ユーザーズガイド AIPHONE MYH-2CD
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マニュアル抽象的: マニュアル AIPHONE MYH-2CD
詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。
[. . . ] 5 1. 1 MYH-2CD の各新規機能について。. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6 1. 2. 1 本マニュアルについて. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44 4. 4. 1 モー フウェーブの作成. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44 4. 4. 2 ウェーブフォームの編集. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47 4. 4. 4 次は?. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 48 4. 5 Aetherizer の活用. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49 4. 5. 1 準備. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49 4. 5. 2 Aetherizer のセットアップ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . サウ ンドの構造を詳細にわたって理解し、 音色を微調整することも可能です。 しかし MYH-2CD ライブラリ内の殆どのサウンドは(当社のサウンドデザイナーが多くの時間と情熱を費やしている ので) 非常に複雑です。 ですからサウンドの構造を把握するには時間を多く費やす場合が多い です(もちろんそうして時間を費やすことがサウンドを理解する為に重要なことなのですが)。 更 に、 頭の中で思い描いていたサウンドをその時間の為に失ってしまいがちです。 MYH-2CD はブラウザとアトリビュートを駆使した全く新しいサウンド作成方法を取り入れ ています。 セクション3. 1. 5 “Mutator(ミューテーター)” で解説したように、 この機能のアイデ ィアはブラウザで他のサウンドを選択し、 現在選択しているサウンドを選択したブラウザのサウ ンドへと近づけることにあります。
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この説明で理解できるように、 サウンド作成は非常にシンプルで直感的で、 求めていたサウンドに 何秒かの間に近付けたり、 全く新しい革新的なサウンドの発見の手助けとなります。
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ここではブラウザウインドウを使用するので、 上記のクイックスタートを再確認して内容の基本機能に ついて (Attributes、 Search Result List、 等)理解を深めてください。
4. 2. 1 正しいサウンドの選択
ここではサウンドをロードしている前提で解説を続けます(上記のクイックスタートで検索し た“Spirit Rain” を使用しえも構いません)。
ナビゲーションバーのサウンドネームディスプレイ まずアトリビュートで、 サウンドに適用するサウンドの特長を指定する必要があります。 例えばロ ードしているサウンド“Spirit Rain” を少し暗くしてランダム性も追加したいとします。 1. ナビゲーションバーのブラウザタブをクリックしてブラウザウインドウを開きます。 2. Timbre カテゴリーの中から Dark を選択し、 Articulation カテゴリからRandomized を選択します。 アトリビュートを選択するたびに、 サーチリザルトリストが短くなっています。 このサーチリザルトリスト は サウンド特性を付加するサウンドの格納庫として Mutator 用に使 用します。 先ほど選択した2つのアトリビュートによってサーチリザルトリストの内容は限定され ているので、 このままサウンドのミューテーションに使用します。
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現在選択しているサウンドの特性の一部を変更したくない場合は、 対応するアトリビュートをブラウ ザで選択し、 サーチリザルトリストでもその特性を備えたサウンドが変異機能を適用するサウンドとし
4. 2. 2 2 つのスライダー、 2 つのボタン
ブラウザウインドウの下に移動し、 ミューテーションセクションを表示します。
ミューテーションセクション
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て使用できるようにしておきます。
このセクションの上部の中央部には、 2 つのスライダーと 2 つのボタンがあります。 今必要な コントロール部はこれだけです。 ミューテーションアマウントスライダー でサーチリザルトリスト内のサウンド特性に向かってサ ウンドが変異します。 ミューテーションアマウント(Mutation Amount)をあげるほど、 サウンド がオリジナルのサウンドから遠ざかります。 ランダマイゼーションアマウントスライダー でランダム値の適用値を設定し、 この数値によって サウンドのランダム変異の度合いを決定します。 1. ミューテーションアマウントスライダーをクリックし、 マウスをクリックホールドしたままスラ イダーを 25 % 程度にします。 2. 同じようにランダマイゼーションアマウントスライダーを 0 にします。 3. ミューテーションアマウントスライダーの右にあるミューテーションボタンをクリックします。 →→ ナビゲーションバーのサウンドネームディスプレイのロードしたサウンド名称にM 1 (“Mutation 1”用)が追加されます。
Sound を演奏すると、 オリジナルに近い異なる音色が確認できます。 更に音色を変更したい場 合は、 再度ミューテートしてください。 ►► ミューテーションボタンをクリックします。 →→ ロードしたサウンドの名称にM 2 (“Mutation 2”)と追加され、 ミューテーションヒス トリー(Mutation History)もアップデートされます。 最後に変異した内容が気に入らない場合はミューテーションボタンの代わりにリトライボタン を使用します。 ►► リトライボタンをクリックしてください。 →→ 新規ミューテーションが現在の内容を変更します。 Sound 名称は変更されません。 これらの 4 つのコントロール部を使用し、 ミューテーター(Mutator)に馴染んでください。 例 えばミューテーションアマウントを最大に設定してサウンドの変化を確認してください。 また はミューテーションアマウントを 0 にしてランダマイザーの設定値を大きくし、 サウンドのラン ダム変化を確認してください。
4. 2. 3 ミューテーションの微調整
サウンドミューテーション(Sound Mutation)セレクションでは 2 つのツールを使用してミュー テーターを調節可能です。
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ミニパッチビュー(Mini-Patch View)
ミニパッチビュー(Mini-Patch View)
ミニパッチビュー(Mini-Patch View)はサウンドのパッチをパッチウインドウで表示します。 こ こでミューテートするサウンドのモジュール を選択することが可能です。 •• 使用しているパッチ内で使用していないモジュールスロットは点灯しません。
•• ミューテーション選択していないモジュールスロットはその輪郭のみがハイライト表示します。
•• ミューテーション選択しているモジュールスロットはハイライト表示されます。
