ユーザーズガイド SIGMA SD15

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マニュアル抽象的: マニュアル SIGMA SD15

詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。

[. . . ] C24JP1031 J 日本語 使用説明書 本書は SIGMA SD15 カメラ本体の使用説明書です。 ソフトウエア“SIGMA Photo Pro”のコンピューターへのインストール 方法、ソフトウエアの使用方法、およびカメラとコンピューターの接続 方法は、 同梱の SIGMA Photo Pro Disc 内の SIGMA Photo Pro 使用説 明書(PDF ファイル)をご覧ください。 123 このたびはシグマ製品をお買い上げ頂き ありがとうございます SD15 は RGB 全色を 1 つのピクセルで取り込むことができる画期的な撮像素子、 FOVEON® X3TM イメージセンサーを搭載した、 高画質デジタル一眼レフカメラです。 高性能なイメージセンサーの性能を十分に引き出す、シグマの豊富な交換レンズ 群との組合せによって、SD15 は様々なシーンを高品位なデジタル画像として定 着することができます。 カメラの機能を十分に理解していただき、 正しくより良い撮影ができますように、 ご使用の前にこの説明書をよくお読みになり、いつまでもご愛用頂きたくお願い 申し上げます。 • 使用説明書は、必要なときにいつでも御覧いただける場所に保管して、使用 の際に不明な点が生じた場合にご活用ください。 • この製品はご購入より 1 年間の品質保証がなされています。保証の内容、お よびアフターサービスについては、別紙の“保証規定”を御覧ください。 著作権について あなたが本カメラで記録した画像は、個人で楽しむなどのほかは、著作権法 上、権利者に無断で使用することはできません。尚、実演や興行、展示会な どのなかには、個人で楽しむなどの目的であっても、撮影を制限している場 合がありますのでご注意ください。 ■ FOVEON は、Foveon Inc. の登録商標です。X3 および X3 ロゴは、Foveon Inc. の 商標です。 ■ SD ロゴは、登録商標です。 ■ IBM PC / AT シリーズは、米国 International Business Machines 社の商標、または 登録商標です。 ■ Microsoft および Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の 国における登録商標です。 ■ Macintosh、および Mac OS は、米国およびその他の国で登録された、米国 Apple Inc の商標です。 ■ Adobe、Photoshop は、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商 標です。 ■ その他、本冊子中の社名や商品名は、各社の商標、もしくは登録商標です。 ■ 本製品は、メニュー表示等に株式会社リコーがデザイン制作したリコー True Type フォントを使用しています。 1 妨害電波自主規制について 本カメラは、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準にもとづく クラス B 情報技術装置です。本カメラは、家庭環境で使用することを目的として いますが、本カメラをラジオやテレビジョン受信機に近接して使用すると、受信 障害を引き起こすことがあります。使用説明書に従って正しい取り扱いをしてく ださい。 標準付属品の確認 このカメラには、標準付属品として以下のものが入っています。ご使用にな る前にすべて揃っているかご確認ください。万一、足りないものがあるとき は、お買い上げの販売店にご連絡ください。 ① SD15 カメラ本体 ② ボディキャップ(カメラ本体に付属) ③ アイピースカップ(カメラ本体に付属) ④ ストラップ ⑤ ファインダーキャップ ⑥ リチウムイオン充電池 BP-21(接点カバー付) ⑦ リチウムイオン充電器 BC-21 ⑧ 充電器用 AC ケーブル ⑨ USB ケーブル ⑩ ビデオケーブル ⑪ SIGMA Photo Pro Disc ⑫ 使用説明書(本書) ⑬ 保証書 ⑭ 保証規定書 別途お買い求めください。 • 画像を記録するメモリーカードは付属していません。 2 目 次 標準付属品の確認 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 安全上のご注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 取り扱い上のご注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 各部の名称 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] (モディファイ) ボタン (消去) ボタン 35. (クイックセット) ボタン (測光モード) ボタン 38. (OK) ボタン 十字コントローラー 41. (キャンセル) ボタン 12 表示パネル シャッター速度表示 ISO 設定表示 絞り値表示 調光補正表示 リモコンモード表示 露出メーター表示 測光モード表示 オートブラケット表示 電池残量表示 カウンター表示 ファインダー 中央部分測光範囲表示 AF フレーム フラッシュ表示 合焦表示 シャッター速度表示 露出メーター表示 オートブラケット表示 絞り値表示 AE ロック表示 13 ダイヤル D ダイヤル オートブラケット設定 ミラーアップ撮影 セルフタイマー撮影(2 秒) セルフタイマー撮影(10 秒) 連続撮影 1 コマ撮影 電源 OFF ドライブエリア モードダイヤル プログラムオート 絞り優先オート シャッター速度優先オート マニュアル露出 14 操作の流れと参照項目 SD15 にはたくさんの機能がありますが、このページでおおよその流れをつ かんで、各項目で操作の詳細をマスターしてください。 電池を充電します(P. 19) 付属の専用リチウムイオン充電池を専用充電 器で充電します。 電池を入れます(P. 20) ふたの内側の表示に従って電池を入れます。 レンズを取り付けます(P. 24) カメラのマウントにある赤い丸とレンズ側の指 標を合わせてレンズをはめ込み、 レンズを右回り にカチッと音がしてロックされるまで回します。 15 言語を設定します(P. 26) メニュー画面の文字が、 ご使用になりたい言語と 異なる場合は、言語を変更します。 日付と時間を設定します(P. 27) 画像データのファイルに撮影日時が正しく記録 されるように日付と時間の設定をします。 カードを入れます(P. 34) D ダイヤルを □(1 コマ撮影)に合わせて 電源を入れます。 (P. 56) レンズのフォーカスモードスイッチを AF に します。 (P. 51) 16 露出のモードを選びます(P. 41) まずは P(プログラムオート)にセットしまし ょう。 ピントを合わせます(P. 51) ファインダーで構図を決めてシャッターボタ ンを半押しします。 撮影します さらにシャッターボタンを押し込んで撮影します。 撮影した画像を確認します。 (P. 82) 画像が 2 秒間表示されます。 17 カメラを使う準備をする 撮影をはじめる前に必要な準備やチェックする項目について説明し ます。 ストラップの取り付け方 付属のストラップの両端を一旦ほどいて、 ファインダーキャップを通してから、 図の ように左右の吊金具を通して取り付けま す。 ファインダーキャップの使い方 セルフタイマーやリモコン撮影など、 ファ インダーから目を離して操作をする時に 使用します。 1 アイピースカップを図のように外します。 2 外したアイピースカップの代わりにファイン ダーキャップを差し込みます。 18 電池を入れる SD15 は、付属の専用リチウムイオン充電池 BP-21 を使用します。お買い上 げの際には、電池は充電されていません。付属の専用充電器 BC-21 で充電 を行ってからお使いください。 電池を充電する 1 電源コードを、充電器の電源ソケットとコン セントに差し込みます。 2 図のように、電池をスライドさせて充電器に 取り付けます。 ● 充電中は充電ランプが点灯します。 ● 充電時間は約 150 分です。 ● 充電時間は周囲の温度や、充電状態によっ て異なります。 3 充電ランプが消えたら充電完了です。 電池を外して、電源コードをコンセントから 抜いてください。 ● 電池の充電は、なるべくご使用の直前にされることをおすすめします。日数が たちますと、自然に放電され、使用できる時間が短くなります。 ● 充電しても、撮影可能枚数が極端に少なくなった場合は、電池の寿命が考えら れます。新しい充電地をお買い求めください。 • この製品にはリチウムイオン電池を使用しています。ご使用済の電池は貴重 な資源となります。端子にテープを貼りつけて絶縁してからリサイクル協力 店にお持ちください。 