ユーザーズガイド PENTAX ESPIO160

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Mode d'emploi PENTAX ESPIO160
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マニュアル抽象的: マニュアル PENTAX ESPIO160

詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。

[. . . ] 53 ファインダーの視度を調整する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 55 電源を入れる . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 56 6 初期設定をする . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57 言語を設定する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 57 日時を設定する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61 使ってみよう 63 撮影の基本操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] ブ ラケット撮影順」で設定します。 ブラケット撮影順 0 ´ – ´ +/– ´ 0 ´ + /+ ´ 0 ´ –/0 ´ + ´ – 露出を変化させて撮影する(露出ブラケット) 4 い ろ い ろ な 撮 影 シャッターボタンを押したときに、露出が異なる画像を連続して撮影(3 枚または 5 枚)できます。3 枚撮影の場合、初期設定では 1 枚目は補正な しの画像、2 枚目はアンダー露出(マイナス補正)の画像、3 枚目はオー バー露出(プラス補正)の画像を撮影します。 標準露出 アンダー露出 オーバー露出 1 2 撮影モードで十字キー(2)を押す 「ドライブモード」画面が表示されます。 十字キー(45)で l を選ぶ ΡρͼήκȜΡ Ⴚ੄ήρΉΛΠ MUP -5 4 3 2 1 1 2 3 4 +5 Ĵཿ MENU ৾ ક ±0. 5EV OK ࠨ ೰ 149 3 十字キー(3)を押し、十字キー (45)で l / b / c を選ぶ ΡρͼήκȜΡ Ⴚ੄ήρΉΛΠ MUP -5 4 3 2 1 1 2 3 4 +5 Ĵཿ MENU ৾ ક ±0. 5EV OK ࠨ ೰ l b c シャッターボタンで撮影します。 タイマーで撮影します。 タイマーの動作はセルフタイマー (p. 136) の設定に従います。 リモコンで撮影します。リモコンの動作はリモコン(p. 138)の設 定に従います。i(リモコン連続撮影)に設定されている場合は、 即レリーズになります。 4 い ろ い ろ な 撮 影 4 5 前電子ダイヤル(R)を回して撮影枚数を設定する 後電子ダイヤル(S)を回して露出補正値を設定する 「A カスタム 1」メニューの「1. 露出設定ステップ」 (p. 116)で設定した ステップ幅によって、下記の露出補正値が設定できます。 ステップ幅 1/3 EV 1/2 EV ブラケット幅 ±0. 3 / ±0. 7 / ±1. 0 / ±1. 3 / ±1. 7 / ±2. 0 ±0. 5 / ±1. 0 / ±1. 5 / ±2. 0 6 7 4 ボタンを押す 撮影できる状態になります。 シャッターボタンを半押しする ピントが合うと、ファインダー内の合焦マーク ] が点灯し、ステータ ススクリーン/ファインダー内/表示パネルに露出補正値が表示され ます。 150 8 シャッターボタンを全押しする 指定した枚数の撮影が終わるまでシャッターボタンを押し続けます。 「A カスタム 2」メニュー(p. 85)の「8. ブラケット撮影順」で設定した 順番に補正して、3 枚または 5 枚の画像が連続撮影されます。 • フォーカスモードが l(シングルモード)に設定されているときは、1 枚 目のピント位置にフォーカスロックされます。 • 撮影途中でシャッターボタンから指を離しても、測光タイマー(p. 114)の 2 倍(初期設定:約 20 秒)は設定値が保持され、次の補正値で撮影すること ができます。この場合、各コマごとにピント合わせが行われます。測光タ イマーの 2 倍を過ぎると、1 枚目からの撮影状態に戻ります。 • 内蔵ストロボ、または外付けストロボ(P-TTL オートの場合のみ)とオート ブラケット撮影を併用することで、ストロボの光量だけを連続的に変化さ せることができます。ただし、外付けストロボでは、カメラのシャッター ボタンを押したまま 3 コマ連続して撮影すると、 充電完了前に 2 コマ目、 3コ マ目が撮影されてしまうことがありますので、必ず 1 コマごとに充電完了を 確認してから撮影してください。 • 露出モードを p(バルブ)に設定しているときは、露出ブラケット撮影はで きません。 • 露出ブラケットと多重露出を併用することはできません。後から設定した 方が有効になります。 •「A カスタム 1」メニュー(p. 85)の「7. ワンプッシュブラケット」を「オ ン」に設定すると、シャッターボタンを全押しし続けなくても、1 回のレ リーズで自動的にすべてのコマが撮影されます。 4 い ろ い ろ な 撮 影 オーバー/アンダー方向のみの画像を撮影するには 露出補正機能(p. 115)と組み合わせることで、オーバー方向、また はアンダー方向のみのオートブラケット撮影ができます。どちらの 場合も、露出補正値を中心としたオートブラケット撮影が行われま す。 (最大± 8EV まで) 151 その他の設定を変化させて撮影する(拡張ブラ ケット) ホワイトバランス/彩度/色相/キー/コントラスト/シャープネスの 任意の項目を 3 段階に変化させた画像を保存します。 露出ブラケットとは異なり、1 回のレリーズで 3 枚保存します。 1 2 「A 撮影 2」メニューで「拡張ブラケット」を選び、十字キー (5)を押す 「拡張ブラケット」画面が表示されます。 十字キー(5)を押す ‫ڐ‬ಫήρΉΛΠ OFF 4 い ろ い ろ な 撮 影 ΂έ ΑΞΛί MENU 3 十字キー(23)で設定したい項目 を選ぶ ‫ڐ‬ಫήρΉΛΠ ΂έ γχͼΠΨρϋΑ दഽ ૗௖ ΅Ȝ S ΋ϋΠρΑΠ ΏλȜίΥΑ OK ࠨ ೰ MENU ৾ ક OFF WB 4 5 4 ボタンを押す 十字キー (23) で 「ステップ」 を選び、 十字キー (5) を押す 152 6 十字キー(23)でステップを選ぶ 「ホワイトバランス」の場合は、BA ± 1(初期設定)/ BA ± 2 / BA ± 3 / GM ± 1 / GM ± 2 / GM ± 3 から選びます。 その他の場合は、± 1(初期設定)/± 2 /± 3 /± 4 から選びます。 7 8 4 い ろ い ろ な 撮 影 4 ボタンを押す 3 ボタンを 2 回押す 撮影モードに戻ります。 9 撮影する 3 枚の画像が保存されます。 • 拡張ブラケットを設定した場合、記録形式は常に JPEG になり、変更できま せん。また、記録形式が RAW に設定されている場合は、拡張ブラケットを 選択できません。 • 拡張ブラケットを設定した場合、インターバル撮影/多重露出は選択でき ません。 • 拡張ブラケット/デジタルフィルター/HDR撮影は同時に設定できません。 後から設定した機能が有効になります。 • 露出ブラケットと拡張ブラケットを併用することができます。 • カスタムイメージで「画像仕上」を「モノトーン」に設定している場合は、 彩度/色相は選択できません。 • カスタムイメージで「ファインシャープネス」が有効になっている場合、拡 張ブラケットのシャープネスもファインシャープネスとして動作します。 • カスタムイメージで「コントラスト」の詳細設定が有効になっている場合、 拡張ブラケットのコントラストもその設定に応じた動作をします。 デジタルフィルターを使って撮影する フィルターをかけて撮影することができます。 以下のフィルターが選択できます。 フィルター名 トイカメラ 効果 パラメーター トイカメラで撮影した シェーディング強度:+1 ~ +3 ような画像を撮影しま ぼかし:+1 ~ +3 す。 トーンブレイク:赤/緑/青/黄 古い写真のような画像 調色:-3 ~ +3 を撮影します。 縁取り:なし/細/中/太 コントラストを強くし +1 ~ +5 て撮影します。 特 定 の 色 だ け を 抽 出 カラー:赤/マゼンタ/青/ し、他の部分を白黒で シアン/緑/黄 撮影します。 感度:-2 ~ +2 全体をぼかしたような ソフトフォーカス:+1 ~ +3 やわらかい画像を撮影 シャドーぼかし:オン/オフ します。 夜景や水面の光の輝き 個数:少/中/多 など、ハイライト部に クロス状の光条を表現 大きさ:短/中/長 し、キラキラした雰囲 角度:0 / 30 / 45 / 60° 気を強調します。 魚眼レンズで撮影した ような画像を撮影しま 弱/中/強 す。 ハイコントラスト:オフ/ +1 ~ +5 ソフトフォーカス:オフ/ +1 ~ +3 トーンブレイク:オフ/赤/緑/ 青/黄 カスタム 好みのフィルターを作 シェーディングタイプ:6 種類 成して保存することが シェーディング強度:-3 ~ +3 できます。 ネガポジ反転:オフ/オン ディストーションタイプ:3 種類 ディストーション強度:オフ/ 弱/中/強 153 レトロ ハイコントラスト 4 い ろ い ろ な 撮 影 色抽出 ソフト クロス フィッシュアイ 154 • デジタルフィルターを設定した場合、記録形式は常に JPEG になり、変更で きません。また、記録形式が RAW に設定されている場合は、デジタルフィ ルターを選択できません。 • デジタルフィルターを設定した場合、インターバル撮影/多重露出、ドラ イブモードの連続撮影/オートブラケット撮影は選択できません。 • デジタルフィルター/拡張ブラケット/HDR撮影は同時に設定できません。 後から設定した機能が有効になります。 フィルターによっては、画像の保存に時間がかかることがあります。 1 4 い ろ い ろ な 撮 影 「A 撮影 2」メニューの「デジタルフィルター」を選び、十字 キー(5)を押す フィルターを選択する画面が表示されます。 2 十字キー(45)でフィルターを選 択する OFF ·υΑ AE. L MENU ৾ ક ‫෇ږ‬ OK ࠨ ೰ 3 十字キー(23)でパラメーターを 選択し、十字キー(45)でパラ メーターの値を調整する ࡢତ AE. L MENU ৾ ક ‫෇ږ‬ OK ࠨ ೰ ボタン・ダイヤル等の操作 電源レバー(|) L ボタン 設定を適用した背景画像がデジタルプレビューで確 認できます。 背景画像を保存します。 「新規保存」を選択し、4 ボタンを押します。 155 4 4 ボタンを押す 撮影できる状態になります。 • デジタルフィルター撮影を終了するときは、手順 2 で「フィルターオフ」を 選択します。 • 撮影後にデジタルフィルターで加工することもできます。 (p. 241) 4 い ろ い ろ な 撮 影 156 ライブビューを利用して撮影する 画像モニターにリアルタイムで画像を表示し、静止画または動画が撮影 できます。 • 低輝度または高輝度の撮影条件の場合、ライブビュー画像と撮影結果が異 なる場合があります。 • ライブビュー中に撮影光源が変化すると、画面がちらつくことがあります。 • ライブビュー中にカメラの向きを変えるなどの急激な変化があると、適切 な明るさで表示されない場合があります。表示が安定するのを待ってから 撮影してください。 • 暗い場所ではライブビュー画像にノイズが生じる場合があります。 • 長時間ライブビューで撮影を行うとカメラ内部の温度が上がり、画質が低 下することがあります。撮影しないときは、ライブビューをこまめに停止 するようにしてください。画質低下を軽減するため、長時間露光や動画撮 影時は撮影の間隔をあけ、カメラ内の温度が上昇しないようにしてくださ い。 • カメラ内部の温度が高いと l(温度警告)が画像モニターに表示され、ライ ブビューが表示できない場合があります。 • 直射日光下などカメラ本体が熱くなる環境でライブビューを行うと、l(温 度警告)が画像モニターに表示されることがあります。カメラ内部の温度 が上昇しているので、ライブビューを中断してください。 • l(温度警告)が表示されたままライブビューを継続すると、5 分経過してい なくてもライブビューが終了することがあります。ライブビューが終了して も、ファインダーでの撮影は可能です。 • ISO 感度を高くすると、ノイズや色ムラが生じる場合があります。 • 画像モニターを見ながらの手持ち撮影は、 カメラぶれの原因となります。 三 脚の使用をお勧めします。 • 画像表示の視野率は、ほぼ 100%です。 • 付属の AV ケーブル(I-AVC7)や市販の HDMI ケーブルを使用して、テレビ 等にライブビュー画像を表示することができます。 (p. 233) • SD メモリーカードへのデータ記録中は、ライブビューは表示できません。 • AF 方式が S(位相差)でフォーカスモードが l の場合、ライブビュー 中に = ボタンを押すと、 ライブビュー画像の表示がいったん消えてオート フォーカスが行われます。ピントが合うと再びライブビュー画像が表示さ れます。 4 い ろ い ろ な 撮 影 157 静止画の撮影 ライブビュー撮影の設定をする ライブビュー中の表示項目とオートフォーカス方式を設定します。 1 2 「A 撮影 3」メニューの「ライブビュー」を選び、十字キー (5)を押す 「ライブビュー」画面が表示されます。 十字キー(23)で情報表示/グ リッド表示/ヒストグラム/白と び黒つぶれ警告を選び、十字キー (45)で O / P を切り替える ρͼήΫνȜ ૂ༭ນা ΈςΛΡນা ΪΑΠΈρθ ฒࣱ͍͂̾͐ͦ࠙࣬ AF ༷ ৆ 4 い ろ い ろ な 撮 影 MENU 3 4 十字キー(23)で「AF 方式」を選び、十字キー(5)を押す 十字キー(23)でオートフォーカ スの方式を選ぶ ρͼήΫνȜ ૂ༭ນা ΈςΛΡນা ΪΑΠΈρθ ฒࣱ͍͂̾͐ͦ࠙࣬ AF ༷ ৆ MENU I 顔検出+コントラ スト(初期設定) 検出した顔に優先的にオートフォーカスを行い ながら、コントラスト AF を行います。検出した メインの顔には黄色(他の顔には白)の枠が表 示され、メインの顔に対してオートフォーカス と自動露出が行われます。 ライブビューを継続しながら撮像素子から得ら れる情報をもとにオートフォーカスを行いま す。 ライブビューを中断し、AF センサーがオート フォーカスを行います。 i コントラスト式 S 位相差 158 5 6 4 ボタンを押す 3 ボタンを 2 回押す メニュー選択前の画面に戻ります。 • AF 方式の「コントラスト AF」は、 「位相差」に比べてピントが合うまでに 時間がかかります。また、次のような条件のときは、ピントが合いにくく なります。 • コントラストがない被写体 • 横縞など縦方向のコントラストがないもの • 噴水など明るさや形、色などが常に変化するもの • 距離が変化しているもの • 小さな被写体 • 遠近が混在している被写体 • 特殊フィルターを装着しているとき • 被写体が画面の端にあるとき • フォーカスモードが \ になっているときは、顔検出は行われません。 4 い ろ い ろ な 撮 影 静止画を撮影する 1 2 露出モードを設定する モードダイヤルを C 以外のいずれかに合わせます。 U ボタンを押す ミラーアップされ、画像モニターにリアルタイムで映像が表示されま す。もう一度 U ボタンを押と、ライブビューが終了します。 ライブビューの表示時間は最長 5 分です。5 分経過してライブビュー表 示が解除されたときは、 U ボタンを押すとライブビューが再開します。 なお、 カメラ内が高温になった場合は、 5 分に満たなくてもライブビュー が解除されます。 159 ライブビューの表示 (説明のため全項目を表示しています。 ) 1 SHIFT 2 3 4 5 6 7 8 2/5 P USER 9 10 +1. 0 -5 4 3 2 1 1 2 3 4 +5 ISO 3200 P 11 12 [ 1234 ] 2000 F2. 8 ISO 400 2000 F2. 8 [ 37 ] 13 14 1 2 3 4 5 6 15 16 17 18 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 20 AF フレーム 露出補正 ヒストグラム AE ロック シャッター速度 絞り値 露出バー ISO 感度 撮影可能枚数 顔検出枠 メイン顔検出枠 19 4 い ろ い ろ な 撮 影 露出モード ストロボモード ドライブモード ホワイトバランス カスタムイメージ 拡張ブラケット/多重露出/ インターバル撮影/デジタル フィルター/ HDR 撮影 多重露出撮影回数 バッテリー残量 電子水準器 7 8 9 ※ 10 は、 ライブビュー中は白で表示され、 ピントが合うと緑色になります。 ピントが合わなかったときは、 赤色になります。 フォーカスモードが \ になっているときは表示されません。 ※ 19・20 は、 「AF 方式」を I に設定していて、顔を検出した場合に表示さ れます。 (最大 16 個) 3 画像モニターに被写体を入れ、= ボタンを押す 合焦動作が行われます。 フォーカスモードが \ になっていると きは、レンズの距離リングを回してピン トを合わせます。 160 4 シャッターボタンを全押しする 撮影されます。 • フォーカスモードが l で「AF 方式」が I / i の場合、4 ボタンを押 すと測距点を十字キー(2345)で移動することができます。もう一度 4 ボタンを押すと測距点移動モードが解除されます。 • フォーカスモードが k で「AF 方式」が I / i の場合、オートフォーカ ス開始時は画面中央でピントを合わせ、合焦すると自動追尾を行います。 • ライブビュー中に M ボタンを押すと、2 / 4 / 6 倍に拡大表示できます。 十字キー(2345)で表示範囲が移動し、|(グリーン)ボタンを押す と表示が中央に戻ります。フォーカスモードが \ になっているときは、2 / 4 / 6 / 8 / 10 倍に拡大表示されます。拡大表示で撮影しても、通常のサ イズで記録されます。 • ライブビュー表示中もファインダーでの撮影と同様に設定等の変更ができ ます。 • ライブビュー表示中に電源レバーを|にすると、 画像モニターで被写界深度 が確認できます。 4 い ろ い ろ な 撮 影 動画の撮影 動画のフレームレート(1 秒間に撮影する画像数)は 30fps(フレーム / 秒) 、音声はモノラル、ファイル形式は AVI です。 動画の設定を変更する 1 2 「A 撮影 3」メニューの「動画」を選び、十字キー(5)を押す 「動画」画面が表示されます。 十字キー(5)を押し、十字キー (23)で記録サイズを選択する 00:00'00" ܱ჏΍ͼΒ ْৗ ‫إ‬୊ ࣆͤ୭೰ Shake Reduction ࡥ೰ MENU ৾ ક OK ࠨ ೰ 161 記録サイズ F  X(初期設定) Y  画素数 1536×1024  1280×720  640×416  アスペクト比 3:2 16:9 3:2 3 4 5 4 ボタンを押す 十字キー(23)で「画質」を選ぶ 十字キー(5)を押し、十字キー(23)で画質を選択する C(スーパーファイン、初期設定)/ D(ファイン)/ E(エコ ノミー)から選択します。 記録サイズ/画質を変更すると、 その設定で撮影できる時間が画面右上 に表示されます。 4 い ろ い ろ な 撮 影 6 7 8 9 10 4 ボタンを押す 十字キー(23)で「音声」を選ぶ 十字キー(45)で O / P を切り替える O: 音声を録音する(初期設定) P : 音声を録音しない 十字キー(23)で「絞り設定」を選ぶ 十字キー(5)を押し、十字キー(23)でオート/固定を 選択する オート:自動で絞りを制御する 固定 :撮影開始前に設定した任意の絞り値で撮影する(初期設定) 11 4 ボタンを押す 162 12 13 14 十字キー(23)で「Shake Reduction」を選ぶ 十字キー(45)で k / l を切り替える k: 手ぶれ補正を行う l: 手ぶれ補正を行わない(初期設定) 3 ボタンを 2 回押す 撮影できる状態になります。 音声を O(オン)に設定すると、カメラの動作音なども録音されます。動画 を撮影するときは三脚などで固定し、撮影中はカメラを操作しないようにし てください。 4 い ろ い ろ な 撮 影 マイクを接続する マイク端子に市販のステレオマイク(∅3. 5mm、ステレオミニプラグ)を 接続すると、音声がステレオで録画できます。また外部マイクを利用す ると、カメラの動作音などが録音されることを軽減できる場合がありま す。 1 2 カメラの電源を切る マイク端子のカバーを 開け、マイクのプラグを マイク端子に接続する 163 3 カメラの電源を入れる 撮影中に外部マイクを外すと、撮影終了まで内蔵マイクには切り替わりませ ん。無音となりますので、ご注意ください。 外部マイクを利用してステレオ録音した場合、 市販の HDMI ケーブルを用いて 対応の AV 機器に出力すると、音声がステレオで再生されます。 (p. 235)AV ケーブルでビデオ出力した場合は、モノラルで再生されます。 動画を撮影する 1 モードダイヤルを C に合わせる 4 い ろ い ろ な 撮 影 露出モードが動画になり、動画撮影用の ライブビューが表示されます。 ライブビューの表示時間は最長 5 分で す。5 分経過してライブビュー表示が解 除されたときは、 U ボタンを押すとライ ブビューが再開します。なお、カメラ内 が高温になった場合は、5 分に満たなく てもライブビューが解除されます。 音声 F2. 8 00 : 30'00" 録画可能時間 Shake Reduction 164 2 画像モニターに被写体を入れ、= ボタンを押す 合焦動作が行われます。 フォーカスモードが \ になっていると きは、レンズの距離リングを回してピン トを合わせます。 3 4 い ろ い ろ な 撮 影 シャッターボタンを全押しする 動画の撮影が開始されます。 4 もう一度シャッターボタンを押す 撮影が終了します。 • 動画の音声が O(オン)になっている場合、カメラの動作音なども録音さ れます。動画を撮影するときは三脚などで固定し、撮影中はカメラを操作 しないようにしてください。 • 動画撮影中は、オートフォーカスは動作しません。 • ストロボは使用できません。 • 動画を撮影しながら AV 機器に出力する場合は、HDMI 端子(p. 235)をご利 用ください。ビデオ端子では、撮影中の出力はできません。 • 動画は最大 4GB、または最長 25 分まで連続して撮影できます。SD メモリー カードがいっぱいになると撮影を中断し、保存されます。 • 長時間撮影するときは、AC アダプターキット K-AC50J(別売)のご使用を お勧めします。 (p. 47) • 別売のリモコンで撮影することもできます。 (p. 138) • 動画では、ホワイトバランスとカスタムイメージ(ファインシャープネス 以外)が設定できます。 • ISO 感度は AUTO 固定です。 • 動画撮影中にカメラ内部が高温になったときは、回路保護のため強制終了 する場合があります。 165 撮影した動画を再生する 撮影した動画は、画像と同様に再生モードで再生できます。 1 2 3 Q ボタンを押す 十字キー(45)で再生する動画を選ぶ 動画の 1 コマ目の画像が画像モニターに表示されます 十字キー(2)を押す 動画が再生されます。 4 い ろ い ろ な 撮 影 Movie 10min00sec 100-0001 ボタン・ダイヤル等の操作 十字キー(2) 後電子ダイヤル(S) 十字キー(5) 十字キー(5)長押し 十字キー(4) 十字キー(4)長押し 十字キー(3) 一時停止/再開 音量調節(6 段階) (一時停止中)コマ送り 押している間、早送り再生 逆方向に再生 (一時停止中)コマ戻し 押している間、早戻し再生 停止 再生が終わると停止し、1 コマ目の画像が表示されます。 • 付属の AV ケーブル(I-AVC7)や市販の HDMI ケーブルを利用すると、テレ ビなどの AV 機器で動画を再生することができます。 (p. 233) • 外部マイクを利用してステレオ録音した場合でも、 PC / AV 端子で外部出力 すると、音声はモノラルで再生されます。HDMI 端子で出力した場合はステ レオで再生されます。 166 動画から静止画を切り出す 撮影した動画の 1 コマを切り出し、JPEG 形式の静止画として保存するこ とができます。 1 2 4 い ろ い ろ な 撮 影 p. 165 の手順 3で一時停止し、 静止画として保存する 1コマを表 示する L ボタンを押す 保存の確認画面が表示されます。 3 十字キー(23)で「新規保存」を 選ぶ ْ௨ͬ૧ܰ༗ం̱̳͘ ૧ܰ༗ం ΅λϋΓσ ‫ޓ‬ OK ࠨ ೰ 4 4 ボタンを押す 動画から切り出された画像が、新規保存されます。 5 ストロボの活用 Q の内蔵ストロボの詳細、および外付けストロボを使 用した撮影方法をご紹介します。 露出モードによるストロボ撮影の特徴 . . . . . . . . . . . . . . . . 168 内蔵ストロボ撮影時の距離と絞り . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 171 レンズと内蔵ストロボの適合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 172 外付けストロボ(別売品)を使って撮影する . . . . . 173 168 露出モードによるストロボ撮影の特徴 b(シャッター優先)モードでストロボを使う • 動きのあるものを撮影するときに、ブレの効果を変えてストロボ撮影 ができます。 • 1/180秒以下のシャッター速度を自由に選んでストロボ撮影ができます。 • 周りの明るさに合わせて自動的に絞り値が変化します。 • DA・DA L・D FA・FA J・FA・F・A レンズ以外のレンズを使用した場 合、シャッター速度は 1/180 秒固定になります。 c(絞り優先)モードでストロボを使う • ピントが合って見える範囲(被写界深度)を変えて撮影したいときや、 より遠くのものを写したいときなどに、絞り値を自由に変えてストロ ボ撮影ができます。 • 周りの明るさに合わせて自動的にシャッター速度が変化します。 • シャッター速度は 1/180 秒から低速側はカメラぶれをしにくいシャッ ター速度(p. 64)まで自動的に変化します。なお、シャッター速度の 低速限界はご使用のレンズの焦点距離によって変化します。 • DA・DA L・D FA・FA J・FA・F レンズ以外のレンズを使用した場合、 シャッター速度は 1/180 秒固定になります。 5 ス ト ロ ボ の 活 用 スローシンクロを利用する 夕景などを背景にして人物撮影をするときは、 b (シャッター優先) モー ドを使ってスローシンクロを行うと、人物も背景もきれいに撮影できま す。 • スローシンクロ撮影では、シャッター速度が遅くなります。手ぶれを防ぐ ため、手ぶれ補正機能を使用するか、手ぶれ補正機能をオフにしてカメラ を三脚などに固定してください。また、撮影される側が動いても、写真は ぶれてしまいますのでご注意ください。 • スローシンクロは、外付けストロボでも同様に行うことができます。 169 e / K / c モードを使用する場合 1 2 3 4 5 1 2 3 4 5 6 モードダイヤルを e / K / c に合わせる E ボタンを押す 内蔵ストロボがポップアップします。 十字キー(3)を押す 「ストロボモード」画面が表示されます。 G / H を選択し、4 ボタンを押す 背景も適正露出になるようにシャッター速度が遅く設定されます。 撮影する 5 ス ト ロ ボ の 活 用 b / L / a モードを使用する場合 モードダイヤルを b / L / a に合わせる 十字キー(3)を押す 「ストロボモード」画面が表示されます。 E / F を選択し、4 ボタンを押す b モードの場合はシャッター速度、L / a モードの場合は シャッター速度と絞り値を設定する 1/180 秒以下で背景が適正露出になるように設定します。 E ボタンを押す 内蔵ストロボがポップアップします。 撮影する 170 後幕シンクロを利用する 後幕シンクロではシャッター幕が閉じる直前にストロボが発光します。 動いている被写体などを低速で撮影する場合、ストロボの発光タイミン グの違いにより、スローシンクロとは違う効果の写真になります。 例えば、後幕シンクロで走っている車を撮影すると、シャッターが開い ている間にライトの光跡などが露光され、ストロボ発光によって最後に 車の姿を露光します。そのため、光跡が流れるような写真を撮影できま す。 5 ス ト ロ ボ の 活 用 スローシンクロ 後幕シンクロ 1 2 3 4 5 モードダイヤルを B / M / C 以外に合わせる 十字キー(3)を押す 「ストロボモード」画面が表示されます。 I / k を選択し、4 ボタンを押す E ボタンを押す 内蔵ストロボがポップアップします。 撮影する 後幕シンクロ撮影では、シャッター速度が遅くなります。手ぶれを防ぐため、 手ぶれ補正機能を使用するか、手ぶれ補正機能をオフにしてカメラを三脚な どに固定してください。 内蔵ストロボ撮影時の距離と絞り ストロボを使って撮影する場合、ストロボのガイドナンバーとカメラの 絞り値、撮影の距離の間には、一定の条件が必要です。 計算してみて光量が不足する場合、撮影条件を見直してください。 ISO 感度 ISO 100  ISO 200  ISO 400  ISO 800  ISO 1600  ISO 3200  内蔵ストロボのガイドナンバー 約 13 約 18. 4 約 26 約 36. 8 約 52 約 73. 5 171 使用絞りから撮影距離を算出する方法 絞り値が決まった場合、ストロボをどの距離まで使用できるかは、次の 式で計算できます。 遠距離側の目安 距離 L1 =ガイドナンバー÷絞り値 近距離側の目安 距離 L2 =遠距離側目安÷ 5* *「5」 という数値は、このカメラの内蔵ストロボを単独で使 用した場合にのみ適用される数値です。 5 ス ト ロ ボ の 活 用 例)ISO 感度が「ISO 100」の場合、絞り値 F2. 8 で使用すると、 L1 = 13 ÷ 2. 8 =約 4. 6(m) L2 = 4. 6 ÷ 5 =約 0. 9(m) すなわち、約 0. 9 ~ 4. 6m の範囲でストロボが使えます。 ただし、このカメラの内蔵ストロボは、0. 7m 以下の距離では使え ません。0. 7m より近距離で撮影すると、ストロボ光のムラやケラ レおよび露出オーバーの原因となります。 撮影距離から使用絞りを算出する方法 撮影距離が決まっている場合は、次の式で絞り値を算出します。 絞り値 F =ガイドナンバー÷撮影距離 例)ISO 感度が「ISO 100」の場合、撮影距離 4m で計算すると、 F = 13 ÷ 4 = 3. 25 上記のように計算で出た数字が「3. 25」のようにレンズの絞り値に ない値になったときは、一般的に数字の小さい方で近い値、この例 では「2. 8」に設定します。 172 レンズと内蔵ストロボの適合 Q と組み合わせるレンズによっては、レンズフードなしで取り付け ても、ケラレが発生するために内蔵ストロボが使用できなかったり、使 用できても制限がある場合があります。 下記の一覧表にない DA・DA L・D FA・FA J・FA レンズは、問題なく使 用できます。 ※一覧表はいずれもフードなしの評価です。 ケラレが発生するので使用不可 レンズ名 DA FISH-EYE 10-17mm F3. 5-4. 5ED (IF)  DA12-24mm F4ED AL  DA14mm F2. 8ED (IF)  FA ★ 300mm F2. 8ED (IF)  FA ★ 600mm F4ED (IF)  FA ★ 250-600mm F5. 6ED (IF)  5 ス ト ロ ボ の 活 用 条件付きで使用可能 レンズ名 F FISH-EYE 17-28mm F3. 5-4. 5  DA16-45mm F4ED AL  制限 焦点距離 20mm 未満ではケラレが発生する ことがあります。 焦点距離が 28mm 未満のとき、 および焦点距 離が 28mm で撮影距離が 1m 以下のときは、 ケラレが発生することがあります。 焦点距離が 20mm 以下の場合と、35mm で撮 影距 離 が 1. 5m 未満 では ケ ラレ が発 生し ま す。 焦点距離が 24mm 未満のとき、 および焦点距 離が 24mm で撮影距離が 1m 以下のときは、 ケラレが発生します。 焦点距離が 35mm 未満ではケラレが発生し ます。 焦 点距 離 が 28mm で 撮影 距 離が 1m 未満 で は、ケラレが発生することがあります。 内蔵ストロボは常にフル発光になります。 内蔵ストロボは常にフル発光になります。 DA ★ 16-50mm F2. 8ED AL (IF) SDM DA17-70mmF4AL (IF) SDM  DA18-250mm F3. 5-6. 3ED AL (IF)  FA ★ 28-70mm F2. 8AL FA SOFT 28mm F2. 8  FA SOFT 85mm F2. 8  外付けストロボ(別売品)を使って撮 影する 別売の外付けストロボ AF540FGZ / AF360FGZ / AF200FG / AF160FC を使用すると、P-TTL オートストロボ撮影が可能なほか、ストロボの機 能に応じて様々なストロボ撮影ができます。下表を参考にしてご使用く ださい。 (○:使用可 △:条件付使用可 ×:使用不可) ストロボ カメラの機能 赤目軽減機能が使用できる ストロボ自動発光ができる ストロボ充電完了で、ストロボの同調速度 に自動的に切り替わる e / b モードで絞り値が自動セットされる ファインダー内でオートチェックできる P-TTL オートストロボ撮影ができる(連動 ISO 感度:ISO 100 ~ 3200) スローシンクロ撮影ができる ストロボ光量補正ができる 外付けストロボ側の AF 補助光が使用できる 後幕シンクロ撮影ができる *2 光量比制卸モードで撮影ができる スレーブ機能が働く マルチストロボが働く ハイスピードシンクロで撮影ができる ワイヤレスで撮影ができる 内蔵 AF540FGZ ストロボ AF360FGZ ○ ○ ○ ○ × ○ *1 ○ ○ × ○ △ *3 × × × △ *4 ○ ○ ○ ○ × ○ *1 ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ *5 AF200FG AF160FC ○ ○ ○ ○ × ○ *1 ○ ○ × × △ *4 × × × × 173 5 ス ト ロ ボ の 活 用 *1 DA・DA L・D FA・FA J・FA・F・A レンズを使用した場合のみ可能。 *2 シャッター速度は、1/90 秒以下に限定。 *3 AF540FGZ / AF360FGZ と組み合わせたとき、内蔵ストロボ 1/3、外付けストロボ 2/3 の 光量配分で可能。 *4 AF540FGZ / AF360FGZ と組み合わせた場合のみ可能。 *5 AF540FGZ / AF360FGZ が複数台、または 1 台と内蔵ストロボと組み合わせることが必 要。 極性が逆(ホットシューの中心の接点がマイナス)のストロボは使用できま せん。カメラやストロボが壊れる恐れがあります。 174 AF360FGZ の表示パネルについて AF360FGZ の場合、 ストロボ単体では FORMAT サイズを 「DIGITAL」 に設定する機能はありませんが、デジタル一眼レフカメラと組み合 わせることで、画角差から生じる 35 ミリフィルムカメラと Q と の焦点距離の差を自動で換算し、表示します。 (DA・DA L・D FA・ FAJ・FA・F レンズ使用時) 。 換算表示は Q の測光タイマーがオンの間のみ行われ、FORMAT サイズ表示は消灯となります(測光タイマーがオフになると、 35ミリ 判表示に戻ります) 。 使用レンズの 焦点距離 測光タイマー オフ 85mm 77mm 50mm 35mm 28mm 24mm 20mm 85mm 58mm 70mm 50mm 48mm 34mm 35mm 24mm 18mm 28mm 24mm※ 19mm 16mm※ ※ワイドパネル使用 5 ス ト ロ ボ の 活 用 測光タイマー オン P-TTL オートで使う AF540FGZ / AF360FGZ / AF200FG / AF160FC と組み合わせた場合、 「P-TTL オート」で撮影できます。本発光前に小光量を発光して、被写体 の状態(距離・輝度・輝度差・逆光など)をカメラ側の 77 分割測光セン サーで確認し、その情報を元に本発光の光量を調整しますので、通常の TTL オートよりさらに正確な露出でストロボ撮影ができます。 1 2 3 4 カメラのホットシューに付いているホットシューカバーを取 り外し、外付けストロボを取り付ける カメラと外付けストロボの電源を入れる 外付けストロボの発光モードを P-TTL オートに設定する 外付けストロボの充電完了を確認し、撮影する 175 • P-TTL オート撮影は、AF540FGZ / AF360FGZ / AF200FG / AF160FC と組 み合わせた場合のみ可能です。 • ストロボの充電が完了すると、ファインダー内の b が点灯します。 • 操作のしかたや撮影できる距離など詳しい内容については、外付けストロ ボの使用説明書を参照してください。 • ストロボモードが C / i の場合は、 撮りたいものが明るいと発光しません ので、日中シンクロ撮影ではご注意ください。 • 外付けストロボを取り付けた状態で、E ボタンを押さないでください。内蔵 ストロボが外付けストロボに接触します。内蔵ストロボと外付けストロボ を同時に使用する場合は、ワイヤレスモードを使用するか延長コードを利 用して接続してください。 (p. 180) ハイスピードシンクロモードで使う AF540FGZ / AF360FGZ を使用すると、 1/180 秒より速いシャッター速度 でも、ストロボを発光して撮影することができます。 5 ス ト ロ ボ の 活 用 1 2 3 4 5 カメラのホットシューに付いているホットシューカバーを取 り外し、外付けストロボ(AF540FGZ / AF360FGZ)を取り 付ける カメラの露出モードを b / a に設定する カメラと外付けストロボの電源を入れる 外付けストロボのシンクロモードを HSb(ハイスピードシン クロ)に設定する 外付けストロボの充電完了を確認し、撮影する • ストロボの充電が完了すると、ファインダー内の b が点灯します。 • シャッター速度が 1/180 秒を超えた場合のみハイスピードシンクロモードに なります。 • カメラの露出モードが p(バルブ)の場合、ハイスピードシンクロはできま せん。 176 ワイヤレスモードで使う 外付けストロボ(AF540FGZ / AF360FGZ)同士の組み合わせ、または 内蔵ストロボとの組み合わせで、ストロボ同士をコードで接続しないで P-TTL 撮影することができます。 • 外付けストロボの電源スイッチは WIRELESS に合わせてください。 • ハイスピードシンクロモードをワイヤレスで使用するには、AF540FGZ / AF360FGZ が 2 台以上必要です。内蔵ストロボとの組み合わせでは利用でき ません。 • カメラから離す側の外付けストロボのワイヤレスモードは、SLAVE に設定 してください。 外付けストロボのチャンネルをカメラに登録する 5 ス ト ロ ボ の 活 用 まず外付けストロボのチャンネルをカメラに登録します。 1 2 3 外付けストロボのチャンネルを設定する カメラのホットシューに付いているホットシューカバーを取 り外し、外付けストロボを取り付ける カメラと外付けストロボの電源を入れ、シャッターボタンを 半押しする 外付けストロボと同じチャンネルが内蔵ストロボに設定されます。 • r モードを設定すると、ファインダー内に内蔵ストロボの現在のチャンネ ルが 10 秒間表示されます。 • 使用するすべてのストロボは、 必ず同じチャンネルに合わせてください。 外 付けストロボのチャンネルの設定方法は、AF540FGZ / AF360FGZ の使用 説明書を参照してください。 177 内蔵ストロボをワイヤレスモードにする 外付けストロボと内蔵ストロボを組み合わせて使用する場合は、カメラ のストロボモードをワイヤレスモードに設定します。 1 2 十字キー(3)を押す 「ストロボモード」画面が表示されます。 r を選択し、4 ボタンを押す 撮影できる状態になります。 ΑΠυδκȜΡ χͼμτΑκȜΡ 0. 0 MENU ৾ ક OK ࠨ ೰ 5 ス ト ロ ボ の 活 用 • 露出モードが B(グリーン)のときは、r に設定できません。 • ドライブモードが i(リモコン 3 秒後レリーズ)/ d(ミラーアップ)/ e(ミラーアップリモコン)の場合、またはレンズの絞りが s 位置以外の 場合は、r は選択できません。 内蔵ストロボの発光方式を変更する 内蔵ストロボのワイヤレス時の発光方式を変更することができま す。 「A カスタム 5」メニュー(p. 87)の「31. ワイヤレス時の発光」で設 定します。 1 2 オン オフ 内蔵ストロボをマスター発光させます。 (初期設定) 内蔵ストロボをコントローラー発光させます。 内蔵ストロボで HSb(ハイスピードシンクロ)は利用できません。 178 ワイヤレス撮影のしかた 内蔵ストロボと外付けストロボの組み合わせで撮影する場合 1 2 3 1 カメラとチャンネルを合わせた外付けストロボを、発光させ たい位置に固定する カメラのストロボモードを r に設定し、E ボタンを押す 両方のストロボが充電完了していることを確認し、撮影する 外付けストロボ同士の組み合わせで撮影する場合 5 ス ト ロ ボ の 活 用 カメラに取り付けた側のストロボのワイヤレスモードを、 MASTER / CONTROL に設定する MASTER  (マスター) カメラ側のストロボ、離して使う側のストロボの両方を 本発光させる場合に設定します。 CONTROL  カメラ側のストロボはコントロール発光のみで、本発光 (コントロール) させない場合に設定します。 2 3 カメラから離して使う側のストロボのワイヤレスモードを SLAVE に、チャンネルをカメラ側のストロボと同じチャンネ ルに設定し、発光させたい位置に固定する 両方のストロボが充電完了していることを確認し、撮影する • ワイヤレスモードでは、 「Shake Reduction」と「自動水平補正」は自動的に オフになります。 • AF540FGZ / AF360FGZ を複数台使用して、 ワイヤレスモードでハイスピー ドシンクロ撮影を行う場合、カメラに取り付けた方のストロボをハイス ピードシンクロモードに設定してください。 179 ワイヤレスストロボ制御について(P-TTL 撮影) 外付けストロボ(AF540FGZ / AF360FGZ)を使用してワイヤレス で撮影するときには、ストロボが発光されるまでにストロボ間で以 下のような情報伝達が行われています。 シャッターボタンを全押しする È 1 カメラ側のストロボが小光量のコントロール発光(カメラ側の 発光モードを伝達) 2 カメラから離した方のストロボが小光量のコントロール発光 (被写体の状態を確認) 3 カメラ側のストロボが小光量のコントロール発光(発光量をカ メラから離した方のストロボに伝達) ※ HSb(ハイスピードシンクロ)が設定されている場合は、発光時 間を伝達するためにこの後カメラ側のストロボがもう一度小発光 します。 5 ス ト ロ ボ の 活 用 4 カメラから離した方のストロボが本発光 カメラ側の外付けストロボのワイヤレスモードが MASTER、 または内蔵 ストロボの「31. ワイヤレス時の発光」 (p. 177)が「オン」の場合は、 すべてのストロボが同時に本発光します。 赤目軽減機能について 内蔵ストロボ同様、 外付けストロボでも赤目軽減機能が使用できます。 ス トロボの種類によって使用できない場合や使用条件がありますので、 p. 173 の一覧表を参照してください。 • 外付けストロボのみを使用しているときも、ストロボ 2 度発光による赤目軽 減機能が働きます。 (p. 75) • 内蔵ストロボの赤目軽減機能と外付けストロボのスレーブ機能やワイヤレ ス機能を組み合わせると、1 度目の小発光で外付けストロボが発光してしま います。スレーブ使用時は赤目軽減機能は使わないでください。 180 後幕シンクロについて 内蔵ストロボと外付けストロボ(AF540FGZ / AF360FGZ)を組み合わ せて同時に使用した場合、外付けストロボが後幕シンクロに設定されて いれば、内蔵ストロボも後幕シンクロになります。撮影時は、各ストロ ボの充電完了を確認してから撮影してください。 外付けストロボを延長コードで接続する AF200FG のように、ワイヤレスモードを持たないストロボと内蔵ストロ ボを同時に使う場合は、図のようにカメラのホットシュー部分にホット シューアダプター FG (別売) を、 外付けストロボの下にオフカメラシュー アダプター F(別売)を付け、延長コード F5P(別売)で接続します。オ フカメラシューアダプター F の下には三脚取り付け用のねじがあります ので、三脚に固定することができます。 なお、内蔵ストロボと組み合わせて使用できるのは、P-TTL オート対応 ストロボのみです。 内蔵ストロボと組み合わせて使用する場合 5 ス ト ロ ボ の 活 用 181 延長コードを使用したストロボの多灯撮影 外付けストロボ(AF540FGZ / AF360FGZ / AF200FG)を複数台組み合 わせるか、外付けストロボ複数台と内蔵ストロボを組み合わせて使用で きます。AF540FGZ をつなぐ場合は、ストロボ本体の延長コード接続用 端子が使用できます。AF360FGZ / AF200FG をつなぐ場合は下の図のよ うに、外付けストロボとホットシューアダプター F(別売)にオフカメ ラシューアダプター F(別売)を付け、もう一方の外付けストロボに付 けたオフカメラシューアダプター F と、延長コード F5P(別売)で接続し ます。 接続方法については、ストロボの使用説明書も参照してください。 2 台以上の外付けストロボを組み合わせて使用する場合 5 ス ト ロ ボ の 活 用 • ホットシューグリップなど接点数の異なるアクセサリーを組み合わせる と、誤動作の原因となりますので、使用しないでください。 • 他社製ストロボを組み合わせると、故障の原因になる場合があります。 AF540FGZ / AF360FGZ / AF200FG のご使用をお勧めします。 AF540FGZ/AF360FGZ/AF200FGを複数台、 またはAF540FGZ/AF360FGZ / AF200FG と内蔵ストロボを組み合わせて使用する場合、ストロボの制御は P-TTL で行われます。 182 光量比制御シンクロ撮影 外付けストロボ(AF540FGZ / AF360FGZ / AF200FG)を複数台組み合 わせるか、外付けストロボと内蔵ストロボを組み合わせることで、複数 のストロボの光量の違いを利用した増灯撮影(光量比制御シンクロ撮影) ができます。 • AF200FG を使用する場合は、AF540FGZ / AF360FGZ と組み合わせる必要 があります。 • ホットシューグリップなど接点数の異なるアクセサリーを組み合わせる と、誤動作の原因となりますので、使用しないでください。 • 他社製ストロボを組み合わせると、故障の原因になる場合があります。当 社製オートストロボのご使用をお勧めします。 1 5 ス ト ロ ボ の 活 用 外付けストロボをカメラから離して接続する(p. 180) 外付けストロボのシンクロモードを光量比制御モードに設定 する カメラの露出モードを e / b / c / a に設定する 外付けスト口ボと内蔵ストロボの充電完了を確認し、撮影す る • 光量の比率は、外付けストロボ同士の場合、光量比制御に設定しているス トロボが「2」に対して、それ以外のストロボが「1」 、外付けストロボと内 蔵ストロボの場合は、外付けストロボが「2」に対して内蔵ストロボが「1」 になります。 • 外付けストロボを複数台、または外付けストロボと内蔵ストロボを組み合 わせて使用する場合、ストロボの制御は P-TTL で行われます。 2 3 4 183 Xシンクロソケットについて カメラの X シンクロソケットを利用して、 シンクロコードでストロボを接続すること ができます。 X シンクロソケットからシンクロソケット 2P キャップを外し、シンクロコードを接続 します。 • 故障の原因となりますので、高電圧や高電流のストロボは使用しないでく ださい。 • 極性が逆(シンクロプラグの中心がマイナス)のストロボは使用できませ ん。カメラやストロボが壊れる恐れがあります。 • カメラの X シンクロソケットにシンクロコードを接続した場合は、 連動機能 は働きません。 • 後幕によるケラレを防ぐため、念のため同調速度より一段低いシャッター 速度を使用して、事前にテスト撮影をされることをお勧めします。 • X シンクロソケットの接点部には防塵・防滴処理が施されていません。 使用し ないときは常に付属のシンクロソケット 2P キャップを取り付けておいてく ださい。 5 ス ト ロ ボ の 活 用 184 メモ 6 撮影のための設定 撮影した画像の保存形式などの設定方法をご紹介します。 画像の保存形式を設定する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 186 ホワイトバランスを調整する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 191 画像を補正して撮影する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 199 画像の仕上がりイメージを設定する (カスタムイ メージ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 205 よく使う設定値を登録する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 207 186 画像の保存形式を設定する JPEG 記録サイズを設定する JPEG 画像の記録サイズを W / J / P / i から選択できます。画 素数が多くなるほど、画像が大きくなり容量も増えます。また、画像の 容量は、設定している「JPEG 画質」によっても異なります。初期設定 は、W です。 記録サイズ W J P i 画素数 4672×3104 3936×2624 3072×2048 1728×1152 用紙サイズ 半切/ A2 サイズ 4 切/ A3 サイズ 6 切/ A4 サイズ 2L / A5 サイズ 6 撮 影 の た め の 設 定 上記の用紙サイズは、記録サイズごとに印刷に適したサイズのおおよそ の目安です。撮影した写真や印刷した写真の美しさ、鮮明さは、画質設 定や露出制御などの撮影時設定、または使用するプリンターの解像度に よっても異なります。 1 2 「A 撮影 1」メニューの「JPEG 記録サイズ」を選び、十字キー (5)を押す 十字キー(23)で記録サイズを選 択する 記録サイズを変更すると、その記録サイ ズで撮影できる枚数が画面右上に表示さ れます。 120 ܱ჏༷৆ JPEG ܱ ჏ ΍ ͼ Β JPEG ْ ৗ ۜ ഽ AUTO ୭ ೰ D-Range ⸳ቯ τϋΒ༞ୃ ‫ޓ‬ MENU ৾ ક JPEG 14M 10M 6M 2M OK ࠨ ೰ 3 4 4 ボタンを押す 3 ボタンを押す 撮影できる状態になります。 187 JPEG 画質を設定する JPEG 画像の画質を設定します。画像の容量は、設定している「JPEG 記 録サイズ」によっても異なります。初期設定は、C(スーパーファ イン)です。 Z プレミアム C スーパーファイン D E ファイン エコノミー 画質は鮮明になりますが、画像の容量が大きくな ります。 画質は粗くなりますが、 画像の容量が小さくなり ます。 1 2 「A 撮影 1」メニューの「JPEG 画質」を選び、十字キー(5) を押す 十字キー(23)で画質を選択する 画質を変更すると、その画質で撮影でき る枚数が画面右上に表示されます。 ܱ჏༷৆ JPEG ܱ ჏ ΍ ͼ Β JPEG ْ ৗ ۜ ഽ AUTO ୭ ೰ D-Range ⸳ቯ τϋΒ༞ୃ ‫ޓ‬ MENU ৾ ક 120 JPEG 14M 6 撮 影 の た め の 設 定 OK ࠨ ೰ 3 4 4 ボタンを押す 3 ボタンを押す 撮影できる状態になります。 