出 さ れた値が返 さ れます。ア ク テ ィ ブ ソ ー ス を特定 し ていなければ、 デー タ は返 さ れません。 Source Machine: indy Storage Mirroring version 4. 5 (Access Level: FULL) indy: verifylogname = DTVerify. log (press any key) > connect marketing to jersey map exact mirror, replicate > verify 1 sync , newer every 5 hr > get verifylogname 2. 検査ログ フ ァ イル名を変更する には、set コ マ ン ド を VerifyLogName オプ シ ョ ン と と も に使用 し ます。VerifyLogName オプ シ ョ ンには、 任意の有効な フ ァ イル名を指定で き ます。 コマン ド 説明 構文 オプ シ ョ ン SET Text Client/DTCLか ら Storage Mirroring に、 Storage Mirroring プ ロ グ ラ ムの設定値を変更する よ う 求め る要求が送信 さ れます。この設定は直ちに適用 さ れ、レ ジス ト リ に も転送 さ れて同様に適用 さ れます。 SET <option>=<value> [machine] ‹ ‹ ‹ option - 「Storage MirroringText Clientのプ ログ ラ ム設定」 （15-15ページ） を参照し て く だ さ い。 value - 「Storage MirroringText Clientのプ ログ ラ ム設定」 （15-15ページ） を参照 し て く だ さ い。 machine - マシ ン名。 set netport=1100 set VerifyLogName=“HA server. log” set DefaultAddress=“129. 12. 34. 3” 例 ‹ ‹ ‹ 9 - 13 注記 ‹ 一部の設定は、Storage Mirroringには直ちに適用 さ れますが、ク ラ イ ア ン ト またはサービ ス を再起動 する ま では有効にな り ません。 た と えば、 ClientLogNameの変更を反映する には、 Text Client をい っ たん閉 じ てか ら再度開かなければな り ません。同様に、 LoadSourceTarget設定を変更 し た場合に、既 にロー ド さ れている モ ジ ュ ールに変更を反映する には、 サービ ス を再起動 し なければな り ません。 マ シ ン名を指定 し なければ、現在のソ ース マ シ ンから取 り 出 さ れた値が更新 さ れます。ア ク テ ィ ブ ソ ース を特定 し ていなければ、 変更は行われません。 ‹ 3. 検査ログの現在のappend （追加） 設定を確認するには、 get コ マン ド を VerifyLogAppendオプシ ョ ン と と もに使用し ます。 4. 検査ログ フ ァ イルのappend （追加） 設定を変更するには、 set コ マ ン ド を VerifyLogAppend オプ シ ョ ン と と も に使用 し ます。 VerifyLogAppend オプ シ ョ ン を 1 に設定する と 既存のロ グにデー タ が追加 さ れる よ う にな り 、 0 に設定する と ロ グ が上書き さ れる よ う にな り ます。 デ フ ォル ト で も、 既存のログ フ ァ イルにデー タ を追加する設定が適用 さ れます。 5. 検査ログ フ ァ イルの最大 フ ァ イル サイ ズの設定を確認する には、 get コ マ ン ド を VerifyLogLimit オプ シ ョ ン と と も に 使用 し ます。 6. 検査ログ フ ァ イルの最大 フ ァ イル サイ ズを変更する には、 set コ マ ン ド を VerifyLogLimit オプ シ ョ ン と と も に使用 し ます。デ フ ォル ト の最大フ ァ イル サイ ズは1048576バイ ト です。ハー ド ド ラ イ ブ上の空き容量が十分あれば、4194304KB （4GB） ま でのサイ ズに設定で き ます。 9 - 14 検査の監視 検査ログに加えて、 Storage Mirroringは、 Storage Mirroringの動作を監視する ための さ ま ざ ま な方法を提供 し ます。 詳細につい ては、 「監視ツール」 （14-1ページ） を参照 し て く だ さ い。 9 - 15 10 デー タ 送信 X デー タ 送信 Storage Mirroringの複製処理 と ミ ラ ー リ ング処理では、ソ ース上のキ ュ ーに複製セ ッ ト デー タ を格納 し ます。