サウンドのエンベロープと LFO 用のボタンもあり、 これらのミューテーション処理を行うか選 択することも可能です。 ミューテーションするモジュールの有効/無効化を行うにはミニパッチビューのアイコンをクリ ックします。
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ミニパッチビューを使用すると特定のアトリビュート検索を行うときに便利です。 例えば“Bass” サウンド を選択し、 サウンドを“Percussive”にしたい場合は、 ミニパッチビューのエンベロープボタンをクリック、
または エフェクトモジュールをクリックします。 “FM”サウンドが必要な場合は、 オシレータのみをクリックします。
Finetuning controls (ファインチューニングコントロール) ミューテーションセクションの下に 8 個のコントロール部があります。 これらはファインチュー ニングコントロールです。
Finetuning controls (ファインチューニングコントロール)
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各サウンドの8個の特性に素早くアクセスできるファインチューニングコントロールです。 これら のコントロールでミューテーション後 /ロード後のサウンドを素早く変更することが可能です。 パッチ内で起動しているパラメーターがコントロール可能となります。 起動していない部分は 点灯しません。
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これらのファインチューニングコントロールはサウンドのブラウズ中、 またはミューテーション中に使用 するための簡易コントロールです。 これらはライブ使用を目的に設計されておらず、 オートメーション、
モジュレート、 MIDI によるコントロールに対応していません。
4. 2. 4 ヒストリーの活用
サウンドのミューテーション中にサウンドの実験結果に集中しすぎて本来のサウンドアイディア を見失わない為のツールがミューテーションヒストリー(Mutation History)です。
ミューテーションヒストリーセクション
ミューテーションセクションの右にあるミューテーションヒストリーでは現在ロードしているミュ ーテーション番号を表示し、 名称の両脇にある矢印で複数のミューテーションがある場合、 前後 のサウンドミューテーションへと切り替えます。 このエリアのどこかをクリックすると、 ミューテーションヒストリーダイアログ(Mutation History dialog)が開きます。 このダイアログは全ミューテーション内容を網羅するので、 そのいずれかを 瞬時に選ぶことが可能です。 この機能でいくつかのサウンドミューテーションを比べて気に入っ たサウンドをSave As ボタンで保存しておき、 後に本格的にサウンドを編集することも可能です。
4. 2. 5 ヒント
ここではミューテーターを活用する為のヒントを紹介します。 •• ミューテーションアマウントスライダーを大きな値にしておくほど、 サウンドの結果が予想し やすくなります。 これはスライダーを高く設定するほど、 サウンドミューテーションアルゴリ ズムがパッチのチャンネル全体をロードする確立が高くなる為で、 エンベロープ、 オシレータ ー、 フィルターがお互いによって形成しあい、 またそれはサウンドがオリジナルからより遠ざ かることを意味します。 •• ミニパッチビューの全てのモジュールを全てミューテートし、 適当なサウンドを発掘する方法 も時としてよい結果をもたらす場合があります。
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•• リトライボタンとファインチューニングコントロールはブラウザ内のカテゴリ内の結果にこだ わる場合に特に便利です。 •• マクロコントロールアサインはミューテーション中もマッピングされたままとなります。 ライ ブ使用するサウンド各種用のマクロコントロールをアサインしたパッチを作ってミューテーシ ョン処理すると便利です。 殆どの場合、 制御可能です。
4. 3 サウンドの作成
MYH-2CD は異なるサウンドのセレクションを装備しています。 上記のクイックスタートで、 ラ イブラリからサウンドをロード、 演奏する方法とミューテーションによってサウンドに特徴づけを 施す方法を解説しました。 しかしサウンドを白紙の状態から作成することも可能です。 この方法は以下の利点を含んでい ます。 •• 何を行っているか、 なぜそれが必要なのか把握できる。 •• Sound の詳細を全て把握できるので、 Sound 編集が非常に正確となる。 •• 更に、 シンセシスの基本的な構造を把握することができます。 このセクションでは自分でポリフォニックのリードサウンドを作成します。 ここではパッチウイン ドウでどうやってモジュールを組み合わせるか、 どのように各パラメーターを調節するか、 どのよう にエンベロープによるモジュレーション部を設定するか各手順を解説します。
4. 3. 1 事前に
スタンドアローンバージョンの MYH-2CD を起動します。 ここでは、 空のサウンドを使用 します。 1. ナビゲーションバーの上、 左にあるファイルメニューをクリックします。
ファイルメニュー
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2. 表示されるメニューでNew Sound を選択し、 空のサウンドの状態にします。 [Ctrl]+[N] (Windows)または [Cmd]+[N] (Mac OS X)でこの状態にすることも可能です。 イントロセクション3. 1. 13. 1. 1 “セミモジュールデザイン”で紹介したようにパッチウインドウ は MYH-2CD のセミモジュラー内のサウンドの基礎を設定する為に使用します。 次でパッチ ウィンドウを紹介します。 ►► 同様のナビゲーションバーで、 パッチタブをクリックします。
パッチタブをクリックした状態です。
→→ パッチウインドウはナビゲーションバーの下に表示されます。
新規サウンド用パッチウインドウです。
MYH-2CD でサウンドを生成するには、 最低でもオシレータ モジュールを起動している必 要があります。 上記の図でもわかるように、 空のサウンドでも チャンネル A のサイン ウェーブ フォームを備えたオシレーターモジュールが起動しているはずです。 そのほか全てのモジュレ ーションスロットはフリーの状態です(モジュールスロットはモジュールを追加可能なパッチウイ ンドウのパッチウインドウ内のフレームエリアです)。 これはその他のモジュールスロットが起 動していないことを意味します。
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この状態でも、 このオシレータモジュール(Oscillator Module) を演奏することが可能です。 MIDI キーボードを演奏すると、 サインウェーブが発音し、 演奏した鍵盤の位置に対応したピッチで発 音するはずです。
% MIDI キーボードまたはコントローラーを使用していない場合は、 コンピュータのキーボード(QWERT) 、 また は各ウインドウにあるバーチャルキーボードを使用することも可能です。 バーチャルキーボードを起動するには、 MYH-2CD ウインドウの右上(NI ロゴの下)にある小さなキーボードアイコンをクリックします。 キーボードが ウインドウの下に現れここのキーを押すことで演奏することができます。
4. 3. 2 最初のモジュールの設定
ドライなサインウェーブはまだ強力な音ではありません。 目指しているサウンドは強いリードサ ウンドです。 まずオシレータ A 出使用しているウェーブフォーム を編集します(ウェーブフォ ームについては上記のセクション 3. 1. 43. 1. 4 “Waveforms(ウェーブフォーム)” を参照してくだ さい)。 設定方法は以下です。 ►► 小さなウェーブフォームダイアグラムの隣にある、 オシレータ A のウェーブフォームセレクタ ー(Waveform Selector) をクリックします。