188 記録形式を設定する 画像のファイルフォーマットを設定します。 JPEG JPEG 形式で記録します。画像の記録サイズは「JPEG 記録サイズ」 、 画質は「JPEG 画質」の設定によって変わります。 (初期設定) RAW データは、CMOS センサーの出力を加工せずに記録するデータ のことです。 ホワイトバランス/カスタムイメージ/色空間などの設定は画像に 反映されませんが、情報として記録されます。RAW 展開(p. 247)や パソコンに転送して付属ソフトウェアの PENTAX Digital Camera Utility 4 を使用して展開処理を行う場合には、これらの設定を使って JPEG などの画像データを作成します。 RAW 形式と JPEG 形式両方で記録されます。| ボタンを押して一 時的に両形式で記録することもできます。 (p. 189) RAW RAW+ 拡張ブラケット(p. 151)/デジタルフィルター(p. 153)/ HDR 撮影(p. 200) のいずれかが設定されていると、記録形式は JPEG から変更できません。変更 するときは、これらの機能をオフに設定してください。 6 撮 影 の た め の 設 定 1 2 「A 撮影 1」 メニューの 「記録形式」 を選び、 十字キー (5) を押す 十字キー(23)で記録形式を選択 する 記録形式を変更すると、その記録形式で 撮影できる枚数が画面右上に表示されま す。 120 ܱ჏༷৆ JPEG ܱ ჏ ΍ ͼ Β JPEG ْ ৗ ۜ ഽ AUTO ୭ ೰ D-Range ⸳ቯ τϋΒ༞ୃ ‫ޓ‬ MENU ৾ ક JPEG JPEG RAW RAW+ OK ࠨ ೰ 3 4 4 ボタンを押す 3 ボタンを押す 撮影できる状態になります。 189 RAW ファイルの形式を設定する RAW 形式で記録する場合は、 「A 撮影 4」メ ニュー(p. 84)の「RAW ファイル形式」で PEF と DNG のどちらかを選択します。 1 2 3 4 ૗ߗ‫ۼ‬ RAW έ ͹ ͼ σ ࠁ ৆ RAW δ Η ϋ κȜΡικς USER Shake Reduction ઙത‫ݻ‬ၗවႁ MENU ৾ ક sRGB PEF DNG OK ࠨ ೰ PEF DNG ペンタックス独自の RAW ファイルフォーマット(初期設定) Adobe Systems 社が提唱する汎用の公開 RAW ファイルフォーマット RAW ボタンの機能を設定する | ボタンを押したときの機能を設定します。 1 2 「A 撮影 4」メニューの「RAW ボタン」を選び、十字キー(5) 6 撮 を押す 「RAW ボタン」画面が表示されます。 影 の た め の 設 定 十字キー(45)で「撮影毎に解 除」の O / P を切り替える RAW δ Η ϋ ज़‫ྀͅג‬ٜੰ JPEG RAW RAW+ MENU RAW+ RAW+ RAW+ O 1 回撮影するたびに「記録形式」の設定に戻ります。 (初期設定) 次の場合に設定が解除されます。 • • • • 再度 | ボタンを押す Q ボタン/ 3 ボタンのどちらかを押す 電源レバーを OFF にする モードダイヤルを回す P 190 3 4 十字キー(23)で設定したい記録形式を選択する 左側が「記録形式」の設定、右側が | ボタンを押したときの記録形 式になります。 十字キー(5)を押し、| ボタ ンを押したときの記録形式を十字 キー(23)で選択する RAW δ Η ϋ ज़‫ྀͅג‬ٜੰ JPEG RAW RAW+ MENU ৾ ક RAW+ JPEG RAW RAW+ RAW+ RAW+ OK ࠨ ೰ 5 6 6 撮 影 の た め の 設 定 4 ボタンを押す 3 ボタンを 2 回押す メニュー選択前の画面に戻ります。 ホワイトバランスを調整する ホワイトバランスとは、白いものが白く写るように撮影時の光の状態に 応じて画像の色合いを調整する機能です。 ホワイトバランス F (オー ト)で撮影した色合いに納得がいかないときや、意図的に効果を出した いときなどに、ホワイトバランスを設定してください。 項目 F オート 設定 太陽の下で撮影するときに設定します。 日陰で撮影するときに設定します。青み を抑えます。 曇りの日に撮影するときに設定します。 蛍光灯で照明されたものを撮影するとき に設定します。蛍光灯の種類が選択でき ます。 D 昼光色蛍光灯 N 昼白色蛍光灯 W 白色蛍光灯 L 電球色蛍光灯 電球など白熱灯で照明されたものを撮影 するときに設定します。 赤みを抑えます。 内蔵ストロボを使用して撮影するときに 設定します。 光源の特徴を誇張し、色味を残します。 撮影時の光の状態で白いものが白く写る 色温度 *1 約 5200K 約 8000K 約 6000K 調整をカメラにまかせます。 (初期設定) 約 4000 ~ 8000K 191 G 太陽光 H 日陰 ^ 曇天 J 蛍光灯 約 6500K 約 5000K 約 4200K 約 3000K 約 2850K 約 5400K — — — 6 撮 影 の た め の 設 定 I 白熱灯 L ストロボ CTE *2 K マニュアル ように、手動でホワイトバランスを調整 します。 K 色温度 色温度を数値で設定します。設定は 3 種 類保存できます。 *1 色温度(K)は目安です。正確な色を示すものではありません。 *2 CTE = Color Temperature Enhancement 192 1 2 撮影モードで十字キー(4)を押す 「ホワイトバランス」画面が表示されます。 十字キー(23)でホワイトバラン スを選択する γχͼΠΨρϋΑ ΂ȜΠ CTE AE. L MENU ৾ ક ‫෇ږ‬ OK ࠨ ೰ ボタン・ダイヤル等の操作 電源レバー(|) L ボタン 設定を適用した背景画像がデジタルプレビューで確 認できます。 背景画像を保存します。 「新規保存」を選択し、4 ボタンを押します。 6 撮 影 の た め の 設 定 3 4 ボタンを押す 撮影できる状態になります。 • 光源を指定してもカメラは自動的に微調整を行っています。 「A カスタム 2」 メニュー(p. 85)の「11. WB の光源調整範囲」を「固定」にすると、光源 ごとの色温度に固定されます。 • ストロボを発光すると光源が変化するため、ストロボを発光したときのホ ワイトバランスを設定できます。 「A カスタム 2」メニュー(p. 85)の「10. ストロボ発光時の WB」 で、 F /変更しない/ストロボから選択します。 193 ホワイトバランスを微調整する 設定したホワイトバランスを細かく微調整できます。 1 2 3 p. 192 の手順 2 で、任意の設定をする 十字キー(5)を押す 微調整画面が表示されます。 ホワイトバランスの微調整をする G-M / B-A の座標軸から、各 7 段階(225 通り)の調整が可能です。 ඾֮ G G1 ±0 ±0 B M A MENU ৾ ક ‫෇ږ‬ OK ࠨ ೰ ボタン・ダイヤル等の操作 十字キー(23) 十字キー(45) |(グリーン) ボタン G-M(グリーン-マゼンタ)間の色味を調整します。 B-A(ブルー-アンバー)間の色味を調整します。 調整値をリセットします。 6 撮 影 の た め の 設 定 4 5 4 ボタンを押す 「ホワイトバランス」画面に戻ります。 4 ボタンを押す 撮影できる状態になります。 K を選択しているときは、シャッターボタンを全押ししてホワイトバランス を測定することができます(動画撮影時を除く) 。 194 マニュアルでホワイトバランスを調整する 撮影時の光源に合わせて任意の場所のホワイトバランスを測定します。 マニュアルホワイトバランスを使うと、あらかじめカメラに用意された ホワイトバランスでは調整しきれない微妙な色合いをカメラに記憶させ て、撮影状況に最適なホワイトバランスで撮影できます。 1 2 p. 192 の手順 2 で K / K を選び、十字キー(5)を押す 十字キー(23)で K を選び、十 字キー(5)を押す。 γχͼΠΨρϋΑ ζΣνͺσ CTE 5000k 5000k 5000k MENU ৾ ક ‫෇ږ‬ OK ࠨ ೰ 6 撮 影 の た め の 設 定 3 4 ホワイトバランスを測定する照明の下で、ファインダーいっ ぱいに白い紙等を入れるか、白くしたい場所を被写体に選ぶ シャッターボタンを全押しする シャッターがきれないときは、フォーカスモードを \ にしてくださ い。 測定範囲を選択する画面が表示されます。 5 後電子ダイヤル(S)で、測定範 囲を画面全体/スポットから選ぶ MENU ৾ ક OK ࠨ ೰ 195 6 スポットを選んだ場合は、 十字キー (2345)で測定枠を測定したい 位置に移動する MENU ৾ ક OK ࠨ ೰ 7 4 ボタンを押す 測定が完了すると微調整画面が表示され ます。必要に応じて微調整をしてくださ い。 (p. 193) ζΣνͺσ γχͼΠΨρϋΑ SHUTTER ಺ ା ±0 ±0 MENU ৾ ક G B M AE. L A ±0 ‫෇ږ‬ OK ࠨ ೰ 8 9 4 ボタンを押す 「ホワイトバランス」画面に戻ります。 6 撮 影 の た め の 設 定 4 ボタンを押す 撮影できる状態になります。 • ホワイトバランスを調整するためにシャッターボタンを押しても、画像は 記録されません。 • 測定がうまくいかなかったときは、 「正しく処理できませんでした」と表示 されます。表示中に 4 ボタンを押すと、再測定できます。 • 極端な露出オーバーや露出アンダーの状態では、ホワイトバランス調整が できない場合があります。その場合は、適正露出に調整した上で、ホワイ トバランス調整を行ってください。 • モードダイヤルが C(動画)になっているときは、ホワイトバランスを測 定できません。他の露出モードで調整してから撮影してください。 196 色温度でホワイトバランスを調整する 色温度を数値で設定します。 1 2 3 4 6 撮 影 の た め の 設 定 p. 192 の手順 2 で K / K を選び、十字キー(5)を押す 十字キー(23)で色温度(初期設定:5000K) を選ぶ 設定は 3 種類保存でき、設定値はここで選択した位置に保存されます。 十字キー(5)を押す 「色温度」画面が表示されます。 前/後電子ダイヤルで色温度を調 整する ૗‫أ‬ഽ 5000K ±0 ±0 MENU ৾ ક G B M K ±0 A ‫෇ږ‬ OK ࠨ ೰ 電子ダイヤルによって色温度のステップが異なります。 電子ダイヤル 前(R) 後(S) ケルビン 1 ステップ(100K) 10 ステップ(1000K) ミレッド * 1 ステップ(20 ミレッド) 5 ステップ(100 ミレッド) * 色温度のステップ単位の初期設定はケルビンです。 「A カスタム 3」 メニュー (p. 86) の「21. 色温度ステップ」でステップ単位をミレッドに設定できます。ただし、数 値はケルビン換算で表示されます。 「ホワイトバランスを微調整する」 (p. 193)の手順で微調整することも できます。 197 5 4 ボタンを押す 設定が保存され、 「ホワイトバランス」画面に戻ります。 電源レバーを | に合わせると、 設定した色温度でデジタルプレビューが 表示されます。 6 4 ボタンを押す 撮影できる状態になります。 色温度について 光の色は、温度が高くなるにつれて青味を帯びた光色に、温度が低 くなるにつれて赤味を帯びた光色に変化します。このような光の色 の変化を絶対温度(K:ケルビン)で表したものを「色温度」といい ます。このカメラでは、様々な光の下で自然な色で撮影できるよう ホワイトバランスを設定できます。 ୤ྙఱ 2000 3000 4000 5000 6000 ୒ྙఱ 8000 10000 12000 [ K ] ١ୀ⅛ߗ 6 撮 影 の た め の 設 定 ⅷℶ⅋ℽ⅛‫׶‬ ୞࿳൘ ฒ෎൘ ↥⇀↉⇅ഩ‫ݩ‬ ฒ૗ ĩࠖ࢕൘ Ī ఊု࢕ ←↞⇀↲ ಓฒ૗ ĩࠖ࢕൘ Ī චഛ ಓ࢕૗ ĩࠖ࢕൘ Ī ඾֮ 198 撮影済画像のホワイトバランス設定を登録する 撮影した画像のホワイトバランスの設定をコピーし、マニュアルホワイ トバランスに登録することができます。 1 2 3 再生モードでホワイトバランスをコピーする画像を表示する 十字キー(3)を押す 再生モードパレットが表示されます。 十字キー(2345)で K(マニュアル WB 登録)を選び、 4 ボタンを押す 登録の確認画面が表示されます。 十字キー(45)で画像を切り替えることもできます。 6 撮 影 の た め の 設 定 4 十字キー(2)で「登録」を選び、 4 ボタンを押す 選択した画像のホワイトバランスがマ ニュアルホワイトバランスに登録され、 撮影モードになります。ホワイトバラン スの設定は K (マニュアル) になります。 100-0105 ̭ ͈ ْ ௨ ͈ WB ୭ ೰ ͬ ζ Σ ν ͺ σ WB ୭೰ͅ ഴ჏̱̳͘ ഴ჏ ΅λϋΓσ OK ࠨ ೰ ‫ޓ‬ • ホワイトバランスをコピーできるのは、このカメラで撮影した静止画像の みです。 • 動画から切り出して保存した静止画は選択できません。 画像を補正して撮影する カメラやレンズの特性を自動的に補正して撮影することができます。 199 明るさを補正する 明るさを補正し、白とび・黒つぶれを防ぎます。 D-Range 設定 ダイナミックレンジを拡大し、表現できる階調の幅を広げて白とび・黒 つぶれを防ぎます。 1 2 3 「A 撮影 1」メニューの「D-Range 設定」を選び、十字キー (5)を押す 「D-Range 設定」画面が表示されます。 6 撮 影 の た め の 設 定 十字キー(23)で「ハイライト補正」 を選ぶ 十字キー (45) で O / P を切り替 える D-Range ୭ ೰ ΧͼρͼΠ༞ୃ ΏλΡȜ༞ୃ MENU 4 5 6 十字キー(23)で「シャドー補正」 を選ぶ 十字キー(45)でオフ/弱/中/強を選択する 3 ボタンを 2 回押す 撮影できる状態になります。 200 「ハイライト補正」 をO (オン) に設定すると、 最低感度は ISO 200 になります。 HDR 撮影 ハイダイナミックレンジ撮影を行います。自動的に標準/アンダー/ オーバーの画像を撮影して合成します。 1 2 「A 撮影 2」メニューの「HDR 撮影」を選び、十字キー(5) を押す 十字キー(23)でオフ/標準/誇 張を選択する 1 2 3 4 6 撮 影 の た め の 設 定 ίυΈρθρͼϋ ‫ڐ‬ಫήρΉΛΠ HDR ज़ ‫ג‬ ΟΐΗσέͻσΗȜ ఉਹႺ੄ ͼϋΗȜΨσज़‫ג‬ ࢹ଎๷಺ା MENU ৾ ક j OFF ΂έ ດ੔ ࡶಫ OK ࠨ ೰ 3 4 4 ボタンを押す 3 ボタンを押す 撮影できる状態になります。 • HDR 撮影を設定した場合、記録形式は常に JPEG になり、変更できません。 記録形式が RAW に設定されている場合は、HDR 撮影を選択できません。 • HDR 撮影を設定した場合、 インターバル撮影/多重露出は選択できません。 また、ドライブモードは 9(1 コマ撮影)/ h(リモコン即レリーズ)以外 は選択できません。 • HDR撮影/拡張ブラケット/デジタルフィルターは同時に設定できません。 後から設定した機能が有効になります。 • 露出モードが p(バルブ)/ M(ストロボ同調速度)になっているときは、 HDR 撮影はできません。 • HDR 撮影では画像を合成するため、画像の保存に時間がかかります。 • HDR 撮影の画像保存中に 3 ボタンを押すと、合成処理を中止し、標準 画像が保存されます。 • HDR 撮影を設定すると、 「Shake Reduction」 は自動的にオフになります。 手 ぶれを防ぐため、三脚などを利用して撮影することをお勧めします。 201 レンズ特性を補正する レンズの特性によって生じる歪曲収差と倍率色収差を軽減します。 歪曲収差(ディストーション) 画像の両端が縮まり、 中央部分が膨らんだように写ったり (樽型歪曲) 、 逆に中央部分が縮まったように写る (糸巻型歪曲) 現象をいいます。 歪 曲収差はズームレンズや小口径のレンズに発生しやすい現象で、壁や 水平線が曲がったように写ります。 糸巻型歪曲 樽型歪曲 6 撮 影 の た め の 設 定 倍率色収差 画像を写す際に色(光の波長)によって画像の倍率が異なり、画像が ずれてしまう現象をいいます。焦点距離が短くなると、色収差が起こ りやすくなります。 202 • DA・DA L・D FA レンズを使用したときのみ、補正できます。対応レンズ以 外を装着している場合は、 「レンズ補正」は選択できません。 • DA 10-17mm FISH-EYE を使用時は、 「ディストーション補正」は無効とな ります。 • 接写リングやリアコンバーターなどレンズとカメラの間に装着するアクセ サリーを使用すると、レンズ補正機能は無効になります。 • レンズ補正機能を O(オン)にすると、連続撮影の撮影速度が遅くなる場 合があります。 • 撮影条件等により、レンズ補正の効果がほとんど感じられない場合があり ます。 1 2 6 撮 影 の た め の 設 定 「A 撮影 1」メニューの「レンズ補正」を選び、十字キー(5) を押す 「レンズ補正」画面が表示されます。 十字キー(23)でディストーション補正/倍率色収差補正 を選ぶ 十字キー (45) で O / P を切り替 える τϋΒ༞ୃ ΟͻΑΠȜΏοϋ༞ ୃ ෼ၚ૗ਓओ༞ୃ 3 MENU 4 3 ボタンを 2 回押す 撮影できる状態になります。 対応レンズを装着し、記録形式が RAW / RAW+ の場合は、RAW ファイルの パラメーターとして補正情報が記録され、RAW 展開時にオン/オフが選択で きます。 (p. 250) 203 構図を補正する Shake Reduction ユニットを X-Y 方向/回転方向に移動することによっ て、構図の位置と傾きを補正します。