ユーザーズガイド SIGMA SIGMA PHOTO PRO 3.5

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マニュアル抽象的: マニュアル SIGMA SIGMA PHOTO PRO 3.5

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[. . . ] 27をクリックすると、 複数の画像を表示することができます。 画像の保存 ボタンp. 29をクリックすると、 X3FデータをTIFFかJPEGフォーマット に変換して保存します 画像を表示 ボタンp. [. . . ] 30をクリックすると、 X3FデータをTIFFかJPEGフォーマットに 変換して保存します 画面サイズボタンp. 23をクリックす ると、画像の表示倍率を画面サイ ズに合わせます。 表示サイズ変更ボタン p. 23 をクリックすると、画像の表示 倍率を変更できます 更したデータを保存できます JPEG, TIFF の場合は、上書き保存となります 調整設定 p. 24を選択すると、様々な 設定で画像を見ることができます 調整パレット p. 33をク リックすると、調整パレ ットが開きます エディットボタン p. 18をクリックすると、表示されている画像 の回転、印刷、マーク、ロック、消去ができます 撮影情報ボタンp. 42をクリックすると、撮影情 ルーペボタン p. 22をクリックすると画像の細部の 報ウィンドウを開くことができます 確認ができます。 SIGMA Photo Pro User Guide 4 1 イ ン ト ロ ダ ク シ ョ ン 1. 2 使用説明書について この使用説明書は、シグマデジタルカメラの画像処理ソフト SIGMA Photo Pro のインストール方法及び 使用方法について説明しています。 この使用説明書に使用している記号とその使用方法について メニューパスは以下のように表示されます メニューヘッダー > メニューの選択 キーボードは以下のように表示されます Ctrl + アルファベット あるいは 記号 “Ctrl” は Windows のコントロールキーの略語です。 この使用説明書のコンピューター画面上での使い方 SIGMA Photo Pro 使用中にこの使用説明書をコンピューター画面上でご覧になる場合は、ヘルプメニュ ーの中から SIGMA Photo Pro のヘルプを選択してください。 画面上 の PDF 使用説明書では、以下の機能を使うことができます: トピック検索にはブックマーク 機能を使うことが出来ます キーワードの検索には、 検索機能を使うことが できます SIGMA Photo Pro User Guide 5 2 コ ン ピ ュ ー タ ー の 設 定 この章では、以下の事項について説明します • コンピューターへのインストール • モニタの確認 SIGMA Photo Pro User Guide 6 2 コ ン ピ ュ ー タ ー の 設 定 2. 1 ソフトウェアのインストール Windows での動作条件 SIGMA Photo Pro は 以下の条件を満たす Windows コンピューター (DOS/V 互換機) で動作します。 Pentium4 相当以上のプロセッサを搭載したパーソナルコンピューター Windows XP(service pack2 以降)、Windows Vista のいずれかの OS 512 MB 以上の RAM (1GB 以上を推奨) 1 GB 以上の空き容量のあるハードディスク 16 ビット (約 65, 000 色) 以上のカラー表示が可能なグラフィックカード (24 ビット (約 1, 677 万色) 以上 を推奨) 1, 024 x 768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ 標準装備された USB インターフェース インストール時に CD-ROM ドライブまたは DVD-ROM ドライブが必要 ソフトウェアのインストールとアンインストール お持ちのコンピューターに SIGMA Photo Pro をインストールする為には、まず SIGMA Photo Pro Disc を CD-ROM ドライブに挿入し、エクスプローラから CD-ROM ドライブを開き、Setup. exe のアイコンをダ ブルクリックして、プログラムのインストールを開始して下さい。 その後はウィザードの手順に従って、インストールを進 めて下さい。