ユーザーズガイド ROLAND HD5-IF

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マニュアル抽象的: マニュアル ROLAND HD5-IF

詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。

[. . . ] 13)し、さまざまなシーンでのパフォーマンスの可能性を広げます。 お気に入りの音楽をミックスできる EXT IN 端子 携帯音楽プレーヤーなどを接続する EXT IN 端子 (P. 40) を装備しています。お気に入りの曲をミキサーなしで手軽に 再生できるので、練習やライブ・パフォーマンスで演奏の幅が広がります。 中央に定位している音を消すことができる CENTER CANCEL 機能も装備しています。バッキングとして鳴らしなが ら、HD5-IF SH-01 の演奏と合わせてのパフォーマンスが可能です。 ライブ・パフォーマンスに威力を発揮 D ビーム・コントローラー(P. 21) 手をかざすだけでさまざまな効果を得られる D ビーム・コントローラーを装備しています。パネル上のつまみなどの コントロールを割り当てることもできます。従来のキーボード・プレイとはひと味違うパフォーマンスを楽しめます。 アルペジエーター(P. 22) 鍵盤を押さえるだけで奏でられるアルペジオ・パターンを 64 種類搭載しています。お気に入りの音と組み合わせて パッチに保存することができるので、パフォーマンス時に簡単に呼び出すことができます。 フレーズ・レコーダー(P. [. . . ] 30) 。 11 リア・パネル 16 17 18 19 20 21 988 16 盗難防止用ロック ( SECURITY LOCK) 19 PEDAL(ペダル) PEDAL(ペダル)端子(P. 26) エクスプレッションペダル (別売 : EV-5) やペダル ・ スイッチ (別 売:DP シリーズ、FS-5U)を接続します。 市販の盗難防止用セキュリティー・ワイヤーなどを接続するこ とができます。 http://www. kensington. com/ 20 MIDI 端子(OUT / IN) (P. 43) 17 [POWER] (電源)スイッチ(P. 15) 電源をオン/オフします。 他の MIDI 機器と MIDI メッセージの送受信をするときに接続し ます。 DC IN(AC アダプター)端子(P. 13) 付属の AC アダプターを接続します。 21 USB USB COMPUTER 端子(P. 42) HD5-IF SH-01 とコンピューターを USB ケーブルで接続します。 コード・フック(P. 13) AC アダプターのコードがはずれないように固定します。 USB MEMORY(USB メモリー)端子(P. 55) USB メモリー(別売)を差し込みます。 930 18 PHONES(ヘッドホン)端子(P. 14) ヘッドホン(別売)を接続します。 ※ USB メモリーは、HD5-IF SH-01 の電源を入れてから接続し てください。また、本体の電源を入れた状態で、絶対に USB メモリーを抜かないでください。 931 OUTPUT(アウトプット)L/MONO、R 端子(P. 14) アンプやミキサーに音声信号をステレオで出力します。 モノで出力するときは L 側に接続してください。 ※ USB メモリーは挿入方向や表裏に注意し、確実に奥まで差し 込んでください。また無理な挿入はしないでください。 12 演奏する前に ACアダプターを接続する 付属の AC アダプターを、HD5-IF SH-01 のリア・パ ネルにある DC IN 端子に接続します。 電池を入れる 市販の単 3 形ニッケル水素電池(8 本)で演奏するこ とができます。 1. 本体底面にある電池カバーのツメを押しながら、 カバーをはずします。 コード・フック ご注意 ! インジケーター 電源コード ご注意 ! 