リサイクル協力店のお問い合わせ先は、 有限責任中間法人 JBRC ホームページアドレス : http://www. jbrc. net/hp/contents/index. html 19 電池の入れ方 1 D ダイヤルが の位置になっているのを 確認し、図のように電池室ふたのレバーをス ライドさせて、ふたを開けます。 2 ふたの内側の表示に従って電池を入れます。 ● 電池がロックされるまで押し込んでくだ さい。 3 ふたを閉めます。 ● カチッと音がしてふたがロックされるまで 押してください。 ご注意 !!電池ふたは、約 35°開いた箇所で外れる構 造になっています。 これは別売の電池パック を取り付ける時に、 ふたを取り外す必要があ るためです。 開閉時にふたが外れてしまった 場合には、 図のようにふたを差し込んでくだ さい。 20 電池の取り外し方 1 D ダイヤルが の位置になっているのを 確認し、図のように電池室ふたのレバーをス ライドさせて、ふたを開けます。 2 電池ロックレバーを図のようにスライドさせ て、電池を取り出します。 警 告 !! • アクセスランプが点灯中は、絶対に電池を取り出さないでください。書き込 み中のデータが失われます。また、カードが損傷する場合があります。 21 電池のチェック D ダイヤルがドライブエリアに設定されているとき、 表示パネル上に電池の 容量を示す電池マークが表示されます。 表示の意味と対応は下図の通りです。 表示パネル 液晶モニタ 表示の意味と対応 電池の残量が十分にあります。 白 白 電池の残量が少なくなっています。新しい電池をご 用意ください。 白 電池の残量が殆どなく、まもなくカメラが作動しな くなります。電池を交換してください。 点滅 赤 点滅 電池の残量がなく、カメラが作動しません。電池を 交換してください。 AC アダプターを接続して、家庭用電源で作動して います。 (表示パネルは電池の容量に関らず、 フルの 表示となります。 ) 白 オートパワーオフについて 電池の消耗を防ぐため、カメラ機能が操作されないで約 6 秒間過ぎると、表示パネ ルのシャッター速度表示と絞り値表示が消えて電源が OFF になります。ただし、 D ダイヤルを にしたときと異なり、微小ながら電気が流れており、シャッター ボタンの半押しで ON になります。不用意にシャッターボタンに触れるとシャッ にしてください。 ターが切れてしまいますので、撮影の時以外はDダイヤルを 液晶モニタも、操作がされない状態が続くと、自動的に消灯し電源が切れます。 セットアップメニューの「LCD オフ」で液晶モニタが消灯するまでの時間、 「オ ートパワーオフ」の設定で電源が切れるまでの時間を変更することができます。 詳しくは 113 ページ「LCD オフとオートパワーオフ」の項目をご覧ください。 液晶モニタが消灯した場合も、シャッターボタンの半押しでカメラの電源が ON になります。 22 家庭用電源の使い方(別売) 別売りのACアダプター(SAC-4)を使用して、家庭用電源でカメラを作動 させることができます。長時間の撮影、画像の再生、コンピューターとの接 続時等におすすめします。 1 AC ケーブルを AC アダプターに接続します。① 2 D ダイヤルが の位置にあるのを確認してから、 AC アダプターのプラグをカ メラ本体に接続します。② ③ 3 AC ケーブルのプラグをコンセントに差し込みます。④ 使い終わったら、D ダイヤルを さい。 にし、プラグをコンセントから抜いてくだ 家庭用電源での作動中は、電池の有無、もしくは電池容量にかかわらず、表示パ ネルの電池マークはフルの表示になります。電池による作動に切り替えると、本 来の残量表示に切り替わります。 警 告 !! • アクセスランプが点灯している時には、絶対に電源の切り替えを行わないで ください。書き込み中のデータが失われます。また、カードが損傷する場合 があります。 23 レンズを取り付ける 1 D ダイヤルを にします。 2 レンズのリヤキャップと、ボディのマウント キャップを外します。 3 カメラのマウントにある赤い丸とレンズ側の 指標を合わせてレンズをはめ込み、レンズを 右回りにカチッと音がしてロックされるまで 回します。 ご注意 !! • 取り付けの際にレンズ着脱ボタンを押していると、ロックが不完全になる場 合があります。この状態ではレンズが連動しないばかりか、レンズがボディ から脱落する恐れがあります。必ずロックがされていることを確認してくだ さい。 が付きやすくなっています。指などで直接触れないようにご注意ください。 ゴミやほこりなどがある場合は、「お手入れについて」(P. 110)の項目を ご覧ください。 • マウント部にセットされているガラス(ダストプロテクター)は、特にキズ 24 4 レンズを取り外す時は、レンズ着脱ボタンを 押しながら、左回りに止まるまで回し、静か に引き抜いてください。 ご注意 !! • レンズのマウント面には、電気情報接点等、レンズとカメラの連動装置があ ります。キズや汚れが付くと誤動作や故障の原因となります。リヤキャップ を外したまま、レンズのマウント面を下に置かないでください。 25 言語の設定 液晶モニタに表示されるメニューやメッセージの言語は、 英語が初期設定と なっています。セットアップメニューの「言語の設定」で日本語に設定を変 更してください。 1 D ダイヤルをドライブエリアに合わせ、カメ ラの電源を入れます。 2 本体背面の ボタンを押してセットア ップメニューを開きます。 (P. 28 参照) 3 十字コントローラーの 言語」を選択します。 で「 Language / 4 十字コントローラーの か てサブメニューを開きます。 ボタンを押し 5 十字コントローラーの で「日本語」を選 択します。 言語は下記の 8 種から選択できます。 English 日本語 Deutsch 中文(简体字) Français Español Italiano 한국어 Русский 英語 日本語 ドイツ語 中国語 フランス語 スペイン語 イタリア語 韓国語 ロシア語 6 確定する場合は、十字コントローラーの ボタンを、確定しない場合は、 か タンを押します。 か ボ 26 日付と時間の設定 SD15 は、撮影した日付と時間を画像と共に記録します。正確な日付と時間 が確実に記録されるために、初めて使用する、あるいは長期間使用していな かった場合は、日付と時間を正しく設定してください。 1 D ダイヤルをドライブエリアに合わせ、カメ ラの電源を入れます。 2 本体背面の ボタンを押してセットア ップメニューを開きます。 (P. 28 参照) 3 十字コントローラーの を選択します。 で「日付 ⁄ 時刻」 4 十字コントローラーの か ボタンを押し て、日付と時間の設定ページを開きます。 5 ボタンで各項目を選択し、 正します。 ボタンで修 6 すべて設定し、 ボタンを押すとメインメニ ューに戻ります。 設定を途中で止めたい場合は、 ボタンを押 してください。 メ モ • 日付表示は、①年月日、②月日年、③日月年の 3 種類から選べます。「日付 設定」の項目で希望する状態にセットしてください。 • カメラの内蔵時計は、カメラ動作用電池から内蔵の充電池に充電された電気 で動いています。長期間カメラに電池が入っていない状態で、充電がされて いない場合は、内蔵時計を再設定する必要があります。 27 カメラのセットアップメニュー カメラ操作の基本となるセットアップメニューについて説明します。 セットアップメニュー画面から、カメラのこまかい機能や、カメラの基本状 態を設定することができます。 セットアップメニューの開き方 z 本体背面の ボタンを押します。 (再度 ボタンを押すと、セットアップ メニューが閉じ液晶モニタが消灯します。 ) セットアップメニューでは: z 十字コントローラーの ボタンを押して、 希望の項目を選択します。 z 十字コントローラーの ボタンか ボタ ンを押すとサブメニューか開きます。 (項 目によっては、専用画面が開いたり、確認 メッセージが表示されるものがあります。 ) サブメニューでは: z 十字コントローラーの ボタンを押して、 希望のオプションを選択します。 z 十字コントローラーの ンで確定します。 ボタンか ボタ (十字コントローラーの ボタンか ボ タンを押すと、オプションが変更されずにサ ブメニューが閉じます。 ) 28 メニューリスト *は初期設定の項目を示しています。項目によっては、販売国で設定が異なるこ とがあります。 項目 カスタム WB オプション ― 設定内容 カスタムホワイトバランス設 定に使用する画像を取り込み ます。 記録する画像のパラメーター の調整と、色空間(カラース ペース)の設定をします。 頁 62 コントラスト シャープネス ピクチャーセッティング 彩度 カラースペース 67 3 3 3 オートブラケット設定 5 5 5 AEL ボタンの設定 0 ► - ► +* - ►0 ►+ + ►0 ►0 ►- ►+ - ►0 ►+ + ►0 ►- オートブラケットの順序とコ 73-75 マ数を設定します。 継続 押す間* 切 入* 切 入* 切 入* 切* 入 切 ボタンから指を離した際 に、AE ロックを継続するか、 しないかの設定をします。 