ユーザーズガイド YAESU FT-857D

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   YAESU FT-857D INSTALLATION INSTRUCTIONS (3984 ko)

マニュアル抽象的: マニュアル YAESU FT-857D

詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。

[. . . ] 28 D-10997 Berlin Germany info@native-instruments. de www. native-instruments. de USA YAESU North America, Inc. [. . . ] 5631 Hollywood Boulevard Los Angeles, CA 90028 USA sales@native-instruments. com www. native-instruments. com MASSIVEはNative Instruments GmbHにより 全 面的に設計開発されたものです。 Massiveという名称 のみMassive Audio Inc, USAの登録商標です © Native Instruments GmbH, 2007. . )ファイル システムからシングル ► ► ► ► ► KoreSoundを読み込む為のダイアログを表示します。 勿論マルチ サウンドに もシングル サウンド読み込みにも対応しています。 最近のPerformance (Recent Performance)で最近使用したファイルを表 示します。 現在取り組んでいるプロジェクトを探す手間が省けます。 オプション…(Options. . . )でKORE2のメンテナンスページを表示します。 オプ ションではデータベース、 プラグイン、 KORE2コントローラーの環境設定タブ を装備しています。 詳しくは3. 3. 5章を参照してください。 別途のYAESUセットアップガイド(Setup Guide)を参照し、 システムのオーディオとMIDIの設定(Audio and MIDI Setting)を行ってくださ い。 外部 MIDI Sync(External MIDI Sync)が作動している場合は、 KORE 2は設 定されたMIDI ポートからの外部MIDIクロック情報と同期します。 この場合、 KORE 2のメインクロックは外部クロックにクロック スレイブとして同期します。 この機能を使用してKORE2を他のアプリケーション、 もしくはMIDI クロック シ グナルを送信している外部ハードウェアに同期させます。 閉じる(Exit)スタンドアローンのKORE2を終了します。 エディット メニュー(Edit Menu) エディット メニュー(Edit Menu)では役に立つアンドゥ機能を装備しています。 キー ボードショートカットを活用してください(メニューに表示してあります)。 ► アンドゥ(Undo, やり直し)作業段階を前の段階に戻します。 誤ってチャンネルを 消去してしまったり、 単に別の方法での作業を思いついた時等、 このアンドゥ機 能を利用して前の状態に戻します。 アンドゥーの段階に制限はありません。 キー ボードショートカットはctrl-zです。 KORE 2 – 44 ► リドゥー(Redo、 元に戻す)作業段階をアンドゥー実行前の状態に戻します。 キ ► ファインド ブラウザのクイックサーチ(QuickSearch)フィールドを開きます。 キ ► プレリッスン プレリッスンモード(Pre-Listen mode、 試聴)を開きます(3. 7を 参照)。 キーボードショートカットはctrl-pです。 ーボードショートカットはctrl-fです。 ーボードショートカットはctrl-yです。 ビュー メニュー(View Menu) スタンドアローンの(View Menu)はグローバルヘッダ(Global Header)のビュー ボタン(View buttons)と同等の機能です。 3. 3. 3章で詳細を参照してください。 シ ョートカットキーはなるべく覚えるようにしてください。 結果、 KORE2でより効率 のいい作業が可能です。 ヘルプメニュー(Help Menu) ヘルプメニュー(Help Menu)のエントリーでKORE2のインフォ パンのヘルプ情 報の詳細を確認できます。 ここではライセンスとバージョン情報に関する内容も備 えています。 ► サービスセンターを起動…(Launch ServiceCenter…)します。YAESUのサービスセンターを起動し、 ここでライセンス認証を行いま す。 詳細については別途の資料を参照してください。 ► マニュアルを開く(Open Manual) PDF版のマニュアルをハードディスクから開 きます。 ► KORE2 web サイト(Visit KORE 2 on the web)お使いのデフォルトウェッブ ブ ラ ウ ザ で、追 加 情 報と K O R E 2 に 関 する 知 識 が 満 載 の N A T I V E I N S T R U M E N T S の K O R E 2 ウェッブ サイトを 開 きま す。N AT I V E INSTRUMENTSの公式KORE2 ユーザー フォーラム(User Library)でKORE 2の最新情報をお知らせします。 現在進行しているコミュニティー内で他の KORE 2 – 45 KORE2ユーザーと意見交換可能です。 KORE 2ウェッブサイトでは無料講座 (Tutorials)も提供しており、 KORE 2 イベントやKORE 2を使用している著名 ミュージシャンの情報も提供します。 ► アバウト…(About. . )アバウトスクリーンを開き、 使用しているKORE2のインス タレーション タイプとバージョンナンバーを表示します。 ここではKORE2の製 作に関わった開発者の氏名も参照できます。 3. 3. 2 グローバル プラグインメニュー(Global Plugin Menu) KORE2プラグイン(KORE2 Plug-in)がホストにより制御されていることから、 スタ ンドアローンとして機能するためのメニューは装備していません。 しかしながらスタ ンドアローンで使用できるメニュー内のコマンドのうちプラグイン内で適用できる コマンドも存在します。 そこでKORE2がプラグインとして起動する場合はグロー バル ヘッダ(Global Header)内にグローバル プラグイン メニュー(Global Plugin Menu)を設けました。 プラグインのグローバルプラグインメニューではスタンドアローンモードではファイ ルメニューとビューメニューにあるコマンドを備えています。 ► 新規パフォーマンス(New Performance)空のパフォーマンスを作成します。 ► パフォーマンスを開く(Open Performance)ダイアログを開き、 ファイルから 希望するパフォーマンスファイルを開きます(. kpe)。 ► パフォーマンスの保存(Save Performance)ハードディスクに選択したパフォ ーマンスを保存します。 一度保存したパフォーマンスであれば新しい内容を元の ファイルに上書きします。 保存したことが無いパフォーマンスの場合はKORE2は ダイアログを表示するので、 新しいパフォーマンスの保存先とパフォーマンスの 名称を指定してください。 ► 別名称でパフォーマンスを保存…(Save Performance As. . . )でパフォーマンス を新しい名称で保存します。 保存先も再指定可能です。 KORE 2 – 46 ► パフォーマンスをサウンドとして保存…(Save Performance As Sound…)“コ ンバート(変換)”指定したパフォーマンスをKORE2マルチサウンドに変換します。 この際ブラウザがセーブモードで作動するので、 メタ インフォメーションをエデ ィットし, タグで属性分類し、 データベースに保存してください。 ブラウザでの KoreSoundsの保存についての詳細は3. 7章を参照してください。 ► オートコンパクトウインドウ(Auto Compact Window)作動すると、 KORE2は 自動的にプラグイン ウインドウの大きさを状況に応じてサイズ変換します。 例)グローバルヘッダのブラウザ ボタンでブラウザを開くと、 他のインターフェ イスを隠すことなくウインドウの大きさを変更します。 オプションで最大ウイン ドウサイズを設定可能です。 ► オプション(Options)コマンドでKORE2の環境設定ウインドウを開きます。 オ プションの詳細については3. 3. 5章を参照してください。 KORE 2 をプラグインとして使用している場合、 KORE 2 の複数のオブジェクトが 同時に起動している場合があります – ホストアプリケーション上のチャンネル毎に KOREを使用する、 等。 こういった場合、 それぞれのKORE 2 のグローバルヘッダ にそれぞれ番号が表示されます(イラスト1) % オブジェクトナンバー横のエ リアをクリックすることによ りどのオブジェクトからでもKORE2 コン トローラーにアサイン可能です。 3. 9. 1章 でKORE2コントローラーの設定に関する 詳細を参照してください。 KORE 2 – 47 3. 3. 1 グローバル ヘッダ(Global Header) 最上段に位置するコントロール部はグローバルヘッダ(Global Header)といいま す。 状況に応じたKORE2インターフェイスの切り替えを可能にし、 またパフォーマ ンス内KoreSoundsとは独立している幾つかのグローバル機能への窓口として機 能します。 ここでは以下の機能を備えています: ► KORE2ロゴ(KORE Logo)です(一番右はYAESUのロゴで す)、 クリックによりアバウトスクリーン(About Screen)を開きます。 ここでは使 用しているKORE2のバージョンナンバーとインスタレーションタイプを表示しま す。 このスクリーンではKORE2の製作に関わった開発者の氏名も参照できま す。 ► グローバルコントローラー(Global Controller)スイッチでKORE2のアッパー パンの表示を切り替えます。 キーボードショートカットはF1です。 ► エディット エリア(Edit Area)スイッチでアッパー パン(Upper Pane)のサウン ド マトリクス(Sound Matrix)を表示します。 サウンドマネージャー(Sound Manager)と入れ替わり表示します。 キーボードショートカットはF2です。 ► サウンド マネージャー(Sound Manager)スイッチでアッパー パン(Upper Pane)のサウンド マネージャー(Sound Manager)を起動し、 各パフォーマン スのキーボートマッピング、 サウンド、 コントロールページ(Control Pages)のオ ートメーションを管理します。 サウンド マネージャーはサウンドマトリクス (Sound Matrix)と入れ替わり表示します。 キーボードショートカットはF3で す。 ► ブラウザ(Browser)スイッチでKORE2インターフェイスのロウアー パン(Lower Pane)にあるブラウザを開きます。 ブラウザはKORE2内の各サウンド、 エフェ % す。 ブラウザ使用時にはサウン ドマネージャーを完全に隠 し、 サウンド マトリクスを縮小化してブラ ウザを更に見やすくすることが 可能で KORE 2 – 48 クト、 パフォーマンス、 MIDIファイル、 プラグインのライブラリとして機能しま す。 ショートカットキーはF3です。 ► インフォ パン(Info Pane)ボタンでインターフェイスの最下部にあるインフォ パ ン(Info Pane)を開きます。 KORE2内でマウスを使用し、 情報を得たい部分ま で移動するとインフォパンは(Info Pane)その機能に関する概要を表示します。 キーボードショートカットはF8です。 実際の使用を重ねるごとに、 ビューボタン(View buttons)が重宝する機能であるこ とが次第に明らかになることでしょう。 ホスト内でKORE2を起動した場合に制限さ れた表示スペースの中で、 必要なコンポーネントを簡潔に設定できることから、 常に 完璧な環境下での作業を実現します。 アッパーパン(Upper Pane)ではコンテクストセンシティビティ(作業内容の関係性 に従属、 表示する機能)を採用しています。 この機能によりブラウザが表示されてい ない場合は常時サウンドマネージャーもしくはエディットエリアが表示されます。 ブ ラウザを表示する場合は個々のビューボタンのクリックによりエディットエリア、 もし くはサウンドマネージャーそれぞれを隠すことができます。 この機能はブラウザによ るデータベースの閲覧に有用です。 トランスポート エリア(Transport Area) グローバルコントロールではトランスポート エリア(Transport Area)機能も装備し ています。 外部MIDI クロック(external MIDI Clock)による同期が機能していな い場合(スタンドアローンのファイルメニューを参照)、 もしくはホスト内でプラグイン として作動している場合、 KORE 2は独自のクロック情報を生成し、 KoreSoundsの 同期、 シーケンサーのコントロール、 アルペジエータ及び、 テンポと関わりのあるパ ラメーターへとクロック情報を伝達します。 KORE 2 – 49 クロックはテンポをコントロールするだけではなく、 曲の拍子と、 小節内の現在位置 を把握する能力を備えており、 この機能は様々な小節数によるシーケンスを抱えるス テップシーケンサーをスムーズに活用するために有効です。 プラグインとして作動している場合、 クロックに関わる事柄はホストシーケンサーのク ロックによりコントロールされます。 プラグインがトランスポートエリア(Transport Area)を備えていないのはその為です。 トランスポートエリア(Transport Area)では以下の機能を備えています。 ► ストップ(Stop, 四角ボタン)でクロックを停止し、 小節の頭に戻ります。 KORE 2 コントローラーのストップボタンも同じ役割を果たします。 ショートカットキーは Ctrl-スペースキーです(Mac:マックではコマンド+スペースキーです)。 ► プレイ (Play矢印ボタン)でKORE2のタイミングクロックを開始します。 この機 能はチャンネル インサート(Channel Inserts)に設置された全てのMIDIプラグ イン(MIDI-plugins)のマスターコントロールとしても機能します。 このボタン はトグル機能を備え最初のクリックでスタート、 次のクリックで停止します。 再 度クリックすると停止した小節から再スタートします。 KORE2コントローラー 上でもこのボタン(Play Hardware button)は同じ役割を果たします。 キーボ ードのショートカットキーはスペースキーです。 ► テンポエディット(Tempo Edit)上で一分間に刻まれるビートの数(BPM)を表示 します。 この数値をクリックしマウスで値を変更、 もしくはダブルクリックで新し い数値を打ち込みます。 ► タップ(Tap)機能は簡易BPM打ち込み機能で、 このボタンを任意のテンポにあ わせてクリックすることにより、 新しいテンポ入力が可能です。 KORE 2 任意の テンポで入力されたクリックの平均値を検出し、 そのテンポを表示します。 KORE2のほかのボタンと同様、 タップボタンもユーザーページ(User Page)に アサイン可能です。 KORE 2 – 50 ► メジャー エディット(Measure Edit)はKORE 2クロックの現在の拍子を表示し ます。 数値の上でクリックしたままマウスを上下にドラッグし、 拍子を変更しま す。 メジャーエディットは(Measure Edit)バー ディスプレイ(Bar display)と同 調し拍子の1拍単位の現在位置を表示します。 メジャーエディットの真横にバー インディケーター(Beat Indicator)が備わっており、 1拍単位で点滅表示しま す。 MIDIプレーヤーを使用する場合(3. 8. 34章を参照)、 クロックはMIDIファイルを再 生するプレーヤーの為にクロックを起動する必要があります。 ステップシーケンサ ー、 またはアルペジエーター(Arpeggiator)はノートイベントによって発音するの でこの機能は関係ありません。 アクティビティー エリア アクティビティーエリア(Activity Area)では幾つかの情報表示機能と二つのボタ ンを備えています: ► バリュー ディスプレイでは現在作業しているパラメーターの各名称と設定値を、 マウスでの操作、 KORE2コントローラーからの操作に関わらず、 常時表示しま す。 ► CPU ユースエージ ディスプレイではKORE2のCPU使用状況を常時表示しま す。 ► MIDI アクティビティー LED受信しているMIDIチャンネルメッセージを表示し ます。 (この場合のチャンネルメッセージはシングルMIDIチャンネルとしての全て のMIDI メッセージを意味し、 システム エクスクルーシブ メッセージやクロック メッセージ等はこの表示機能の対象外とします。 ). ► MIDIパニックボタン(感嘆詞、 !)は全てのプラグインに“all notes off”(全てのノ ートをオフ)メッセージを送り、 MIDIの”スタック”現象やその他の現象に対応し ます。 更にKORE 2のオーディオエンジンをリセットする機能も装備しています。 KORE 2 – 51 ノートの乱調やMIDIデータによるKoreSoundの“overloaded”(オーバーロー ド)に対処します。 キーボードショートカットキーは数字パッドの0です。 3. 3. 4 グローバル コントローラー グローバルコントローラー(Global Controller)はKRE2内のコントローラーペ ージ(Controller Page)システムの統括インターフェイスです。 本マニュアルで KoreSoundsのコントロールについて参照してください(3. 5章)。 またグローバルコ ントローラーはページ表示とパラメーター設定値における、 KORE2コントローラ ーの現在の設定状況を表示する機能としても成り立っています。 グローバルヘッダ(Global Header)上にある専用ボタンでグローバルコントローラ ー(Global Controller)の表示をオン、 オフ切り替えします(3. 2. 1章を参照)。 このボ タンは常にアッパーパン(Upper Pane)の最上部に表示されています。 ロックボタンを使用していない場合、 グローバルコントローラーはコンテクスト セ ンシティブ(意訳:関係性従属機能)です。 この機能によりKORE2のコントロール をつかさどるコンポーネントに焦点を当てることが可能です。 サウンドもしくは、 プラグインを含むチャンネルインサートをマウスでクリックしてそれぞれの詳細の エディットをします。 ► ユーザー ページボタンが有効な場合、 表示する内容はパフォーマンスのユーザ ーページ、 もしくはサウンドマトリクス(Sound Matrix)内で現在作業している シングル サウンドまたはマルチ サウンドのユーザーページを表示します。 ► サウンドマトリクス(Sound Matrix)でマルチサウンド(MultiSound)を選択し た場合、 グローバル コントローラー(Global Controller)のチャンネル ページ % す。 KORE コントローラー(Kore C o n t r o l l e r )を 介し、 KOREコンポーネントでの作業も可能で KORE 2 – 52 (Channel Page)ボタンを使用してマルチサウンドのチャンネルページを表示可 能です。 ► チャンネルに対しても同様の操作が可能です(任意のチャンネル ヘッダ、 Channel Header、 をクリックして選択してください)。 ► サウンドマトリクス(Sound Matrix)でシングルサウンド(Single Sound)を選 択している場合は、 チャンネル ページボタンに変わり、 プラグイン ページボタン で、 シングルサウンド(Single Sound)のプラグインページ(Plugin Pages)にア クセスします。 KORE 2 – 53 言い方を変えるとこうなります:ロック ボタンを使用していない場合、 グローバル コ ントローラーはパフォーマンスのコントロール ページと、 選択しているマルチ サウン ド、 シングル サウンドへのアクセスを常時装備しています(これらはインストゥルメン ト、 オーディオ エフェクト、 MIDI エフェクトを含みます)。 任意にロック ボタンを起動して、 作業したい項目をコントローラー上に常時表示さ せます。 この機能の設定状況は、 機能を使用しているサウンド マトリクス(Sound Matrix)上のロック アイコン(Lock Icon)で表示されます。 ロックボタンを使用中 でもKORE 2 コントローラーから全てのページを操作可能です。 コントロールページの作成、 管理等に関する設定詳細については後述(3. 5章を参 照)しています。 その章ではディスプレイ(Display)、 アサイン(Assign)、 エディット タブ(Edit tabs)、 サウンドバリエーション(Sound Variations)について解説して います。 3. 3. 5 オプション ジェネラル オプション ジェネラル オプション タブ(General Options tab)にはReload last Performance at startup(リロード ラスト パフォーマンス アット スタートアップ)というエントリー があります。 この機能でKORE2起動設定を変更します。 この項目にチェックすると、 前回使用したときのパフォーマンス内容を自動的に立ち上げます。 このオプションを オフにするとKORE2は空のパフォーマンスを立ち上げます。 KORE2のインフォパンは様々な言語に対応しています。 Language(言語)メニュー より言語設定の変更をしてください。 オートマティックに設定すると、 使用している オペレーティングシステムの言語に対応します。 この機能を有効にするには設定後 にKORE2を再起動する必要があります。 KORE 2 – 54 KORE 2をプラグインとして使用している場合、 もう一つのオプションが表示されま す:マキシマム プラグイン ハイト(Maximum Plugin Height)オプションでオート コンパクト モード(Auto Compact Mode)が、 プラグインのウインドウ内でのサイ ズをどの程度変更するか設定します。 この値を設定してKORE2ウインドウが使用 しているスクリーンよりも大きくなることを防ぎます。 オートコンパクトモード(Auto Compact Mode)の設定に関しては3. 3. 2章を参照してください。 OKをクリックして行った変更を確認し、 オプションウインドウを閉じます。 データベース オプション データベース メンテナンス コマンドでKoreSound データ ベースの内容を管理、 またはKORE2への追加内容を適応させます。 KORE 2で生成した内容はYAESUのサブフォルダー、 シェア ード コンテンツフォルダーに保存されます。 