こ のデー タ は、送 信処理を通 じ て ソ ースか ら タ ーゲ ッ ト に送信 さ れます。 Storage Mirroringデー タ の送信には、 以下の4つの方法があ り ます。 ‹ リ アル タ イ ム送信 - Storage Mirroringデー タ を タ ーゲ ッ ト マ シ ンに継続的に送信 し ます。 ネ ッ ト ワー ク または タ ーゲ ッ ト マ シ ンの速度が低い場合はデー タ がキ ュ ーに格納 さ れる こ と があ り ますが、 可能な限 り 早い タ イ ミ ン グでデー タ が送信 さ れます。 デ フ ォル ト では、 こ の送信方法が適用 さ れます。 スケジ ュ ール送信 - イ ベン ト 駆動条件またはスケジ ュ ー リ ング条件が成立 し た と き に Storage Mirroringデー タ を タ ーゲ ッ ト マ シ ンに送信 し ます。Storage Mirroring ク ラ イ ア ン ト に対 し ては、 ソ ース / タ ーゲ ッ ト 接続が保持 さ れている もの と し て 示 さ れますが、 イ ベ ン ト 駆動条件またはスケジ ュ ー リ ング条件が成立する ま でデー タ が送信 さ れません。 ミ ラ ー リ ング /複 製デー タ は、 送信が開始する ま でキ ュ ー内に保持 さ れます。 手動送信 - ネ ッ ト ワー ク管理者が手動で送信を開始 し た時点で、 Storage Mirroringデー タ が タ ーゲ ッ ト に送信 さ れます。 Storage Mirroring ク ラ イ ア ン ト に対 し ては、 ソ ース / タ ーゲ ッ ト 接続が保持 さ れている もの と し て示 さ れますが、 ネ ッ ト ワー ク管理者が手動で処理を開始する ま でデー タ が送信 さ れません。 ミ ラ ー リ ン グ / 複製デー タ は、 送信が開始する ま で キ ュ ー内に保持 さ れます。 ‹ ‹ ソ ースか らのデー タ 送信方法を変更する代わ り に、 帯域幅制限を指定 し て Storage Mirroringデー タ 送信に消費 さ れる帯域幅を 制限 し 、 タ ーゲ ッ ト 上で操作の実行を一時停止する こ と も で き ます。 10 - 1 リ アル タ イム送信 と 手動送信 Storage Mirroringのデ フ ォル ト 設定では、 リ アル タ イム送信が使用 さ れます。 この送信方法では、 ミ ラ ー リ ン グおよび複製の実 行中に、 デー タ が継続的に タ ーゲ ッ ト マシ ンに送信 さ れます。 リ アル タ イ ム送信は、 手動操作によ っ てのみ停止 さ れます。 送 信を再開する と き に も、 手動操作が必要です。 注記 ： タ ーゲ ッ ト マ シ ンへのデー タ 送信は、 停止または一時停止する こ と がで き ます。 停止 と 一時停止のど ち らの場 合 も、 ソ ース上のキ ュ ーにデー タ が保持 さ れます。 停止 と 一時停止は、 ネ ッ ト ワー ク接続に対する影響が異な り ます。 デー タ 送信を停止 し た場合は、 ソ ース と タ ーゲ ッ ト 間のネ ッ ト ワー ク接続が切断 さ れます。 従っ て、 こ の 場合に送信を再開するには、 新 し い接続を確立する必要があ り ます。 一方、 デー タ 送信を一時停止 し た場合は、 ソ ース と タ ーゲ ッ ト 間のネ ッ ト ワー ク 接続が保持 さ れるので、 一時停止前 と 同 じ 接続情報で接続を再開する こ と がで き ます。 スケジ ュ ール送信 こ の送信方法では、 スケジ ュ ー リ ング条件を指定 し てお き、 その条件が成立する ま での間、 ミ ラ ー リ ング /複製デー タ をキ ュ ー 内に保持 し てお く こ と がで き ます。 スケジ ュ ー リ ング オプ シ ョ ンのいずれかが満た さ れる と 、 タ ーゲ ッ ト への送信が開始 さ れ ます。 また、 スケジ ュ ー リ ング条件に基づいて、 送信を停止 さ せる こ と も可能です。 スケジ ュ ール送信の各オプ シ ョ ンはオ ン / オ フ式なので、 必要な と き にのみ各オプ シ ョ ン を有効化する こ と がで き ます。 注記 ： Storage Mirroringはスケジ ュ ールを 1秒お き にチ ェ ッ ク し ます。 ユーザー定義の条件が成立する と 、 指定 し たオ プ シ ョ ンに基づいて送信を開始または停止 し ます。 スケジ ュ ール送信オプ シ ョ ン Management ConsoleおよびText Client を通 じ て、 以下の送信オプ シ ョ ン を使用で き ます。 こ れらは、 ユーザーによ る構成が可 能な設定 と し て用意 さ れてお り 、 組み合わせ と 順序に特に制限はあ り ません。 こ れらのオプ シ ョ ンはオ ン / オ フ 式なので、 必要 な と き にのみ各オプ シ ョ ン を有効化する こ と がで き ます。 