ユーザーズガイド KYOSHO PITTS SPECIAL S-2C 50

[. . . ] (「Select packages」を選択して他のパッケー ジを登録してください。) 8 Sophos Endpoint Security and Control 9アドバンス アップグレードガイド 3. サポートが終了しているパッケージが登録されている場合は、より新しい バージョンのソフトウェアを含む別のパッケージを登録するか、当該の パッケージを使っていなければ登録を解除します。 アップグレードの詳細は、サポートデータベースの文章「最新の Sophos Endpoint Security and Control 製品へのアップグレード方法」 (http://www. sophos. co. jp/support/knowledgebase/article/14844. html) をご覧く ださい。 5. 2 NAC のデータベースをバックアップする ■ お使いの SQL Server の管理コンソールで ReportStore と PolicyStore という データベースをバックアップする。 NAC Manager のデータベースが正常にアップグレードされなかった場合は、 このバックアップを使用して NAC のレポート機能やポリシーの情報を元の 状態に復元する必要があります。 5. 3 Enterprise Console のデータベースをバックアップする アップグレードを開始する前に、現在インストールされている Sophos Enterprise Console の完全なバックアップがあることを確認してください。そ して、そのバックアップからシステムが復元できることを確認してくださ い。何らかの理由でアップグレードに失敗した場合、バックアップを使用し て、Sophos Enterprise Console のシステムを元の状態に復元する必要がありま す。 ヒント: データベースのインストール先フォルダは、デフォルトで C:\Program files\Microsoft SQL Server\MSSQL$KYOSHO です。 Enterprise Console のデータベースをバックアップする方法は次のとおりで す。 1. Enterprise Console のデータベースがインストールされているコンピュータ に移動し、バックアップを保存するフォルダを作成します。たとえば、 C:\SECBackups などです。 2. コマンドプロンプトを開き、ソフォス製品のインストールフォルダを参照 します。この場合は、通常、C:\Program Files\Sophos\Enterprise Console\DB です。 9 Sophos Endpoint Security and Control 9アドバンス アップグレードガイド 3. [. . . ] 46) をご覧ください。 ■ EM Library のアップデートスケジュールが正常に移行されている。(問 題があった場合は、デフォルトのアップデートスケジュールが適用さ れます。) エンドポイントのアップデート場所が正常に移行されている。 以前のアップデートポリシーから、アップデートポリシーに正常に移 行されている。 ヒント: デフォルト以外の初回インストール元を使うよう以前のアップ デートポリシーを設定していた場合、この設定は移行されません。ま た、アップデートポリシーは、デフォルトのプライマリサーバーアド レスを使うように設定されます。このように設定される理由は、EM Library と Sophos Update Manager のアップデートディレクトリの構造が 異なり、以前のアップデートポリシーで設定されているデフォルト以 外の初回インストール元が、新しいアップデートディレクトリと一致 しないためです。 ■ ■ 29 Sophos Endpoint Security and Control 9アドバンス アップグレードガイド アップデート設定が正常に移行できているかどうかにより、次のいずれかを 行います。 ■ EM Library のアップデート設定が正しく引き継がれている場合は、この設 定を基にアップデートマネージャが設定されています。また、以前のアッ プデートポリシーに対応する新しいアップデートポリシーは作成されてい ますが、エンドポイントコンピュータには、まだ適用されていません。次 のセクションの説明に従って設定の移行を続けてください。 移行できていないアップデート設定がある場合は、Sophos Update Manager にアップデート設定を移行できない (p. 44) をご覧ください。 ■ 8. 4 Enterprise Console と同じコンピュータ上のアップデート マネージャを設定する Enterprise Console のすべての機能を使ってネットワークを保護するには、 Enterprise Console の管理サーバーと同じコンピュータにインストールされて いる、アップデートマネージャを設定する必要があります。設定することに より Enterprise Console で必要な更新情報を取得できるようになります。この 情報には、エンドポイント用セキュリティソフトの適切なバージョンに関す る情報、データコントロール機能で使う新規・更新版のコンテンツ コント ロール リスト、新しい管理対象デバイス/アプリケーションのリストなどが 含まれます。 アップデートマネージャを設定する方法は次のとおりです。 1. 「アップデートマネージャ」ビューで、Enterprise Console がインストール されているコンピュータを選択します。右クリックし、「環境設定の表 示/編集」をクリックします。 