サイン波(Sine) を表示している最初のオシレータのウェーブフォームセレクターです。 →→ ウェーブフォームセレクションダイアログ(Waveform Selection dialog) (Select or Create a Wave と表示されています) では有効なウェーブフォームのリストを表示 します。
リスト内のほかのウェーブフォームを選択すると、 ダイアログとオシレータモジュールの小さな波形 表示部も選択内容に合わせて変化します。 MIDI キーボード(またはコンピュータのキーボード、 バーチャルキーボード)で選択した波形を瞬時に演奏することが可能で、 サウンドが希望する音色 か確認することが可能です。 この方法で素早く必要なウェーブフォームを探すことが可能です。 ウェーブフォーム Square_real がリードサウンドに向いているでしょう。 すでにこのサウンド はシャープで強いウェーブフォームです。 ですからミックスに埋もれない強いリードサウンドを 作成することが可能でしょう。 ここではこの波形を使用します。
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1. ウェーブフォームセレクションダイアログで Square_real を選択します。 2. ダイアログの下で “OK” をクリックします。 →→ ダイアログが閉じ、 Square_real がオシレータ A に現れます。
4. 3. 3 他のモジュールの追加
セカンドオシレータの追加 ここではもう一つのオシレータを追加し、 サウンドにキャラクターを加えます。 設定方法は以 下です。 ►► オシレータ A の右で、 Osc B と表示されたモジュールスロット B の左の太線部分をクリッ クします。 →→ モジュールスロット B が起動し、 サイン波をロードした状態のデフォルトオシレータモ ジュールを表示します。 ここまでで、 オシレータ Aと B を装備したことになります。 このデフォルトサイン波を変更しましょう。 ►► オシレータ A で行った設定を繰り返し、 オシレータ B の Sine をウェーブフォームSaw_ filt2 に変更します。
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設定後は音声の確認を行うことを推奨します。 ここまでの設定で、 モジュールのオンオフを太線をクリ ックすることで行いモジュールがある場合とない場合での音声を比較してくださいモジュールをオフに
しても MYH-2CD は各設定を記憶しているので安心して比較を行ってください。
トランスポーズ調整 それでは、 オシレータ B をオクターブ分トランスポーズし、 2 つのサウンドを明確にします。 先ほ ど使用したウェーブフォームセレクターのすぐ下にあるフリークエンシーコントロール(Frequency control) (現在 0. 0000 と表示しています) をここでは使用します。
ウェーブフォームセレクターのすぐ下のフリークエンシーコントロールです(これはオシレータ B です)。 このパラメータでオシレータのピッチを変更します。
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フリークエンシーコントロールの性質は左のフリークエンシーメニューによって変わり、 ここでは Trans と設定します。 この内容は変更可能です。 詳細に関してはリファレンスマニュアルを参照してください。
1. フリークエンシーコントロールの右にあるダイヤ型のうちの左のダイヤをクリックし、 マウス をクリックしたまま 12. 0000 (12 セミトーン、 1 オクターブ分) と表示されるあたりまでドラ ッグし、 マウスを放します。 この設定で、 オシレータ B がオシレータ A よりも1 オクターブ 高い音を発音します。 2. 真ん中のダイヤを使用して 12. 1100 と調節します。
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→→ 微妙なデチューンによってサウンドに繊細なビートを作り出します。 これによってリード がより生き生きとします。 フィルターの調節 次にフィルターでサウンドを調節してハイフリークエンシーを削ります。 この作業を行うにはフ ィルターモジュール(Filter module)を使用します。 チャンネル A /B 両方を調節したいので、 このモジュールをパッチウインドウ下のマスターチャンネル(Master Channel)に設置します。 ►► マスターチャンネルの Filter と表示してあるモジュールスロット(Module Slot)の左の太線 部分をクリックしてフィルターモジュールを起動します。 シグナルフロー内の3つの起動したモジュールによってサウンドが生成されます。 各オシレータ ーからの音声がマスターチャンネルを通過し、 その後フィルターを通過します。 緩やかなフリークエンシースロープを備えたローパスフィルターで 5000 Hz以上の周波数をカ ットします。 設定方法は以下です。 1. フィルターモジュールで、 Type メニュー (Type と表示されています)をクリックします。 表 示されるメニューで、 LPF 2 Pole を選択します。 2. Type メニューの下でフリークエンシーコントロール(Frequency control)をダイヤを使用 して 5000 Hz に設定します。 このフイルターセッティングでサウンドの高周波成分が減り、 暖かみのあるサウンドとなります。 このまま以下のフィルター設定を続けます。 1. レゾナンスコントロール(Resonance control 、 フリークエンシーコントロールの下にある Res 、 と表y時された部分です)を0. 3 程度にしサウンドが少し明瞭になります。 2. 下のダンピングコントロール(Damping control dB と表示) を少しあげ、 フィルターによ る音量の低下を補います。 2. 5 dB 程度に調節するのがよいでしょう。 →→ これがここまでの設定でのフィルターの見た目です。
これで よい具合のフィルターサウンドを得ることができました。 フィルターフィードバックの使用
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MYH-2CD ではフィルターモジュールに強力な機能を新規搭載しました。 それはフィードバック (feedback)ループです。 このフィードバックループでフィルターのアウトプット成分を再インプットし、
その音声を出力します。 フィードバックには各フィルタータイプがあります(LPF 2 Pole、 LPF 4 Pole、 LPF 8 Pole、 Supercomb、 Allpass 2、 Allpass 4 、 Allpass 8)。
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ここまでで、 全てのフィルターパラメーターは、 メインパネル(Main panel)にあります。 フィード バックループセッテイングにアクセスするには、 専用パネルに切り替える必要があります。 設 定方法は以下です。 ►► モジュール上部の FB と書かれた部分をクリックします。
→→ モジュールパネルのメインパネルがフィードバックパネルへと切り替わります。 デフォルトではフィードバックは無効の状態で、 フィードバックモードメニュー(Feedback Mode menu) ではNormal と表示しています。 ここではフィードバック内容の全てを紹介しませんが( 詳細はリファレンスマニュアルを参照してください)、 ここではサウンドを少し汚す方法を紹介しま す。 そのためにはリングモジュレーションを使ったフィードバック方法を使用します。 1. フィードバックモードメニューをクリックします。 2. メニューで Ringmod を選択します。 →→ フィードバックパネルがこのフィードバックモードの設定画面を表示します。
