ユーザーズガイド YAMAHA CP4 STAGE / CP40 STAGE

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マニュアル抽象的: マニュアル YAMAHA CP4 STAGE / CP40 STAGE

詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。

[. . . ] 34 USBフラッシュメモリーを使ってファイルを やりとりする(ファイル操作) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37 システム全体の設定をする(ユーティリティー設定). . . . . . . . 39 コンピューターと接続して使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42 携帯用音楽プレーヤーと接続して使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] PART EFFECT (パートエフェクト) [A]/[B]ボタン (32ページ) インサーションエフェクトA、インサーションエフェクト Bのオン/オフを切り替えます。 10 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 各 部 の 名 称 と 機 能 ( B C A D E G F H I C4 D4 E4 F4 G4 A4 B4 C5 D5 E5 F5 G5 A5 B5 C6 D6 E6 F6 G6 A6 B6 C7 @ [MASTER COMP] (マスターコンプ)ボタン(40ページ) マスターコンプレッサーのオン/オフを切り替えます。 A [-1/NO] (-1/ノー )ボタン [+1/YES] (+1/イエス)ボタン(17ページ) 画面中のカーソルがある位置の値を1つずつ増減します。 # TRANSPOSE (トランスポーズ) [−]/[+]ボタン(27 ページ) 鍵盤のピッチを半音ずつダウン/アップします。 B [PERFORMANCE PLAY/SELECT] (パフォーマンス プレイ/セレクト)ボタン(28ページ) パフォーマンスを選択する画面を表示します。 $ [FILE] (ファイル)ボタン(37ページ) USBフラッシュメモリーと本体とでファイルをやりとり するファイル画面を表示します。 C [PANEL LOCK] (パネルロック)ボタン(40ページ) パネル上の操作を無効(オン)にするか、有効(オフ)にする かを切り替えます。 % [UTILITY] (ユーティリティー )ボタン(39ページ) システム全体の設定を行なうユーティリティー画面を 表示します。 D [SHIFT] (シフト)ボタン(46ページ) 他のボタンと組み合わせることで、 いろいろな働きをしま す。 ^ [EDIT] (エディット)ボタン(29ページ) パフォーマンス (19 ページ ) を編集する画面を表示します。 また、 パフォーマンスのパラメーター編集中にこのボタン を押すことで、 編集前と編集後の音を聞き比べることもで きます(コンペア機能)。 NOTE パフォーマンスコンペアについて、詳しくは PDF ファイル 「リファレンスマニュアル」をご覧ください。 E [EXIT] (エグジット)ボタン(18ページ) 画面に表示される機能は階層構造になっています。この ボタンを押すことにより、1つ上の階層画面に戻ります。 F [ENTER] (エンター )ボタン 編集画面の選択や、 値を確定するときにこのボタンを使い ます。また、各操作を実行する役割もあります。 & [STORE] (ストア)ボタン(28、32ページ) パフォーマンス/ユーティリティー設定を保存します。 G [∧]/[∨]/[<]/[>](カーソル)ボタン(17ページ) 画面中のカーソルを左右に移動したり、前後の画面 ( ペー ジ)を表示させたりするのに使います。 * LCD (液晶ディスプレイ)(17ページ) 使用中の機能に応じて、 さまざまなメッセージや各種設定 などが表示されます。 H ボイスカテゴリーボタン(20ページ) 音色(ボイス)のカテゴリーを選択します。 ( データダイアル(17ページ) 画面中のカーソルがある位置の値を変更します。 I MASTER EQUALIZER (EQ) (マスターイコライザー ) スライダー (27ページ) マスター EQ の各バンドのゲインを調節するために使いま す。 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 11 各 部 の 名 称 と 機 能 リアパネル CP4 STAGE 4 % 5 6 7 8 9 ) !@# $ 4 1 2 CP40 STAGE 3 4 1 5 6 8 9 ) 4 !@# $ 1 [P]スイッチ(15ページ) (CP4 STAGE)電源スイッチ、(CP40 STAGE)スタンバイ/オン スイッチです。 CP4 STAGEの場合、 電源のオン(O)/オフ(N) を、CP40 STAGEの場合、電源のオン(O)/スタンバイ(N)を 切り替えます。 9 USB [TO HOST] (ユーエスビー トゥー ホスト)端子 (42ページ) 本体とコンピューターのUSB端子とを、USBケーブルで接 続する場合に使います。 ) USB [TO DEVICE] (ユーエスビー トゥー デバイス) 2 [AC IN]端子(13ページ) CP4 STAGE のみ 端子(37ページ) 本体とUSBフラッシュメモリーとを接続する場合に使い ます。 付属の電源コードを接続する端子です。 3 DC IN端子(13ページ) CP40 STAGE のみ 付属の電源アダプターを接続する端子です。 !MIDI [IN]/[OUT]端子(43ページ) MIDI機器を接続する場合に使います。 4 譜面台取付穴 別売の譜面台を取り付けるために使う一対の穴です。 @ FOOT SWITCH [SUSTAIN] (フットスイッチ サステイ ン)端子(15ページ) 5 [PHONES] (ヘッドフォン)端子(14ページ) ヘッドフォンを接続します。ステレオ標準ジャックです。 付属のフットスイッチFC3、または別売のフットスイッチ FC4/FC5を接続し、サステイン専用に使います。 6 OUTPUT [L/MONO]/[R] (アウトプット 左/モノラル/ # FOOT SWITCH [ASSIGNABLE] (フットスイッチ アサ 右)端子 (UNBALANCED) (アンバランスド) (14ペー ジ) オーディオ信号を出力する端子(標準ジャック)です。アン バランス接続に対応しています。 モノラル出力したい場合 は、[L/MONO]端子だけに接続します。 イナブル)端子(15ページ) 別売のフットスイッチFC4/FC5を接続します。この端子に 接続したフットスイッチには、 さまざまな機能を割り当て ることができます。 $ FOOT CONTROLLER (フットコントローラー )端子 7 OUTPUT [L]/[R] (アウトプット 左/右)端子 (15ページ) CP4 STAGEの場合、FOOT CONTROLLER [1]/[2]端子、 CP40 STAGEの場合、[FOOT CONTROLLER]端子が搭載さ れています。別売のフットコントローラー FC7を接続し ます。この端子に接続したフットコントローラーには、 さまざまな機能を割り当てることができます。 (BALANCED) (バランスド) (14ページ) 8 [AUX IN]端子(43ページ) CP4 STAGE のみ オーディオ信号をバランス出力する端子です。 [AUX IN]端子(ステレオミニジャック)に接続したオーディ オ機器などからの出力を、楽器本体のサウンドにミック スして出力できます。 NOTE 本体との音量バランスは、外部オーディオ機器などの出力機 器側のボリュームで調節してください。 % 放熱穴 CP4 STAGE のみ 放熱用の穴です。 12 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 演奏までの準備 電源の準備 CP4 STAGEの場合 CP40 STAGEの場合 演 奏 ま で の 準 備 1 2 本体リアパネルの[P] (電源)スイッチが、オフ(N)に なっていることを確認します。 付属の電源コードのプラグ(下図参照)を、本体リアパ ネルの[AC IN]端子に接続します。 1 2 本体リアパネルの[P] (スタンバイ/オン)スイッチが、 スタンバイ(N)になっていることを確認します。 付属の電源アダプターのプラグ(下図参照)を、本体リ アパネルのDC IN端子に接続します。 DC IN端子 [ ]スイッチ [AC IN]端子 3 電源アダプターのもう一端のプラグ(下図参照)を電源 コンセント(AC100V)に接続します。 コンセン ト 3 電源コードのもう一端のプラグ(下図参照)を、電源コ ンセント(AC100V)に接続します。 コンセント または NOTE 電源アダプターを外すときは、 逆の手順で行なってください。 警告 2P-3P変換器(付属) NOTE 電源コードを外すときは、逆の手順で行なってください。 警告 電源コードは、必ず付属のものをお使いください。他の電源コード を使用すると、発熱や感電の原因になります。 電源アダプターは、必ず付属のものをお使いください。他の電源ア ダプターを使用した場合、故障などの原因となり、大変危険です。 警告 付属の電源アダプターは100V用です。電源は必ずAC100Vを使用し てください。 警告 本製品に同梱されている電源コードを他の製品に使用しないでくだ さい。製品の故障や火災の原因になります。 注意 [P] (スタンバイ/オン)スイッチがスタンバイの状態でも微電流が流 れています。長時間使用しないときは、必ず電源アダプターを電源 コンセントから抜いてください。 警告 電源は必ずAC100Vを使用してください。 注意 CP4 STAGEは、アース接続を行なうことを前提として設計されてい ます。感電と機器の損傷を防ぐため、付属の電源コードを使って、 上図のとおりアース接続を確実に行なってください。なお、接続方 法がわからないときは、巻末のヤマハ修理ご相談センターにご相談 ください。 注意 [P] (電源)スイッチがオフの状態でも微電流が流れています。長時間 使用しないときは、必ず電源コードを電源コンセントから抜いてく ださい。 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 13 外部オーディオ機器と接続 する 楽器本体にはスピーカーが内蔵されていません。音を出 すためには、アンプやスピーカーなどとの接続が必要で す。[PHONES]端子にヘッドフォンを接続すれば、直接音 演 奏 ま で の 準 備 注意 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。聴覚障 害の原因になります。 ミキサーを使う場合 レコーディングやライブパフォーマンスでは、ミキサー を使用するのが一般的です。CP4 STAGEには、ノイズに 強い3極のOUTPUT [L]/[R]端子(BALANCED)が標準装備さ れていますので、ミキサーはこの端子に接続して使用す ることをお勧めします。(CP40 STAGEにはこの端子は装 備されていませんので、OUTPUT [L/MONO]/[R]端子 (UNBALANCED)をお使いください。) OUTPUT R OUTPUT L を聞くこともできます。ここでは、一般的な接続の方法 をご紹介します。イラストを参考に、本体を外部のオー ディオ機器と接続しましょう。 注記 外部機器と接続するときは、すべての機器の電源を切った状態で行 なってください ミキサー アンプ アンプやスピーカーを使う場合 OUTPUT [L]/[R]端子 [PHONES] 端子 スピーカー スピーカー (左側) (右側) キーボードアンプやモニタースピーカーを2台使用する と、パンやエフェクトなどの設定が再現され、広がりの ある豊かなサウンドが得られます。この場合、リアパネ ルのOUTPUT [L/MONO]/[R]端子(UNBALANCED)を使用し ます。キーボードアンプやモニタースピーカーを1台だ け使用する場合は、OUTPUT [L/MONO]端子 (UNBALANCED)に接続します。 キーボードアンプ(左側) キーボードアンプ(右側) NOTE ヘッドフォンでは、OUTPUT [L]/[R]端子や OUTPUT [L/MONO]/[R]端子の出力と同じサウンドをモニ ターできます。OUTPUT [L]/[R]端子やOUTPUT [L/MONO]/[R] 端子などからのサウンドは、ヘッドフォンの抜き差しに関 係なく出力されます。 OUTPUT [L/MONO]/[R]端子 [PHONES] 端子 14 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 フットペダルを接続する フットペダルには、付属のFC3や別売のFC4/FC5のような フットスイッチと、別売のFC7のようなフットコント ローラーの2種類があります。どちらも本体のリアパネ ルに接続して使いますが、接続する端子や機能が異なり ます。 電源を入れる / 切る 電源を入れるとき 1 楽器本体の[MASTER VOLUME]ダイアルと、キーボー 演 奏 ま で の 準 備 ドアンプやモニタースピーカーのボリュームを最小 フットスイッチ 付属のFC3は、リアパネルのFOOT SWITCH [SUSTAIN]端 子に接続します。アコースティックピアノのダンパーペ ダルのように、接続したフットスイッチを踏んでいる間、 鍵盤から指を離しても弾いた音を長く響かせることがで きます(サステイン機能)。FC3は、ハーフペダルとしても 使用できます。この場合、ペダルを踏んだ量に応じたダ ンパー効果を得ることができます。以下の手順で設定で きます。 [UTILITY]ボタン → [∧]/[∨]ボタンで「03: Controller」を 選択して[ENTER] → [-1/NO]/[+1/YES]ボタンで「Sustain」 を「FC3 Half On」に設定 → [EXIT]ボタンを数回押して トップ(パフォーマンスプレイ)画面(20ページ)に戻る 別売のフットスイッチFC4/FC5は、FOOT SWITCH [ASSIGNABLE]端子に接続し、さまざまなパラメーターを 割り当てて使用します。これにより、割り当てたパラ メーターの機能を足元でコントロールできます。 NOTE FC4/FC5へのパラメーターの割り当てについて、詳しくは PDFファイル「リファレンスマニュアル」をご覧ください。 ( 「MIN」または0)にします。 2 本体リアパネルの[P]スイッチをオン(O)にします。 CP4 STAGE CP40 STAGE フットコントローラー 別売のFC7は、CP4 STAGEの場合、FOOT CONTROLLER [1]/[2]端子、CP40 STAGEの場合、[FOOT CONTROLLER] 端子に接続し、パートボリュームその他さまざまなパラ メーターを割り当てて使用します。これにより、割り当 てたパラメーターの機能を足元でコントロールできます。 NOTE FC7へのパラメーターの割り当てについて、詳しくはPDF ファイル「リファレンスマニュアル」をご覧ください。 3 キーボードアンプやモニタースピーカーの電源をオ ンにします。 電源を切るとき 1 2 3 楽器本体とキーボードアンプやモニタースピーカー のボリュームを最小(MINまたは0)にします。 キーボードアンプやモニタースピーカーの電源をオ フにします。 本体リアパネルの[P]スイッチをオフ(CP4 STAGE) / スタンバイ(CP40 STAGE) (N)にします。 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 15 オートパワーオフ機能 オートパワーオフとは、本体が一定時間操作されないと 自動的に電源が切れる機能です。初期設定では、約30分 操作されないと自動的に電源が切れるようになっていま す。 演 奏 ま で の 準 備 ボリュームや画面の明るさ を調節する 鍵盤を弾きながら、楽器本体とキーボードアンプやモニ タースピーカーのボリュームを調節します。本体のボ リュームは、[MASTER VOLUME]ダイアルで調節します。 本体のボリュームを、目盛の約7分目(下図参照)に合わせ てから、キーボードアンプやモニタースピーカーのボ リュームを上げていきます。 オートパワーオフ機能を解除したい場合は、いったん電 源を切って、左端の鍵盤を押したまま電源を入れます。 