2. 「アップデートマネージャの環境設定」ダイアログボックスの「アップ デート元」タブで、「追加」をクリックします。 3. 「アップデート元の詳細」ダイアログボックスで、「アドレス」フィール ドのドロップダウン矢印をクリックし、デフォルトのアップデート用共有 フォルダを選択します。この共有フォルダは、ソフォスのサーバーに接続 するアップデートマネージャによって作成されるものです。 または、アドレスを入力するか、「参照」をクリックして共有フォルダを 参照します。 デフォルトのアップデート用共有フォルダは、UNC 共有の \\<コンピュー タ名>\SophosUpdate です。ここで、<コンピュータ名>は、ソフォスのサー バーに接続するアップデートマネージャをインストールしたコンピュータ の名前です。 30 Sophos Endpoint Security and Control 9アドバンス アップグレードガイド 4. 必要に応じて、ユーザー名、パスワード、およびプロキシ設定を入力しま す。 これにより、アップデートマネージャで Enterprise Console の更新情報がダウ ンロードできるようになります。 Enterprise Console と同じコンピュータのアップデートマネージャを用いて、 ソフトウェアのアップデート版をネットワーク上のエンドポイントに配信す るには、ソフトウェアのサブスクリプション、配布、スケジュールを、ソ フォスのサーバーに接続するアップデートマネージャと同様に設定します。 必要に応じて、アップデートマネージャのログや自己アップデートのデフォ ルト設定を変更することもできます。それぞれ、「ログ」タブ、および「詳 細設定」タブで変更します。 8. 5 管理対象の追加ライブラリを移行する 他のコンピュータに追加インストールしたライブラリを Enterprise Console で 管理している場合は、そのライブラリのアップデート設定を Sophos Update Manager へ移行します。 ネットワーク上のアップデートマネージャやライブラリ、ダウンロードした アップデート版を配置する共有フォルダ、その共有フォルダに接続してアッ プデートを実行するコンピュータの台数の一覧は、「アップデート階層」レ ポートで表示できます。レポートを表示するには、「ツール」メニューで 「レポートの管理」をクリックします。「レポートの管理」ダイアログボッ クスで、「アップデート階層」を選択し、「実行」をクリックします。 追加ライブラリからアップデートアップデート設定を移行する主なステップ は次のとおりです。 ■ Sophos Update Manager を該当する EM Library がインストールされている コンピュータにインストールする (Sophos Update Manager をインストール する (p. 26) 参照)。 Enterprise Console がインストールされているコンピュータで、新しいアッ プデートマネージャの移行レポートを表示し、そのアップデートマネー ジャが問題なく設定されているかどうかを確認する (アップデートマネー ジャの移行レポートを表示する (p. 28) 参照)。 アップデートマネージャの設定が完了していない場合は、設定を行い、新 しいアップデートポリシーを作成する (Sophos Update Manager にアップ デート設定を移行できない (p. 44) 参照)。 ■ ■ 31 Sophos Endpoint Security and Control 9アドバンス アップグレードガイド 8. 6 新しいアップデート用共有フォルダをテストする 新しいアップデート用共有フォルダ (複数の場合もあります) にアップデート 版が正常に取り込まれることを確認します。HTTP サーバーにアップデート 版を取り込んでいる場合や、集中管理対象外のアップデートマネージャを通 じて、共有フォルダにアップデート版をダウンロードしている場合は、特に 確認が必要です。 アップデート用共有フォルダをテストするには、1台のクライアント、また は小規模なテスト用コンピュータのグループに、新しいアップデートマネー ジャで管理するアップデート用共有フォルダを参照するアップデートポリ シーを適用します。 1. 「エンドポイント」ビューの「グループ」ペインで、テスト用コンピュー タのグループを選択し、右クリックして「グループポリシーの詳細の表 示/編集」をクリックします。 2. 「グループの詳細」ダイアログボックスで、テストするアップデート用共 有フォルダを参照するアップデートポリシーを選択し、「OK」をクリッ クします。 スケジューリングされている次回の更新のタイミングで、各テスト用コン ピュータがアップデート版をチェックします。 3. 必要に応じて他の設定内容を編集します。詳細は、新規アップデートポリ シーを作成する (p. 51) をご覧ください。 新しいアップデートポリシーを作成した場合は、次のセクションの説明に 従って、エンドポイントコンピュータのグループに適用し、ソフトウェアを アップグレードします。 9. 5 Windows コンピュータのセキュリティソフトをアップグ レードする 重要: SP3 以前の Windows 2000 を実行しているコンピュータは、Sophos Endpoint Security and Control 9 にアップグレードしないでください。このソ フトウェアは、Windows 2000 SP4 以降のみにインストールできます。 ヒント: Endpoint Security and Control 9 にアップグレードしたコンピュータ は、新しい「デバイスコントロール」ポリシーの設定内容を参照します。