ユーザーズガイド ACER B286HL

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マニュアル抽象的: マニュアル ACER B286HL

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[. . . ] MIDI コントロールチェンジパラメーターアサイン表 . 88 88 89 95 エラーメッセージリスト . 6 ページ ・ MIDI メッセージで B286HL を操作する. . . . 88 ページ 10 B286HL −取扱説明書 入力信号を選択する 入力信号に関するいくつかの操作をします。 メーター表示する信号の選択 [METER] ボタン (4 ) を使って、 レベルメーター(2) で表 示する信号をエフェクトの前または後のどちらにするか 選択します。 [METER] ボタンを押すたびに、 インジケー ターが INPUT/OUTPUT と交互に切り替わります。 モノラル入力 / ステレオ入力の選択 [INPUT MODE] ボタン (3) を使って、 モノラル入力 / ス テレオ入力のどちらかを選択します。 [INPUT MODE] ボ タンを押すたびに、 インジケーターが MONO/STEREO と交互に切り替わります。 モノラル入力かステレオ入力か、 リコールされているエ フェクトの IN/OUT 数がいくつかによって、 信号の流れは 以下のように異なります。 モノラル入力 1IN 2OUT IN L (MONO) C 入力信号の状態の確認 入力信号の状態によって、 以下のインジケーターが点灯し ます。 ・ INPUT SOURCE(5): 入力されている信号が ANALOG か DIGITAL かを表 示します。 インプットソースを変更する場合には、 「INPUT SOURCE」 機能 (19 ページ ) を使って、 インプッ トソースを選択しなおしてください。 ・ MIDI(7): MIDI データを受信したときに点灯します。 ・ CLOCK(6): ワードクロックソースを表示します。 ワードクロック ソースは 「CLOCK SOURCE」 機能 (18 ページ ) で選択で きます。 B286HL の内部クロック このとき、 B286HL はクロックマスター として動作します。 接続されている他の機器をクロックス レーブに設定する必要があります。 [AES/EBU IN] 端子 (X) で受信するク ロック情報 このとき、 B286HL はクロックスレーブ として動作します。 [WORD CLOCK IN] 端子 ( V) で受信す るクロック このとき、 B286HL はクロックスレーブ として動作します。 OUT L FX L R IN R OUT R モノラル入力 2IN 2OUT IN L (MONO) L R OUT L FX L R INT AES/EBU IN R OUT R WC ステレオ入力 1IN 2OUT IN L –3 dB C –3 dB OUT L FX L R ・ kHz(8): ワードクロック周波数 (44. 1/48/88. 2/96 kHz) を表しま す。 B286HL の内部クロックを使用する場合、 周波数は 「CLOCK SOURCE」 機能 (18 ページ ) で選択できます。 OUT R IN R 入力レベルを調節する ステレオ入力 2IN 2OUT IN L L R OUT L FX L R [INPUT L R] コントロール (1) を使って、 アナログ入 力の信号レベル (L/R) を調節します ( 内側が L チャンネ ル、 外側が R チャンネルのコントロールです )。 IN R OUT R B286HL −取扱説明書 11 操作方法 3 種類のバンク B286HL は PRESET、 USER、 CLASSIC の 3 種類 のエフェクトバンクを持っています。 各バンクの特 徴は以下のとおりです。 PRESET バンク 新しいアルゴリズムをベースにした、 定番のエフェ クトや特徴的なエフェクトが 80 種類と、 新しく開 発されたリバーブ 「REV-X」 種類 ) の計 97 種類 (17 のエフェクトが入っています。 このバンクに入っているエフェクトは読み出し専 用です。 CLASSIC バンク 初期の SPX シリーズをイメージした、 シンプルで 使いやすい 25 種類のエフェクトが入っています。 このバンクに入っているエフェクトは読み出し専 用です。 USER バンク このバンクには最初はエフェクトが入っていませ ん。 PRESET バンクや CLASSIC バンクのエフェク トをエディットして、 オリジナルのエフェクトとし てストアできます。 一度ストアしたエフェクトは PRESET バンクや CLASSIC バンクのエフェクト と同じようにリコールして使えるようになります。 