三脚などにカメラを固定した場合 に、構図を調整したいときに使用します。 1 2 「A 撮影 2」メニューの「構図微調整」を選び、十字キー(5) を押す 「構図微調整」画面が表示されます。 十字キー(2)で「調整開始」を選 び、4 ボタンを押す ライブビューが表示され、構図が調整で きるようになります。 ࢹ଎๷಺ା ࢹ଎ͬ๷಺ା̳ͥ͂ τϋΒ͉̽̀͢ͅΉρτ̦ อ୆̳ͥાࣣ̦̜̳ͤ͘ ಺ା‫ٳ‬ই ΅λϋΓσ OK ࠨ ೰ 6 撮 影 の た め の 設 定 3 構図を補正する ࢹ଎ͬ಺ା ̱̩̺̯̞̀ MENU ৾ ક OK ࠨ ೰ ボタン・ダイヤル等の操作 十字キー(2345) 後電子ダイヤル(S) |(グリーン)ボタン 構図を上下左右に移動します。撮像素子上 で± 1mm 程度まで調整できます。 構図の傾きを調整します。± 1°程度まで 調整できます。 調整値をリセットします。 204 4 4 ボタンを押す 通常のライブビュー表示になり、撮影できる状態になります。 ライブビューを終了すると、構図微調整の値はリセットされます。 6 撮 影 の た め の 設 定 画像の仕上がりイメージを設定する (カスタムイメージ) 画像の仕上がりイメージ(画像仕上)を設定して撮影することができま す。 「画像仕上」は、鮮やか(初期設定)/ナチュラル/人物/風景/雅 (MIYABI)/ほのか/モノトーンの 7 種類から選択し、それぞれ以下の項 目が調整できます。 項目 彩度 *1 色相度 *1 キー コントラスト 設定 色の鮮やかさを設定します。 (設定値:–4 ~ +4) 色合いを設定します。 (設定値:–4 ~ +4) 画像の明るさを調整します。 (設定値:–4 ~ +4) 画像の明暗差を設定します。 (設定値:–4 ~ +4) コントラストハイライト調整/コントラストシャドー調整 の詳細設定に変更することができます。 モノクロ用の色フィルターを使用したような擬似的な効果 が得られます。フィルターの色を設定します。 (設定値:な し/グリーン/イエロー/オレンジ/レッド/マゼンタ/ ブルー/シアン/赤外調) 冷黒調(– 方向)から温黒調(+ 方向)の度合いを設定しま す。 (設定値:–4 ~ +4) 205 シャープネス度 *2 画像の輪郭の強調度合いを設定します。 (設定値:–4 ~ +4) フィルター効果 *3 6 撮 影 の た め の 設 定 調色 *3 *1 画像仕上が「モノトーン」以外のときに設定します。 *2 輪郭の線をさらに細かく描写できる「ファインシャープネス」に変更することもできま す。 *3 画像仕上が「モノトーン」のときに設定します。 モードダイヤルが B(グリーン)/ C(動画)になっているときは、設定で きません。 1 撮影モードで十字キー(5)を押す カスタムイメージを選択する画面が表示されます。 電源を入れてから撮影した画像がある場合は、 直前の画像が背景に表示 されます。 206 2 十字キー(45)で画像仕上を選択 する M B ஛̥͞ R Y G C AE. L F MENU ৾ ક ‫෇ږ‬ OK ࠨ ೰ 3 十字キー(23)で変更したい項目 を選択する 画像仕上がモノトーンの場合は、フィル ター効果/調色/コントラスト/シャー プネスの設定を変更できます。 AE. L M B ૽໤ R Y G C F MENU ৾ ક ‫෇ږ‬ OK ࠨ ೰ 6 撮 影 の た め の 設 定 4 十字キー(45)で設定を変更する 設定に応じて背景画像も変化します。 彩度/色相は、レーダーチャートで視覚的に確認できます(画像仕上が モノトーンのときは表示されません) 。 ボタン・ダイヤル等の操作 前電子ダイヤル(R) 後電子ダイヤル(S) コントラスト詳細設定の有効/無効を切り替 えます。 シャープネスをファインシャープネスに切り 替えます。 ファインシャープネスにすると、 輪 郭線などがより繊細に表現できます。 設定を適用した背景画像がデジタルプレ ビューで確認できます。 (ライブビュー中は使 用できません。 ) 背景画像を保存します。 「新規保存」 を選択し、 4 ボタンを押します。 (ライブビュー中は使 用できません。 ) 電源レバー(|) L ボタン 5 4 ボタンを押す 撮影できる状態になります。 よく使う設定値を登録する 現在のカメラの設定をまとめて登録し、簡単に呼び出すことができます。 登録できる設定は以下の通りです。 • • • • • • • • • • • • 露出モード(B / C は不可) ドライブモード ストロボモード/ストロボ光量補正値 ホワイトバランス ISO 感度/ ISO 感度 AUTO 範囲 露出補正値 プログラムライン 露出ブラケット 拡張ブラケット(ステップ/種類) JPEG 記録サイズ JPEG 画質 記録形式 • RAW ファイル形式 • D-Range 設定 • HDR 撮影 • カスタムイメージ • デジタルフィルター • Shake Reduction  • 自動水平補正 • レンズ補正 • 色空間 •「A カスタム 1 ~ 6」 メニューの設定 207 6 撮 影 の た め の 設 定 モードダイヤルが B(グリーン)/ C(動画)になっているときは、設定で きません。 設定を登録する 設定をモードダイヤルの A に登録します。 1 2 必要な設定を行う 「A 撮影 4」 メニューの 「USER」 を選び、 十字キー (5) を押す 「USER」画面が表示されます。 208 3 十字キー (23) で 「登録」 を選び、 十字キー(5)を押す 「登録」画面が表示されます。 USER ഴ჏ ഴ჏फ͙ඤယ‫෇ږ‬ USER ς Γ Λ Π MENU 4 十字キー(2)で「登録」を選び、 4 ボタンを押す 設定が A に登録されます。 ഴ჏ ࡛ह͈୭೰ͬ USER κ Ȝ Ρ ͅ ഴ ჏ ̱ ͘ ̳ ഴ჏ ΅λϋΓσ OK ࠨ ೰ 6 撮 影 の た め の 設 定 登録されている設定を確認する 1 2 「設定を登録する」の手順 3 で 「登録済み内容確認」を選び、 十 字キー(5)を押す A に登録されている現在の設定が表示されます。 十字キー(45)でページを切り替 える ഴ჏फ͙ඤယ‫෇ږ‬ 2. 0x5 ISOAUTO 200-800 -R AWB G1 A1 D200 -0. 5 +0. 5 WB P JPEG 14M 1 2 ±0 ±0 ±0 ±0 BA ±1 ±0 ±0 AdobeRGB ±0 OK ၭ ٜ 3 4 ボタンを押す 「USER」画面に戻ります。 209 登録した設定を利用する 登録した設定は簡単に呼び出せます。 1 2 モードダイヤルを A に合わせる 登録した設定が呼び出されます。 必要に応じて設定を変更する 露出モードを変更する場合は、 「A 撮影 1」メニューの「露出モード」で変更し ます。このメニューはモードダイヤルが A のときだけ表示されます。 1 2 3 4 Ⴚ੄κȜΡ ܱ჏ࠁ৆ JPEG ܱ ჏ ΍ ͼ Β JPEG ْ ৗ ۜ ഽ AUTO ୭ ೰ D-Range ୭ ೰ τϋΒ༞ୃ MENU ৾ ક P sRGB Sv PEF Tv Av TAv M B X OK ࠨ ೰ 3 撮影する 6 手順 2 で変更した設定は、A に登録されません。電源を切ると、元の登録 済の設定に戻ります。 設定を変更する A に登録した設定を変更します。 撮 影 の た め の 設 定 1 2 「登録した設定を利用する」の手順 1 ~ 2 を行う 「設定を登録する」 (p. 207)の手順 2 ~ 4 を行う 設定が再登録されます。 210 設定をリセットする A に登録した設定を初期状態に戻します。 1 2 「設定を登録する」 (p. 207)の手順 3 で「USER リセット」を選 び、十字キー(5)を押す 「USER リセット」画面が表示されます。 十字キー(2)で「リセット」を選 び、4 ボタンを押す A の設定が初期設定に戻ります。 USER ς Γ Λ Π USER ͈ ഴ ჏ ඤ ယ ͬ ੝‫ેܢ‬ఠͅ࿗̱̳͘ ςΓΛΠ ΅λϋΓσ OK ࠨ ೰ 6 撮 影 の た め の 設 定 7 いろいろな再生 再生モードでの様々な再生方法をご紹介します。 再生関連機能の操作 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 212 画像を拡大表示する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 214 複数の画像を表示する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 216 スライドショウで連続再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 222 画像を回転する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 225 画像を比較する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 226 複数画像を消去する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 227 消去できないようにする(プロテクト) . . . . . . . . . . . . . . 231 AV 機器と接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 233 212 再生関連機能の操作 再生に関する機能は、再生モードパレット/「Q 再生」メニューで指定し ます。 メニューの操作方法については、 「メニューで設定する」 (p. 36)を参照して ください。 再生モードパレットの設定項目 再生モードで十字キー(3)を押すと、再生 モードパレットが表示されます。 動画再生の停止中も、 再生モードパレットを 表示することができます。 ΑρͼΡΏο; 7 い ろ い ろ な 再 生 項目 s 画像回転 D デジタルフィルター *1 n リサイズ *1 o トリミング u スライドショウ ज़‫ْ̹̱ג‬௨ͬႲ௽́ ठ୆̱̳͘ȃ MENU ৾ ક OK ࠨ ೰ 機能 画像を回転します。 参照 p. 225 画像の色調を変えたり、 またソフトやス リムに加工します。 明るさの調整もでき p. 241 ます。 画像の記録サイズと画質を変更し、 新規 p. 238 保存します。 画像の必要な部分だけを切り取って、 新 p. 239 規保存します。 p. 222 画像を連続して再生します。 213 項目 K マニュアル WB 登録 h RAW 展開 *2 p インデックス g 画像比較 Z プロテクト r DPOF *1 機能 参照 撮影済画像のホワイトバランスの設定 をコピーし、 マニュアルホワイトバラン p. 198 スに登録します。 p. 247 RAW 画像を JPEG に変換します。 複数の画像を 1 枚に貼り付けて、新たな p. 219 画像を作成します。 p. 226 画像を 2 枚並べて表示します。 画像を誤って消去しないように保護し p. 231 ます。 p. 273 プリント予約をします。 *1 RAW 画像を表示しているときは実行できません。 *2 JPEG 画像を表示しているときは実行できません。 再生メニューの設定項目 「Q 再生」 メニューでは、 以下の設定を行い ます。 再生モードで 3 ボタンを押すと、 「Q 再生 1」メニューが表示されます。 7 い ろ い ろ な 再 生 メニュー 項目 スライドショウ 機能 参照 画像を連続して再生します。スライド p. 222 ショウの表示の設定を行います。 再生時に白とび黒つぶれ警告を表示する かどうかと、拡大時の最初の拡大率を設 p. 215 定します。 保存されているすべての画像を消去しま p. 230 す。 Q1 再生時の表示方法 全画像消去 214 画像を拡大表示する 再生した画像を約 32 倍まで拡大して表示できます。 1 再生モードで十字キー(45)を押 し、画像を選ぶ JPEG 1/ 2000 F5. 6 100-0001 2 後電子ダイヤル(S)を右(y) に回す 1クリック回すごとに画面が拡大 (1. 2 ~ 32 倍)されます。 100-0001 x20 7 い ろ い ろ な 再 生 ボタン・ダイヤル等の操作 十字キー(2345) 拡大位置を移動します。 後電子ダイヤル(S)右(y) 画像表示を拡大します。 (最大 32 倍ま / m ボタン で) 後電子ダイヤル(S)左(f) 画像表示を縮小します。 (最小 1. 2 倍 * ま / |(グリーン)ボタン で) 4 ボタン 前電子ダイヤル(R) M ボタン 1 倍表示に戻ります。 拡大倍率と画面上の拡大位置を保った まま、前後の画像を表示します。 情報表示あり/なしを切り替えます。 * 1 クリック目の倍率(拡大倍率の最小値)は、初期設定では 1. 2 倍です。 「Q 再生 1」 メニューの「再生時の表示方法」で変更できます。 (p. 215) 215 • クイックビュー(p. 68)/デジタルプレビュー(p. 131)/ライブビュー (p. 156)中も、同じ操作で画像を拡大表示できます。 • 縦画像は、最初の全体表示が横画像に比べて 0. 75 倍なので、拡大 1 クリック 目は等倍で表示されます。 再生時の表示方法を設定する 再生モードで白とび黒つぶれ警告を表示するか否かと、拡大表示すると きの最初の拡大率を設定できます。 1 2 「Q 再生 1」メニューの「再生時の表示方法」を選び、十字 キー(5)を押す 「再生時の表示方法」画面が表示されます。 十字キー(45)で「白とび黒つぶ れ警告」の O / P を切り替える ठ୆শ͈ນা༹༷ ฒࣱ͍͂̾͐ͦ࠙࣬ ·ͼΛ·‫ڐ‬ఱ ΂έ MENU 7 い ろ い ろ な 再 生 ΂έ X2 X4 X8 X16 X32 OK ࠨ ೰ 3 4 十字キー(23)で「クイック拡大」を選ぶ 十字キー(5)を押し、十字キー (23)で倍率を選択する オフ(初期設定)/ ×2 / ×4 / ×8 / ×16 / ×32 から選択します。 ठ୆শ͈ນা༹༷ ฒࣱ͍͂̾͐ͦ࠙࣬ ·ͼΛ·‫ڐ‬ఱ MENU ৾ ક 5 6 4 ボタンを押す 3 ボタンを 2 回押す メニュー選択前の画面に戻ります。 216 複数の画像を表示する マルチ画面表示をする 撮影した画像を、画像モニターに複数枚(4 / 9 / 16 / 36 / 81 画像)ず つ表示します。初期設定は 9 画像表示です。 1 再生モードで後電子ダイヤル (S)を左(f)に回す マルチ画面表示になります。 画像が小さなコマで一度に 9 画像ずつ 表示されます。 選択枠 7 い ろ い ろ な 再 生 INFO 100-0001 スクロールバー 217 ボタン・ダイヤル等の操作 十字キー(2345) M ボタン 選択枠を移動します。 「マルチ画面設定」画面が表示され、十字キー (45)で分割数が選択できます。 ζσΙْ࿂୭೰ ໦‫ڬ‬ତ MENU ৾ ક INFO OK ࠨ ೰ i ボタン (RAW 画像の一括展開(p. 248)時は、分割数 の選択はできません。 ) 画像を選択してまとめて消去します。 (p. 227) 2 4 ボタンを押す 選択した画像が全画面表示されます。 7 JPEG 1/ 2000 F5. 6 100-0001 81 分割表示の場合は、サムネイル上に C や?などのアイコンは表示されませ ん。 い ろ い ろ な 再 生 フォルダーごとに表示する 画像が保存されているフォルダーごとに表示します。 1 マルチ画面表示で後電子ダイヤル (S)をさらに左(f)に回す フォルダー表示になります。 218 2 表示したいフォルダーを選ぶ 100 101 12345 102 103 104 105 ボタン・ダイヤル等の操作 十字キー(2345) i ボタン 選択枠を移動します。 100_0105 選択したフォルダーごと画像を消去します。 (p. 228) 3 4 ボタンを押す 選択したフォルダー内の画像がマルチ画面表示されます。 撮影日ごとに表示する(カレンダー表示) 撮影した日付ごとに画像を表示します。 7 い ろ い ろ な 再 生 1 マルチ画面表示で M ボタンを 押す 「マルチ画面設定」画面が表示されます。 2 もう一度 M ボタンを押す カレンダー表示になります。 画像が保存されている撮影日だけが表示 されます。 選択した日付の画像枚数 2009. 10 THU 1 SUN 4 WED 7 SAT 10 2/5 ક‫ݲ‬ INFO 撮影日 サムネイル 219 ボタン・ダイヤル等の操作 十字キー(23) 十字キー(45) 後電子ダイヤル(S) 右(y) M ボタン i ボタン 撮影日を選択します。 選択した撮影日の画像を選択します。 選択中の画像を全画像表示します。 左 (f) に 回すとカレンダー表示に戻ります。 マルチ画面表示に戻ります。 選択した画像を消去します。 3 4 ボタンを押す 選択した画像が全画面表示されます。 複数画像を貼り付ける(インデックス) 撮影済みの複数の画像を 1 画面に貼り付けてインデックスプリントのよ うに表示します。表示された画像は、新規保存することができます。貼 り付ける画像を選択したり、ランダムに貼り付けることもできます。 1 2 3 4 再生モードで十字キー(3)を押す 再生モードパレットが表示されます。 7 い ろ い ろ な 再 生 十字キー(2345)で p(インデックス)を選び、4 ボ タンを押す 「インデックス」画面が表示されます。 十字キー(5)を押す 十字キー(23)で配置の種類を選 択し、4 ボタンを押す o(サムネイル)/ p(スクエア)/ q(ランダム 1)/ r(ランダム 2)/ s(ランダム 3)/ p(バブル)が選 択できます。 