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フィードバックパネルで様々な設定を試してください。 音声は非常に興味深い内容となります。
以下のフィードバック設定を試してください。 1. ウェーブフォームセレクター(Waveform Selector フィードバックモードメニューの下)をク リックし、 ウェーブフォームSquare_fractal を選択し、 “OK” をクリックして波形選択ダイ アログを閉じます。 2. ウェーブフォームセレクターで、 フィードバックのフリークエンシーコントロール を750 Hz に します。 これでサウンドが音程付のノイズ成分を含みます。 下のミックスコントロール(Mix control) を 使用してフィードバック量を設定します。 フィードバックループのアプリケーションはエンドレスです。 それらはフィルターに送られるオ ーディオ素材にもよります。 様々な設定を試してください。 詳細はリファレンスマニュアルを参 照してください。
38 – MYH-2CD– クイックスタートマニュアル
4. 3. 4 サウンドの保存
編集内容を常に保存する習慣をつけておくとよいでしょう。 サウンドの詳細を設定する前に保 存しておきましょう。 サウンドをKORE SOUND形式 (*. ksd)で保存するには以下の手順を行 ってください。 1. ナビゲーションバーで Save As ボタンをクリックします。 Save As ダイアログが開きます。 2. 使用しているシステム内でサウンドを保存するフォルダを選択します。 デフォルトでは、 MYH-2CD は保存先として“My Sounds” フォルダを表示します。 KORE SOUND フ ァイル名称を入力し、 例えば、 “My Lead Sound”とし“Save”をクリックします。 →→ サウンドが保存されました。
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MYH-2CD が指定するフォルダ、 またはその中のサブフォルダにサウンドを保存することを推奨し ます。 これによりサウンドは自動的にMYH-2CD データベースに認識され、 ファクトリーライブラ
リのサウンドと同様にブラウザで使用することが可能となります。
4. 3. 5 フィルターのモジュレート
サウンドの編集を続けましょう。 サウンドを更に興味深い内容にする為に、 例えばフィルター フ リークエンシーをモジュレートします。 “モジュレート、 変調、 modulate” はコントロールシグ ナルによるパラメータの自動変調を意味します。 設定はモジュレーションソース(コントロールシ グナル)とモジュレーションターゲットを設定することから始めます。
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モジュレーションのコンセプトに関してはセクション 3. 1. 23. 1. 2 “Modulation(モジュレーション)”を 参照してください。
エンベロープの役割 ►► ナビゲーションバーdえエンベロープタブ(Envelope tab )をクリックし、 エンベロープウイン ドウを開きます。
→→ MYH-2CD のインター フェイスがパッチウインドウからエンベロープウインドウに 切り替わります。
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ここでのモジュレーションターゲットは先ほど設定したフィルターモジュールのフリークエンシー コントロールです。 このパラメータをモジュレートするには、 エンベロープ(Envelope) をモジュ レーションソースとして使用します。
デフォルトでは 3 つのエンベロープがこのサウンド用にセットアップしていますこれらで各オシレ ータ A、 B、 C のシグナルアンプリチュードをコントロールします。 これらのエンベロープはエン ベロープウインドウの左下のエンベロープリスト(Envelope List、 Available Envelopes と表 示されています)にリスト表示されます。 このリストでは例えば 2 のオシレータのアンプリチュー ドエンベロープ Oscil A Amp と Oscil B Amp 等が表示されます。 エンベロープリストで選択したエンベロープはエンベロープウインドウのメインパートであるエン ベロープディスプレイ(Envelope display)に表示されます。 エンベロープディスプレイで各エンベロープは点を含んだ多角線または曲線となっています。 この線は時間軸に沿ってモジュレートするパラメータのレベルを表示しています。 パラメータレ ベルは垂直線上、 時間は水平線上で表示します。 エンベロープはモジュレートするパラメータ の値を表し、 サウンドは発音に伴いこの線をなぞってターゲットパラメータの値をこのエンベロ ープでコントロールします。 フィルターフリークエンシー用新規エンベロープの作成 ここではフィルターのフリークエンシーを調節します。 まずこのエンベロープを作成し、 リスト に表示させます。 ►► 左のエンベロープリストでNew Envelope ボタンをクリックします。 →→ 新規エンベロープダイアログ(New Envelope dialog)が開きます。 左にはパッチで起動しているモジュールと使用しているチャンネルが表示されます。 この左の項 目の選択内容によって中央の項目ではモジュレーションできるパラメータのリストを表示します。 1. 左の項目欄で Filter Master 2 を選択します。 2. 中央の項目欄でFilter Master 2 Freq を選択します。
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→→ 新しく追加されたエンベロープがエンベロープリストに選択した状態で表示されエンベ ロープディスプレイでも表示されます。 他のエンベロープを表示している場合は、 他の全てのエンベロープをエンベロープディスプレイ から隠してください。 例えば以下のように設定します。 ►► エンベロープリスト上のShow メニューから All Filter を選択します。
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こういった設定以外では、 エンベロープを複数表示しておくと、 各パラメータの変化を同期させる場合 に便利です。
ここまででフィルターのフリークエンシーコントロールの為のエンベロープの設定を行うことが 可能となります。 ブレイクポイント(Breakpoints) エンベロープ上には小さな四角が各所に配置されています。 これらの四角はブレイクポイント (Breakpoints)です。 このブレイクポイントは編集可能で、 エンベロープに新規ブレイクポイン トの追加、 ブレイクポイントの削除、 または再配置が可能です。 現在エンベロープは直線で、 ディスプレイの上部にあります。 言い換えると、 フィルター フリーク エンシーの値は演奏中はずっと最大値の状態となります (この最大値はフリークエンシーコント ロールで設定します。 セクション4. 3. 34. 3. 3 “他のモジュールの追加”参照)。 フィルターはノート発信直後は閉じておき、 その後起動する設定にします。 そのためには、 ブレ イクポイントを動かす必要があります。 設定方法は以下です。 1. 小さな四角(“A”と表示してあります) をクリックホールドし、 マウスを下方向にドラッグして選択し たブレイ クポイントのフリークエンシーコントロールが約 500 Hz を指す位置まで移動します。 2. モジュレーション開始を早くするにはそのブレイクポイントを左に動かします。
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変更したブレイクポイントを表示したエンベロープです。 Sound を演奏すると、 ノートを演奏した瞬間はフィルターが閉じている状態となり、 その後フィ ルターが開くことがわかるでしょう。 サウンドはすぐに暗い印象の音色となり、 モジュレーション がサイドサウンドを明るくします。 ブレイクポイントを自由に動かしてサウンドがどのように反 応するか試してください。