これはStandard User Path(スタン ダード ユーザー パス)というファイルシステム内に設置されています。 通常この設 置位置を変更する必要はありません。 万が一、 お使いのファイルシステムが別の設 置位置を要求した場合は、 セットボタンをクリックして位置を変更してください。 こ のボタンのクリックで、 ファイルシステムの別フォルダーを設定する為のダイアログ ウインドウが表示されます。 この作業結果が、 以前のファイル設定位置からファイ ルが移動するのではなく、 KORE2がファイルを検索する場所を変更するのみとい うことに注意してください。 KORE 2は各パフォーマンス、 サウンド、 MIDIファイルのファイル内容にあわせて、 それぞれ専用フォルダーに自動的に選別します。 これらはサブ フォルダーとしてス タンダードユーザーパス内に設置してあります。 コンテント タイプタブでパス リストから任意のファイルを選択します。 パフォーマン ス(Performances)、 サウンド(Sounds)、 MIDI ファイル(MIDI files)より選択可能 KORE 2 – 55 です。 ユーザー サウンド フォルダーフィールドでファイルを確認してください。 3種 のタブをクリックし、 KORE2用ファイルの設置場所の参考にしてください。 お使いのファイルシステムからKORE2にて管理するフォルダーを追加することも可 能です。 フォルダーを追加し、 リスキャン(下記参照)を実行するとフォルダーは自動的 にデータベースに追加されます。 これらのフォルダーはAdditional Folders(アディ ショナル フォルダー)で表示されます。 Add(アド)のクリックにより、 お使いのファイルシステムのフォルダーを管理するダイ アログを表示し、 管理したいフォルダーを追加します。 Delete(デリート)で選択したエントリーをリストから削除します。 スタンダード ユーザーパス(Standard User Path)の下にある二つのボタンでデー タ ベースのメンテナンスを実行します: ► Scan User Folders(スキャン ユーザー ホルダー)で新しいKoreSoundsを検 知、 データ ベースに適応させます。 ユーザーサウンドフォルダー(User Sounds Folders)にKoreSoundsを移動した場合にこの機能を使用します。 ► Full Scan(フル スキャン)使用しているシステム内のKoreSounds全てを再読 み込みしデータベースを再構築します。 この作業では全てのファクトリー コンテ ントも再読み込みます。 この機能は新しくYAESUの製品を インストールした場合に使用してください。 ► Hide unavailable Sounds(無効なサウンドを隠す)オプションを有効にする と、 消去済みのプラグインを使用しているサウンドは表示されなくなります。 オ プションがチェックされていない場合は利用できないサウンド灰色表示されそ のサウンドを開くことはできません。 詳細については3. 1. 2章を参照してくださ い(“Important Concepts”"重要なコンセプト”)KoreSoundsとプラグインの 相互関係について解説してあります。 OKをクリックして行った変更を確認し、 オプションウインドウを閉じます。 % シングル ユーザー サウンド フォルダーの(User Sound Folders)リスキャンはブラウザのパス (Pat h)ビューからも可能です。詳細は 3. 7章で確認してください。 KORE 2 – 56 プラグイン オプション(Plug-ins Options) プラグインセクションではVSTと/または AUプラグインを扱うための幾つかのオプ ションを備えています。 この表示スクリーンはPCとマックでは異なります、 その理 由としてはマックがオーディオユニット プラグインを使用するため、 ファイルの配置 位置が異なるためです。 PCでの外観はこのままです: ► Enable plugin scan at startup(起動時にプラグインをスキャンする)を有効 にすると、 KORE2はプラグインフォルダー内容を毎回スキャンし追加項目の有 無を確認します。 ► Update plug-insも同じ機能ですがKORE 2は手動で起動しなければいけま せん。 この機能は新しくプラグインをインストールし、 KORE2にその製品を認 識させたい場合に使用してください。 ► Rescan plug-insでプラグインフォルダーを完全に再読み込みします。 プラグ インの内容を大幅に変更した場合にこの機能を使用してください。 KORE 2 – 57 ► パスフィールドでは使用しているシステムのVSTプラグインを含んだパス(文字 列)を表示します。 セット(Set)ボタンをクリックしてファイルダイアログウイン ドウを開きます。 このダイアログでは任意の指定したい新規プラグインフォル ダーまでフォルダー間を移動可能です。 勿論、 パス ディレクトリをパス フィー ルドに直接入力可能です。 ディレクトリ例) C:/Steinberg/VSTPlugs  (PC) マックでのプラグイン オプションの外観は多少異なります。 以下はマックでのオ プション内容です: ► Enable plugin scan at startup(起動時にプラグインをスキャンする)を有効 にすると、 KORE2はプラグインフォルダー内容を毎回スキャンし追加項目の有 無を確認します。 ► Validate Plug-insで、 スキャン中にプラグインが正常に機能しているか動作確 認します。 ► Ignore built-in AudioUnitsの欄をチェックするとApple Mac OS X インス トール時に付属しているプラグインを削除します。 ► Ignore System VSTs(システム VST を無視)コマンドはAU-プラグインのみを 使用したい場合に適用します。 AUを使用したKoreSoundsをPCで使用するこ とはできません。 ► Ignore System Aus(システムAuを無視)で上の機能とは反対の条件で設定し ます。 :全てのAU-プラグインは無視されます。 この機能は同時に本製品が完全 にクロスプラット フォームとしての互換性を備えていることを証明します (例PC, マ ック間)。 Rescan(リスキャン)とUpdate(アップデート)ボタンはPCのオプションの項目で解 説した内容と同様です。 KORE 2 – 58 ハードウェア オプション ハードウェア オプションスクリーンはKORE2のコントローラーのオプションメニュ ーの設定値を表示します。 ► タッチ センシティビティーで8個のタッチセンシテビティーノブの感度を調節し ます。 0に設定した場合、 この機能は無効です。 ► スムージングにより、 ノブの動きから生成されたデータを(数学的見地から)滑ら かに調整します。 ► コントラストで異なる場所の明るさに合わせて、 ディスプレイのコントラストを調 節します。 ► バックライトでディスプレイの明るさを調整します。 ► リフレッシュ レートでLEDとディスプレイの内容をアップデートする頻度を設定 します。 ► インバート ディスプレイでディスプレイを赤地の黒文字表示もしくは黒地の赤 文字表示どちらかに切り替えます。 ► LED ブライトネス ローノブの周りのLEDリングの明るさをノブがオフ、 または ノブが動かされていない状態にします。 アサインされていない、 もしくは機能し ていないノブのLEDは点灯しません。 ► LEDブライトネス ハイはノブのオンと、 ノブが動かされた場合の状態に対応す る、 ノブのリングLEDの明るさのコントロール機能です。 ► ペダル リキャリブレートコマンドは接続されたペダルの調整機能です(下記参 照)。 キャリブレーション、 ペダル 接続されたペダルが誤動作等うまく作動しない場合はハードウェア オプションでリ キャリブレート(再検査)コマンドを使用してください。 KORE 2 – 59 リキャリブレートボタンを押し、 使用しているペダルを一、 二回可動範囲全体を完全 になぞるように動かします。 この動作によりKORE 2は自動的にペダルのインプット 情報を確認し、 ペダルは再度正常に機能するようになります。 3. 4 エディットエリア:シグナル ルーティング 3基のミキサーを使用したKoreSound例です。 KORE 2のエディットエリアでサウンドを組み合わせ、 ミックスし、 出力経路を設定 します。 オーディオとMIDI シグナルを扱う階層構造の階層式ミキサーと捉えるこ とができます。 KORE 2 – 60 ここではKORE2パフォーマンスのブロックを表示するチャンネルインサート (スロ ット)の名称リスト欄を備えています。 これらのチャンネルインサート(Channel Inserts)はサウンドマトリクスで構成します。 パフォーマンスをコアサウンド(KoreSound)に変換(ファイルコマンドから、 サウ ンドとしてパフォーマンスを保存…コマンドを使用)できる性質からわかるように、 パフォーマンスは技術的な定義上存在するコンセプトです。 それぞれのチャン ネルインサートで、 階層構造を用いた幾つかのミキサーを内包するマルチサウンド (MultiSound)を更に追加可能です。 パフォーマンス(Performances)とマルチサウンド(MultiSounds)の相違点は、 パ フォーマンスが追加情報を備えている点です(例KORE2のグローバル クロック テ ンポの直接出、 入力及び保存)。 3. 4. 1 エディットエリア(Edit Area) の外観と構成(Components) チャンネルとチャンネル インサート(Channel Inserts) エディット エリア(Edit Area)の各レベルはチャンネル列で構成されています。 マスターチャンネルはデフォルトで常時サウンドマトリクス(Sound Matrix)の右端 に設置されています。 マスターチャンネル(Master Channel)はミキサー内のシグナ ル全部を統括するグループ チャンネルです。 マスターチャンネルを必要としない場 合、 このチャンネルを他のチャンネルタイプと置き換えることも可能ですが、 この場 合このチャンネルのマスターチャンネルとしての機能は失われます。 チャンネルタイ プとシグナル フローに関しては次の章を参照してください。 KORE 2 – 61 チャンネルの設定 新規サウンドを作成するとサウンドマトリクス(Sound Matrix)はチャンネルイン サート(Channel Inserts)を一段表示。 この動作をすることにより一段下に新しい インサート用の段が表示されます。 コンピューターの許容量に対応した数のインサ ートを追加可能です。 チャンネルヘッダ(Channel Header)でインサートしたチャンネルの種類を表示し、 チャンネルインサート(Channel Inserts)は追加したコンポーネントの名称を表示 します。 コンポーネントの種類は各種アイコンでも表示されます。 サウンド マトリクス(Sound Matrix)が以下のシンボルを表示した場合、 KORE2は このプラグインの読み込み、 または発見に失敗したことを意味します。 使用しているシステムからプラグインが移動していないか確認し、 それでも表示しな い場合は支障のあるプラグインを再インストールしてください。 サウンドマトリクス(Sound Matrix)の4種のチャンネル KORE 2 – 62 各チャンネルはチャンネル インサート(Channel Inserts)用の格納列を装備し、 そこ にシングルサウンド(SingleSounds)、 マルチサウンド(MultiSounds)、 各VST/AU-プ ラグイン(AUはマック専用プラグインです)、 MIDIプラグインを配置します。 