ユーザーズガイド QUANTUM SUPERLOADER 3 02-2010

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マニュアル抽象的: マニュアル QUANTUM SUPERLOADER 302-2010

詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。

[. . . ] 18 Fibre Channel および電源ケーブルの接続 . 19 SAS および電源ケーブルの接続 . 21 ホストの準備とその接続の検証 . 22 Windows オペレーティング システムのサポート . [. . . ] 143 LTO-3 と LTO-3 ( モデル B) ドライブ仕様. 145 LTO-4 と LTO-4 ( モデル B) ドライブ仕様. 153 付録 B ドライブエラー ログ 155 テープドライブのエラー ログ . 155 SCSI チェック条件エラー ログ . 156 Bugcheck エラーログ (SDLT 600 のみ ) . 160 イベント エラー ログ (SDLT 600 のみ ) . 162 A500: ハード読み取りエラー . 163 A501: SDLT ハード書き込みエラー . 165 A502: SDLT ローダ通信エラー . 168 viii Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 目次 A503: SDLT ドライブ サーボ エラー . 169 A507/A508: ディレクトリ読み取り障害 / ディレクトリ書き込み障害 . 174 付録 C 規制準拠声明 183 FCC 声明 . 186 電気機器および電子機器の廃棄 . 187 用語集 189 索引 205 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド ix 目次 x Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 図 図1 図2 図3 図4 図5 図6 図7 図8 図9 図 10 図 11 図 12 図 13 図 14 図 15 図 16 図 17 図 18 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 前面パネルの概要 . 17 ケーブル コネクタ(SCSI テープ ドライブ). 18 ケーブル コネクタ (Fibre Channel テープ ドライブ). 20 ケーブル コネクタ(SAS テープ ドライブ) . 100 ハンドルのねじの取り外し . 101 ラック取り付けのクリアランス要件 . 105 クリップナット 2 個の取り付け . [. . . ] 175 ディレクトリ読み取り / 書き込み障害フィールドの説明 . 176 xiv Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 前書き 本書は、Quantum のお客様とシステム専門家の皆様に SuperLoader 3 オートローダをご理解いただくための使いやすい情報源として提供され ています。 対象読者 本書は、SuperLoader 3 オートローダを取り付けおよび使用されるエン ド ユーザーを対象読者としています。 目的 本書には、次のような SuperLoader 3 に関する情報が記載されています。 • 製品の説明 • 取り付け手順 • 操作手順 • オートローダのリモートおよび前面パネル管理 • 診断 • 顧客交換可能ユニット (CRU) 手順 • システム ログ ファイルとエラーログ • トラブルシューティング • 仕様 • 規格準拠および声明 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド xv 前書き 本書の構成 本書は次のように構成されています。 • 第 1 章、 はじめに では、製品の概要について簡単に説明します。 インストールと設定 では、通常の取り付け、SCSI バス要 • 第 2 章、 件、アクセサリ、オートローダの設置場所の選択、UL 要件、機能、 製品概要および製品コンポーネント ID、バーコード リーダー、製品 コンポーネントの識別、SCSI ( または Fibre Chanel または SAS) と電 源ケーブル接続、ホストの準備と接続の確認、およびデバイス ドラ イバの取り付けについて説明します。 • 第 3 章、 オートローダの操作 には、カートリッジ、マガジンおよび マガジン ブランクの使用、ステータス情報の表示、インベントリと データ圧縮の実行などの操作制御パネル機能に関する情報が含まれ ています。 • 第 4 章、 オンボード リモート管理 では、設定、更新、診断、コマン ド ページなどのオンボード リモート管理の概要について説明しま す。 システム管理 では、オートローダの設定と SCSI ID、イーサ • 第 5 章、 ネット、時間、変更モード、セキュリティ、マガジン、およびパス ワードの設定について説明します。 • 第 6 章、 診断 では、POST について、および前面パネルとオンボー ド リモート管理機能を使った診断テストについて説明します。 • 第 7 章、 CRU ( カスタマ交換可能ユニット ) には、自己修理可能なコ ンポーネントに関する情報が含まれています。 • 第 8 章、 ログとトラブルシューティング では、ログ、トラブル シューティング、および修理サービスのためのオートローダの返品 について説明します。 • 付録 A、仕様 には、オートローダとテープ ドライブの仕様を掲載し ます。 • 付録 B、ドライブエラー ログ では、テープ ドライブ エラー、SCSI チェック条件エラー ログ、および SDLT 600 用のバグチェック エ ラーとイベント エラー ログを一覧表示します。 • 付録 C、規制準拠声明 では、オートローダに該当する規制ガイドを 一覧表示します。 本書の終わりには、用語集と索引が用意されています。 xvi Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 前書き 表記上の規則 本書では、次の表記法を使用しています。 注: 注意: 主要項目に関する重要情報を強調します。 機器損傷の可能性があることを示し、機器への損傷を防ぐ ために記載されています。 人体上の安全に危険を及ぼす可能性があることを示し、 負傷を防ぐために記載されています。 警告: • オートローダの右側 — 説明しているコンポーネントを正面から見た 右側を指します。 • オートローダの左側 — 説明しているコンポーネントを正面から見た 左側を指します。 • パワーサイクル — オートローダまたはシステムをオンにしてから、 再度オフにする ( またはオフにしてから、再度オンにする ) 操作を 指します。 • 図の寸法 — 寸法はすべて単位の指定なしに表示されています ( 特に 指定がない限りはインチを採用 )。 関連文書 Quantum SuperLoader 3 に関係する文書は次に示すとおりです。 文書番号 81-81313 文書タイトル Quantum SuperLoader 3 ク イック スタート ガイド Quantum SuperLoader の運 送方法 文書説明 このガイドでは、オートロー ダの開梱、取り付け、および セットアップについて推奨さ れる手順を順番に説明しま す。 このガイドは、修理のために オートローダを返却される際 の正しい梱包についての情報 を提供します。 81-81237 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド xvii 前書き SCSI-2 仕様 SCSI-2 通信仕様は、1990 年 3 月 9 日付けの情報システムに対する米国 標準規格で提案されたものです。 コピーは下記から入手できます。 Global Engineering Documents 15 Inverness Way, East Englewood, CO 80112 (800) 854-7179 または (303) 397-2740 お問い合わせ Quantum へのお問い合わせ先 Quantum 本社 < 製品名 > またはその他の製品の資料は、下記にご注文ください。 Quantum Corporation ( 本社 ) 1650 Technology Drive, Suite 700 San Jose, CA 95110-1382 技術文書 既存のマニュアルに対するご意見は、次のアドレスまで電子メールにて お寄せください。 doc-comments@quantum. com Quantum ホームページ Quantum ホームページをご訪問ください。 http://www. quantum. com 詳細情報のお問い合わせ およびサポートについて StorageCare™ は、クアンタムが提供する包括的なサービスシステムで す。クロス環境においてのデータアクセスおよび診断技術に関する最新 技術を駆使し、バックアップに関する問題の迅速かつ低コストな解決を 実現します。 xviii Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 前書き クアンタム独自の StorageCare サービスをご利用いただくことで、より 迅速に問題を解決することができます。 • サービスとサポート ウェブサイト - 製品の登録、ソフトウェアのラ イセンス、クアンタム ラーニング コースの参照、バックアップ ソ フトウェアとオペレーティング システムのサポート、マニュアル、 FAQ、ファームウェア ダウンロド、製品アップデートおよびその他 の情報が集約されています。 早速ご利用ください。 http://www. quantum. com/ServiceandSupport/Index. aspx • eSupport - オンラインによるサービス要請、連絡先情報の更新、 添付ファイルの追加、および電子メールによる最新情報の受信など をご利用いただけます。 クアンタムのオンライン サービス アカウン トは無料です。 このアカウントは、製品サポート情報の宝庫である クアンタムのナレッジベースへのアクセスにもご利用いただけます。 早速ご登録ください。 http://www. quantum. com/ServiceandSupport/eSupport/Index. aspx • StorageCare Guardian - Quantum ハードウェアと診断データを周 辺ストレージ エコシステムから Quantum のグローバル サービス チームに安全にリンクし、迅速で正確な根本原因の診断を行います。 StorageCare Guardian は、インターネット経由で簡単にセットアッ プでき、クアンタムのセキュア サービス センターとの安全な双方向 通信を可能にします。 StorageCare Guardian の詳細情報は下記をご 覧ください。 http://www. quantum. com/ServiceandSupport/Services/ GuardianInformation/Index. aspx Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド xix 前書き その他のサポートやトレーニングをご要望の場合は、下記のクアンタム カスタマ サポート センターまでお問い合わせください。 米国 800-284-5101 ( フリーダイヤル ) 949-725-2100 EMEA(欧州・中東・アフリカ) 00800-4-782-6886 ( フリーダイヤル ) +49 6131 3241 1164 APAC(アジア太平洋地域) +800 7826 8887 ( フリーダイヤル ) +603 7953 3010 ワールドワイド サポート: http://www. quantum. com/ServiceandSupport/Index. aspx ワールドワイド エンド ユーザー製品保証 クアンタムのワールドワイド エンドユーザー向け標準製品限定保証につ いては、下記をご覧ください。 http://www. quantum. com/pdf/QuantumWarranty. pdf xx Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第1章 はじめに 概要 データのバックアップはかけがえのない情報を保護する上で極めて重要 です。 磁気テープへのデータのバックアップは、手軽でコスト効率のよ い手段であるため、多くの中小企業が利用しています。 しかし大企業の 場合、ほとんどが一本のバックアップ テープには納まらないほど大量に データを取り扱うため、その情報を多数のテープに拡散せざるをえない のが現状です。 テープを繰り返し手動で交換しなければならない状況を 避けるために、多くのテープ バックアップ システムが Quantum SuperLoader 3 オートローダを採用しています。 オートローダは、テープ ドライブとテープ カートリッジ用のマガジン ( 1 台または 2 台)で構成されたロボットとして作動します。 ユーザー のアプリケーションは、データ バックアップまたはデータ取得のため必 要に応じて自動的にテープ カートリッジをロード / アンロードすること ができます。 Quantum SuperLoader 3 オートローダは、コンパクトで大 容量でありながら、低コストで手軽な無人データ バックアップ手段を提 供します。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 1 第 1 章 はじめに 概要 ホスト インターフェイス Quantum SuperLoader 3 は SCSI、Fibre Channel 、またはシリアル接続 SCSI (SAS) 接続を介してホスト サーバーに接続されるので、ホストが自 動的にデータやコマンドを送信できます。 イーサネット接続を通じて オートローダに接続して、管理機能の実行やシステム アップデートのダ ウンロードを行うこともできます。 テープドライブ Quantum SuperLoader 3 には、次のテープドライブのひとつ、および最 高 8 巻のテープ カートリッジを収納するマガジンが 1 本または 2 本含 まれています。 • SuperLoader 3 LTO-2 (SCSI) • SuperLoader 3 LTO-3 と LTO-3 ( モデル B) (SCSI、Fibre Channel 、 または SAS) • SuperLoader 3 LTO-4 と LTO-4 ( モデル B) (SCSI または SAS) • SuperLoader 3 LTO-5 (SAS) • SuperLoader 3 VS160 (SCSI) • SuperLoader 3 DLT-V4 (SCSI) • SuperLoader 3 SDLT 600 (SCSI) • SuperLoader 3 DLT-S4 (SCSI または Fibre Channel ) 前面パネル オートローダの前面パネルには、LCD (液晶ディスプレイ)スクリーン と四つの機能キーがあります。 LCD スクリーンのスクロール メニューで は、オートローダからの情報取得やコマンド入力が行えます。 さらに LED (発光ダイオード)が 2 個あり、オートローダの準備完了ステータ スやエラー ステータスを示します。 全面パネルにあるパスワード保護されたメールスロットから 1 巻のテー プ カートリッジを直接テープ ドライブに挿入できます (ドライブに既 にカートリッジが入っていない場合) 。 また、テープ カートリッジをマ ガジン スロットにロードすることもできます (スロットに既にカート リッジが入っていない場合) 。 2 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 1 章 はじめに 概要 SuperLoader 3 LTO-2 このオートローダは SCSI-3 と互換性があり、一つの SCSI ID と 2 つの LUN を持つデータ ストレージ デバイスとして動作します。 Quantum SuperLoader 3 LTO-2 オートローダは Quantum LTO-2 テープ ドライブを搭載し、最大 16 巻の Ultrium 2 データ カートリッジをマガ ジン 2 本に収納することができます。圧縮容量は 6. 4 テラバイトを実現 し、また継続データ転送速度は、ネイティブで毎時 93. 6 GB、2:1 圧縮 で最高毎時 187. 2 GB を可能とします。 オートローダは、ほとんどのオペレーティング システムと Ultra 160 SCSI-3 LVD インターフェイスをサポートする環境に互換性を持ちますが、 多くの機能を完全に利用するにはオペレーティング システムからの直接 サポートか、互換性のあるバックアップ アプリケーションが必要です。 SuperLoader 3 LTO-3 と LTO-3 ( モデル B) このオートローダは SCSI-3 と互換性があり、一つの SCSI ID と 2 つの LUN を持つデータ ストレージ デバイスとして動作します。 また、Fibre Channel またはシリアル接続 SCSI (SAS) データ ストレージ デバイスと しても利用できます。 Quantum SuperLoader 3 オートローダは Quantum LTO-3 テープドライ ブを搭載し、最大 16 巻の Ultrium 3 データ カートリッジをマガジン 2 本に収納することができます。圧縮容量は 12. 8 テラバイトを実現し、 また継続データ転送速度は、ネイティブで毎時 245 GB、2:1 圧縮で最 高毎時 490 GB を可能とします。 オートローダは、ほとんどのオペレーティング システムと Ultra 160 SCSI-3 LVD インターフェイスをサポートする環境に互換性を持ちますが、 多くの機能を完全に利用するにはオペレーティング システムからの直接 サポートか、互換性のあるバックアップ アプリケーションが必要です。 Fibre Channel は、ループ設定において最大 126 個のデバイスに対応で きます。 長波長トランシーバー (Fibre Channel ケーブル装備 ) は最大 10 キロメートルの距離、短波長トランシーバー (Fibre Channel ケーブル装 備 ) は最大 500 メートルの距離にそれぞれ対応できます。 SuperLoader 3 LTO-3 の Fibre Channel バージョンは、 最高 2 ギガビット (Gb)/ 秒の速度で動作します。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 3 第 1 章 はじめに 概要 SuperLoader 3 LTO-4 と LTO-4 ( モデル B) このオートローダは SCSI-3 と互換性があり、一つの SCSI ID と 2 つの LUN を持つデータ ストレージ デバイスとして動作します。 これは、シリ アル接続 SCSI (SAS) データ ストレージ デバイスとしても利用できます。 Quantum SuperLoader 3 オートローダは Quantum LTO-4 テープドライ ブを搭載し、最大 16 巻の Ultrium 4 データ カートリッジをマガジン 2 本に収納することができます。圧縮容量は 25. 6 テラバイトを実現し、 また継続データ転送速度は、ネイティブで毎時 432 GB、2:1 圧縮で最 高毎時 864 GB を可能とします。 オートローダは、ほとんどのオペレーティング システムと Ultra 320 SCSI-3 LVD インターフェイスをサポートする環境に互換性を持ちますが、 多くの機能を完全に利用するにはオペレーティング システムからの直接 サポートか、互換性のあるバックアップ アプリケーションが必要です。 SuperLoader 3 LTO-5 このオートローダは、シリアル接続 SCSI (SAS) データ ストレージ デバ イスです。 Quantum SuperLoader 3 オートローダは Quantum LTO-5 テープドライ ブを搭載し、最大 16 巻の Ultrium 5 データ カートリッジをマガジン 2 本に収納することができます。圧縮容量は 48 テラバイトを実現し、 また継続データ転送速度は、ネイティブで毎時 500 GB、2:1 圧縮で最 高毎時 1000 GB を可能とします。 オートローダは、ほとんどのオペレーティング システムと SCS イン ターフェイスをサポートする環境に互換性を持ちますが、多くの機能を 完全に利用するにはオペレーティング システムからの直接サポートか、 互換性のあるバックアップ アプリケーションが必要です。 SuperLoader 3 VS160 このオートローダは SCSI-3 と互換性があり、一つの SCSI ID と 2 つの LUN を持つデータ ストレージ デバイスとして動作します。 Quantum SuperLoader 3 VS160 オートローダは Quantum VS160 テープ ドライブを搭載し、最大 16 巻の VS1 データ カートリッジをマガジン 2 本に収納することができます。圧縮容量は 2. 5 テラバイトを実現し、 また継続データ転送速度は、ネイティブで毎時 28. 8 GB、2:1 圧縮で最 高毎時 57. 6 GB を可能とします。 4 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 1 章 はじめに 概要 オートローダは、ほとんどのオペレーティング システムと SCSI LVD イ ンターフェイスをサポートする環境に互換性を持ちますが、多くの機能 を完全に利用するにはオペレーティング システムからの直接サポート か、互換性のあるバックアップ アプリケーションが必要です。 SuperLoader 3 DLT-V4 このオートローダは SCSI-3 と互換性があり、一つの SCSI ID と 2 つの LUN を持つデータ ストレージ デバイスとして動作します。 Quantum SuperLoader 3 オートローダ DLT-V4 は Quantum DLT-4 テープ ドライブを搭載し、最大 16 巻の DLT VS1 データ カートリッジをマガジ ン 2 本に収納することができます。圧縮容量は 5. 1 テラバイトを実現 し、また継続データ転送速度は、ネイティブで毎時 36 GB、2:1 圧縮で 最高毎時 72 GB を可能とします。 オートローダは、ほとんどのオペレーティング システムと Ultra 160 SCSI-3 LVD インターフェイスをサポートする環境に互換性を持ちますが、 多くの機能を完全に利用するにはオペレーティング システムからの直接 サポートか、互換性のあるバックアップ アプリケーションが必要です。 SuperLoader 3 SDLT 600 このオートローダは SCSI-3 と互換性があり、一つの SCSI ID と 2 つの LUN を持つデータ ストレージ デバイスとして動作します。 Quantum SuperLoader 3 SDLT 600 オートローダ DLT-V4 は Quantum SDLT 600 テープドライブを搭載し、最大 16 巻の DLT VS1 データ カート リッジをマガジン 2 本に収納することができます。圧縮容量は 9. 4 テラ バイトを実現し、また継続データ転送速度は、ネイティブで毎時 129. 6 GB、2:1 圧縮で最高毎時 259. 2 GB を可能とします。 このオートローダは、ほとんどのオペレーティング システムと 16 ビッ ト Ultra 160 SCSI-3 LVD インターフェイスをサポートする環境に互換性 を持ちますが、多くの機能を完全に利用するにはオペレーティング シス テムからの直接サポートか、互換性のあるバックアップ アプリケーショ ンが必要です。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 5 第 1 章 はじめに 概要 SuperLoader 3 DLT-S4 このオートローダは SCSI-3 と互換性があり、一つの SCSI ID と 2 つの LUN を持つデータ ストレージ デバイスとして動作します。 これは、 Fibre Channel データ ストレージ デバイスとしても利用できます。 Quantum SuperLoader 3 DLT-S4 オートローダ DLT-V4 は Quantum DLT-S4 テープドライブを搭載し、最大 16 巻の DLTtape S4 データ カー トリッジをマガジン 2 本に収納することができます。圧縮容量は 25. 6 テラバイトを実現し、また継続データ転送速度は、ネイティブで毎時 216 GB、2:1 圧縮で最高毎時 432 GB を可能とします。 オートローダは、ほとんどのオペレーティング システムと Ultra 320 SCSI-3 LVD インターフェイスをサポートする環境に互換性を持ちますが、 多くの機能を完全に利用するにはオペレーティング システムからの直接 サポートか、互換性のあるバックアップ アプリケーションが必要です。 Fibre Channel は、ループ設定において最大 126 個のデバイスに対応で きます。 長波長トランシーバー (Fibre Channel ケーブル装備 ) は最大 10 キロメートルの距離、短波長トランシーバー (Fibre Channel ケーブル装 備 ) は最大 500 メートルの距離にそれぞれ対応できます。 SuperLoader LTO3 DLT-S4 の Fibre Channel バージョンは、最高 4 ギガ ビット (Gb)/ 秒の速度で動作します。 6 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第2章 インストールと設定 この章では、オートローダの取り付全般ついて説明します。 以下のト ピックが含まれます。 • ページの 8「インストールの概要」 • ページの 11「設置場所の選択」 • ページの 12「UL 要件」 • ページの 12「SCSI バスの要件」 • ページの 14「オートローダの開梱」 • ページの 15「オートローダのラックへの取り付け」 • ページの 16「オートローダの機能について」 • ページの 16「前面パネルの概要」 • ページの 17「後方パネルの概要」 • ページの 18「ケーブルの接続」 • ページの 22「ホストの準備とその接続の検証」 • ページの 23「Windows オペレーティング システムのサポート」 • ページの 25「バーコードリーダー」 • ページの 25「DLTSage ダッシュボード」 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 7 第 2 章 インストールと設定 インストールの概要 インストールの概要 SuperLoader 3 は、ホスト コンピュータにインターフェイスする SCSI 。 デバイスです(SCSI インターフェイス を参照) LTO-3 または DLT-S4 ネイティブ Fibre Channel テープ ドライブが搭載さ れている場合は、オートローダの Fibre Channel バージョンを使用でき 。 ます(Fibre Channel インターフェイス を参照) LTO-3 、LTO-4、LTO-5 SAS テープ ドライブが搭載されている場合は、 オートローダのシリアル接続 SCSI (SAS) バージョンを使用できます 。 ( SAS インターフェイス を参照) SCSI インターフェイス SCSI オートローダのインストールは次の手順で構成されています。 詳細については、後ほどこのセクションで説明いたします。 1 Quantum SuperLoader 3 オートローダのインストール準備を行いま す ( ページの 11「設置場所の選択」 を参照 )。 2 正しい SCSI バスのタイプを確認しておきます ( ページの 12「SCSI バスの要件」を参照 )。 3 オートローダに添付される付属品を確認しておきます ( ページの 15 「付属品」を参照 )。 4 オートローダをコンピュータ ラックに取り付けます。またはホスト サーバー付近のテーブルや机上などに置きます。 ラック マウント ユ ニットを取り付ける場合は、ページの 102「オートローダのラック への取り付け」 を参照してください。 5 サーバーをシャットダウンまたは電源オフ状態にして、そのサー バーに取り付けられているデバイスをすべて取り外します。 6 SCSI ケーブルをオートローダとサーバーの SCSI ホスト アダプタに 取り付けます ( ページの 18「SCSI および電源ケーブルの接続」を参 照 )。 