前 のバージョンで、「アプリケーションコントロール」ポリシー内に設定した デバイスコントロールの設定は、Sophos Anti-Virus 7 を起動しているコン ピュータのみに適用されます。アップグレードしたコンピュータに、この古 いデバイスコントロールの設定を適用するには、アプリケーション コント ロール ポリシーからデバイスコントロール ポリシーに設定内容を転送しま す。この詳細はデバイスコントロール設定の新しいポリシーへの移行 (p. 42) をご覧ください。 39 Sophos Endpoint Security and Control 9アドバンス アップグレードガイド 新しいアップデートポリシーをコンピュータのグループに適用する方法は次 のとおりです。 1. 「ポリシー」ペインで、アップデートポリシーをハイライト表示します。 2. 選択したポリシーをクリックして、適用するグループの上にドラッグ & ドロップします。確認メッセージが表示されたら、続行することを指定し ます。 または、各グループを右クリックして、「グループポリシーの詳細の表 示」を選択します。表示されるドロップダウンメニューから、そのグルー プに対するポリシーを選択できます。 次回のアップデートのタイミングで、各コンピュータのセキュリティソフト が新しいバージョン、Sophos Endpoint Security and Control 9 にアップグレー ドされます。 ヒント: Sophos Endpoint Security and Control 9 にアップグレード後、各コン ピュータに対して、Enterprise Console のコンピュータのリストの「ポリシー コンプライアンス」カラムに「ポリシーと異なる」と表示されることがあり ます。これを修正するには、コンピュータを右クリックして「ポリシーの適 用」を選択し、該当するポリシーまたはすべてのグループポリシーを適用し ます。 40 Sophos Endpoint Security and Control 9アドバンス アップグレードガイド 10 既存のポリシーの確認 アップグレード後、旧バージョンで設定したポリシーの設定は引き継がれま す。設定の内容が正しく引き継がれているかどうかを確認するには次のよう にします。 ■ ■ ポリシーの設定内容が正しいことを確認する。 各グループに正しいポリシーが適用されていることを確認する。 1. ポリシーの設定内容を確認するには、「ポリシー」ペインで、「ウイルス 対策および HIPS」など、確認するポリシーのタイプをダブルクリックし ます。次に、表示するポリシーをダブルクリックします。 2. 表示されるダイアログボックスで、設定内容を確認します。 ポリシーの設定の詳細は、Sophos Enterprise Console ヘルプをご覧くださ い。 3. 各グループに正しいポリシーが適用されているかどうかを確認するには、 「グループ」ペインで、確認するグループを右クリックし、メニューを表 示します。「グループポリシーの詳細の表示」を選択します。 4. 「グループの詳細」ダイアログボックスで、適切なポリシーがグループに 適用されていることを確認します。適用されていない場合は、ポリシーの 種類ごとに、ドロップダウンリストから適切なポリシーを選択し確認して ください。 Windows 2000/XP/2003/Vista コンピュータに対して、データコントロール、 ロールベースの管理など、新しいポリシーを設定するには、新しい機能の設 定 (p. 43) をご覧ください。 41 Sophos Endpoint Security and Control 9アドバンス アップグレードガイド 11 デバイスコントロール設定の新しいポリシーへの移 行 Enterprise Console 3. 1 および Sophos Anti-Virus 7 でデバイスコントロールを使 用していた場合、その設定内容はアプリケーション コントロール ポリシー 内にあります。既存の設定内容を、Endpoint Security and Control 9 にアップ グレードしたコンピュータに対して使う新しいデバイスコントロール ポリ シーに転送するには、DeviceControlMigration というツールを使います。 DeviceControlMigration は、お使いのアプリケーション コントロール ポリ シー (ブロックするデバイスを定義する) に対応する、新しいデバイスコント ロールポリシーを作成し、コンピュータのグループに適用するツールです。 既存のアプリケーション コントロール ポリシーに変更は加えません。 デバイスコントロールの設定を、アプリケーションコンロトールポリシーか ら、デバイスコントロールポリシーに移行する方法は次のとおりです。 1. Enterprise Console の管理サーバーがインストールされているコンピュータ で、インストールディレクトリ (通常、C:\Program Files) を開き、 Sophos\Enterprise Console というフォルダを参照します。 2. [. . . ] http://www. the-it-resource. com/Open-Source/Licenses. html 11. http://www. cs. wustl. edu/~schmidt/ACE-users. html 13. http://www. cs. wustl. edu/~schmidt/commercial-support. html 14. http://www. cs. wustl. edu/~schmidt/ACE. html 15. [. . . ]