ユーザーズガイド APRILIA SCARABEO 200 2004
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マニュアル抽象的: マニュアル APRILIA SCARABEO 2002004
詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。
[. . . ] - Noale (VE)
安全に関するお知らせ 本マニュアル中使用されている以下の メッセージ表示は、それぞれ次のようなこ とを表します: 安全に関する警告のマークです。 この マークが車体もしくはマニュアルに 記載されている場合には、傷害の危険があ りますので注意してください。このマーク のあとに記されている事項を遵守しない と、本人、第三者および車体の危険を招く 恐れがあります。
テクニカルインフォメーション このマークの付いた作業は、 車体の 反対側からも行う必要があります。 特に指示がない限り、パーツの取り付けは 取り外し作業の逆の手順で行なってくだ さい。 " 右 " 及び " 左 " という用語は車体にライ ダーが通常の位置で乗っていることを前 提としたものです。 警告 - 注意 - 一般的注意事項 エンジンを起動させる前に本マニュアル をよく読み、特に " 安全運転 " の項は注意 を払って読むようにしてください。 本人または他人の安全は、運転者本人が危 険に素早く対処出来る事だけでなく、運転 しているマシンを十分に把握しているこ とがとても大切で、マシンのベストコン ディションや安全運転の基礎をよく知っ ていることはとても重要です。 路上を安 全、かつ適確に操作しながら走行するため に、車両に慣れるようにしてください。
★
第一版 : 2004 年 2 月 再版 : 2005 年 6 月
重大な傷害もしくは死亡の危険性がある ことを表します。 軽度の傷害もしくは車体への損傷の危険 性があることを表します。
重要事項
本マニュアル中の " 重要 " という用語は、大切なインフォメーション や使用上の注意のはじめに記されていま す。
発行と印刷 : DECA s. r. l. Via Vincenzo Giardini, 11 - 48022 Lugo (RA) - Italia Tel. +39 - 0545 216611 Fax +39 - 0545 216610 E-mail: deca@vftis. spx. com www. vftis. com 監修 : aprilia s. p. a. Galilei, 1 - 30033 Noale (VE) - Italia Tel. [. . . ] このフックは停車時の盗難防止用のみに 設計されたのもですので、車体を持ち上げ るのに使ったり、他の用途に使ったりしな いで下さい。
シートロックの掛け方・外し方 機能 シートロックの外し方 : ◆ 中央スタンドを使って車体を立てます。 ◆ キーをイグニッション・ステアリング ロックスイッチに入れてください。
ヘルメット収納トランク
◆
◆ ◆
重要事項
す。
◆
◆
キー (3) を押さずに回しま
キー (3) をシートロックの外れる音がす るまで時計と逆方向に回します。 ◆ キーを “”の位置まで戻します。 ◆ シート (4) を持ち上げます。 ◆ ・シートをロックするにはシートを下 げ、ロックが掛かるまで軽く押します (強く押しすぎないよう注意してくださ い) 。 車両を運転する前にはシートがロックさ れているか、よく確かめてください。
トランクオープニングロックにキーを 差し込みます。 キーを時計と逆方向に回します。 ヘルメット収納トランクカバー (5) を持 ち上げます。 ヘルメット収納トランクカバーを閉め るには、カバーを下げ、ロックが掛かる まで軽く押します。 (力を入れすぎない よう注意)
運転を始める前にトランクカバーが確実 にロックされているかをよく確認してく ださい。
取り扱いと維持管理
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小物入れスペース ハンドルの下、スクード内側にあります。 あけるには: ◆ シートロックの鍵穴にキー (1) を挿し込 みます。 ◆ キーを時計回りに回し、トランク(2)を 開けます。 トランクを閉める前に、中にキーを置き忘 れていないか確認してください。 トランク(2)は持ち上げ、押すと閉まり ます。キーは必要ではありません。 最大載積重量: 1, 5 kg
調節可乗客用シート 乗客用シート (3) は 3 段回、縦に調整する ことが出来ます。
- 全て前 (A); - スタンダード (B); - 全て後ろ (C).
ツールキット ツールキット (6) はシートの下に固定され ています。 ◆ シートを持ち上げてください。 17 ページ 参照(シートロックの掛け方・外し方) ツールキットの内容は:
- ツールケース - ドライバー “Fiat”タイプ l=128; - ドライバーハンド ; - アレンレンチ 3 mm - アレンレンチ 4 mm - ショックアブソーバー用レンチ - シール 12mm 付きスパークプラグ用レンチ 16x140 mm -スパークプラグ用レンチエクステンション: - スピンドル 8x120 mm - スクリュードライバー 45 mm
調整には: ◆ シートを持ち上げてください。 17 ページ 参照(シートロックの掛け方・外し方) どんな理由があってもスペシャルスク リュー(5)は操作しないで下さい。 この スクリューを勝手に操作すると安全性を 失う可能性があります。 ◆ ねじ (4) を緩めます。 ◆ シート (3) 好みの位置に合わせます。 ◆ ねじ (4) を締め付けます。
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取り扱いと維持管理
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主要部品 燃料 エンジン内で燃焼される燃料は、非常に燃 えやすく、危険なコンディションでは爆発 の恐れもあります。燃料補給やメンテナン スは換気のよい場所でエンジンを止めた 状態で行なってください。 火災や爆発を 避けるため、補給の間など燃料の蒸気の近 くで喫煙したり、炎、火花、その他、あら ゆる高熱物を燃料に近づけたりしないで 下さい。また、給油の際には注入口から燃 料をこぼさないように注意してください。 こぼれた燃料が熱いエンジン外壁に触れ ると引火する危険があります。万一燃料が 少しでもこぼれた場合には、エンジンを始 動させる前にその部分を完全に乾かして ください。燃料は暑さや太陽熱で膨張しま す。 決してタンクから溢れそうなほど一杯に は入れないでください。補給後は、キャッ プをよく閉めてください。 ホースを使用 して、燃料を他の容器に移すときなども、 口に含んだり、肌に触れたり、蒸気を吸っ たりすることを避けてください。