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エンベロープウインドウではエンベロープを加工する為の各ツールを装備しています。 紹介した例は 氷山の一角で、 エンベロープで自在にサウンドを変化させることができます。 エンベロープウインドウ
の各機能の詳細に関してはリファレンスマニュアルを参照してください。
ここまでで、 リードサウンドの設定は終わりです。 後はアトリビュートを設定しましょう。
4. 3. 6 サウンドへのアトリビュートの追加
クイックスタートのはじめで、 アトリビュート によるサウンド検索と、 ブラウザによるサウンド検 索について触れました(セクション4. 14. 1 “サウンドの検索とロード”)。 この機能を有効に使用 するために、 サウンドにアトリビュートを追加することを強く推奨します。 その結果サウンドを ロードする際には以下の手順を行うのみとなります。 1. ナビゲーションバーの Attributes タブをクリックします。 アトリビュートウインドウが開き ます。 2. アトリビュートウインドウの左でサウンドと関係するアトリビュートを選択します。 同様のカ テゴリで複数のアトリビュートを選択することも可能です(Instrument カテゴリでは複数選 択できません)。
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3. ウインドウの右で任意のメタインフォメーション(Meta Information)を入力します。 コメン ト フィールド(Comment Field) ではこのサウンドを使用するプロジェクト名称等の情報を 入力可能です。 4. ナビゲーションバーの Save をクリックします。 →→ 設定は以上です。 次回に行うサウンドの検索は、 数回のクリックで可能となります。
4. 3. 7 便利なヒント
ここではサウンド作成のために便利な 2 つのヒントを紹介します。 エディット メニュー(Edit Menu)の使用 各モジュールの左隅にはエディット メニュー(Edit Menu)があります。 ►► モジュールのどれかでエディットメニューをクリックします。 このメニューには各コマンドがあります。 •• モジュールの他のモジュールスロットへのコピー、 ペースト(エンベロープの有無を選択可能 です) 例えばオシレータモジュールでは、 チャンネル全体の内容を他のチャンネルにコピーペ ーストすることが可能です。 •• テンプレートライブラリ(Template Library) にモジュールの設定内容を保存しておき、 後で (同じサウンドまたは他のサウンドに)ロードすることも可能です。 •• 特定のモジュールにミューテーター(Mutator)を適用することも可能です。 (Mutator の詳 細に関してはクイックスタートのセクション 4. 24. 2 “サウンドの変異”を参照してください)。 これらのツールで複雑なサウンド作成作業の効率を急激に加速します。 これらのツールの詳細 に関してはリファレンスマニュアルを参照してください。 複数のウインドウの表示 複雑なサウンドを調整しながらウインドウの切り替えが面倒と感じたことはありますか?スタン ドアローンの MYH-2CD にはこの問題を解消する機能あります。 ►► ナビゲーションバーで各タブ(Patch、 Effect、 Wave、 Envelope または LFO)のどれか をクリックしながらコンピュータのキーボードでHold [Ctrl] (Windows)または [Cmd] (Mac) を押したままにします。 →→ すると、 対応するウインドウは閉じることなく、 同時に新しいウインドウを表示します。 コンピュータのスクリーンサイズによりますが、 更にウインドウを表示しウインドウを各所に配 置してサウンドの異なる部分の編集を同時に進めることが可能で MYH-2CD による作業ス ピードを加速します。
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この機能はスタンドアローンバージョンでのみ機能します。
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4. 3. 8 次は?
もちろんここでは MYH-2CD サウンド作成方法の一端しか紹介していません。 更に自分で サウンドの可能性を探求してください。 例えば以下の方法を行うのも一案です。 •• バックグラウンドで鳴るサウンド用のオシレータを追加してサウンドに更に深みを与える。 •• フィルターとエンベロープを追加してみる。 •• LFO を介したモジュレートを行ってみる。 •• マスターチャンネルで MYH-2CD エフェクトを使用してみる。 •• 等の、 様々な可能性をためしてください。 Don't hesitate to look inside Sounds from the MYH-2CD ライブラリのサウンドも活 用し、 自身のサウンド作成に役立ててください、 可能性は無限です。
4. 4 ウェーブフォームの作成とモーフィング
このセクションではウェーブフォーム(Waveforms)をウェーブモー フ(Wave Morph)機能を用い てモー フウェーブ(Morph Wave)を作成する方法を紹介します。 この機能でウェーブフォームを 自在にモー フします(例、 サイン波とノコギリ波を使用したモー フィング)。
4. 4. 1 モーフウェーブの作成
1. 空の新規サウンドを作成します(クイックスタートのセクションError!Reference source not found. ”参照)。 2. パッチウインドウで、 起動しているオシレータ(Sine 波を表示している小さな波形の右のエ リア)のウェーブフォームセレクター( Wavefo r m S e l e c to r) をクリックします。 ウェーブフォームセレクションダイアログ(Waveform Selection dialog)が有効な全てのウ ェーブフォームのリストを表示します。 3. ダイアログの上部で、 カテゴリ Morph Waves をクリックし、 下のリストから Miss Morphy を選択します。 4. New Wave ボタンをクリックして選択したモー フウェーブのコピーをロードします。 →→ MYH-2CD 波瞬時にパッチウインドウから新しくロードしたモー フウェーブを備え たウェーブウインドウ(Wave window)に切り替わります。
44 – MYH-2CD– クイックスタートマニュアル
モー フウェーブ “Miss Morphy” をロードした状態のウェーブウインドウです。
ウェーブリスト(Wave List) ウインドウの左にはウェーブリスト(Wave List Editable Waveforms と表示されます)がNew Wave ボタンで作成した編集可能なウェーブフォームのリストを表示します。 ウェーブフォーム に手を加えていない状態では、 表示するウェーブフォームは一つのはずです。 この時点でウェーブフォームに名称を入力しておくと便利でしょう。 設定方法は以下です。 ►► ウェーブフォームの名称をクリックします。 現在の名称がハイライト表示されるのでそこに新 規名称を入力します。 名称を適用するにはコンピュータのキーボードの [エンター] を押します。
ウェーブリスト(Wave List)で葉新規名称を備えたウェーブフォームを表示します。
ウェーブリストの下にはウェーブユースエージリスト(Wave Usage List)。 このリストは現在ウェー ブリストで選択しているウェーブフォームのパッチ内の全箇所を表示します。 現在エントリーは Oscil
Main A 1つで、 “オシレータ A のメインウェーブフォーム”であることを意味し、 ウェーブフォームセレクターでここ をクリックしたことを意味します。 各所で同一のウェーブフォームを使用しているマルチレイヤーサウンドを使用し ている場合に、 この機能でどのウェーブフォームを使用しているか確認でき便利です。