画面に「Auto power off disabled. 」と表示され、オート パワーオフ機能が解除されます。この場合、解除の設定 は自動的に保存されます。 7分目 小 大 NOTE 楽器本体の[MASTER VOLUME]ダイアルでは、[AUX IN]端子 (43ページ)から入力されるサウンドの音量は調節できませ ん。 注意 電源が切れるまでの時間は、以下の手順により変更でき ます。 [UTILITY]ボタン → [∧]ボタンで「01: General」を選択し て[ENTER]ボタン → [∨]ボタンで「AutoOff」を選択し、 [-1/NO]/[+1/YES]ボタンまたはデータダイアルで設定値を 変更 → [STORE]ボタン 注記 • オートパワーオフで電源が切れても、微電流が流れています。完 全に電源を切るには、電源プラグをコンセントから抜いてくださ い。 • 編集中のデータがある場合など、本体の状態によっては、一定時 間操作せずにオートパワーオフの設定時間が経過しても、電源が 切れない場合があります。使用後は、手動で本体の電源を切って ください。 • アンプ、スピーカー、コンピューターなどの外部機器を本体に接 続した状態で一定時間操作しない場合は、外部機器の損傷を防ぐ ために、取扱説明書の手順に従って外部機器と本体の電源を切っ てください。接続した状態で自動的に電源が切れるのを避けたい 場合は、オートパワーオフを解除してください。 • オートパワーオフで電源が切れた場合、保存していないデータは 消去されます。電源が切れる前に、必ずストア(保存) を実行して ください。 • 本体のオートパワーオフ設定が「off」の場合は、外部に保存した システムデータを本体にロードしても、システムデータの設定に かかわらず本体の設定は「off」のままになります。本体のオート パワーオフの時間が設定されている場合は、本体にロードしたシ ステムデータの設定に書き換わります。 • ファクトリーセット(41ページ)を実行すると、オートパワーオフ の設定が初期値(30分)に戻りますので、ご注意ください。 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。聴覚障 害の原因になります。 画面が見えにくい場合は、[UTILITY]ボタンを押したまま [-1/NO]/[+1/YES]ボタンを押して、画面のコントラストを 調節します。 NOTE ユーティリティー General画面の「Contrast」パラメーター の値を変更することでも、同じ設定ができます。詳しくは、 PDFファイル「リファレンスマニュアル」をご覧ください。 NOTE • オートパワーオフの設定時間はおおよその目安です。 • オートパワーオフで電源が切れたあと電源を入れなおす場合は、 [P]スイッチをいったんオフ(CP4 STAGE)/スタンバイ(CP40 STAGE) (N)にしてから、もう一度[P]スイッチを押してください。 16 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 基本操作と画面表示 カーソルの表示と移動 画面上のカーソル(選択中であることを示すもの)には、 以下のタイプがあります。 値の変更と設定 データダイアル データダイアルは、右方向(時計回り)に回すと値が増加 ● 矢印タイプ Part:MAIN Filter/EG Attack + 5 Decay R+ 0 Release E + 0 U し、左方向(反時計回り)に回すと値が減少します。また、 設定レンジの大きいパラメーター値を変更する場合、 [SHIFT]ボタンを押したままデータダイアルを回すと、値 を10ずつ増加または減少させることができます。 本 操 作 と 画 面 表 示 基 選択中の項目の左横に、R(カーソル)が点滅しながら表 示されます。表示中の画面に応じて、[∧]/[∨]/[<]/[>] ボタンを使い、上下左右にカーソルを移動できます。 ● 点滅タイプ Common Name Name E [CPCategory] [-1/NO]/[+1/YES]ボタン [+1/YES]ボタンは、押すたびに値が1ずつ増加し、 [-1/NO]ボタンは、押すたびに値が1ずつ減少します。ど ちらのボタンも、押し続けることによって値が連続的に 変化します。また、設定レンジの大きいパラメーター値 を変更する場合、[SHIFT]ボタンを押したまま[+1/YES]ボ タンを押すことで、値を10ずつ増加させることができま す。逆に、[SHIFT]ボタンを押したまま[-1/NO]ボタンを押 すことで、値を10ずつ減少させることができます。 選択中の項目自体が点滅します。名前を設定する画面で 表示されます。[<]/[>]ボタンを使って、左右方向にの みカーソルを移動できます。 [∧]/[∨]/[<]/[>]ボタン 値が増加 [∧]/[∨]/[<]/[>] ボタンは、画面上のカーソルを上下左 右に移動するために使います。また[∧]/[∨]ボタンは、 編集項目の選択画面で上下の項目を表示させたり、複数 の画面(ページ)からなる編集画面で、ページを切り替え るためにも使います。 値が1ずつ減少 値が1ずつ増加 値が減少 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 17 リストの表示と項目の選択 編集画面が複数存在する場合、各編集画面の名前が選択 項目としてリスト表示されます。どの編集画面に入るか を、選択項目から選びます。 文字入力 パフォーマンスネームなど、文字を入力するパラメー ターの場合、まず[<]/[>]ボタンを押してカーソルを左 右に移動し、文字を入力する位置を指定します。そして、 データダイアルまたは[-1/NO]/[+1/YES]ボタンを使って、 EDIT Common D01:Chorus Effect 選択項目の 番号 項目名 (編集画面名) E 入力する文字を選びます。 Common Name Name E [CPCategory] カーソルのある位置が点滅 選択項目を切り替えるには[∧]/[∨]ボタンを使い、 [ENTER]ボタンを押して選択を確定します。 基 本 操 作 と 画 面 表 示 番号の左横に表示されるアイコンは、上(▲)下(▼)に選択 項目があることを示しています。 D 表示画面からの抜け方 下方向に選択項目がある 現在表示されている画面から前の画面に戻りたい場合は、 [EXIT]ボタンを押します。また、[EXIT]ボタンを何度か押 すことにより、電源起動後に表示されるトップ(パフォー マンスプレイ)画面に戻ります。 W 上下方向に選択項目がある U 上方向に選択項目がある ページの切り替え 1つの編集画面は複数のページ(画面)で構成されているこ とがあります。その場合、画面の右下に上(▲)下(▼)の アイコンが表示されます。ページを切り替えるには、 [∧]/[∨]ボタンを使います。 Common Chorus Eff Ctg CHO Type G Cho 編集できるパラメーター Preset E R Basic D ページの有無を 表わすアイコン 18 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 パフォーマンス ここでは本製品をお使いになるうえで最初に知っておいていただきたい、パフォーマンスについて簡単に説明します。 パフォーマンスとは、複数のボイス(音色)を1つのセットとしてまとめたものです。本製品には、数多くのパフォーマン スが用意されています。 パフォーマンスのパート構成 各パフォーマンスは、CP4 STAGE の場合、MAIN パート、 LAYERパート、SPLITパートの3パート、CP40 STAGEの場 合、 MAINパート、 SPLIT/LAYERパートの2パートで構成され ています。各パートにはあらかじめ1つずつボイスが割り 当てられており、 これら複数のパートのボイスを組み合わ せたものをパフォーマンスと呼んでいます(下図参照)。 MAINパートは、 押鍵により常に音が鳴ります。 LAYERパー トは、2つのボイスを重ねて鳴らす(レイヤー )場合に使い ます(22ページ)。 SPLITパートは、 鍵盤を2つの音域に分け、 各音域で異なるボイスを鳴らす ( スプリット ) 場合に使い ます(23ページ)。 NOTE CP40 STAGEの場合、SPLIT/LAYERパートをLAYERパートまた はSPLITパートとして使います。 パフォーマンスの変更と ボイスの変更 パフォーマンスとボイスは連動しています。 パフォーマン スを変更すると、全パートのボイスが連動して変わりま す。 また、 パートを選択してボイスを変更すると、 パフォー マンスの該当パートのボイスが変わります(下図参照)。 パフォーマンスを変更する パフォーマンス 001 MAIN パート ギター パフォーマンス 004 MAIN パート ピア ノ パ フ ォ ー マ ン ス LAYER パート オルガン LAYER パート ブラス CP4 STAGE の場合 複数個の パフォーマンス SPLIT パート ストリングス SPLIT パート ベース 1 つのパフォーマンス MAIN パート ピア ノ パフォーマンスを変更すると、 ボイスが変わる ボイスを変更する LAYER パート オルガン (MAINパートのみオンの場合) パフォーマンス 004 SPLIT パート ベース パフォーマンス 004 MAIN パート オルガン MAIN パート ピア ノ LAYER パート LAYER パート ブラス CP40 STAGE の場合 複数個の パフォーマンス ブラス SPLIT パート ベース SPLIT パート ベース 1 つのパフォーマンス MAIN パートのボイスが変わる MAIN パート ピア ノ SPLIT/LAYER パート ベース 代表してCP4 STAGEの場合のみを掲載しています。 イラストは一例です。 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 19 クイックガイド ボイスを鳴らしてみる CP4 STAGEは、MAIN (メイン)パート、LAYER (レイヤー ) パート、SPLIT (スプリット)パートの3パート、 CP40 STAGEは、MAINパート、SPLIT/LAYERパートの 2パートで構成されています。各パートにはあらかじめ ボイス(楽器音)が割り当てられています。 初期設定での電源起動後に表示されるトップ(パフォーマ ンスプレイ)画面には、MAINパートのボイス名のみが表 示されます。初期設定では、MAINパートの音だけが鳴る 状態になっています([MAIN]ボタンのランプが点灯)。 ボイスを変更する ボイスはカテゴリー別に分類されています。カテゴリー とはいわゆるジャンルのことで、各ボイスは、ピアノ、 オルガンといった楽器の種類や、音のキャラクターに よって分けられています。ボイスを変更するには、まず カテゴリーを選択します。 ここでは、MAINパートのボイスをさまざまなボイスに変 更して演奏してみましょう。 NOTE ボイスの一覧やカテゴリーについては、PDFファイル「デー タリスト」をご覧ください。 トップ(パフォーマンスプレイ)画面 パート名 ボイスカテゴリー 1 本体パネル右側のボイスカテゴリーボタンのうち、 演奏したいボイスのカテゴリーボタンを押します。 MAIN:A. PIANO1 01:CFX St ボイスナンバー ボイス名 選択したボタンのランプが点灯 ク イ ッ ク ガ イ ド HINT クイックリセット機能 「ボイスを鳴らしてみる」の手順は、初期設定(工場出荷 時の状態)での電源起動後の状態をもとに説明していま す。編集などをして別の設定になっている場合や、電源 起動後の画面に戻れなくなった場合は、[SHIFT]ボタンを 押したまま[ENTER]ボタンを押すことで、現在選ばれて いるパフォーマンスを初期化できます。 ボイスカテゴリーが変わります MAIN:E. PIANO1 01:71Rd I E 2 本体パネル中央のデータダイアルを回して、選択し たカテゴリー内の演奏したいボイスを選びます。 1 [SHIFT]ボタンを 押したまま、 2 [ENTER]ボタンを押す MAIN:E. PIANO1 04:78Rd II ボイスが変わります E NOTE [-/NO]/[+YES]ボタンでもボイスを変更できます。 注記 上記操作により編集中のデータは消えてしまいます。大切な データはあらかじめ保存(ストア)(32ページ)しておきましょう。 3 鍵盤を弾いてみましょう。 NOTE 初期化された状態とは、以下のとおりです。 パート MAIN LAYER SPLIT 状態 ON OFF OFF ボイス カテゴリー A. PIANO1 STRINGS GUITAR/BASS ボイス ナンバー 1 16 24 ボイス名 CFX St Strings 3 AcousticBa 4 手順1∼3を繰り返し、いろいろなボイスで演奏して みましょう。 20 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 HINT お気に入りボイス(Favorite Voice)の登録 各カテゴリーボタンを押したとき、最初に選ばれるボイ スをFavorite Voice (フェーバリットボイス)と呼びます。 初期設定では、 各カテゴリーの1番目のボイスがFavorite Voiceとして設定されています。以下の手順により、 Favorite Voiceを変更することもできます。 「ボイスを変更する」の手順1、2に従って、登録したい ボイスを選択 → [SHIFT]ボタンを押したまま、選ばれて いるカテゴリーのカテゴリーボタンを押す 「Favorite voice registered. 」というメッセージが画面に 表示されたら登録完了です。 NOTE 押したボタンのカテゴリーが、現在変更対象となって いるパートボイスのカテゴリーと同じ場合、登録した フェーバリットボイスは呼び出されません。 パートを選択する パートのボイスを変更したり、パートのパラメーターを 編集するには、パートを選択する必要があります。 パートを選択するには、[PART SELECT]ボタンを押したま ま、該当するパートのパートボタンを押します。 トップ(パフォーマンスプレイ)画面では、パートをオン するだけでそのパートが選択されます。 下図は、LAYERパートを選択している例です。 押したまま パートをオン/オフする [SPLIT]ボタンと[LAYER]ボタンで、それぞれのパートを押 鍵により鳴らす(パートオン)か、鳴らさない(パートオフ) かを切り替えることができます。ボタンのランプが点灯 しているパートは、押鍵で鳴る(パートオン)ことを示し ます。パートのオン/オフはボタンを押すごとに切り替わ ります。MAINパートは常にボタンのランプが点灯し、 パートオンの状態です。パートのオン/オフの状態は パフォーマンスごとに本体に保存(ストア)できます。 NOTE CP40 STAGEの場合、[LAYER]ボタン、[SPLIT]ボタンの どちらを押しても選ばれるパートは同じです。SPLIT/ LAYERパートをLAYERパートまたはSPLITパートとして使 います。 LAYERパートにR(カーソル)が移動し、LAYERパートが選 ばれていることを示します。 ボイスカテゴリー ボイスナンバー ク イ ッ ク ガ イ ド M:EP1:04:78Rd II パート名(省略表記) M: MAINパート L: LAYERパート S: SPLITパート L:STRR13:Strings 1 E カーソルが点滅 ボイス名 ランプ消灯=パートオフ [MAIN]ボタンのランプは 常に点灯=パートオン NOTE トップ(パフォーマンスプレイ)画面では、[<]/[>]/[∧]/ [∨]ボタンで R(カーソル)を移動することにより、選択 中のパートを切り替えることができます。オフになっ ているパートは、選択できません。 NOTE CP40 STAGEでは、[LAYER]ボタンを押すとSPLITパートは鳴 らなくなり、逆に、[SPLIT]ボタンを押すとLAYERパートは鳴 らなくなります。 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 21 ボイスを重ねる(レイヤー ) [LAYER]ボタンを押してLAYERパートをオンにすること で、MAINパートのボイス(メインボイス)にLAYERパート のボイス(レイヤーボイス)を重ねて鳴らせます。このよ うにボイスを重ねることを「レイヤー」と呼びます。 CP40 STAGEの場合、ここではSPLIT/LAYERパートを LAYERパートとして使います。 メインボイスとレイヤーボイスの 音量を調節する 必要に応じてMAINパートとLAYERパートの音量を調節し ます。 