シャッターボタンを半押しし た際に、露出を固定するか、 しないかの設定をします。 暗い場所での AF 補助光の照 射をするか、しないかの設定 をします。 69 半押し AEL 70 AF 補助光 54 AF ビープ音 AF 合焦ビープ音の有無を設 51, 52 定します。 ISO 感度、バルブ撮影におけ る拡張領域での撮影をできる ようにするか、しないかの設 定をします。 2 秒* 拡張モード 80 撮影画像確認 5秒 10 秒 撮影後、液晶モニタに自動的 に表示される確認画像の表示 82, 83 時間を設定します。 29 項目 C ダイヤル : M オプション 設定内容 頁 M モード時のコマンドダイ シャッタースピード* ヤルの動作の割り当てを設定 45, 46 絞り します。 シャッターボタン* 2 秒後 10 秒後 通し番号* オートリセット ミラーアップ撮影の露光のタ 58, 59 イミングを設定します。 新しいカードをカメラに入れ たとき、もしくはカードを初 期化した後などの、ファイル 番号の付き方の設定です。 再生画像に露出オーバーの警 告を表示するか、しないかを 設定します。 UP モードの動作 ファイル番号 37 露出警告 切* 入 92 OK ボタンの設定 なし* ロック/ロック解除 マーク/マーク解除 ボタンに割り当てる機能 回転 の設定をします。 回転 露出警告 切 入* 切 入* ― 縦位置の画像を回転して表示 するか、しないかの設定をし ます。 縦位置撮影情報の記録の有無 を設定します。 カードを初期化します。 (カード内のすべてのファイ ルが消去されます。 ) 画像データに記録される日付 と時間を設定します。 カメラにカードが入っていな い状態でシャッターボタンを 押した時に、シャッターが切 れるか、切れないかの設定を します。 105 再生時の回転 — 縦位置情報記録 81 カードの初期化 36 日付/時刻 ― 27 カードなしレリーズ 禁止* 許可 40 30 項目 操作音 オプション 切 入* 切 10 秒 30 秒 1 分* 3分 5分 10 分 切 30 秒 1分 2分 5 分* 10 分 NTSC* PAL 設定内容 ボタンを押した時に操作音が するか、しないかの設定をし ます。 操作をしない時に、自動的に 液晶のバックライトが消灯す るまでの時間を設定します。 (切)は自動的に消灯しなく なる設定です。 操作をしない時に、自動的に 電源が切れるまでの時間を設 定します。 (切)は自動的に電源が切れ なくなる設定です。 カメラを TV やビデオにつな いだときのビデオ出力方式を 設定します。ご使用の地域に 合った方式に切換えます。 頁 — LCD オフ 113 オートパワーオフ 113 ビデオ出力 93 言語 / Language 英語 日本語 ドイツ語 フランス語 メニューやメッセージで表示 スペイン語 される言語を選択します。 イタリア語 中国語(簡体字) 韓国語 ロシア語 現在のファームウェアバージ ョンの確認と、カードから、 最新ファームウェアのアップ デートができまです。 すべての設定を初期設定に戻 します。 (言語の設定を除く) 26 ファームウェア ― — 設定のリセット ― — 31 ファンクション画面 ファンクション画面では、 ボタンで設定する機能 (フラッシュモード、 AF モードなど)の設定と確認のほかに、撮影に関する情報(絞り値、シャ ッタースピード、露出モード、撮影可能枚数など)の確認ができます。 z ボタンを押すと、 ファンクション画面 が表示されます。 z ファンクション画面が表示されている時に ボタンを押す、 ボタンを押す、も しくはシャッターボタンを半押しすると液 晶モニタが消灯します。 1 電池残量表示 2 露出モード表示 3 AE ロック表示 4 測光モード表示 5 ISO 感度表示 6 AF フレーム 7 シャッター速度表示 8 絞り値表示 z 12~16 の 9 オートブラケット表示 10 露出メーター表示 11 カウンター表示 12 AF モード(P. 52) 13 フラッシュモード(P. 49) 14 スローシンクロモード(P. 50) 15 シンクロモード(P. 50) 16 リモコンモード(P. 75-77) ボタンで設定する機能の詳細は、 各該当ページをご覧ください。 32 カメラ情報画面 カメラ情報画面では、撮影設定情報(画像サイズ、画質、ピクチャーセッテ ィングなど)とカード情報が一覧で表示されます。 z 画像の再生時以外に ボタンを押すと、 カ メラ情報画面が表示されます。 z 再度 ボタンか、 ボタンを押す、 もしく はシャッターボタンを半押しすると液晶モ ニタが消灯します。 1 電池残量表示 2 画像サイズ 3 画質 4 カラーモード 5 ホワイトバランス 6 コントラスト 7 シャープネス 8 彩度 9 カラースペース 10 日付と時刻 11 カードの使用率 12 カードの総容量 33 カードの入れ方と取り出し方 SD15 は、データの記録にメモリーカードが必要です。使用できるメモリー カードは SD メモリーカード、SDHC メモリーカード、マルチメディアカー ドです。 カードの入れ方 1 電源が OFF になっているのを確認し、 図のよ うに SD カードドアをスライドさせて開きま す。 2 カード室内の表示に従ってカードを入れます。 ● カチッと音がするまでカードを押し込んで ください。 3 SD カードドアを閉めます。 • カチッと音がしてふたがロックされるまで スライドさせてください。 メ モ • 必要に応じて使用前にカードを初期化してください。(P. 36 参照) 34 カードの取り出し方 1 電源が OFF になっているのを確認し、 図のよ うに SD カードドアをスライドさせて開きま す。 2 カードをカチッと音がするまで押し込み、ま っすぐ引き抜いてください。 3 SD カードドアを閉めます。 カチッと音がしてふたがロックされるまでス ライドさせてください。 警 告 !! • アクセスランプの点滅中は、次のことは絶対に行わないでください。(アク セスランプの点滅中は、画像の書き込みや読み込み、消去がカメラとカード の間で行われています。次のことを行うと、画像データが消えたり、壊れる 原因になります。) ① カードを取り出さないでください。 ② 電池を取り出さないでください。 ③ カメラに衝撃や振動を与えないでください。 メ モ • 電源を OFF にしても、カードへのアクセスが終了するまでは、アクセスラン プが点灯し、電源が切れません。 35 カードの初期化 新しいカードは使用する前に初期化しなければなりません。また、他のファ イルフォーマットで初期化されている場合や、データが壊れていたり、カー ドに異常がある場合も使用前に初期化する必要があります。 1 D ダイヤルをドライブエリアに合わせ、カメラの電源を入れます。 2 本体背面にある す。 ボタンを押して、セットアップメニュー(P. 28)を開きま 3 十字コントローラーの で「カードの初期化」を選択します。 4 十字コントローラーの か ボタンを押して、確認メッセージを開きます。 5 カードを初期化する場合は、 ボタンを、中 止する場合は ボタンを押してください。 警 告!! • 初期化はロックされた画像とそれ以外のファイルもすべて消去します。 メ モ • 他のカメラや機器でカードを初期化すると、SD15 で正常に動作しなかった り、容量が少なくなっていることがあります。画像を最大限記録するには、 使用前に SD15 で初期化してください。 36 ファイル番号の設定 記録されたデータには、 自動的に 0001 から 9999 までのファイル番号が付けられ ます。データを再生しているときは、液晶モニタの右上にファイル番号が表示さ れます(P. 85, 89 参照) 。また、ファイル番号はデータのファイル名にも表示され ます。ファイル名は、4 ケタのファイル番号と拡張子が SDIM の後に続きます。 例えば、画像番号 0023 は RAW データの場合、SDIM0023. X3F、JPEG データの 場合、SDIM0023. JPG と記録されます。SD15 で撮影された画像ファイルは、す べてカードの DCIM フォルダ内の###SIGMA フォルダに記録されます。 ● セットアップメニュー(P. 28)の「カラースペース」で、 「Adobe RGB」が選択 されている場合、ファイル名の「SDIM」は「_SDI」となります。 ● ファイル番号は連番か、 空のカードを入れるたびにリセットされるかのいずれか を選択できます。設定はセットアップメニューの「ファイル番号」で行います。 ファイル番号設定項目 連続でファイル番号が付けられます。空のカードを入れたとき、最 初のファイルに付けられるファイル番号は、以前の撮影で付けられ た最後の番号より1つ大きい番号が付けられます。 (SD15 で撮影 した画像が記録されているカードを入れた場合、以前に付けられた 最後の番号よりもカード内のファイルの番号が大きければ、その番 号の続きが付けられます。 ) 空のカードを入れたり、使用中のカード内の画像をすべて消去する たびに、ファイル番号が初期の番号 0001 にリセットされます。 (SD15 で撮影した画像が記録されているカードを入れた場合、番 号はリセットされずに次の番号が付けられます。 ) 通し番号 * オートリセット 1 D ダイヤルをドライブエリアに合わせ、カメラの電源を入れます。 2 本体背面にある ボタンを押してセットアップメニューを開きます。 (P. 28 参照) で「ファイル番号」を選択します。 か ボタンを押してサブメニューを開きます。 3 十字コントローラーの 4 十字コントローラーの 5 十字コントローラーの で希望の項目を選択します。 か ボタンを、 変更 6 選択した内容で設定する場合は、 十字コントローラーの ボタンを押してください。 しない場合は、 か 37 カウンター表示について カウンターには現在設定されている記録画素数における、 残りの撮影可能枚 数を表示します。 *撮影可能枚数は、記録画素数の設定を変更すると変わります。 例)残り撮影可能枚数 32 枚 *残り撮影可能枚数が 9999 枚以上の場合は、カウンターは から変化しません。 カードの空き容量がいっぱいになり、残り撮影可能枚数が 0 になると、シャッター速度表示部( と表示)が点滅しま す。 内部ファインダーにも の表示が点滅表示されます。 カードがカメラ本体に入っていない場合は、カウンターが “ ”と表示されます。 画像データを処理している状態(ビジー状態)では、シャッ ター速度表示部が図のようにアニメーションし、カウンター に「 」と表示されます。 内部ファインダーには、シャッター速度表示部がアニメーシ ョン表示されます。ビジー状態中はシャッターが切れません ので、表示が元に戻ってから撮影してください。 38 視度の調整について ファインダーがハッキリ見えるように視 度を調整します。 ファインダーを覗きながら、ファインダー中 央のオートフォーカスフレームがハッキリ見 えるように、視度補正レバーを左右にスライ ドしてください。 メ モ • 視度の調整できる範囲は、-3 ~+1. 5dpt です。 • 視度の調整をしてもファインダーがハッキリ見えない場合は、別売りの視度 調整レンズを併用してください。 表示パネルの照明 暗い場所で表示パネルが見づらい場合、表示 パネル照明ボタンを押すことにより、約 6 秒 間表示パネルがオレンジ色に照明されます。 メ モ • カメラがオートオフしている状態では照明されません。シャッターボタンを 半押しして、カメラの露出計を ON(表示パネルにシャッターと絞り値が表 示されている状態)にしてください。 • 照明中にシャッターボタンを半押しすると、照明が消えます。 • ボタンやダイヤル類の操作中は照明が継続されます。操作をやめた時点から 約 6 秒後に照明が消えます。 • 内蔵フラッシュの充電中は照明されません。 39 カメラの構え方 手ブレをおこさずきれいな写真を撮るために、 カメラは下記の要領でしっか り構えましょう。 ■右手でグリップを握ります。 ■左手でレンズを下から支えるように持ちます。 ■カメラを額につけるようにしてファインダーをのぞきます。 ■わきをしめ、片足を半歩踏み出すとより安定します。 シャッターボタンの押し方 シャッターボタンは 2 段階になっています。 軽く押して止まるところが 1 段目で、カメ ラが撮影状態になり、露出やピントの機構 が作動します。この状態までシャッターボ タンを押すことを“半押し”と言います。 半押しの状態からさらに押し込むとシャ ッターが切れます。 メ モ • 撮影をする前に、何回かシャッターを切って“半押し”の感覚をつかむと共 に、カメラに慣れるように各部を操作して練習することをおすすめします。 z 通常、カメラにカードが入っていない時に、シャッターボタンを押してもシャ ッターが切れませんが、シャッターが切れるように変更できます。セットアッ プメニュー(P. 28)の「カードなしレリーズ」の項目より設定します。 禁止 シャッターが切れません。 (初期設定) カメラにカードが入っていない時は、 許可 カメラにカードが入っていない時でも、 シャッターが切れます。 40 基本撮影 実際に撮影する上での基本的な操作を説明します。 露出のモードを選ぶ 露出を決める 4 つのモードの特徴と操作方法を説明します。 P プログラムオート 気軽な撮影にはこのモードを選びます。被写体の明るさに応じて、カメラが 最適なシャッター速度と絞りを決めてくれます。 1 D ダイヤルをドライブエリアに合わせ、 カ メラの電源をいれます。 2 モードダイヤルを P にします。 3 シャッターボタンを半押してピントを合 わせ、ファインダー表示を確認し撮影し ます。 明るすぎたり暗すぎた場合、シャッター 速度と絞り表示が点滅して警告します。 そのまま撮影すると露出が合いません。 41 マークが点滅した時は、シャッター速度 が遅くなり、手ブレをおこす可能性があり ます。フラッシュ撮影(P. 47, 79)をおこな うか、ブレを防止するために、三脚等を利 用して撮影してください。 プログラムシフト カメラが選んだシャッター速度と絞りの組み合わせを同じ露出を保ったま まを変更することができます。 希望するシャッター速度と絞りの組み合わせ の表示がでるまで、C ダイヤルを回してください。 ■ 撮影後は自動的に解除されます。 42 A 絞り優先オート 希望の絞りをセットし、 被写体の明るさに応じてカメラが最適なシャッター 速度を決めてくれます。絞り込んでピントの合う範囲を広げたり、絞りを開 けて背景をぼかすなど、絞りの効果を生かした撮影ができます。 1 D ダイヤルをドライブエリアに合わせ、カ メラの電源をいれます。 2 モードダイヤルを A にします。 3 シャッターボタンを半押ししてピントを 合わせ、C ダイヤルを回して希望の絞りを 選びます。 4 ファインダー表示を確認し撮影します。 明るすぎたり暗すぎた場合、シャッター速 度表示が点滅して警告します。明るすぎる 場合は絞り込み(数字を大きく) 、暗すぎ る場合は絞りを開けて(数字を小さく) 、 点滅が消えるように調整してください。 43 S シャッター速度優先オート 希望のシャッター速度をセットし、 被写体の明るさに応じてカメラが最適な 絞りを決めてくれます。高速シャッターで動きを止めたり、低速シャッター で動きを表現するなど、シャッター速度の効果を生かした撮影ができます。 1 D ダイヤルをドライブエリアに合わせ、 カ メラの電源をいれます。 2 モードダイヤルを S にします。 3 シャッターボタンを半押ししてピントを 合わせ、 C ダイヤルを回して希望のシャッ ター速度を選びます。 4 ファインダー表示を確認し撮影します。 明るすぎたり暗すぎた場合、 絞り表示が点 滅して警告します。 明るすぎる場合はシャ ッター速度を速くし、 暗すぎる場合はシャ ッター速度を遅くして、 点滅が消えるよう に調整してください。 44 M マニュアル露出 自分で希望のシャッター速度と絞りをセットします。 カメラの露出メーター の数値に基づいて、わざと露出をずらして表現に工夫を加えたり、市販の外 部露出計を利用して露出を決める場合などに使用します。 1 D ダイヤルをドライブエリアに合わせ、カメ ラの電源をいれます。 2 モードダイヤルを M にします。 3 シャッターボタンを半押してピントを合わせ、 C ダイヤルを回してシャッター速度を選びま す。 4 ボタンを押しながら、C ダイヤルを回 して絞りを選びます。 5 ファインダー表示を確認し撮影します。 カメラの露出メーターに基づいて露出を決める場合 モードダイヤルを M にし、シャッターボタンを半押しすると、露出メーターの 数値が表示されます。数値の表示例を以下に示します。 1. 7 0. 0 3. 0 適正露出に対して、1 2 / 3 段のマイナスの状態 適正露出 適正露出に対して、3 段のプラスの状態 露出メーターの表示は 1/3 段ステップで±3 段まで表示されます。 表示範囲を超 えた場合、露出メーターの数字が点滅表示されます。 ● マニュアル露出モードでは、C ダイヤルと ボタンの操作により、シャッ ター速度と絞り値の設定をしますが、動作の割り当てを変更することができま す。 45 セットアップメニュー(P. 28)の「Cダイヤル : M」の項目より設定します。 シャッタースピード (初期設定) 絞り C ダイヤルを回すとシャッター速度の設定、 ボタン を押しながら C ダイヤルを回すと絞り値の設定。 C ダイヤルを回すと絞り値の設定、 ボタンを押しな がら C ダイヤルを回すとシャッター速度の設定。 バルブ撮影 夜景の撮影など、 長時間シャッターを開け ておきたいときに使用します。 シャッター ボタンを押している間シャッターが開き 続けます。バルブ撮影の時には、しっかり した三脚を使用しましょう。 1 D ダイヤルをドライブエリア (セルフタイマー を除く)に合わせ、カメラの電源をいれます。 2 モードダイヤルを M にします。 3 C ダイヤルを回しシャッター速度表示部に を 表示させます。 4 ボタンを押しながら、C ダイヤルを回 して絞りを選びます。 5 希望の時間に達するまでシャッターを押し続 けます。 ご注意!! • バルブ撮影での露光可能な時間は、30 秒までとなっています。30 秒経つと、 シャッターボタンを押したままでも自動的にシャッターが閉じます。