924 • 電池カバーをはずしたときに、中に異物(燃えやすい もの、硬貨、針金など)や液体(水、ジュースなど) が入らないようご注意ください。 928 • AC アダプターのコードは図のようにコード・フック に固定してください。誤ってコードを引っ張ってし まっても、プラグが抜けて電源が切れてしまうことや、 AC アダプター端子に無理な力が加わることを防ぐこ とができます。 932 • 本体を裏返す際は、ボタン、つまみなどを破損しない ように、新聞や雑誌などを重ねて本体の四隅や両端に 敷いてください。また、その際、ボタン、つまみなど が破損しないような位置に配置してください。 929 • AC アダプターは、インジケーター(図参照)のある 面が上になるように設置してください。 • AC アダプターをコンセントに接続すると、 インジケー ターが点灯します。 • 本体を裏返す際は、落下や転倒を引き起こさないよう 取り扱いにご注意ください。 2. +、 -の向きに注意して、 電池をバッテリー ・ ケー スに入れます。 − + + − − + + − − + + − − + + ご注意 !• 電池の+と−を間違えないように、指示どおり入れて ください。 011 • この機器に、異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など) や液体(水、ジュースなど)を絶対に入れないでくだ さい。 3. 電池カバーを閉めます。 ご注意 !34) 音の大きさ: AMP ENV(アンプ・エンベロープ、P. 35) ENVELOPE(エンベロープ)を使いこなすことで、 より表現力豊かな音を作り出すことができるでしょ う。 たとえば、ピッチ・エンベロープは音の鳴り始めに一 瞬ピッチを低くしたり、アンプ・エンベロープは徐々 に音量を大きくしていったりできます。 28 音の周期的変化(LFO) OSC、 FILTER、 AMP は、 LFO(P. 36)が決める周期 にしたがって、たとえばピッチを揺らすビブラートを かけたり、音量を揺らすトレモロをかけたりできます。 HD5-IF SH-01 には、LFO が 3 つあり、トーンごとに ひとつずつ使うことができます。 ボタンのはたらきと光りかた [SELECT]ボタン [ON]ボタン トーン 1 の選択 TONE 1 ON:点灯(緑) OFF:消灯 トーン 1 の ON/OFF ON:点灯(赤) SYNC、 RING : 点灯(オレンジ) OFF:消灯 トーン 2 の ON/OFF ON:点灯(赤) SYNC、 RING : 点灯(オレンジ) OFF:消灯 トーン 3 の ON/OFF ON:点灯(赤) OFF:消灯 [SELECT]ボタン [ON]ボタン トーン 2 の選択 TONE 2 ON:点灯(緑) OFF:消灯 エフェクト(EFFECTS) エフェクトをかけて音を仕上げます。 歪み系、モジュレーション系、ディレイ、リバーブ、 ロー・ブーストの 5 種類が同時に使えます。 [SELECT]ボタン [ON]ボタン TONE 3 トーン 3 の選択 ON:点灯(緑) OFF:消灯 トーン(TONE) シンセサイザーの音を鳴らすために必要な最小単位で す。 OSC (オシレーター) ×1、 FILTER (フィルター) ×1、 AMP(アンプ)×1 と LFO(ロー・フリケンシー・ オシレーター)×1 で構成されており、これらを使っ て音を作ることができます。 HD5-IF SH-01 はトーンを 3 つ同時に使うことができ ます。 複数トーンをエディットする エディットしたいトーンの[SELECT]ボタンを同時 に押します。 例 1: トーン 1 の [SELECT] ボタンとトーン 2 の [SELECT] ボタンを押して点灯させます。 トーン 1 とトーン 2 がカレント・トーンになり、トー ン 1 とトーン 2 のボタンが両方とも緑色に点灯しま す。 例 2: 全トーンの[SELECT]ボタンを押して点灯させます。 全トーンがカレント ・ トーンになりトーン 1、 トーン 2、 トーン 3 のボタンがすべて緑色に点灯します。 