ストアできるエフェクトの数は最大 99 です。 NOTE: [UTILITY]LED (L ) 点灯中は以下のボタンが使用で きません。 ・ [BANK] ボタン (A) ・ [STORE] ボタン (B ) ・ [ ▲ ]/[ ▼ ] ボタン ( C) ・ [RECALL] ボタン (D) ・ [UNDO] ボタン (E) ・ [COMPARE] ボタン (I) NOTE: エフェクト選択中 ( エフェクト番号インジケーター 点滅中 ) に以下のボタンのどれかを押すと、 エフェクト選択 がキャンセルされて、 リコールされているエフェクトがディ スプレイに表示されます。 ・ [UNDO] ボタン (E) ・ [BACK] ボタン ( F) ・ [ ▲ INC]/[ ▼ DEC] ボタン (G ) ・ [NEXT] ボタン (H ) ・ [COMPARE] ボタン (I) ・ [PARAMETER] ボタン ( J) ・ [FINE PARAM] ボタン (K ) エフェクトをリコールする [RECALL] ボタン ( D) を押して、 エフェクトをリコールし ます。 → 出力信号にリコールしたエフェクトがかかります。 エフェクトを選択する 入力信号にかけるエフェクトを選択します。 NOTE: [UNDO] ボタン (E ) を押して、 直前のリコール操作 を取り消すことができます。 [UNDO] ボタンが使用可能なと きは [UNDO] LED が点灯します。 1 バンクを選択する [BANK] ボタン ( A ) を何度か押して、 使用したいエ フェクトが入っているバンクを選択します。 → 現在選択されているバンクが [BANK] インジケー ター( A ) に表示されます。 エフェクトを ON/OFF する [BYPASS] ボタン (M ) を使って、 エフェクトの ON/OFF を切り替えることができます。 → [BYPASS] ボタンを押すたびに、 エフェクトの ON/ OFF が切り替わります。 [BYPASS] ボタンを ON にする と、 エフェクトが OFF になり、 入力信号がそのまま出力 されます。 2 エフェクトを選択する [ ▲ ]/[ ▼ ] ボタン ( C ) を何度か押して、 使用するエ フェクトを選択します。 → 現在選択されているエフェクトの番号がエフェクト 番号インジケーター(0) に点滅表示されます。 押す 次のエフェクトに移動しま す。 ボタンを押している間、 次の エフェクトに向かって移動 し続けます。 [ ▲ ] ボタンを押し続けてい るときよりも、 更に速く移動 します。 前のエフェクトに移動します。 [ ▲ ] ボタンを押している間、 前のエフェクトに向かって 移動し続けます。 [ ▼ ] ボタンを押し続けてい るときよりも、 更に速く移動 します。 [ ▲ ] ボタンを 押し続ける 押したまま [ ▼ ] ボタン を押す 押す 押し続ける [ ▼ ] ボタンを 押したまま [ ▲ ] ボタン を押す 12 B286HL −取扱説明書 エフェクトのエディット ここでは、 選択したエフェクトをエディットし、 ストアするまでの操作を簡単に説明します。 大まかな操作の流れは以下のとおりです。 エフェクトを選択する     ↓ パラメーターを選択する     ↓ パラメーターを変更する     ↓ エフェクトの効果を確認する     ↓ エフェクトをストアする     ↓ ( 直前のストア操作を取り消す ) エフェクトを選択する エディットするエフェクトを選択します。 NOTE: [UTILITY] LED ( L) 点灯中は以下のボタンが使用 できません。 ・ [BANK] ボタン (A ) ・ [STORE] ボタン (B ) ・ [ ▲ ]/[ ▼ ] ボタン (C) ・ [RECALL] ボタン (D ) ・ [UNDO] ボタン (E) ・ [COMPARE] ボタン (I ) 1 バンクを選択する [BANK] ボタン (A) を使って、 エディットしたいエ フェクトが入っているバンクを選択します。 → 現在選択されているバンクが [BANK] インジケー ター(A) に表示されます。 2 エフェクトを選択する (12 ページ ) [ ▲ ]/[ ▼ ] ボタン (C) を使って、 エディットするエ フェクトを選択します。 → 現在選択されているエフェクトの番号がエフェクト 番号インジケーター(0) に点滅で表示されます。 基本パラメーターと FINE パラメーター B286HL のエフェクトは 「基本パラメーター」 と 「FINE パラメーター」 2 種類のパラメーターで の 構成されています。 NOTE: エフェクト選択中 ( エフェクト番号インジケーター 点滅中 ) に以下のボタンのどれかを押すと、 エフェクト選択 がキャンセルされて、 リコールされているエフェクトがディ スプレイに表示されます。 ・ [UNDO] ボタン (E) ・ [BACK] ボタン ( F) ・ [ ▲ INC]/[ ▼ DEC] ボタン (G ) ・ [NEXT] ボタン (H ) ・ [COMPARE] ボタン (I) ・ [PARAMETER] ボタン ( J) ・ [FINE PARAM] ボタン (K) エフェクト 基本パラメーター 1 基本パラメーター 2 基本パラメーター 3 FINEパラメーター 1 FINEパラメーター 2 FINEパラメーター 3 FINEパラメーター m 基本パラメーター n 3 エフェクトをリコールする [RECALL] ボタン (D) を押して、 エフェクトをリコー ルします。 → エフェクト番号インジケーター(0) の表示が点滅か ら点灯に変わります。 エフェクトによっては、 パラメーター数が多くなる ため、 変更頻度が高いと思われるもを 「基本パラ メーター」その他の補助的なものを 、 「FINE パラ メーター」 として分け、 操作しやすくしてあります。 基本パラメーターと FINE パラメーターの種類や 数はエフェクトによって異なります。 B286HL −取扱説明書 13 操作方法 パラメーターを選択する エディットするパラメーターを選択します。 エディットで きるパラメーターはエフェクトによって異なります。 詳細 については 「エフェクト」 の各パラメーターの説明 (25 ペー ジ以降 ) をご参照ください。 パラメーターを変更する [ ▲ INC] /[ ▼ DEC] ボタン ( G) を使って、 パラメーターの値 を変更します。 → ディスプレイ (9) に表示されているパラメーターの値 が変わり、 [COMPARE] LED( I) が点灯します。 [COMPARE] LED(I ) は、 現在リコールされているエフェ クトが、 リコール後に変更されているかどうかを表してい ます。 押す [ ▲ INC] ボタンを 押し続ける 押したまま [ ▼ DEC] ボ タンを押す 押す [ ▼ DEC] ボタンを 押し続ける 押したまま [ ▲ INC] ボタ ンを押す パラメーターの値が増加します。 ボタンを押している間、 パラメー ターの値が増加し続けます。 [ ▲ INC] ボタンを押し続けてい るときよりも、 更に速く増加し ます。 パラメーターの値が減少します。 ボタンを押している間、 パラメー ターの値が減少し続けます。 [ ▼ DEC] ボタンを押し続けて いるときよりも、 更に速く減少 します。 1 基本パラメーター/FINE パラメーターを選択する [PARAMETER] ボタン (J) か [FINE PARAM] ボタン (K) のどちらかを押して、 変更したいパラメーターの種 類を選択します。 → 押したボタンの LED が点灯します。 2 パラメーターを選択する [BACK] ボタン (F)/[NEXT] ボタン (H) を使って、 変 更するパラメーターを選択します。 → 現在選択されているパラメーターがディスプレイ ( 9 ) に表示されます。 REV-X LARGE HALL REV TIME= 3. 20s テンポの設定 基本パラメーターの選択 [BACK] ボタンを押すと、 ひとつ前のパラメーターに移動します。 [BACK] ボタンを押し続けると、 ボタンを押している間、 前のパラメーターに向かって移動 し続けます。 [NEXT] ボタンまたは [PARAMETER] ボタンを押すと、 次のパラメーターに移動します。 [NEXT] ボタンまたは [PARAMETER] ボタンを押し続 けると、 ボタンを押している間、 次のパラメーターに向かって移動 し続けます。 一部のエフェクトには、 TEMPO パラメーターがあ ります。 TEMPO パラメーターの変更方法には、 以 下の 5 種類があります。 ・ [ ▲ INC]/[ ▼ DEC] ボタン ( G) を使用する 他のパラメーターを変更するのと同じ方法です。 ・ [TAP] ボタン ( N) を使用する [TAP] ボタン (N) を二回以上押して、 その間隔の 平均値を TEMPO 値として設定します。 この方法 で設定するには、TEMPO SOURCE」 「 機能 (23 ページ ) でテンポ同期のソースを 「TAP」 にしてお く必要があります。 ・ フットスイッチを使用する フットスイッチを二回以上踏んで、 その間隔の平 均値を TEMPO 値として設定します。 この方法 で設定するには、 以下の操作が必要です。 1. オプションのフットスイッチ (FC5 など ) を [FOOT SW] 端子 (O) に接続する 2. 「TEMPO SOURCE」 機能 (23 ページ ) でテン ポ同期のソースを 「TAP」 にしておく ・ MIDI クロックを使用する MIDI クロックの間隔を TEMPO 値として設定 します。 