これは空のチャンネルインサート(Channel Insert)のコンテクストメニュー(項目設定メニュ ー)です。 空のチャンネル インサート(Channel Inserts)にはブラウザーからドラッグ アンド ドロップ、 ブラウザーの検索結果を右クリック、 もしくはお使いのファイル システム より追加項目を選択してチャンネル設置可能です(ブラウザについては3. 7章を参照 してください)。 空のチャンネルインサート(Channel Insert)のコンテクストメニュ ーでは3項目を表示します: ► 新規サウンドでサウンドマトリクスを備えた空のKoreSoundを作成します。 ► 次のセクションではKORE 2の各内蔵MIDIモジュールとオーディオエフェクトす なわち、 インターナル モジュールを装備しています。 ► 最後のセクションではVSTとAUプラグインを製作者の名称リストで表示しま す。 ここをクリックしてプラグインメニューを表示するサブフォルダーを表示し ます。 KORE 2 – 63 項目追加されたチャンネルインサート(Channel Inserts)は更なるコンテクストメニュー(項目 設定メニュー)を表示します。 チャンネル インサート(Channel Insert)で既に項目が追加されている場合、 コンテ クストメニュー(項目設定メニュー)の内容は異なります: ► 置き換えでチャンネルインサート(Channel Insert)にある内容をコンテクスト メニューから新規選択したモジュール、 またはプラグインと交換します。 ► エディットをシングル サウンド(SingleSounds)に対して使用するとサウンド マ トリクス(Sound Matrix)の下に各サウンドのサウンド ヘッダ(Sound Header)を開きます。 ► マルチサウンド(MultiSounds)の場合Editを使用するとマルチサウンドのチャ ンネルを表示する為に機能し、 サウンドマトリクス(Sound Matrix)の別階層を 表示します。 ► 保存 でブラウザのセーブページを表示、 属性の設定を行い、 サウンドをユーザ ーサウンドパスに保存します。 KORE 2 – 64 ► 削除でチャンネルインサートから任意のモジュール、 またはプラグインを削除し ► バイパスでシグナルの経路から任意のチャンネルを一旦取り去ります。 この機能 ます。 をサウンドバイパスと呼び、 以下で解説するチャンネルバイパス(Channel Bypass)とは対照的です。 ► プラグイン ウインドウを開くコマンドで各コンポーネントのインターフェイスを 開きます。 チャンネルのダブルクリックでも同様の動作が可能です。 マルチサ ウンドが多数のプラグインを含む構成上、 この機能を装備していません。 ► インポート プラグイン プリセットでインポートされたKoreSoundsの保存先プ リセット フォルダーを指定するシステム ファイル ダイアログを開きます。 そし てKORE 2は選択したプラグインのプリセット全てを読み込み、 保存します。 こ の一括操作の後、 全ての新しいKoreSoundsが選択され同時にエディットモー ドを開くので、 全てのサウンドの属性をアサインします。 アサインが終わったら、 Doneをクリックします。 デフォルトで KORE 2はフォルダーの設定先としてユ ーザー サウンド(User Sounds)パスを表示ます。 任意で保存フォルダーは変 更可能です。 ► エクストラ アウトプットを追加 はプラグインが複数のステレオアウトプットを装 備している場合に有効です:使用しているプラグインの説明書を参照してプラグ インのアウト プットの設定方法を確認してください。 使用しているプラグインの 各アウトプットで、 近接したチャンネルのチャンネルインサート(Channel Insert)をリンク可能です(イラスト参照)。 同一のプラグインに全てのインサー トがリンクしますが、 同時に各ステレオ アウト プットをそれぞれ調節可能です。 チャンネル インサート(Channel Insert)の項目設定メニューから追加したアウ ト プットは削除可能です。 % VST/ AU プラグインによっ て、 KORE 2のインポート機 能に対応していない場合があることをご了 承ください。 プラグインがホストによるプ リセット読み込みに対応していない場合 は、 プリセットを自動的に読み込むことは できません。 また、 プラグインがプリセッ トを異なるバンクに格納する場合は、 イン ポートを実行する際ににそれぞれ別のバン クに切り替えてインポートする必要があり ます。 KORE 2 – 65 チャンネル インサート(Channel Inserts)はサウンド マトリクス(Sound Matrix)で 移動可能です。 マウスでドラッグしサウンド マトリクス(Sound Matrix)上の別のチ ャンネル インサート(Channel Insert)に移動可能です。 ► チャンネル インサート上のコンポーネントを直接移動して移動したい位置にあ るコンポーネントとの置き換えが可能です。 移動先のインサートは黄色表示さ れます。 ► コンポーネントを移動してコンポーネント同士の間にインサートすることも可能 です。 移動先のコンポーネントもしくはコンポーネント同士の境界線は黄色表示 されます。 同様にチャンネル位置を交換することも可能です。 チャンネル ヘッダ(Channel Header)を移動しサウンド マトリクス(Sound Matrix)の任意の移動先に設置し ます。 移動先は黄色表示されます。 チャンネルの名称を変更するにはチャンネルヘッダ(Channel Header)をダブルクリ ックしてお使いのキーボードで新規名称を入力してください。 チャンネル ヘッダに表 示されるチャンネル ナンバーはオーディオ タブ(Audio Tab)のチャンネル オン、 オ フ スイッチで表示する番号と同等です。 この番号をクリックしてチャンネル全体をバ イパスします。 バイパスされたチャンネルはヘッダ上で黄色のX表示されます。 KORE 2 – 66 チャンネル ビュー サウンド マトリクス(Sound Matrix)でには2種類の表示方法を備えています。 表示 の切り替えは、 チャンネルインサート(Channel Inserts)の一番左に位置するミキサ ー ビューボタンで行います。 チャンネル ビューでチャンネル インサートと各オーディオ タブ、 MIDIタブを表示 します。 ミキサービュー(Mixer View)でチャンネル インサート (Channel Inserts)、 パン ノブ、 チャンネル ソロ、 チャンネル ミュートボタン、 アウト プット レベルメーター、 オプショナル インプット、 Auxアウト プット セクションを表示します。 KORE 2 – 67 ミキサー ビュー(Mixer View)ボタンの下にある、 インプッ ト ボタンをクリックしてミキサー ビューのインプットセク ションを表示します。 同様にアウト プット セクションのあ るAUXアウト プット ボタンを使用します。 チャンネル インサート(Channel Insert)項目の表示 コンポーネントが設置されているチャンネルインサート(Channel Insert)のクリッ クもしくはダブルクリックで表示内容が異なります。 ► シングルサウンドではクリックでサウンドのインターフェイスを表示します。 シン グルサウンドの内容によりますが、 ダブルクリックでVST/AUプラグインのイン ターフェイスを表示、 または内部KORE 2モジュールのインターフェイスをエディ ット エリア(Edit Area)で表示します。 ► マルチサウンドではクリックでマルチサウンドを開く、 または閉じます。 ダブルク リックでマルチサウンド内容を表示します。 サイドバーにある最小化ボタンを押して任意にコンポーネントを閉じることが可能 です。 KORE 2 – 68 3. 4. 2 チャンネル タイプとシグナル ルーティング シグナル – この場合オーディオシグナル、 またはMIDIシグナル – は通常サウンドマ トリクス内の信号経路をシグナル構造順に通過、 およびチャンネルインサートの信 号経路をシグナル構造順に通過し、 マトリクス内の経路全てを通過します。 Auxセ ンドの使用により、 オーディオシグナルはサウンドマトリクス段階にあるサウンドの 信号経路を水平方向に橋渡しすることが可能です。 チャンネル タイプ KORE 2 チャンネルは柔軟に機能します。 チャンネルタイプという設定機能の枠を超 え、 チャンネルの異なるインプットソースに対応するために、 チャンネルタイプはいつ でも変更可能です。 オーディオタブ(Audio Tab)のインプットソースメニュー(Input Source menu)より選択してください(次項目を参照)。 3種類のチャンネルタイプが選択可能です: ► ソースチャンネルシグナル入力機能がないサウンドです。 (ソースメニューでは None、 ”なし”と表示)。 ► インプット チャンネルは外部ハードウェアからの音源入力、 または上部階層の サウンドマトリクス(Sound Matrix)からの音源入力チャンネルです(Input 1, 2, 3, またはSound Inputとソースメニューで表示)。 ► グループチャンネルで同じ階層に位置するサウンドマトリクスのチャンネルアウ ト プットを取りまとめます(ソースメニューではGroup Busと表示)。 チャンネルヘッダではインプットチャンネルとグループチャンネルの専用シンボルが 表示されます(上記イラストを参照)。 KORE 2 – 69 コンテクストメニューにあるコマンド、 インサートチャンネルの使用によりどのタイ プのチャンネルも使用可能です。 また全ての設定情報を含むチャンネルの複製も 可能で、 更に、 サウンドマトリクス(Sound Matrix)からのチャンネルの削除も可能 です。 エントリーの無効化はチャンネルナンバーをクリックしたときと同様にチャンネルを シグナル経路から一旦取り外し(バイパス)、 CPU使用量を抑える場合にも効果的で す。 チャンネルのバイパス設定はKORE2コントローラーへのマッピング、 自動化が 可能です。 この機能によりKORE2のCPU使用量が管理可能です。 マスターとして使用の解説: マスターチャンネルでは特殊な機能を備えています。 基本的にはグループチャンネル (Group Channel)と同じですが多少異なる性質を備えています。 各サウンドマトリクス(Sound Matrix)では通常一つのマスターチャンネル(Master Channel)を装備しています。 デフォルトでは新規サウンドが作成されると常時一番 出力先に近い位置にマスターチャンネルが設置されます。 ここでは、 この設定をチ ャンネルメニューから変更可能です。 任意のチャンネルをマスターに変更したい場 合は、 チャンネルヘッダをクリックしてマスターとして使用(Use as Master)を選 % 述します。 チャンネルミュート機能につ いてはこのセクションで後 KORE 2 – 70 択します。 マスターチャンネルは各サウンドマトリクスで追加されたチャンネルのデ フォルト信号経由先として機能し、 サウンドマトリクスエリアが多数のチャンネルで 埋め尽くされている場合でも、 他のチャンネルはマスターの下に隠れ、 それらのチ ャンネルを表示するには画面をスクロールしなくてはいけませんが、 マスターチャン ネルは常時表示されます。 この二つのタブ(Tabs)を使用してオーディオとMIDI-ルーティングに関するパラメー ターにアクセスします。 表示されるタブは常時現在使用しているチャンネルに従属し ています。 