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4. 4. 2 ウェーブフォームの編集
現在ロードしているMorph Wave を使用します。 他の Morph Wave のように、 これはウェー ブフォームの組み合わせで成り立っています。 ウェーブウインドウ(Wave window)の上部には、 Waveform、 Spectrum 、 Morph と大き く書かれたタブがあります。 これらでウェーブフォームページ( Waveform page)スペクトラム ページ(Spectrum page) モー フページ(Morph page), を開きます。
Morph Wave Selector と、 Waveform、 Spectrum、 Morph 各タブです。 Waveform ページ、 または Spectrum ページを起動した状態で、 3 つのタブの右にボタンが 表示され、 それらにはウェーブフォームと1 / 2 と番号がふってありこれをモー フウェーブセレ クター(Morph Wave Selector)といいます。 モー フウェーブセレクターで編集するウェーブフ ォームを選択します。 まず2 つのウェーブフォームのうちの最初のウェーブフォームを編集します。 最初のウェーブフォームの編集 まず 現在のウェーブフォームを削除します。 1. Waveform タブをクリックしてWaveform ページを起動します。 2. Morph Wave Selector で最初のウェーブフォームを選択しているか確認します。
選択されていない場合は、 “1” をクリックして選択します。 3. ウェーブディスプレイの上のトランスフォームメニュー(Transform menu) をクリックします。
4. 表示されるメニューで Clear を選択します。 →→ 表示されていたウェーブフォーム は水平のラインとなります。
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この削除はファクトリーライブラリの内容を削除するものではありません。 ここではオリジナルのモー フウェーブのコピーを使用しています。
1. ここからは、 新規ウェーブフォームを作成します。 ウェーブディスプレイ上の垂直線の一番 上には小さなハンドルがあります。 これはエディットアンカー(Edit Anchor)です。 これで 編集中はこのポイントでウェーブフォームを固定します。 操エディットアンカーのハンドルを クリックし、 マウスをホールドしたまま左に動かします。 これはウェーブフォームの左端が一 時的に固定されたことを意味します。
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2. Transform メニューの左にあるラインドローツール (Line Draw Tool)を選択します。
3. ウェーブディスプレイ(Wave display)をクリックし、 マウスをクリックしたままディスプレイ の右端へドラッグします。 この動作を行うと、 左端のポイント(エディットアンカーで指定し た点 )からマウスでドラッグした 位 置まで 線 が 描かれます。 マウスを放します。 Edit Anchorは自動的にマウスの位置まで移動します。 これが編集する為の固定点となり ます。 4. 同じようにディスプレイの任意の場所をクリックし、 マウスを左にドラッグしてマウスボタンを はなします。 →→ ここまでで、 左隅から右上に向かってノコギリ波を作画したはずです。 2 番目のウェーブフォームの編集 2 番目のウェーブフォームの選択方法 ►► モー フウェーブセレクター(Morph Wave Selector)の“2” と書かれたボタンをクリックします。
このウェーブフォームにはサイン波を使用します。 サイン波を手書きする必要はなく、 ウェーブ フォームライブラリからサイン波をロードします。 設定方法は以下です。 1. トランスフォ ーム メ ニュー ( Tr a n s f o r m m e n u ) で L o a d … を 選 択しま す。 すると、 ウェーブフォームセレクションダイアログ(Waveform Selection dialog)を開きます。 2. ここではモー フウェーブを必要とせずサイン波のみを使用するので、 カテゴリSimple Waves を選択し、 リストから Sine を選択し、 “OK”をクリックします。 →→ ウェーブフォームセレクションダイアログ(Waveform Selection dialog)を閉じ、 サイ ン波をロードします。 ここでロードしたウェーブの編集項目全てに触れることはしません。 例えば、 スペクトラムペー ジ(Spectrum page)の内容にはまだ触れていません。 ウェーブウインドウの全ツールと機能 の詳細に関してはリファレンスマニュアルを参照してください。
4. 4. 3 モーフィングの活用
ここまでの設定で 2 つの独立したウェーブフォームを作成しました。 ここからはこの各ウェー ブフォームを一つにまとめます。 ►► モー フタブ(Morph tab)をクリックして ウェーブウインドウをモー フページ(Morph page)に 切り替えます。 ここではWave 1 と Wave 2 の各ウェーブフォームを上部ディスプレイで表示しています。 下に はモー フウェーブ(Morph Wave) ウェーブフォームがあり、 今後はこのサウンドを使用します。
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パラメータ各を編集する際には常に MIDI キーボード等でそのサウンドを確認するとよいでしょう。 これによりサウンドの変化を常時確認することが可能です。
モー フページでは 2 つのパラメータを操作でき、 ウェーブフォームの両方ミックスし、 各ウェーブ を調整します。 後者はウェーブモー フィングが単なるクロスフェードとは異なることを立証しま す。 アンカーポイント(Anchor Points)を用いてウェーブフォームの波形を編集することも可 能で、 これらはウェーブフォームディスプレイにあるハンドルが付いた水平線を使用して編集し ます (上記のEdit Anchor と同様です)。 初めてMorph Wave を起動すると、 そこには 2 つのアンカーポイントがあります。 ここではア ンカーポイントを 3 つに増やし、 ウェーブフォーム内で使用します。 1. アンカーポイントメニュー(Anchor Points menu) はモー フページの左上隅にあり、 そこで 3 を選択してください。 2. アルファベットがふってあるハンドルをドラッグし、 (マウスのクリックドラッグ) Edit Anchors A を左端、 Edit Anchors B をディスプレイ中央、 Edit Anchors C を右に移動します。 ここからは、 アンカーポイントメニューの右にある、 トランジションコントロール(Transition control) を使用します。
トランジションコントロール(Transition control)
このコントロールの使用方法を把握するには、 ウェーブディスプレイを確認しながら異なる値を 試してください。 1. トランジションコントロールの最初のダイヤをクリックし、 マウスをクリックホールドしたまま 垂 直 方 向 に マ ウ ス を 動 か し て 数 値 を 5 0 に し ま す 。 各ウェーブフォームはモー フウェーブに 50 %作用し、 サインウェーブの特性とノコギリ波の 波形の成分を半分ずつ兼ね備えた波形となります。 2. 値を0 にしてください。 結果、 ウェーブフォームはノコギリ波となります。 3. 値を 100 にすると、 2 番目のウェーブフォームと同じ形になります。
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それぞれのウェーブフォームの異なる場所にエディットアンカーを配置すると、 モーフウェーブが興味 深い結果を示す場合があります。
4. 4. 4 次は?