トーンを選択する トーンを切り替えたときのつまみの動作 トーンを切り替えたとき、つまみやスライダーの位置 と実際の設定値が異なっていることがあります。 HD5-IF SH-01 は、つまみやスライダーを動かすと、 その位置にしたがって値が変化します。 [SELECT]ボタン エディットの対象になるトーンを選びます。 選択されたトーンを、 「カレント ・ トーン」といいます。 [ON]ボタン トーンを鳴らすときはオン(点灯)にします。 29 つまみやスライダーの位置通り の音色を鳴らす(MANUAL) マニュアル機能は、パラメーターの値をつまみやスラ イダーの位置に一致させてエディットするための機能 です。 パッチをエディットして音色を変える場合、各パラ メーターの値がつまみやスライダーの位置に一致して いるとは限りません。マニュアル機能を使うと、音色 がつまみやスライダーの設定通りになるので、1 から 音作りをしたい場合などに使うと良いでしょう。 マニュアル機能を実行すると、カレント・トーンのパ ラメーターがつまみやスライダーの設定通りになりま す。 波形と音の高さを決める (OSC) 1. [PRESET PATCH]を押しながら[USER PATCH]ボタンを同時に押します。 [PRESET PATCH]ボタンと[USER PATCH]ボ タンの両方が点滅し、つまみやスライダーの位置通り の設定にすることができます。 OSC(オシレーター)は、音の基本となる波形を作り ます。 波形を選ぶとともに、音の高さ(ピッチ)も決めます。 HD5-IF SH-01 には、トーン 1 とトーン 2 とトーン 3 にひとつずつオシレーターがあります。 それぞれ単独で使うことも、3 つを組み合わせて分厚 い音や複雑な音を出すこともできます。 トーン 1 とトーン 2 を組み合わせて分厚い音や金属的 な音にすることができます 『 [MOD] ボタン』 (P. 31) 。 トーン・コピー(TONE COPY) カレント・トーンの設定値を別のトーンにコピーしま す。 1. [TONE COPY]ボタンを押します。 [TONE COPY]ボタンとすべてのトーンの [SELECT]ボタンが点滅します。 [WAVE]ボタン 音の基本となる波形を選びます。点灯しているインジ ケーターの波形が選ばれています。 点灯している インジケーター 特徴 基本となる正弦波と、その整数倍の倍 音正弦波をすべて一定の割合で含ん でいる波形です。 基本となる正弦波と、その奇数倍の倍 音正弦波を一定の割合で含んでいる 波形です。 波形の上部の幅(パルス・ワイズ、P. 32) によって、 倍音構成が大きく変化す る波形です。 基本となる正弦波と、その偶数倍の倍 音正弦波を一定の割合で含んでいる 波形です。 すべての音の基本となる波形です。単 一の周波数だけでできています。 2. コピー元となるトーンの[SELECT]ボタンを 押します。 選んだトーンの[SELECT]ボタンが点灯に変わりま す。 (のこぎり波) 3. コピー先のトーンの[SELECT]ボタンを押し ます。 コピーが完了し、コピー先のトーンがカレント・トー ンになります。 ※ キャンセルしたいときは、手順 3 で[SELECT]ボタンを押 す前に[CANCEL / SHIFT]ボタンを押します。 (矩形波) (非対称矩形波) (三角波) (正弦波) 30 NOISE (ノイズ波) すべての周波数成分を含む波形です。 打楽器の音や効果音などに使います。 のこぎり波が 7 つ同時に鳴っている ような音色です。中心になる音に、 ピッチをずらした音を加えています。 ストリングス系の音色など、厚みのあ る音を作るのに適しています。 OFF(オフ) トーン 1 とトーン 2 の音をそれぞれ鳴らします。 SYNC(オシレーター・シンク) トーン 2 の周期に合わせて、トーン 1 を強制的に 周期の始めに戻すことにより、複雑な波形を作り出 します。 トーン 1 の OSC 波形は図のように変化し、トーン 2 の OSC は元の波形のまま出力されます。 