1 本体パネル左側の[SLIDER FUNCTION]ボタンを、ボタ ン左側のVOLUME (ボリューム)ランプが点灯するまで 何回か押します。 LAYERパートのボイス MAINパートのボイス 2 鍵盤を弾いて音を確認しながら、音量を調節したい パートのパートボタン下側のスライダーを、上下方 向に動かします。 上方向に動かすと音量レベルは大きくなり、下方向に動 かすと音量レベルは小さくなります。 MAINパートの音量を調節する場合(CP4 STAGE) VOLUMEランプが点灯 レイヤーボイスを変更する 1 ク イ ッ ク ガ イ ド [LAYER]ボタンを押してLAYERパートをオンにします。 ボタンのランプが点灯します。 LAYERパートに R(カーソル)が移動し、LAYERパートが 選ばれていることを確認します。 カーソルが点滅 1 2 MAINパートの スライダーを動かす M:EP1:04:78Rd II L:STRR01:Velo Str E LAYERパートの音量を調節する場合(CP40 STAGE) VOLUMEランプが点灯 2 鍵盤を弾いて音を確認しながら、カテゴリーボタン とデータダイアルでLAYERパートのボイスを変更しま す。 LAYERパートのボイスが変わります 1 2 LAYERパートの スライダーを動かす M:EP1:04:78Rd II L:STRR08:SectionSt1E NOTE MAINパートのボイスを変更するには、[<]ボタンで R(カーソル)をMAINパートに移動してから、カテゴ リーボタンとデータダイアルでボイスを選択します。 NOTE 各スライダーは、各パートに対応しています。 CP40 STAGEの場合、左側のスライダーはSPLIT/LAYER パートに対応しており、ここでの設定は、SPLIT/LAYER パートをSPLITパートとして使う場合にも適用されます。 22 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 レイヤーを解除する レイヤーを解除したい場合は、もう一度[LAYER]ボタンを 押します。 [LAYER]ボタンのランプが消灯し、MAINパートのボイス だけが鳴る状態になります。 右手側と左手側とでボイス を分ける(スプリット) [SPLIT]ボタンを押してSPLITパートをオンにすることで、 MAINパートのボイス(メインボイス)を右側の鍵盤に、 SPLITパートのボイス(スプリットボイス)を左側の鍵盤に 割り当てて、左右の音域で違うボイスを鳴らせます。 このように右手側と左手側とでボイスを鳴らし分けるこ とを「スプリット」と呼びます。右側の鍵盤と左側の鍵 盤を分ける位置を「スプリットポイント」と呼びます。 スプリットポイントは任意の鍵盤に変更できます。 CP40 STAGEの場合、SPLIT/LAYERパートをSPLITパートと して使います。 SPLITパートのボイス MAINパートのボイス HINT カテゴリーボタンの同時押しによるレイヤー音色の 作成 ボイスカテゴリーボタンを同時に2つ押すことで、レイ ヤー音色を簡単に作成できます。この場合、選択した各 カテゴリーの1番目のボイスがレイヤー音色として選ば れます。 カテゴリーボタンのうち、いずれか1つのボタンを押し たまま、もう1つのボタンを押します。 スプリ トポイン ッ ト NOTE • [LAYER]ボタンのランプが消灯している場合は、自動的に点 灯します。 • フェーバリットボイス(21ページ)を、初期設定の状態から変 更している場合は、その時点で登録されているボイスが1番 目のボイスとして選ばれます。 • MAINパート、LAYERパートのどちらが選ばれている場合で も、2つ目に選択したカテゴリーのボイスは、LAYERパートに 割り当てられます。 • カテゴリーボタンで選択したカテゴリーが、現在変更対象と なっているパートボイスのカテゴリーと同じ場合、選択した カテゴリーの1番目のボイスは呼び出されません。 スプリットボイスを変更する イ ッ ク ガ イ ド ク 1 [SPLIT]ボタンを押してSPLITパートをオンにします。 ボタンのランプが点灯します。 SPLITパートのボイスに R(カーソル)が移動し、SPLIT パートが選ばれていることを確認します。 M:AP1:01:CFX St S:G/BR24:12StrGt 1 カーソルが点滅 E 2 鍵盤を弾いて音を確認しながら、カテゴリーボタン とデータダイアルで、左側の鍵盤に割り当てられて いるSPLITパートのボイスを変更します。 M:AP1:01:CFX St S:G/BR08:FunkGuitar SPLITパートのボイスが変わります E NOTE MAINパートのボイスを変更するには、[∧]ボタンで R(カーソル)をMAINパートに移動してから、カテゴ リーボタンとデータダイアルでボイスを選択します。 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 23 3 スプリットポイントを変更したい場合は、[SPLIT]ボ タンを押したまま、スプリットポイントに設定した い鍵盤を押します(ノート入力)。 SPLITパートの音量を調節する場合(CP40 STAGE) VOLUMEランプが点灯 スプリ トポイン ッ ト 押したまま + 1 2 SPLITパートの スライダーを動かす NOTE ノート(音名)を入力すると、入力されたノートを確認す る画面が一定時間表示されます。また、ここでの設定 は、パフォーマンスコモンエディットGeneral画面の 「SplitPnt」パラメーターの設定と連動しています(パラ メーターについて、詳しくはPDFファイル「リファレン スマニュアル」をご覧ください)。 NOTE 各スライダーは、各パートに対応しています。 CP40 STAGEの場合、左側のスライダーはSPLIT/LAYER パートに対応しており、ここでの設定は、SPLIT/LAYER パートをLAYERパートとして使う場合にも適用されま す。 メインボイスとスプリットボイスの 音量を調節する 必要に応じてMAINパートとSPLITパートの音量を調節し ます。 HINT 各パートのピッチを変更する 下記の方法でパートごとのピッチを変更できます。 1 [PART SELECT]ボタンを押したまま、ピッチを変 更したいパートのパートボタンを押して、パート を選択します。 1 ク イ ッ ク ガ イ ド 本体パネル左側の[SLIDER FUNCTION]ボタンを、ボタ ン左側のVolume (ボリューム)ランプが点灯するまで 何回か押します。 2 3 [EDIT]ボタンを押します。 エディットトップ画面より、[∨]/[∧]ボタンで 「02: Part」を選択し、[ENTER]ボタンを押します。 2 鍵盤を弾いて音を確認しながら、音量を調節したい パートのパートボタン下側のスライダーを、上下方 向に動かします。 上方向に動かすと音量レベルは大きくなり、下方向に動 かすと音量レベルは小さくなります。 4 5 [∧]ボタンで「01: Play Mode」を選択し、 [ENTER]ボタンを押します。 [∨]/[∧]ボタンで「NoteShft (ノートシフト)」 パラメーターの編集画面を表示させ、値を設定し ます。 MAINパートの音量を調節する場合(CP4 STAGE) VOLUMEランプが点灯 6 1 2 MAINパートの スライダーを動かす [EXIT]ボタンを押して元の画面に戻ります。 スプリットを解除する スプリットを解除したい場合は、もう一度[SPLIT]ボタン を押します。 [SPLIT]ボタンのランプが消灯し、MAINパートのボイスだ けが鳴る状態になります。 24 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 HINT ボイスの鳴らし方によるパートの使い分け ■ 低音域から高音域までの全鍵域で、同じ(1つの) ボイスを使いたいとき ピアノ(MAINパート) メトロノームを使って練習 する [METRONOME]ボタン 本体にはメトロノーム機能が搭載されています。 [METRONOME]ボタンを使うと、メトロノームのクリッ ク音に合わせて練習ができます。また、この機能は、演 奏をオーディオ録音(33ページ)する場合にも使用できま す。 [METRONOME]ボタンを押すと、設定した拍子とテンポ でメトロノームがスタートします。再生中は、ボタンの ランプが点滅します。 MAINパートのみオン ■ 低音域から高音域までの全鍵域で、2つのボイ スを使って音を重ねたいとき⇒レイヤー (22 ページ) バイオリン(LAYERパート) ピアノ(MAINパート) MAINパート+LAYERパートをオン ■ 鍵盤を低音域と高音域に分け、各音域で違うボ イスを鳴らしたいとき⇒スプリット(23ページ) ベース(SPLITパート) ピアノ(MAINパート) メトロノームの拍子やテンポ、音量などのパラメーター は、パフォーマンスコモンエディットのGeneral画面で ク イ ッ ク ガ イ ド 設定できます(詳しくは、PDFファイル「リファレンスマ ニュアル」をご覧ください)。各パラメーターの設定は、 パフォーマンス(19ページ)ごとに本体へ保存(ストア) (32 ページ)できます。 メトロノームの再生中にパフォーマンスを変更すると、 選ばれたパフォーマンスのメトロノームの設定に従って、 メトロノームの鳴り方が変わります。 NOTE • メトロノームの再生中にファイル操作(37ページ)を行なうと、再 生が自動的に停止します。 • メトロノームの再生中にパフォーマンスストアを行なうと、再生 音が一時的に聞こえなくなります。 MAINパート+SPLITパートをオン ■ (CP4 STAGEのみ) 鍵盤を低音域と高音域に分け、 低音域で1つのボイスを、高音域で2つのボイス を重ねて鳴らしたいとき⇒レイヤー+スプリッ ト バイオリン(LAYERパート) ベース(SPLITパート) ピアノ(MAINパート) MAINパート+LAYERパート+SPLITパートをオン CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 25 コントローラーを使って音 に変化をつける 本体のフロントパネルには、ピッチベンドホイールやモ ジュレーションホイール、スライダーといった、楽器の 音色をリアルタイムに変更できるコントローラーがあり ます。また、リアパネルの各端子にフットペダルなどの 外部コントローラーを接続し、各種の機能を割り当てる ことにより、割り当てた機能を足元でコントロールでき ます。 モジュレーションホイール ビブラート(変調効果)のほか、音色に合った変化をかけ るためのコントローラーです。鍵盤演奏をしながら、 モジュレーションホイールを上下に動かしてみましょう。 効果が大きくなる 効果が小さくなる ピッチベンド ホイール フッ トペダル (フッ トスイッチ /フッ トコン トローラー) パートスライダー 各パートのパラメーターレベルを調節するためのコント モジュレーシ ョン ホイール ローラーです。各パートボタンの下側にあり、各パート に対応しています。演奏しながらスライダーを操作する ことで、各パートの音量や、エフェクトの深さを調節で きます。 スライダーには、VOLUME (ボリューム)、CHORUS (コー ラスセンド)、REVERB (リバーブセンド)のいずれかのパラ メーターを割り当てて使用します。パラメーターの割り 当てには、[SLIDER FUNCTION]ボタンを使います。 ク イ ッ ク ガ イ ド パートスライダー マスターEQスライダー ピッチベンドホイール 弾いた音の高さ(ピッチ)を連続的に変えるためのコント ローラーです。ピッチベンドホイールから手を離すと、 ホイール中央のくぼみが自動的に元の位置に戻り、ピッ チが元に戻ります。鍵盤演奏をしながら、ピッチベンド ホイールを上下に動かしてみましょう。 ピッチが上がる レベルが 大きくなる レベルが 小さくなる NOTE CP40 STAGEの場合、左側のスライダーはSPLIT/LAYERパー トに対応しています。 パートスライダーでパートのパラメーターレ ベルを調節する 1 ピッチが下がる [SLIDER FUNCTION]ボタンを何回か押して、スライ ダーに割り当てるパラメーターを選択します。 ボタンを押すと、選択中のパラメーターと、各パートの 現在のパラメーター値が画面に表示されます(下図参照)。 [SLIDER FUNCTION]ボタンを押すごとに、パラメーター がVOLUME、CHORUS、REVERBの順に切り替わり、ボタ ン左側の対応するランプが点灯します。 CP4 STAGE の場合 パート名 SLIDER ChoSend CP40 STAGE の場合 SPLIT ( 0) LAYER 0 MAIN 30 SLIDER ChoSend パラメーター名 SP/LA ( 0) パラメーター値 MAIN 30 26 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 NOTE • 電源を起動した直後とパフォーマンス(19ページ)を変更した 直後は、各パートのボリュームパラメーターが常に選ばれて います。 • パラメーター値と、スライダーの実際の位置が対応していな い場合は、パラメーター値がかっこ付きで表示されます。 フットペダル 「フットペダルを接続する」(15ページ)の説明をご覧くだ さい。 2 鍵盤を弾いて音を確認しながら、選択したパラメー ターのレベルを調節します。 例:MAINパートのコーラスセンドを調節する場合 鍵盤の音の高さを変更する TRANSPOSE [−]/[+]ボタン 1 2 MAINパートの スライダーを動かす CHORUSランプ が点灯 TRANSPOSE [−]/[+]ボタンを使って、鍵盤の音の高さ (ピッチ)を最大±12半音まで移動できます(トランスポー ズ機能)。ピッチがマイナスまたはプラスに設定される と、これに対応して[−]または[+]ボタンが点灯します。 ボタンを押すごとに、ピッチは半音ずつ変化します。 この機能を使うと、同じ曲を違うキーで演奏する場合で も、同じ鍵盤の押さえ方で演奏できます。 TRANSPOSE [−]ボタンと[+]ボタンを同時に押すと、設 定は0に戻り、ボタンのランプも消灯します。 パートスライダーを動かすと、次のような画面が表示さ れます。 Part:MAIN ChoSend 100 NOTE • オフになっているパートでも、対応するスライダーを動かす と、選択中のパラメーターのレベルを調節できます。 • ここでの各パラメーターの設定は、パフォーマンスパート エディットPlay Mode画面の「Volume」 「ChoSend」 「RevSend」パラメーターの設定と連動しています(詳しくは、 PDFファイル「リファレンスマニュアル」をご覧ください)。 ク イ ッ ク ガ イ ド マスターイコライザー (EQ)スライダー TRANSPOSE [−]または[+]ボタンを押すと、次のような マスター EQは、サウンド全体の音質を補正するもので す。マスター EQスライダーは、イコライザーの各バンド のゲインを調節するためのコントローラーです。 画面が表示されます。 Transpose + 0semi NOTE ここでの設定は、ユーティリティー General画面の 「Trnsps」パラメーターの設定と連動しています(詳しくは、 PDFファイル「リファレンスマニュアル」をご覧ください)。 ゲインが 大きく なる ゲインが 小さく なる 各スライダーは、CP4 STAGEの場合、本体左側からそれ ぞれLOW (ロー )、LOW MID (ローミッド)、MID (ミッド)、 HIGH MID (ハイミッド)、HIGH (ハイ)の5バンドに、 CP40 STAGEの場合、それぞれLOW、MID、HIGHの3バン ドに対応しています。 いずれかのスライダーを動かすと、すべてのバンドのゲ イン値が画面に表示されます。 Low LowMid + 0dB + 0dB Mid HighMid High + 0dB + 0dB + 0dB CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 27 設定を保存する [STORE]ボタン パフォーマンスを選ぶ 初期設定での電源起動時には、パフォーマンスの1番が 呼び出されます。 ここでは、以下の手順に従って、パフォーマンス1番を 他のパフォーマンスに変更して演奏してみましょう。 1 [PERFORMANCE PLAY/SELECT]ボタンを押します。 