環境汚染を防ぐために、燃料を所定の場所 潤滑油
オイルを毎日使用したり、長い間使用した りすると、肌に危害をきたす恐れがありま す。 使用後は、必ず手をよく洗って下さ い。 メンテナンスの際はゴム手袋の着用をお 薦めします。 子供の手の届かない場所に保管してくだ さい。 環境汚染を防ぐために、オイルを定められ た場所以外に放置しないで下さい。 以外に放置しないで下さい。 子供の手の届かない場所に保管してくだ さい。 燃料はガソリン (4 Stars ) 、 または最 低オクタン価 95 (N. O. R. M. ) 及び 85 (N. O. M. M. ) の無鉛ガソリンを使用してく ださい。 燃料タンク容量 ( リザーブタンク含む )8, 9 リットル : タンク補助 : 2 リットル 燃料キャップの開け方: ◆ シートを持ち上げてください。 17 ページ 参照(シートロックの掛け方・外し方) ◆ 燃料キャップ(1)を回して開けます。 取り扱いには、十分注意してください。 オイルを撒き散らさないように注意して ください!整備中の部品やその周りにオ イルをつけないように注意してください。 オイルが付着した場合は丁寧に拭き取っ てください。液漏れや正常に機能しない場 合は、aprilia 正規ディーラーまでご相談 ください。 トランスミッション(変速機)オイル トランスミッションオイルのレベル チェックを 6000km(3750mi)ごとに行ない ます。 最初の 1000km(625mi)後、オイル交換を 行い、その後は、24000km(15000mi)ごと に行ないます。 点検と交換は、aprilia 社のオフィシャル ディーラーに連絡してください。
取り扱いと維持管理
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エンジンオイル エンジンオイルのレベルチェックは定期 的に行ってください。37 ページ参照 ( オイルレベルのチェックと補給 )
重要事項
5/W 40 という種のエンジン オイルを使用する。59 ページ参照(潤滑油 表)
ブレーキパイプがねじれていたり破損し たりしていないかよく確かめます。 子供の手の届かない場所に保管してくだ さい。 環境汚染を防ぐために、所定の場所以外に 液を放置しないでください。 ディスクブレーキ
エンジンオイルを補給する時は、 “MAX”レ ベルを越えないように注意します。 最初の 1000km(625mi)でオイル交換を行 ない、その後は :
- 6000km(3750mi) ごとに交換 - 定期的にオイルレベルのチェックと補給を します。
ブレーキオイル - 注意事項
重要事項
交換は、aprilia 社のオフィシャルディー ラーに連絡してください。
この車両は、フロント、リア 別々のディスクブレーキを装備していま す。 以下の説明は一つのブレーキ系統につい てですが、内容はフロント、リア共に共通 です。 ブレーキレバーの突然の抵抗やクリアラ ンスは、水圧回路システムに問題がありま す。 ブレーキシステムに問題があるときや通 常 の コ ン ト ロ ー ル が で き な い 場 合 は、 aprilia 社のオフィシャルディーラーに連 絡してください。 特にコントロールや維持管理などを行 なった後は、ブレーキのディスクとフリク ションの部品の埃や油汚れに十分注意し てください。
ブレーキは、安全を守る主機能です。常に パーフェクトのコンディションに管理し、 出発の前にチェックを怠らないようにし て下さい。 ディスクが汚れていればパッドも汚れ、そ の結果、ブレーキ機能に問題が起こること になります。パッドが汚れた場合は、すぐ に交換し、ディスクの汚れは、高度の油汚 れおとしを使用して拭き取ります。 ブレーキ液は、2 年ごとにアプリリア社オ フィシャルディーラーに依頼して交換し てください。
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取り扱いと維持管理
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オイルの液面が "MIN" マークの線より下の 場合: ブレーキオイル液面はブレーキパッドの 摩耗につれて徐々に下がってきます。 ◆ ブレーキパッドの摩耗を点検します。39 ページ(ブレーキパッドの磨耗の点検) 参照、ディスクの磨耗も点検します。 ブレーキパッドやディスクの交換が必要 でない場合は: ◆ オイルの補充を aprilia オフィシャル ディーラーにご依頼ください。
重要事項
この車両は、フロント、リア 別々のディスクブレーキを装備していま す。 以下の説明は一つのブレーキ系統につい てですが、内容はフロント、リア共に共通 です。 ディスクパッドが摩耗すると摩耗分を補 うためブレーキオイルが減ります。 ブレーキオイルタンクはハンドルカバーの 下、ブレーキレバーの傍にあります。 タンク内のブレーキオイルの量を定期的 にチェックして下さい。 ( ブレーキオイ ルの点検 ) 参照。またディスクパッドの摩 耗も定期的にチェックして下さい。 39 ペー ジ ( ブレーキバッドの磨耗の点検 ) 参照。 ブレーキ系統からのオイル漏れが見られ る場合は車体を使用しないでください。
ブレーキオイルの点検 ブレーキオイル量の点検には :
重要事項
◆ ◆ ◆
車両を床が安定していて平 らな場所に停車します。 中央スタンドを使って車体を立てます。 プラスチックの矢印カバーを外します。 ハンドルを切って、ブレーキオイルタン ク内のオイル液面が、窓(1)の“MIN” マークに平行になるようにして下さい。 ブレーキオイルタンク内のオイルの液 面がタンク外側の窓(1)の“MIN”マー クの線より上にあることを確かめてく ださい。 MIN = 最低レベル
ブレーキの効き具合を点検してください。 ブレーキレバーの作動範囲が極端に大き かったり、ブレーキの制動力が落ちたりし たときなどは、エア抜き作業が必要な場合 がありますので aprilia 正規ディーラーに ご相談ください。
◆
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冷却液
冷却液の量が規定レベル“MIN”以下のと きは車両を使用しないでください。 定期的、また長距離走行後には冷却液の液 量を点検して下さい。 2 年ごとに冷却液の交換を aprilia オフィ シャルディーラーにご依頼ください。 冷却液は有毒ですので決して飲み込まな いでください。 また、皮膚に付いたり目に入ったりすると 炎症の原因になります。 冷却液が皮膚に付いたり、眼に入ったりし た時は、流水で充分に洗い落とし医師の診 察を受けてください。誤って飲み込んだ場 合には吐き出してから喉、口を水で充分に 洗浄し、直ちに医師の診察を受けてくださ い。 環境汚染を防ぐために、所定の場所以外に 液を放置しないでください。 子供の手の届かない場所に保管してくだ さい。 熱くなっているエンジンに冷却液をこぼ さないよう注意してください。目にみえな い炎を発し火災の原因になります。 メンテナンスの際はゴム手袋の着用をお 薦めします。 冷却液の交換は aprilia 正規ディーラーに ご依頼ください。