注記 ： こ れ らの送信オプ シ ョ ンは、 タ ーゲ ッ ト マシ ン単位で適用 さ れます。複製セ ッ ト やソ ース / タ ーゲ ッ ト 接続ご と に個別に定義する こ と はで き ません。 ソ ース と 複製セ ッ ト は接続ご と に個別に定義で き ますが、 こ れらの送信オ プ シ ョ ンは同 じ タ ーゲ ッ ト に対するすべての接続の間で常に共通 と な り ます。 た と えば、 同 じ ソ ースに 2つの複 製セ ッ ト があ り 、それ らの複製セ ッ ト が同 じ タ ーゲ ッ ト に接続 さ れている場合、一方の接続に対 し て設定 し たス ケジ ュ ー リ ング条件は も う 一方の接続に も適用 さ れます。 ‹ Storage Mirroringの送信開始条件 - Storage Mirroringがデー タ を送信 し ていない と きは、 ソ ース上のキ ュ ーにデー タ が 保持 さ れます。 送信が開始 さ れる と 、 キ ュ ー内に格納 さ れたの と 同 じ 順序ですべてのデー タ がキ ュ ーから タ ーゲ ッ ト マシ ンに送信 さ れます。 送信開始条件では、 ソ ースから タ ーゲ ッ ト へのデー タ 送信を開始する 4つの ト リ ガ を設定で き ます。 ‹ [Transmission Session Start] - デー タ 送信を開始する日時を設定 し ます。 た と えば、 帯域幅の使用率が低い時間帯 を指定 し た り する こ と がで き ます。 い っ たん送信を開始する と 、 キ ュ ーが空にな るか、 またはほかの制限に達する ま でデー タ 送信が続行 さ れます。 [Session Interval] - デー タ 送信を繰 り 返す時間間隔を設定 し ます。 こ のオプ シ ョ ンは、 [Transmission Session Start] と 組み合わせて使用 し ます。た と えば、[Session Interval]が30分に設定 さ れてお り 、[Transmission Session Start]が午後10時に設定 さ れている と し ます。 こ の場合、 10時20分にキ ュ ーが空にな る と 送信が停止 さ れますが、 10 時30分にな る と 開始条件が成立するので、 キ ュ ー内の新 し いデー タ の送信が開始 さ れます。 ‹ 10 - 2 ‹ [Queue Threshold] - デ ィ ス ク上のキ ュ ーがデ ィ ス ク領域の割 り 当て量を超え る と 、デー タ をキ ュ ーに格納で き な く な り 、 自動切断が行われます。 こ の場合、 デー タ が失われる可能性があ り ます。 そ こ で、 キ ュ ーが特定のサイ ズ （ス レ ッ シ ョ ル ド ） に達 し た と き に タ ーゲ ッ ト へのデー タ 送信を開始する よ う に Storage Mirroring を構成する と 、キ ュ ー領 域が使い尽 く さ れるのを回避する こ と がで き ます。 こ のス レ ッ シ ョ ル ド は、 デ ィ ス ク領域の割 り 当て量に対するデ ィ ス ク キ ュ ーのパーセ ン テージか、またはデ ィ ス ク キ ュ ー内のバイ ト 数の絶対値 と し て定義で き ます。た と えば、ス レ ッ シ ョ ル ド を 40%に設定する と 、デ ィ ス ク 領域の割 り 当て量の40%がキ ュ ーに消費 さ れた時点で、Storage Mirroringは送 信処理を開始 し 、 キ ュ ー内のデー タ を タ ーゲ ッ ト マシ ンに送信 し ます。 キ ュ ーが空にな る、 またはStorage Mirroring の送信停止条件が成立する と 、 送信は停止 し ます。 また、 キ ュ ーのス レ ッ シ ョ ル ド を 500MB に設定 し た場合な ら、 キ ュ ー内のデー タ が500MB に達 し た時点で、デー タ 送信が開始 し ます。 この場合も、ほかの開始条件の場合 と 同様に、 キ ュ ーが空にな るか、 Storage Mirroringの停止条件が成立する ま でデー タ 送信が続行 さ れます。 [Transmission Session Start] の設定は、 ほかの開始条件よ り も 優先し て 適用さ れま す。 た と え ば、 [Transmission Session Start] と [Queue Threshold] を設定 し た場合は、指定 し た開始時刻にな ら ない限 り 送信は開始 さ れません。 注記 ： ‹ Storage Mirroringの送信停止条件 - デー タ の送信中に、 何らかの理由で送信の停止が必要にな る こ と があ り ます。 