MENU ৾ ક ͼϋΟΛ·Α ෻౾ ཿତ ෸ࠊ ஖఼ ْ௨ै଼ OK ࠨ ೰ 220 5 6 十字キー(23)で「枚数」を選び、十字キー(5)を押す 十字キー(23)で貼り付ける枚数 を選択し、4 ボタンを押す 12 / 24 / 36 枚から選択します。 ͼϋΟΛ·Α ෻౾ ཿତ ෸ࠊ ஖఼ ْ௨ै଼ MENU ৾ ક OK ࠨ ೰ 12 24 36 7 8 十字キー(23)で「背景」を選び、十字キー(5)を押す 十字キー(23)で背景色を選択 し、4 ボタンを押す 白または黒を選択します。 ͼϋΟΛ·Α ෻౾ ཿତ ෸ࠊ ஖఼ ْ௨ै଼ MENU ৾ ક OK ࠨ ೰ 12 7 い ろ い ろ な 再 生 9 10 十字キー(23)で「選択」を選び、十字キー(5)を押す 十字キー(23)で画像の選択方法 を選択し、4 ボタンを押す ͼϋΟΛ·Α ෻౾ ཿତ ෸ࠊ ஖఼ ْ௨ै଼ MENU ৾ ક OK ࠨ ೰ 12 u(全画像) w(手動) 保存されているすべての画像から自動的に選択し ます。 貼り付ける画像を 1 つずつ選択します。続けて「画 像選択」を選び、貼り付ける画像を指定します。 指定したフォルダーから自動的に選択します。 続け x(フォルダー) て「フォルダー選択」を選び、フォルダーを指定し ます。 221 11 十字キー(23)で「画像作成」を 選び、4 ボタンを押す インデックス画像が作成され、確認の画 面が表示されます。 ͼϋΟΛ·Α ෻౾ ཿତ ෸ࠊ ஖఼ ْ௨ै଼ MENU 12 12 十字キー(23)で保存/再シャッ フルを選び、4 ボタンを押す ༗ం ठΏλΛέσ ΅λϋΓσ OK ࠨ ೰ ‫ޓ‬ MENU 保存 再シャッフル インデックス画像を P・C のファイルとして保存し ます。 貼り付ける画像を選び直して、 新たなインデックス画像を 表示します。 「配置」で「サムネイル」を選択した場合は、 表示されません。 7 い ろ い ろ な 再 生 保存が完了すると、再生モードに戻り、インデックス画像が再生されま す。 • インデックスの画像作成は、処理に時間がかかることがあります。 • 保存されている画像の数が「枚数」で指定した枚数より少ない場合、配置が「サ ムネイル」のときは空欄、それ以外のときは画像が重複して表示されます。 • サムネイル/スクエアを選択したときの画像の配置の順番は、ファイル No. の小さい順になります。 222 スライドショウで連続再生する SD メモリーカードに保存された全画像を連続して再生します。 スライドショウの表示方法を設定する スライドショウでの画像の表示のしかたを設定します。 1 2 3 7 い ろ い ろ な 再 生 再生モードで 3 ボタンを押す 「Q 再生 1」メニューが表示されます。 十字キー(23)で「スライドショウ」を選び、十字キー(5) を押す スライドショウの設定画面が表示されます。 十字キー(23)で設定する項目を 選ぶ 次の項目が設定できます。 ΑρͼΡΏο;ͬ ‫ٳ‬ই̱̳͘ ΑΗȜΠ ນা‫ڞۼ‬ ْ࿂࢘‫ض‬ ߫༐̱ठ୆ MENU 3ຟ OK ࠨ ೰ 項目 表示間隔 画面効果 繰返し再生 内容 設定値 画像を切り替える間隔を選択し 3(初期設定)/ 5 / 10 / ます。 30 秒 画面を切り替えるときの効果を オフ(初期設定)/フェー 設定します。 ド/ワイプ/ストライプ 最後の画像を再生したあとに、 また最初から再生を繰り返すか P(初期設定)/ O どうか設定します。 223 4 十字キー(5)を押し、十字キー (23)で設定を切り替える ΑΗȜΠ ນা‫ڞۼ‬ ْ࿂࢘‫ض‬ ߫༐̱ठ୆ MENU ৾ ક 3ຟ 5ຟ 10 ຟ 30 ຟ OK ࠨ ೰ スライドショウを開始する 1 p. 222 の手順 3 で「スタート」を選 び、4 ボタンを押す ま た は再 生 モ ー ド パレ ッ ト で u (スライドショウ)を選択し、4 ボタンを押す スタート画面が表示され、スライドショ ウが始まります。 ボタン・ダイヤル等の操作 4 ボタン 十字キー(4) 十字キー(5) 十字キー(3) ΑΗȜΠ OK 7 い ろ い ろ な 再 生 一時停止します。もう一度押すと再開します。 前の画像を表示します。 次の画像を表示します。 停止します。 224 2 スライドショウを終了する スライドショウの実行/一時停止中に、 次のいずれかの操作をすると終 了します。 • 十字キー(3)を押す *1 • Q ボタンを押す *1 • 3 ボタンを押す *1 • シャッターボタンを半押し、または全押しする*2 • モードダイヤルを回す*2 • = ボタンを押す *2 • 電源レバーを | にする *2 *1 スライドショウ終了後、通常の再生モードになります。 *2 スライドショウ終了後、撮影モードになります。 動画は 1 コマ目の画像だけが表示され、 表示間隔の設定時間が過ぎると次の画 像が再生されます。スライドショウ中に動画を再生するときは、1 コマ目が表 示されているときに 4 ボタンを押します。動画の再生が終わると、スライ ドショウの続きに戻ります。 7 い ろ い ろ な 再 生 画像を回転する Q は縦位置で撮影すると、縦位置センサーの働きによって画像に回 転情報が付加され、画像を正しい向きで再生することができます。回転 情報を変更する場合は、以下の手順で再保存します。 •「A カスタム 5」メニュー(p. 87)の「33. 絞りリングの使用」設定時の注意」 (p. 294)を参照してください。 DA・DA L・FA J レンズまたは絞り s 位置のあるレンズを絞り s 位置で 10 使用すると、カメラの露出モードをすべて利用できます。 使用レンズと内蔵ストロボについて 絞り s(オート)位置のあるレンズを絞り s 位置以外で使用したり、A レ ンズ以前のレンズおよびソフトレンズを使用した場合、内蔵ストロボは 光量制御ができずに、常にフル発光となります。 オートストロボとしては使用できませんので、ご注意ください。 付 録 294 「37. 絞りリングの使用」設定時の注意 「A カスタム 6」メニューの「37. 絞りリング の使用」で「許可」を選択すると、D FA・ FA・F・A レンズの絞りを s(オート)位置 以外にしたり、s 位置のないレンズを取り 付けても、シャッターがきれるようになり ます。ただし、次の制約があるので、ご使 用の際はご注意ください。 絞り s 位置以外で使用するときの制約 使用レンズ 露出モード 制約内容 絞りリングを操作しても、絞りは開 D FA・FA・F・A・M(レ 放のままで絞られません。レンズの ンズ単体、オート接写リ 開放絞りに連動してシャッター速度 ング K などの自動絞り機 c (絞り優先) は変化しますが、露出の誤差が生じ 能のアクセサリーと組み ることがあります。また、ファイン 合わせた場合) ダー内には、絞り表示が [F--] と表示 されます。 D FA・FA・F・A・M・S (接写リング K などの絞り c (絞り優先) 設定した絞り値で撮影されますが、 込み機能のアクセサリー 露出の誤差が生じることがありま と組み合わせた場合) す。また、ファインダー内には、絞 レフレックスレンズなど り表示が [F--] と表示されます。 の手動絞りのレンズ(レ c (絞り優先) ンズ単体) 手動絞りの範囲でのみ、設定した絞 り値で撮影されます。ファインダー FA・F ソフト 85mm FA 内には、絞り表示が [F--] と表示され ソフト 28mm(レンズ単 c (絞り優先) ます。 体) 被 写 界 深 度 確 認 操 作(光 学 プ レ ビュー)を行うと測光スイッチが入 り、露出の確認ができます。 設定した絞り値とシャッター速度で 撮影されます。 ファインダー内には、 a (ハイパーマ 絞り表示が [F--] と表示されます。 被 写 界 深 度 確 認 操 作(光 学 プ レ ニュアル) ビュー)を行うと測光スイッチが入 り、露出の確認ができます。 37. ࣆ ͤ ς ϋ Έ ͈ ঀ ဥ 1 ޺গ 2 ‫خݺ‬ τϋΒ ͈ ࣆ ͤ ς ϋ Έ ͈ պ ౾ ̦ Aո ‫͜ ̧ ͂ ͈ ٸ‬ ज़‫خ̦ג‬ෝ̳́ 10 付 録 すべてのレンズ 絞りを s 位置以外にセットした場合、モードダイヤルが B / e / K / b / L になっていても、c(絞り優先)モードで作動します。 CMOS センサーのクリーニング CMOS センサーに汚れやほこりが付着していると、背景が白いものなど 撮影の条件によっては画像に影が写り込むことがあります。そのような 場合には、CMOS センサーのクリーニングが必要です。 295 超音波振動でほこりを落とす(ダストリムーバ ル) CMOS センサー前面のフィルターを約 1 秒間超音波振動させ、 CMOS セン サーに付着したほこりを落とします。 1 2 「R 詳細設定 4」メニューの「ダストリムーバル」を選び、十 字キー(5)を押す 「ダストリムーバル」画面が表示されます。 4 ボタンを押す ダストリムーバル機能が作動します。 電源を入れるたびにダストリムーバルを 作動させたい場合は、 「起動時の作動」を O(オン)に設定します。起動時に作動 させたくない場合は、十字キー(45) で P(オフ)に設定します。 ダストリムーバブルが終了すると、 「R 詳 細設定 4」メニューに戻ります。 ΘΑΠςθȜΨσ ΘΑΠςθȜΨσ ܳ൲শ͈ै൲ MENU OK Α Η Ȝ Π 10 付 録 296 CMOS センサーに付着したほこりを検知する (ダストアラート) ダストアラートは CMOS センサーに付着したほこりを検知し、ほこりの 位置を視覚的に表示する機能です。 検知した画像を保存して、センサークリーニング(p. 297)を行うときに 表示させることができます。 ダストアラートを行うために、次の条件を整えてください。 • DA・DA L・FA J レンズ、または絞りリングに s(オート)位置のあ る D FA・FA・F レンズを取り付ける • 絞りリングがあるレンズは s 位置に合わせる • モードダイヤルを C(動画)以外に合わせる • フォーカスモードレバーを l / A に合わせる 1 2 「R 詳細設定 4」メニューの「ダストアラート」を選び、十字 キー(5)を押す 「ダストアラート」画面が表示されます。 白い壁などなるべく均一で明るい ものをファインダーいっぱいに入 れて、 シャッターボタンを全押しす る 画像処理の後、ダストアラート画像が表 示されます。 「正しく処理できませんでした」 と表示さ れたときは、4 ボタンを押してもう一 度撮影してください。 ΘΑΠͺρȜΠ Γϋ΍Ȝ͈Όηͬ ΙͿΛ·̱̳͘ ΏλΛΗȜδΗϋͬ ؋̱̩̺̯̞̀ MENU SHUTTER ‫෇ ږ‬ 10 付 録 3 4 ボタンを押す 画像が保存され、 「R 詳細設定 4」 メニュー に戻ります。 x1 OK ਞ ၭ 297 • ダストアラート機能は、極端な長時間露光になることがあります。処理が 完了する前にレンズの方向を変えると正しくゴミの状況を把握できなくな ります。 • 被写体条件や温度などによっては、ゴミが正しく検出できない場合があり ます。 • ダストアラート画像は、 保存してから 30 分以上経過すると、 センサークリー ニングを実行したときに表示されません。新たにダストアラート画像を保 存してからセンサークリーニングを行ってください。 • 保存したダストアラート画像は、再生モードで表示できません。 • SD メモリーカードを入れていないと、ダストアラート画像は保存できませ ん。 • ダストアラート画像は、カメラの設定にかかわらず、一時的に固有の撮影 条件で撮影されます。 • ダストアラート画像が表示されているときに後電子ダイヤル(S)を回 すか M ボタンを押すと、全画面表示に切り替えができます。 ブロアーでほこりを落とす ブロアーでクリーニングするためにミラーアップし、シャッターを開け ます。 CMOS センサーは精密部品ですので、できるだけ当社の修理センターま たは、お客様窓口にご用命ください。有料にて清掃を請け賜っておりま す。 クリーニングには、別売のイメージセンサークリーニングキット O-ICK1 (p. 303)もご使用いただけます。 • スプレー式のブロアーは使用しないでください。 • モードダイヤルを p にしてセンサークリーニングを行わないでください。 • カメラにレンズを装着しないときは必ずレンズマウント部にキャップを取 り付け、CMOS センサーに汚れやほこりが付着しないようにしてください。 • バッテリー容量が少ない場合、 「電池容量がたりないためクリーニングを行 えません」と画像モニターに表示されます。 • クリーニングをするときは、AC アダプターキット K-AC50J(別売)のご使 用をお勧めします。AC アダプターキット K-AC50J を使用しない場合は、容 量が十分に残っているバッテリーを使用してください。 クリーニングの途中 でバッテリー容量が少なくなると警告音が鳴るので、 速やかにクリーニング 作業を中止してください。 • クリーニングをするときは、 ブロアーの先端をレンズマウント面より中に入 れないでください。万一電源が切れた場合、シャッター機構部や CMOS セ ンサー部、ミラー部を破損する恐れがあります。 10 付 録 298 • センサークリーニング中はセルフタイマーランプが点滅し、表示パネルに 「Cln」と表示されます。 • センサークリーニング中に振動音が聞こえる場合がありますが、 故障ではあ りません。 1 2 3 4 カメラの電源を切り、レンズを取り外す カメラの電源を入れる 「R 詳細設定 4」メニューの「センサークリーニング」を選び、 十字キー(5)を押す 「センサークリーニング」画面が表示されます。 十字キー(2)で「ミラーアップ」 を選び、4 ボタンを押す ミラーがアップした状態に固定されま す。 30 分以内にダストアラートでほこりの 検知を行っている場合は、画像モニター にダストアラート画像が表示されます。 ほこりの位置を確認しながら、クリーニ ングができます。 Γϋ΍Ȝ·ςȜΣϋΈ ·ςȜΣϋΈ͈̹͛ηρȜ ͺΛί̱̳͘ȃਞၭ̳ͥͅ ͉ഩ࡙ͬ΂έ̱̩̺̯̞̀ ηρȜͺΛί ΅λϋΓσ OK ࠨ ೰ 5 10 付 録 CMOSセンサーをクリーニングする CMOS センサーに付着している汚れやほ こりは、ブラシが付いていないブロアー で落としてください。ブラシ付きのブロ アーを使用すると、CMOS センサーがブ ラシで傷つくことがあります。また、絶 対に CMOS センサーを布で拭かないでく ださい。 6 7 カメラの電源を切る ミラーが元に戻ったことを確認後、レンズを取り付ける 別売アクセサリー このカメラには、各種専用アクセサリーが用意されています。アクセサ リーの詳細については、当社のお客様相談センター、またはお客様窓口 にお問い合わせください。 (※)の製品は同梱品と同じものです。 299 電源関連 バッテリー充電器キット K-BC90J(※) (バッテリー充電器 D-BC90・AC コード D-CO2J のセット) 充電式リチウムイオンバッテリー D-LI90(※) AC アダプターキット K-AC50J (AC アダプター D-AC50・AC コード DCO2J のセット) 家庭用電源からカメラへ電源を供給し ます。 バッテリーグリップ D-BG4 操作性を重視し、縦位置撮影のための シャッターボタン/前電子ダイヤル/ 後電子ダイヤル/ L ボタンなどを 配備したバッテリーグリップです。 バッ テリーは、リチウムイオンバッテリー D-LI90 のほか、単 3 形電池も使用できま す。 AC アダプター/バッテリー充電器は、セットでの販売です。 10 付 録 300 ストロボ関連 オートストロボ AF540FGZ オートストロボ AF360FGZ AF540FGZ はガイドナンバー最大値が 約 54(ISO100・m) 、AF360FGZ はガイ ドナンバー最大値が約 36(ISO100・m) の P-TTL 対応のオートストロボです。 ス レーブ機能や光量比制御撮影、ハイス ピードシンクロ撮影、ワイヤレス撮影、 スローシンクロ撮影、 後幕シンクロ撮影 などが可能です。 AF540FGZ AF360FGZ オートストロボ AF200FG ガイドナンバー最大値が約 20 (ISO100 ・ m)の P-TTL 対応のオートストロボで す。 AF540FGZ / AF360FGZ と組み合わ せた光量比制御撮影、 スローシンクロ撮 影などが可能です。 オートマクロストロボ AF160FC 近接撮影用のストロボシステムで、 小さ な被写体の無影撮影などができます。 従 来の TTL オートストロボ機能にも対応 し、 同梱のアダプターリングと組み合わ せて、 幅広くペンタックス製品に利用で きます。 AF200FG 10 付 録 AF160FC 301 ホットシューアダプター FG 延長コード F5P ホットシューアダプター FG オフカメラシューアダプター F 外付けストロボをカメラから離して使 用するときのアダプターと接続コード です。 オフカメラシューアダプター F オフカメラシュークリップ CL-10 AF540FGZ / AF360FGZ をワイヤレス で使用するときに、 ストロボを机やスタ ンドなどに固定するための大型クリッ プです。 オフカメラシュークリップ CL-10 ファインダー関連 拡大アイカップ O-ME53 ファインダー倍率を約 1. 18 倍拡大させ るアクセサリーです。 本体のファインダー倍率が約 0. 92 倍の Q に装着すると、 合成倍率が約 1. 09 倍となり、 マニュアルでのピント合わせ が容易になります。 マグニファイヤー FB ファインダー中央部を 2 倍に拡大して 見るためのアクセサリーです。 蝶番式になっていますので、 接眼部を跳 ね上げて全視野を見られるようにもで きます。 拡大アイカップ O-ME53 10 付 録 マグニファイヤー FB 302 レフコンバーター A ファインダーを見る角度を90°間隔に変 えることができるアクセサリーです。 