それぞれのタブはMIDIタブ(MIDI Tab)とオーディオタブ(Audio Tab)を それぞれクリックすることにより任意のタブに切り替えてください。 オーディオ タブ サウンド マトリクスの各オーディオ、 MIDIタブ オーディオ タブ(Audio Tab)最初の機能は チャンネルのオン/オフスイッチです。 この機能を使用してチャンネルを有効/無効にします。 この機能によりCPU使用量 の節約が可能です。 ソロボタンでチャンネルのソロモードを設定します。 この機能によりソロ設定した音 だけが発音し、 他のチャンネルはミュートの状態になります。 ミュートボタンでチャンネルを無音化します。 ミュート状態にあってもそのチャンネル はミュートしていない状態と同様のCPUを消費することをご了承ください。 右側には受信シグナルの音量を調整するインプットゲイン ノブを装備しています。 音 量数値は-40 dB から 40 dBでサウンドのクリッピングを防ぐのに有効です。 イン プットレベルメーターでは 現在の入力シグナル音量を表示しします。 下にあるメニュ ーからインプット ソース の選択が可能です。 KORE 2 – 71 ソースチャンネルのインプットソースメニュー サウンドマトリクス上にチャンネルを配置する場合は、 None でインプット無し、 グル ープバスで任意のグループチャンネルをインプット、 またはインプットを使用して外部 ハードウェアをインプットします(numbered inputs、 インプットの番号表示)。 チャンネルが下層段階のサウンド マトリクス(Sound Matrix)に含まれる場合、 イ ンプットメニューの表示方法が多少異なります。 最初の二つのメニューは上層段階 の表示と同様です。 しかしながら、 ハードウェアインプットへのアクセスはできませ ん。 代わりに、 上層段階から送信されるシグナルを受け入れるサウンド インプット を選択します。 インプットメニューからサウンド インプットを選択しない限り、 チャ ンネルは上層段階にあるサウンド マトリクスからのオーディオを受け入れることは できません。 オーディオタブ(Audio Tab)の次の項目はアウト プットセクションです。 アウト プット デスティネーションメニューでここのチャンネルのオーディオシグナ ルの送り先を設定します。 最上層段階のサウンドマトリクスでは以下の選択肢から 設定可能です: ► Noneはアウトプットの無効化を意味します。 これはマトリクスの下層段階にある チャンネルのインプット メニューで す これはミキサーのアウトプットセクシ ョンです。 KORE 2 – 72 ► マスターで個々のサウンドマトリクスの信号をマスターチャンネルに送ります。 エントリーに表示される各番号はサウンドマトリクスのチャンネル番号と同等で す。 ► オーディオハードウェアのアウトプットの 番 号 表 示です。(n u m b e r e d outputs) サウンドマトリクス(Sound Matrix)の下の段にあるチャンネルで、 アウト プットメ ニューで表示しないオーディオハードウェアの出力先を設定します。 ここでサウンド アウト プット(Sound Output)メニューを使用し個々のサウンドマトリクス(Sound Matrix)に出力します。 最上階層部で外部インプットを入力し、 入力情報は下層段階の二つのチャンネルにルーティン グされます。 KORE 2 – 73 外部インプットを下の階層にルーティングしたい場合は、 使用しているハードウェ アからオーディオシグナルを最上階層部と接続し、 下の階層のミキサーへと経由さ せなければいけません。 基本的なオーディオシグナル経路は以下の様になっています: ► シグナルはサウンドマトリクスの階層を踏まえて経由します。 有効な入力信号が ある場合、 各下階層部は階層内に設置された親ミキサーからの入力を受けま す。 ► 各ミキサー出力はシグナル経路を経て生成された後、 最上階層のミキサーへと 戻ります。 各階層を統括するマスターチャンネル設定する事は可能で、 このミキ サーにより階層を水平方向でコントロール可能です(AUX等)。 ► ミキサーのAuxセンドを使用し、 同じ階層間のミキサーにシグナルを送りま す。 ► 外部オーディオインプットは最上階層から受信されます。 この原則はミキサー 構造内でもその原則を守り、 オーディオインプットを通過することが可能なチャ ンネルインサート設定をする必要があります。 (チャンネルインサート内にインプ ットを持たないサウンドを設置するとそのサウンドが外部インプットを妨げるこ とになります) ► MIDI シグナルはオーディオ信号と共に、 上部階層から下層階層のチャンネルイ ンサートへと経由します。 Auxシステム KORE 2 は同じ階層のサウンドマトリクスにあるチャンネル間を経由する、 オーデ ィオシグナル用の柔軟なAUXセンドシステムを装備しています。 AUXセンドはチ ャンネルのアウト プットセクションの右側に配置されています。 デフォルトではサウ ンドマトリクス内の各チャンネルごとにシグナルを任意のチャンネルに送る6基の AUXを装備しています。 この機能はそれだけではありません。 6基のAUXルーティ KORE 2 – 74 ング設定が完了すると、 KORE2は自動的にAUXを追加するので、 ルーテイングの 可能性に制限はありません。 Auxスクロールはセンドコントロール部の左側にある矢印で、 Auxを6個以上使用し ている場合のAux間の移動に有効です。 シグナルルーティングの理論は以下の通りです: ► 各チャンネルがセンド機能一式を備えています。 ► 全てのチャンネルは、 Group Busでインプットソースを選択してAuxセンドを経 由し、 オーディオシグナルを受信可能です。 ► オグジュアリーデスティネーション(Auxiliary Destination)メニューを使用し、 グループ デスティネーションを選択します。 ここで表示されるグループバス エ ントリーの前に有効なグループチャンネル(Group Channels)のチャンネル ナ ンバーが表示されます。 ► 個々のサウンドマトリクスがその他のチャンネルを備えていない場合、 もしくは インプットとしてのバス機能を備えたチャンネルがない場合は、 ルーティングオ プションはサウンドマトリクス(Sound Matrix)の上の階層へのアウト プットの みとなります。 ► 同じ階層にインプットとして機能するグループバスを供えたチャンネルがある場 合、 そのチャンネルをメニューで選択し、 新しいルーティングを構築します。 ► メニューのRemoveを選択してAuxアウトプットアサインを削除します。 この動 作により、 全てのAuxセンド項目が1つ左に移動します。 MIDIタブ サウンドマトリクスのMIDIタブです KORE 2 – 75 MIDI タブはKORE2のサウンドマトリクス上の、 MIDIシグナル受信とMIDIシグナル ルーティングに関する機能を備えています。 各チャンネルでMIDIタブを装備し、 現在 作業しているチャンネルのMIDIタブが表示されます。 各オーディオ タブとMIDI タ ブは入れ替わりで表示されます。 ”MIDI”と書かれたボタンをクリックしてMIDIタブ を表示、 設定してください。 このタブの一番左部分にはMIDI Activity LEDがあり、 ここでMIDI入力データを 表示します。 その右はMIDI チャンネル セレクトでMIDIチャンネルを選択し、 サウ ンドマトリクスのどのチャンネルがMIDI情報を受信するか設定します。 MIDI チャ ンネルの1 から 16 までの個々のチャンネルを選択、 またはAllでMIDI をオムニ (omni)モードにします。 全てのチャンネルは固有のMIDIフィルターを備え、 ノート情報、 ベロシティーレンジを チャンネルごとに限定可能です。 マウスでクリックして上下にドラッグし、 各最低、 高 ノートとベロシティー情報の各設定値を調節してください。 ここで設定した各数値内 の値は適用され、 それ以外は無効なMIDI情報となります。 ここで設定した数値はサウ ンドマネージャーのチャンネル マッピング タブで表示されます(3. 6. 4章参照)。 ピッチ トランスポーズ(Pitch Transpose)を使用して入力ノート情報のピッチを半 音単位で設定可能です。 MIDI ルーティング(MIDI routing) 通常MIDIシグナルはKORE2のサウンドマトリクスを垂直に経由しますが、 このルー ティング経路を同じ階層で水平方向に経由させることも可能です。 MIDI フィルター (MIDIFilter)の右にある、 MIDIアウト プット(MIDI Outputs)の使用により可能です。 デフォルトではチャンネルにつき6個のMIDI アウト プットでMIDIデータを他のチャ ンネルへと送信可能です。 この機能はそれだけではありません。 6基のMIDIルーテ ィング設定が完了すると、 KORE2は自動的にMIDIアウト プットを追加するので、 ルーテイングの可能性に制限はありません。 KORE 2 – 76 MIDIアウト プットスクロールはMIDIトランスポーズの右側にある矢印で、 MIDIを6 個以上使用している場合のMIDI間の移動に有効です。 MIDI ルーテイングの理論は非常にシンプルです: ► 全てのチャンネルがアウトプットを備えています。 ► アウトプットメニューで有効なMIDI設定先を選択します。 ► 個々のサウンドマトリクスがその他のチャンネルを備えていない場合、 ルーティ ングオプションはサウンドマトリクス(Sound Matrix)の次の階層へのアウト プ ットのみとなります。 ► アウトプットにアサインされているチャンネルがない場合は、 メニューから選択 して新しいルーティングを設定してください。 ► メニューのRemoveを選択してアウトプットアサインを削除します。 この動作に より、 全てのMIDIアウト プット項目が1つ左に移動します。 3. 4. 3 Nesting sounds(ネスティング サウンド) サウンドマトリクス(Sound Matrix)はサウンドの階層構造から成り立っています。 それぞれのチャンネルインサートはどんな種類のKoreSoundでも設置可能です。 全てのチャンネルインサートは奥行きのあるサウンドマトリクス構造を備え、 何重 にも及ぶサウンドマトリクス構造を実現します。 階層構造の流れを単純に説明すると以下の様になります。 単体のチャンネル内に多数 のコンポーネントを備えたKoreSoundsを備えたマルチサウンド群による幾つものチ ャンネルインサートを装備可能です。 (お使いのコンピューターの性能に準じて) 。 サウンドマトリクス(Sound Matrix)はこの複雑な構造を可能な限り明瞭に設計しま した。 チャンネルインサート内のサウンドをクリックすると、 適切なインターフェイ ス構成要素が任意のサウンドマトリクス(Sound Matrix)の階層に表示されます。 シングルサウンド(Single Sound)の場合はサウンドヘッダ、 もしくはKORE2の内蔵 モジュールのインターフェイスを表示します(オーディオエフェクト、 もしくは MIDIプ ラグイン)。 マルチサウンド(MultiSound)であった場合はもう一つのサウンドマトリ クスでマルチサウンドを表示します。 KORE 2 – 77 3. 4. 4 参考例 ここでは柔軟なシステム構造による、 いくつかの使用例を紹介します。 さらに異なる 使用例の性質から成る、 それぞれの良い点について解説していきます。 一個の素材による、 多彩な可能性 一つのシグナルを幾つかのチャンネルにルーティング ― よくある作業です。 