ここまでで設定した内容のうち、 • パートオン/オフの状態 • 変更したボイス • メトロノームの拍子、テンポ、音量 • パートスライダーで調節したパラメーターレベル このほか、 • SYSTEM EFFECT [CHORUS]/[REVERB]ボタン、 PART EFFECT [A]/[B]ボタンによるエフェクトのオン/オ フ設定(32ページ) ク イ ッ ク ガ イ ド パフォーマンスを選択する画面(パフォーマンスセレクト 画面)が表示され、ボタンのランプが点滅します。 パフォーマンスセレクト画面 PERFORMANCE SELECT R001(A01):CFX Grand パフォーマンスナンバー パフォーマンス名 RM パート名 (省略表記) M: MAINパート L: LAYERパート S: SPLITパート は、パフォーマンス(19ページ)に保存できます。保存し た内容は電源を切っても失われません。 以下の手順に従って、これまでの設定内容をパフォーマ ンスの1番に保存してみましょう。 注記 以下の操作により、保存先のパフォーマンスのデータは上書きされ て消えてしまいますので、ご注意ください。 NOTE 画面右端に、オンになっているパートが表示されます。 カーソルのあるパートのボイスが、現在変更対象であ ることを示しています。 2 データダイアルまたは[-1/NO]/[+1/YES]ボタンで、 パフォーマンスを選びます。 選択したパフォーマンスが画面に表示されます。 [STORE]ボタン → [ENTER]ボタン → 「Are you sure?」と いう実行を確認するメッセージが表示されたら、 [+1/YES]ボタンを押します。実行しない場合は、[-1/NO] ボタンを押します。 NOTE • 保存の詳しい手順については、 「パフォーマンスを保存(ストア)す る」(32ページ)をご覧ください。 • TRANSPOSE [−]/[+]ボタンによる設定と、[MASTER COMP]ボタン のオン/オフ設定は、[UTILITY]ボタンを押してから[STORE]ボタン を押すと保存できます。 • マスター EQスライダーによるバンドのゲイン調節と [PANEL LOCK]ボタンのオン/オフの設定は保存できません。 PERFORMANCE SELECT R004(A04):S6+Pad 1 グループ グループ内ナンバー  RM L 選択中のパート NOTE • パフォーマンスの一覧は、PDFファイル「データリスト」の 「Performance List」をご覧ください。 • パフォーマンスは、CP4 STAGEの場合16個ずつ、CP40 STAGE の場合8個ずつ、複数のグループに分類されています。グルー プごとにパフォーマンスを選択したい場合は、[SHIFT]ボタン を押したまま、データダイアルまたは[-1/NO]/[+1/YES]ボタン を押します。 • [SHIFT]ボタンを押したままボイスカテゴリーボタン (CP40 STAGEの場合は下の列のボタン)を押すと、選択中の グループ内の対応するパフォーマンスを選択できます。 3 鍵盤を弾いてみましょう。 28 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 4 パフォーマンスの選択が終わったら、 [PERFORMANCE PLAY/SELECT]ボタンか[EXIT]ボタン を押して、トップ(パフォーマンスプレイ)画面に戻り ます。 選択したパフォーマンスの、オンになっているパートの ボイスが表示されます。 オリジナルのパフォーマンス を作る パフォーマンスの編集には、全パート共通のパラメー ターの編集(コモンエディット)と、パート固有のパラ メーターの編集(パートエディット)があります。これら のパラメーターを編集して、オリジナルのパフォーマン スを作成してみましょう。 NOTE パラメーターについて、詳しくはPDFファイル「リファレン スマニュアル」をご覧ください。 MAIN:A. PIANO1 01:CFX St NOTE パフォーマンスセレクト画面の表示中に、ボイスカテ ゴリーボタンや[LAYER]ボタン、[SPLIT]ボタンを押して パフォーマンスに変更を加えると、トップ(パフォーマ ンスプレイ)画面に戻ります。 HINT ボイスカテゴリーボタンにより直接パフォーマ ンスを変更 [SHIFT]ボタンを押したまま[PERFORMANCE PLAY/ SELECT]ボタンを押すと、画面左上に「PERFORMANCE DIRECT SELECT」と表示されます。 コーラスエフェクト/リバーブエフェ クトを設定する コーラスやリバーブなどのシステムエフェクトは、パ フォーマンスごとに設定できます。コモンエディットの 一例として、ここでは、選択中のパフォーマンスにシス テムエフェクトを設定してみましょう。 PERFORMANCE DIRECT SELECT R004(A04):S6+Pad 1 RM L 1 [EDIT]ボタンを押します。 このときボイスカテゴリーボタンを押すと、選択中の グループ内の対応するパフォーマンスを直接選択できま す。 ク イ ッ ク ガ イ ド 再度[SHIFT]ボタンを押したまま[PERFORMANCE PLAY/ SELECT]ボタンを押すと、通常のパフォーマンスセレク ト画面に戻ります。 この画面の表示中は、[LAYER]ボタンまたは[SPLIT]ボタ ンを押しても、トップ(パフォーマンスプレイ)画面には 切り替わらないため、ライブ演奏などで使用すると効果 的です。 パフォーマンスエディットのトップ画面が表示されます。 EDIT D01:Common E 2 HINT フットスイッチ操作によるパフォーマンスの変更 FOOT SWITCH [ASSIGNABLE]端子にFC4/FC5を接続し、 以下の設定をすることで、フットスイッチを使ってパ フォーマンスを変更できます。 [UTILITY]ボタン → 「03: Controller」を選択 → [ENTER] ボタン → 「FS (フットスイッチコントロールナンバー )」 を「99 (PC Inc)」または「100 (PC Dec)」に設定 [∧]ボタンを押して「01: Common」を選択し、 [ENTER]ボタンを押します。 パフォーマンスコモンエディット画面に入ります。 EDIT Common D01:Chorus Effect E 3 [∧]ボタンを押して「01: Chorus Effe ct」を選択し、 [ENTER]ボタンを押します。 コーラスエフェクトの設定画面に入ります。 4 [<]/[>]ボタンとデータダイアルで、コーラスエフェ クトのカテゴリーとタイプを変更します。 Common Chorus Eff Ctg Type CHOR SPX Cho Preset E Basic D エフ トカテゴリー エフ トタイプ ェク ェク CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 29 5 [>]ボタンで「Preset」にR(カーソル)を移動し、手 順4で選択したエフェクトタイプの、エフェクトパラ メーターのプリセット(最適値のセット)を、データダ イアルで選択します。 HINT パフォーマンスのエディットマーク Common Chorus Eff Ctg CHOR Type G Cho Preset E Basic D Common Chorus Eff Ctg CHO Type SPX Cho Preset E R Slow D エフ トプリセッ ェク ト NOTE 選択したプリセットの各パラメーターは、あらかじめ 最適な値に設定されていますが、[∨]ボタンで次ページ 以降を表示させ、値を変更することもできます。 パフォーマンスのパラメーターを編集すると、画面右上 にエディットマーク(E)が表示されます。この表示によ り、選択中のパフォーマンスが設定を変更された状態に あり、まだ保存されていないことを確認できます。現在 の状態を保存するには、パフォーマンスストア(32ペー ジ)を行ないます。保存すると、このマークは消えます。 6 コーラスエフェクトの設定が終わったら、[EXIT]ボタ ンを押します。 パフォーマンスコモンエディット画面に戻ります。 インサーションエフェクトを設定する E インサーションエフェクトは、各パフォーマンスのパー トごとに設定できます。最大2パートまで、1パートに 2つのエフェクト(Effect-A/Effect-B)を設定できます。パー トエディットの一例として、ここでは、任意のパートに 2つのインサーションエフェクトを設定してみましょう。 EDIT Common D01:Chorus Effect 7 [∨]ボタンを押して「02: Reverb Effect」を選択し、 [ENTER]ボタンを押します。 リバーブエフェクトの設定画面に入ります。 1 8 ク イ ッ ク ガ イ ド エフ トタイプ ェク インサーションエフェクトを設定したいパートがオ ン(パートボタンのランプが点灯)になっていることを 確認します。 オフになっている場合は、該当パートのパートボタンを 押して、オンにします。 データダイアルでリバーブエフェクトのタイプを変 更します。 Common Reverb Eff Type E RWoodRoom D 2 [PART SELECT]ボタンを押したまま、該当パートの パートボタンを押してパートを選択します。 9 [∨]ボタンで次のページを表示させ、手順8で選択し たエフェクトタイプのエフェクトパラメーターを、 [<]/[>]ボタンとデータダイアルで変更します。 押したまま Common Reverb Eff RevTime R 2. 0s エフ トパラメーター ェク HPF E 20Hz U 10 [SLIDER FUNCTION]ボタンとパートスライダーで、 CHORUS (コーラスセンド)とREVERB (リバーブセン ド)を調節します(パートスライダー (26ページ)の説 明をご覧ください)。 センドレベルを調節したパートにおいて、コーラス/ リバーブエフェクトのかかり具合が変わります。 NOTE • 編集するパートは、次の手順3でエディット画面に入ってから 選択することもできます。 • CP40 STAGEの場合、[LAYER]ボタン、[SPLIT]ボタンのどちら を押しても、選ばれるパートは同じです。 30 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 3 [EDIT]ボタンを押します。 9 [>]ボタンで「Preset」にR(カーソル)を移動し、手 順8で選択したエフェクトタイプの、エフェクトパラ メーターのプリセット(最適値のセット)を、データダ イアルで選択します。 Part:LAYER Effect-A Ctg DLY Type CrsDly Preset E R Short D エフ トプリセッ ェク ト NOTE 選択したプリセットの各パラメーターは、あらかじめ パフォーマンスエディットのトップ画面が表示されます。 最適な値に設定されていますが、[∨]ボタンで次ページ 以降を表示させ、値を変更することもできます。 EDIT D01:Common E 10 Effect-Aの設定が終わったら、[EXIT]ボタンを押し ます。 パフォーマンスパートエディット画面に戻ります。 4 [∧]/[∨]ボタンで「02: Part」を選択し、[ENTER]ボタ ンを押します。 パフォーマンスパートエディット画面に入ります。 画面左上に選択したパートが表示されます。 EDIT Part:LAYER D03:Effect-A E 11 E [∨]ボタンを押して「04: Effect-B」を選択し、 [ENTER]ボタンを押します。 Effect-Bの設定画面に入ります。 EDIT Part:LAYER D01:Play Mode 5 6 [∧]ボタンで「01: Play Mode」を選択し、[ENTER] ボタンを押します。 12 [<]/[>]ボタンとデータダイアルで、Effect-Bの カテゴリーとタイプを変更します。 ク [∧]/[∨]ボタンで2ページ目を表示させ、[<]/[>]ボタ ンとデータダイアルで、 「EffA /BSw (エフェクトA/B パートスイッチ)」パラメーターを「on」に設定しま す。 NOTE CP4 STAGEの場合、 「EffA/BSw」パラメーターをオンに できるのは、最大2パートです。 Part:LAYER Ctg Effect-B RCHO Type G Cho Preset E Basic D ッ ク ガ イ ド イ エフ トカテゴリー エフ トタイプ ェク ェク 13 [>]ボタンで「Preset」に R(カーソル)を移動し、 手順12で選択したエフェクトタイプの、エフェク トパラメーターのプリセット(最適値のセット)を、 データダイアルで選択します。 Part:LAYER Play Mode ChoSend 0 RevSend EffA/BSw E 40 R on W 7 [EXIT]ボタンを押して、パートエディット画面に戻り ます。[∨]ボタンで「03: Effect-A」を選択し、 [ENTER]ボタンを押します。 Effect-Aの設定画面に入ります。 Part:LAYER Effect-B Ctg CHO Type G Cho Preset E R Deep D エフ トプリセッ ェク ト 14 Effect-Bの設定が終わったら、[EXIT]ボタンを押し ます。 別のパートのボイスにもインサーションエフェクトを 設定したい場合は、手順1、2に従ってパートを選択し たあと、同様に手順5∼13を行ないます。 8 [<]/[>]ボタンとデータダイアルで、Effect-Aのカテ ゴリーとタイプを変更します。 Part:LAYER Ctg Effect-A RDLY Type CrsDly Preset E Basic D エフ トカテゴリー エフ トタイプ ェク ェク CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 31 エフェクトのオン/オフを切り替える 上記の「コーラスエフェクト/リバーブエフェクトを設定 する」「インサーションエフェクトを設定する」で設定 、 したエフェクトは、パネル上の対応するボタンでオン/オ フの切り替えが簡単にできます。 パフォーマンスを保存(ストア)する 編集して気に入ったパフォーマンスは、本体に保存して おきましょう。 1 [STORE]ボタンを押します。 SYSTEM EFFECT [CHORUS]/[REVERB]ボタン 各パフォーマンスに設定したコーラスエフェクト、リ バーブエフェクトのオン/オフをそれぞれ切り替えます。 オンのときボタンのランプが点灯し、オフのときランプ が消灯します。 ストアトップ画面が表示されます。 STORE R001(A01):CFX Grand E 2 PART EFFECT [A]/[B]ボタン 各パートに設定したインサーションエフェクトA、イン ク イ ッ ク ガ イ ド [-1/NO]/[+1/YES]ボタンまたはデータダイアルで、 パフォーマンスの何番に保存するかを設定し、 [ENTER]ボタンを押します。 ストアの実行について、確認を求めるメッセージが表示 されます。 サーションエフェクトBのオン/オフをそれぞれ切り替え ます。オンのときボタンのランプが点灯し、オフのとき ランプが消灯します。 ボタンを使うときは、以下のように、インサーションエ フェクトを設定したパートを先に選択します。 対象のパートボタンをオン → [PART SELECT]ボタンを押 したまま、対象のパートボタンを押す → PART EFFECT [A]/[B]ボタンで、エフェクトA、Bのオン/オフを切り替え 注記 ストアの実行により、保存先のパフォーマンスのデータは上書 きされて消えてしまいますので、ご注意ください。 Are you sure?[NO]/[YES] 実行しない場合は、ここで[-1/NO]ボタンを押します。 3 [+1/YES]ボタンを押します。 ストアが実行され、トップ(パフォーマンスプレイ)画面 に戻ります。 NOTE • 「EffA/BSw (エフェクトA/Bパートスイッチ)」パラメーターが 「off」になっていると、PART EFFECT [A]/[B]ボタンをオンにして も、対象パートにエフェクトはかかりません。 以下の手順で、エフェクトA/Bスイッチをオンに設定してくださ い。 対象パートを選択 → [EDIT] → 「02: Part」を選択して[ENTER] → 「01: Play Mode」を選択して[ENTER] → 「EffA/BSw」を「on」に 設定 • CP4 STAGEの場合、 「EffA/BSw」パラメーターをオンにできるの は、最大2パートです。 32 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 演奏をオーディオ形式で録音 する 録音機能を使うと、鍵盤演奏をオーディオデータとして USBフラッシュメモリーに保存できます。