冷却液は水 50%と不凍液 50%で作られて います。 この混合率の冷却液は通常の使用温度範 囲において最適であり、また防錆効果も良 好です。 この混合率の冷却液は蒸発による減少が 小さく、したがって補充回数も少なくてす みますので、夏季も含めて一年中この混合 率を維持するようお薦めします。 また、蒸発によってラジエーターの中に残 るミネラル結晶の発生も少なくなるため、 冷却系統の性能を維持することができま す。 外気温が 0 ゚ 以下になる場合は頻繁に冷却 系統の点検を行なってください。必要なら ば不凍液の混合率を ( 最大 60% まで ) 上げ てもかまいません。
エンジンに損傷を与えないよう、冷却液の 水は蒸留水のみ使用してください。 エンジンが熱い間は冷却液が加圧されて おり液温も高いのでエキスパンションタ ンクの栓 (1) を決して外さないでくださ い。冷却液が皮膚や衣服につくとひどい火 傷や衣類の損傷をおこすことがあります。
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取り扱いと維持管理
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冷却液の点検と補充 冷却液の点検や補充はエンジンが冷えて いる時に行なってください。 ◆ エンジンを停止し、冷めるまで待ちま す。
そうでない場合は: ◆ キャップ (1) を取らないで、まず緩める ( 時計と反対方向に 2 回転 )。 ◆ 中の圧力が抜けるまで数秒待つ。
重要事項
重要事項
◆
車両を床が安定していて平 らな場所に停車します。 前部インスペクションカバーを取り外し ます。42 ページ(前部インスペクション カバーの取り外し)参照 . ◆ 拡張タンク (2) にある液体のレベルが “MIN”と “MAX”の間にあることを確か める。 MIN = 最低レベル MAX = 最大レベル
キャップ (1) は息継ぎパイ プ (3)につながっています。息つぎパイプ (3) にカを加えたり、はずしたりしないで 下さい。
◆
キャップ (1) を回して取り外します。
補給するときは、 “MAX”のレベルを越えな いように注意します。越えてしまうと、 運転中に、液が外にこぼれ出す恐れかあり ます。 ◆“MAX”マークに達するまで冷却液を補給 する。59 ページ参照 ( 潤滑油表 )。 ◆ 注入口のキャップ (1) を元どおり締めま す。 冷却液が必要以上に消耗する場合やタン クがすぐ空になる場合は、回路に漏れがあ るかどうか確かめてください。 修理は aprilia 正規ディーラーにご依頼くださ い。 ◆ 前部インスペクションカバーを取り外し ます。42 ページ(前部インスペクション カバーの取り外し)参照 .
冷却液は有毒ですので決して飲み込まな いでください。 また、皮膚に付いたり目に入ったりすると 炎症の原因になります。 液体があることを確かめるために、指やそ の他のものを中に入れないで下さい。
取り扱いと維持管理
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反対に空気圧が低すぎると、タイヤの側面 (1)が路面に接する事があり、タイヤがフ レームからずれたり、外れたりする恐れが あり、車両の運転が非常に危険になりま す。 特に急ブレーキの際にはリムから外れる 定期的に室温でタイヤの空気圧を調べま す。56 ページ(テクニカルデータ)参照。 危険もあります。さらに、カーブでは車体 の横滑りを起こしやすくなります。 タイヤが熱くなっている時には正確な測 タイヤの状態が悪いと路面グリップ力や 定はできません。長距離走行前と後には必 操縦性を損ないますので、タイヤの接地面 ずチェックを行なってください。 や側面の状態、および摩耗を常に点検して 空気圧が高すぎると、通路の起伏に対処で ください。 きずハンドルを取られたり、クッショが悪 くなったりし、カーブでの路面保持性もな くなります。 タイヤ この車両は、チューブレスタイプのタイヤ を装備しています。
本車体用に保安基準認定を受けたタイヤ のうち、種類によっては摩耗度の表示を備 えたものがあります。摩耗度の表示にはい ろいろな種類がありますので、お買い上げ になったディーラーに聞き、使い方を調べ てください。タイヤの修理を受けた後は必 ずホイールバランスの点検を受けてくだ さい。 タイヤは古くなると硬化し、たとえ摩耗し ていなくても路面のグリップ力が落ちま す。このような時には新品と交換してくだ さい。 全体が摩耗していたり、 トレッドに 5 mm 以 上の亀裂があるような場合は、タイヤの交 換を依頼してください。 タイヤの修理を受けた後は必ずホイール バランスの点検を受けてください。 当社指定サイズのタイヤを使用してくだ さい。56 ページ参照(テクニカルデータ) 。 チューブレスタイヤのフレームにエアー テューブ付タイヤを利用したり、その反対 を行なったりしないでください。 タイヤの空気が急に抜けたりすることを 防ぐために、エアー注入バルブに、キャッ プがついているかチェックしてください。
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取り扱いと維持管理
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マフラー / 排気マフラー
騒音制御装置に勝手に変更することは禁 止されています。 車両所有者には法律で次のような項目が 禁止されています:
- 売却前、所有者に配送する前、または、所有 者が使用中のシステムや部品の修復、交換、 維持管理、騒音調査以外の取り外しや解除。 - 上記のシステムや部品の取り外し、解除を 行った後で車両を運転する。
交換作業、修復、維持管理、バランスを取 る作業は、とても重要です。これらのメン テナンスを確実に行うには、十分な装備、 知識、経験が必要とされますので、 aprilia 社のオフィシャルディーラーか資 格および経験を持つタイヤ交換所などで 行ってください。 新しいタイヤには、滑りやすいフィルムで カバーされている可能性がありますので 最初の数キロ間は注意して走行してくだ さい。 タイヤ表面に不適当な液体やオイ ルなどを塗らないでください。
タイヤ摩耗限界・溝の深さ (2): 前 : . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 mm ( 3 mm)