モー フウェーブでいろいろなことを試すことが可能です。 •• モジュレーションソースや(LFO、 Envelope) MIDI (マクロコントロールとの併用)でこれら をコントロールすることも可能です。 •• 更にモー フウ ェ ー ブをLFO の波形と し て使用し、 サウ ン ドのパラ メ ータを コ ン ト ロー ル す る こ と も 可能です 。 •• 様々な可能性を試してください。 リファレンスマニュアルではウェーブウインドウの詳細を解説しています。
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4. 5 Aetherizer の活用
クイックスタートの終わりに、 MYH-2CD の新規エフェクトアーセライザー(Aetherizer)を紹 介します。 このエフェクトはサウンドに多大な影響を与えます。 ここではサウンド内でのマスタ ーエフェクト(Master Effect) の使用方法に付いても解説します。 ここではクイックスタートで作成した“My Lead Sound” を使用します(セクション4. 34. 3 “サウ ンドの作成” 参照)。 もちろん他のサウンドを使用することも可能です。
4. 5. 1 準備
まずはサウンド“My Lead Sound”をロードします。 サウンド“My Lead Sound”にアトリビ ュートを設定した場合は、 ブラウザのデータベースビュー(Database view)のアトリビュート Attributesを選択してください (クイックスタートのセクション4. 1 “サウンドの検索とロード”参照) 。 多くのサウンドを作成していない限りは、 他にサウンドを素早く見つける方法があるでしょう。 1. ブラウザウインドウ (Browser Window )を開きます。 2. Sounds ボタンをクリックしてデータベースビューをファイルツリービュー(File Tree view)に 切り替えます。
3. ブラウザの左でファイルツリーを表示している状態でMy Sounds フォルダを選択します。 右側では作成した全てのサウンドを表示します(“My Sounds”フォルダーに保存したサウン ドを意味します)。 このリストで素早く“My Lead Sound”を見つけることができるはずで す。 ロードするにはエントリをダブルクリックします。 これで、 “My Lead Sound” がロード されます。 4. ナビゲーションバーの Effect タブをクリックしてEffect ウインドウを開きます。 5. Effect スイッチをクリックしてエフェクトを起動します。
起動前のエフェクトスイッチです。
6. Effectスイッチの隣に、 エフェクトセレクター(Effect Selector) が表示され、 エフェクト のリストが表示されます。 ここでは Aetherizer ボタンをクリックします。
→→ これで Aetherizer を起動します。 エフェクトウインドウの下では Aetherizer のセ ッテイングを表示します。
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Aetherizer の各部を設定する前に、 ウインドウ上部のアウト プットセクションで、 ドライ/ウェ ットレベルコントロール(Dry and Wet Level controls)を調節します。 これらの 2 つのノブで エフェクト加工後/未加工シグナルのバランスをコントロールします。
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MYH-2CD のユーザーインターフェイスの各ノブの操作は、 クリックしマウスでホールドドラッグす ることで値を変更し、 任意の設定値に到達したらマウスを放します。
Aetherizer の加工音声のみを確認する場合は以下の設定にします。 1. ウェットレベルコントロールを 0 dB (右いっぱいの状態です)にします。 2. ドライレベルコントロールを -96 dB (左いっぱいの状態です)にします。 ここまでで、 Aetherizer の加工音声を確認可能となります。
4. 5. 2 Aetherizer のセットアップ
基本的に、 Aetherizer はグラニュラーディレイエフェクトで、 グレインレベルにフィードバック ループ機能が配備されており、 このフィードバックをポストディレイセクションに送信することが 可能です。 この解説が不明瞭な場合は、 以下の解説に読み進んでください。 •• このエフェクトはインプットされる音声を小さな音の粒に分割し、 様々な時間とレートでサン プルします。 •• 各音声はピッチシフターによって補正されます。 •• 各音声は Aetherizer のフィードバックループ内に送られます。 •• この音声はバンドパスフィルターまたはコムフィルターでフィルター処理され(どちらかを選 択)、 ポストディレイに送られます(ここでもフィードバックループとローパスフィルターを使 用することが可能です)。 プレディレイセクションで各グレインはステレオフィールド内でランダムにパン処理されます。 グレインレベルの加工音声もランダマイズ可能で内部(エンベロープ、 LFO)と外部(マクロコント ロール)の各モジュレーションソースによってコントロール可能です。 解説はここまでにして、 実際の音声を確認してください。 理解を深める為に、 各パラメータを以下の図のように設定し、 機能を確認してください(ここでは 殆どの設定値は最小値です)。
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素早く設定値を設定するには、 各ディスプレイをクリックし、 コンピュータのキーボードで値を入力して コンピュータのキーボードのエンターキーを押してください。
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マスターセクションの初期設定値です。
グレインセクションの初期設定値です。
トーンセクションの初期設定値です。
ウインドウの下で、 Aetherizer ディスプレイではグレインクラウド構造の図を表示しています。 ここでグレインの構造を確認してください。 •• ディスプレイにはライト ブルーの三角が真ん中の仕切り線上にあります。 この三角がクラウ ドのグレインを表します。 •• 更に近くを見ると、 小さなライト ブルーの父子が各グレインで確認できます。 これがサイズ を意味します。
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4. 5. 3 Aetherizer の活用
Aetherizer のディスプレイを確認しながらパラメータを調節しながら出音を確認していくこと により、 このエフェクトの操作方法になじんで下さい。
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サウンドの変化を確認するには、 同じトーンを発音しながら以下の操作を行ってください。
グレインの大きさの調節 Aetherizer の左のグレインセクションの下段のパラメータは、 グレインデュアレーション(Grain Duration)です。 このパラメーター で各グレインのサイズを設定します。 ►► 右のダイヤを使用して少しずつグレインの長さを大きくします。 目と耳で変化を確認してください。 •• グレインサイズが 0 より大きくなると、 クリック音を発音し始めます。 値が 1 に近くなる と、 クリック音声が通常の音声に近くなります。 グレインサイズを大きくするほど、 通常の音 声により近づきます。 •• Aetherizer ディスプレイでもグレインの変化を確認できます。 小さな青い部分が大きくなっ ていきます。 ►► 左のダイヤを使用してグレインの変化率をより大きくすることも可能です。 目と耳で変化を確認してください。 •• グレインデュアレーションの値が 10 になると、 グレンがお互いを覆いあい、 音声は連続した 一つの音声として確認可能です。 パラメーター値が大きくなるほど、 音声は大きくなります。 •• Aetherizer ディスプレイでは殆ど何も起こりません。 グレインはお互い重なり合い、 ディス プレイの中心で青い線として表示されます(グレインの重なりが大きくなるほど色も鮮やかに なります)。 ►► グレインデュアレーションが約 50 で変化がおきなくなります。
トランスポジションの活用 Aetherizer の右、 トーンセクション上部のパラメータはトランスポーズコントロール(Transpose control)。 名前の通り、 ここでグレインのトランスポジション(ピッチ)をコントロールします。 ►► 左端のダイヤを使用してトランスポジション値を左端のダイヤを使用してトランスポジション 値を変更します(セミトーン単位)。
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目と耳で変化を確認してください。 •• サウンドのピッチがごく普通に変化します。 •• Aetherizerディスプレイでもグレインを確認してください。 Aetherizer の垂直軸はグレイ ンのピッチを表示する為のものです。 全てのグレインのピッチを変更すると、 音声の重奏に向いており、 セミトーン以下の単位でデチュ ーンすることでオシレータ自体をデチューンする必要がなくなります。 これはマスターチャンネ ルでクラウドフィルターを使用する場合も同様です。 ここでは、 以下の方法を行ってください。 1. トランスポーズコントロールをゼロに戻します。 2. 右でランダムトランスポーズコントロールを徐々に上げてください。 目と耳で変化を確認してください。 •• グレインを微妙にランダムにピッチ変更した為音声に心地よいコーラスエフェクトが加わり ました。 値を 10 異常にすると、 ピッチ変化が顕著になり不協和音を含んだ音声となります。 •• Aetherizer ディスプレイでグレインを確認してください。