この時に、インストールする言語やアプリケ ーションの保存場所などの選択を行います。 注意:インストーラーを起動する前に、全てのプログラム を中止して下さい。また、インストールが完了したら、コ ンピューターを再起動して下さい。 SIGMA Photo Pro をアンインストールする場合は、コン トロールパネルのアプリケーションの追加と削除からアン インストールを行って下さい。 SIGMA Photo Pro を再インストールする場合は、初めにアンインストールを行ってください。アンインスト ール後、インストーラーを起動し、インストールを行ってください。 SIGMA Photo Pro User Guide 7 2 コ ン ピ ュ ー タ ー の 設 定 2. 2 モニタの確認 モニタの明るさ、ガンマ、色調の確認 SIGMA Photo Pro では、メインウィンドウのツールからモニタの確認(ツール > モニタの確認)を選択する と、モニタ出力を確認するためのパターンが表示されます。 以下のダイアログボックスは、モニタの色の偏りと、ガンマを確認するためのものです。モニタの調整は、 ご使用のモニタの使用説明書に従ってください。 モニタ上で画像に調整を行うためには、モニタ上で正確な色再現がされている必要があります。 時間が経過すると、モニタの特性が変わることがありますので、時折モニタの状態をチェックして下さい。 モニタの使用説明書をご覧いただき、メーカーの推奨する方法でキャリブレーションを行ってください。 モニタプロファイルの利用 SIGMA Photo Pro はモニタプロファイルに対 応しています。モニタプロファイルに関する情 報につきましては、モニタの使用説明書、プロ ファイリング ソフトウェア、オペレーティングシス テム等でご確認ください。 モニタ解像度の選択 SIGMA Photo Pro は解像度 800x600 のモ ニタ用に設定されていますが、画像の閲覧部 分やサムネイル画像は最適化されておりませ ん。画像の閲覧や画像処理を行う際には、 1024x768 以上の解像度を持つモニタを使用 されることをお奨めいたします。SIGMA Photo Pro は、プログラムが起動すると、サムネイル 枠を最適な大きさに設定します。 SIGMA Photo Pro User Guide 8 3 ご 使 用 前 に この章では、以下の項目について説明します • カメラのコンピューターへの接続方法 • SIGMA Photo Pro の起動方法 SIGMA Photo Pro User Guide 9 3 ご 使 用 前 に 3. 1 カメラのコンピューターへの接続方法 SIGMA Photo Pro をご使用になるときに、SD シリーズや DP シリーズのカメラ をコンピューターに接続 することができます。本ソフトウェアの動作を保証する為に、その他のデジタルカメラは取り外してください。 注意:SD9, SD10 は、接続できません ケーブルを接続する カメラとコンピューターを接続する際は、カメラに付属の USB ケーブルを使用し、必ずカメラのスイッチが OFF になっていることをご確認ください。 カメラの電源を入れる カメラの使用説明書に記載されている手順でカメラの電源を入れてください。カメラをコンピューターに接 続する前にカメラの電源を入れると、SIGMA Photo Pro はカメラを認識することができません。 カメラを接続する カメラをコンピューターに接続し、カメラの電源を入れるとストレージデバイス(ドライブ)として認識されます。 SIGMA Photo Pro のコンピューター枠にドライブとして表示されますので、そのフォルダをクリックすると カメラ内のメディアに保存されている画像がサムネイル枠に表示されます。サムネイル枠に画像が何も表 示されない場合は、カメラ内のメディアには画像が保存されていません。 注意:SD9/SD10 をコンピューターに接続しても認識されません。 3. 2 SIGMA Photo Pro の起動方法 SIGMA Photo Pro の起動方法 と終了方法 SIGMA Photo Pro は、カメラを接続しなくても、コンピューターのデスクトップ上 のアイコンをダブルクリックすることで起動させることができます。ダブルクリック するとメインウィンドウが現れ、コンピューター枠には最後に作業を行ったフォル ダが選択された状態になります。 フォルダ内に保存されている画像は、X3F、JPEG、TIFF いずれのフォーマット でも表示させる事ができます。