マフラー/防音排気口、サイレンサー・パ イプに錆や穴がないかチェックして、排出 システムが正常に働いていることを確か めてください。 排気装置が発する騒音が増大する場合に は、即刻 aprilia 正規ディーラーまでご相 談ください。
取り扱いと維持管理
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車両使用上の注意
走行前の点検
特徴 ブレーキオイルの点検 フロント・リアディス 機能が正常に働くか、レバーのアイドリング、ブレーキ クブレーキ オイル漏れの有無などを調べる。 パッドとプレート(後部のみ)の摩耗状態をチェックし ます。 必要な場合にはブレーキオイルの補給をする。 ページ
起動する前には毎回システムの安全性と 正常性を確かめるため事前チェックを右 側の表(事前チェック表)を参照しながら 行なってください。事前チェック怠った場 合には、本人以外にも他人および車両への 損傷をきたす可能性があります。 各機能コントロール法が明瞭でなかった り、疑問があったり、エラー部品を見つけ たりした場合は、aprilia 社のオフィシャ ルディーラーに、ためらわずに、連絡して ください。走行前の点検はライダーの安全 のためにとても重要です。短い時間ででき ますので必ず実施してください。
20, 39
ブレーキレバー アクセル
ホイール・タイヤ
ステアリング
ブレーキがやさしく働くことを調べる。 必要な場合は、接続部分に油をさす。 全てのステアリングポジションでアクセルがスムーズ に働くこと、開閉が完全にできることを調べる。必要 な場合は、調節を行なうか、油をさす。 タイヤの表面の状態、空気の圧力、着用状態、傷があ るかなどをチェックする。
左右の回転の仕方が均一で、スムーズに回転し、遊びや 緩みがないことを調べる。
43 24 19, 53 22, 27 14
中央・サイドスタン スムーズ機能すること、スプリングが常に正常の位置 ド に戻ることをチェックする。 必要な場合はジョイント部を潤滑します。 固定部品 固定された部分が緩んでいないか調べる。必要な場合 は調整、締め直します。 燃料タンク レベルを調べ、必要な場合は,補給を行なう。 つまりや漏れがないか調べる。 注入口のキャップが正しく閉まっているか調べる。 冷却液 液体のレベルが”MIN”と”MAX”の間であることを調 べる。 エンジンストップス 機能が正常に働くことを調べる。 イッチ (-)
ライト、各警告表 ライト、 警笛、 各システムが正常に働くことを調べる。 示、警笛、各電気シ 故障した場合には、電球を交換するか修理をします。 45 - 52 ステム
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取り扱いと維持管理 Scarabeo 125 - Scarabeo 250
3 2 1
6
エンジンの始動
◆
4
5
◆
排気中には吸引すると大変危険な一酸化 炭素が含まれています。閉め切った室内や 換気の悪い場所でエンジンを始動しない でください。上記の警告を無視すると、意 識の喪失、および窒息死にまで至る可能性 があります。 始動させるときには、車両に乗らないでく ださい。 サイドスタンドを立てた状態での始動は 避けてください。 ◆ エンジンを始動するには、まず、中央ス タンドを立てる。 ◆ ディマースイッチ (1) が“”の位置に あるか確認します。
エンジンストップスイッチ (2) を “” の位置に押します。 イグニッションキー (3) を “”の位 置まで回します。
バッテリーの過度の消耗を 防ぐためにエンジン始動ボタン “”を 5 秒以上押し続けない ( 長期間停止後の始動 には 10 秒以上) でください。この間にエン ジンが始動しない場合は、10 秒間待ってか ら再度スターターボタン “” を押します。
重要事項
この時点で、計器パネル上に、エンジン油 圧警告灯“” (4)(赤) が、エンジンが 始動するまで点灯します。 ◆ フロントまたはリア、少なくともどちら かのブレーキ (5) をかけます。5 エンジ ンが始動しなかった場合は、スタート・ リレーに電源が正しく来ていないため です。
重要事項
車両を長期間使用していな い場合には、 29 ページ参照 ( 長期間停止後 の始動 ) に従ってください。
スターターモーターを損傷する危険があ りますので、エンジンが始動した後はス (6)を押さないでく ターターボタン“” ださい。 ◆ エンジン始動ボタン “”(6) を押す時 には加速をせず、エンジンが始動したら すぐボタンをはなします。
取り扱いと維持管理
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4
エンジン冷却時の始動 気温が低い (0 ℃前後 ) 場合にはエンジン 始動が困難な時があります。。 その場合は: ◆ アクセルグリップ (7) をゆっくり回しな がら、 5 秒間スターターボタン“”(6) を押します。 (B の方向 ) エンジンが始動した場合は アクセルグリップ (7) を戻します (A の方 向 )。 ◆ アイドリングが一定でない場合は、アク セルグリップ (7) を数回少しだけ回し様 子を見ます。
◆
7 6
◆
3、 4 秒以内にエンジンが始動しない場合 は 、 (B の方向 ) スターターボタン “” (6) を押しながら、ゆっくりアクセルグ リップ(7)を回します。
エンジンが始動した時点でエンジン油圧 力警告灯 “”(4) は消えなければなりま せん。 消えない場合やエンジンが正常に 作動している時に点灯した場合は、回路内 の油圧が正常でないことを意味します。 aprilia 社オフィシャルディーラーこの場 合は、エンジンをすぐ停止して、アプリリ ア社のオフィシャルディーラーに連絡し てください。. エンジンを壊す恐れがある ので、エンジンオイルが少ないままで、車 両を運転しないでください。 ◆ 発進するまで、少なくとも片方のブレー キレバーを引き、加速をしないでくださ い。
エンジンが温まらない間に急激な発進を しないでください。 汚染物質の排出や無 駄な燃料の消耗を防ぐために、数キロ間 は、速度を落として、工ンジンを温めるこ とに心がけてください。 エンジンが詰まった状態での始動 上記の手続き通りに始動をしなかった場 合や、キャブレーターおよび燃料吸入シス テムにガソリンが回りすぎている場合、エ ンジンが詰まることがあります。 詰まったエンジンを清掃するには: ◆ アクセルグリップ(7)を完全に回した 状態で、 スターターボタン “”(6) を 数秒間押し、エンジンを空回しさせま す。 (C の方向 ) 参照
エンジンが始動しない場合は 数秒待ち、もう一度エンジン冷却時の始 動をやり直します。 ◆ 場合によってはスパークプラグを取り 外し、湿気ていないか点検してくださ い。44 ページ ( スパークプラグ ) 参照。 ◆ もし、スパークプラグが湿気ている場合 は、ふき取り、乾かしてください。