拡張モ ード(P. 80)を設定することにより、 120 秒までのバルブ撮影が可能となります。 • セルフタイマーとバルブ撮影は併用できません。バルブ撮影がセットされた 状態でDダイヤルをセルフタイマーに合わせた場合、1/180 秒(画像情報上 は 1/200 秒と表示されます)でシャッターが切れます。 46 内蔵フラッシュを使う このカメラは夜間の撮影に便利な S-TTL オート制御小型フラッシュを 内蔵しています。 内蔵フラッシュ撮影 P モードの時、手ブレが生じやすい状況に なると、ファインダー内に マークが点滅 します。このような時は内蔵フラッシュの 使用をおすすめします。 1 図のように左右の突起部を持って内蔵フラッ シュを引き上げます。 2 ファインダー内の ます。 マークを確認して撮影し ■フラッシュを引き上げると同時に充電が始まります。 充電中は マークが消灯 し、充電完了と同じにファインダー内と液晶パネルに マークが点灯します。 ■充電中はシャッターが切れません。 上部を押して内蔵フラッシュを収納してください。 ■フラッシュ撮影を終了したら、 ■連続して内蔵フラッシュを使用すると、グリップが若干温かくなることがあり ますが異常ではありません。 ご注意!! • レンズにフードを装着すると内蔵フラッシュの光がさえぎられ、写真に影が 大きく写り込むことがあります。また外径の大きいレンズや全長の長いレン ズでも同様の現象が発生することがあります。フードをはずすか、別売り専 用フラッシュを使用してください。 内蔵フラッシュが使用できなくなります。少し時間をおくと、再度使用でき るようになります。 • 内蔵フラッシュを連続して発光させると、発光部を保護するため、一時的に 47 各露出モードでの内蔵フラッシュ撮影について P モード 被写体の明るさやレンズの焦点距離に応じて、最適なシャッター速度 (1/30 ~ 1/180 秒の範囲)と絞り値が選択されます。明るい場所ではデーライトシンクロと なり、被写体とバックのバランスのとれた露出がえられます。シャッター速度と 絞り値が点滅表示された時は、露出オーバーとなりますのでご注意ください。暗 い場所で絞りが連動範囲を超えた場合でも、絞り開放で被写体が適正となるよう に自動調光されます。 A モード 希望の絞りをセットすると、同調速度の範囲内(1/180 秒以下)で最適なシャッ ター速度が選択されます。明るい場所ではデーライトシンクロとなり、被写体と バックのバランスのとれた露出がえられます。フラッシュ同調最高速度が点滅表 示されたときは露出オーバーとなりますのでさらに絞り込んでください。 S モード 希望のシャッター速度をセットすると、最適な絞り値が選択されます。シャッタ ー速度は同調速度の範囲内(1/180 秒以下)で選択できます。範囲を超えた高速 シャッターをセットしても、フラッシュ撮影中は自動的に同調速度に修正されま す。明るい場所ではデーライトシンクロとなり、被写体とバックのバランスのと れた露出がえられます。レンズの最小絞りが点滅表示された場合は露出オーバー となりますのでご注意ください。 M モード 絞りと同調速度範囲内のシャッター速度(1/180 秒以下)を選択できます。範囲 を超えた高速シャッターをセットしても、フラッシュ撮影中は自動的に同調速度 に修正されます。露出メーターが適正の状態で撮影すると、被写体とバックのバ ランスのとれた露出がえられます。露出メーターがマイナス表示された状態で撮 影すると、被写体は適正となりますが、バックは暗くなります。露出メーターが プラス表示された状態で撮影すると被写体もバックも露出オーバーとなりますの でご注意ください。 ご注意!!A モード時にシャッター速度が 1/200 秒と表示された場合、 実際は 1/180 • P、 秒で制御されます。S、M モード時にシャッター速度を 1/180 秒にセット したい場合は、1/200 秒を選択してください。 48 フラッシュ機能の設定 内蔵フラッシュは、 通常のフラッシュ撮影のほかにも多彩な機能を備えてい ます。フラッシュ機能の設定は、ファンクション画面で行います。 1 ボタンを押して、 ファンクション画面を 呼び出します。 2 十字コントローラーの でいずれかの項目 を選択し ボタン、 もしくは を押します。 3 十字コントローラーの でオプションを選 択し、 ボタン、もしくは を押します。 フラッシュモード 通常発光モード、赤目緩和モード、ワイヤレ スフラッシュモードの選択ができます。 通常発光モード 内蔵フラッシュを持ち上げた時、通常の発光が行われます。 (初期設定) ■通常はこのモードに設定してください。 赤目緩和モード フラッシュを使用して人物を撮影すると、瞳が赤く写ることがあ ります。赤目緩和モードはシャッターが切れる前に約 1 秒間の赤 目緩和ランプの照射を行い、 赤目現象を緩和することができます。 ワイヤレスフラッシュモード 別売りの専用フラッシュ EF シリーズ(ワイヤレスフラッシュ機 能に対応する機種のみ)を使用して、ワイヤレスフラッシュ撮影 を行うことができます。詳しくはフラッシュの使用説明書をご覧 ください。 C1~C3 49 スローシンクロ P / A モード時のフラッシュ撮影では、 シャ ッター速度が手ぶれを起こしにくいシャッタ ー速度に制限されますが、スローシンクロモ ードに設定すると、明るさに応じて 30 秒ま でのスローシャッターで制御されます。夜景 と人物の両方に露出の合った写真を撮ること ができます。 OFF (初期設定) 通常撮影モードに設定されます。 ■通常はこのモードに設定してください。 スローシンクロモードに設定されます。 ON 後幕シンクロ撮影(シンクロモード) スローシンクロで、動いている被写体を撮影 すると、通常は被写体の軌跡が動く被写体の 前方に写し込まれます。これは、シャッター 幕が全開したときにフラッシュが発光するた め、フラッシュ発光後~シャッター幕が閉じ るまでの軌跡が写し込まれるためです(先幕 シンクロ) 。 後幕シンクロモードを使用すると、 シャッター幕が全開した後、閉じるときにフ ラッシュが発光するため、シャッター幕全開~フラッシュ発光までの軌跡が、動 く被写体の後方に写し込まれ、自然な動きが表現できます。 (初期設定) 通常撮影(先幕シンクロ)モードに設定されます。 ■通常はこのモードに設定してください。 後幕シンクロモードに設定されます。 50 ピントを合わせる オートフォーカスの設定方法や手動でのピント合わせについて説明し ます。 オートフォーカスについて このカメラは AF 対応レンズとの組み合わせでオートフォーカスが機能しま す。 また被写体に合わせた 2 種類のオートフォーカスモードを備えています。 (ミラーレンズ等、特殊なレンズとの組み合わせでは、手動でのピント合わせとなります。 ) オートフォーカスによるピント合わせ 1 レンズのフォーカスモードスイッチを AF に します。 2 ファインダーで構図を決めてシャッターボタ ンを半押しします。 (AF フレームが自動選択 モードの場合、ピントが合った AF フレーム が一瞬赤く光り、ピピッという電子音で知ら せます。 ) オートフォーカスは、 次のような被写体にはピントが合わない場合があります。 ■ 白い壁など、コントラストのない被写体 ■ 画面の中央に強い光源がある場合 ■ ビルの窓など、繰り返しパターンがある場合 ■ 動きが速い場合 ■ オートフォーカスフレーム内に近くと遠くのものが混在している場合 ピントが合わない時は、 ほぼ同距離にある被写体でフォーカスロック撮影するか、 マニュアル(手動)でのピント合わせを行ってください。 51 オートフォーカスモードの設定 1 ボタンを押して、 ファンクション画面を 呼び出します。 2 十字コントローラーの で AF モードの項 目を選択し ボタン、もしくは を押します。 3 十字コントローラーの でオプションを選 択し、 ボタン、もしくは を押します。 シングル AF モード ピントが合うまでシャッターが切れませんので、 ピンぼけ写真を 防ぎます。 ピントが合うと、 ピントの合った AF フレームが光り、 ファインダー表示部の合焦表示が点灯しピントが固定されます (フォーカスロック) 。ピントを合わせ直したい時は、一旦シャ ッターボタンから指を離して再度半押しをしてください。 (初期設定) ■通常はこのモードに設定してください。 ■ピントが合わなかった場合は、合焦表示が点滅します。 ■電子音が不要な場合は消すこともできます。 セットアップメニ ュー(P. 28)の「AF ビープ音」で、 「切」に設定してください。 コンティニアス AF モード シャッターボタンを半押している間、 オートフォーカスが作動し 続けます。 動いている被写体にオートフォーカス機能が追従して いる場合、動体予測機能により、シャッターが切れる瞬間の位置 を予測してピント位置が調整されます。 ■ファインダー内の合焦表示、 および電子音による合焦サインは 行われません。 ■フォーカスロックはできません。 ■被写体の条件によってはオートフォーカス機能が追従できな い場合があります。 ■AF フレームが自動選択モードにセットされている場合、最初 に選ばれた AF フレームが被写体を追従し続けます。 