7 電源ケーブルをオートローダに取り付け、その電源ケーブルを近く のコンセントに差し込みます ( ページの 18「SCSI および電源ケーブ ルの接続」を参照 )。 オートローダの電源をオンにし、電源投入時の 自己診断テスト (POST) をパスすることを確認します。 8 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 2 章 インストールと設定 インストールの概要 8 オートローダに SCSI ID を設定します ( ページの 75「SCSI オート ローダ」を参照 )。 9 ホストをセットアップし、接続状態を確認します ( ページの 22「ホ ストの準備とその接続の検証」を参照 )。 10 デバイス ドライバをインストールします(ページの 23「Windows オペレーティング システムのサポート」 を参照) 。 Fibre Channel インターフェイス Fibre Channel オートローダのインストールは次の手順から構成されてい ます。詳細については、後ほどこのセクションで説明いたします。 1 Quantum SuperLoader 3 オートローダのインストール準備を行いま を参照 )。 す ( ページの 11「設置場所の選択」 2 オートローダに添付される付属品を確認しておきます ( ページの 15 「付属品」を参照 )。 3 オートローダをコンピュータ ラックに取り付けます。またはホスト サーバー付近のテーブルや机上などに置きます。 ラック マウント ユ ニットを取り付ける場合は、ページの 102「オートローダのラック への取り付け」 を参照してください。 4 Fibre Channel ケーブルをオートローダと Fibre Channel スイッチま たはサーバーの Fibre Channel ホストアダプタに接続します(ペー ジの 19「Fibre Channel および電源ケーブルの接続」 を参照) 。 5 電源ケーブルをオートローダに取り付け、その電源ケーブルを近く のコンセントに差し込みます ( ページの 19「Fibre Channel および 電源ケーブルの接続」を参照 )。 オートローダの電源をオンにし、電 源投入時の自己診断テスト (POST) をパスすることを確認します。 6 デバイス ドライバをインストールします(ページの 23「Windows オペレーティング システムのサポート」 を参照) 。 SAS インターフェイス シリアル接続 SCSI (SAS) オートローダのインストールは次の手順から構 成されています。詳細については、後ほどこのセクションで説明いたし ます。 1 Quantum SuperLoader 3 オートローダのインストール準備を行いま す ( ページの 11「設置場所の選択」 を参照 )。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 9 第 2 章 インストールと設定 インストールの概要 2 オートローダに添付される付属品を確認しておきます ( ページの 15 「付属品」を参照 )。 3 オートローダをコンピュータ ラックに取り付けます。またはホスト サーバー付近のテーブルや机上などに置きます。 ラック マウント ユ ニットを取り付ける場合は、ページの 102「オートローダのラック への取り付け」 を参照してください。 4 SAS ケーブルをオートローダ(コネクタタイプ:SFF-8088)とサー バーの SAS ホストアダプタに接続します(ページの 21「SAS および 電源ケーブルの接続」 を参照) 。 5 電源ケーブルをオートローダに取り付け、その電源ケーブルを近く のコンセントに差し込みます ( ページの 21「SAS および電源ケーブ ルの接続」を参照 )。 オートローダの電源をオンにし、電源投入時の 自己診断テスト (POST) をパスすることを確認します。 6 デバイス ドライバをインストールします(ページの 23「Windows オペレーティング システムのサポート」 を参照) 。 10 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 2 章 インストールと設定 設置場所の選択 設置場所の選択 オートローダは、ラックの奥行きに合わせて長いブラケットまたは短い ブラケットを使用して、19 インチの標準ラックに収まるように設計さ れています。 次の条件を満たす場所を選択します ( 付録 、仕様を参照 )。 オートローダには標準ラック マウント用金具を使用します。 表 1 設置場所の条件 条件 ラックの要件 室温 電源 説明 高さ 2U の標準 19 インチ ラック 10 ~ 35° C (50 ~ 95° F) AC 電圧 : 100–127 VAC; 200–240 VAC 回線周波数 : 50–60 Hz 注: オートローダの付近にある AC コンセントを探します。 AC 電源ケー ブルは、製品の電源を切る際に主要なデバイスとなるので、常時ア クセスできる状態でなくてはなりません。 重量 空気の清浄性 14. 1 kg (31 ポンド ) 本体のみ 17. 2 kg (38 ポンド ) マガジン 2 台とカートリッジ 16 本を搭載時 微粒子などの汚染要因を最小限に抑えること。 ドアの開け閉めや人通りの多 い場所、エアコン空気の出口や排気口、ほこりがたまり易い物品の保管場 所、プリンタ、煙が充満する場所、これらの付近は避けること。 注意: ほこりや物の破片などが極端に多いところでは、テープやテープ ドライブが損傷を負う可能性があります。 湿度 クリアランス間隔 20–80% RH ( 結露なし ) 後方 : 最低 43. 2 cm (17 インチ ) 前方 : 最低 68. 6 cm (27 インチ ) 側方 : 最低 5. 08 cm (2 インチ ) Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 11 第 2 章 インストールと設定 UL 要件 UL 要件 運転環境温度の上昇 密封型マルチユニット ラック アセンブリに取り付けている場合、 ラック内の運転環境温度は室温以上に上がっている可能性があります。 そのため、機器を設置する際は、その環境が製造元の最高推奨環境温度 に適合していることに注意を払う必要があります。 換気状態の劣化 ラックに機器を設置する際は、その機器が安全に作動するために充分な 換気が行われていることが必要です。 機械的ロード ラックへ機器を取り付ける際には、均等でない機械的ロードによって危 険な状態を起こさないように注意します。 回路過負荷 供給回路への機器の接続、および回路過負荷が過電流保護や供給配線に 対して与える影響に注意してください。 この問題に対応するためには、 機器のネームプレート定格を適切に考慮する必要があります。 確実なアース ( 接地 ) ラックマウント機器については確実なアース取り付けが必要です。 電源 コードの使用など、分岐回路への直接接続以外の供給接続には特に注意 してください。 SCSI バスの要件 Quantum SuperLoader 3 LTO-2 と Quantum SuperLoader 3 VS160/SDLT 600 の両オートローダには若干の違いがあります。 12 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 2 章 インストールと設定 SCSI バスの要件 SuperLoader 3 LTO-2 Quantum SuperLoader 3 LTO-2 は次のいずれかの SCSI バスのタイプに 接続する必要があります。 • Ultra2 SCSI 低電圧ディファレンシャル (LVD)、シングルエンド (SE) SCSI バス 注: このオートローダは高電圧ディファレンシャル (HVD) SCSI バス には対応していません。 SuperLoader 3 VS160/SDLT 600 Quantum SuperLoader 3 VS160 または Quantum Superloader 3 SDLT 600 を、次のいずれかの SCSI バスに接続する必要があります。 • Ultra 320 SCSI-3、LVD SE SCSI バス • Ultra 160 SCSI-3、LVD SE SCSI バス 一般情報 SCSI ホスト アダプタ カードも、このオートローダの接続に用いる SCSI バス種別に対応する必要があります。 LVD SCSI バスの使用時は、高密 (HD) 68 ピン ケーブル接続のあるホスト アダプタ カードを使用してく ださい。 注: シングルエンド(SE)SCSI バスを使用する場合は、テープ ド ライブ性能は、このバスのデータ転送速度の最高に限定されま す。 SCSI バス 1 本がサポートするオートローダ数は最大 2 台までで す。 オートローダを RAID コントローラに接続すると、複数の SCSI LUN と共に動作できない可能性があります。 オートローダを RAID コントローラとともに使用することは推奨できません。 こ の問題が発生した場合は、ホストかサーバー上の別の SCSI バ ス コントローラにオートローダを接続することを推奨します。 注: 注: Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 13 第 2 章 インストールと設定 オートローダの開梱 オートローダの開梱 作業を始める前に、机やテーブルの上にオートローダの開梱が行える場 所を設けます。 作業場所から静電気放電 (ESD) の要因となる条件をすべ て取り除いておいてください。 身体からの静電気は、コンピュータの金 属製シャーシなどの接地が確認されている面に触れて放電しておいてく ださい。 パッケージに添付される『Quantum SuperLoader 3 クイック スタート ガイ ド』に、オートローダを正しく開梱して点検する手順が記載されていま す。 『Quantum SuperLoader 3 クイック スタート ガイド』の手順に従ってく ださい。 注意: オートローダの作業場の温度と出荷場所や保管場所の温度 との差が 15° C (30° F) 以上ある場合は、箱を開く前に少な くとも 24 時間オートローダを室温で保管してその温度に なじませてください。 Quantum SuperLoader 3 オートローダを注意深く開梱して、運送中に損 傷などを受けていないことを確認します。 1 輸送用の箱に損傷がないかどうか点検します。 損傷を見つけたら、 すぐに運送業者へ連絡します。 2 輸送用の箱を開け、付属品のパッケージを取り出します。 付属品 パッケージはひとまず横に置いておきます。 3 オートローダと梱包材を持ち上げながら箱から取り出し、上部が上 を向くようにして作業場所に置きます。 オートローダの後部や側面 が作業面に付くような置き方はしないこと。 4 オートローダの左右の輸送用梱包材を慎重に取り外します。 オート ローダにかけられた袋を取り外します。 5 梱包材料は将来オートローダの移動や輸送が必要となったときのた めに保管しておきます。 14 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 2 章 インストールと設定 オートローダのラックへの取り付け 付属品 次のアクセサリは、SCSI、Fiber Channel、または SAS インターフェイス バージョンの Quantum SuperLoader 3 オートローダに同梱されています。 • Quantum SuperLoader 3 クイック スタート ガイド • SCSI テープドライブ キット • SCSI ホストまたはサーバー ケーブル • SCSI ターミネータ(シリアル接続 SCSI には含まれていません) • Fibre Channel テープドライブ キット • Fibre Channel ケーブル • オートローダ ラック マウント用の金具 • T8 および T10 TORX® L 型ドライバ • マガジンブランク 1 本 • 電源ケーブル • マニュアル CD - Adobe® Portable Document Format (PDF) 形式で 全マニュアルを掲載 • バーコードラベル オートローダのラックへの取り付け ラックマウントする場合は、オートローダをホスト制御するサーバー付 近に、空いている 2U コンピュータ ラックを選択しておいてください。 オートローダを標準 19 インチ ラックに取り付ける際の説明について は、ページの 102「オートローダのラックへの取り付け」を参照してく ださい。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 15 第 2 章 インストールと設定 オートローダの機能について オートローダの機能について 一般機能 オートローダは、ほとんどのオペレーティング システムおよび SCSI、 Fibre Channel、または SAS(シリアル接続 SCSI) インターフェイスをサ ポートする環境と互換性を持ちますが、多くの機能を最大限に利用する にはオペレーティング システムからの直接サポートか、互換性のある バックアップ アプリケーションが必要です。 注意: オートローダのパワーサイクルを行うときは、必ず 10 秒 間待ってから再度電源を入れてください。 キャパシタが放 電するために少なくとも 2 ~ 3 秒を要します。 これで電源 ダウンにおけるシステム リセットを万全にし、システムエ ラーを回避することができます。 図 1 前面パネルの概要 1 2 3 4 5 電源スイッチ メールスロット 前面パネルの LED 前面パネルの LCD スクリーン 機能キー 16 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 2 章 インストールと設定 オートローダの機能について 6 7 左側マガジン ( またはブランク ) 右側マガジン ( またはブランク ) 図 2 後方パネルの概要 1 2 3 4 5 68 ピン HD SCSI コネクタ、Fibre Channel、または SAS コネ クタ ファン通気孔 電源コネクタ リモート管理イーサネット コネクタ 電源スイッチ カバーの取り外しを要する場合、取り外すねじは 26 本あります。 注: Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 17 第 2 章 インストールと設定 ケーブルの接続 ケーブルの接続 SCSI および電源ケーブル の接続 SCSI および電源ケーブルをオートローダに接続するときは、次の手順に 従います。 