◆
スパークプラグを取り付ける前に:
重要事項
◆
点火プラグの近く、シリン ダーの上に、オイルの跳ねを防ぐためのき れいな布を置いてください。 スターターボタン“”(6) を押し、加 速せずに約 5 秒間エンジンを始動したま まにしてください。
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取り扱いと維持管理
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発進と走行
重要事項
発進の前に " 安全運転のた めに " の章をよく読んでください。5 ペー ジ ( 安全運転のために ) 参照。
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長期間停止後の始動 車両を長期間使用していなかった場合は、 燃料回路が空で、始動システムが十分に準 備されていない可能性があります。 この場合は: ◆ 燃料回路が準備されるのを待つため、ス ターターボタン “” (6) を約 10 秒間 押します。
もし、運転中に計器パネルの燃料警告灯 リザーフ電源が “”(8) が点いた場合は、 入ったことを意味し、燃料があと 2 リット 燃料 ル残っていることを意味します。 の補給をすぐ行ってください。 19 ページ参 照(燃料) パッセンジャーがいない場合は、パッセン ジャー用フットレストが閉じていること を確認してください。また運転中は常に両 手でハンドルをしっかり握り、両足はフッ トレストに乗せておいてください。 決して変則的な姿勢で運転しないでくだ さい。 パッセンジャーが乗る場合には、運転中に ライダーのハンドル操作を妨げないように 注意を促してください。 発信の前に、スタンドが戻っていることを 十分に確かめてください。
8
発進の方法: ◆ アクセル (7)(A の方向 ) を放し、リアブ レーキを引き、車両を動かしてスタンド を下げます。 ◆ 車体にまたがり、安定を保つために、少 なくとも片方の足を地面につけておく。 ◆ バックミラーの向きを正しく調整しま す。 停止した状態でバックミラーの使用法に 慣れてください。ミラーの表面は凸面に なっているため、対象物までの距離が実際 よりも遠く見えます。" 広角視界 " のこの ミラーに慣れてないと、後方の車両との車 間距離を測るのが難しくなります。
取り扱いと維持管理
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極限での急ブレーキで転倒や横滑りする ことを避けるために、カーブに入る前に減 速するか、回し速度を保ったままブレーキ レバーを軽く握るか、または、軽く加速 します。 下り坂でブレーキを連続的に使うとブ レーキパッドが過熱し、制動力が弱まりま す。下り坂では必ずエンジンブレーキを活 用し、フロントおよびリアブレーキは断続 的に併用してください。エンジンを止めた 状態で傾斜を降りないでください。
◆
ブレーキレバーを放し、アクセルをゆっ くり回して加速すると、 (B の方向 ) 車両 が前に進み出ます。
エンジンが温まらない間に急激な発進を しないでください。 汚染物質の排出や無駄な燃料の消耗を防 ぐために、数キロ間は、速度を落として、 工ンジンを温めることに心がけてくださ い。
車両のコントロールを失う恐れがあるの で、続けて加速や減速を何回も繰り返さな いでください。 ブレーキをかける場合は、減速をし、平均 してブレーキがかかるように、ブレーキを かける力に注意しなから、両方のレバーを 閉めます。 フロントブレーキまたはリアブレーキの みを使用すると、ブレーキカが減少し、ひ とつのタイヤがブロックする可能性が高 まり、制御力を失う恐れかあります。 上り坂で停止する際は、速度を完全に落と し、両輪のブレーキを使用して車体を保持 してください。停止状態にエンジンを使用 すると速度変換器かオーバーヒートを起 す恐れがあります。
濡れた路面や滑りやすい条件ではゆっく りと走行し、スリップや転倒の原因となる 急ハンドル、急ブレーキを避けてくださ い。 路上の障害物や路面状態の変化には最大 限の注意を払ってください。荒れた路面、 鉄道のレール、マンホールの蓋、路上の塗 装表示、工事現場の鉄板などは雨に濡れる とスリップしやすく危険です。このような 場所では急なハンドル操作をせず、また車 体をなるべく傾けずに走行してください。
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取り扱いと維持管理
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停車 車線変更や方向転換の際には早めにウイン カーライトで意志表示をし、急なハンドル 操作や危険な運転を避けてください。車線 変更、方向転換した後は直ちにウインカー ライトを消灯してください。他の車両を追 い越したり、また、追い越されたりする間 は、最大限の注意を払ってください。降雨 時に大型車が作る水雲は、 視界をさえぎり、 急激な空気の移動にハンドルを取られる危 険性があります。 慣らし運転 最初の 1000km (625 mi) を走行した後、 所有者や他人または車両に危害を加えるの を避けるため、定期管理表の中にある“慣 らし運転終了“の頁にあるコントロールを 行ってください。 (34 ページ参照) エンジンの慣らし運転(ランニングイン ) は、エンジンを長持ちさせ、正しい性能を 引き出すためにとても重要です。 エンジン、サスペンション、ブレーキが効 果的にランニングインできるように、可能 であれば、たくさんカーブや丘のある道を 走ようにしてください。 以下の注意事項を守ってください: ◆ ランニングイン中もその後も、ロース ピードでアクセルを最高まで回さない。
◆
急ブレーキ、急停止、限界までのブレーキ などはできるだけ避けてください。 ◆ アクセルをゆるめ (A の方向 ) 徐々にブ レーキをかけ、車両を停止させます。 ◆ 一時停止中は、フロントまたはリア、少 なくとも一方のブレーキをかけておき ます。 パーキング
◆
重要事項
最初の 500km (312 mi) を過 ぎて初めて車両の最高能力を発揮でき、最 高速度への加速も可能となります。
◆ ◆
0-100 km (0-62 mi) 100km (62 mi) を過ぎるまでは、ブレー キのかけ方に十分注意して、急ブレーキ や長いブレーキングは行わない。 ディ スクブレーキのパッドが十分に馴染ま せるために重要です。 0-500 km (0-312 mi) 500km (312 mi) を過ぎるまでは、定めら れた最高速度の 80%以上は出さない。 長距離同スピードで走らない。 最初の 1000km (625 mi) を過ぎてから段 階をおいて スピードを上げていき、徐々に最高速度 までもっていく。