倍 率は 1 倍/ 2 倍に切り替えることができ ます。 レフコンバーター A 視度調整レンズアダプター M 視度を調整するためのアクセサリーで す。 ファインダーの接眼部に取り付けて 使用します。 約 –5 ~ +3m–1(毎メートル)までの 8 種 類をご用意していますので、 ご自分の視 力に合った視度調整レンズアダプター をお使いください。 ME ファインダーキャップ(※) アイカップ FR(※) 視度調整レンズアダプター M 交換フォーカシングスクリーン AF フレームマット MF-60(※) AF 分割マット ML-60 10 付 録 M60 M60 AF スケールマット MI-60 全面マット ME-60 M60 M60 303 ケーブルスイッチ CS-205 ケーブルレリーズ端子に接続して、 カメ ラのシャッター操作をします。 コードの 長さは 0. 5mです。 リモートコントロール F リモコン撮影に使用します。 リモコン操作可能距離 カメラ正面:約 4m カメラ背面:約 2m カメラケース/ストラップ カメラケース O-CC90 カメラストラップ O-ST53(※) イメージセンサークリーニングキット O-ICK1 カメラの CMOS センサーや、レンズな どの光学製品の清掃に使用します。 10 付 録 304 その他 ボディマウントキャップ K ホットシューカバー FK(※) USB ケーブル I-USB7(※) AV ケーブル I-AVC7(※) シンクロソケット 2P キャップ(※) 10 付 録 エラーメッセージ エラーメッセージ 内容 SD メモリーカードの容量いっぱいに画像が保 存されていて、これ以上画像を保存できませ ん。 新しい SD メモリーカードをセットするか、 不要な画像を消去してください。 (p. 49、p. 79) 次の操作をすると、 保存できる可能性がありま す。 ・ 記録形式を JPEG に変更する(p. 188) ・ JPEG 記録サイズ/ JPEG 画質を変更する (p. 186、p. 187) SD メモリーカードに再生できる画像が保存さ れていません。 このカメラでは再生できない画像を再生しよ うとしています。 他社のカメラやパソコンでは 表示できる場合があります。 カメラに SD メモリーカードがセットされてい ません。 (p. 49) SD メモリーカードの異常で、撮影/再生とも にできません。 パソコンでは表示できる場合も ありますが、カメラでは使用できません。 フォーマットされていない SD メモリーカード がセットされているか、 他の機器でフォーマッ トされた SD メモリーカードがセットされてい ます。 カメラでフォーマットしてからお使いく ださい。 (p. 256) 305 カードの空き容量が ありません 画像がありません この画像を 表示できません カードが入っていません カードが異常です カードがフォーマット されていません カードが ロックされています 電子的に ロックされています この画像を拡大表示 できません この画像は プロテクトされています 電池容量がなくなりました ライトプロテクトスイッチがロックされた SD メモリーカードがセットされています。SD メ モ リ ー カ ー ド の ロ ッ ク を 外 し て く だ さ い。 (p. 50) 10 SD メモリーカードのセキュリティ機能によっ 付 て保護されています。 録 拡大不可能な画像を拡大表示しようとしてい ます。 消去しようとしている画像がプロテクトされ ています。画像のプロテクトを外してくださ い。 (p. 231) バッテリー残量がありません。 十分に充電され たバッテリーと交換してください。 (p. 43) 306 エラーメッセージ 電池容量がたりないため クリーニングを 行えません 電池容量がたりないため ピクセルマッピングを 行えません 内容 センサークリーニング時にバッテリー容量が 足りない場合に表示されます。 十分に充電され たバッテリーと交換するか、AC アダプター キット K-AC50J(別売)を使用してください。 (p. 47) ピクセルマッピング時にバッテリー容量が足 りない場合に表示されます。 十分に充電された バッテリーと交換するか、AC アダプターキッ ト K-AC50J (別売) を使用してください。 (p. 47) 最大のフォルダー No. (999)/ファイル No. (9999)が使用されているため、画像が保存で フォルダーが作成できません きません。新しい SD メモリーカードをセット するか、SD メモリーカードをフォーマットし てください。 (p. 256) 画像を保存 できませんでした 設定を正しく保存 できませんでした SD メモリーカードの異常で、撮影した画像が 保存できませんでした。 SD メモリーカードが容量いっぱいまで使用さ れていて、DPOF 設定/回転情報が保存できま せん。不要な画像を消去して、再度 DPOF 設定 /回転をしてください。 (p. 79) マニュアルホワイトバランス測定/ダストア ラート検知に失敗しました。 もう一度やり直し てください。 (p. 194、p. 296) インデックス(p. 219)/選択削除(p. 227)/ 一括展開(p. 248)処理は、上限枚数(100 枚) 以上は選択できません。 他のカメラで撮影した画像に対してマニュア ル WB 登録(p. 198)/リサイズ(p. 238)/ト リ ミ ン グ(p. 239)/ デ ジ タ ル フ ィ ル タ ー (p. 241) /RAW 展開 (p. 247) を実行した場合、 または最小サイズの画像に対してリサイズ/ トリミングを実行した場合に表示されます。 インデックスで画像の作成に失敗しました。 (p. 219) カ メ ラ 内 部 の 温 度 が 上 昇 し た た め、ラ イ ブ ビューが使用できません。4 ボタンを押し、 温度が下がってからライブビューを実行して ください。 B(グリーン)/ C(動画)モードのときに、 設定できない機能を設定しようとしています。 正しく処理できませんでした これ以上 選択できません この画像を処理できません 10 付 録 画像の作成に失敗しました 高温のため ライブビューを 使用できません このモードでは 設定することができません 困ったときは 静電気などの影響により、まれにカメラが正しい動作をしなくなること があります。このような場合には、電池を入れ直してみてください。ま た、ミラーが上がったままになった場合には、電池を入れ直してから電 源を入れるとミラーが下がります。これらを行いカメラが正常に動作す れば故障ではありませんので、そのままお使いいただけます。 修理を依頼される前にもう一度、次の点をお調べください。 現象 原因 対処方法 307 電源が入らな 容量のあるバッテリーに交換するか、 AC ア い バッテリーの残量 ダプターキット K-AC50(別売)を使用して がない ください。 (p. 47) レンズの絞りが s 絞りを s 位置にするか(p. 95) 、 「A カスタ 位置以外になって ム 6」メニューの「37. 絞りリングの使用」 いる で「許可」を選択してください。 (p. 294) 内蔵ストロボが充 充電が完了するまで待ってください。 シャッターが 電中 きれない 空き容量のある SD メモリーカードをセッ SD メモリーカード トするか、 不要な画像を消去してください。 に空き容量がない (p. 49、p. 79) 書き込み中 書き込みが終了するまで待ってください。 コントラストの低いもの(青空や白壁な ど) 、暗いもの、細かい模様のもの、速く動 いているもの、窓やネット越しの風景など オートフォーカス は、オートフォーカスが苦手なものです。 の苦手なものを撮 いったん撮りたいものと同じ距離にあるピ 影しようとしてい ントの合わせやすいものにピントを固定し る たまま、撮りたい構図に変えてシャッター 10 ピントが合わ をきります。あるいはマニュアルフォーカ 付 ない スを使用してください。 (p. 126) 録 ファインダー中央の AF エリアに、 ピントを 合わせたいものを入れてください。撮りた AF エリアに被写体 いものが、  AF エリアにない場合は、いっ が入っていない たん撮りたいものを AF エリアに入れて、 ピ ントを固定したまま、撮りたい構図に変え てシャッターをきります。 (p. 124) 被写体が近すぎる 撮りたいものから離れて撮影してくださ い。 バッテリーが入っ バッテリーが入っているか確認し、入って ていない いなければ入れてください。 308 現象 原因 対処方法 フォーカスモード フォーカスモードレバーを l / A にし が \ にな って い てください。 (p. 118) る ピントが合わ ない フォーカスモード がkになってい る フォーカスモードを k(A)に設定して いるときは、 合焦後もピントが固定 (フォー カスロック)されず、シャッターボタン半 押し中は被写体のピントを追い続けます。 ピントを合わせたいものが決まっている場 合は、フォーカスモードレバーを l に し、フォーカスロックを用いて撮影してく ださい。 (p. 124) 露出モードを B (グリーン) /p (バルブ) AE ロ ック が B /p /M モード では、AE ロックで / M(ストロボ同調速度)モード以外にし 働かない きない てください。 露出モードが B(グリーン)の場合は、ス トロボモードが C(自動発光)/ D(自 動発光 + 赤目軽減)のみの選択となります。 露出 モー ドが B これらのストロボモードになっているとき 内蔵ストロボ モードになってい は、被写体が明るいとストロボは発光しま が発光しない せん。B 以外の露出モードでは、ストロボ る が充電完了すると常に発光するストロボ モードのみの選択となりますので、露出 モードを変更してみてください。 「R 詳細設定 2」メニューの「USB 接続」を パソコンとの 転 送 モ ー ド が 「MSC」に切り替えてください。 (p. 275) USB 接続がう 「PTP」になってい パソコンとの接続については、別冊の「簡 まくいかない る 単ガイド」を参照してください。 手ぶれ補正機能が 「A 撮影 4」メニューの「Shake Reduction」 オフになっている を k (オン) に設定してください。 (p. 132) レンズ焦点距離の情報が取得できないレン 手ぶれ補正機能が ズを使用している場合は、 「焦点距離入力」 設定されていない 画面でレンズ焦点距離を設定してくださ い。 (p. 135) 手ぶれ補正が 流し撮りや夜景撮 影などシャッター 効かない 手ぶれ補正機能の補正範囲を超える場合 速度が遅くなる条 は、手ぶれ補正機能をオフにして、三脚な 件で、手ぶれ補正 どを使用してください。 機能の補正範囲を 超えている 被写体が近すぎる 撮りたいものから離れて撮影するか、手ぶ れ補正機能をオフにして、三脚などを使用 してください。 10 付 録 主な仕様 P-TTL ストロボ内蔵、TTL 自動露出オートフォーカス一眼レ フデジタルカメラ 約 1460 万画素 総画素数約 1507 万画素、原色フィルター/ CMOS W(RAW:4672×3104 ピクセル) 、W(JPEG:4672×3104 ピクセル) 、J(3936×2624 ピクセル) 、P(3072×2048 ピクセル) 、i(1728×1152 ピクセル) オート、ISO 100 ~ 3200 (標準出力感度) (1EV ステップ、 1/3EV ステップまたは 1/2EV ステップの選択可)、カスタム ファンクションにより ISO 6400 使用可能、p 時は ISO 1600 まで RAW (PEF / DNG) 、 JPEG (Exif2. 21) 、 DCF2. 0 準拠、 DPOF 対応、Print Image Matching Ⅲ対応、RAW+JPEG 同時記録可 能、動画:AVI Z(プレミアム)、C(スーパーファイン)、D (ファイン) 、E(エコノミー) SD メモリーカード、SDHC メモリーカード 309 型式 有効画素数 撮像素子 記録画素数 感度(標準出力感度) 記録形式 JPEG 画質 記録媒体 撮影枚数 記録 サイズ 記録形式/ JPEG 画質 4GB 162 枚 161 枚 292 枚 467 枚 826 枚 1630 枚 409 枚 652 枚 1149 枚 2234 枚 666 枚 1068 枚 1856 枚 3549 枚 2GB SD メモリーカード容量 1GB 512MB 256MB 40 枚 40 枚 73 枚 117 枚 206 枚 408 枚 102 枚 163 枚 289 枚 564 枚 167 枚 267 枚 468 枚 902 枚 20 枚 20 枚 36 枚 58 枚 103 枚 204 枚 51 枚 81 枚 144 枚 282 枚 83 枚 133 枚 234 枚 450 枚 10 枚 10 枚 18 枚 29 枚 52 枚 102 枚 25 枚 41 枚 72 枚 142 枚 42 枚 67 枚 118 枚 227 枚 128MB 5枚 5枚 9枚 15 枚 26 枚 52 枚 13 枚 21 枚 37 枚 73 枚 21 枚 34 枚 60 枚 116 枚 |(PEF) W 4672×3104 |(DNG) Z W 4672×3104 C D E Z J 3936×2624 C D E Z P 3072×2048 C D E 82 枚 82 枚 148 枚 238 枚 420 枚 830 枚 208 枚 332 枚 585 枚 1138 枚 339 枚 543 枚 945 枚 1807 枚 10 付 録 310 記録 サイズ i 1728×1152 記録形式/ JPEG 画質 Z C D E 4GB 2045 枚 3176 枚 5485 枚 10057 枚 SD メモリーカード容量 2GB 1GB 512MB 256MB 1041 枚 1617 枚 2793 枚 5121 枚 516 枚 805 枚 1373 枚 2518 枚 258 枚 402 枚 686 枚 1258 枚 130 枚 203 枚 346 枚 634 枚 128MB 66 枚 104 枚 177 枚 325 枚 JPEG 画質(圧縮比) : Z(プレミアム)= 1/2. 8、C(スーパーファイン)= 1/4. 5、 D(ファイン)= 1/8、E(エコノミー)= 1/16 ・ 撮影枚数は目安です。SD メモリーカードや被写体により、実際の撮影枚数は異なる場合 があります。 動画撮影時間 記録 サイズ F 1536×1024 X 1280×720 画質 C D E C D E C D E 4GB SD メモリーカード容量 2GB 1GB 512MB 256MB 28 秒 39 秒 55 秒 35 秒 128MB 14秒 20秒 28秒 18秒 25秒 36秒 7 分23 秒 3 分45秒 1分51 秒 55 秒 10 分22 秒 5 分16秒 2分36 秒 1 分18 秒 14 分40 秒 7 分28秒 3分40 秒 1 分50 秒 9 分26 秒 4 分48秒 2分21 秒 1 分10 秒 13 分19 秒 6 分47秒 3分20 秒 1 分40 秒 50 秒 18 分37 秒 9 分29秒 4分41 秒 2 分20 秒 1 分10 秒 Y 640×416 31 分55 秒 16 分15秒 7分59 秒 3 分59 秒 2 分00 秒 1 分01秒 44 分41 秒 22 分45秒 11 分11 秒 5 分35 秒 2 分49 秒 1 分26秒 1 時間 31 分02秒 15 分29 秒 7 分44 秒 3 分54 秒 2 分00秒 00 分57 秒 ・ 動画撮影時間は、当社で設定した標準撮影条件によるもので、被写体、撮影状況、使用 する SD メモリーカードによって異なります。 ホワイトバランス 画像モニター オート、太陽光、日陰、曇天、蛍光灯(D:昼光色、N:昼白 色、W:白色、L:電球色) 、白熱灯、ストロボ、CTE、マニュ アル、色温度(3 種類) 、微調整可能 3. 0 型約 92. 1 万ドット、TFT カラー LCD、広視野角タイプ、明 るさおよび色調整機能付 1 コマ、マルチ画面表示、拡大(最大 32 倍まで、スクロール 可)、画像比較、回転表示、カレンダー表示、フォルダー表 示、スライドショウ、ヒストグラム、白とび黒つぶれ警告表 示、リサイズ、トリミング、インデックス(サムネイル、ス クエア、ランダム1、ランダム2、ランダム 3、バブル) A、B グリーン、e ハイパープログラム、K 感度優先、 b シャッター優先、c 絞り優先、L シャッター&絞り優 先、 a ハイパーマニュアル、p バルブ、M ストロボ同調速度、 C 動画 10 付 録 再生機能 露出モード 311 シャッター 電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター、オート シャッター= 1/8000 ~ 30 秒 (無段階) 、 マニュアルシャッター = 1/8000 ~ 30 秒(1/2 EV ステップまたは 1/3 EV ステップの 選択可) 、 バルブ、 電磁レリーズ、 電源オフでシャッターロック ペンタックスバヨネット KAF2 マウント(AF カプラー、レンズ 情報接点、電源接点付 K マウント) KAF3 マウントレンズ、KAF2 マウントレンズ、KAF マウントレ ンズ、KA マウントレンズ TTL 位相差検出式(SAFOX Ⅷ +) 、オートフォーカス作動輝度 範囲 EV –1 ~ 18(ISO 100 相当) (F1. 4 レンズ付き) 、フォー カスロック可能、フォーカスモード= l(シングル)/ k(コンティニュアス)/ \、測距点切り替え可能 ペンタプリズムファインダー、ナチュラルブライトマットⅢ 交換式フォーカシングスクリーン、視野率約 100%、倍率約 0. 