1 選択したサーバーをシャット ダウンし、電源を切ります。 プリンタ やその他の SCSI デバイスなど、取り付けられた付属デバイスの電源 をすべて切ります。 2 付属品キットに含まれている SCSI ケーブルの一端をオートローダの 背面パネルのコネクタの 1 つに取り付けます(図 3 を参照) 。 図 3 ケーブル コネクタ (SCSI テープ ドライブ) SCSI ターミネータ SCSI ケーブル イーサネットケーブル 3 SCSI ケーブルの反対側の端を SCSI ホスト アダプタのコネクタか、 その SCSI バス上に以前からあるデバイスのコネクタに取り付けます。 添付の SCSI ケーブルが SCSI ホスト アダプタにうまく接続しない場合 は、その SCSI ホスト アダプタが互換性をもたないものであるか、また は別途ケーブル アダプタを購入する必要があります。 詳細については、 サービス担当員か、ご使用の SCSI ホスト アダプタの製造元までお問い 合わせください。 18 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 2 章 インストールと設定 ケーブルの接続 4 このオートローダが終端である場合や SCSI バス上で唯一のデバイス である場合は、後方パネルにある残りの SCSI コネクタに、ターミ ネータを取り付けます。 それ以外の場合は、ケーブルを SCSI バス上 の次のデバイスに取り付けます。 SCSI バス上の最後のデバイスには 必ず終端処理を行ってください。 5 リモート管理用に、イーサネット ケーブルの一端をオートローダの 背面パネル上のイーサネット ポートに接続します。 6 イーサネット ケーブルの他端をホスト ネットワーク ポートまたは ルーターに接続します。 7 電源ケーブルのメスコネクタをオートローダバックパネルの電源コ 。 ネクタに取り付けます(図 2 を参照) 8 電源ケーブルを最寄りの適切なアース付きコンセントに差し込みます。 9 ホストサーバーまたはワークステーションおよび以前から取り付け られていたデバイスをすべてつなぎます。 10 オートローダ前面パネルの電源スイッチを On (オン)に設定して電 源を入れます。 電源を切っていたその他のデバイスすべてに電源を 入れます。 LCD スクリーンをチェックして、オートローダが電源供 給を受けていることを確認します。 電源が供給されていない場合は、 電源の接続とその供給元を確認します。 電源投入時の自己診断テスト (POST) 中、両方の LED が瞬間的に点 灯してから、Ready/Activity (使用可能 / アクティブ) LED が点滅し 始めます。 初期化シーケンスが完了すると、LCD スクリーンが Home ( ホーム ) スクリーンを表示します。 11 サーバーをオンにします。 Fibre Channel および電 源ケーブルの接続 Fibre Channel および電源ケーブルをオートローダに接続するときは、 次の手順に従います。 1 付属品キットに含まれている Fibre Channel ケーブルの一端をオー トローダのバックパネルのコネクタの 1 つに取り付けます(図 4 を 参照) 。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 19 第 2 章 インストールと設定 ケーブルの接続 図 4 ケーブル コネクタ (Fibre Channel テープ ドライブ) Fibre Channel ケーブル イーサネットケーブル 2 Fibre Channel ケーブルの他端を Fibre Channel ホストに接続します。 3 リモート管理用に、イーサネット ケーブルの一端をオートローダの 背面パネル上のイーサネット ポートに接続します。 4 イーサネット ケーブルの他端をホスト ネットワーク ポートまたは ルーターに接続します。 5 電源ケーブルのメスコネクタをオートローダバックパネルの電源コ ネクタに取り付けます(図 2 を参照) 。 6 電源ケーブルを最寄りの適切なアース付きコンセントに差し込みま す。 7 オートローダ前面パネルの電源スイッチを On (オン)に設定して電 源を入れます。 電源を切っていたその他のデバイスすべてに電源を 入れます。 LCD スクリーンをチェックして、オートローダが電源供 給を受けていることを確認します。 電源が供給されていない場合は、 電源の接続とその供給元を確認します。 電源投入時の自己診断テスト (POST) 中、両方の LED が瞬間的に点 灯してから、Ready/Activity (使用可能 / アクティブ) LED が点滅し 始めます。 初期化シーケンスが完了すると、LCD スクリーンが Home ( ホーム ) スクリーンを表示します。 20 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 2 章 インストールと設定 ケーブルの接続 SAS および電源ケーブル の接続 SAS および電源ケーブルをオートローダに接続するときは、次の手順に 従います。 1 付属品キットに含まれている SAS ケーブルの一端をオートローダの バックパネルのコネクタの 1 つに取り付けます(図 5 を参照) 。 図 5 ケーブル コネクタ (SAS テープ ドライブ) イーサネットケーブル SAS ケーブル(コネクタタイプ: SFF-8088) 2 SAS ケーブルの他端を SAS ホストに接続します。 3 リモート管理用に、イーサネット ケーブルの一端をオートローダの 背面パネル上のイーサネット ポートに接続します。 4 イーサネット ケーブルの他端をホスト ネットワーク ポートまたは ルーターに接続します。 5 電源ケーブルのメスコネクタをオートローダバックパネルの電源コ 。 ネクタに取り付けます(図 2 を参照) 6 電源ケーブルを最寄りの適切なアース付きコンセントに差し込みま す。 7 オートローダ前面パネルの電源スイッチを On (オン)に設定して電 源を入れます。 電源を切っていたその他のデバイスすべてに電源を 入れます。 LCD スクリーンをチェックして、オートローダが電源供 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 21 第 2 章 インストールと設定 ホストの準備とその接続の検証 給を受けていることを確認します。 電源が供給されていない場合は、 電源の接続とその供給元を確認します。 電源投入時の自己診断テスト (POST) 中、両方の LED が瞬間的に点 灯してから、Ready/Activity (使用可能 / アクティブ) LED が点滅し 始めます。 初期化シーケンスが完了すると、LCD スクリーンが Home ( ホーム ) スクリーンを表示します。 ホストの準備とその接続の検証 必要に応じて、SCSI、Fibre Channel、または SAS ホスト アダプタを取 り付け、ソフトウェアと互換性のあるドライバをインストールします。 手順の詳細は、ホスト コンピュータ、あるいは SCSI、Fibre Channel、 または SAS ホスト アダプタのマニュアルを参照してください。 また、 次の一般ガイドラインに従います。 • ホスト サーバーを電源オンにしたら、オートローダと互換性のある ソフトウェアやドライバをインストールします ( ページの 23 「Windows オペレーティング システムのサポート」を参照 )。 ソフト ウェア互換性に関する情報は www. quantum. com をご覧ください。 バックアップ ソフトウェア パッケージは、そのほとんどがオート ローダ ロボティックスと通信するためのモジュールを別途必要とし ます。 • ホスト サーバーがネットワークに接続されている場合、システム管 理者に確認をとってから電源オフにします。 • 静電気放電 (ESD) 防止のための適切な手続きをとります。 内部コン ポーネントを取り扱う際は、帯電防止用リスト ストラップおよび帯 電防止用マットを使用します。 • ホスト サーバーに空いている拡張スロットがあることを確認します。 • バックアップ アプリケーションが SCSI、Fibre Channel、または SAS ホスト アダプタに対応することを確認してください。 • SCSI オートローダ インターフェイスの場合: • サーバー構成によっては、オートローダの SCSI ID の変更が必要 な場合があります ( ページの 75「SCSI オートローダ」を参照 )。 22 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 2 章 インストールと設定 Windows オペレーティング システムのサポート • オートローダの終端処理が正しく行われていることを確認しま す。 オートローダが、選択された SCSI バス上で唯一の SCSI デバ 、終端処理を行う イスである場合(SCSI ホスト アダプタを除く) 必要があります。 同様に、このオートローダが SCSI バス上で物理 的に最後の SCSI デバイスである場合も、終端処理が必要です。 SCSI バス上で物理的に先頭と最後のデバイスのみが終端処理を必 ホストが SCSI バスの先頭に位置する場合、そのホス 要とします。 トにはすでにターミネータが取り付けられているはずです。 • Microsoft® Windows® 2000、Microsoft Windows XP、Windows Server® 2003 の 設定 > コントロール パネル > システム > ハードウェア > デバイス マネージャ > テープ ドライブ または メディア チェンジャ で、 オートローダとホストの間の接続を検証します。 SCSI デバイス接続 の検証の詳細については、そのオペレーティング システムの文書を 参照してください。 Windows オペレーティング システムのサポート SuperLoader 3 オートローダに関係するデバイス ドライバは 2 種類あり ます。 一つはオートローダ自身用、もう一つはオートローダに搭載され るテープドライブ用のものです。 注: Microsoft Windows ネイティブ バックアップ アプリケーショ ンを使う場合はデバイス ドライバが必要です。 市販のバック アップ アプリケーションは、必要とするデバイス ドライバの サポートをすべて提供します。 互換性のあるバックアップ アプ リケーションのリストは、www. quantum. com を参照してくだ さい。 Microsoft Windows NT® には、オートローダのネイティブ サ ポートがないのでご注意ください。 SuperLoader 3 オートロー ダを Microsoft Windows NT で使用する場合、バックアップ ア プリケーションを使用する必要があります。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 23 第 2 章 インストールと設定 Windows オペレーティング システムのサポート オートローダのデバイス ドライバ • SuperLoader 3 オートローダ: http://www. quantum. com/ServiceandSupport/ SoftwareandDocumentationDownloads/SuperLoader3/ Index. aspx#Drivers. テープドライブのデバイ ス ドライバ • LTO-2 ドライブ: http://www. quantum. com/ServiceandSupport/ SoftwareandDocumentationDownloads/LTO-2Drives/ Index. aspx#Drivers • LTO-3 ドライブ: http://www. quantum. com/ServiceandSupport/ SoftwareandDocumentationDownloads/LTO-3Drives/ Index. aspx#Drivers • HP LTO-4 SCSI ドライブ:HP ウェブサイトの [ ドライバ & ソフト ウェア ダウンロード ] • LTO-4 SAS ドライブ: http://www. quantum. com/ServiceandSupport/ SoftwareandDocumentationDownloads/LTO-4Half-Height/ Index. aspx. • LTO-5 SAS ドライブ: http://www. quantum. com/ServiceandSupport/ SoftwareandDocumentationDownloads/LTO-5Half-Height/ Index. aspx. • VS160 ドライブ: http://www. quantum. com/ServiceandSupport/ SoftwareandDocumentationDownloads/DLTVS160/ Index. aspx#Drivers • DLT-V4 ドライブ: http://www. quantum. com/ServiceandSupport/ SoftwareandDocumentationDownloads/DLTV4/Index. aspx#Drivers • SDLT 600 ドライブ: http://www. quantum. com/ServiceandSupport/ SoftwareandDocumentationDownloads/SDLT600/ Index. aspx#Drivers • DLT-S4 ドライブ: http://www. quantum. com/ServiceandSupport/ SoftwareandDocumentationDownloads/DLTS4/Index. aspx#Drivers 24 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 2 章 インストールと設定 バーコードリーダー バーコードリーダー バーコードリーダーはオートローダの本体に内蔵されています。 バー コードリーダーは、電源投入時、リセット後、インポート / エクスポー ト後、または再インベントリ コマンド発行時に ( ページの 47「インベ ントリの実行」を参照 ) マガジン内の各カートリッジを自動的にスキャ ンします。 