初めて SIGMA Photo Pro をお使いになった場 合は、マイドキュメントフォルダが選択されます。 また、マイコンピュータやエクスプローラなどで X3F ファイルが表示されている場合は、そのアイコンをダ ブルクリックすることで、表示されていたフォルダを開いた状態でメインウィンドウが表示され、指定された ファイルをレビューウィンドウで表示した状態で SIGMA Photo Pro が起動します。 アプリケーションを終了する場合は、メインウィンドウのタイトルバーにあるクローズボックスをクリックするか、 メニューからファイル>終了 を選択してください。 SIGMA Photo Pro User Guide 10 4 画 像 の 取 り 込 み この章では、以下の項目について説明します • カメラからコンピューターへ画像を取り込む SIGMA Photo Pro User Guide 11 4 画 像 の 取 り 込 み 4. 1 カメラからコンピューターに画像を取り込む方法 カメラからコンピューター内のフォルダに画像を転送することで、X3F ファイルや JPEG 画像を保存するこ とができます。 注意:CD-ROM などの書込み禁止になっているメディアでは 上記の作業を行うことはできません。 カメラをコンピューターに接続した場合 付属の USB ケーブルを使用し、コンピューターにカメラを接続すると、カメラはコンピューターに接続され ているストレージデバイス(ドライブ)として認識されます。 SIGMA Photo Pro でカメラからコンピューターに画像を転送するには以下の方法で行います。 SIGMA Photo Pro を使用して画像を取り込む 1. 既存のフォルダに画像を転送する。 1. 転送先となるドライブを、メインウィンドウ左側の「コンピューター枠」に表示されているドライブの中か ら選び、ダブルクリックします。 2. 選択したドライブの下にフォルダが表示されます。画像を転送するフォルダを選んで下さい。 新規にフォルダを作成する場合は、フォルダを作成するドライブ又はフォルダを右クリックし、表示された メニューから「新しいフォルダ」を選んで下さい。 2. ドライブとして認識されているカメラの DCIM フォルダ内の、SIGMA フォルダを開き転送する画像ファ イルを選択する。 1. 転送先となるドライブを、メインウィンドウ左側の「コンピューター枠」に表示されているドライブの中 から選び、ダブルクリックします。 メイン画面左側のコンピューター枠に表示されているドライブをダブルクリックします。 すぐ右下に表示される DCIM フォルダをクリックします。 DCIM フォルダ内の SIGMA フォルダをクリックします。 サムネイル枠に表示されている画像からコンピューターに転送したいものを選択する。全ての画像を選 択する場合は Ctrl + A を押すか、メニューの 編集 > 全て選択 をクリックします。 3. [. . . ] 35 画像の色補正を行います ヒストグラム p. 37 明度を測定し、 望ましい階調になっているかを確認します ナビゲーション 画面に表示されている画像が全体のどの位置を表しているか 確認ができます。 調整パレットの最大化、最小化と閉じる 方法 調整パレットの中の各パネルを最大化、最小化をするためには、各パネル(調整設定, 画像補正, ホワイトバランス, カラー調整, ヒストグラム)の右上にあるグレイのボタンをクリックして下さい。 調整パレットのタイトルバーにあるクローズボックスをクリックすると、パレットを閉じることができます。 レビューウィンドウを全て閉じると調整パレットも閉じることになります。 SIGMA Photo Pro User Guide 33 8 画 像 の 調 整 を す る 8. 2 階調を補正する 露出、コントラスト、シャドウ、ハイライト、彩度、シャープネス及び X3 Fill Light (X3F ファイルのみ)の調 整はスライダーを使います。 調整設定オートを選択すると、画像補正パネルにあるシャープネス以外の全てのスライダーが適用されま す。X3 Fill Light は、調整設定オート選択時には わずかしか調整されません。シャープネスと同様に、X3 Fill Light の調整量は画像の内容や撮影者の好みにより違いがあるためです。 シャープネスや X3 Fill Light で覆い焼き、焼き込み効果を追加したい場合は、調整設定オートを選んだ 後に各スライダーを調整して下さい。 注意:JPEGと TIFF ファイルでは、X3 Fill Light は使用できません。 