トーン 1 のピッチがトーン 2 のピッチよりも高い ときに効果的です。 トーン 1 の OSC の波形 (出力波形) トーン 2 の OSC の波形 ※ SYNC(オシレーター・シンク)を選んだときは MONO(モ ノ)固定になります。 SUPER SAW (スーパー・ソー) [VARIATION]ボタン 波形のバリエーションを選ぶことができます。 バリエーションは波形ごとに 3 つあり、切り替えるた びに[WAVE]ボタンの光りかたが、消灯 → 赤 → 緑 → 消灯 . . . の順に変わります。 [PITCH]つまみ 音の高さ(ピッチ)を決めます。 • 右へ回すとピッチが半音ずつ高くなっていきます。 いっぱいに回すと、つまみが中央のときより 2 オク ターブ高くなります。 • 左へ回すとピッチが半音ずつ低くなっていきます。 いっぱいに回すと、つまみが中央のときより 2 オク ターブ低くなります。 RING(リング・モジュレーター) トーン 1 の OSC とトーン 2 の OSC をかけ合わせ て複雑な波形を作り、鐘のような金属的な音にしま す。 トーン 1 の OSC 波形は図のように変化し、トーン 2 の OSC は元の波形のまま出力されます。 トーン 1 の OSC とトーン 2 の OSC の音を異なる ピッチにすると、リング・モジュレーターの効果が 出やすくなります。 トーン 1 の OSC の波形 トーン 2 の OSC の波形 トーン 1 の OSC の出力波形 ※ SYNC(オシレーター・シンク) 、または RING(リング・モ ジュレーター)をオンにすると、トーン 1 およびトーン 2 の PW、PWM は使用できなくなります。 また、OSC の波形に非対称矩形波を選択しているときは、 OSC のバリエーションは無効になり、元の選択波形と若干音 質が異なります。 [DETUNE]つまみ [PITCH]つまみよりも細かく音の高さを決めます。 それぞれのトーンのピッチを微妙にずらして重ね、音 にうねりと厚みを作り出す(デチューン効果)ときな どに使います。 • 右へ回すとピッチが高くなっていきます。 いっぱいに回すと、つまみが中央のときよりピッチが 50 セント高くなります。 • 左へ回すとピッチが低くなっていきます。 いっぱいに回すと、つまみが中央のときよりピッチが 50 セント低くなります。 半音は 100 セントです。50 セントは半音のさらに 半分となります。 [MOD]ボタン トーン 1 の OSC とトーン 2 の OSC の音を組み合わ せて、より凝った音を作ることができます。 ボタンを押して、使いたい組み合わせかたのインジ ケーターを点灯させます。 ボタンを押すたび、OFF → SYNC → RING → OFF → . . . の順で切り替わります。 [PWM]スライダー [WAVE] ボタン (P. 30) で (非対称矩形波) が選 ばれているときのみ、PW(パルス・ワイズ)にかけ る LFO のモジュレーション量を設定できます。 31 [PW]スライダー [WAVE] ボタン (P. 30) で (非対称矩形波) が選 ばれているときのみ、矩形波の上部の幅(パルス・ワ イズ)を、全体の何%にするか設定できます。 • 下へ動かすと狭くなり、矩形波(パルス・ワイズ= 50%)に近づきます。 • 上へ動かすと広くなり、クセのある音になっていきま す。 音の明るさや太さを決める (FILTER) PITCH ENV(ピッチ・エンベロープ) トランペットなどの管楽器では、吹き始めの部分で ピッチが微妙にずれることがあります。 ピッチ・エンベロープは、このようなピッチの時間的 な変化を作ります。 [A] (アタック・タイム)スライダー 鍵盤を押さえてから、ピッチが最も高く(または低く) なるまでの時間を決めます。 上へ動かすほど時間が長く、下へ動かすほど短くなり ます。 [D] (ディケイ・タイム)スライダー ピッチが最も高く(または低く)なってから、押さえ た鍵盤のピッチに戻るまでの時間を決めます。 