これ以外には、前面パネル オペレータ コントロールや LCD スクリーンを経由したバーコードリーダーとのユーザーインターフェイ スはありません。 各ラベルの情報はメモリに格納され、コンピュータの オペレーティングシステムまたはバックアップ アプリケーションに対し ては、SCSI およびオンボード リモート管理を通して利用可能です。 バーコードリーダーを利用する場合は、バーコードラベルを用いて、 それを各カートリッジの前面にある正しいスロットの中へ挿入する必要 があります。 このラベルは ANSI/AIM BC1 -1995 Uniform Symbology Specification Code 39 に適合する必要があります。 バーコードラベルの セットはあらかじめオートローダに含まれています。 バーコード ラベル の取得法に関連する詳しい情報は www. quantum. com を参照してくだ さい。 DLTSage ダッシュボード DLTSage ダッシュボードを使うと、テープ格納環境をさらに効率的に管 理および保護できます。このダッシュボードは、Windows の スタート メニューとデバイス マネージャからアクセスできます。 ダッシュボード に搭載されたテープ セキュリティ機能によって、電子キーをテープ カートリッジに追加できます。 これによって、カートリッジの喪失 / 盗 難時に、データへの無断アクセスを防止できます。 ダッシュボードの Status (ステータス)タブからは、ドライブとメディアの現在の正常性、 ドライブの次回クリーニング時を示すダイヤル、およびカートリッジの 空き容量などを迅速かつ簡単に表示できます。 DLT-V4 および DLT-S4 テープ ドライブ用の DLTSage ダッシュボードの最 新バージョンは、クアンタムのウェブサイトからダウンロードできます。 www. quantum. com/ServiceandSupport/ SoftwareandDocumentationDownloads/SDLT600/Index. aspx#Drivers Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 25 第 2 章 インストールと設定 DLTSage ダッシュボード 26 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第3章 オートローダの操作 この章では、オートローダの運用全般について説明します。 以下のト ピックが含まれています。 • 操作パネル機能 • ページの 30 「カートリッジの使用」 • ページの 36 「マガジンおよびマガジン ブランクの使用」 • ページの 42 「ステータス情報の参照」 • ページの 47 「インベントリの実行」 • ページの 48 「データ圧縮」 操作パネル機能 注: セキュリティ有効時に、パスワードを入力しないでコマンド実 行を行おうとすると、パスワード入力が行われるまで、オート ローダは Enter Password ( パスワードの入力 ) 画面を表示し続け ます。 パスワードが入力されると、オートローダはパスワード 入力を行う前のコマンド画面に戻ります。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 27 第 3 章 オートローダの操作 操作パネル機能 前面パネルは 2 つの LED、4 つのボタン、および 2 行 x 16 文字の LCD スクリーンで構成され、このパネルからオートローダのステータスの監 視やすべての機能の制御を行うことができます。 図 6 前面パネル 1 2 3 4 5 6 7 電源スイッチ 前面パネルの LCD スクリーン 前面パネルの LED スクロール アップ ボタン スクロール ダウン ボタン Escape Enter 前面パネルの 2 つの LED の機能を 表 2 に示します。 28 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 3 章 オートローダの操作 操作パネル機能 表 2 前面パネルの LED 機能 電源オフ 準備完了 正常動作 オートローダ の要注意 オートローダのエラー 緑色 OFF ON 点滅 OFF OFF 黄色 OFF OFF OFF 点滅 ON スクロール メニューからアクセスされる全機能にはパスワード保護が適 用されています。 メニューには 2 種類のセキュリティ レベルが組み込ま れています。 低位レベルのセキュリティはオペレータ レベル、高位レベ ルのセキュリティは管理者レベルです。 各レベルに一つずつパスワード があります。 管理者パスワードでは利用可能な機能のすべてにアクセスできます。 オペレータ パスワードでは、Command ( コマンド ) および Status ( ステータス ) サブメニューの全機能にアクセスできます。 パスワードの入力 オートローダの多くの機能は、データ保全のためパスワード保護を適用 することができます。 パスワード保護が適用されている機能の実行に必 要なメニュー項目にアクセスするためには、パスワード入力が必要にな ります。 パスワードはすべて数字 6 桁です。 パスワードを入力すると、ブラウザのセッションを終了するまでパス ワード保護が適用されている機能のすべてが利用可能となります。 ある 一定時間、前面パネルを使用しないでいると、LCD にメイン画面が表示 されます。 メイン画面が表示されると、ユーザーは自動的にログアウト されたことになります。 メニュー機能を再度アクセスするには、パス ワードの再入力が必要となります。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 29 第 3 章 オートローダの操作 カートリッジの使用 ログアウト オートローダからログアウト : 1 メインメニューで Command ( コマンド ) へスクロールし、Enter を押 します。 2 Command ( コマンド ) サブメニューから Log out ( ログアウト ) までス クロールし、Enter を押します。 Session Complete ( セッション完了 ) が LCD に表示されます。 注: Escape (Esc) を押してもログアウトできます。 一定の間 Escape (Esc) を押し続けているとメイン画面が表示されます。 カートリッジの使用 初めてオートローダをインストールするときは、通常マガジンにカート リッジをロードしてから、そのマガジンをオートローダにロードしま す。 しかし、メールスロットを使用してカートリッジを個々に挿入や取 出しすることや、またはマガジンを取り出し、手動でカートリッジを ロードおよびアンロードしてから、そのマガジンをオートローダへロー ドし直すことも可能です。 オートローダはマガジン スロット内から自動 的にカートリッジの存在を検出します。 注: 前面パネルのメニューに Enter または Eject ( 取り出し ) が表示 されているときは、カートリッジがメールスロットを通じて オートローダに出入りしていることを意味します。 Load ( ロード ) または Unload ( アンロード ) が表示されているときは、カート リッジがテープ ドライブにロードまたはアンロードされている ことを意味します。 不正な操作を行おうとすると、オートローダはその操作を拒否します。 たとえば、メールスロット経由でドライブにカートリッジをロードしよ うとした際、そのドライブにすでにカートリッジが存在している場合 は、メールスロットはロックを解除しません。 オートローダがテープに 書き込みを行っている最中に、そのドライブのカートリッジをアンロー ドしようとすると、そのコマンドは前の書き込みコマンドが完了するま で実行されません。 30 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 3 章 オートローダの操作 カートリッジの使用 警告: 電源投入時にテープのカートリッジによってメールスロッ トのドアが開いたままなっていると、ロボットは作動しま せん。 システムは、メールスロットのドアが開かれている ことは検出しますが、カートリッジの存在は検出できませ ん。 メールスロットのドアが開いていると、バー コード ス キャナのレーザー光がドアの外に放出されて身体を害する 恐れがあります。 メールスロットのドアが開いたままになっている時は、そ のメールスロットのドアから手などを入れないでください。 これはこのロボットを原因とするケガを防止するためです。 注意事項を正しく守り、この状態でロボットを機能させる ことを防止してください。 作動中にテープ カートリッジによってメールスロットのド アが開かれたままになった場合、システムはそのテープの これは、 動きを追跡しながら、ロボット動作を続行します。 ロボットがメールスロットのドアを通してカートリッジを 取り出した場合に発生します。 単一カートリッジの挿入 単一のカートリッジをオートローダにロードする場合、メールスロット を利用できます。 ただし、Security ( セキュリティ ) オプションがオンに なっている場合、このカートリッジをロードする前に、正しいパスワー ドを入力してメールスロットのロックを解除しておく必要があります。 メールスロットを通してカートリッジを挿入すると、それをテープ ドラ イブにロードすることや、マガジン スロット内に格納しておくことが可 能です。 テープ ドライブへのカートリッジ挿入方法: 1 メインメニューで Command ( コマンド ) へスクロールし、Enter を押 します。 2 Command ( コマンド ) サブメニューから Enter までスクロールし、 Enter を押します。 3 Enter サブメニューから To Drive ( 移動先ドライブ ) までスクロール し、Enter を押します。 Insert Tape, Push Until Prompted ( テープを挿入 し、指示があるまで押してください ) というメッセージが LCD に表示さ れます。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 31 第 3 章 オートローダの操作 カートリッジの使用 注: Insert Tape, Push Until Prompted ( テープを挿入し、指示があるまで 押してください ) というメッセージが LCD に表示されたら、カー トリッジを挿入します。 5 秒ほど経過すると、カートリッジが 挿入されていることが自動的に確認され、処理が続行されま す。 正常に処理を完了すると、Tape Loaded ( テープがロードされ ました ) というメッセージが表示されます。 注: オートローダでは、止まるまでカートリッジを押します。 カー トリッジはメールスロット内の約 7. 5 cm (3 インチ ) の場所に 配置されます。 この時、指をメールスロットの挿入口の内部に 入れて押さなければならない場合があります。 挿入後は、カー トリッジの端部がメールスロット挿入口の後ろに見えます。 4 カートリッジを挿入したら、Enter を押します。 注: カートリッジの挿入機能が異常終了すると、カートリッジが取 り出されますので、手順 3 と 4 を繰り返します。 Missed Tape ( テープがありません ) というメッセージが表示されます。 5 Exit ( 終了 ) を押して、コマンドをクリアすると、メニューに戻りま す。 マガジンスロットへのカートリッジの挿入方法: 1 メインメニューで Command ( コマンド ) へスクロールし、Enter を押 します。 2 Command ( コマンド ) サブメニューから Enter までスクロールし、 Enter を押します。 3 Enter サブメニューから To Location ( 移動先の場所 ) までスクロール Insert Tape, Push Until Prompted ( テープを挿入 し、Enter を押します。 し、指示があるまで押してください ) というメッセージが LCD に表示さ れます。 32 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 3 章 オートローダの操作 カートリッジの使用 注: Insert Tape, Push Until Prompted ( テープを挿入し、指示があるまで 押してください ) というメッセージが LCD に表示されたら、カー トリッジを挿入します。 5 秒ほど経過すると、カートリッジが 挿入されていることが自動的に確認され、処理が続行されま す。 正常に処理を完了すると、Tape Loaded ( テープがロードされ ました ) というメッセージが表示されます。 注: オートローダでは、止まるまでカートリッジを押します。 カー トリッジはメールスロット内の約 7. 5 cm (3 インチ ) の場所に 配置されます。 この時、指をメールスロットの挿入口の内部に 入れて押さなければならない場合があります。 挿入後は、カー トリッジの端部がメールスロット挿入口の後ろに見えます。 4 カートリッジを挿入したら、Enter を押します。 注: カートリッジの挿入機能が異常終了すると、カートリッジが取 り出されますので、手順 3 と 4 を繰り返します。 Missed Tape ( テープがありません ) というメッセージが表示されます。 5 Exit ( 終了 ) を押して、コマンドをクリアすると、メニューに戻りま す。 単一カートリッジの移動 オートローダ内のある場所から他の場所への単一カートリッジの移動は 簡単に行うことができます。 1 メインメニューで Command ( コマンド ) へスクロールし、Enter を押 します。 2 Command ( コマンド ) サブメニューから Move ( 移動 ) までスクロール し、Enter を押します。 Move ( 移動 ) 画面が From ( 移動元 ) : に表示されます。 移動するカート リッジの現在の場所までスクロールします。 データ カートリッジが 占有しているスロットはアスタリスク (*) 表示されます。 3 To ( 移動先 ) : から、カートリッジを移動する場所までスクロールし ます。 データ カートリッジが占有しているスロットはアスタリスク (*) 表示されます。 Enter を押します。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 33 第 3 章 オートローダの操作 カートリッジの使用 4 Enter を押します。 