た と えば、 ト ラ フ ィ ッ ク が多い時間帯に Storage Mirroringデー タ を送信する と 、ネ ッ ト ワー クのパフ ォ ーマ ン スが低下する こ と があ り ます。 送信停止条件では、 ソ ースか ら タ ーゲ ッ ト へのデー タ 送信を停止する 2つの ト リ ガ を設定で き ます。 注記 ： ‹ Storage Mirroringはスケジ ュ ールを 1秒お き にチ ェ ッ ク し ます。 ユーザー定義の条件が成立する と 、 送信は 停止 し ます。 [Time Limit] - 各送信セ ッ シ ョ ンの最長時間を設定し ます。 指定し た時間内に送信さ れなかっ たデー タ は、 ソース キュー 上に残 さ れます。 セ ッ シ ョ ンの時間間隔 と と も に最長時間を設定する と 、 デー タ の送信頻度 と 各送信の継続時間を明 示的に定義で き ます。 [Byte Limit] - 送信セ ッ シ ョ ン を完了する ま でに送信で き るバイ ト 数の上限を指定 し ます。 こ の上限に達する と 、 タ ー ゲ ッ ト へのデー タ 送信が自動的に停止 さ れます。未送信のデー タ は、送信が再開 さ れる ま でキ ュ ー内に保持 さ れます。 セ ッ シ ョ ンの開始時刻と と も に最大バイ ト 数を指定する と 、 特定の時点で送信するデー タ の量を明示的に定義でき ます。 送信の開始条件 と 停止条件は、 適切な組み合わせで指定する必要があ り ます。 た と えば、 [Queue Threshold] を 10MBに設定 し 、 [Byte Limit] を 10MBに設定 し た場合な ら 、 キ ュ ー内のデー タ が10MB に達 し た と き にネ ッ ト ワー ク接続が確立 さ れ、 デー タ 送信が開始 さ れますが、 最大バイ ト 数の10MBに達する と ネ ッ ト ワー ク接続が切断 さ れます。 こ れは、 従量課金制のネ ッ ト ワー ク接 続を使用 し ている場合に役立ち ます。 ‹ 注記 ： ‹ Storage Mirroringの送信時間枠の設定 - 送信時間枠では、 すべてのStorage Mirroring送信セ ッ シ ョ ン を特定の時間帯内 に制限 し ます。すべてのStorage Mirroring送信セ ッ シ ョ ンに適用する開始時刻 と 終了時刻を指定で き ます。送信時間枠を有 効にする と 、 そのほかの開始条件および停止条件は、 指定 し た時間枠の中でのみ適用 さ れる よ う にな り ます。 つま り 、 ほ かの送信設定に関係な く 、 指定 し た時間枠の中で し かデー タ 送信が行われな く な り ます。 た と えば、 時間枠を午後9時～午前4時に設定 し ている場合に、 送信の開始時刻を午前5時に設定 し た と する と 、 開始時刻 が時間枠に収ま っ ていないため、 午前5時にはデー タ が送信 さ れません。 注記 ： 送信時間枠を設定する だけでは、 送信を開始 さ せる こ と はで き ません。 この時間枠の中で、 開始条件を設定 する必要があ り ます。 帯域幅制限 Storage Mirroringデー タ の送信に消費 さ れる ネ ッ ト ワー ク 帯域幅を制限する こ と がで き ます。 ネ ッ ト ワー ク管理者は、 Storage Mirroringの送信処理に使用する帯域幅を帯域幅全体に対するパーセ ン テージ または絶対値 と し て指定する こ と によ り 、Storage Mirroring によ る帯域幅の消費を制限する こ と がで き ます。Storage Mirroring によ っ て消費 さ れない分の帯域幅は、ほかのすべて のネ ッ ト ワー ク ト ラ フ ィ ッ ク に使用で き ます。 いつ帯域幅を制限するかを スケジ ュ ール設定する こ と がで き ます。 10 - 3 Management Console を通 じ て送信条件を設定する 送信条件では、 送信をいつ実行するかを指定で き ます。 送信条件は、 接続の確立前に も確立後に も設定で き、 また、 ミ ラ ー リ ングおよび複製の実行中に も設定で き ます。 接続の構成時に送信条件を設定する 「新 し い接続を確立する」 （6-8 ページ） の手順に従っ て ソ ース / タ ーゲ ッ ト 接続を構成 し た後、 Connection Managerの[Transmit] タ ブ を選択する と 、 任意の送信オプ シ ョ ン を指定で き ます。 [Transmit] タ ブ では、 [Start] （開始）、 [Stop] （停止）、 [Window] （時間枠） の3つの タ イ プの制限条件を設定で き ます。 [Limit Type]ボ ッ ク スで制限条件の タ イ プ を選択する と 、 それに応 じ た送信オプ シ ョ ンが表示 さ れます。 [Transmit] タ ブの上部にある [Enable Transmission Limiting] チ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を使 う と 、送信オプ シ ョ ンのオン /オ フ を切 り 替え る こ と がで き ます。[Enable Transmission Limiting] チ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を オ ンにする と 、送信オプ シ ョ ンが有効にな り ます。 このチ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を オ フ にする と 、送信オプ シ ョ ンが無効にな り ますが、現在の設定が保持 さ れるので、後でチ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を オ ンに し て再適用する こ と がで き ます。 さ ら に、 [Transmit] タ ブの上部には、 [Clear All] と [Clear]の2つのボ タ ンがあ り ます。 [Clear All] を ク リ ッ ク する と 、 4つの制 限 タ イ プのすべてに対 し て、 現在設定 さ れている送信制限がすべて削除 さ れ、 [Clear] を ク リ ッ ク する と 、 [Limit Type] で選択 さ れている タ イ プについてのみ制限が削除 さ れます。 送信開始条件を設定する 送信開始条件が成立する と 、 デー タ 送信が開始 さ れ、 キ ュ ーが空にな るか、 送信停止条件が成立する ま で続行 さ れます。 1. [Limit Type]ボ ッ ク スか ら [Start]オプ シ ョ ン を選択 し ます。 2. 以下のオプ シ ョ ン を組み合わせて設定 し 、 Storage Mirroring送信の開始オプ シ ョ ン を定義 し ます。 ‹ [Transmission session start] - デー タ 送信を開始する日時を [Date] と [Time] に指定 し ます。 [Date]ボ ッ ク スの下向 き矢印を ク リ ッ ク する と 、 カ レ ン ダが表示 さ れるので、 そ こ から 任意の日付を選択で き ます。 [Time]ボ ッ ク スでは、 任 意の時刻 （AM またはPM） を選択で き ます。 [Session Interval] - 時間の長 さ を指定 し 、 時間単位 （[minutes]、 [hours]、 または[days]） を選択 し て、 送信セ ッ シ ョ ン を繰 り 返す時間間隔を定義で き ます。 [Queue Threshold (percentage)] - 送信処理の開始条件 と な るデ ィ ス ク キ ュ ーおよびシス テム メ モ リ のパーセ ン テージ を指定 し ます。 [Queue Threshold (bytes)] - 送信処理の開始条件 と な る ソ ース キ ュ ーおよびシス テム メ モ リ 内のデー タ のバイ ト 数を指定 し ます。 ‹ ‹ ‹ 3. ほかに送信オプ シ ョ ン を設定する必要がない場合は、 [Connect] を ク リ ッ ク し て接続を確立 し ます。 10 - 4 送信停止条件を設定する 送信開始条件に よ っ て開始 し たデー タ 送信は、 送信停止条件が成立する と 停止 し ます。 停止条件が設定 さ れていない場合は、 キ ュ ーが空にな っ た時点で送信が停止 さ れます。 1. [Limit Type]ボ ッ ク スか ら [Stop] オプ シ ョ ン を選択 し ます。 2. 以下のオプ シ ョ ンの一方または両方を指定 し 、 Storage Mirroring送信の停止オプ シ ョ ン を定義 し ます。 ‹ ‹ [Time Limit] - 時間の長 さ を指定 し 、 時間単位 （[minutes]、 [hours]、 または[days]） を選択 し て、 送信の最長継続時間 を指定 し ます。 [Byte Limit] - Storage Mirroringの送信セ ッ シ ョ ン を完了する ま でに送信で き るバイ ト 数の上限を指定 し ます。 3. ほかに送信オプ シ ョ ン を設定する必要がない場合は、 [Connect] を ク リ ッ ク し て接続を確立 し ます。 10 - 5 送信時間枠を設定する 送信時間枠では、 すべてのStorage Mirroring送信セ ッ シ ョ ン を特定の時間帯内に制限 し ます。 注記 ： 送信時間枠を設定する だけでは、 送信を開始 さ せる こ と はで き ません。 開始条件を設定する必要があ り ます。 1. [Limit Type]ボ ッ ク スか ら [Window]オプ シ ョ ン を選択 し ます。 