オーディオ データはWaveファイルとして保存され、ファイルには 「. WAV」という拡張子が付きます。 3 必要に応じてファイル名を変更します。 「Name」に R(カーソル)があることを確認し、[ENTER]ボタンを 押します。 AUDIO REC Name [WAV001}{] 4 名前を変更し、[ENTER]ボタンを押します。 オーディオRECのトップ画面に戻ります。 名前の設定方法については、 「基本操作と画面表示」の 「文字入力」(18ページ)の説明をご覧ください。 重要 本体で作成するWaveファイルの名前には、7、8文字目に「}{」 という記号が入ります。これは、データの再生音量を大きくす るための記号ですので、削除しないでください。本体で作成す るオーディオデータは、再生音量が鍵盤音に比べて小さくなる ため、この記号を付けることで音量を上げ、鍵盤音とのバラン スを取っています。 HINT オーディオデータ オーディオデータは、演奏した音そのものを記録した データです。カセットテープやボイスレコーダーなどに 録音するのと同じしくみで記録したものです。携帯音楽 プレーヤーなどでも再生できるので、ほかの人に自分の 演奏を聞いてもらうことが手軽にできます。 1 本体リアパネルのUSB [TO DEVICE]端子に、USBフ ラッシュメモリーを接続します。 5 [∨]ボタンを押してページを切り替え、必要に応じ て、録音時のメトロノームのテンポや拍子、クリッ ク音などの設定を変更します。 [<]/[>]ボタンで設定を変更したいパラメーターに R(カーソル)を移動し、[-1/NO]/[+1/YES]ボタンまたは データダイアルで値を変更します。 ク イ ッ ク [∨] ボタン AUDIO REC Metronome Tempo R 90 Beat 4/ 4 W ガ イ AUDIO REC Metronome ClickVol R100 W [∨] ボタン ド 2 [●](レコード)ボタンを押します。 ボタンを押すと録音スタンバイの状態となり、ボタン上 側のランプが点滅します。 AUDIO REC NOTE PreCount R1meas AutoClk on U • 録音の開始と同時に、メトロノームが自動的に再生されます。 ただし、メトロノームのクリック音は録音されません。上の 画面で「AutoClk」を「off」に設定すると、自動的に再生さ れなくなります。また、録音中に[METRONOME]ボタンを押 すと、メトロノームのオン/オフを切り替えることができま す。 • 「Tempo」「Beat」「ClickVol」は、パフォーマンスコモンエ 、 、 ディットのGeneral画面で、 「PreCount」「AutoClk」はユー 、 ティリティーのGeneral画面でも設定できます。パラメーター について、詳しくはPDFファイル「リファレンスマニュアル」 をご覧ください。 オーディオRECのトップ画面が表示されます。 ファイル名は自動的に設定されます。 AUDIO REC File Name [WAV001}{] R[ENTER] D ファイル名 NOTE • [■](ストップ)ボタンを押すと、スタンバイ状態が解除されま す。 • 録音のスタンバイ中は、画面操作やパラメーターの編集が可 能です。 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 33 6 [R](プレイ)ボタンを押します。 録音がスタートします。録音中は、[R]ボタン上側のラ ンプが点灯します。[●]ボタン上側のランプも、点滅状 態から点灯状態に切り替わります。 オーディオデータを再生する 本体または本体以外の機器で作成した、USBフラッシュ メモリー上のオーディオデータ(Waveファイル)は、以下 の手順により本体で再生できます。 1 オーディオデータを保存したUSBフラッシュメモリー を、本体リアパネルのUSB [TO DEVICE]端子に接続し ます。 NOTE • 本体で再生したいオーディオデータは、USBフラッシュメモ リーのルートディレクトリー (最初に表示される場所)に保存 する必要があります。 録音中は、次のような画面が表示されます。 • 本体で再生可能なオーディオデータは、44. 1 kHz/16 bit/ステ レオのWaveファイルのみです。 AUDIO REC Recording. . . 00:05 録音開始後の経過時間 2 [■](ストップ)ボタンを押します。 NOTE 録音スタンバイ中であれば、REC画面以外の画面で[R] ボタンを押しても、録音をスタートできます。この場 合、録音スタート後に再び[●]ボタンを押すと、REC画 面に戻ることができます。 7 ク イ ッ ク ガ イ ド オーディオPLAYのトップ画面が表示されます。 録音を終了または中止するには、[■](ストップ)ボタ ンを押します。 録音が停止します。 録音が正常に終了した場合は、オーディオPLAY画面が表 示されます。このとき、録音によって作成されたWave ファイルが自動的に選択され、再生の対象となります。 AUDIO PLAY 00:00 File RWAV001}{ ファイル名 Volume 100 D 3 R(カーソル)が「File」にあることを確認してから、 [-1/NO]/[+1/YES]ボタンまたはデータダイアルで、 再生したいオーディオデータ(Waveファイル)を選択 します。 AUDIO PLAY 00:00 File RWAV002}{ Volume 100D NOTE 録音時間が74分を超えた場合、録音は自動的に停止し ます。 4 必要に応じて、オーディオデータの再生音量を調節 します。 [>]ボタンで「Volume」にR(カーソル)を移 動し、[-1/NO]/[+1/YES]ボタンまたはデータダイアル で、値を変更します。 AUDIO PLAY 00:00 File WAV001}{ Volume R127 D オーディオデータの再生位置(時間表示) 注記 本体以外の機器で作成したオーディオデータの中には、再生音 量が大きいものがあります。このようなデータを再生するとき は、再生前に、 「Volume」パラメーターを必ず「0」に設定して ください。次の手順5で、データを再生させながらパラメーター の値を徐々に大きくして、音量を調節してください。 NOTE • 本体で録音したオーディオデータを、録音したときと同じ音 量で再生したい場合は、 「Volume」パラメーターを「127」に 設定してください。 • 「Volume」は、ユーティリティーのGeneral画面でも設定でき ます。 34 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 5 [R](プレイ)ボタンを押します。 選択したオーディオデータの再生がスタートします。再 生中は、[R]ボタン上側のランプが点灯します。 Waveファイルの名前を変更する (リネーム) オーディオPLAY画面では、本体または本体以外の機器で 作成したオーディオデータ(Waveファイル)の名前を変更 できます。 AUDIO PLAY 01:15 File RWAV001}{ Volume 127 D 1 2 上記「オーディオデータを再生する」の手順1∼3を 行ない、名前を変更するファイルを選択します。 6 再生を終了または中止するには、[■](ストップ)ボタ ンを押します。 再生が停止します。 [∨]ボタンを押して画面の2ページ目を表示させます。 AUDIO PLAY 00:00 File RWAV001}{ Rename [ENTER] W HINT フットスイッチ操作によるオーディオデータの 再生/停止 FOOT SWITCH [ASSIGNABLE]端子にFC4/FC5を接続し、 以下の設定をすることで、フットスイッチを使ってオー ディオデータの再生/停止ができます。 [UTILITY]ボタン → 「03: Controller」を選択 → [ENTER]ボ タン → 「FS (フットスイッチコントロールナンバー )」 を「98 (Play/Stop)」に設定 3 [>]ボタンで「Rename」にR(カーソル)を移動し、 [ENTER]ボタンを押します。 AUDIO Rename Name [WAV001}{] 4 名前を変更し、[ENTER]ボタンを押します。 名前の設定方法については、 「基本操作と画面表示」の 「文字入力」(18ページ)の説明をご覧ください。 リネームの実行について、確認を求めるメッセージが表 示されます。 ク イ ッ ク ガ イ ド HINT キーオンスタート機能を使う 「キーオンスタート」は、押鍵と同時にオーディオデー タの録音/再生を開始する機能です。以下の操作により、 キーオンスタート機能を使うことができます。 Are you sure?[NO]/[YES] 実行しない場合は、ここで[-1/NO]ボタンを押します。 1 「演奏をオーディオ形式で録音する」の手順1∼5/ 「オーディオデータを再生する」の手順1∼4を行 ないます。 5 [+1/YES]ボタンを押します。 リネームが実行されます。 2 [■](ストップ)ボタンを押したまま、[R](プレイ) ボタンを押します。 [●](レコード)ボタンと[R](プレイ)ボタンのランプが 点滅し(再生の場合は、[R]ボタンのみ点滅)、キーオ ンスタートによる録音/再生のスタンバイ状態となり ます。 NOTE もう一度[■](ストップ)ボタンを押すと、スタンバ イ状態が解除されます。 Waveファイルを削除する(デリート) オーディオPLAY画面では、USBメモリー上のオーディオ データ(Waveファイル)を削除することもできます。 1 2 上記「オーディオデータを再生する」の手順1∼3を 行ない、削除するファイルを選択します。 3 任意の鍵盤を押します。 録音/再生がスタートします。 NOTE • 上記「演奏をオーディオ形式で録音する」の手順5で 「PreCount」を「off」以外に設定していても、キーオン スタートで録音を開始する場合は、プリカウントを行な いません。 • キーオンスタートのスタンバイ中に画面操作を行なう と、操作によってはスタンバイ状態が解除されることが あります。 [∨]ボタンを押して画面の3ページ目を表示させます。 AUDIO PLAY 00:00 File RWAV001}{ Delete [ENTER] U CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 35 3 [>]ボタンで「Delete」にR(カーソル)を移動し、 [ENTER]ボタンを押します。 デリートの実行について、確認を求めるメッセージが表 示されます。 注記 フォーマットを実行すると、フラッシュメモリーの中身は消去 されます。必要なデータが入っていないのを確認してから フォーマットしてください。 Are you sure?[NO]/[YES] 実行しない場合は、ここで[-1/NO]ボタンを押します。 ■ 誤消去防止 USBフラッシュメモリーには、誤ってデータを消してし まわないようライトプロテクト機能のついたものがあり ます。大切なデータが入っている場合は、ライトプロテ クトで書き込みができないようにしましょう。逆にデー タを保存する場合などは、ご使用の前にお使いのUSBフ ラッシュメモリーのライトプロテクトが解除されている ことをご確認ください。 4 [+1/YES]ボタンを押します。 デリートが実行されます。 デリート実行後は、3ページ目の画面に戻ります。USBメ モリー上に、ほかにもWaveファイルがある場合は、そ のファイルが自動的に選択され、画面に表示されます。 ■ USBフラッシュメモリーの抜き差し USBフラッシュメモリーを外すときは、セーブ/ロード などデータのアクセス中でないことをあらかじめ確認し てください。 注記 USBフラッシュメモリーの頻繁な抜き差しをしないでください。 楽器本体の機能が停止するおそれがあります。また、ロード/ セーブなどUSBフラッシュメモリーへのアクセス中やUSBフ ラッシュメモリーのマウント中は、メモリーの抜き差しをしな いでください。メモリーが壊れたり、楽器本体/メモリーのデー タが壊れたりするおそれがあります。 USB [TO DEVICE]端子ご使用上の注意 本機にはUSB [TO DEVICE]端子があります。 USB [TO DEVICE]端子にUSB機器を接続する場合は、以下 のことをお守りください。 NOTE USB機器の取り扱いについては、お使いのUSB機器の取 扱説明書もご参照ください。 ■ 使用できるUSB機器 ク イ ッ ク ガ イ ド 本機でご利用いただけるUSB機器は、USBフラッシュメ モリーのみです。動作確認済みUSBフラッシュメモリー については、ご購入の前にインターネット上の下記URL でご確認ください。 http://download. yamaha. com/jp/ ■ USB機器の接続 USB [TO DEVICE]端子の形状に合うプラグを、上下の向 きに注意して差し込んでください。 NOTE 本機はUSB1. 1に対応していますが、USB2. 0の機器でも 使用できます。ただし、転送スピードはUSB1. 1相当に なりますので、ご了承ください。 USBフラッシュメモリーの取り扱いについて 本機にUSBフラッシュメモリーを接続すると、楽器本体 で制作したデータをUSBフラッシュメモリーに保存した り、USBフラッシュメモリーのデータを楽器本体で再生 したりできます。 ■ 接続できるUSBフラッシュメモリーの数 同時に使用できるUSBフラッシュメモリーは、1つまで です。 ■ USBフラッシュメモリーのフォーマット USBフラッシュメモリーの中には、本機で使用する前に フォーマットが必要なものがあります。USB [TO DEVICE] 端子にUSBフラッシュメモリーを接続している際に、 フォーマットを促すメッセージが表示された場合は、 フォーマットを実行してください(37ページ)。 36 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 USBフラッシュメモリーを 使ってファイルをやりとり する(ファイル操作) 本体で作成したパフォーマンスなどのデータを、USBフ ラッシュメモリーに保存(セーブ)したり、USBフラッシュ メモリーから本体に読み出し(ロード)たりできます。 4 [+1/YES]ボタンを押します。 フォーマットが実行されます。 注記 フォーマット実行中は、USBフラッシュメモリーを USB [TO DEVICE]端子から外さないでください。楽器本体やUSB フラッシュメモリーの故障の原因になります。 フォーマットが完了すると、画面に「Completed. 」と表 示され、直前の画面に戻ります。 USBフラッシュメモリーをフォー マットする USBフラッシュメモリーは、そのままでは本体でご使用 になれない場合があります。その場合は、下記の手順に 従って、フォーマット(初期化)を行なってから使用して ください。 注記 フォーマットを行なうと、USBフラッシュメモリー内のすべての データが消去されます。あらかじめ、データの有無をご確認くださ い。 5 [EXIT]ボタンを何度か押して、ファイル画面から抜け ます。 NOTE この操作を実行すると、USBフラッシュメモリーは、 MS-DOSまたはWindows互換にフォーマットされます。 フォーマットされたUSBフラッシュメモリーは、ほかの 機器で使用できなくなる場合があります。 USBフラッシュメモリーに本体の設 定を保存(セーブ)する パフォーマンスやユーティリティー設定などの、ユー ザーメモリー上のすべてのデータを「All (オール)」ファ イル(拡張子: . C7A (CP4 STAGE)/. C8A (CP40 STAGE))として USBフラッシュメモリーに保存します。 1 2 本体リアパネルのUSB [TO DEVICE]端子に、USBフ ラッシュメモリーを接続します。 [FILE]ボタンを押します。 1 2 ク 本体リアパネルのUSB [TO DEVICE]端子に、USBフ ラッシュメモリーを接続します。 ク ガ イ ド ッ イ [FILE]ボタンを押します。 ファイルのトップ画面が表示されます。 ファイルのトップ画面が表示されます。 FILE D01:Save FILE D01:Save 3 [∧]/[∨]ボタンで「05: Format」を選択し、[ENTER] ボタンを押します。 フォーマットの実行について、確認を求めるメッセージ が表示されます。 3 [∧]ボタンで「01: Save」を選択し、[ENTER]ボタン を押します。 ファイル名の設定画面が表示されます。 FILE Save [ Name ] Are you sure?