空いている場所を選択すると、No Source Element ( ソース エレメント 別の場所を選択します。 なし ) が LCD に表示されます。 すでに占有されている場所を選択すると、Destination Full ( 移動先フ 別の場所を選択します。 ル ) が LCD に表示されます。 単一カートリッジの取り 出し オートローダから単一のカートリッジを取り外すときは、必要とする カートリッジをバー コードまたは場所で指定するか、テープ ドライブ に現在あるカートリッジを選択することができます。 バー コードでカートリッジを取り出す方法 ( バーコードリーダーがある 場合 ): 1 メインメニューで Command ( コマンド ) へスクロールし、Enter を押します。 2 Commands ( コマンド ) サブメニューから Eject ( 取り出し ) までスク ロールし、Enter を押します。 3 ( 取り出し ) サブメニューから Tape ( テープ ) までスクロールし、 Mailslot ( メールスロット ) までスクロールしてから、Enter を押します。 4 By Barcode ( バーコード使用 ) までスクロールします。 バー コード ラベルが表示されます。 5 取り出すカートリッジに該当するラベルまでスクロールしてます。 Enter を押します。 カートリッジを場所指定で取り出す方法: 1 メインメニューで Command ( コマンド ) へスクロールし、Enter を押します。 2 Commands ( コマンド ) サブメニューから Eject ( 取り出し ) までスク ロールし、Enter を押します。 3 Eject ( 取り出し ) サブメニューから Tape ( テープ ) までスクロールし、 Mailslot ( メールスロット ) までスクロールしてから、Enter を押します。 34 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 3 章 オートローダの操作 カートリッジの使用 4 By Location ( 場所指定 ) までスクロールします。 データ カートリッジが占有しているスロットはアスタリスク (*) 表 示されます。 Auto Clean ( 自動クリーニング) が有効になっている場 合、クリーニング テープが入っているスロットは @ マークで示さ れます。 取り出すカートリッジが入っているスロットまでスクロー ルします。 5 Enter を押します。 指定したカートリッジがメールスロットから取り出されます。 テープ ドライブからのカートリッジの取り出し方法: 1 メインメニューで Commands ( コマンド ) へスクロールし、Enter を押します。 2 Commands ( コマンド ) サブメニューから Eject ( 取り出し ) までスク ロールし、Enter を押します。 3 Eject ( 取り出し ) サブメニューから Cartridge ( カートリッジ ) までス クロールし、Enter を押します。 4 From Drive ( 移動元ドライブ ) までスクロールし、Enter を押します。 指定したカートリッジがメールスロットから取り出されます。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 35 第 3 章 オートローダの操作 マガジンおよびマガジン ブランクの使用 マガジンおよびマガジン ブランクの使用 図 7 左側マガジン 左側マガジンの内縁 左側マガジンの外縁 左側マガジンのブランク 36 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 3 章 オートローダの操作 マガジンおよびマガジン ブランクの使用 両方のマガジンの開口部が正しく閉じられていないと、オートローダは 作動しません。 この開口部を閉じる唯一の方法はマガジンを 2 個使うこ とです。 マガジンが 1 個のみの場合は、もう一つのマガジンの開口部に マガジン ブランクを入れてユニットが作動できるようにします。 注: マガジン、マガジンブランク、およびマガジン ハンドルは異な るドライブ種別どうしで併用することはできません。 これらの 品目を交換する際は、正しいパーツ番号でご注文ください。 マガジンの取り出し 複数のカートリッジを同時に取り外す際は、まずマガジンを取り出しま す。 マガジンの取り出し方法: 1 メインメニューで Commands ( コマンド ) へスクロールし、Enter を押します。 2 Commands ( コマンド ) サブメニューから Eject ( 取り出し ) までスク ロールし、Enter を押します。 3 Eject ( 取り出し ) サブメニューから Right Magazine ( 右マガジン ) ま たは Left Magazine ( 左マガジン ) までスクロールし、Enter を押しま す。 該当するマガジンがオートローダから取り出されるときは、機械の 外れる音がします。 Left magazine has been ejected ( 左側マガジンが取 り出されました ) または Right magazine has been ejected ( 右側マガジン が取り出されました ) が LCD に表示されます。 注: オートローダまたはマガジンの損傷を防ぐため、オート ローダからマガジンを取り外すときは、両方の手でマガジ ン全体を均等に支えるように持ちます。 4 マガジンのハンドルを手でつかんで引っ張りながら、もう片方の手 で底を支えます。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 37 第 3 章 オートローダの操作 マガジンおよびマガジン ブランクの使用 注: マガジンが取り出されたら、それを完全に取り外すか、完 全に挿入し直すかしてから、オートローダの電源をオフに します。 マガジンをオートローダへ戻すときは、その前に マガジン側面にある車輪を手で回します。 楽に回せたら、 カートリッジは正しく納まっています。 この車輪が楽に回 らない場合は、カートリッジをチェックし、必要に応じて、 取り付けし直します。 マガジンのロード / アン ロード コマンド • オートローダに対して ロード / アンロード コマンドを実行すると、 右側のマガジンが自動的に取り出されます。 ロード / アンロード コ マンドを使用して左側のマガジンを取り除くには次の手順に従いま す。 1 右のマガジンを取り出す。 2 右のマガジンをマガジンブランクと取り替える。 3 「ロード / アンロード」のコマンドを再度発行する。 これにより、 左のマガジンが取り出されます。 4 右側のベイにマガジンを保持したい場合は、右側のベイにあるマガ ジンブランクをカートリッジ マガジンと交換します。 マガジンのインストール オートローダへのマガジンの取り付け方法: 1 マガジンのハンドルを手でつかみ、もう片方の手で底を支えます。 2 カチッという音がするまで、マガジンをマガジン ベイに挿入しま す。 マガジンが正しい位置に納まっていることを確認します。 マガジン ベイの中はスムーズにスライドするはずです。 何か抵抗を感じるよ うであれば、マガジンの方向を確認します。 カチッと適所に納まる感じがして前面が前面パネルとそろったら、 Left Mag Inserted ( 左マガジ マガジンは正しく取り付けられています。 ン挿入済み ) または Right Mag Inserted ( 右マガジン挿入済み ) が LCD に 表示されます。 オートローダは自動的にインベントリの実行を開始 します。 38 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 3 章 オートローダの操作 マガジンおよびマガジン ブランクの使用 注意: マガジンの一部がオートローダに入っているときは、 マガジン側面のノブをオンにしないよう注意してください。 これを行うと、マガジンやオートローダにさまざまな損傷 を引き起こす要因となります。 マガジンの手動操作 次のセクションでは、マガジンの操作方法について説明します。 マガジンの各端には 2 つのノブがあります。 これらの 2 つのノブを回 し、スロットがこの 2 つの 開口部のうち 1 つとそろうようにすること で、マガジン内のスロットを移動することができます。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 6/1 4 3/1 1 39 第 3 章 オートローダの操作 マガジンおよびマガジン ブランクの使用 カートリッジ キャリアに直接手を入れて、押したりして、マガジンを回 転させないでください。 マガジンの開口部を利用して、各マガジンにあ る 8 個のスロットからカートリッジをロード / アンロードすることがで きます。 注: カートリッジをロード / アンロードするときは、マガジンを完 全に取り外しておくことを推奨します。 マガジン が完全に取り 外されていないと、マガジンは回りません。 スロットの場所の確認方法: 各スロットには、マガジンの上側のセクションに行くと見える識別番号 が付いています。 マガジンをオートローダから取り外した状態では、マ ガジン上面にある 2 つの窓のうち 1 つを通して、マガジン上部からこの 識別マークを確認することができます。 各マガジン キャリアには、1/9、2/10、3/11 のようにラベル付けされて います。 低い数値 1 ~ 8 は左側マガジンのスロットを示します。 高い数 値 9 ~ 16 右側マガジンのスロットを示します。 40 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 3/1 1 6/1 4 第 3 章 オートローダの操作 マガジンおよびマガジン ブランクの使用 完全に取り出されているマガジンへのカートリッジのロード方 法: 1 カートリッジをマガジンにロードするときは、マガジン側面にある 開口部の 1 つの中央にスロットを合わせます。 2 カートリッジを正しい向きにします。 注: カートリッジが完全に正しい方向に挿入されるよう、各スロッ トには特別な仕組みが施されています。 3 カートリッジをスロットに完全に挿入します。 カートリッジをスロットの中に押し込む際、カートリッジがスロッ トのラッチに正しく納まる前に軽い抵抗 ( 戻り留 ) が感じられます。 カートリッジが完全に挿入されると前方への動きはまったく止まり ます。 カートリッジを取り外すときも挿入時と同様に行うことができます。 ノブを使ってマガジン側面の求めるスロットを開口部の中央に合わせま す。 親指と人差し指でカートリッジをつかんで引き出します。 軽い抵抗を 感じますが、そのまま機械から離れるまでカートリッジを引き続けます。 完全に取り出されているマガジンからのカートリッジのアンロー ド方法: 1 取り出されたマガジンを上側の大きなスロットが見える所まで引っ 張ります。 2 求めるスロットを所定の位置まで回転させます ( 開口部の中央 )。 カートリッジをその場所にロードまたはアンロードします。 マガジ ンを手動で操作しているときは上側の大きな開口部より先が見えな いようにします。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 41 第 3 章 オートローダの操作 ステータス情報の参照 ステータス情報の参照 オートローダのステータス、ファームウェア バージョン、エレメントの 状態、テープ ドライブのステータス、テープ ドライブのバージョン、 およびイーサネット情報を LCD のスクロール メニューから表示するこ とができます。 SuperLoader 3 オート ローダ ステータスの参照 オートローダ ステータスは以下の情報を提供します。 • マガジン取り付けの有無 • SCSI、SAS、または Fibre Channel 接続状態 • イーサネット接続状態 • バーコード リーダーの取り付けの有無 オートローダ ステータスの表示方法: 1 メインメニューから Status ( ステータス ) までスクロールし、Enter を押します。 2 Status (ステータス) サブメニューから Autoloader ( オートローダ ) までスクロールし、Enter を押します。 3 Autoloader ( オートローダ ) サブメニューから Status ( ステータス ) までスクロールし、Enter を押します。 次のようなメッセージ一覧が表示されます。 図 8 オートローダステータス ステータス マガジン メッセージ L=* R=* 説明 左マガジンが存在します。 右マガジンが存在します。 オートローダに割り当てられた SCSI ID。 SCSI ID 0 ~ 7 の数値 ( デ フォルトは 5) 42 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 3 章 オートローダの操作 ステータス情報の参照 ステータス SAS メッセージ SAS Interface (SAS インター フェイス) オートネゴシエー ション、ループ、 または P2P オートネゴシエー ション、1 ギガま たは 2 ギガ 0 – 127 ランダム 連続 説明 SAS 接続 トポロジ (Fibre Channel) 速度 (Fibre Channel) ループ ID (Fibre Channel) モード Fibre Channel 接続の設定 Fibre Channel 速度の設定 トポロジがループに設定されているときにのみ有効。 変更モードは、ランダムに設定されています。 変更モードは、連続 l に設定されています。 バーコードリーダーが存在しています。 BC リーダー 「はい」か「いい え」 ファームウェア バージョ ンの参照 現在のファームウェア バージョンを参照するときは、次の手順にしたが います。 1 メインメニューから Status ( ステータス ) までスクロールし、Enter を押します。 2 Status (ステータス) サブメニューから Autoloader ( オートローダ ) までスクロールし、Enter を押します。 3 Autoloader ( オートローダ ) サブメニューから Version ( バージョン ) までスクロールし、Enter を押します。 