92 倍(1. 4 / 50mm・∞) 、視度=約 –2. 5 ~ +1. 5m-1(毎メー トル) フォーカス表示 ] 合焦=点灯/非合焦=点滅、 b 点灯=内蔵 ストロボ充電完了/点滅=ストロボお勧めまたは不適合レン ズ警告、シャッター速度、ISO 感度確認、絞り値、電子ダイ ヤル有効表示、@ = AE ロック、撮影可能枚数、m =露出補 正/露出ブラケット、N =ストロボ補正表示、\ =マニュ アルフォーカス表示、k =手ぶれ補正表示、V =多重露 出、M =測光方式、V =測距点移動、露出バー、電子水準 器、RAW / RAW+ b 点灯=内蔵ストロボ充電完了、点滅=ストロボお勧めまた は不適合レンズ警告、3 =自動発光、> =赤目軽減、Q =スローシンクロ、E =後幕シンクロ、9 = 1 コマ撮影、j =連続撮影、 g =セルフタイマー、 W =リモコン撮影、 ?=電池消耗警告、N =ストロボ光量補正、ISO 感度確認、 シャッター速度、絞り値、撮影可能枚数、m =露出補正値、 USB 接続時に Pc-S(マスストレージ)/ Pc-P(PTP)を表 示、露出バー、電子水準器、1 、1P ライブビュー:撮像素子による TTL 方式、拡大表示、グリッ ド表示可能 光学プレビュー:被写界深度確認(電子式、全露出モードで 使用可能) デジタルプレビュー:構図、露出、ピント、ホワイトバラン ス確認 最高約 5. 2 コマ/秒、JPEG:40 コマまで(Hi)/ SD メモリー カード空き容量まで (Lo) 継続可、 RAW:15 コマまで (PEF・ Hi 時)/ 14 コマまで(DNG・Hi 時)継続可 電子制御式、始動はシャッターボタン、作動時間 12 秒/ 2 秒 (ミラーアップ機能あり) 、電子音の有無設定可能、作動後解 除可能 ペンタックスリモートコントロール F (別売) 受信後即レリー ズ、または 3 秒後にレリーズの切り替え可 クイックリターンミラー、ミラーアップ機能 マウント 使用レンズ オートフォーカス機構 ファインダー ファインダー内表示 表示パネル プレビュー機能 10 付 録 連続撮影(Hi / Lo) セルフタイマー リモコン ミラー 312 デジタルフィルター カスタムイメージ 露出ブラケット 拡張ブラケット 多重露出 露出計・露出範囲 露出補正 AE ロック トイカメラ、レトロ、ハイコントラスト、色抽出、ソフト、 クロス、フィッシュアイ、モノトーン、カラー、水彩画、パ ステル、 スリム、 ミニチュア、 HDR、 ベースメイク、 カスタム 画像仕上(7 種類) 、彩度、色相、コントラスト、シャープネ ス/ファインシャープネス、キー、フィルター効果、調色 適正・アンダー・オーバーの 3・5 コマ連続段階露出が可能 (露出設定ステップは、1/3 EV または 1/2 EV から選択可) ホワイトバランス・彩度・色相・キー・コントラスト・シャー プネスの 3 コマ連続段階画像が保存可能 撮影回数は 2 ~ 9 回を選択可能 (撮影回数に応じて自動露出調 整可) TTL 開放分割測光 (77 分割) 、 露出範囲 EV 0 ~ 22 (50mm F1. 4 ISO 100)、中央重点・スポット測光可能 ±5、露出設定ステップ選択可能 ボタン式(タイマー式:カスタムファンクションで設定した 測光作動時間の 2 倍)シャッターボタン半押しで継続 直列制御 P-TTL ストロボ内蔵、ガイドナンバー約 13(ISO 100・m) 、18mm レンズの画角をカバー、同調速度 1/180 秒以 下、日中シンクロ・スローシンクロ可能、ISO 連動範囲= PTTL:100 ~ 6400 ホットシュー(M 接点専用ストロボ接点付)専用ストロボ連 動 ISO 連動範囲= P-TTL:100 ~ 1600、自動発光可能、赤目 軽減機能可能、専用ストロボ使用でハイスピードシンクロ、 ワイヤレスシンクロ可能 37 項目設定可能 ワールドタイム設定、世界 75 都市に対応(28 タイムゾーン) 撮像素子シフト方式、有効補正範囲=最大 4EV(レンズの種 類や撮影条件により異なる) 超音波振動によるほこり除去が可能、起動時の作動設定可 充電式リチウムイオンバッテリー D-LI 90、AC アダプター キット K-AC50J(別売) 撮影可能枚数:約 980 枚(ストロボ発光無し)*1 /約 740 枚 (ストロボ 50% 発光)*2、再生時間:約 440 分 *1 *1 撮影枚数(ストロボ発光無し) 、再生時間は当社の測定条件に よる目安であり、使用条件により変わります。 *2 撮影枚数(ストロボ 50% 発光)は CIPA 規格に準じた測定条件 による目安であり、使用条件により変わります。 内蔵ストロボ 外付けストロボ同調 カスタムファンクション 時計機能 手ぶれ補正機能 ダストリムーバル 電源 10 電池寿命 付 (23 ℃) 録 電池消耗警告 入出力ポート ビデオ出力方式 電池マーク ?点灯(点滅時シャッターロック、ファイン ダー内表示消灯) PC / AV 端子(USB2. 0(ハイスピード対応) ) 、mini HDMI 端 子、DC 入力端子、ケーブルレリーズ端子、マイク端子、X シ ンクロソケット NTSC / PAL 313 外形・寸法・ 質量(重さ) 約 130. 5mm (幅) ×96. 5mm (高) ×72. 5mm (厚) (突起部を除く) 約 670g(ボディのみ)、約 750g(バッテリー、SD メモリー カード込み) ホットシューカバー FK、アイカップ FR、ME ファインダー キャップ、シンクロソケット 2P キャップ、ボディマウントカ バー、USB ケーブル I-USB7、AV ケーブル I-AVC7、ソフト ウェア(CD-ROM)S-SW90(PENTAX Digital Camera Utility 4)、ストラップ O-ST53、充電式リチウムイオンバッテリー D-LI 90、 充電器 D-BC90、 AC コード D-CO2J、 使用説明書 (本 書) 、簡単ガイド、保証書 日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルト ガル語、イタリア語、オランダ語、デンマーク語、スウェー デン語、フィンランド語、ポーランド語、チェコ語、ハンガ リー語、トルコ語、ギリシャ語、ロシア語、韓国語、中国語 (繁体字/簡体字) 付属品 対応言語 10 付 録 314 用語解説 AdobeRGB Adobe Systems 社が商業印刷原稿作成用に推奨している色空間。 sRGB よ りも広い色再現域を持ち、 印刷での色再現域をほぼカバーできるため、 パ ソコン上での画像編集段階において、印刷でしか再現できない色域情報 を失うことがありません。なお、対応しないソフトウェアで開くと色が 薄く見えてしまいます。 CMOS センサー レンズを通して入ってきた光を電気信号に変換する撮像素子。 DCF(Design rule for Camera File system) 電子情報技術産業協会(JEITA)で制定された、デジタルカメラ用のファ イルシステムに関する規格。 DNG RAW ファイル DNG(Digital Negative の略)は、Adobe Systems 社が提唱する汎用の RAW ファイルフォーマット。標準仕様のない RAW 形式を DNG 形式に変 換することで、画像の可搬性が向上します。 DPOF(Digital Print Order Format) 画像を記録したカードに、プリントするコマや枚数などの情報を書き込 むためのルール。DPOF 対応のプリント取扱店に持っていくと、簡単に プリントすることができます。 EV(Exposure Value) 露出値。絞り値とシャッター速度の組み合わせで決まります。 10 付 録 Exif(Exchangeable image file format for digital still camera) 電子情報技術産業協会(JEITA)によって標準化された、デジタルカメラ 用のファイルフォーマットに関する規格。 Exif-JPEG 形式 Exif は Exchangeable Image File Format の略。JPEG 画像のデータ形式を ベースに、サムネイル画像や撮影情報などを埋め込むことを可能にした 画像ファイル形式。 対応していないソフトでは単なる JPEG 画像として処 理されます。 Exif-TIFF 形式 Exif は Exchangeable Image File Format の略。TIFF 画像のデータ形式を ベースに、サムネイル画像や撮影情報などを埋め込むことを可能にした 画像ファイル形式。対応していないソフトでは単なる TIFF 画像として処 理されます。 ISO 感度 光の明るさを感じる度合い。 ISO 感度が高いほど、 暗い所でも速いシャッ ター速度で撮影できるため、カメラぶれしにくくなります。しかし、ISO 感度が上がるほど、画像のノイズが多くなります。 JPEG 静止画像の圧縮方式。圧縮することにより画質がやや劣化しますが、同 じ画像サイズでも、TIFF などよりもファイルサイズを小さくすることが できます。このカメラでは画質を Z(プレミアム)/ C(スー パーファイン)/ D(ファイン)/ E(エコノミー)から選べます。 JPEG 形式で記録した画像は、パソコンで閲覧したり、電子メールに添付 するのに適しています。 NTSC / PAL ビデオ出力方式。主に日本、北米、韓国では NTSC が用いられ、主にヨー ロッパ諸国や中国では PAL が用いられています。 PNG 形式 圧縮率が高いのでファイルサイズを小さくできますが、可逆圧縮である ためファイルサイズは JPEG よりも大きくなります。 フルカラーに対応し ており、再編集しても画質が損なわれない特長を持ちます。ただし、古 い ブラ ウ ザ(3. 0 以前 の Internet Explorer や Macintosh 版の Internet Explorer 4. 5)では表示することができません。また、サムネイル画像や、 撮影情報は埋め込めません。 315 10 付 RAW データ 録 CMOS センサーからの生出力を記録した画像データ。RAW データはカメ ラ内部で画像処理される前の生データなので、RAW 以外では撮影前にし ておかなければならない設定(ホワイトバランス・コントラスト・彩度・ シャープネスなど) を、 撮影された後に 1 コマ 1 コマ個別に設定できます。 また RAW データは JPEG の 8bit データに対し、16 倍の情報量を持った 12bit データなので、 大変豊かな階調表現が可能です。パソコンに転送し、 付属のソフトウェアを使用することで、JPEG や TIFF など設定の異なる 画像データを作成することができます。 316 sRGB(standard RGB) IEC(International Electrotechnical Commission、国際電気標準会議)が 定める色空間の国際規格。一般的なパソコン用モニターの標準値から定 義された色空間で、Exif の標準色空間としても使用されています。 色温度 被写体を照らしている光源の色を数値で表したもの。絶対温度で表され、 単位はケルビン(K)を使用します。色温度が高くなるにつれて光の色は 青味を帯び、色温度が低くなるにつれ光の色は赤味を帯びていきます。 色空間 色スペクトルのうちで使用する範囲を定義したもの。デジタルカメラで は、Exif の定義により「sRGB」が標準として使われています。このカメ ラでは、sRGB より多くの色を表現できる「AdobeRGB」も色空間として 使用できます。 オートブラケット 露出を自動で変えて撮影する機能。 シャッターボタンを押したときに、 補 正なしの画像、マイナス補正した画像、プラス補正した画像を連続して 撮影できます。このカメラは露出を変えて撮影する露出ブラケット、ホ ワイトバランス/彩度/色相/キー/コントラスト/シャープネスの任 意の項目を変えて撮影する拡張ブラケットを搭載しています。 画質 画像の圧縮率。圧縮率が低くなるにつれて画像はきめ細かく、圧縮率が 高くなるにつれて画像は粗くなります。 カメラぶれ(手ぶれ) シャッターが開いている間にカメラが動いてしまったために、被写体全 体が流れたように写ってしまう現象。シャッター速度が遅いときに発生 しがちです。 ISO 感度を高めたり、 ストロボを使ってシャッター速度を速くしたり、 三 脚などを使ってカメラを固定することで防止できます。また、カメラぶ れはシャッターボタンを押す動作で発生することもあるので、手ぶれ補 正機能やセルフタイマー、リモコンを使うのも有効です。 記録サイズ 画像の大きさを点(ピクセル)の数で表したもの。画像を構成する点(ピ クセル)の数が多くなるほど、画像の大きさは大きくなります。 10 付 録 317 黒つぶれ 画像の暗い部分の階調が失われ、真っ黒になってしまうこと。 ケラレ 撮影した写真の周辺部がフードやフィルターなどでさえぎられて黒く なったり、レンズでストロボ光の一部がさえぎられて影になる現象。 減光(ND)フィルター 色調には影響を与えずに、明るさだけを調整するフィルター。いろいろ な濃度のものがあります。 絞り 光がレンズを通るときの光束(光の太さ)を広くしたり、狭めたりして CMOS センサーにあたる光の量を調整する機構のこと。 シャッター速度 シャッターを開き、光を CMOS センサーにあてている時間。シャッター 速度を速くしたり、遅くしたりすることで、CMOS センサーにあたる光 の量を調整します。 白とび 画像の明るい部分の階調が失われ、真っ白になってしまうこと。 測距点 ファインダー内でピントを合わせる位置。このカメラでは、オート/セ レクト/中央が選択できます。 測光方式 露出を決めるために、被写体の明るさを計測する方式。このカメラでは、 分割測光/中央重点測光/スポット測光が選択できます。 10 付 ダイナミックレンジ(D-range) 録 画像がどれだけ階調豊かに再現できるかを数値で表したもの。 デジタルカメラでは、銀塩フィルムの「ラチチュード」と同じ意味で使 われます。 一般的に、ダイナミックレンジが広いと白とび黒つぶれが発生しにくく、 ダイナミックレンジが狭いとシャープな画像を得られます。 318 ノイズリダクション シャッター速度を遅くしたときや高感度で撮影したときに発生するノイ ズ(画像のざらつきやムラ)を減らす処理。 被写界深度 ピントが合って見える範囲。絞り値、レンズの焦点距離、被写体までの 距離によって変わります。例えば、絞り値を大きくすると被写界深度は 深くなり、小さくすると浅くなります。 ヒストグラム 画像の最も暗い部分から最も明るい部分までの階調の分布をグラフ化し たもの。横軸が明るさ、縦軸が画素数を表しています。画像の露光状態 を知りたいときに便利です。 ホワイトバランス 撮影時の光源に合わせて色温度を調整し、被写体を見た目どおりの色合 いに補正する機能。 ミレッド 単位あたりの色の変化が一定ではない色温度に対して、色の変化を一定 にするように定められた尺度。色温度の逆数を 100 万倍して求められま す。 露出補正 シャッター速度と絞り値を変えて、画像の明るさを調整すること。 10 付 録 索引 記号 |(グリーン)ボタン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19, 21 |(プレビュー)ボタン . . . . . . 129 「A カスタム」メニュー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 85, 288 B(グリーン)モード . . . . . . . . . . 95 Q(再生)ボタン . . . . . 19, 21, 78 「Q 再生」メニュー . . . . . 213, 287 「A 撮影」メニュー . . . . . . . . 83, 284 i(消去)ボタン . . . . . . . . . . . . 21, 79 「R 詳細設定」メニュー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 254, 287 E(ストロボポップアップ) ボタン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19, 74 m(露出補正)ボタン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18, 21, 115 F(ホワイトバランス) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 191 319 B p(バルブ)モード . . . . . . . . . . . . . 110 C CMOS センサー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 314 CMOS センサー面位置マーク . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] 96 プログラムライン . . . . . . . . . . . . . . . . . . 94 プロテクト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 231 分割測光 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 113 ベースメイク(デジタル フィルター). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ]

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