52 AF フレームの選択 SD15 は、5 点のフォーカスポイントを備 えており、 カメラが最適なフォーカスポイ ントを選択する自動選択モードと任意の ポイントを選択できる任意選択モードを 選択できます。 ファインダーを覗き、 ボタンを押しながら、 C ダイヤルを回して任意の AF フレームを選 択します。 ■ 選択された AF フレームが赤く光ります。 ■ 自動選択モードは全部の AF フレームが赤 く光ります。 ■ C ダイヤルを時計方向に回すと、 図のような順番でフォーカスポイントが選択 されます。 自動選択モード (全部の AF フレームが光ります) 53 AF 補助光について SD15 は、AF 補助光を内蔵していますので、暗い場所でもオートフォーカ ス撮影が可能です。 ■ AF 補助光は、AF モードが (シングル AF モード)、フォーカスポイントが自 動選択、 もしくは中央の AF フレームが選択されているときのみ照射されます。 ■ AF 補助光は、 自動選択時も中央部のフォーカスポイントに対してのみ有効です。 ■ AF 補助光が有効な距離は、約 3m です。 ご注意!! • レンズにフードを装着すると、AF 補助光がさえぎられ、有効に働かないこと があります。また、外径の大きいレンズや全長の長いレンズでも同様の現象 が発生することがあります。 光が照射されなくなります。少し時間をおくと、再度使用できるようになり ます。 射すると、故障の原因となります。 • AF 補助光が連続して照射されると、ランプを保護するため一時的に AF 補助 • AF 補助光を別の用途(懐中電灯など)に使用しないでください。連続して照 ■ AF 補助光の照射を禁止することができます。セットアップメニュー(P. 28) の「AF 補助光」で、 「切」に設定してください。 54 フォーカスロック撮影 被写体が AF フレームに入らない場合の撮影方法です。 1 “AF フレームの選択” (P. 53) の項目に従い、 任意の AF フレームを選択します。 2 選択した AF フレームに被写体を入れて合シャッターボタンを半押しし、ピント を合わせます。 3 シャッターボタンを半押ししたまま、構図を決めて撮影します。 ■ AF モードが、 (シングル AF モード)のときのみ有効です。 ス AF モード)ではフォーカスロックはできません。 (コンティニア マニュアル(手動)でのピント合わせ オートフォーカスが苦手な被写体や、フォーカスロックが行えない場合、マ ニュアルでピントを合わせてください。 1 レンズのフォーカスモードを M にします。 (表示パネルの AF モード表示が消灯します。 ) 2 被写体がはっきり見えるようにレンズのフォ ーカスリングを回します。 ■ F5. 6 より明るいレンズでは、 ファインダーの合焦表示でピントを確認すること ができます。シャッターボタンを半押しのまま、フォーカスリングを回すと、 ピントが合った位置で合焦表示が点灯します(同時に電子音でも知らせます) 。 55 ドライブモードを選ぶ セルフタイマーなど、カメラの動作モードを説明します。 ドライブエリアについて D ダイヤルのドライブエリアとは、 カメラの動作モードを設定するエリアで す。 1 コマ撮影、 連続撮影、 セルフタイマー、 ミラーアップが含まれています。 ミラーアップ撮影 セルフタイマー撮影(2 秒) セルフタイマー撮影(10 秒) 連続撮影 1 コマ撮影 ドライブエリア 1コマ撮影 シャッターを押して撮影が終了すると1コマ分撮影され、 次の撮影のスタン バイ状態になります。通常は1コマ撮影にセットしてください。 56 連続撮影 シャッターを押し続けている間、連続撮影ができます。 ご注意!! • AF モードが (シングル AF モード)に設定されている場合、合焦ランプ 点灯中は1コマ目のピント位置と露出がロックされ連続撮影が行われます。 連続撮影中に被写体が動いたり、明るさが変化すると、ピントや露出が合わ ないことがあります。AF モードが (コンティニアス AF モード)に設定 されている場合、シャッターが切れるたびにピントを合わせますが、レリー ズが優先されるため、ピントが合わないままシャッターが切れる場合があり ます。 で、場合によってはスローシャッターになることがあります。 • 外部フラッシュを使用して連続撮影をすると、充電中にも撮影が行われるの • SD15 は連続撮影を可能にするため、撮影された画像データを一旦カメラ内 蔵のバッファーメモリに書き込みます。連続撮影モードでシャッターを押し 続けた場合、バッファーメモリに空き容量がなくなると、それ以上はシャッ ターが切れなくなります。画像データがバッファーメモリからカードに転送 され、空き容量ができた時点で次の撮影が可能になります。 連続撮影時の最大撮影コマ数と速度は、おおむね以下のようになります。 画像サイズ (HI) RAW 画 質 JPEG 21 3. 0 21 3. 0 21 3. 0 21 3. 0 (MED) (LOW) 上段は最大撮影コマ数、下段は最大撮影速度 (コマ / 秒 )です 57 セルフタイマー撮影 記念撮影で撮影者も一緒に写りたい場合や、 カメラブレを防ぐ目的で使用す ることができます。 10s にセットするとシャッターボタンを押してから約 10 秒後にシャッターが切 れます。 2s にセットするとシャッターボタンを押してから約 2 秒後にシャッターが切れ ます。 構図を決め、シャッターボタンを半押ししてピントを合わせてから、さらにシャ ッターボタンを押し込むとファインダー表示が消え、セルフタイマーが作動しま す。作動中は電子音が鳴り、2秒前になると電子音が速くなり知らせます。表示 パネルにはシャッターが切れるまでの秒数がカウントダウン表示されます。 ■電子音の設定が OFF の状態でも、セルフタイマーは電子音が鳴ります。 ■セルフタイマーを作動中に解除をしたい場合は、D ダイヤルを回して他のポジ ションに変更します。 ■ファインダーから目を離して操作する場合は、ファインダーキャップを使用し てください(P. 18) 。 ご注意!! • セルフタイマーとバルブ撮影は併用できません。バルブ撮影がセットされた 状態でDダイヤルをセルフタイマーに合わせた場合、1/180 秒(画像情報上 は 1/200 秒と表示されます)でシャッターが切れます。 ミラーアップ撮影 マクロ撮影など、シャッター作動時のミラーのショックをなくしたい場合、 露光前にあらかじめミラーを上げておくことができます。 シャッターボタンを半押ししてピントと露出を合わせます。 さらに押し込むとミラーが上がりピントと露出が記憶され ます( の文字が、露出表示と交互に表示されます) 。シャ ッターボタンから指を離してもう1度シャッターを押すと 露光され撮影が完了します。 58 z ミラーアップ撮影の露光のタイミングを変更することができます。セットアッ プメニュー(P. 28)の「UP モードの動作」より設定してください。 シャッターボタン (初期設定) 2 秒後 10 秒後 ミラーが上がった後、 再度シャッターボタンを押すと露光 されます。 ミラーが上がった後、2 秒後に露光されます。 ミラーが上がった後、10 秒後に露光されます。 ご注意!! • ミラーアップは 警 告!! 30 秒で解除され、ミラーが戻ります。ミラーアップを再開 したい場合はもう一度半押しからはじめてください。 • ミラーアップ状態でカメラを太陽に向けると、集光現象によりシャッター幕 メ モ が異常に熱くなり、 故障や火災の恐れがありますので絶対におやめください。 • ミラーアップ撮影は、別売りのリモートコントローラー RS-31 ( RS-21 、 RS-11)を使用すると便利です。詳しくは P75-77 をご覧ください。 59 応用撮影 “写真の表現に工夫を加えたい”そんな時に応えてくれる機能の説明 をします。 ホワイトバランスの選択(WB) 人間の目は、照明の種類が変わっても、白いものは白く見えるように自動的に調 整する能力をもっています。 フィルムカメラの場合は、 フィルターで調整したり、 使用する光源に適したフィルムを選択して対処します。デジタルカメラは、人間 の目のような調整能力をソフトウェアでおぎなうことができます。この調整をホ ワイトバランスと言います。自動的にホワイトバランスを調整する機能をオート ホワイトバランスと言います。 z 通常、ホワイトバランスは、初期設定の AWB(オートホワイトバランス)により 自動調整されますが、マニュアルでセットすることも可能です。 z マニュアルでセットする場合は、 照明の種類が明らかになっている必要があります。 z マニュアルでセットできる光源の種類は、下表のとおりです。 z 下表内の「カスタム」とは、実際の照明下で撮影し、取り込んだ画像を基準として ホワイトバランスを調整する、 カスタムホワイトバランスモードです。 (P. 62 参照) ホワイトバランスには以下のモードがあります。 モード 色温度 - 約 5400K 約 8000K 約 6500K 約 3000K 約 4100K 約 7000K カメラが自動的に最適なホワイトバランスを決 定します。 通常はこのモードにセットしてください。 晴天の屋外で撮影するときに選択します。 