上へ動かすほど時間が長く、下へ動かすほど短くなり ます。 [ENV DEPTH] (エンベロープ・デプス)スライダー ピッチにかけるエンベロープのモジュレーションの量 を設定します。 • 上(+方向)へ動かすと、ピッチはいったん高くなっ てから、押さえた鍵盤のピッチに戻るようになります。 上へ動かすほど、ピッチの上がる量が大きくなります。 • 下(ー方向)へ動かすと、ピッチはいったん低くなっ てから、押さえた鍵盤のピッチに戻るようになります。 下へ動かすほど、ピッチの下がる量が大きくなります。 フィルターは、音の鳴りかたや特徴を決めているパラ メーターのひとつです。 フィルターを変えると音質を変えることができます。 フィルターには決められた周波数(カットオフ周波数) より低い成分だけを通すローパス・フィルター(LPF) や、高い成分だけを通すハイパス・フィルター(HPF) などがあります。 たとえば、ローパス・フィルターでカットオフ周波数 の値を変えると、音を明るくしたり暗くしたりできま す。またカットオフ周波数は、エンベロープの動きに したがって時間的に変化します。 フィルターとエンベロープを調節することで、動きと 表情のある音が作れます。 フィルターのパラメーターには、次のようなものがあ ります。 フィルターの種類 LPF(ロー・パス・フィルター) カットオフ周波数より高い周波数成分をカットして音 を丸くします。 最も一般的に使われるフィルターです。 音量 カット される音 周波数 PITCH ENV の使いかた トランペットの吹き始めのように、一瞬ピッチを高く するには、A と D をごく短めにして、ENV DEPTH を少しだけ + 側にします。 また、 A を最短 (つまみを一番下) にして、 D を少し長め、 ENV DEPTH を一番上まで上げると、80 年代に流行 した電子ドラムの音のようにピッチが下がっていきま す。 32 HPF(ハイ・パス・フィルター) カットオフ周波数より低い周波数成分をカットして高 域を強調します。 高域に特徴のある打楽器系の音を作るときなどに使い ます。 音量 カット される音 周波数 [MODE]ボタン 波形にかけるフィルターを選びます。 ボタンを押して、使いたいフィルターのインジケー ターを点灯させます。 ボタンを押すたび、LPF → HPF → BPF → PKG → BYPASS → LPF → . . . の順で切り替わります。 [SLOPE]ボタン フィルターの傾き(スロープ)を選びます。 ボタンを押すたび消灯と点灯をくり返し、-12 dB と -24 dB が交互に切り替わります。 例:LPF(ロー・パス・フィルター)の SLOPE 音量 BPF(バンド・パス・フィルター) カットオフ周波数付近の周波数成分だけを通し、他の 周波数成分をカットします。 クセのある音などを作るのに適しています。 オシレーターの波形に「NOISE」を選んでいるときに 選ぶと、ノイズ波の特定の周波数成分だけが聴こえる ようになるため、ノイズに音の高さをつけて演奏する ことができます。 音量 カット される音 カット される音 -24 dB カットオフ 周波数 -12 dB 周波数 消灯(-12 dB) フィルターの傾きが緩やかになり、カットオフ周波数 近くの音が少し残ります。 点灯(-24 dB) フィルターの傾きが急になり、カットオフ周波数のす ぐ上(下)の音までカットされます。 周波数 PKG(ピーキング・フィルター) カットオフ周波数付近の成分を強調します。 LFO でカットオフ周波数を周期的に変えるとワウ効果 を得ることもできます。 音量 強調される音 [CUTOFF]つまみ フィルターのカットオフ周波数を決めます。 LPF 右へ回すと音が明るくなり、左へ回すと音が丸く(暗 く)なります。 周波数 BYPASS(バイパス) フィルターを通しません。オシレーターの音がそのま ま出力されます。 HPF 右へ回すと音が細く(軽く)なり、左へ回すと音が太 く(重く)なります。 BPF 右へ回すと高い音が、左へ回すと低い音が鳴るように なります。 