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ここでフリークエンシーコントロールを使用してグレインクラウド全体のピッチをずらします。
►► ランダム値は 50 程度にとどめてください。
詳細調整 グレインセクションに戻り、 Rate コントロールでグレインの精度を調節することも可能です。 レ ート(Rate)コントロールで1 秒に処理するグレインの数を設定します。 ►► 200 Hz までレートコントロールを徐々に上げます。 レートのモジュレーションはコーラス のモジュレーションと似ています。 目と耳で変化を確認してください。 •• グレイン同士が近づいていきます。 •• ある地点で、 ピッチが確認できなくなり代わりにサウンドの塊が確認できるようになります。 この時点でサウンドは重苦しくなってしまっています。 この状態を軽減するには以下の方法を とってください。 ►► グレインデュアレーションを 25 程度に戻し、 グレイン同士の重なりを軽減します。
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左上隅にあるエフェクトスイッチを時々オン/オフし、 加工音と未加工音の違いを確認してください。
フィルターの活用 現時点でサウンドは幅広いフリークエンシーレンジを保持しています。 ここでトーンセクション (Tone section)のフィルターを使用してグレインを処理してみましょう。 1. フィルタースイッチ(Filter Switch)をクリックしてフィルターを起動します。
2. 下に表示されるフィルターパラメータでフィルターモード(Filter Mode)メニューをBP にします。 目と耳で変化を確認してください。 •• Aetherizer ディスプレイではグレインの色が変わります。 この色が各グレインの周波数を 示します。 •• サウンドは大きな周波数帯を網羅したバンドパスフィルターで(BP ) フィルター処理されます。 フイルタースイッチの右の各パラメータでカットオフフリークエンシー(カットオフコントロール、 Hz) とレゾナンス(レゾナンスコントロール、 Q)を調節します。 ►► 各パラメータを使用してサウンドがどう変化するか確認してください、 対応する各ランダムパ ラメータも同時に試してください。
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例、 カットオフを 3000 Hz に調節し、 関係するランダムコントロールを 60 以下に設定、 レゾナンスを 高く設定すると、 よい結果を得られます。
►► フィルタークオンタイズ(Filter Quantize)を使用してどの周波数にランダムにフィルターを 適用するかコントロールすることも可能です。
►► Filter Quantize メニューからスケールを選択する際には、 フィルターのランダマイズに特定 の周波数のみを使用しているか確認してください。 最初のパラメータで中心周波数を設定し ます。 Hzのランダム値は 0% - 50%で、 周波数は徐々にテンプレート内に広がります。 50% 以上の周波数は徐々にテンプレートからはずれ、 最終的に完全にランダムになります。
54 – MYH-2CD– クイックスタートマニュアル
Aetherizer の機能の紹介はここまでにとどめておきます。 フィードバックコントロールや、 プ レディレイコントロール、 フィルタークオンタイゼーション、 マスターセクション等はまだ解説 を終えていません。 クイックスタートの解説ではあえて極端な設定例を例に挙げて解説しています。 しかし実際 は、 Aetherizer はその機能を非常に微細に使用することで最適な音声を得ることができます。
4. 5. 4 次は?
ここまでが、 Aetherizer エフェクトに関する (by the way, the Aetherizer is only one of the six available Effects in MYH-2CD)紹介です。 この機能/パラメータを更に試し、 様 々な音声の表現に役立ててください。 ここではアイディアとしてその設定例を挙げておきます。 •• Aetherizer をさまざまなオーディオ素材で試すことも可能で、 ここではモノフォニックサウ ンドを使用しましたが、 ( “My Lead Sound”) Aetherizer では例えばリズムサウンドで もその実力を発揮することが可能です。 ライブオーディオインプット音声に対して使用する ことも可能です。 •• モジュレーションも可能です。 殆ど全てのエフェクトパラメータは MYH-2CD の内部モ ジュレーションソース、 またはアサインしたマクロコントロールで外部 MIDI 機器、 またはホ ストオートメーションによってモジュレートすることが可能です。 この機能で非常に興味深 いサウンドを生成することが可能です。 •• サラウンド(Surround)セクションを使用してエフェクト内の空間を強調することも可能です。 •• マスターチャンネルでエフェクトを使用する代わりに、 クラウドフィルター(Cloud Filter、 Aetherizer の兄弟機能です) をモジュールに対して使用することも可能です。 リファレンスマニュアルでは Aetherizer の詳細解説をその他の MYH-2CD エフェクトとと もに行っています。
Aetherizer またはその他のコンポーネントを用いて気に入ったサウンドを作成したら、 他のユーザー とサウンドをシェアすることも可能です。 Native Instruments ウェブサイトの ABSYNTH ユーザ
ーライブラリでサウンドのアップロードや、 他の ABSYNTH ユーザーのサウンドをダウンロードすることが可能で す。 存分にサウンドシェアを楽しんでください。
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Index
Symbols
アーセライザー(Aetherizer). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 49 アトリビュート. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 オシレータ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 34, 36 オシレータチャンネル (Oscillator Channels). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 オシレータモジュール (Oscillator module). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 クイックスタート. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25 グラフィカルユーザインタフェース. . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15 コメント フィールド(Comment Field). . . . . . . . . . . . . 43 コンピュータのキーボード. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28 サーチリザルトリスト. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
サウンド 保存. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39 サウンドネームディスプレイ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28 サウンドミューテーション. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28 サンプルレート. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9 スタンドアローンアプリケーション. [. . . ] 15 メインパネル(Main panel). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38 メタインフォメーション (Meta Information). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43 モー フウェーブ(Morph Wave). 14, 44 モー フウェーブ(Morph Wave) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47 モー フウェーブセレクター (Morph Wave Selector). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46, 47 モジュール ミニパッチビュー(Mini-Patch View). [. . . ]
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