晴天の屋外の日陰などで撮影するときに選択し ます。 曇天の屋外などで撮影するときに選択します。 白熱電球の照明下で撮影するときに選択します。 白色蛍光灯下で撮影するときに選択します。 エレクトロニックフラッシュ EF-530 DG を使用 して撮影するときに選択します。 セットアップメニューの「カスタム WB」で、実際 に取り込んだ画像を基準とし、ホワイトバランス が設定されます。(P. 62) AWB オート (初期設定) 晴れ 日陰 くもり 白熱電球 蛍光灯 フラッシュ カスタム ― 60 1 D ダイヤルを (1 コマ撮影)に合わせ、カ メラの電源を入れます。 2 ボタンを押してクイックセットメニュー を開きます。 3 十字コントローラーの で、希望のモード を選択します( ボタンを押すごとに前ペー ジの表の順番でホワイトバランスのモードが 変更されます。 4 シャッターボタンを半押しすると、選択され たモードが確定され、撮影できます。 ( ボ タンを押しても選択されたモードが確定され ます。 z カスタム WB ( ) を選択した場合、セットアップメニュー(P. 28)の「カス タム WB」で最後に取り込まれた設定値で撮影されます。 61 カスタムホワイトバランスの設定 カスタムホワイトバランスは、実際に取り込んだ画像を基準として、ホワイ トバランスを設定する方法です。 1 D ダイヤルを (1 コマ撮影)に合わせ、カメラの電源を入れます。 ボタンを押してセットアップメニューを開きます。 (P. 28 参 2 本体背面の 照) 3 十字コントローラーの で、 「カスタム WB」を選択します。 ボタンを押して確認メッセージを開きます。 4 十字コントローラーの か 5 実際に撮影を行いたい照明下で、 基準にしたい白い被写体(白い紙や、白い壁な ど)にカメラを向けます。ファインダー内の中央部分測光範囲表示のサークル内 に、白い部分がいっぱいになるようフレーミングしてください。 6 シャッターボタンを押します(シャッターが切れ、カスタムホワイトバランスの 基準が取り込まれます) 。 7 取り込みがうまくいった場合は「ホワイトバランス画像の取り込みに成功しました。」 とメッセージが液晶モニタに表示されます。 「取り込みに失敗しました!・・・」と メッセージが出た場合はもう一度、手順 5 からやり直してください。中止した ボタンを押してください。 い場合は ご注意!! • 「ホワイトバランス画像の取り込みに成功しました。」とメッセージが表示さ れたあとは、自動的にカスタムモードに設定されますので、そのまま本撮影を してください。カスタムホワイトバランスモードを中止したい場合は他のモー ドに変更してください。 かにセットしてください。M モードでも取り込みは行われますが、正確に取り 込めない場合があります。 ットしてください。オートフォーカスでは取り込み位置がずれて、正確に取り 込めない場合があります。 • ホワイトバランス画像の取り込みの際は、露出のモードを P、A、S のいずれ • ホワイトバランス画像の取り込みの際は、フォーカスモードをマニュアルにセ 62 ISO 感度の設定 フイルムカメラで、用途に合わせて感度の違うフィルムを選ぶように、撮影 時の感度を選択することができます。 (ISO 感度 P. 114) ボタンを押しながら、 C ダイヤルを回して 希望の ISO 感度をセットします。 z 設定できる ISO 感度は、以下の通りです。 (オート), 100, 200, 400, 800, 1600 メ モ • (オート)を選択した場合、明るさによって ISO100 か 200 が自動選 択されます。フラッシュ撮影の場合は ISO100、200、400 から自動選択され ます。 ~3200 まで使用することができます。詳細は P. 80「拡張モード」をご覧くだ さい。 • セットアップメニュー(P. 28)の「拡張モード」を「入」に設定すると、ISO50 ご注意!! •M モード時は (オート)を選択できません。S、A、P モード時に (オート)を選択した場合、M モード時は ISO100 で撮影されます。 63 画像の設定 記録画像は、使用目的によって、 “画像サイズ”と“画質”を変更すること ができます。 (HI) 2640×1760 RAW (RAW) FINE (JPEG) NORM (JPEG) BASIC (JPEG) 15. 4MB 3. 3MB 1. 9MB 1. 4MB 1. 6MB 0. 9MB 0. 7MB 0. 8MB 0. 5MB 0. 3MB 画像サイズ (MED) 1872×1248 (LOW) 1312×880 画 質 *ファイルサイズは被写体によって変化します。 画質について SD15 は、付属ソフトによる現像が必要な RAW 形式と、汎用性の高い JPEG 形 式のいずれかで画像を記録することができます。 RAW 形式は、カメラ内でデジタル的な処理は行わず、素材性を重視した記録方 式です。付属ソフトによる現像作業が必要ですが、ソフトで汎用性の高い JPEG 形式や TIFF 形式に変換できます。 画像サイズの設定 1 ボタンを押してクイックセットメニュー を開きます。 2 十字コントローラーの で、希望の画像サイ ズを選択します ( ボタンを押すごとに画像 サイズが (HI) → (MED) → (LOW) と変化します。 3 シャッターボタンを半押しすると、選択され たモードが確定され、撮影できます。 ( ボ タンを押しても選択されたモードが確定され ます。 64 画質の設定 1 ボタンを押してクイックセットメニュー を開きます。 2 十字コントローラーの で、 希望の画質を選 択します ( ボタンを押すごとに記録画質が RAW → FINE → NORM → BASIC と変化 します。 3 シャッターボタンを半押しすると、選択され たモードが確定され、撮影できます。 ( ボ タンを押しても選択されたモードが確定され ます。 ご注意!! • 画質を RAW に設定すると、画像サイズが自動的に す。他の画像サイズは選択できません。 (Hi)に切り替わりま カラーモード 各撮影シーンに最適な色調、 コントラスト などを調整したカラーモードを選択でき ます。また、セピア調、モノクローム調の 写真を撮ることができます。 1 ボタンを押してクイックセットメニュー を開きます。 2 十字コントローラーの で、希望のモード を選択します。 ( ボタンを押すごとに次ペ ージの表の順番でカラーモードが変更されま す。 ) 65 3 シャッターボタンを半押しすると、 選択されたモードが確定され、 撮影できます。 ( ボタンを押しても選択されたモードが確定されます。 カラーモードには以下のモードがあります。 スタンダード (初期設定) ビビッド ニュートラル ポートレート 風景 白黒 セピア さまざまなシーンに対応する基本的なカラーモードです。 彩度、コントラストが高めに設定され、鮮やかな印象に表現 します。 彩度、コントラストが控えめに設定され、落ち着いた雰囲気 を再現します。 肌の階調を柔らかく表現する、 人物撮影に適したモードです。 青空や緑をより鮮やかに表現し、メリハリのある風景を再現 します。 白黒(無彩色)の写真を撮ることができます。 セピア調のモノトーンの写真を撮ることができます。 メ モ • カラーモードは、ピクチャーセッティングを併用することにより、より自分 好みの写真に近づけることができます。例えば、ビビッドモードで彩度を+ 側に調整すると、より鮮やかさを増すことができます。 ご注意!! [. . . ] 10) カードに何らかの異常がある。 ►カードをフォーマットするか、既にフォーマットされているカードを入れて ください。 (P. 36) ►カードが壊れている可能性があります。 液晶モニタのメッセージ “カードが入っていません” ► カードを入れてください。 (P. 34) “カードエラー” ► カードをフォーマットするか、既にフォーマットされているカードを入れてく ださい。 (P. 36) ► カードが壊れている可能性があります。 117 “カードがプロテクトされています” ► カードの書き込み禁止スイッチが「LOCK」になっています。カードを取り出 し、LOCK を解除してください。 (P. 10) “容量がいっぱいです” ► 新しいカードを入れるか、要らない画像を消去して容量を空けてください。 (P. 34-35) (P. 94~96) “画像がありません” ► 問題ありません。再生できる画像が 1 枚も撮影されていない状態です。 “このファイルは再生できません” ► 他のカメラで撮影した画像か、画像データが壊れている可能性があります。 “このファイルは拡大できません” ► 他のカメラで撮影した画像か、画像データが壊れている可能性があります。 “記録できません” ► カードに異常がある可能性があります。画像データをパソコン等に保存し、パ ソコンでカードをフォーマットしてください。再度メッセージが表示される場 合は、カードが壊れていますので、他のカードをご使用ください。 “エラーコード***” (***は番号が表示されます) ► いったん電源を OFF にします。再度電源を入れ、問題が解決しなければ、弊社 営業所にご相談ください。 