PKG 右へ回すと強調される音域が高音域へ、左へ回すと強 調される音域が低音域へ変わります。 ※ フィルターの MODE が「BYPASS」のときは、 [CUTOFF] つまみを回しても音は変化しません。 33 [RESONANCE]つまみ レゾナンスは、フィルターのカットオフ周波数付近を 強調します。 値を大きくするほど、強調の度合いが大きくなり、シ ンセサイザー特有のクセのある音になります。 レゾナンスの効果を強調したいときは、カットオフを 少し低めに設定するといいでしょう。 LPF レベル 高 周波数 カットオフ周波数 [KEY FOLLOW]つまみ 弾く鍵盤によってフィルターのカットオフ周波数を変 化させます。 • つまみを右に回す(最大値は +100)と、高音域の鍵 盤になるほどカットオフ周波数が高く、低音域の鍵盤 になるほど低くなります。 • つまみを左に回す(最小値は -100)と、高音域の鍵 盤になるほどカットオフ周波数が低く、低音域の鍵盤 になるほど高くなります。 • 中央(0)のときは、弾く鍵盤によるカットオフ周波 数の変化はありません。 ※ フィルターの MODE が「BYPASS」のときは、値を変更し ても音は変化しません。 カットオフ周波数 (オクターブ) 高 BPF HPF PKG 設 定 値 低 +2 +1 0 -1 -2 C2 C3 C4 C5 +100 +50 • 右へ回すほど、カットオフ周波数付近の音が強調され、 クセの強い音になります。 • 左へ回すほど、カットオフ周波数付近の音が強調され なくなり、おとなしめの音になります。 ※ フィルターの MODE が「BYPASS」のときは、 [RESONANCE]つまみを回しても音は変化しません。 設定値 0 -50 -100 低 C6 鍵盤 ご注意 !• HD5-IF SH-01 では、プロ・サウンド・デザイナーの 要求に耐える音色変化を得るため、幅広いレゾナンス 設定が可能となっています。 このためレゾナンスを上げ過ぎると、特定の周波数帯 域の出力のレベルが非常に大きくなります。オーディ オ再生機器に過負荷をかけないよう、音作り中はボ リュームの設定に十分ご注意ください。 FILTER ENV(フィルター・エンベロープ) ピアノなどでは、音の鳴り始めは明るい音で、音が消 えていくにしたがって徐々に丸い(暗い)音になりま す。 フィルター・エンベロープは、このような音の明るさ の時間的な変化を作ります。 キー・オフ カットオフ 周波数 DEPTH キー・オン 時間 34 [A] (アタック・タイム)スライダー 鍵盤を押さえてから、 カットオフ周波数が最も高く(ま たは低く)なるまでの時間を決めます。 上へ動かすほど時間が長く、下へ動かすほど短くなり ます。 [D] (ディケイ・タイム)スライダー カットオフ周波数が最も高く(または低く)なってか ら、サステイン・レベルに下がるまでの時間を決めま す。 上へ動かすほど時間が長く、下へ動かすほど短くなり ます。 [S] (サステイン・レベル)スライダー アタック・タイムとディケイ・タイムが過ぎてから鍵 盤を離すまでの間のカットオフ周波数を決めます。 上へ動かすほどカットオフ周波数が高く(DEPTH が - の場合は低く)なります。 [R] (リリース・タイム)スライダー 鍵盤を離してから、カットオフ周波数が最小になるま での時間を決めます。 上へ動かすほど時間が長く、下へ動かすほど短くなり ます。 [ENV DEPTH] (エンベロープ・デプス)スライダー カットオフ周波数の変化する方向と量を決めます。 • 上(+ 方向)へ動かすと、カットオフ周波数は高くな る方向に動きます。 上へ動かすほど、カットオフ周波数の上がる量が大き くなります。 • 下(- 方向)へ動かすと、カットオフ周波数は低くな る方向に動きます。 下へ動かすほど、カットオフ周波数の下がる量が小さ くなります。 音の鳴り出しかたや消えかた を決める(AMP) アンプは、音量をコントロールするパラメーターです。 値を大きくするほど音量が大きくなります。 [LEVEL]つまみ 音量を決めます。右に回すと大きくなり、左に回すと 小さくなります。 左へいっぱいに回すと、音が出なくなります。 AMP ENV(アンプ・エンベロープ) ピアノは、鍵盤を弾くと同時に音が鳴り始め、その後 だんだんと音が小さくなります。 また、オルガンなどでは鍵盤を弾いてから離すまでの 間、一定の音量で鳴り続けます。 アンプ・エンベロープは、このような音量の時間的な 変化を作ります。 キー・オフ FILTER ENVELOPE VELOCITY SENS 鍵盤を弾く強さによってフィルター・エンベロープ・ デプスの効き具合を設定します。 1. [CANCEL / SHIFT]ボタンを押しながら [CUTOFF]つまみを回します。 • つまみを右に回す(最大値は +63)と、強く鍵盤を弾 くほどフィルター・エンベロープ・デプスの効き具合 が大きくなり、弱く鍵盤を弾くほど小さくなります。 • 値が最小(0)のときは、鍵盤を弾く強さによるカッ トオフのかかり具合の変化はありません。 ※ フィルターの MODE が「BYPASS」のときは、値を変更し ても音は変化しません。 ※ KEYBOARD VELOCITY(P. 51)が「REAL」のときのみ効 果があります。 音量 DEPTH 時間 キー・オン 35 [A] (アタック・タイム)スライダー 鍵盤を押さえてから、音量が最大になるまでの時間を 決めます。 上へ動かすほど時間が長く、下へ動かすほど短くなり ます。 [D] (ディケイ・タイム)スライダー 音量が最大になってから、サステイン・レベルに下が るまでの時間を決めます。 上へ動かすほど時間が長く、下へ動かすほど短くなり ます。 [S] (サステイン・レベル)スライダー アタック・タイムとディケイ・タイムが過ぎてから鍵 盤を離すまでの間の音量を決めます。 上へ動かすほど音量が大きくなります。 [R] (リリース・タイム)スライダー 鍵盤を離してから、音量が最小になるまでの時間を決 めます。 上へ動かすほど時間が長く、下へ動かすほど短くなり ます。 音をうねらせる(LFO) LFO とは Low Frequency Oscillator(ロー・フリ ケンシー・オシレーター)の略で、非常に遅い周期の 低周波発振器のことです。正弦波、三角波、矩形波、 のこぎり波などなどの波形を出力することができま す。 他の音声信号などを LFO で変調することによって、 ビブラート、トレモロなどの効果を加えることができ ます。 • LFO をピッチ (OSC) に対して作用させると、 ビブラー ト効果となります。 • 音色(FILTER)に対して作用させると、ワウ効果と なります。 • 音量(AMP)に対して作用させると、トレモロ効果と なります。 • PAN に対して作用させると、オート・パンニング効 果となります。 PAN 音の定位を変化させます。 1. [CANCEL / SHIFT]ボタンを押しながら [DETUNE]つまみを回します。 左に回すと音の定位は左に、右に回すと定位は右に、 中央にすると定位が中央になります。 LEVEL VELOCITY SENS 鍵盤を弾く強さによって、音量を変化させます。 1. [CANCEL / SHIFT]ボタンを押しながら AMP[LEVEL]つまみを回します。 • つまみを右に回す(最大値は +63)と、強く鍵盤を弾 くほど音量が大きくなり、弱く弾くほど音量が小さく なります。 • 値が最小(0)のときは、鍵盤を弾く強さによる音量 の変化はありません。 ※ KEYBOARD VELOCITY(P. [. . . ] 48 48 48 48 48 47 47 20 41 F FILTER . 51 20 30 46 31 46 32 46 46 46 46 46 11 B BATTERY インジケーター. BPF(バンド・パス・フィルター) . HPF(ハイ・パス・フィルター) . [. . . ]

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