この方法で設定するには、TEMPO 「 SOURCE」 機能 (23 ページ ) でテンポ同期のソー スを 「MIDI」 にしておく必要があります。 ・ MIDI コントロールチェンジを使用する MIDI コントロールチェンジメッセージで指定さ れた値を TEMPO 値として設定します。 この方 法を使用すれば、 B286HL に接続した外部の MIDI 機器から TEMPO 値をリモートコント ロールできます。 FINE パラメーターの選択 [BACK] ボタンを押すと、 ひとつ前のパラメーターに移動します。 [BACK] ボタンを押し続けると、 ボタンを押している間、 前のパラメーターに向かって移動 し続けます。 [NEXT] ボタンまたは [FINE PARAM] ボタンを押すと、 次のパラメーターに移動します。 [NEXT] ボタンまたは [FINE PARAM] ボタンを押し続 けると、 ボタンを押している間、 次のパラメーターに向かって移動 し続けます。 NOTE:「NO FINE PARAMETER」 とディスプレイに表示さ れる場合、 CLASSIC バンクのエフェクトがリコールされて います。 CLASSIC バンクのエフェクトには FINE パラメーターが ありません。 [PARAMETER] ボタンを使って基本パラメー ターを選択してください。 14 B286HL −取扱説明書 エフェクトとテンポの同期 B286HL の一部のエフェクトでは、 効果をテンポに同期させることができます。 同期させることができるのは、 ディレイ系、 変調系 の 2 種類のエフェクトです。 ディレイ系のエフェクトでは、 テンポに合わせてディレイタイムが変化します。 変調系のエフェクトで は、 テンポに合わせて変調信号の周波数が変化します。 ・ テンポ同期に関するパラメーター テンポ同期には、 次の 5 つのパラメーターが関係します。 1) SYNC 2) NOTE 3) TEMPO 4) DELAY 5) FREQ. [. . . ] HPF LPF DLY/ER DLY. BAL DELAY+ER 1 DELAY+ER 2 DELAY->ER 1 DELAY->ER 2 エフェクト名 100% 100% 100% 100% SYNC 100% 100% 100% 100% NOTE L 14 16 14 19 NOTE R 80. 0 Hz Thru 132 Hz Thru NOTE FB 7. 10 kHz 12. 5 kHz 4. 75 kHz 11. 2 kHz TEMPO 50% 37% 35% 30% DELAY+ER 1 DELAY+ER 2 DELAY->ER 1 DELAY->ER 2 OFF OFF OFF OFF − − − − 74 B286HL −取扱説明書 ディレイ + リバーブ (PRESET バンク ) ディレイ→リバーブ (PRESET バンク ) ディレイ + リバーブは原音にディレイとリバーブを別々にかけたあと、 ミックスします。 ディレイ→リバーブは原音にディレイをかけたあとにリバーブをかけます。 このエフェクトのパラメーターは以下のように分類できます。 ディレイのコントロール : DELAY L、 DELAY R、 FB. DLY、 FB. GAIN、 DELAY HI リバーブのコントロール : REV TIME、 REV HI、 INI. DLY、 DIFF. 、 DENSITY ディレイとリバーブのバランス : DLY/REV、 REV. BAL フィルター/ イコライザー: HPF、 LPF テンポ同期に関するコントロール : SYNC、 NOTE L、 NOTE R、 NOTE FB、 TEMPO 出力レベルのコントロール : OUT LVL、 MIX BAL. パラメーター詳細 ■ 基本パラメーター パラメーター名 値の範囲 パラメーターの説明 REV TIME 0. 3 ∼ 99. 0 s 残響音の長さです。 kHz の残響音が 60 dB 減衰するまでの時間を表しています。 1 高域の残響音の長さです。 残響時間を REV TIME との比率で指定します。 この値を 0. 1 にすると REV TIME の 1/10 の長さ、 にすると REV TIME と同じ長さになります。 1. 0 この値を使って、 壁や天井の吸音特性をシミュレートすることができます。 このとき、 REV HI は高域 の減衰特性を表します。 原音に対する初期反射音の遅れです。 この値は残響音が発生するまでの遅れにも影響します。 音の左右の広がりです。 値を大きくするほど残響音の広がり感が強くなります。 残響音の密度です。 値を大きくするほど残響音が滑らかになります。 値を小さくして、 特殊な効果を狙 うこともできます。 原音に対するディレイ音の遅れです。 DELAY L は L チャンネルの遅れを、 DELAY R は R チャンネ ルの遅れをそれぞれ表します。 