方法と しては二つの手順があります。 KORE 2システムのAUXセンドでシグナルを、 サウンドマトリクスの同じ階層内で 送ります: 上の図ではインプットチャンネル(Input Channel)が外部ハードウェアのオーディオを受信し、 エフェクトを備えた二基のグループチャンネル(Group Channels)がそれぞれAUXセンドを介 してインプットチャンネルからの信号を受信しています。 右側のインプットチャンネルのAUXデス ティネーションに注目してください。 これらは„2 Group” そして „3 Group“の各二つのグルー プチャンネルに設定してあります。 この方法が最適な解決法です。 この例を応用してより複雑な設定をする場合は二 つのグループチャンネル内のエフェクトを別々のマルチサウンドに変更すると作業 効率は向上するでしょう。 KORE 2 – 78 上は二つのエフェクトを個別の最上階層にあるマルチサウンドとした図です。 新規サ ウンドとしての両チャンネルはインプットチャンネルで、 上層にあるサウンドマトリク スからシグナルを受信します。 これにより、 新しいサウンドを個別に保存可能となり、 別の機会の異なるプロジェクトでの再利用が可能になります。 またこの設定の使用は、 混乱無くコンポーネントをサウンドマトリクスの上層で更に 展開、 構築する作業に適しています。 % す。 この方法はエフェクト構成 を多目的使用可能なプリセ ットとして保存するための理想的な方法で KORE 2 – 79 ソングとしてのマルチサウンドの利用 マルチサウンドのコンセプトはライブパフォーマンスでもその実用性を発揮します。 曲の構成に必要な素材をマルチサウンドにし、 次の曲に必要な素材をもう一つのマル チサウンドにしていけば良いのです。 この作業によりよる利点は、 曲の素材をチャンネルバイパス機能により曲の基本とな る部分を素材そのままに使用できる点です。 ライブパフォーマンスに最適なKORE2コ ントロールからのバイパス設定も可能だということをお忘れなく。 この設定を利用してCPUへの負担も軽いまま、 様々なマルチサウンドを使用可能で す。 あなたのCPUへの負担も軽減したいのでここまでにします。 KORE 2 – 80 モーフィング機能 サウンドバリエーション(Sound Variations)では簡潔で非常にスムーズなモーフィ ング機能を装備しています。 エフェクトKoreSoundsを配備した様々なグループチャンネル(Group Channels)を 設定し、 ソースチャンネルをそれらにルーティングします。 その後パフォーマンス ユ ーザー ページを使い、 各AUXレベル設定をコントローラー ノブにアサインします。 アサインの一つを反転した場合は(詳細については3. 5. 4章を参照)二つのエフェクト シグナルを継ぎ目無く 一つのコントローラーでブレンド可能です。 この機能は本来の意味でのパラメーター モーフィング機能ではなく、 疑似モーフィ ング機能です。 しかしこの機能で非常に有機的な表現が可能です。 KORE 2 – 81 3. 5 グローバルコントローラー(Global Controller): サウンドのコントロール(Controlling sounds) 上の図はシングルサウンドのユーザーページ(User Page)を表示したグローバルコン トローラー(Global Controller)です。 グローバルコントローラーはKORE2のコント ローラー ページ システムのコンテクスト センシティブ(context sensitive、 作業内 容の関係性に従属、 表示する機能)インターフェイスです。 ここではKORE2コントロ ーラーののページ ディスプレイとパラメーター設定値も表示します。 KORE 2 ハードウェアコントローラーはインターフェイスと連動する、 各8個のコン トロールページボタン(Control Page Buttons)とノブを装備しています。 パラメ ーターを個々にアサインすると、 短縮されたパラメーター名称(Short Parameter Name)がノブ、 またはボタンの脇に表示されます。 グローバル コントローラーのディスプレイ タブ(Display Tab) は常時選択している パラメーターの正式名称とパラメーター設定値(Parameter Value)を表示します。 設定値はバーでも表示されます。 パラメーター正式名称(Long Parameter Name)は名称変更可能です。 マウスでク リックし新規名称を入力してください。 どのパラメーターか把握できる名称にするこ KORE 2 – 82 とが必要です。 コントローラーでは、 各ノブとボタンに短縮されたパラメータ名称が 表示されますが、 この名称は変更できません。 3. 5. 1 ページとサウンドバリエーション コントロール ページ(Control Pages) ハードウェアとグローバル コントローラーは同等のコントロール ページを表示します コントロール ページ(Control Page)システムはKORE2がSuper Instrumentと して成り立つための重要な役割を担っています。 コントロールページはKORE2の プラグイン パラメーターをハードウェアであるKORE2コントローラーにアサイン するための機能です。 各サウンド用に多数のページを設定、 無論、 好みの設定に カスタマイズすることも可能です。 KORE2のミキサーセッティング、 シンセのフィ ルターカットオフ、 ディレイ デプス等をページにアサインし、 ハードウェアで思いの ままに操作します。 KORE 2 – 83 ページ内容はサウンドマトリクス(Sound Matrix)のチャンネルインサート(Channel Inserts)に配置されたKoreSoundsに属します。 全てのコンポーネントとチャンネル は各ページを配備しています。 KORE2コントローラーの、 各ノブとボタンにアサイン可能なパラメータ総数に制限 はありません - 全て決め細やかな操作が可能です。 ハードウェアの操作状況はソフトウェア上でも表示されます。 グローバルコントロ ーラー (Global Controller)はKOREコントローラーと同様のページを表示し、 指 での操作とマウスによる操作環境による身体感覚をより近いものとします。 コン トローラー上でのページ操作とKORE2のグローバルコントローラー、 KORE2プラ グインは自動的に同じ画面を表示します(常時同じコンポーネントを表示する場合 は、 ロック機能を使用します)。 設定値を変更するごとに瞬時に両システム表示内 容をアップデートします。 ファクトリー(factory)KoreSounds では即戦力となる最重要なパラメーター内容 のみをセレクトしたコントロールページを標準装備しています。 最後にコントロールページのパラメーターはオートメーション リスト(Automation List)を構成する上でも使用されます。 すなわちパラメーターのリストはKORE2がプ ラグインとして起動している場合でも適用されることを意味します。 以下のセクションで解説する内容を参照し、 またKORE2コントローラーに関する項 目も参照して(3. 9章) コントロールページ(Control Page)システムに関する知識を 高めてください。 オートメーションリスト(Automation List)についての資料を含ん だ、 サウンドマネージャーに関する項目も参照してください(3. 6. 3章)。 KORE 2 – 84 サウンドバリエーション(Sound Variations) サウンドバリェーション(Sound Variations)はKORE2を楽器のように扱うための 重要な機能の一つです。 サウンドバリエーションはその概要の特質からユーザーペ ージのプリセットに近い機能として捉えることができます。 サウンドバリエーション の特筆すべき点はその機能が別機能を備えているにも拘わらず、 一貫性を保ち個別 の機能へとモーフィングできる点です。 この機能によりサウンドを有機的に変化さ せ、 新たな表現力への可能性を確実なものとします。 設定は非常にシンプルです:ユーザーページからサウンドを特定し(スクリーン、 もしく はKORE2コントローラーから選択)、 セーブボタンを押し、 スロットをクリックすると 完了です。 この作業を繰り返した後(最大8個まで設定可能)、 サウンドバリエーション が完成、 モー フハンドル(Morph handle)でコントローラーの各設定の間を継ぎ目な くモーフ可能です。 この機能であなたのパフォーマンスを向上します。 引き続きこの章を参照してサウンドバリエーションの機能を確かめてください。 KORE 2 – 85 3. 5. 2 プラグインページ(Plugin Pages)、 チャンネルページ (Channel Pages) とユーザーページ (User Pages) 左から順に: プラグイン ページ(Plugin Page)、 チャンネル ページ(Channel Page)、 KoreSoundのユーザー ページとなっています。 コントロール ページは3種類の形態から成り立っています: 1. プラグイン ページVST-/AU-プラグインのパラメーターを表示します。 プラグインの構成要素により、 ページ数は増えます。 プラグインページ は固定されたページなので手動変更することはできません。 KORE 2 – 86 2. 5 0 0 0/ 100. . 25000 (ヘルツ) Hz KORE 2 – 172 3. 8. 23 Multi Compressor(マルチ コンプレッサー) このマルチバンドコンプレッサーではフィルターとコンプレッサー機能を搭載してい ます。 フイルターで入力シグナルを4つの周波数帯域へと分割します:それぞれ low (200 Hz以下)、 middle (200 . . 5000 Hz)、 high ( 5000 Hz以上)となっています。 各周波数帯専用コンプレッサーを備え、 各機 能はスタンダードなシングルコンプレッサーと同様の性質です。 通常のコンプレッサ ーでは通常入力されるすべての周波数帯域のダイナミクスに反応します。 マルチバン ドコンプレッションでは選択した任意の周波数帯域のみを圧縮するためより繊細な 圧縮が可能です。 例)ドラムを圧縮する場合、 バスドラムのみ圧縮しシンバルサウンド のダイナミクスは元音の状態で維持可能です。 操作部に関しては各周波数帯が専用Gain(ゲイン) と Ratio(レシオ)コントロール部 を備えていること意外はEasy Compressor (該当項目参照)と同じです。 最小レシ オ設定値で圧縮はありません。 最大レシオ設定値でリミッターとして機能します。 ゲ インで各周波数帯の音量調整をします。 例) 1つの帯域のみを高い頻度で圧縮した場 合の音量補正。 更にOut Gain(アウト ゲイン)で全体の音量を補正します。 各コンプレッサーで入力シグナルを分析し、 いつコンプレッサーを機能させるか決定 します。 更にAttack とRelease パラメータでコンプレッション機能の反応速度を 調整します。 Attack(アッタク)でシグナルがスレッショルドを上回った時に圧縮最 上限に到達するまでの速度を設定し、 Release(リリース)でシグナルがスレッショ ルド設定値を下回ってから圧縮を終えるまでの速度を設定します。 各パラメーター の最適設定値はオーディオ素材によって異なります。 長いアッタク時間の設定でパ KORE 2 – 173 ーカッション等のピーク音を維持することが可能ですが、 入力ピーク値が大き過ぎ るとサウンドが歪む原因となります。 短いリリースタイムはパーカッションサウンド に有効です。 複雑かつ伸びのあるサウンドを圧縮する場合は、 リリースタイムは長め の設定が有効です。 