露出 露出スライダーを使うと、コントラストを変えることなく画像の明るさを 調整することができます。ややオーバー気味、あるいはアンダー気味 の画像の調整にはこの機能を使って下さい。スライダーの 0. 1 ステッ プは、F 値の 1/10 に相当します。調整範囲は、–2. 0 から 2. 0 です。 これは F 値のプラス・マイナス 2 段に相当します。 コントラスト コントラストスライダーを使うと、シャドウ部の暗さとハイライト部の 明 るさが同時に調整されます。コントラストを上げると、明部をより 明る くし、暗部をより暗くすることができます。コントラストを下げると、明部 と暗部の明暗差が少なくなります。調整範囲は、 –2. 0 から 2. 0 です。 シャドウ シャドウスライダーを使うと、シャドウ部の暗さを調整することができます。数値を上げていくとシャドウ部が より明るくなり、下げるとシャドウ部が暗くなります。調整範囲は、–2. 0 から 2. 0 です。 ハイライト ハイライトスライダーを使うとハイライト部の明るさが調整されます。数値が高い程ハイライト部が明るくなり 低いと暗くなります。調整範囲は、-2. 0 から 2. 0 です。 彩度 彩度スライダーを使うと、色の強度を調整することができます。彩度を上げていくと色がより豊かになり、下 げると色味が弱くなります。調整範囲は、–2. 0 から 2. 0 です。最も低い設定値である –2. 0 は、完全なモノ クロ画像に相当します。 シャープネス シャープネススライダーを使うと、画像の輪郭の強弱を調整できます。シャープネスを上げていくと画像の 輪郭が強調されます。調整範囲は、-2. 0 から 2. 0 です。 X3 Fill Light (X3F ファイルのみ) X3 Fill Light スライダーを使うと、画像の明るい部分の露出を変えることなく、暗い部分にライトを追加する ように明るさを調整することができます。調整範囲は、-2. 0 から 2. 0 です。 SIGMA Photo Pro User Guide 34 8 画 像 の 調 整 を す る 8. 3 色を補正する 色補正機能を使うと、画像の全体的な色を調整することができます。例えば、室内で撮影した為に画像が 全体的に黄色い場合は、シアンとマゼンタを加えることによって、黄色味を取ることができます。 カラー調整を使うと、マニュアルで色の補正を行うことができます。調整方法には、ターゲットリングをスライ ドさせて好みの色に調整する方法と、グレーバランスを使って、本来ニュートラルカラーであるにもかかわ らず RGB の値が不均一な場所をサンプリングして、その部分の補正をベースにして全体を自動的に調 整する方法の 2 つがあります。 カラー調整を表示する為には、調整パレットのカラー調整パネルの表示を最大化してください。 グレーバランスボタン リセットボタンをクリックすると、ターゲ ットリングが、カラーホイールの中心 に戻ります ターゲットリングで示されている部分のシアン、マゼン タ、イエローの値が“CC” (色補正フィルター単位)で 表示されます。 カラーホイールの使い方 カラーホイール内のいずれかの場所にドラッグして下さい。サークル内の端の方へ移動していくと、画像 内の色もその部分の色味が強くなります。円の外側に移動して、ターゲットが見えなくなっても、色はその まま変化を続けます。 リセット ボタン をクリックすると、画像はオリジナルの初期設定に戻ります。 原色(赤、緑、青)の加法混色を行う と、補色(シアン、マゼンタ、イエロ ー)が減ります 原色(シアン、マゼンタ、イエロー)の減法混色を行う と、補色(赤、緑、青)が減ります SIGMA Photo Pro User Guide 35 8 画 像 の 調 整 を す る カラーホイールを使用して色を調整する 室内撮影などで画像が黄色っぽくなってしまった場合は、レビューウィンドウでルーペを使ってニュートラ ルグレーをサンプリングして下さい。サンプリングを行うことでそのような色かぶりを補正することができます。 ルーペ内に表示される RGB 値を見ながらカラーホイール内のターゲットリングをドラッグして、RGB の値 が一致するように CMY の値を設定して下さい。サンプリングされた色がニュートラルであると予め分かっ ている場合には、画像全体の色バランスを調整することができます。 カラーホイールの下側には、ターゲットリングの値がシアン、マゼンタ、イエローの CC 値(色補正フィルタ ーの単位)で表示されています。