フィードバック時に付加される遅れです。 原音から最初のディレイ音までの遅れは DELAY L/ DELAY R の各値ですが、 それ以降繰り返される音の遅れは各 DELAY+FB. DLY の値になります。 ディレイ音のフィードバック量です。 レベルを減衰させながら効果を繰り返すときの減衰率を表しま す。 たとえば、 この値を +50% に設定すると、 ディレイ音のレベルは 50% → 25% → 12. 5% と繰り返し ながら減衰していきます。 マイナスの値を設定すると、 逆位相でフィードバックします。 高域のディレイ音のフィードバック量です。 FB. GAIN との比率で指定します。 この値を 0. 1 にすると FB. GAIN の 1/10、 にすると FB. GAIN と同じフィードバック量になります。 1. 0 REV HI 0. 1 ∼ 1. 0 INI. DLY DIFF. DENSITY DELAY L DELAY R FB. DLY 0. 0 ∼ 500. 0 ms 0 ∼ 10 0 ∼ 100% 0. 0 ∼ 1000. 0 ms 0. 0 ∼ 1000. 0 ms FB. GAIN -99% ∼ +99% DELAY HI 0. 1 ∼ 1. 0 ■ FINE パラメーター パラメーター名 値の範囲 パラメーターの説明 MIX BAL. OUT LVL 0 ∼ 100% 0 ∼ 100% 原音とエフェクト音のバランスです。 この値を 0% にすると原音のみ、 100% にするとエフェクト音の みが出力されます。 原音とエフェクト音をミックスした後の出力レベルです。 出力を絞りたいときは値を小さくします。 0% で出力されなくなります。 エフェクトの低域成分をカットするフィルターです。 この値で指定した周波数以下の成分はカットさ れます。 Thru に設定するとこのフィルターの効果はなくなります。 このフィルターは原音には影響を 与えません。 エフェクトの高域成分をカットするフィルターです。 この値で指定した周波数以上の成分はカットさ れます。 Thru に設定するとこのフィルターの効果はなくなります。 このフィルターは原音には影響を 与えません。 ( ディレイ + リバーブのみ ) ディレイとリバーブのバランスです。 この値を 0% にするとディレイ音の み、 100% にすると残響音のみが出力されます。 ( ディレイ→リバーブのみ ) リバーブのかかり具合です。 この値を大きくするほどリバーブの効果が強 くなります。 この値を 0% にするとディレイのみになります。 テンポ同期の ON/OFF です。 にすると ON 「TEMPO SOURCE」 機能 (23 ページ ) で設定されたテンポ 同期のソースとディレイ音が同期します。 NOTE の値がテンポに同期して設定されます。 各 テンポ同期用のパラメーターです。 SYNC が ON のとき、 NOTE の値と TEMPO を元に対応する 各 DELAY の値が設定されます。 SYNC が OFF のときはこの値は無視されます。 テンポ同期用のパラメーターです。 SYNC が ON のとき、 この値と各 NOTE の値を元に各 DELAY の 値が設定されます。 SYNC が OFF のときはこの値は無視されます。 HPF Thru, 21. 2 Hz ∼ 8. 00 kHz LPF 50. 0 Hz ∼ 16. 0 kHz, Thru DLY/REV DLY. BAL SYNC NOTE L NOTE R NOTE FB TEMPO *a. 0 ∼ 100% 0 ∼ 100% ON, OFF *a 25 ∼ 300 B286HL −取扱説明書 75 複合 エフェクトリスト ■ 基本パラメーター No. 94 95 96 エフェクト名 REV TIME REV HI INI. DLY DIFF. DENSITY DELAY L DELAY R FB. DLY FB. GAIN DELAY HI DELAY+REV DELAY->REV RESO DRONE 3. 8 s 1. 2 s 55. 0 s 0. 7 0. 4 1. 0 75. 2 ms 25. 0 ms 0. 0 ms 6 10 7 100% 100% 100% 493. 0 ms 500. 0 ms 2. 0 ms 507. 0 ms 250. 0 ms 0. 0 ms 500. 0 ms 500. 0 ms 0. 1 ms -40% -40% -78% 0. 2 0. 4 0. 7 ■ FINE パラメーター No. OUT LVL HPF LPF DLY/REV DLY. BAL DELAY+REV DELAY->REV RESO DRONE エフェクト名 100% 100% 100% SYNC 100% 100% 100% NOTE L Thru Thru Thru NOTE R 3. 15 kHz 3. 