[NO]/[YES] 実行しない場合は、ここで[-1/NO]ボタンを押します。さ らに、[EXIT]ボタンを何度か押すと、トップ(パフォーマ ンスプレイ)画面に戻ります。 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 37 4 ファイル名を設定し、[ENTER]ボタンを押します。 名前の設定方法については、 「基本操作と画面表示」の 「文字入力」(18ページ)の説明をご覧ください。 セーブの実行について、確認を求めるメッセージが表示 されます。 3 [∧]/[∨]ボタンで「02: Load」を選択し、[ENTER] ボタンを押します。 USBフラッシュメモリー上にある「All (オール)」ファイ ルが表示されます。 NOTE USBフラッシュメモリーのルートディレクトリー (最初 に表示される場所)に「All」ファイルがない場合は、 「File not found」というメッセージが表示され、Load画 面は表示されません。 Are you sure?[NO]/[YES] 実行しない場合は、ここで[-1/NO]ボタンを押します。さ らに、[EXIT]ボタンを何度か押すと、トップ(パフォーマ ンスプレイ)画面に戻ります。 FILE Load Type File All RSTAGE_01 ファイル名 5 [+1/YES]ボタンを押します。 セーブが実行されます。 セーブを中止したいときは、 「Now saving…」という メッセージが表示されている間に、[EXIT]ボタンを押し ます。 4 R(カーソル)が「File」にあることを確認してから、 ロードするファイルをデータダイアルで選択し、 [ENTER]ボタンを押します。 FILE Load Type File All RSTAGE_03 ロードタイプ 6 [EXIT]ボタンを何度か押して、ファイル画面から抜け ます。 5 [<]ボタンでR(カーソル)を「Type」に移動してか ら、選択したファイルの中のどのデータをロードす るか(ロードタイプ)をデータダイアルで選択し、 [ENTER]ボタンを押します。 すべてのデータ(All)をロードするか、ユーティリティー 設定以外のデータ(All without Sys)をロードするか、パ フォーマンスデータ(Performance)のみをロードするかを 設定します。 ク イ ッ ク ガ イ ド USBフラッシュメモリーからファイ ルを読み出す(ロード) USBフラッシュメモリー上のファイルを、本体に読み込 みます。 NOTE この操作で扱えるのは、 「All (オール)」ファイル(拡張子: . C7A (CP4 STAGE)/. C8A (CP40 STAGE))のみです。オーディオ データ(Waveファイル)の再生は、オーディオPLAY画面(34 ページ)で行なってください。 ロードタイプに「Performance」を選んだ場合 ロードするパフォーマンスを選択する画面が表示されま す。 1 2 本体リアパネルのUSB [TO DEVICE]端子に、USBフ ラッシュメモリーを接続します。 FILE Load Src Performance R001(A0l)CFX Grand [FILE]ボタンを押します。 ロードタイプに「All」または「All without Sys」を 選んだ場合 ロードの実行について、確認を求めるメッセージが表示 されます。 Are you sure?[NO]/[YES] ファイルのトップ画面が表示されます。 FILE D01:Save 6 手順5で、ロードタイプに「Performance」を選んだ 場合は、ロードするパフォーマンスをデータダイア ルで選択し、[ENTER]ボタンを押します。 「All」または「All without Sys」を選んだ場合は、手順8 に進みます。 ロード先のパフォーマンスを選択する画面が表示されま す。 FILE Load Dst Performance R004(A04)S6+Pad 1 38 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 7 ロード先のパフォーマンスをデータダイアルで選択 し、[ENTER]ボタンを押します。 Are you sure?[NO]/[YES] システム全体の設定をする (ユーティリティー設定) [UTILITY]ボタンを押すとユーティリティー画面に入り、 システム全体に共通した設定を行なうことができます。 8 ロードを実行する場合は[+1/YES]ボタン、実行しな い場合は[-1/NO]ボタンを押します。 [+1/YES]ボタンを押すと、ロードが実行されます。 ロードを中止したいときは、 「Now loading…」という メッセージが表示されている間に、[EXIT]ボタンを押し ます。 [-1/NO]ボタンを押すと、ロードは実行されずに直前の画 面に戻ります。 マスターコンプレッサーを設定する マスターコンプレッサーは、出力の最終段階で大きな音 を圧縮し、音量のばらつきを小さくするために使うエ フェクトです。音を鳴らす環境に合わせて、以下の手順 でマスターコンプレッサーを設定してみましょう。 9 [EXIT]ボタンを何度か押して、ファイル画面から抜け ます。 1 [UTILITY]ボタンを押します。 ユーティリティーのトップ画面が表示されます。 ク イ UTILITY D01:General E ク ガ イ ド ッ 2 [∧]/[∨]ボタンで「04: MasterComp」を選択し、 [ENTER]ボタンを押します。 マスターコンプレッサーの設定画面に入ります。 UTILITY MasterComp R Preset E Basic D 3 マスターコンプレッサーパラメーターのプリセット (最適値のセット)を、データダイアルで選択します。 UTILITY MasterComp R Preset E Maximizer D NOTE 選択したプリセットの各パラメーターは、あらかじめ 最適な値に設定されていますが、[∨]ボタンで次ページ 以降を表示させ、値を変更することもできます。 4 [STORE]ボタンを押します。 ユーティリティーの設定がまとめて本体に保存(ストア) されます。 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 39 マスターコンプレッサーのオン/オフ を切り替える [MASTER COMP]ボタン 上記の「マスターコンプレッサーを設定する」で設定し たマスターコンプレッサーは、パネル上の [MASTER COMP]ボタンで、オン/オフの切り替えが簡単 にできます。オンのときボタンのランプが点灯し、オフ のときランプは消灯します。 NOTE • フットスイッチ、フットコントローラーに割り当てられている機 能は、[PANEL LOCK]ボタンがオンの場合にも、有効となります。 • [PANEL LOCK]ボタンがオンの場合、ロックされているコントロー ラーを操作しようとすると、 「Panel Locked. 」というメッセージ が表示され、ボタンのランプが点滅します。 • パネルロックの設定は、電源を入れなおすとオフになります。 パネルロックの対象範囲を変更する 以下の手順により、パネルロックの対象となる範囲を変 更することもできます。 1 [UTILITY]ボタンを押します。 ユーティリティーのトップ画面が表示されます。 パネル操作をロックする [PANEL LOCK]ボタン パネルロック機能を使うと、ボタンやパートスライダー ク イ ッ ク ガ イ ド UTILITY D01:General E 2 [∧]/[∨]ボタンで「06: Panel Lock」を選択し、 [ENTER]ボタンを押します。 パネルロック範囲の設定画面に入ります。 などのコントローラーをロックして、演奏中の誤操作を 防ぐことができます。[PANEL LOCK]ボタンを長押し(1秒 以上押し)して、パネル操作の無効(オン)/有効(オフ)を切 り替えます。オンにした直後は、ボタンのランプが点滅 し、その後点灯に変わります。オフのときランプは消灯 します。 UTILITY Panel Lock Part R on Audio on Effect E on D パネルロックパラメーター 3 [>]ボタンで、パネルロックの対象から外したいパラ メーターにR(カーソル)を移動し、データダイアルで 設定値を「off 」にします。[∨]ボタンで次ページ以 降を表示させ、ほかのパラメーターも同様に設定し ます。 NOTE パネルロックのパラメーターについて、詳しくはPDF ファイル「リファレンスマニュアル」をご覧ください。 4 [STORE]ボタンを押します。 ユーティリティーの設定がまとめて本体に保存(ストア) されます。 初期設定では、下記を除くすべてのコントローラーがパ ネルロックの対象となります。 [PANEL LOCK]ボタン、[SHIFT]ボタン、[EXIT]ボタン、マ スター EQスライダー、[MASTER VOLUME]ダイアル、鍵 盤、ピッチベンドホイール、モジュレーションホイール、 フットスイッチ、フットコントローラー 1、2 (CP4 STAGE)、フットコントローラー (CP40 STAGE) 40 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 マスターチューンの設定を変更する 本体全体のチューニングを調整します。 3 [∧]ボタンで「01: FactorySet」を選択し、[ENTER] ボタンを押します。 ファクトリーセット画面が表示されます。 1 2 [UTILITY]ボタンを押します。 ユーティリティーのトップ画面が表示されます。 Job FactorySet PowerOn Auto Roff [∧]ボタンで「01: General」を選択し、[ENTER]ボタ ンを押します。 マスターチューンの設定画面が表示されます。 4 「PowerOn Auto」を「off 」に設定し、[ENTER]ボタ ンを押します。 ファクトリーセットの実行について、確認を求めるメッ セージが表示されます。 UTILITY General R+ MasterTune 0. 0/440. 0Hz Trnsps E + 0 D Are you sure?[NO]/[YES] 実行しない場合は、ここで[-1/NO]ボタンを押します。さ らに、[EXIT]ボタンを何度か押すと、トップ(パフォーマ ンスプレイ)画面に戻ります。 注記 「PowerOn Auto」を「on」にしてファクトリーセットを実行す ると、電源を入れなおすたび、自動的にファクトリーセットを 実行するよう設定されます。必要なデータが失われてしまう可 能性があるため、通常は「off」に設定しておいてください。自 動的にファクトリーセットを実行しない設定に戻すには、 「off」 に設定した状態でファクトリーセットを実行します。ファクト リーセットを実行すると、設定が自動的に保存されます。 3 [<]ボタンでR(カーソル)を「MasterTune」に移動し てから、データダイアルで設定値を変更します。 ピッチがセント単位で変わります。 NOTE 基準音であるA3の周波数は440 Hzです。3∼4セント増 加させると約1 Hz周波数が増えます。 4 [STORE]ボタンを押します。 ユーティリティーの設定がまとめて本体に保存(ストア) されます。 工場出荷時の状態に戻す (ファクトリーセット) 本製品には、ユーザーメモリーを初期化して工場出荷時 の状態に戻す「ファクトリーセット」という機能があり ます。ファクトリーセットを実行すると、ユーザーメモ リー上にあるパフォーマンスやユーティリティーの設定 が工場出荷時の状態に戻ります。ユーザーメモリー上に あらかじめ用意されているパフォーマンスやユーティリ ティーの設定を、誤って書き換えてしまった場合などに 利用すると便利です。 注記 ファクトリーセットを実行すると、現在のユーザーメモリー上のパ フォーマンスやユーティリティーの設定が、すべて工場出荷時の状 態に書き換えられてしまいます。大切なデータは、あらかじめUSB フラッシュメモリーなどに保存されることをおすすめします(37ペー ジ)。 5 [+1/YES]ボタンを押します。 イ ッ ク ガ イ ド ク ファクトリーセットが実行されます。 注記 ファクトリーセットの実行中(メッセージが表示されている間) は、絶対に電源を切らないでください。ユーザーメモリー上の データが失われたり、システムデータが壊れたりして、次に電 源を入れたとき正常に起動しなくなるおそれがあります。 6 [EXIT]ボタンを何度か押して、ユーティリティー画面 から抜けます。 1 2 [UTILITY]ボタンを押します。 ユーティリティーのトップ画面が表示されます。 [∨]ボタンで「07: Job」を選択し、[ENTER]ボタンを 押します。 ユーティリティージョブのトップ画面が表示されます。 UTILITY JOB D01:FactorySet CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 41 コンピューターと接続して 使う 本体とコンピューターを接続することで、DAWソフト ウェアなどの音楽制作用アプリケーションを使って、音 楽制作の幅を広げることができます。 NOTE DAWとは、デジタル オーディオ ワークステーション (Digital Audio Workstation)の略で、オーディオの録音や編 集、ミキシングなど一連の作業ができるアプリケーション ソフトのことを指します。代表的なDAWソフトウェアとし て、Cubase、Logic、SONAR、Digital Performerがありま す。 本体リアパネル USBケーブル 本体をコンピューターに接続することにより、以下のよ うな使い方ができます。 • DAWソフトウェアの外部音源やMIDIキーボードとして 使用する • オーディオインターフェースなどを使って、 本体での演 奏をコンピューター上の DAW ソフトウェアにオーディ オ録音する • 本体での演奏をコンピューター上の DAW ソフトウェア にMIDI録音する 3 本体を、USB [TO HOST]端子を通してMIDIを送受信す る状態に切り替えます。 ユーティリティーのMIDI画面で設定できます。設定方法 は以下のとおりです。 [UTILITY]ボタン → [∧]/[∨]ボタンで「02: MIDI」を選択 → [ENTER]ボタン → 「IN/OUT」を「USB」に設定 4 [STORE]ボタンを押して、設定を本体に保存します。 NOTE お使いになるDAWソフトウェアのインストール方法に ついては、製品付属のインストールガイドをご覧くだ さい。 コンピューターとの接続準備 ク イ ッ ク ガ イ ド 本体とコンピューターを接続するには、USBケーブルと USB-MIDIドライバーが必要です。この接続により、本体 とコンピューターとの間で、MIDIデータの通信が可能に なります。次の手順に従って、接続の準備をしてくださ い。 USB [TO HOST]端子ご使用時の注意 USB [TO HOST]端子でコンピューターと接続するときは、 以下のことを行なってください。以下のことを行なわな いと、コンピューターや本体が停止(ハングアップ)して、 データが壊れたり、失われたりするおそれがあります。 コンピューターや本体が停止したときは、アプリケー ションやコンピューターを再起動したり、本体の電源を 入れなおしてください。 注記 • USBケーブルは、ABタイプのものをご使用ください。USB3. 0 ケーブルは、ご使用になれません。 • USB [TO HOST]端子でコンピューターと接続する前に、コン ピューターの省電力(サスペンド/スリープ/スタンバイ/休止) モードを解除してください。 • 本体の電源を入れる前に、USB [TO HOST]端子とコンピュー ターを接続してください。 • 本体の電源オン/オフ(スタンバイ)やUSBケーブルの抜き差し をする前に、以下のことを行なってください。 1 下記URLから、最新のUSB-MIDIドライバーをダウン ロードします。 ファイルをダウンロードし、解凍します。 http://download. yamaha. com/jp/ NOTE • 動作環境については、上記URLをご覧ください。 • USB-MIDIドライバーは、改良のため予告なしにバージョン アップすることがあります。詳細および最新情報については、 上記URLをご確認ください。 2 USB-MIDIドライバーをコンピューターにインストー ルします。 ダウンロードしたファイルに付属されているインストー ルガイドをご覧ください。手順の中の、楽器本体の USB [TO HOST]端子をUSBケーブルでコンピューターと 接続する箇所については、右上の図を参考にしてくださ い。 - すべてのアプリケーションを終了させてください。 - 本体からデータが送信されていないか確認してください (鍵盤を押すだけでも、本体からデータが送信されます。 ) • 本体の電源オン/オフ(スタンバイ)やUSBケーブルの抜き差し は、6秒以上間隔を空けて行なってください。 42 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 携帯用音楽プレーヤーと接続 して使う 本体の[AUX IN]端子(ステレオミニジャック)に携帯用音楽 プレーヤーを接続すると、音楽プレーヤーで再生した音 を本体のヘッドフォンで聞いたり、演奏音と合わせて本 体から出力できます。 外部MIDI機器と接続して使う 市販のMIDIケーブルを使って、楽器本体のMIDI [IN]/ [OUT]端子と、外部MIDI機器(シンセサイザー、音源モ ジュールなど)のMIDI端子を接続してみましょう。これに より、外部MIDI機器とのMIDIデータの通信が可能になり ます。 MIDIデータの入出力口として、MIDI端子、 1 携帯用音楽プレーヤーを本体の[AUX IN]端子に接続し ます。 NOTE • 接続には、それぞれの機器の端子形状に適合したプラグを持 つケーブルをお使いください。 • 接続の前に、機器のボリュームが最小になっていることを確 認してください。 本体リアパネル USB [TO HOST]端子を使用できます。ただし、これら2つ を同時に使うことはできません。どちらの端子を使うか は、ユーティリティーのMIDI画面で設定できます。ここ では、以下の手順でMIDI端子を使う設定をします。 [UTILITY]ボタン → [∧]/[∨]ボタンで「02: MIDI」を選択 → [ENTER]ボタン → 「IN/OUT」を「MIDI」に設定 → 「STORE」ボタン また、外部MIDI機器と接続して使用するには、本体と外 部MIDI機器とで、MIDIの送受信チャンネルを合わせる必 要があります。 ステレオミニ(φ3. 5) ケーブル 楽器本体で外部MIDI音源をコント ロールする ク イ ッ ク ガ イ ド 携帯用音楽プレーヤーなど 本体の鍵盤操作で、ほかのMIDI音源の音を鳴らせます(マ 2 スターキーボード機能)。鍵盤を最大4つの領域(ゾーン)に 接続した音楽プレーヤーの再生ボタンを押します。 音楽プレーヤー上の曲データが再生され、楽器本体から 出力されます。 NOTE 本体との音量バランスは、接続した機器側のボリュー ムで調節してください。 MIDI [OUT]端子 分け、ゾーンごとに外部の音源をコントロールできます。 本体のボイスだけでなく、ほかの音源のボイスも同時に 鳴らしたい場合の使いかたです。 3 4 曲に合わせて鍵盤を弾いてみましょう。 演奏が終わったら、接続した音楽プレーヤーの停止 ボタンを押します。 CP4 STAGE/CP40 STAGE MIDI IN端子 MIDI 端子付きのシンセサイザーなど CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 43 以下の手順で、パフォーマンスごとに設定します。 9 [SHIFT]ボタンを押しながら[∨]ボタンを押して、別 のゾーンの設定画面に切り替えます。 すべてのゾーンについて、同様に手順6∼8までを行ない ます。 1 2 演奏したいパフォーマンスを選択します(28ページ)。 [EDIT]ボタンを押します。 パフォーマンスエディットのトップ画面が表示されま す。 10 設定が完了したら、[EXIT]ボタンを何度か押しま す。 トップ(パフォーマンスプレイ)画面に戻ります。 EDIT D01:Common E 11 3 [∧]/[∨]ボタンで「03: Master Keyboard」を選択し、 [ENTER]ボタンを押します。 すべてのゾーンに共通する、マスターキーボードのコモ ン設定画面が表示されます。 外部MIDI機器のMIDI受信チャンネルを、手順7で設 定した外部音源を鳴らすゾーンのMIDI送信チャン ネルに合わせます。 HINT MIDI送受信チャンネルの設定 マスターキーボード機能を使わない場合、外部MIDI機器 のコントロールは、各パートのMIDI送信チャンネルに 従って行なわれます。このとき、パフォーマンスの各 パートの送信チャンネルは、以下のように固定されてい ます。 MasterKbd Common MasterKbdSw E Roff D 4 [+1/YES]ボタンを押して「MasterKbdSw」を「on」 に設定します。 この操作により、4つのゾーンが有効になります。 • CP4 STAGE MAINパート: 1、LAYERパート: 2、SPLITパート: 3 MasterKbd Common ク イ ッ ク ガ イ ド MasterKbdSw E R on D • CP40 STAGE MAINパート: 1、SPLIT/LAYERパート: 2 5 [∨]ボタンを押します。 各ゾーンの設定画面に入ります。 MasterKbd Zone1 選ばれているゾーン ZoneSw R on Channel E 1 W 楽器本体で外部MIDI音源をコントロールするには、外部 MIDI機器のMIDI受信チャンネルを、楽器本体のMIDI送 信チャンネルに合わせる必要があります。設定方法につ いては、外部MIDI機器の取扱説明書をご確認ください。 NOTE 別のゾーンの設定画面へ移るには、[SHIFT]ボタンを押 しながら[∨]/[∧]ボタンを押します。 6 7 選ばれているゾーンを使う場合は「ZoneSw」を 「on」に設定します。 [>]ボタンでR(カーソル)を「Channel」に移動し、 データダイアルで、選ばれているゾーンのMIDI送信 チャンネルを設定します。 8 [∨]ボタンを押してページを切り替え、必要に応じて [<]/[>]ボタンとデータダイアルで、選ばれている ゾーンのパラメーター値を変更します。 MasterKbd Zone1 Octave R+0 Trnsps E + 0 W ゾーンパラメーター NOTE 各パラメーターについて、詳しくはPDFファイル「リ ファレンスマニュアル」をご覧ください。 44 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 外部のMIDIキーボードやシンセサイ ザーで本体の音源をコントロールする 外部のMIDIキーボードやシンセサイザーで本体の パフォーマンスを鳴らしたり、変更したりできます。 MIDI OUT端子 MIDI 端子付きのシンセサイザーなど MIDI [IN]端子 CP4 STAGE/CP40 STAGE HINT MIDI送受信チャンネルの設定 イ ッ ク ガ イ ド ク パフォーマンスの各パートの受信チャンネルは、以下の ように固定されています。 • CP4 STAGE MAINパート: 1、LAYERパート: 2、SPLITパート: 3 • CP40 STAGE MAINパート: 1、SPLIT/LAYERパート: 2 外部MIDI機器で本体の音源をコントロールするには、外 部MIDI機器のMIDI送信チャンネルを、楽器本体のMIDI 受信チャンネルに合わせる必要があります。設定方法に ついては、外部MIDI機器の取扱説明書をご確認くださ い。 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 45 資料 シフト機能一覧 [SHIFT]ボタンと他のボタンを組み合わせることで、以下のようなショートカット機能が使えます。 操作 [SHIFT] + [SLIDER FUNCTION] [SHIFT] + [METRONOME] [SHIFT] + [CHORUS] [SHIFT] + [REVERB] [SHIFT] + [MASTER COMP] [SHIFT] + PART EFFECT [A] [SHIFT] + PART EFFECT [B] [SHIFT] + [-1/NO]/[+1/YES] [SHIFT] + データダイアル [SHIFT] + [PERFORMANCE PLAY/ SELECT] [SHIFT] + [EXIT] 資 料 機能 パートスライダーに割り当てるパートパラメーターをVolumeに戻す。 「Metronome Tempo (メトロノームテンポ)」パラメーターの編集画面を表示。 NOTE [METRONOME]ボタンの長押しでも同じ機能が使えます。 パフォーマンスコモンエディットのChorus Effect画面を表示。 NOTE [CHORUS]ボタンの長押しでも同じ機能が使えます。 パフォーマンスコモンエディットのReverb Effect画面を表示。 NOTE [REVERB]ボタンの長押しでも同じ機能が使えます。 ユーティリティーのMasterComp画面を表示。 NOTE [MASTER COMP]ボタンの長押しでも同じ機能が使えます。 パフォーマンスパートエディットのEffect-A画面を表示。 NOTE PART EFFECT [A]ボタンの長押しでも同じ機能が使えます。 パフォーマンスパートエディットのEffect-B画面を表示。 NOTE PART EFFECT [B]ボタンの長押しでも同じ機能が使えます。 パラメーターの値を10ずつ増減。 パフォーマンスセレクト画面では、パフォーマンスグループの変更。 ボイスカテゴリーボタンで、選択中のグループ内の対応するパフォーマンス を直接選択可能にする。この状態で再度[SHIFT]+[PERFORMANCE PLAY/ SELECT]操作をすると、状態を解除する。 電源を入れた直後に表示される、パフォーマンスのトップ(パフォーマンス プレイ)画面に移動。 パネルロック機能の有効/無効を切り替える。 選択中のパフォーマンスを初期化する。 [SHIFT] + [PANEL LOCK] [SHIFT] + [ENTER] NOTE • [ ]は、パネル上にあるボタンを示します。 • 「ボタンの長押し」とは、ボタンを1秒以上押したままにすることです。 • 右下に「●」が付いているパネル上のボタンは、長押しに対応していることを示します。 46 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 メッセージ一覧 メッセージ 説明 各操作を実行したときの、確認を求める表示です。 左端の鍵盤を押したまま電源を入れることによって、オートパワー オフ機能が解除されたときに表示されます。 Waveファイルの名前の7、8 文字目に「}{」という記号を追加して 名前を確定すると表示されます。 この名前のファイルを本体で再生した場合、音量が自動的に加算さ れて大音量になる可能性があります。 ロード、セーブ、フォーマット、ジョブなどの実行が完了したとき に表示されます。 USBフラッシュメモリーを接続中です。 デバイスナンバーがオフなので、バルクデータを送受信できません。 デバイスナンバーが異なるので、バルクデータを送受信できません。 フォーマット中や、ジョブの実行中に表示されます。そのままお待 ちください。 電源起動時にファクトリーセットを実行したときに表示されます。 ボイスカテゴリーボタンにフェーバリットボイスを登録したときに 表示されます。 同じ名前のファイルがすでに存在しています。 選択したタイプのファイルがありません。 パネルロック操作が無視されました。[PANEL LOCK]ボタンを長押し してください。 ファイル名が無効の場合に表示されます。別の名前を入力してくだ さい。 Are you sure?Auto volume boost with this file name. Completed. Now working. . . 資 料 ファイルをロードする場合、目的のファイルが本体では扱えない、 または現在の状態ではロードできないときに表示されます。 44. 1 kHz/16 bit/ステレオ以外のWaveファイルを再生しようとしたと きに表示されます。 本体では使用できないUSB機器をUSB [TO DEVICE]端子に接続すると 表示されます。 受信したシステムエクスクルーシブのチェックサムが違います。 MIDIデータを受信中にエラーが発生しました。 USBフラッシュメモリーの接続時、メモリーから反応がないときに 表示されます。 ファイルロード中に表示されます。[EXIT]ボタンを押すことで、 ロードを中止できます。 ファイルセーブ中に表示されます。[EXIT]ボタンを押すことで、 セーブを中止できます。 ロード/セーブ実行を[EXIT]ボタンで中止したときなどの、後処理実 行中に表示されます。 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 47 メッセージ 説明 ファイルをセーブする場合、USBフラッシュメモリー内に同名の ファイルがあるときに表示されます。 パネルロックされているため、操作が無視されました。必要に応じ て[PANEL LOCK]ボタンを長押しして、ロックを解除してください。 ユーザーメモリーにデータを書き込み中です。表示中は絶対に電源 を切らないでください。表示中に電源を切ると、ユーザーデータが 失われたり、システムが壊れて次に電源を入れたとき正常に立ち上 がらなくなるおそれがあります。 オーディオデータの再生/録音を停止してから操作してください。 [SHIFT]+[ENTER]で、クイックリセット機能を実行したときに表示さ れます。この操作により、現在選ばれているパフォーマンスが初期化 され、トップ(パフォーマンスプレイ)画面が表示されます。 MIDIバルクデータを受信中です。 録音に使うWaveファイル名があふれました。 「WAV***}{」(***は001 ∼999の数字)という名前のWaveファイルを他の形式の名前に変更 (リネーム)するか、削除してください。 本体のメモリーへのデータ書き込みに失敗した場合に表示されます。 MIDIバルクデータを送信中です。 USBフラッシュメモリーに異常な電流が流れたので接続を遮断しま した。接続しているUSBフラッシュメモリーを外したうえで、 [ENTER]ボタンを押してください。 USBフラッシュメモリーの容量が一杯で、ファイルをセーブできな いときに表示されます。新しいUSBフラッシュメモリーを用意する か、不要なファイルを消去してから操作をやりなおしてください。 USBフラッシュメモリーが接続されていない状態で、セーブなどを 実行しようとすると表示されます。 USBフラッシュメモリーへのリード/ライト中にエラーが発生した場 合や、属性が読み込み専用に設定されているファイルをデリート/ 上書き保存しようとした場合に表示されます。 USBフラッシュメモリーがフォーマットされていないか、本機で処 理できないフォーマットの場合に表示されます。USBフラッシュメ モリーの内容を確認してください。 USBフラッシュメモリーが書き込み禁止状態になっている場合に表 示されます。 USBフラッシュメモリーの消費電力が規定値を超えている場合に表 示されます。 USBフラッシュメモリーとの通信中にエラーが発生しました。 ユーティリティーの設定がストア(保存)されました。 Overwrite?Please keep power on. . . Please stop audio play/rec. Rec file names all used. System memory crashed. USB connection terminated. USB device full. USB device not ready. 資 料 USB device read/write error. USB device unformatted. USB device write protected. Utility stored. 48 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 困ったときは 「音が鳴らない」「音が歪む」などといった場合は、まず以 、 下の項目をチェックしてください。また、USBフラッシュメ モリーにデータをバックアップしてから(37ページ)、ファク トリーセット(41ページ)を実行することで解決できることも あります。それでも直らないときは、お買い上げのお店、 または巻末のお問い合わせ窓口にご連絡ください。 [AUX IN]端子からの音が出ない ■ 接続しているオーディオ機器のボリュームが最 小になっていませんか? オーディオデータを再生しても音が出ない ■ オーディオデータを再生するボリュームが最小 になっていませんか? • [UTILITY] → 「01: General」を選択して[ENTER] → オーディオPLAY画面の「Volume」でボリュームを 上げる 音が鳴らない ■ 本体に外部アンプやスピーカー、ヘッドフォン が接続されていますか? 