前のページの図は、赤(R)、緑(G)、青(B)とシアン、マゼンタ、イエロー との関係を示しています。 画像全体に色かぶりが生じていても、サンプリングするニュートラルカラーが画像の中にない場合は、色 かぶりしている方向とは逆の方向にターゲットリングをドラッグして下さい。例えば、画像が全体的に赤い 場合は、カラーホイールの反対方向であるシアンの方向にターゲットリングをドラッグして下さい。 グレーバランスを使って色調整を行う グレーバランスを使うと、画像内にニュートラルグレートーンを作り出すことができます。レビ ュー ウィンドウ内に本来ニュートラルカラーでありながら、ニュートラルになっていない部分 を表示させて下さい。 次にグレーバランスボタンをクリックして下さい。するとポインタースポ イトに変わります。 ポインタースポイトをニュートラルにしたい色の上に持っていき、クリッ クします。するとソフトウェアがその色を評価し、ニュートラルトーンに なるように調整を行います。 左のニュートラルグレイのサンプル画像は、青が 弱くなっています。ここで補正をかけると B の値 が 147 から 198 に変わり、本来のニュートラルグ レイになります。 調整前 調整後 別のサンプルポイントを取ってもう一度グレーバランス調整を行いたい場合は、グレーバランス ボタンをク リックして、上記の手順を繰り返して下さい。 カラー調整パレットボックスの下側にあるリセット ボタンをクリックして、色調整をする前の状態に戻すこと ができます。グレーバランスを参照しながら、カラー調整のターゲットリングを動かすと より細かい色の補 正を行うことができます。 SIGMA Photo Pro User Guide 36 8 画 像 の 調 整 を す る 8. 4 ヒストグラムと露出警告マスクを使う ヒストグラムを読む ヒストグラムを表示する為には、スクリーン上に調整パレットを表示してヒストグラムとタイトルのついたパネ ルを最大表示にして下さい。 チェックボックスをクリッ クすると、露出警告の オン・オフを切替えるこ とができます 矢印部をクリックすると、露出 警告のシャドウ部とハイライト 部の値を設定することができ ます プルダウンメニューから表示内容の選択ができます。 ヒストグラムは、表示されている画像の明るさの分布をグラフで表示しています。表示内容は、プルダウン メニューから選択が可能です。 All : Intensity : Red : Green : Blue : R、G、B の 3 原色それぞれの明るさを 3 本の線で表示します。 全ての色の明るさの分布を表示します。 赤の明るさの分布を表示します。 緑の明るさの分布を表示します。 青の明るさの分布を表示します。 グラフの左側にはシャドウ部、中央部には中間値、右側にはハイライト部が表示されます。ここに表示され る値は、0(シャドウ)から 255(ハイライト)の範囲になります。 露出警告表示を有効にする、無効にする ヒストグラムパネルの下にあるチェックボックスをクリックすると、露出警告のオン・オフが切り替わります。露 出警告の値を設定すると、いずれかの色がその値を超えた場合に、警告が表示されます。 例えば、お使いのプリンターや画像処理ソフトが 8 以下のシャドウ部のディテールを表現できず、 240 以上のハイライト部が飛んでしまうような場合 には、露出警告をこれらの値に設定することによ って、その範囲外になったときに警告が出るよう にすることができます。ヒストグラムの下にある矢 印をクリックすると、その限界値を設定することが できます。 マスクの値を設定したら、画像補正のスライダー を使って、警告部分が少なくなるように調整する ことにより、最終的なプリントの出力範囲を最大 限に活用することができます。 SIGMA Photo Pro User Guide 37 8 画 像 の 調 整 を す る 8. 5 ホワイトバランスの変更 (X3F ファイルのみ) X3F ファイルのホワイトバランスを変更する ホワイトバランスは画像編集中に調整することが可能で す。撮影時の光源の種類に近い設定を選ぶ事によっ て、よりイメージに近い画像を得る事ができます。 ホワイトバランスを変更するためには、まず設定を変更 したい画像をレビューウィンドウに表示します。次に、調 整パレットのホワイトバランス設定をクリックして、変更したいホワイトバランスを選択してください。 プルダウンメニューを開いて以下の設定を選択することができます。 晴れ: 晴天の屋外で撮影した画像に適した設定です。 日陰: 晴天の屋外の日陰などで撮影した画像に適した設定です。 