困ったときは カメラの調子が悪かったり写真がうまく写らなかった場合、 故障と思われる 前に次の点を確認してください。 表示パネルになんの表示も出ない。 電池が消耗している。 ►新しい電池と交換してください。 (P. 19~22) 電池の向きが正しくない。 ►正しい向きに入れ直してください。 (P. 20) 118 シャッターが切れない。 D ダイヤルがドライブエリア以外にセットされている。 ►ドライブエリア内で撮影してください。 (P. 56) 合焦表示が点灯していない。 (シングル AF モード時) ►ピントを合わせる位置を変えるか、手動でピントを合わせてください。 (P. 51~55) カードが入っていない。 ►カードを入れてください。 (P. 34) データ処理中(ビジー状態)になっている。 ►処理が終わるまでお待ちください。 (P. 38) カードの空き容量がいっぱいになっている。 ►新しいカードを入れるか、いらない画像を消去して容量を空けてください。 (P. 34-35) (P. 94~96) オートフォーカスが動かない。 レンズのフォーカスモードスイッチが M になっている。 ►レンズのフォーカスモードスイッチを AF にしてください。 (P. 51) レンズがきちんと取り付けられていない。 ►正しくレンズを取り付けてください。 (P. 24) 電源が勝手に切れる。 オートパワーオフが働いている。 ►長時間、電源を切りたくない場合は、セットアップメニューでオートパワー オフの設定を「切」にしてください。 (P. 113) 撮影・記録ができない。 カードが正しくセットされていない。 ►カードを正しく入れてください。 (P. 34 - 35) カードの空き容量がいっぱいになっている。 ►新しいカードを入れるか、いらない画像を消去して容量を空けてください。 (P. 34-35) (P. 94~96) 電池が消耗している。 ►新しい電池と交換してください。 (P. 19~22) ピントが合っていない。 ►もう一度ピントを合わせ直すか、手動で合わせてください。 (P. 51~55) 119 液晶モニタの表示・画像が不鮮明になる。 ゴミや汚れが付いている。 ►ブロワーで吹き飛ばしたり、柔らかい清潔な布で拭き取ってください。 (P. 110) 液晶が消耗している。 ►お買い上げの販売店もしくは弊社営業所にご相談ください。 画像がボケて写っている。 レンズのフォーカスモードスイッチが M になっている。 (P. 51) ►レンズのフォーカスモードスイッチを AF にしてください。 手ブレをおこしている。 ►シャッターボタンを静かに押すか、三脚等を利用してカメラを固定して撮影 してください。 カードが使えない。 カードのデータが壊れている。 ►カードを初期化してください。 (P. 36) カードの書き込み禁止スイッチが「LOCK」になっている。 ►カードを取り出し、LOCK を解除してください。 (P. 10) 画像を消去できない。 画像にロックがかかっている。 ►ロックを解除してください。 (P. 98 - 100) カードの書き込み禁止スイッチが「LOCK」になっている。 ►カードを取り出し、LOCK を解除してください。 (P. 10) 撮影年月日・時間が正しく表示されない。 日付・時間が正しく設定されていない。 ►日付・時間を正しく設定してください。 (P. 27) テレビに画像が出ない。 ビデオケーブルがしっかりと差し込まれていない。 ►ビデオケーブルを根元までしっかりと差し込んでください。 120 主な仕様 レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ SD / SDHC メモリーカード、マルチメディアカード 20. 7 x 13. 8 mm シグマ SA バヨネットマウント レンズ表記の約 1. 7 倍の焦点距離に相当(35mm カメラ換算) シグマ SA マウントレンズ群 FOVEON® X3™(C-MOS) 1406 万個(2652 x 1768 x 3 層) 3:2 Exif2. 21 準拠、DCF2. 0 準拠 ロスレス圧縮 RAW(12-bit) 、JPEG (High、Medium、Low) HI (High):2640 x 1760 画素、 記録画素数 MED (Medium):1872 x 1248 画素、LOW:1312 x 880 画素 インターフェイス USB 2. 0、ビデオ出力(NTSC/PAL 切替可) 8 種(オート、晴れ、日陰、曇り、白熱電球、蛍光灯、フラッシュ、 ホワイトバランス カスタムホワイトバランス) ファインダー ペンタプリズム式一眼レフファインダー ファインダー視野率 縦 98%、横 98% ファインダー倍率 0. 9 倍(50mm F1. 4、∞) アイポイント 18mm 視度補正範囲 -3dpt ~+1. 5dpt オートフォーカス TTL 位相差検出方式、十字配置 5 点(中央クロス) AF 検出範囲 EV 0~18(ISO100) フォーカスモード AF-S(シングル) 、AF-C(連続、動体予測機能付) 、マニュアル 測光方式 評価測光、中央部重点平均測光、中央部分測光、スポット測光 測光範囲 EV 1~20(50mm F1. 4、ISO100) P プログラム AE、A 絞り優先 AE、 露出モード S シャッター速度優先 AE、M マニュアル露出 ISO(50) 、100、200、400、800、1600、 (3200) ISO 感度 ( )は拡張モード設定時 露出補正 ±3EV(1/3 ステップ) 、フラッシュ調光補正機能あり AE ロック 押しボタン式 3 コマ/5 コマ段階露出 オートブラケット (1/3 ステップ、適正 → アンダー → オーバー)順序変更可 シャッター 全速度電子制御式縦走行方式フォーカルプレーンシャッター 1/4000~30 秒 バルブ(30 秒まで) (拡張モード設定時は 120 秒まで) シャッター速度 フラッシュ同調速度 1/180 秒 型式 記録媒体 撮像素子サイズ レンズマウント 実撮影画角 使用レンズ 撮像素子 有効画素数 アスペクト比 記録フォーマット 記録方式 121 連続撮影速度 約 3. 0 コマ/秒(21 コマ) (最大連続撮影数) 外部フラッシュシンクロ ホットシュー(X 接点、専用フラッシュ連動接点付) アスペクト比 3:2 3. 0 型 46 万ドット 広視野角 TFT 液晶 液晶モニタ (視野率約 100%) 画像再生 1 画像再生、9 画像サムネイル表示、拡大再生、スライドショー 9 言語 (英語 / 日本語 / ドイツ語 / 中国語(簡体字) / 液晶モニタ 表示言語 フランス語 / スペイン語 / イタリア語 / 韓国語 / ロシア語) 専用リチウムイオン充電池 BP-21、 電源 ACアダプターSAC-4(別売) 大きさ 144 mm(幅)x 107. 3 mm(高さ)x 80. 5 mm(奥行) 質量 680g(電池除く) コンピューターとの接続について カードに記録された画像は、SD15 をコンピューターに接続して転送することが できます。画像データの転送速度はコンピューターの性能やオペレーションシス テムにより変わります。 コンピューターとの接続方法の詳細は、同梱の SIGMA Photo Pro Disc 内の SIGMA Photo Pro 使用説明書(PDF ファイル)をご覧ください。 接続に関するご注意 z カメラとコンピューターをケーブルで接続す る前に、 カメラの電源を にしてください。 USB (2. 0) 端子 USB 接続 z 付属の USB ケーブルでカメラとコンピュー ターを接続してください。 z USB 接続中は、 カメラのシャッターボタンと 液晶モニタは使用できません。 z USB 接続中は、 カメラのオートパワーオフの 機能が働きません。 警 告 !! • コンピューターとの接続には、付属の専用ケーブル以外は使用しないでくだ さい。他のケーブルを使用すると、故障の原因になることがあります。 122 電話でのお問い合わせ シグマ カスタマーサービス部 フリーコール : 0120-9977-88 (携帯電話・PHS をご利用の方は 044-989-7436 にご連絡ください) 受付時間 : 月~金 9:00-18:00 (土日祝日および年末年始弊社休業日はお休みさせていただきます) 株式会社シグマ 本 社 〒215-8530 神奈川県川崎市麻生区栗木 2 丁目 4 番 16 号 (044) 989-7430 (代) FAX: (044) 989-7451 大阪営業所 〒541-0059 大阪市中央区博労町 1-7-2 堺筋トラストビル 8F 06(6271)1548 工 場 〒969-3395 福島県耶麻郡磐梯町大字大谷字日知坂 6594 0242(73)2771(代) 弊社事業所の営業時間 : 月~金 9:00-17:00 (土日祝日および年末年始弊社休業日はお休みさせていただきます) インターネットホームページアドレス http://www. sigma-photo. co. jp 124 [. . . ]

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