転倒を防ぐため、平面で安定した場所に駐 車してください。 車体を壁などに立てかけたり、地面に寝か せて置いたりしないでください。 車体の高熱を得ている部分が周囲の人々や 子供にとって危険にならないよう注意して ください。 エンジンがかかった状態や、イグニッショ ンスイッチにキーを挿し込んだ状態で放 置しないでください。 スタンドを使って停車している車両に乗 らないで下さい。
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7
2
3
◆
◆
車両を停車します。 31 ページ ( 停車 ) 参照 . エンジンストップスイッチ (1) を “” の位置におきます。
エンジンを止めた状態でイグニッション スイッチが “” の位置にあるとバッテ リーが放電する恐れかあります。
◆
鍵をイグニッションスイッチに入れたま まにしておかないで下さい。 ◆ ステアリングをロックし、 15 ページ参照 ( ステアリングロック )、鍵を抜き取り ます。 スタンドの立て方 31ページ(停車)を注意して読んで下さい。 中央スタンド 左のグリッブ (4) と乗客用クラブバー (5) をつかむ。 ◆ スタンドレバー (6) を下ろす。
◆
サイドスタンド ◆ 左のグリッブ (4) と乗客用クラブバー (5) をつかむ。 転落や転倒の危険があります。停車の状態 から発進の状態に持っていくために車体 を起こすとスタンドは自動的に元の場所 に戻ります。 ◆ 右足でサイドスタンド (7) を完全に開く まで踏み下げます。 ◆ サイドスタンドが地面に着くまで車体 を傾けます。 ◆ ハンドルを左側いっぱいに切っておき ます。 車体が安定しているか確認してください。
◆
キー (2) をイグニッションスイッチ (3) の “”の位置まで回します。(3) スタンドに車両を配置します。 (スタン ドの立て方)参照 .
重要事項
エンジンが止まった状態で は自動保持システムが作動しますので燃 料コックを閉める必要はありません。
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取り扱いと維持管理
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盗難防止のために
メンテナンス
ディスクブロックシステムを使用しない で下さい。この注意が守られなかった場合 は、ブレーキシステムを烈しく損傷した り、身体に重大な危害を与える、また場合 によっては死に至る事故を引き起こす危 険があります。 イグニッションスイッチにキーを挿し込 んだままにしないでください。常にステア リングロックをかけてください。 可能であれば、ガレージやガードマンのい る駐車場を利用しましょう。 aprilia 社のケーブル “BodyGuard” (オ プショナル)または、その他の盗難防止装 置を利用するのもよいかと思われます。 関係書類に手落ちがないか、また税金は納 入済みか確認してください。 下の欄に必要事項を記入しておくと、盗難 車が発見された場合の所有者確認に役立 ちます。 姓: . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 名: . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 住所: . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 電話番号: . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . このマニュアルに記入された事項のおか げで盗難車の所有者が確認されるケース がよくあります。
火災の危険があります。 電気系構成要素には、燃料及びその他の引 火物を近づけないで下さい。 車両の維持管理やチェックを行う前には 必ずエンジンを切り、キーを抜き、エンジ ンと排気システムが冷えるのを待ちます。 平面の安定した場所で、備えの装備を使用 して、車両を持ち上げて行います。 作業を開始する前に作業場の換気を確認 してください。 火傷の危険がありますので、熱くなってい るエンジンや排気系統に触れないよう充 分注意してください。 車両の部品などを口に含まないでくださ い。物質によっては、有害でとても危険で す。 車両の部品は有害物質です。 どんな理由が あっても部品を口に含んだり、噛んだり、 飲み込んだりしないで下さい。
特に指示がない限り、パーツの取り付けは 取り外し作業の逆の手順で行なってくだ さい。 メンテナンスの際はゴム手袋の着用をお 薦めします。 通常の維持管理は、所有者自身で行う事が できますが、特別な装備を使用し、技術的 知識が必要とされるときもあります。 aprilia 社オフィシャルディーラーアシス タンスサービスや技術的アドバイスが必 要な場合は、お気軽に aprilia 正規ディー ラーにご相談ください。適切で迅速なサー ビスをお約束します。 修復や定期管理の後は、 aprilia 社のオ フィシャルディーラーで、車両を路上テス トしてもらう事をお奨めします。 維持管理作業を行った後は、個人的に、 “事 前チェック”を行ってください。 26 ページ参照(事前チェック表)
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定期管理表 aprilia 正規ディーラーにて行なう作業 ( ユーザーでも実施可能なもの )
部品 リアショックアブソーバー バッテリー・電解液レベル 点火プラグ キャブレター・アイドリング エアクリーナー アクセル機能 ブレーキ機能 変圧器グリース ストップライトスイッチ 冷却液 エンジンオイル トランスミッション(変速機)オイル ライトシステム タイヤ / 空気圧 バッテリーターミナルボルトの締まり フロントサスペンション ブレーキパッドの摩耗 = 点検、清掃、調整、潤滑、必要な場合は交換など。 = 掃除、 = 交換、 = 調整 車両を雨の多い地方や埃の多い場所で使用する場合は、維持管理の回数を増やして行う。 2000 km ごと 毎月 1000 km 1000 km 6000 km / 16 ヶ月ごと : / 6000 km ごと : / 24000 km ごと : ランニングイン終了 [1000 km (625 mi)] 6000km(3750mi)ごと、 または8ヶ月ごと 12000km(7500mi)ごと、 または 16ヶ月ごと
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取り扱いと維持管理
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aprilia 正規ディーラーにて行なう作業