くもり: 雲天の屋外などで撮影した画像に適した設定です。 白熱電球: 白熱電球の照明下で撮影した画像に適した設定です。 蛍光灯: 白色蛍光灯下で撮影した画像に適した設定です。 フラッシュ: エレクトロニックフラッシュを使用して撮影した画像に適した設定です。 オート: 画像に適したホワイトバランスを設定します。 モノクローム:画像をモノクロ画像に変換します。 元の設定: ホワイトバランスを撮影字の設定に戻します。 撮影時以外のホワイトバランスの設定を選択すると、元の X3F ファイルがその設定に従って、変更されま す。ただしメインウィンドウに表示されているサムネイル画像とレビューウィンドウに表示されるプレビュー 画像については、この設定の変更は反映されません。 新しいホワイトバランスが設定されると、X3F の設定は自動的に更新されます。変更した効果を確認する 為には、画像調整が完了するのをお待ち下さい。 8. 6 カラーモードの変更(DP2、SD15 の RAW データのみ) X3F ファイルのカラーモードを変更する 各撮影シーンに最適な色調、コントラストなどを調整した カラーモードの選択できます。 プルダウンメニューを開いて以下の設定を選択することができます。 スタンダード: ビビッド: ニュートラル: ポートレート: 風景: 元の設定: さまざまなシーンに対応する基本的なカラーモードです。 彩度、コントラストが高めに設定され、鮮やかな印象に表現します。 彩度、コントラストが控えめに設定され、落ち着いた雰囲気を再現します。 肌の階調を柔らかく表現する、人物撮影に適したモードです。 青空や緑をより鮮やかに表現し、メリハリのある風景を再現します。 カラーモードを撮影時の設定に戻します。 注意 1 :ホワイトバランス設定をモノクロームに設定すると画像はモノクロになりますが、カラー情報が削除 されるわけではありません。再度別のホワイトバランス設定を選択すると、選択した設定にあわせたカラー の画像として設定されます。 注意 2:CD-ROM などの書込み禁止になっているメディアでは 上記の作業を行うことはできません。 SIGMA Photo Pro User Guide 38 8 画 像 の 調 整 を す る 8. 7 表示画像の位置を確認する ナビゲーションには、レビューウィンドウで表示している画像の縮小された全体像が表示されます。画像を 拡大すると表示部分が赤枠で囲まれ、全体のどの位置を表示しているか確認できます。 8. 8 カスタム設定の設定方法と保存方法 (X3F ファイルのみ) 調整パレットから設定する方法 調整設定をするには、レビューウィンドウから調整パレットを開きます。 調整パレットの調整設定の方法は、レビューウィンドウの調整設定と同じになっています。この部分につい ては、6. 6 章 をご覧下さい。 X3F X3F 設定の保存 ボタンをクリックすると、調整 パレットで設定されている設定がソフトウェア に保存されます 設定の消去 ボタンをクリックすると、ソフトウ ェアに保存されていて必要のない設定を 消去することができます 設定の保存 現在の設定を保存する為には、設定の保存 ボタンをクリックし設定の保存 ダイアログを開いてください。 新しい設定を保存する為に、まず設定名を設定の名称欄に入力します。既存の設定を更新したい場合 は、枠の中から更新したい設定名をクリックし保存をクリックしてください。保存しない場合は キャンセル ボタンを押してダイアログを閉じてください。 設定の消去 保存されている設定を消去する為には、まず設定の消去 ボタン をクリックします。すると、 設定の消去 ダ イアログが現れます。 次に、消去したい設定名をクリックして、消去 をクリックします。 保存された調整設定値の入れ替え X3F ボタンをクリックすると X3F ファイルに保存されている撮影時の設定値とオートやカスタムの調整設 定を入れ替えることができます。X3F ボタンをクリックすると X3F に設定値の保存をするか確認のための ダイアログボックスが表示されます。 保存された X3F 設定はいつでも、新しく調整した設定やオートの設定と入れ替える事ができます。直接 X3F ファイルに調整設定を保存する機能は、画像ファイルごとに調整設定を保存できるため、画像を正 確に TIFF や JPEG に変換する上で役にたちます。 X3F の設定を撮影時に戻す場合は調整設定でカスタムを選択し、ポップダウンメニューの元の設定 を選 んで下さい。元の設定 を選んだ後 X3F ボタンをクリックすると X3F ファイルに撮影時の設定を保存しま す。 