本体にはスピーカーが内蔵されていません。音を出 すためには、外部アンプやスピーカー、ヘッドフォ ンなどを接続してください(14ページ) 。 音が鳴り続けて止まらない ■ USBフラッシュメモリー上のオーディオデータ が再生されている場合は、[■](ストップ)ボタン を押してください。 ■ 本体と、本体に接続した外部オーディオ機器の 電源は、オンになっていますか? ■ 本体と、本体に接続した外部オーディオ機器の マスターボリュームは、十分に上がっています か? FOOT CONTROLLER端子にフットコントローラーを接 続している場合は、動かしてみてください。 電源が勝手に切れる ■ オートパワーオフ機能が有効になっていません か? 必要に応じて無効(off )にするか、自動的に電源が切れ るまでの時間を変更してください。 • [UTILITY] → 「01: General」を選択して[ENTER] → 「AutoOff」で「off」または時間を設定 ■ 本体と外部オーディオ機器は、正しく接続され ていますか? ■ ローカルコントロールがオフになっていません か? 本体をコンピューターと接続して使用しない場合、 ローカルコントロールがオフになっていると、鍵盤 を弾いても本体の音源は鳴りませんので、ご注意く ださい。 • [UTILITY] → 「02: MIDI」を選択して[ENTER] → 「LocalSw」を「on」に設定 音が歪む ■ エフェクトの設定は適切ですか? エフェクトタイプやエフェクトパラメーターの設定 によっては、音が歪む場合があります。 資 料 • パートを選択 → [EDIT] → 「02: Part」を選択して [ENTER] → 「03: Effect-A」/「04: Effect-B」を選択 して[ENTER] → 設定を変更 ■ パートボリュームは十分に上がっていますか? • [SLIDER FUNCTION]でVolumeを選択 → パートスラ イダーを操作 ■ フィルターの設定は適切ですか? フィルターをかける場合、レゾナンスの設定によっ ては音が歪む場合があります。 • パートを選択 → [EDIT] → 「02: Part」を選択して [ENTER] → 「02: Filter/EG」を選択して[ENTER] → 「Reso」で値を変更 ■ パートボタンはオンになっていますか? パートボタンがオフ(ランプが消灯)のとき、該当パー トの音は鳴らなくなります。パートボタンを押して オン(ランプが点灯)にしてください。 ■ エフェクトやフィルターの設定は適切ですか? 特にフィルターをかける場合、カットオフ周波数の 設定によっては音が出ない場合があります。 • パートを選択 → [EDIT] → 「02: Part」を選択して [ENTER] → 「02: Filter/EG」を選択して[ENTER] → 「Cutoff」で値を変更 • パートを選択 → [EDIT] → 「02: Part」を選択して [ENTER] → 「03: Effect-A」/「04: Effect-B」を選択 して[ENTER] → 設定を変更 ■ 本体と、本体に接続した外部オーディオ機器の マスターボリュームを上げすぎていませんか? 本体に接続したミキサーやアンプの入力レベルを確 認してください。入力ゲインを下げたり、PADをオン にしても歪む場合は、本体のマスターボリュームを 下げてみてください。 ■ パートボリュームや、オーディオデータの再生 ボリュームを上げすぎていませんか? • [SLIDER FUNCTION]でVolumeを選択 → パートスラ イダーを操作 • [UTILITY] → 「01: General」を選択して[ENTER] → オーディオPLAY画面の「Volume」でボリュームを 下げる CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 49 音が途切れる ■ 全体の発音数が、最大同時発音数を超えていま せんか? 全体の発音数が多すぎると、音が途切れる場合があ ります。 [R](プレイ)ボタンを押しても、オーディ オ再生がスタートしない ■ オーディオデータが入ったUSBフラッシュメモ リーが本体に接続されていますか? ■ オーディオデータのフォーマットは適切ですか? 本体で再生可能なオーディオデータは、44. 1 kHz/ 16 bit/ステレオのWaveファイルのみです。 同時に複数の音が発音できない ■ 発音方式が「mono (モノ)」になっていませんか? 和音演奏をしたい場合は「poly (ポリ)」に設定してく ださい。 • パートを選択 → [EDIT] → 「02: Part」を選択して [ENTER] → 「01: Play Mode」 を選択して[ENTER] → 「PartMode」 を「poly」に設定 演奏をオーディオ録音できない ■ 録音先となるUSBフラッシュメモリーの容量が 残り少なくなっていませんか? • [FILE] → 「06: Memory Info」を選択して[ENTER] → 「Free」で空容量を確認 空容量が少ない場合は、不要なデータを削除するか、 フラッシュメモリーを新たに用意してください。 ピッチがずれている ■ トランスポーズまたはチューンの設定が、0以 外の値になっていませんか? • [UTILITY] → 「01: General」を選択して[ENTER] → 「MasterTune」/「Trnsps」を「0」に設定 接続したコンピューターと本体との通信が うまくできない ■ コンピューター側でのポート設定はできていま すか? ■ ユーティリティー画面で、使用する端子(MIDI、 USB)を選んでいますか? • [UTILITY] → 「02: MIDI」を選択して[ENTER] → 「IN/OUT」で「MIDI」または「USB」を選択 ■ 各パートのノートシフト、デチューンが0以外 に設定されていませんか? • パートを選択 → [EDIT] → 「02: Part」を選択して [ENTER] → 「01: Play Mode」 を選択して[ENTER] → 「NoteShft」/「Detune」を「0」に設定 エフェクトがかからない ■ SYSTEM EFFECT [CHORUS]/[REVERB]ボタン、 PART EFFECT [A]/[B]ボタン、[MASTER COMP]ボ タンはオンになっていますか? 資 料 これらのボタンがオフ(ランプが消灯)のとき、エフェ クトはかかりません。各ボタンを押してオン(ランプ が点灯)にしてください。 バルクデータがうまく送信/受信できない ■ うまく送信できない場合、デバイスナンバーの 設定値が、接続しているMIDI機器のデバイスナ ンバーと一致していますか? • [UTILITY] → 「02: MIDI」を選択して[ENTER] → 「DevNo」でナンバーを確認/変更 ■ コーラス/リバーブエフェクトがかからない場 合、コーラスセンド、リバーブセンドの値が最 小になっていませんか? • [SLIDER FUNCTION]でCHORUS/REVERBを選択 → パートスライダーを操作 ■ 本体のバルクダンプ機能を使って記録したデー タを受信するときは、送信時と同じデバイスナ ンバーに設定する必要があります。 • [UTILITY] → 「02: MIDI」を選択して[ENTER] → 「DevNo」でナンバーを設定 ■ インサーションエフェクトがかからない場合、 エフェクトA/Bパートスイッチがオフになって いませんか? • パートを選択 → [EDIT] → 「02: Part」を選択して [ENTER] → 「01: Play Mode」 を選択して[ENTER] → 「EffA/BSw」を「on」に設定 USBフラッシュメモリーにセーブできない ■ USBフラッシュメモリーにライトプロテクトが かかっていませんか? ■ USBフラッシュメモリーは正しくフォーマット されていますか? • [FILE] → 「05: Format」を選択して[ENTER] → [+1/YES] 注記 フォーマットを実行すると、USBフラッシュメモリーの中身は 消去されます。必要なデータが入っていないのを確認してから フォーマットしてください。 エディットしていないのにエディットマー ク(E)が表示される ■ パートスライダーを操作したり、外部MIDI入力 により本体の音源を鳴らした場合に、パラメー ター設定が変更され、エディットマークが表示 されることがあります。 50 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 仕様 項目 CP4 STAGE 鍵盤 音源方式 最大同時発音数 ボイス数 パフォーマンス数 パート数 エフェクト • リバーブ × 11タイプ • コーラス × 9タイプ (46プリセット) • インサーションエフェクト × 62タイプ (226プリセット) × 2パート • マスターコンプレッサー × 1タイプ (7プリセット) • マスター EQ (5バンド) 433 ユーザー : 128 88鍵NW-GH鍵盤 (木製象牙調ウェイテッド鍵盤) 内容 CP40 STAGE 88鍵GH鍵盤 SCM (Spectral Component Modeling) + AWM2 128 297 ユーザー : 128 *65∼128は1∼64と同じ内容 3 • リバーブ × 11タイプ 2 • コーラス × 9タイプ (46プリセット) • インサーションエフェクト × 62タイプ (226プリセット) × 2パート • マスターコンプレッサー × 1タイプ (7プリセット) • マスター EQ (3バンド) • ピッチベンドホイール • モジュレーションホイール • パートスライダー × 2 • [MASTER VOLUME]ダイアル • データダイアル • MASTER EQUALIZERスライダー × 3 主なコントローラー • ピッチベンドホイール • モジュレーションホイール • パートスライダー × 3 • [MASTER VOLUME]ダイアル • データダイアル • MASTER EQUALIZERスライダー × 5 画面 接続端子 40文字 × 2行、キャラクター LCD (バックライト付) • OUTPUT [L/MONO]/[R]端子(アンバランス接続 の標準フォーンジャック) • OUTPUT [L]/[R]端子(バランス接続のXLR 端子) • [PHONES]端子(ステレオ標準フォーンジャック) • FOOT SWITCH [SUSTAIN]/[ASSIGNABLE]端子 • FOOT CONTROLLER 端子 × 2 • MIDI [IN]/[OUT]端子 • USB [TO HOST]/[TO DEVICE]端子 • [AUX IN]端子(ステレオミニジャック) • [AC IN]端子 • OUTPUT [L/MONO]/[R] 端子(アンバランス接続 の標準フォーンジャック) • [PHONES]端子(ステレオ標準フォーンジャック) • FOOT SWITCH [SUSTAIN]/[ASSIGNABLE]端子 • FOOT CONTROLLER 端子 × 1 • MIDI [IN]/[OUT]端子 • USB [TO HOST]/[TO DEVICE]端子 • [AUX IN]端子(ステレオミニジャック) • DC IN端子 資 料 消費電力 寸法 (間口×奥行き×高さ) 質量 (本体のみ) 付属品 • 電源コード • 2P-3P変換器 • フットペダルFC3 • 保証書 11W 1332 × 352 × 161mm 17. 5kg 8W 1332 × 352 × 163mm 16. 3kg • 電源アダプター (PA-150A またはヤマハ推奨の 同等品) • フットペダルFC3 • 保証書 • 取扱説明書 • オンラインマニュアルCD-ROM • 取扱説明書 • オンラインマニュアルCD-ROM 仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。 CP4 STAGE/CP40 STAGE 取扱説明書 51 索引 A [AC IN]端子 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 [AUX IN]端子 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 U USB [TO DEVICE]端子 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12, 33, 34, 36, 37, 38 USB [TO HOST]端子 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12, 42 USB-MIDIドライバー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42 USBフラッシュメモリー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] 23, 24 スプリットボイス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 23, 24 スプリットポイント . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24 ホ ボイス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19, 20 ボイスカテゴリーボタン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11, 20, 23 保存(ストア) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28 保存(セーブ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37 ボリューム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16, 24 マ セ 接続(外部MIDI機器) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43 接続(外部オーディオ機器) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14 接続(携帯用音楽プレーヤー ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43 接続(コンピューター ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42 接続(フットペダル) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 [-1/NO]ボタン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11, 17 マスターイコライザー (EQ)スライダー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11, 27 マスターキーボード機能 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43 マスターコンプレッサー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39 マスターチューン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41 メ ソ ゾーン . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43 メインボイス . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 22, 24 メトロノーム . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25 テ データダイアル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11, 17 デリート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35 電源 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 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