LCD にメッセージ一覧が表示されます。 ファームウェア バージョン は、Firmware: VX. XX ( ファームウェア : VX. XX) のように表示され、 X. XX で現在インストール済みのファームウェア バージョンが示され ます。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 43 第 3 章 オートローダの操作 ステータス情報の参照 表 3 ファームウェア バージョ ン フィールド フィールド Firmware ( ファームウェ ア) EDC 説明 この番号は、ファームウェアバージョンを示しま す。 この番号は、ファームウェアがインストールされた ときに生成される Error Correction Code (誤り訂正 符号)を示します。 オートローダはこの番号を使用 して、そのファームウェアとそれを保持するメモリ との整合性を検証します。 この番号は、ハードウェア バージョンを示します。 この番号は、機械のバージョンを示します。 HW Rev ME Rev エレメント ステータスの 参照 エレメント ステータスは、マガジン スロットのステータスを報告しま す。 このステータスは、スロット内のカートリッジの有無、およびク リーニング カートリッジ用に割り当てられたスロットを示します。 エレ メント ステータスの表示方法: 1 メインメニューから Status ( ステータス ) までスクロールし、Enter を押します。 2 Status (ステータス) サブメニューから Autoloader ( オートローダ ) ま でスクロールし、Enter を押します。 3 Autoloader ( オートローダ ) サブメニューで Element Status ( エレメン ト ステータス ) までスクロールし、Enter を押します。 4 Enter を押します。 各スロットにスクロールすることができます。 データ カートリッジ クリーニ が占有しているスロットはアスタリスク (*) 表示されます。 ング カートリッジ用のスロットが空の場合は、そのスロットは感嘆 クリーニング カートリッジが入っているスロッ 符 (!) で示されます。 トは、アットマーク (@) で示されます。 44 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 3 章 オートローダの操作 ステータス情報の参照 5 ラベルを参照するカートリッジまたは移動するカートリッジの入っ たスロットまでスクロールし、Enter を押します。 Element Status ( エレメント ステータス ) 画面が表示され、そのカート リッジのバーコードラベルが示されます。 画面には移動コマンドも 表示されます。 注: Move ( 移動 ) コマンドは、セキュリティが無効になってい る場合、または管理者かオペレータとしてログインしてい る場合にのみ表示されます。 カートリッジを移動するときは、To ( 移動先 ) : の下に移動する場所 カートリッジを が表示されるまでスクロールし、Enter を押します。 移動しない場合は、Escape (Esc) を押します。 テープ ドライブ ステー タスの表示 テープ ドライブ ステータスの表示方法: 1 メインメニューから Status ( ステータス ) までスクロールし、Enter を押します。 2 Status ( ステータス ) サブメニューで Drive ( ドライブ ) までスクロール し、Enter を押します。 3 Drive ( ドライブ ) サブメニューで Status ( ステータス ) までスクロー ルし、Enter を押します。 メッセージ一覧が表示されます。 これらのメッセージには次の内容 が含まれます。 表 4 ドライブ ステータス フィールド フィールド SCSI ID or Fibre Channel (SCSI ID または Fibre Channel) SAS Interface (SAS インター フェイス) 説明 ドライブの SCSI ID または Fibre Channel ドライブ を示します。 SAS ドライブを示します。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 45 第 3 章 オートローダの操作 ステータス情報の参照 フィールド Loader LUN (ローダ LUN) Compression ( 圧縮 ) Drive Tape ( ドライブ テープ ) 説明 メディア チェンジャ デバイスの論理装置番号 (LUN) を示します。 テープ ドライブの圧縮が有効か無効を示します。 テープ ドライブ存在の有無を示します。 テープ ドライブ バー ジョンの表示 テープドライブ バージョンの表示方法: 1 メインメニューから Status ( ステータス ) までスクロールし、Enter を押します。 2 Status ( ステータス ) サブメニューで Drive ( ドライブ ) までスクロール し、Enter を押します。 3 Drive ( ドライブ ) サブメニューで Version ( バージョン ) までスクロー ルし、Enter を押します。 メッセージ一覧が表示されます。 これらのメッセージには次の内容 が含まれます。 表 5 ドライブ バージョン フィールド フィールド Product Type ( 製品種別 ) Version ( バージョン ) 説明 取り付けられているドライブの種別を示します。 ドライブのバージョン番号を示します。 イーサネット情報の参照 イーサネット情報の表示方法: 1 メインメニューから Status ( ステータス ) までスクロールし、Enter を押します。 46 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 3 章 オートローダの操作 インベントリの実行 2 Status ( ステータス ) サブメニューで Ethernet ( イーサネット ) までス クロールし、Enter を押します。 メッセージ一覧が表示されます。 これらのメッセージには次の内容 が含まれます。 表 6 イーサネット情報フィー ルド フィールド MAC Address (MAC アドレ ス) IP Address (IP アドレス ) Network ( ネッ トワーク ) 説明 オートローダ固有に付けられたネットワーク識別子 を示します。 静的 IP アドレスまたは現在割り当てられている動 的 IP アドレスを示します。 この場合 DHCP のテキス トが表示されます。 オートローダのネットワーク接続の有無およびネッ トワークの速度を示します。 インベントリの実行 電源を入れ直した時、またはマガジンを挿入した時、オートローダは自 動的にインベントリを実行します。 インベントリは、各マガジン スロッ ト、ドライブ、ピッカー、およびメールスロットをチェックして、カー トリッジの存在を確認します。 カートリッジが存在する場合、バー コー ド ラベルが利用可能であれば、その読み取りを行います。 これら以外の 時にインベントリを実行する場合は、手動で実行します。 注: テープがピッカーにある場合、バー コード ラベルは読み取り できません。 インベントリの手動実行方法: 1 メインメニューで Commands ( コマンド ) へスクロールし、Enter を押します。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 47 第 3 章 オートローダの操作 データ圧縮 2 Commands ( コマンド ) サブメニューで Inventory ( インベントリ ) まで オートローダは存在するすべての スクロールし、Enter を押します。 カートリッジについてバーコードスキャンを行います。 データ圧縮 データ圧縮とは、同じテープ サイズに、オートローダがより多くのデー タを書き込むようにすることです。 データを圧縮することにより SCSI バ ス間のデータ転送性能も向上します。 データ圧縮はドライブに依存する ため、前面パネルやオンボード リモート管理からは設定できません。 圧縮についての情報は、バックアップ アプリケーション パッケージに も記載されている場合があります。 前面パネル表示は、データ圧縮が Enabled ( 有効 ) か Disabled ( 無効 ) かを示します。 48 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第4章 オンボード リモート管理 この章では、オートローダの リモート管理ユニット(RMU) の操作、 設定、およびトラブルシューティングについて説明します。 以下のト ピックが含まれています。 • オンボード リモート管理の概要 • ページの 52 「設定ページ」 • ページの 64 「ページのアップデート」 • ページの 65 「診断ページ」 • ページの 67 「コマンド ページ」 オンボード リモート管理の概要 Quantum SuperLoader 3 オートローダのファームウェアには、オート ローダをリモート管理するイーサネットインターフェイスが含まれていま このインターフェイスは、オンボード リモート管理と呼ばれ、その中 す。 には HTML (Hypertext Markup Language) ベースの GUI (Graphic User Interface) によるユーザーフレンドリーな Web サーバーが含まれます。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 49 第 4 章 オンボード リモート管理 オンボード リモート管理の概要 オンボード リモート管理機能を使って、前面パネルで行う機能の多くを リモートから実行できます。 これらの機能には、テープの移動、連続運 転、システム操作オプション、ネットワーク オプション、セキュリティ オプション、診断テストの実行、およびシステム アップデートの実行な どが含まれます。 注: オートローダがアイドル状態でホスト バックアップ / リストア アプリケーションが使用できない場合のみ、Diagnostic ( 診断 ) コマンドを使用してください。 ホスト アプリケーションがオー トローダを使用している間は、オンボードリモート管理から Diagnostic ( 診断 ) コマンドを発行しないでください。 オート ローダは、ドライブまたはオートローダによるホスト コマンド の実行を検出し、アプリケーション障害を引き起こさないよう に適切に対応します。 ホスト アプリケーション コマンドの間に 発行された Diagnostic ( 診断 ) コマンドは正しく認識されず、 バックアップ / リストア ジョブなどのアプリケーション エラー を引き起こす可能性があります。 システムからログアウトするには、ブラウザをすべて閉じ、 セッションを終了する必要があります。 注: オンボード リモート管理 の起動 オンボード リモート管理には HTML インターフェイスが装備されている ため、起動するときはブラウザを使用します。 次の Web ブラウザに対応 しています。 • Microsoft Windows—Microsoft Internet Explorer 5. 5 以降 • Microsoft Windows Server 2003—Microsoft Internet Explorer 6. 0 以降 ( 最新セキュリティ パッチを含む ) • Redhat® 2. 1—Mozilla™ 1. 4. 2 • Firefox™ 1. 0 Commands ( コマンド ) ページにアクセスするためには、オペレータ パス ワードが必要です。Configurations ( 設定 ) 、Diagnostics ( 診断 )、および Updates ( アップデート ) の各ページにアクセスするときは、管理者パス ワードが必要です。 オンボード リモート管理の起動方法: 50 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 4 章 オンボード リモート管理 オンボード リモート管理の概要 1 使用するコンピュータで、Web ブラウザを開きます。 2 ブラウザのアドレス フィールドに、オートローダの IP アドレスを入 力します ( ページの 46 「イーサネット情報の参照」を参照 )。 ブラウザ ウィンドウに Home ( ホーム ) ページが表示されます。 注: Microsoft Internet Explorer からオンボード リモート管理ペー ジを使用するには、必ず Allow META REFRESH ( ページの自動読 み込み ) オプションを有効にしてください。 Internet Explorer のバージョン 6. 0 においてこのオプションは、 Tools ( ツール ) > Internet Options ( インターネット オプション ) メ ニューを選択することにより開くダイアログの Security ( セキュ リティ ) タブ内にあります。 ステータス情報の表示 ステータス情報は、Home (ホーム) ページと、Updates (アップデート) ページを除くオンボード リモート管理の各ページの右側に表示されま す。 このステータス情報は 10 秒おきに更新されます。 ステータスの変更 は、ステータス ウィンドウ アップデートに表示されますが、最新の内 容が表示されるまで約 60 秒かかります。 Refresh Status ( ステータスを更 新する ) をクリックして、アップデート内容を即座にシステムに取り入 れることもできます。 このメニュー見出しは各ページの一番上にも表示されます。 メニュー見 出しの機能にアクセスするときは、それぞれのメニュー見出しをクリッ クします。 初めて接続するときは、オンボード リモート管理からユー ザー名とパスワードの入力要求があり、その後にそのメニューの起動 ページが表示されます。 デフォルト ユーザー名と パスワード オンボード リモート管理のデフォルトのユーザー名は guest です。 この デフォルトのパスワードは guest です。 ユーザー名とパスワードは大文字と小文字の区別があるので、この場合 はすべてを小文字で入力する必要があります。 このデフォルトのユー ザー名とパスワードは、他にユーザー名を設定するまで有効です。