画像の保存の際に 画像の保存 ダイアログにある X3F ファイルへの設定の保存 チェックボックスをオン にすることで X3F の設定を X3F ファイルへ適用することができます。 SIGMA Photo Pro User Guide 39 9 撮 影 情 報 の 表 示 この章では、以下の項目について説明いたします • メインウィンドウ 及び レビューウィンドウでの撮影情報の見方 • 詳細情報の見方 SIGMA Photo Pro User Guide 40 9 撮 影 情 報 の 表 示 9. 1 撮影情報 メインウィンドウ及びレビューウィンドウの画像枠上部に表示される情報 メインウィンドウで 1 枚の画像が選択されると、基本的な撮影情報が画像枠上部の情報フィールドに表示 されます。画像が 1 枚も選択されていないか、複数選択されている場合、メインウィンドウの情報フィール ドには 何も表示されません。 ここで表示される情報は以下の通りです。 ファイル名 撮影日、撮影時間 絞り、シャッタースピード ISO 感度、 露出モード、露出補正、焦点距離 記録画素数、ファイルサイズ(MB) レビューウィンドウの画像の上にも、同様の撮影情報情報が表示されます。 メインウィンドウで画像を 1 枚選択した場合には、テキストの他に、マークの有無、ロックの有 無のアイコンがサムネイルに表示されます。 メインウィンドウのサムネイル枠下部に表示される情報 画像の選択状況に関する情報は、メインウィンドウのサムネイル枠下部の情報フィールドに表示されます。 このフィールドには、選択された画像枚数とそのファイルサイズの合計(MB)が表示されます。 コンピューター枠内に表示される情報 同様の情報は、コンピューター枠下部のフィールドにも表示されます。ここに は、フォルダ内あるいはカメラ内の画像数とそれらのファイルサイズの合計 (MB)が表示されます。 情報フィールド SIGMA Photo Pro User Guide 41 9 撮 影 情 報 の 表 示 9. 2 撮影情報ウィンドウへのアクセス 撮影情報ボタン 画像に関する詳しい情報を確認したい場合はメインウィンドウか 又はレビューウィンドウにある 撮影情報 ボタンを押して下さい。 撮影情報ウィンドウ 撮影情報ウィンドウには、メインウィンドウまたはレ ビューウィンドウで選択された画像に関する情報 が表示されます。 他の画像の情報を見たいときは、レビューウィンド ウから画像を選択するか、メインウィンドウからサム ネイルを選択して下さい。撮影情報ウィンドウに、 選択した画像の撮影情報が表示されます。 撮影情報ウィンドウは、ウィンドウを閉じるか SIGMA Photo Pro を終了するまでデスクトップに 表示されます。 撮影情報ウィンドウを閉じる場合には、タイトルバ ーのクローズボタンか、閉じるボタンをクリックして 下さい。 撮影情報ウィンドウには3つの情報欄があります。一番上の欄には選択した画像ファイルに関する情報が 表示されます。二番目の欄には撮影時のカメラの設定が表示されます。三番目の欄には選択した画像が X3F ファイルか SIGMA Photo Pro TIFF JPEG 他のソフトウェアで編集されている場合はタイトル部分に 編集したソフトウェア名が表示されます。 クリップボードへコピー ボタンを押すと撮影情報をクリップボードにコ ピーすることができます。この情報を お手持ちのワープロソフトへ貼り 付けると編集や印刷を行うことができます。 SIGMA Photo Pro User Guide 42 1 0 印 刷 と ス ラ イ ド シ ョ ー この章では、以下の項目について説明します • • 画像の印刷 スライドショー SIGMA Photo Pro User Guide 43 1 0 印 刷 と ス ラ イ ド シ ョ ー 10. 1 メインウィンドウ及びレビューウィンドウでの印刷 メインウィドウ又はレビューウィンドウの印刷ボタンをクリックするか、メニューで ファイル->印刷 を 選択することで、印刷が可能です。 メインウィンドウで印刷を実行した場合は以下のようなダイアログボックスが現れます。 画面左には、印刷の設定画面、右には印刷プレビュー画面が表示されます。 用紙サイズ プリントする用紙サイズが 表示されます。 印刷の設定画面 印刷プレビュー画面 印刷の設定画面 元画像 印刷する画像を全画像、マークした画 像、選択した画像から選択できます。 調整設定: 印刷をする画像の調整設定を X3F、オ ート、カスタムから選びます。