35 kHz Thru NOTE FB 40% 30% 0% TEMPO DELAY+REV DELAY->REV RESO DRONE OFF OFF OFF − − − 76 B286HL −取扱説明書 フリーズ サンプリング機能です。 入力信号を録音したり、 録音した信号を再生したりできます。 エフェクトタイプ バンク IN/OUT 数 ページ フリーズ フリーズ A フリーズ B PRESET CLASSIC 1 IN/2 OUT 77 78 79 フリーズ (PRESET バンク ) 最長 2970. 5 ms の録音が可能です。 録音したサンプリングデータは任意の回数繰り返したり、 ピッチを変えたりすることがで きます。 このエフェクトのパラメーターは以下のように分類できます。 録音のコントロール : REC MODE、 REC DLY、 RECORD 再生のコントロール : PLAY、 PLY MODE、 START、 END、 LOOP、 LOOP NUM 再生ピッチのコントロール : PITCH、 FINE 自動録音 / 自動再生のトリガーに関する設定 : MIDI TRG、 TRG LVL、 TRG MASK 出力レベルのコントロール : OUT LVL、 MIX BAL. ■ 基本パラメーター パラメーター名 値の範囲 パラメーターの説明 REC MODE REC DLY RECORD PLAY MANUAL, AUTO -1000 ∼ +1000 ms ----- サンプリングデータの録音方法です。 MANUAL( 手動 ) と AUTO( 自動 ) のどちらかを選択できます。 録音のトリガーがかかってから、 実際に録音が開始されるまでの遅れです。 この状態で REC MODE が MANUAL のときに [ ▼ DEC] ボタン ( G) を押すと録音待機状態になり、 [ ▲ INC] ボタン ( G) を押すと録音されます。 再生用のパラメーターです。▲ INC]/[ ▼ DEC] ボタン ( G) を押すと PLY MODE の再生方法に従っ [ て再生されます。 サンプリングデータの再生方法です。 MOMENT : [ ▲ INC]/[ ▼ DEC] ボタン (G ) を押している間だけ再生します。 CONTI. : [ ▲ INC]/[ ▼ DEC] ボタンを押すと再生を開始し LOOP NUM の回数繰り返します。 再生 中に [ ▲ INC]/[ ▼ DEC] ボタンを押すと最初から再生しなおします。 INPUT : 入力信号レベルが TRG LVL 以上になると再生を開始し LOOP NUM の回数繰り返します。 再生中に再度 TRG LVL 以上の信号が入力されると最初から再生しなおします。 サンプリングデータの再生開始ポイントです。 サンプリングデータの再生終了ポイントです。 ループ再生時の再生開始ポイントです。 ループ再生すると、 一回目は START ∼ END が再生され、 二 回目以降は LOOP ∼ END が繰り返されます。 ループ再生の回数です。 一度 START ∼ END 再生された後、 この回数だけ LOOP ∼ END が繰り返さ れます。 再生音のピッチの変化量です。 半音単位で設定できます。 この値をプラスにすると原音よりも高くな り、 マイナスにすると原音よりも低くなります。 MIDI トリガーの設定です。 MIDI ノートオンメッセージを受信したとき、 この値とノートオンメッ セージのノート番号が一致すると、 サンプリングデータを再生します。 この値を OFF にすると、 MIDI ノートオンメッセージを受け付けなくなります。 ALL にすると、 以上のすべてのノートオンメッ C1 セージがトリガーになります。 録音 / 再生のトリガーとなるレベルです。 REC MODE が AUTO で録音待機状態のとき、 このレベル 以上の信号が入力されるとレベルを満たしている信号を録音します。 また PLY MODE が INPUT の とき、 このレベル以上の信号が入力されると再生が開始されます。 PLY MODE MOMENT, CONTI. , INPUT START END LOOP LOOP NUM PITCH *a *a *a 0 ∼ 100 -12 ∼ +12 MIDI TRG OFF, C 1 ∼ C 6, ALL TRG LVL -60 ∼ 0 dB *a. 44. 1 kHz または 88. 2 kHz のときは 0. 0 ∼ 2970. 5 ms、48 kHz または 96 kHz のときは 0. 0 ∼ 2729. 2 ms です。 ■ FINE パラメーター パラメーター名 値の範囲 パラメーターの説明 MIX BAL. OUT LVL FINE TRG MASK 0 ∼ 100% 0 ∼ 100% -50 ∼ +50 0 ∼ 1000 ms 原音とエフェクト音のバランスです。 この値を 0% にすると原音のみ、 100% にするとエフェクト音の みが出力されます。 