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 51 第 4 章 オンボード リモート管理 設定ページ 時間表示 表示される時間は一般時刻または電源オン時間です。 一般時刻は、 月 / 日 / 年 時刻の形式で、たとえば「Nov/21/2004 19:28」のように表さ れます。 電源オン時間は電源サイクル数 (POC) / 電源オン時間数 (POH) で、具体的には POC:00121, POH:00002:07:45 のように表されます。 • POC (5 桁の数字 ) は、システムの製造以来の累積ブート回数です。 • POH は、システムが最後にブートされてからの時間数+分数+秒数 です。 ページのフィードバック 送信した要求に対してフィードバックがある場合、そのフィードバック 内容は Submit ( 送信 ) ボタンの下に表示されます。 このフィードバック 情報を表示するにはスクロールしなければならない場合があります。 設定ページ Configurations ( 設定 ) ページの左側にはサブメニューがあります。 System Operations ( システム操作 ) 、Networking ( ネットワーク ) 、および Security ( セキュリティ ) の各オプションはこのページから設定できます。 システム操作オプション System Operations ( システム動作 ) のオプションには SCSI ID ( または Fibre Channel)、SAS、Mode ( モード )、Compression ( 圧縮 )、Cleaning Tape ( クリーニングテープ )、Magazines ( マガジン )、および System Time ( システム時間 ) があります。 SCSI ID ドライブの SCSI ID は、オンボード リモート管理から変更できます。 SCSI ID の変更方法: 1 任意のページで、Configuration ( 設定 ) の見出しをクリックします。 Configuration ( 設定 ) 画面が表示されます。 2 System Operations ( システム操作 ) で SCSI ID を選択します。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 52 第 4 章 オンボード リモート管理 設定ページ 3 ドロップダウン ボックスをクリックして、新たな SCSI ID として割 り当てる番号を選択します。 4 Submit ( 送信 ) をクリックします。 注: 新たな SCSI ID を有効にするには、システム リセットを実 行するか、または前面パネルでパワーサイクルを行います。 Fibre Channel オンボード リモート管理から Fibre Channel パラメータを選択できます。 注: ネイティブ Fibre Channel デバイスでは、動的ワールドワイド ネーミングがサポートされています。 Fibre Channel パラメータの選択: 1 任意のページで、Configuration ( 設定 ) の見出しをクリックします。 Configuration ( 設定 ) 画面が表示されます。 2 System Operations( システム動作 ) から、Fibre Channel を選択します。 3 Fibre Channel で、該当する Topology ( トポロジ ) を選択します。 • Auto Negotiate ( オートネゴシエーション ) • Peer to Peer ( ピアツーピア ) • Loop ( ループ ) • Loop ID ( ループ ID) 4 Fibre Channel から、該当する Speed ( 速度 ) を選択します。 • Auto Negotiate ( オートネゴシエーション ) • 1 Gig (1 ギガ ) • 2 Gig (2 ギガ ) 5 Submit ( 送信 ) をクリックします。 注: 変更を有効にするには、システムリセットを実行するか、 または前面パネルでパワーサイクルを行います。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 53 第 4 章 オンボード リモート管理 設定ページ SAS SAS パラメータを選択して、トランスポート層での再試行を有効または 無効にすることができます。 SAS パラメータの設定: 1 任意のページで、Configuration ( 設定 ) の見出しをクリックします。 Configuration ( 設定 ) 画面が表示されます。 2 このページの SAS セクションでは、現在の選択にマークが付いてい ます。 選択を変更するには、他のオプションを選択します。 submit ( 送信 ) をクリックします。 注: 新たに選択したモードを有効にするには、システムリセッ トを実行するか、または前面パネルでパワーサイクルを行 います。 Mode (モード) オートローダの設定は Random ( ランダム ) または Sequential ( 連続 ) のい ずれかを選択できます。 デフォルトの変更モードは Random ( ランダム ) です。 Random ( ランダム ) モードでは、ユ-ザー(またはバックアップ ソフト ウェア)が使用するカートリッジとその行き先を指定することができま す。 通常、このモードが用いられます。 Sequential ( 連続 ) モードは、メディア管理を行わない特定のバックアッ プ アプリケーションに対応します。 バックアップ中に読み取りまたは書 き込みがテープの終わりに達すると、自動的にオートローダはそのカー トリッジをスロットに戻した後、その次に番号の大きなスロットから カートリッジを取り出し、それをテープドライブにロードして読み書き を継続させます。 これは、バックアップ ソフトウェアがドライブのアク セスを停止するか、カートリッジのすべてが連続アクセスし終わるまで 続行されます。 オートローダは、ホストが SCSI アンロード コマンドを 通じてテープドライブにテープのアンロードを要求するまで、メディア を動かしません。 54 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 4 章 オンボード リモート管理 設定ページ 注: Sequential ( 連続 ) モードでは、メディア チェンジャが Device システムを Manager ( デバイス マネージャ ) に表示されません。 Random ( ランダム ) モードに戻すと、Device Manger ( デバイス これ マネージャ ) にメディア チェンジャが再び表示されます。 は、複数の LUN をサポートしないオペレーティングシステムを 使用できるようにするためです。 Sequential ( 連続 ) モードのオプションである Sequential Cycle( 連続回転 ) モードでは、最後のカートリッジ ( スロット 16 または使用中の最高位 スロット ) を使用し終わると,オートローダは自動的にマガジン スロッ ト 1 へ戻ります。 この変更モードを設定していない場合、最後のカート リッジを使用し終わるとオートローダは停止します。 Sequential Cycle ( 連続回転 ) モードでは、ユーザーが停止するまでオートローダは繰り返 しを続行します。 モード の設定方法: 1 任意のページで、Configuration ( 設定 ) の見出しをクリックします。 Configuration ( 設定 ) 画面が表示されます。 2 このページの Mode ( モード ) セクションでは、現在のモードに チェックマークが付いています。 モードを変更するときは、別のオ Sequential ( 連続モード ) が選択されていない プションを選択します。 場合、 Sequential Cycle ( 連続回転 ) チェック ボックスは無視されま す。 3 Submit ( 送信 ) をクリックします。 注: 新たに選択したモードを有効にするには、システムリセッ トを実行するか、または前面パネルでパワーサイクルを行 います。 Compression (圧縮) Quantum SuperLoader 3 オートローダの場合、データ圧縮はドライブに 依存します。 前面パネルおよびオンボード リモート管理は、圧縮が有効 か否かを表示します。 データ圧縮は、同じテープ サイズに、ドライブがより多くのデータを書 き込むようにすることです。 データを圧縮することによって、SCSI バス 間のデータ転送性能も向上します。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 55 第 4 章 オンボード リモート管理 設定ページ 注: 圧縮は、オートローダの前面パネルやオンボード リモート管理 からは変更できません。 圧縮設定の参照方法: 任意のページで、Configuration ( 設定 ) の見出しをクリックします。 Configuration ( 設定 ) 画面が表示されます。 Compression ( 圧縮 ) 見出し に、現在の圧縮設定が Compression Enabled ( 圧縮が有効です ) または Compression Disabled ( 圧縮は無効です ) として表示されます。 Cleaning Tape (クリーニングテープ) Auto Clean ( 自動クリーニング ) 機能を有効または無効にするときは、ク リーニング テープ カートリッジにフル スロットを指定しておくことが 必要です。 スロットが指定されていない場合は、ボックスには None ( なし ) が表示されます。 クリーニング テープ スロットの指定方法: 1 Command ( コマンド ) ページでクリーニング テープを空のスロット にロードします。 2 チェック ボックスを選択して Auto Clean ( 自動クリーニング ) を有効 または無効にします。 注: Auto Clean ( 自動クリーニング ) を無効にすると、クリーニン グ テープは自動的にメールスロットから取り出されます。 クリーニングは、インストールされているバックアップ パッケージが代わりに管理します。 Auto Clean ( 自動クリーニング ) の設定方法: 1 任意のページで、Configuration ( 設定 ) の見出しをクリックします。 Configuration ( 設定 ) 画面が表示されます。 2 Cleaning Tape ( クリーニング テープ ) までスクロールします。 Auto Clean ( 自動クリーニング ) のボックスにチェック マークが入っ Auto Clean ( 自動クリーニング ていたら、このオプションは有効です。 ) を無効にするときは、このボックスをクリックしてチェック マー Auto Clean ( 自動クリーニング ) のボックスにチェック クを外します。 マークが入っていなかったら、このオプションは無効になっていま す。 Auto Clean ( 自動クリーニング ) を有効にするときは、このボック スをクリックしてチェック マークを入れます。 56 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 第 4 章 オンボード リモート管理 設定ページ 3 Cleaning Tape Location ( クリーニングテープの場所 ) フィールドに、 クリーニング テープが置かれているスロットの場所を選択します。 Auto Clean ( 自動クリーニング ) が無効になっている場合は、クリーニ ングはインストールされているバックアップ パッケージが代わりに 管理します。 4 Submit ( 送信 ) をクリックします。 Setting the Magazines (マガジンの設定) この設定を用いて、格納エレメントの数およびエレメント アドレスが SCSI ホストへ報告されます。 正しい情報を報告するためには、この設定 は物理構成と一致する必要があります。 この設定は、SCSI ホストへ報告 される情報のみに影響を与えるもので、 前面パネルやオンボード リモー ト管理からのマガジン スロットへのアクセスには影響しません。 これら のインターフェイスは物理構成に基づいています。 Both ( 両方 ) のマガジンに設定されている場合、オートローダは常に 16 個の格納エレメントについて SCSI ホストへ報告します。 これにより、 ホストへの報告内容に影響を与えることなく、マガジンの取り外しや再 取り付けを行うことができます。 Left ( 左 ) または Right ( 右 ) に設定され ている場合、オートローダは常に 8 個の格納エレメントについて SCSI ホストへ報告します。 エレメント アドレスはマガジンの設定によって異なります。 物理的には 両方のマガジンが取り付けられているにもかかわらず、Left ( 左 ) または Right ( 右 ) の一方を選択した場合は、ユーザが前面パネルやオンボード リモート管理から選択されていないマガジンへアクセスすることはでき ますが、SCSI ホストはそのマガジンにアクセスできません。 Magazines (マガジン)オプションの設定方法: 1 任意のページで、Configuration ( 設定 ) の見出しをクリックします。 Configuration ( 設定 ) 画面が表示されます。 2 Magazines ( マガジン ) までスクロールします。 Magazines ( マガジン ) オプションが表示されます。 現在有効なモードの後ろにチェック マークが示されます。 3 次のいずれかを行ってください。 • この Magazines ( マガジン ) モードを変更しない場合は、Esc を押 します。 Quantum SuperLoader 3 ユーザーズガイド 57 第 4 章 オンボード リモート管理 設定ページ • この Magazines ( マガジン ) 設定を変更するときは、希望の所ま でスクロールし、該当するチェック ボックスに選択マークを入 れ、Submit ( 送信 ) をクリックします。 これらの設定には、Both ( 両方 )、Right ( 右 )、および Left ( 左 ) があります。 This will require a power cycle and ISV configuration change. 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