(この調整 は、X3F ファイルのみ適用されます。) 印刷設定 印刷のレイアウトや、枚数などは、ここで 設定を行います。 プリンターの設定 プリンターの設定 ボタンを押すと プリンタ の設定を変更することができます。印刷の 用紙サイズや印刷品質などは ご使用の プリンタの設定機能を使って行います。 SIGMA Photo Pro User Guide 44 1 0 印 刷 と ス ラ イ ド シ ョ ー プリントサイズ 印刷の設定で選んだ大きさの紙に何コマ印刷するかを指定する事が出来ます。このとき右側に印刷の状 態がプレビュー表示されます。 プリントサイズは選択された用紙サイズによって、以下の様になります。 (例)A3用紙に印刷する場合 8x10 (2)-A3 (297×420mm) 5x7 (4)-A3 (297×420mm) 4x6 (4)-A3 (297×420mm) 3x5 (9)-A3 (297×420mm) 2x3 (25)-A3 (297×420mm) 1. 5x1. 5 (54)-A3 (297×420mm) 用紙サイズに合わせる 用紙サイズ 1 枚の用紙に印刷される枚数 プリントサイズ 選んだ用紙に最大の大きさで 印刷する場合に選択します 注意:プリントサイズは、8×10, 5×7, 3×5, 2×3, 1.5×1.5(インチ)の6種類が用意されています。 用紙サイズによって印刷できない画像のサイズは、プリントサイズ ポップダウンメニューには表示されませ ん。 8×10(インチ)以上のサイズでプリントしたい場合は、用紙サイズに合わせる を選択して下さい。 自動回転(Auto Rotato) 印刷レイアウトに合わせて一番大きく印刷できるように画像を回転させます。 オートクロップ(Auto Crop) 印刷サイズに合わせて、画像を自動的にトリミングします。このとき右のプレビュー画像にマウスカーソル を合わせると手のひらのアイコンが出現します。手のひらアイコンで像を動かすことにより、トリミング位置 の微調整が可能です。 同画像印刷枚数(Image Copies) 同一画像を同一サイズで何枚印刷するかを設定できます。 情報印刷 プリントの下にファイル名等の基本情報やシャッタースピード等の撮影情報などの印刷ができます。 ヘッダ・フッタ印刷 プリントの左上や右下等にタイトルなどの印刷ができます。 以上の設定が完了したら印刷ボタンをクリックしてください。印刷を行わない場合はキャンセルボタンをクリ ックしてください。 注意:レビューウィンドウから印刷を実行した場合はそこに表示されている画像のみの印刷を行います。 この時、印刷の設定画面からフォルダ内に入っている画像を選択したり、調整設定を選択したりする事が できません。 SIGMA Photo Pro User Guide 45 1 0 印 刷 と ス ラ イ ド シ ョ ー 10. 2 メインウィンドウでのスライドショー メインウィンドウのスライドショーボタンをクリックするか、右クリックからスライドショーの選択メニュー から ファイル->スライドショー を選択することで、スライドショー設定画面が表示されます。 表示方法 画像切り換え時の表示方法を選択します。ズーム、 フェード、ロール、ページめくり、ダイヤモンドの中 から選択することが出来ます。 表示時間 1枚当たりの表示時間を1~10秒で設定します。 ループ ループ チェックボックスにチェックを入れると、スラ 再生 ボタンを押すと、スライドショーが始まります。スライドショーを行わないときは キャンセル ボタンを押 してください。 画像の表示中にスペースバーを押すと、その画像をマークすることができます。 スライドショーの実行中に、ESC キーを押すと、スライドショーは終了します。 スライドショーの表示方法 ズーム 画像が画面中心から全体に広がるように次の画面が表示されます。 フェード 表示されている画像が消えながら、次の画像が重なるように表示されます。 ロール 画面左側から右側へ表示されている画像を巻き上げ、次の画像が表示されま す。 SIGMA Photo Pro User Guide 46 1 0 印 刷 と ス ラ イ ド シ ョ ー ページめくり 画面左上隅から、画像をめくるような形で次の画面が表示されます。 ダイヤモンド 次の画面が画面中心から菱形の形状が大きくなるようにして表示されます。 SIGMA Photo Pro User Guide 47 [. . . ]

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