短いアタックタイムを設定した場合でも、 コンプレッサーはシグ ナルを分析する時間を必要とする事を念頭に置いてください。 Look Ahead(ルック アヘッド)ボタンでオーディオを極僅かの間遅らせ、 (32 サンプル分)コンプレッサー がピークを把握、 対応します。 Label Threshold Function(機能) 圧縮が始まるレベルを設定します。 (レンジ) -48. . . 0 Range (ユニット) dB Unit (スレッショルド) LM、 Gain HM、 Gain H(各ゲイン L、 LM、 HM、 H) Ratio L, Ratio Gain L、 Gain コンプレッションに伴う、 各周波数域の増幅値を 設定します。 -24. . +24 dB シグナルの圧縮率を設定します。 1は圧縮しない じです。 infでシグナル レベルはスレッショルド レベルで固定されます。 (これはリミッター機能と 同等です)。 Ratio H(各レシオ L、 LM、 HM、 H) LM, Ratio HM, ことを意味し、 出力シグナルは入力シグナルと同 1. . [inf] KORE 2 – 174 Label Attack Function(機能) シグナルがスレッショルドレベルを超えた時に圧縮 最上限に到達するまでの速度を設定します。 縮を終えるまでの速度を設定します。 シグナルがスレッショルドレベルを下回ってから圧 Look Ahead(ルックアヘッド)ボタンのオンオフス サンプル分)コンプレッサーがピークを把握、 より正 確なピーク処理をします。 (レンジ) 0. 1. . 10 10. . 1000 Range (ユニット) (ミリ セカンド) (ミリ セカンド) msec msec Unit (アタック) (リリース) Look Ahead Release ルック アヘッド) イッチです。 オーディオを極僅かの間遅らせ、 (32 on/off (アウト ゲイン) Out Gain 全帯域に対するゲインの値をコントロールします。 ポストコンプレッションとポストゲインコントロール の両方の役割を果たします。 -24. . +24 dB KORE 2 – 175 3. 8. 24 Multimode Filter(マルチモード フィルター) このエフェクトは各フィルタータイプを搭載、 各タイプを目的別にブレンド可能です。 Cutoff (カットオフ)とResonance(レゾナンス) でカットオフ周波数とフィルター ス ロープを設定し、 任意のフィルターブレンドを設定、 音声を調整します。 更にPoles(ポ ール)の種類も設定可能でカットオフ周波数の強弱調整を幅広く調整可能です。 シグ ナルがサチュレーションを開始するスレッショルドも設定可能です。 Range Unit Label Mix Function(機能) エフェクト効果のないドライ シグナル(dry)、 エフェクト効果を 含んだウェット シグナル(wet)間のバランスを調整します。 フィルターのカット周波数。 周波数設定値とタイプ(各ハイ パス、 ローパス、 バンドパスフィルター等)に基づき設定値 以下、 以上、 周辺の周波数は通過、 それ以外の周波数帯域 は減衰します。 (レンジ) 0. . 100 (ユニット) % (ミックス) Cutoff (カットオフ) Resonance 25. . 25000 (ヘルツ) Hz Amount(レゾ ナンスアマウ ント) フィルターの反応の鋭さを設定します。 値を高く設定すると 強調されます。 フィルター勾配が急になり、 カットオフフリークエンシーが 0. . 100 % KORE 2 – 176 Label Resonance Level (レゾナン ョン レベル) Saturation Function(機能) オーバードライブ サチュレーションがゲインを調節し始める 値(スレッショルド) を設定します。 レゾナンスを高く設定する 程、 サチュレーションはカットオフフリークエンシーをより効 果的に強調します。 サチュレーション スレッショルドを低く設 定するほどより多くのシグナルに反応し、 シグナルピークを多 発させる可能性があります。 (レンジ) Range (ユニット) Unit ス サチュレーシ -24. . +24 dB 3種類のモード間をクロスフェードします。 最小値はローパ (LP-BP-HP) Type スフィルターで、 設定値より上の値をカットします。 最大値は ハイパスフィルターで、 ローパスとは反対の性質です。 設定 通過し、 その他の値は減衰します。 2-pole – 4– 4-ポール) 0. . 100 % 値の中心はバンドパスフィルターで、 設定値周辺の値のみを 2ポールフィルターと4ポールフィルター間をクロスフェードし ます。 ポールの数字はフィルターカットオフスロープの勾配を 表しています:2ポールでフィルタースロープはオクターブにつ つき24dB となります。 pole(2-ポール き12 dBとなり、 4ポールでフィルタースロープはオクターブに 4ポールフィルターを設定した場合はカットオフフリークエン 0. . 100 % Spread(4-ポー ル スプレッド) 4-pole シーを2つに分岐させることが可能です。 このモードを有効に すると、 2ポールフイルター加工したシグナルをもう1つの2ポ ールフィルターに送ります。 高い設定値でカットオフ設定値を 抑えることが可能です。 0. . 6 境に周波数を2つに分けます。 この結果、 レゾナンスピークを (セミ トーン) semitones KORE 2 – 177 3. 8. 25 Parametric EQ(パラメトリック EQ) Parametric Equalizer(パラメトリック イコライザー) で周波数帯域を4つのパート に分割します。 各周波数帯のゲインで各周波数帯域の増幅、 減衰調節をします。 この 機能で各周波数帯を強調したり、 各音声の特徴を変更したい場合に有効です。 パラメトリックEQで各周波数帯域をコントロールします。 ローとハイEQはそれぞれ シェルビングEQで設定値以上、 以下の周波数帯を増減します。 2つのMIDバンドは ピークEQ で中心数値の設定にもとづき各周波数帯をコントロール可能です。 Range Unit Label Low Gain Function(機能) 低音域のボリューム設定します。 ローシェルビングEQの周波数帯を設定します。 ここで設定した周波数帯域のコントロールが可 能です。 (レンジ) -20. . +20 (ユニット) dB (ロー ゲイン) Low Frequency (ロー フリークエ ンシー) Mid 1 Gain Mid 2 Gain 2. . 4000 Hz(ヘルツ) (Mid 1 ゲイン) (Mid 2 ゲイン) 各中音域のボリューム変化を設定します。 -20. . +20 dB KORE 2 – 178 Label Mid 1 Frequency (Mid 1 フリークエ ンシー) Mid 2 Function(機能) (レンジ) Range (ユニット) Unit 各中音域の周波数を設定します。 ここでの設定 ロール可能です。 値により各MID音量を(Mid 1/2 Gain)でコント Frequency(Mid 2 フリークエンシー) (Mid 1 ウィズ) (Mid 2 ウィズ) (ハイ ゲイン) High Frequency (ハイ フリーケン シー) High Gain Mid 2 Width Mid 1 Width 80. . 16000 40. . 8000/ (ヘルツ) Hz 各中音域の周波数帯域幅を設定します。 0. 1. . 4 (オクターブ) Octaves 高音域のボリューム設定をします。 ハイシェルビングEQの周波数帯を設定します。 ここで設定した周波数帯域のコントロールが可 能です。 -20. . +20 100Hz… 20kHz dB Hz(ヘルツ) KORE 2 – 179 3. 8. 26 Pattern Delay(パターン ディレイ) Pattern Delay (パターン ディレイ)はディレイをステップ シーケンサー機能に似 た機能構成で扱うエフェクトです。 4つのPattern Grid(パターングリッド)でディレ イのパターン構成を設定します。 各フィードバック、 パン、 レベル機能で4つのパター ンを個別に調整可能です。 ドラムパターン等のリズミカルな音声を複雑に構成した い場合に有効です。 Range Unit Label Mix Function(機能) エフェクト効果のないドライ シグナル(dry)、 エフ ランスを調整します。 (レンジ) 0. . 100 On/Off 1/64. . 1/8 (ユニット) % (ミックス) FX In (FX イン) Delay Unit ェクト効果を含んだウェット シグナル(wet)間のバ シグナルインプットのオン、 オフです。 パターングリッドのタイムベースを設定します。 この 定でディレイは8ビートを刻みます。 設定値は1ステップ分のタイムユニットです。 1/8の設 グリッドのタイムベースを細かく調整します。 この機 能はシャッフル効果を作るのに有効です。 (ディレイ ユニット) Delay Fine (ディレ イ ファイン) (ビート) % Beats -33. . +33 KORE 2 – 180 Label Pattern Grid Function(機能) グリッド毎のディレイビート位置を設定します。 タ 定します。 (レンジ) Range (ユニット) Unit (パターン グリッド) Feedback Pan イム グリッド上でディレイを機能させる起点を決 各パターンのフィードバック レベルと全体のフィー ドバック レベルを調整します。 で)それぞれ設定します。 ステレオフィールド内の定位を(-100%から+100%ま (フィードバック) (パン) (レベル) Filter Low/High (フィルター ロー/ハ イ カット) Cut Level -60. . 0 -100. . +100 -60. . 0 dB % dB 各ディレイの出力レベルを設定します。 ディレイシグナルを変化するロー/ハイパスフィルター のカットオフフリークエンシーを設定します。 このカ ットオフで設定した数値以上/以下の周波数はオクタ ーブ毎12 dBのスロープ(傾度)で減衰します。 100. . 25000 10. . 5000/ (ヘルツ) Hz KORE 2 – 181 3. 8. 27 Phaser(フェーザー) Phaser (フェザー) でシグナルに動きを追加します。 フランジャー効果と似た性質 ですが金属的な成分は殆んどなく、 サウンドに温かみを与えます。 入力シグナルを 僅かに遅らせ、 原音とミックスします。 これによりサウンドの位相格差を作り出し、 フェイズとして機能します。 Label Mix Dry-Wet (ミックス ドラ イ-ウエット) Function(機能) エフェクト効果のないドライ シグナル(dry)、 エフェ クト効果を含んだウェット シグナル(wet)間のバラ ンスを調整します。 内蔵オールパス フィルターのカットオフ フリク (センター) Center (レンジ) 0. . 100 Range (ユニット) % Unit エンシーを設定、 フェイジング フリークエンシー (Modulation Meter“モジュレーションメーター“で 確認しながら様々な設定を試してください)。 を変調します。 モジュレーションと相互作用します 0. 10 % Sync (モジュレー ションシンク) Modulation Modulation LFO周波数をKORE2クロックと同期させます。 On/Off Rate(モジュレー ション レート) ディレィタイムのモジュレーション スピード(LFO)を 調整します 0. . 