部品 最低気化量(一酸化炭素) 変換器のローラーとプラスチックガイド 変換器のベルト ステアリングのベアリングとステアリング エンジンオイルフィルター 車輪のベアリング 第二吸入口フィルター 変換器カバーエアーフィルター クラッチ・シュー バルブクリアランス ブレーキオイル フロントサスペンションオイル エンジンオイルフィルターと磁力スクリュー 変換器のローラーとプラスチックガイド ホイール・タイヤ ボルト、スクリュー、ナットの締まり エンジンヘッドナットの締まり バッテリーターミナルボルトの締まり ブレーキ液のこぼれ 燃料パイプ = 点検、清掃、調整、潤滑、必要な場合は交換など。 = 掃除、 = 交換、 = 調整 車両を雨の多い地方や埃の多い場所で使用する場合は、維持管理の回数を増やして行う。 2 年ごと 2 年ごと ランニングイン終了 [1000 km (625 mi)] 6000km(3750mi)ごと、 または8ヶ月ごと 12000km(7500mi)ごと、 または 16ヶ月ごと
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車体認識番号 フレームナンバーおよびエンジンナン バーをこのページに書き控えておくよう お薦めします。 フレームナンバーはスペアパーツをオー ダーする際に必要な場合があります。
フレームナンバー 車体番号は、車体中央のパイプに印刷され ています。 読み取るには前インスペク ションカバーをはずす必要があります。42 ページ(前インスペクションカバーの取り 外し)参照 . フレームナンバー ___________________
エンジンナンバー エンジン番号は、後部緩衝器の近くに印刷 されています。 エンジンナンバー ___________________
重要事項
これらの認識番号を改ざん することは重い刑事処罰および行政処罰 の対象になります。特にフレームナンバー を改ざんした場合は正規保証外の扱いに なります。
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取り扱いと維持管理
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◆
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◆
もう一度、計量スティック(3)を抜き取 り、スティックに残っているオイルのレ ベルを読み取る: MAX = 最高レベル MIN = 最低レベル "MAX" と "MIN" の液量差は約 200 cm³. です。 正しいオイルの量はオイルが“MAX”を 超えない程度です。
エンジンオイル量の点検と補充 19 ページ(潤滑油) 、33 ページ ( 維持管 理 )、59 ページ(潤滑油表)を参照。 ブレーキオイルの点検
◆
オイルの流れやオイル自体が冷え、作業 をしやすくするためにはエンジンを停止 して冷えるまで待ってください。
エンジンに重大な損傷を与える危険があ るので、液面が "MAX" マークを超えない、 また決して "MIN" マーク以下にならない よう注意してください。 ◆ 必要な場合は、補給を行ってください。 補給 注油口 (4) の中に少量のオイルを流し込 み、オイルパンの中まで一様に入り込む まで 1 分ほど待つ。 ◆ オイルレベルを測り、必要であれば補充 する。 ◆ オイルが正しい量になるまで、少しずつ 補給を続ける。 ◆ 補給終了後は、キャップ(3)をよく閉め る。
◆
重要事項
重要事項
◆
車両を床が安定していて平 らな場所に停車します。 中央スタンドを使って車体を立てます。
エンジンとマフラーは熱くなり、エンジン を切った後も熱が残ります。 これらの部 分に触れる時は、断熱手袋を使用するか、 冷えるのを待ってください。
前記の項の作業を怠るとエ ンジンオイルのレベルチェックが正しくで きない恐れがあります。 ◆ 運転手足下、マットの左側を少し持ち上 げます。 ◆ 左パッセンジャーフットステップを開き ます。 ◆ 3 本のオイルインスペクションカバー (2) 固定ねじ (1) を緩め外します。 ◆ オイルインスペクションカバー (2) を車 両左側から外します。 ◆ 計量スティック ( 1 ) のキャップをゆる めて抜く。 ◆ きれいな布を使用し、オイルのついてい る部分を拭き取る。 ◆ 計量スティック(3)をもとの注油口(4) に戻してキャップをよく閉める。
給油が足りないままや汚れたまま、不適当 なオイルで車両を運転しないでください。 部分的消耗を速め、取り返しの効かないダ メージを起す原因となります。
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エアクリーナー 33 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 エアークリーナーのチェックと掃除は、使 用状態にもよりますが、 6000km (3750 mi) ごとに行うことを推奨します。 車両を埃の激しい場所やぬれた場所で運 転する場合には、掃除や交換を頻繁に行わ なければなりません。 掃除の際はフィルターを車両から外さな ければなりません。
エアクリーナーの取り外し ◆ シートを持ち上げてください。 17 ページ 参照(シートロックの掛け方・外し方) ◆ ネジ (1) を回して取り外します。 ◆ 上部からフィルター (2) 全てを抜き取り ます。 ◆ ケース (4) から吸入スリーブ (3) を外し ます。 ◆ フィルター (5) を取り外します。 清掃 火災や爆発を防ぐために、フィルター部分 を洗う際にガソリンやその他 の可燃性溶媒を使用しないでください。 ◆ フィルター (5) を洗うには不可燃性溶 媒、または揮発性の高いものを使用し、 その後よく乾燥させてください。
◆ ◆
表面全てにフィルター用オイルを塗布 してください。 排出ホース (6) の下部に汚れが残ってい ないか調べてください。
重要事項
◆ ◆
もしフィルターの汚れが ホースに残っている場合は以下のように して取り除きます: キャップ (7) を取り外します。 容器の中に内容物を排出し、その後回収 所に持参してください。
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A
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ブレーキパッドの摩耗の点検 20 ページ (ブレーキオイル) (ブレーキディ スク) 、 33 ページ ( メンテナンス ) を参照。
重要事項
以下の説明は一つのブレー キ系統についてですが、前後輪ともに共通 です。 最初の 1000km (625mi) でまずブレーキパッ ド の 磨 耗 状 態 を チ ェ ッ ク し、そ の 後 は 2000km(1250mi) ごとにチェックを行って ください。 ブレーキパッドの摩耗は使用 状況、運転の仕方、道路状態などによって 変わります。 走行前には毎回、必ずブレーキパッドの摩 耗を点検してください。