2. [Enable Transmission Window] チ ェ ッ ク ボ ッ ク ス を オ ンに し て、 送信時間枠機能を有効に し ます。 3. Storage Mirroring送信時間枠の開始時刻 と 終了時刻を [Open window time] と [Close window time] に指定 し ます。 [Time] フ ィ ール ド では、 任意の時刻 （AM またはPM） を選択で き ます。 4. ほかに送信オプ シ ョ ン を設定する必要がない場合は、 [Connect] を ク リ ッ ク し て接続を確立 し ます。 10 - 6 帯域幅制限を設定する 帯域幅制限を設定またはスケジ ュ ール設定するには、以下の手順に従います。なお、 28. 8Kbpsの接続速度の制限を 100%未満に 設定する こ と はで き ません。 この値に設定する と 、 2台のStorage Mirroringサーバ間で送信 さ れる コ マ ン ド と 応答の間で大き な 遅延が発生する ためにサーバ間で異常な動作が発生 し ます。 また、 帯域幅制限をゼロ （0） に設定する こ と も で き ません。 デー タ 送信を完全に停止 さ せる必要がある場合は、 Connection Managerの[Transmit] タ ブの停止条件を使用 し て く だ さ い。 1. [Bandwidth] タ ブ を選択 し ます。 2. 帯域幅に関 し て、 次の3つを選択で き ます。 ‹ ‹ ‹ [No Bandwidth Limit] - デー タ は、 常に、 使用可能な帯域幅をすべて使用 し て送信 さ れます。 [Fixed Bandwidth Limit] - デー タ は、 常に、 ユーザー指定の帯域幅設定に従っ て送信 さ れます。 [Scheduled Bandwidth Limit] - デー タ は、ユーザー指定のスケジ ュ ール と ユーザー指定の帯域幅設定に従っ て送信 さ れます。 3. 常に、 使用可能な帯域幅をすべて使用 し てデー タ を送信する場合は、 [No Bandwidth Limit] を選択 し ます。 4. 常に、 制限 さ れた帯域幅を使用 し てデー タ を送信する場合は、 [Fixed Bandwidth Limit] を選択 し ます。 a. [. . . ] Substitute the name of your source virtual server that you want to stop on the REM target in the following command. cscript vs_stop. vbs Source_Virtual_Server_Name D-4 Microsoft Virtual ServerのPREBACK. BAT ス ク リ プ ト で使用 さ れる VS_STOP. VBS ス ク リ プ ト の例 ‘ Sample Visual Basic script to stop Virtual Server on the target during failback Dim vpcApp, vmCollection, life, objArgs, I, backupVM main() Set objArgs = WScript. Arguments For I = 0 to objArgs. Count - 1 WScript. Echo "The Microsoft Virtual Server - ", objArgs(I), " - is now being stopped" backupVM = objArgs(I) Next vmCollection. Item(indexForVm(backupVM)). TurnOff() Function indexForVm(configName) ‘ This function takes a VM name as a parameter - and returns the index number of the ‘ requested VM. If the VM does not exist - it returns -1 On Error Resume Next dim x indexForVm = -1 for x = 1 to vmCollection. count if lcase(vmCollection. Item(x). Name) = lcase(configName) then indexForVm = x next End Function sub main() ‘ This subroutine serves as the main program. It establishes a COM connection with the ‘ Virtual Server - and obtains the details of the Virtual Servers. [. . . ]