10 (ヘルツ) Hz KORE 2 – 182 Label Mix Dry-Wet (ミックス ドラ イ-ウエット) Function(機能) エフェクト効果のないドライ シグナル(dry)、 エフェ クト効果を含んだウェット シグナル(wet)間のバラ ンスを調整します。 内蔵オールパス フィルターのカットオフ フリク (レンジ) 0. . 100 Range (ユニット) % Unit (センター) Center エンシーを設定、 フェイジング フリークエンシー (Modulation Meter“モジュレーションメーター“で 確認しながら様々な設定を試してください)。 を変調します。 モジュレーションと相互作用します 0. 10 % Sync (モジュレー ションシンク) Modulation Modulation LFO周波数をKORE2クロックと同期させます。 On/Off Rate(モジュレー ション レート) ディレィタイムのモジュレーション スピード(LFO)を 調整します 0. . 10 (ヘルツ) Hz KORE 2 – 183 3. 8. 28 Rooms(ルーム) このリバーブ ユニットはルーム リバーブに特化しています。 ロングリバーブを必要と しない場合に効率よく作業可能です。 Label Mix Dry-Wet (ミックス ドラ イ-ウエット) Pre-Delay Function(機能) エフェクト効果のない元の音(dry、 ノブ左方向)と エフェクト後の音(wet、 ノブ右方向)とのバランス をコントロールします。 Range Unit (レンジ) 0. . 100 (ユニット) % (プレ ディレイ) Pre-Delay LR (プレ ディレイ LR オフセット) Size Reverberation (リバーブ サイズ) Reverberation (リバーブ ディフュ ージョ) Diffusion Offset メインのリバーブエフェクトを通過する前のシグナ ルディレイタイムを設定します。 プレ ディレイ シグナルのステレオポジションを設 0. . 50 % 定します。 マイナス値で左チャンネルディレイ音が ラス設定で逆の設定値となります。 減衰し、 右チャンネルディレイ音が増加します。 プ -100 . . . +100 音の反射時間に基づいて想定された、 リバーブルー ムサイズを設定します。 0. . 100 (ヘルツ) Hz リバーブシグナルの音の広がりを設定します。 値 が低いほど全体の音に対する広がり効果は控え めになります。 0. . 100 % KORE 2 – 184 Label Low Decay Function(機能) リバーブシグナルの高、 低周波数域のディケイタイ ブ タイムが長くなります。 (レンジ) Range (ユニット) Unit (ロー ディケイ) (ハイ ディケイ) Stereo(ステレオ) High Decay ムを設定します。 高設定値で各周波数帯のリバー 0. . 100 % エフェクト シグナルのステレオ幅をモノラルから ます。 (0%)フルステレオ(100%)の設定値幅から選択し -20. . +20 db KORE 2 – 185 3. 8. 29 Rotor(ローター) このエフェクトはYAESU製のB4 “virtual organ”で高い評価 を得たロータリー スピーカー シュミレーターです。 70年代のロックミュージックで 多用されたロータリー ステレオ パンを再現します。 Range Unit Label Mix Function(機能) エフェクト効果のない元の音(dry、 ノブ左方向)と エフェクト後の音(wet、 ノブ右方向)とのバランス をコントロールします。 二基のローターのスピード調整します。 各[Slow]と [Fast] パラメータで調節します。 (レンジ) 0. . 100 (ユニット) % (ミックス) Fast (ファースト、 回転速度) Acceleration(ア クセレーション) (スロー) (ファースト) Fast Slow On/Off 0. . 2 0. . 2 0. . 12 s Hz Hz ローターの回転速度の周期を設定します。 高速回転スイッチ(Fast スイッチ)がオフの場合の ローターの回転速度を設定します。 ローターの回転速度を設定します。 高速回転スイッチ(Fast スイッチ)がオンの場合の (ヘルツ) (ヘルツ) KORE 2 – 186 Label Intensity ィー) Function(機能) ロータリースピーカーのエフェクト量をコントロー ルします。 ロータリースピーカーとマイク間の距離 の設定としてお考えください。 (レンジ) 0. . 100 Range (ユニット) % Unit (インテンシテ (ハイカット) High Cut シェルビング ハイパス フィルターのカットオフ フ は減衰します。 リークエンシーを設定します。 この周波数以下の値 この機能でハイとベース間のバランスをコントロール します。 右一杯に回すとハイの成分のみを出力しま に設定すると両方の成分を均等に出力します。 す。 左一杯でベース成分のみの出力となります。 中心 左右に置かれた仮想マイクロフォンを、 スピーカーか 500. . 16000 (ヘルツ) Hz Low-High (ロー-ハイ) -100. . +100 % (スプレッド) Spread らある程度遠ざけると想定し、 その距離を設定しま す。 この設定によりロータリースピーカーのステレオ サウンドの広がりを調整します。 設定値を大きくす で各スピーカーは完全に反対になります。 -180. . +180 るとスピーカーは反対方向に回ります。 最大設定値 (ディグリー、 度°) deg KORE 2 – 187 3. 8. 30 Space Reverb(スペース リバーブ) このリバーブユニットはプレディレイ、 アーリー レート リフレクション、 各ロー ハイ フリークエンシー ディケイ タイム コントロールからなる、 パラメーターコントロー ル機能を備えています。 Range(レ ンジ) Label Mix Function(機能) エフェクト効果のない元の音(dry、 ノブ左方向)と エフェクト後の音(wet、 ノブ右方向)とのバランス をコントロールします。 Unit(ユニット) (ミックス) Pre-Delay Time (プレ ディレイ タ イム) Pre-Delay LR (プレ ディレイ LR オフセット) Size Reverberation (リバーブ サイズ) Offset 0. . 100 % メインのリバーブエフェクトを通過する前のシグナ ルディレイタイムを設定します。 0. . 200 ms プレ ディレイ シグナルのステレオポジションを設 定します。 マイナス値で左チャンネルディレイ音が減 衰し、 右チャンネルディレイ音が増加します。 プラ ス設定で逆の設定値となります。 音の反射時間に基づいて想定された、 リバーブル 設定します。 -100 . . . +100 % ームサイズ、 すなわちリバーブ ディケイ タイムを 1. . 100 KORE 2 – 188 Label Reverberation (リバーブ ディフュ ージョン) Reverberation (リバーブ アーリ ー/レート) Low Decay Early/Late Diffusion Function(機能) リバーブシグナルの音の広がりを設定します。 低 い設定値でリバーブサウンドがエコーのようなサウ ンドになります。 Range(レ ンジ) Unit(ユニット) 0. . 100 % アーリー リフレクションとメインリバーブシグナル のバランスをコントロールします。 0. . 100 % (ロー ディケイ) (ハイ ディケイ) (ロー EQ) High EQ (ハイEQ) Low EQ High Decay リバーブシグナルの高、 低周波数域のディケイタイ ブ タイムが長くなります。 ムを設定します。 高設定値で各周波数帯のリバー 0. . 100 % シェルビング コライザーの、 リバーブシグナルの高、 低周波数域の増幅、 減衰量を設定します。 -20. . +20 dB KORE 2 – 189 3. 8. 31 Stereo Chorus(ステレオ コーラス) このエフェクトは標準的なステレオコーラス/フランジャーです:2つの入力シグナル を僅かに遅らせ、 この僅かなずれを常時変動させ続けます。 Range Label Mix Function(機能) エフェクト効果のない元の音(dry、 ノブ左方向)と エフェクト後の音(wet、 ノブ右方向)とのバランス をコントロールします。 エフェクトのディレイタイムを調節してエフェクト のチューニングを調節します。 左右チャンネルのディレイ タイムの格差をコント (レンジ) 0. . 1 Unit(ユニット) (ミックス) Delay Tune (ディ レイ チューン) 50. . 10000 (ヘルツ) Hz (ディレイ LR オフ セット) Delay LR Offset ロールします。 マイナス値で左チャンネル ディレイ タイムが短くなり、 プラス値で右チャンネル ディ イムが均一になります。 レイタイムが短くなります。 真ん中で各ディレイタ -100 . . . [. . . ] +100 % ームサイズ、 すなわちリバーブ ディケイ タイムを 1. . 100 KORE 2 – 188 Label Reverberation (リバーブ ディフュ ージョン) Reverberation (リバーブ アーリ ー/レート) Low Decay Early/Late Diffusion Function(機能) リバーブシグナルの音の広がりを設定します。 低 い設定値でリバーブサウンドがエコーのようなサウ ンドになります。 Range(レ ンジ) Unit(ユニット) 0. . 100 % アーリー リフレクションとメインリバーブシグナル のバランスをコントロールします。 0. . 100 % (ロー ディケイ) (ハイ ディケイ) (ロー EQ) High EQ (ハイEQ) Low EQ High Decay リバーブシグナルの高、 低周波数域のディケイタイ ブ タイムが長くなります。 ムを設定します。 高設定値で各周波数帯のリバー 0. . 100 % シェルビング コライザーの、 リバーブシグナルの高、 低周波数域の増幅、 減衰量を設定します。 -20. . +20 dB KORE 2 – 189 3. 8. 31 Stereo Chorus(ステレオ コーラス) このエフェクトは標準的なステレオコーラス/フランジャーです:2つの入力シグナル を僅かに遅らせ、 この僅かなずれを常時変動させ続けます。 Range Label Mix Function(機能) エフェクト効果のない元の音(dry、 ノブ左方向)と エフェクト後の音(wet、 ノブ右方向)とのバランス をコントロールします。 エフェクトのディレイタイムを調節してエフェクト のチューニングを調節します。 左右チャンネルのディレイ タイムの格差をコント (レンジ) 0. . 1 Unit(ユニット) (ミックス) Delay Tune (ディ レイ チューン) 50. . 10000 (ヘルツ) Hz (ディレイ LR オフ セット) Delay LR Offset ロールします。 マイナス値で左チャンネル ディレイ タイムが短くなり、 プラス値で右チャンネル ディ イムが均一になります。 レイタイムが短くなります。 真ん中で各ディレイタ -100 . . . 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