原音とエフェクト音をミックスした後の出力レベルです。 出力を絞りたいときは値を小さくします。 0% で出力されなくなります。 再生音のピッチの変化量です。 セント ( 半音の 1/100) 単位で設定できます。 この値をプラスにすると 原音よりも高くなり、 マイナスにすると原音よりも低くなります。 一度トリガーを受けたあと、 次のトリガーを受け付けるようになるまでの時間です。 B286HL −取扱説明書 77 フリーズ パラメーター詳細 エフェクトリスト フリーズ (PRESET バンク ) に属するエフェクトとそのパラメーターの初期値は以下のとおりです。 ■ 基本パラメーター No. 97 エフェクト名 REC MODE REC DLY RECORD PLAY PLY MODE START END *a LOOP LOOP NUM MANUAL FREEZE PITCH -50 ms MIDI TRG − TRG LVL − CONTI. 0. 0 ms 0. 0 ms 100 0 OFF -14 dB *a. 44. 1 kHz または 88. 2 kHz のときは 2970. 5 ms、48 kHz または 96 kHz のときは 2729. 2 ms です。 ■ FINE パラメーター No. PLY MODE が MOMENT のとき、 MIDI ノートオ フメッセージを送信する ノートオフメッセージを受信すると、 自動的に再生 が終了します。 ■フリーズ A (CLASSIC バンク ) の場合 1. MIDI ノートオンメッセージを送信する C1 以上のノートオンメッセージを受信すると、 自 動的に再生が開始されます。 ■フリーズ B (CLASSIC バンク ) の場合 1. BASE KEY を OFF 以外に設定する 2. MIDI ノートオンメッセージを送信する C1 以上のノートオンメッセージを受信すると、 自 動的に再生が開始されます。 NOTE: ・ MIDI メッセージを送受信するための設定について は「MIDI を使用するための準備 」 (88 ページ) をご参照く ださい。 ・ オペレーションロックのレベルに関わらず再生できます。 −手動でサンプリングデータを再生する− 1. PLAY を選択し、 ▲ INC] ボタン ( G) または [ [ ▼ DEC] ボタン (G) を押します。 再生が開始されます。 NOTE: ・ フリーズ (PRESET バンク ) で PLY MODE が MOMENT の場合またはフリーズ B (CLASSIC バン ク ) の場合は [ ▲ INC]/[ ▼ DEC] ボタンを押して いる間だけサンプリングデータが再生されます。 ・ オペレーションロックのレベルを 3 にすると、 ▲ [ INC] ボタンが使用できなくなるため再生できませ ん。 − 入力信号をトリガーにして再生する − ■フリーズ ((PRESET バンク ) の場合 1. 信号を入力する 入力信号レベルが TRG LVL 以上になると再生を 開始します。 再生中に TRG LVL 以上の信号が入力 されると最初から再生しなおします。 NOTE: オペレーションロックのレベルに関わらず再 生できます。 再生オプション ・ 再生開始 / 終了ポイントを指定する ( フリーズ (PRESET バンク )、 フリーズ A(CLASSIC バンク ) のみ ) START/END で再生開始および終了ポイントを指定 することができます。 終了ポイントを開始ポイントよりも前に設定すると、 逆に再生されます。 ・ 繰り返し再生する ( フリーズ (PRESET バンク ) のみ ) LOOP と LOOP NUM を設定することによって指定回 数だけ再生を繰り返すことができます。 このとき、 一回目は START ∼ END が再生され、 二回目 以降は LOOP ∼ END が LOOP NUM 回繰り返されま す。 ・ 再生ピッチを変更する ( フリーズ (PRESET バンク )、 フリーズ B(CLASSIC バンク ) のみ ) フリーズ (PRESET バンク ) では、 PITCH と FINE で サンプリングデータの再生ピッチを変更できます。 フリーズ B(CLASSIC バンク ) では、 MIDI ノートオン メッセージをトリガーにして、 サンプリングデータの 再生開始とピッチをコントロールできます。 ■フリーズ A (CLASSIC バンク ) の場合 1. 信号を入力する 入力信号レベルが -14 dB 以上になると再生を開始 します。 再生中に -14 dB 以上の信号が入力されると 最初から再生しなおします。 NOTE: オペレーションロックのレベルに関わらず再 生できます。 − MIDI メッセージをトリガーにして再生する − ■フリーズ (PRESET バンク ) の場合 1. MIDI ノートオンメッセージを送信する MIDI TRG で設定したノートオンメッセージを受 信すると、 自動的に再生が開始されます。 B286HL −取扱説明書 81 フリーズ その他のエフェクト 3種類のフィルター同時にかけられるエフェクトやコンプレッサー、 エキスパンダー、 リミッターを組み合わせて音にメリハ リを付けるエフェクト、 ディストーションやアンプシミュレーターといったギター向きエフェクトなどがあります。 エフェクトタイプ バンク IN/OUT 数 ページ マルチフィルター マルチバンドダイナミックプロセッサー ロータリースピーカー ディストーション アンプシミュレーター PRESET 2 IN/2 OUT 82 83 85 86 87 1 IN/2 OUT マルチフィルター (PRESET バンク ) 3 種類のフィルターを同時にかけることができるエフェクトです。 フィルター1 のコントロール : TYPE 1、 FREQ. 1 フィルター2 のコントロール : TYPE 2、 FREQ. 2 フィルター3 のコントロール : TYPE 3、 FREQ. 3 出力レベルのコントロール : MIX BAL. 、 LEVEL 1、 LEVEL 2、 LEVEL 3 パラメーター詳細 ■ 基本パラメーター パラメーター名 値の範囲 パラメーターの説明 TYPE 1 TYPE 2 TYPE 3 FREQ. 1 FREQ. 2 FREQ. 3 RESO. 1 RESO. 2 RESO. 3 LPF, HPF, BPF フィルターのタイプです。 LPF ( ローパスフィルター)、 HPF ( ハイパスフィルター)、 BPF ( バンドパス フィルター) の中から選択します。 フィルターの周波数です。 適用範囲は TYPE で設定したフィルターによって異なります。 TYPE が LPF の場合、 この周波数以上の帯域の成分がカットされます。 TYPE が HPF の場合、 この周波数以下 の帯域の成分がカットされます。 TYPE が BPF の場合、 この周波数付近の帯域の成分がフィルターを 通過しやすくなります。 レゾナンスです。 周波数特性曲線の鋭さを表します。 TYPE を BPF に設定したときに有効です。 値を 大きくするほど曲線が鋭くなり、 フィルターの適用範囲が狭くなります。 28. 0 Hz ∼ 16. 0 kHz 0 ∼ 20 ■ FINE パラメーター パラメーター名 値の範囲 パラメーターの説明 MIX BAL. [. . . ] 47 モノラル入力 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 11 106 B286HL −取扱説明書 ACER [PROFESSIONAL MULTI-EFFECT PROCESSOR] Model: B286HL Function. . . Basic Channel Default Changed Default Messages Altered True Voice Note On Note Off Key’s Ch’s Date: 12 MAY 2003 Version: 1. 0 Remarks Memorized MIDI Implementation Chart Transmitted X X X X ************** X ************** X X X X X Recognized 1–16 1–16 OMNI OFF/OMNI ON X X 0–127*1 X O 9nH, v=1-127*1 X X X X Memorized Mode Note Number Velocity *4 *4 After Pitch Bend Control Change 0-32 X O*1 0:Bank Select MSB 1-30:*4 31:Mix Balance 32:Bank Select LSB Program Change :True# X ************** O*2 X X X X X X X X X X X *1 *2 *3 *4 O 0–127*1 Assignable Program Change Table *3 System Exclusive :Song Pos. :Tune :Clock :Commands :All Sound Off :Reset All Cntrls :Local ON/OFF :All Notes OFF :Active Sense :Reset O*2 X X X O X X X X X O O Common System Real Time *4 Aux Messages Notes receive if switch is on. [. . . ]

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