ブレーキパッドの摩耗を簡単に点検する には: ◆ 中央スタンドを使って車体を立てます。 ◆ ディスクブレーキとパッドの間を目で 確かめます。 ランプと鏡を使って見ます。 前ブレーキキャリパー
- 左側パッド (A) を車両の前の下の方から見 ます。 - 右側パッド (B) を車両の前の上の方から見 ます。
パッドの消耗が進むと、パッドを支えてい る金属部分がディスクに触れ、金属音、 キャリパーから火花が出、ブレーキ効果、 安全性をも保てなくなります。 ◆ 摩擦材が(たとえフロント()またはリア1 個のパッドでも ) 1, 5 mm 程度の厚さまで に摩耗している ( もしくは摩耗の目安と なる溝が 1 本でも見えなくなっている ) 場合は両方すぐに交換してください。
- 前部用パッド (1) - 後部用パッド (2)
リアブレーキキャリパー
- 両バッド (C) とも後ろの上の方から見る。
交換は aprilia 正規ディーラーにご依頼く ださい。
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前後サスペンションの点検 33 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 前サスペンションのオイル交換は aprilia 社オフィシャルディーラー aprilia 正規 ディーラーにご依頼ください。正確で迅速 なサービスをお約束します。 12000km (7500 mi) または、2 年ごとにフ ロントサスペンションのオイル交換をし てください。 後部サスペンションの調整 後部サスペンションは、一組のダブルアク ション(圧縮/拡張)のショックアブソー バーで構成され、エンジンにサイレントブ ロックで固定されています。 ショックアブソーバーはスプリングに掛 かる負荷量を調整するために、リングナッ トが付いています。製造工場での通常の調 整では体重約 70kg のライダーを対象とし て行われます。 体重や位置が違う場合は、 ツールキットにあるドライバーを使用し てリングナット (1) を調整してください。
◆
レンチを利用して、固定用リングナット をゆっくり緩めます (2)。
スプリングプレインストール後部サスペンショ ン調整表
調整用リングナットは 14mm 以上に締めて はいけません。それ以上にしてしまうと、 運転中、路面が少しでも凸凹しているだけ で安定性を失う可能性があります。 ◆ 調整リング (1) を動かして、ばねのプリ ロードを調整します ( 表参照 )。
スプリング 回転方向(矢 回転方向(矢 ナットの調整 印 A) 印 B) 機能 スプリングの スプリングの 圧力を増す 圧力を減少さ せる 態勢 車体は硬い 車体は柔らか い 道路の種類 道路の表面は 道路の表面は 平らかまたは 未知 普通 参考 乗客を乗せる 乗客なし
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中央インスペクションカバーの取り外し 33 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 ◆ 中央スタンドを使って車体を立てます。 ◆ ★2 本のねじ(1)をゆるめて取り外しま す。 取り扱いには、十分注意してください。突 起部を傷つけないように注意してくださ い。プラスチック部品や塗装部品は、掻き 傷をつけたり割ったりしないよう慎重に 扱ってください。 ◆ 中央インスペクションのカバー (2) を取 り外します。 元に戻すときは、正確に突起部が入るよう に注意してはめ込みます。
中央フェアリングの取り外し 33 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 ◆ 中央インスペクションカバーを取り外 します。 (中央インスペクションカバー の取り外し)項参照 . ◆ シートを持ち上げてください。 17 ページ 参照(シートロックの掛け方・外し方) ◆ ★ ネジ (3) を回して取り外します。 取り扱いには、十分注意してください。突 起部を傷つけないように注意してくださ い。プラスチック部品や塗装部品は、掻き 傷をつけたり割ったりしないよう慎重に 扱ってください。 ◆ フロントフェアリング (4) の後部をゆっ くり開離させます。 ◆ 前部からフロントフェアリング (4) を抜 き取ります。 元に戻すときは、正確に突起部が入るよう に注意してはめ込みます。
取り扱いと維持管理
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◆
フロントケース (4) を下のほうに引きな がら外します。
元に戻すときは、正確に突起部が入るよう に注意してはめ込みます。
フロントカバーの取り外し 33 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 ◆ 中央スタンドを使って車体を立てます。 ◆ ネジ (3) を回して取り外します。 取り扱いには、十分注意してください。 突起部を傷つけないように注意してくだ さい。 プラスチック部品や塗装部品は、掻き傷を つけたり割ったりしないよう慎重に扱っ てください。
フロントインスペクションカバーの取り 外し 33 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 ◆ 小物入れスペースを開けます。 18 ページ ( 小物入れスペース ) 参照 . ◆ ネジ(1)をゆるめて取り外します。 ◆ 前部インスペクションのカバー (2) を取 り外します。 元に戻すときは、正確に突起部が入るよう に注意してはめ込みます。
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取り扱いと維持管理
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エンジンアイドリングは約 1600 ± 100rpm でなければありません。この場合、後輪は 回転しません。 清掃が必要な場合は: ◆ 車両の前部左側からキャブレーターの右 側にある調整ねじ (1) 回します。 締めると (時計回り) 回転数が増えます。 緩めると(反時計回り)回転数が減りま す。
◆
アイドリングの調整 33 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 エンジンアイドリングに異変があるたび に調節を行います。 この作業を行うには; ◆ 通常のエンジン始動時温度にするため 数キロ走行した後、冷却液の温度を見ま す。15 ページ ( 冷却液温度計 “” 参 照 )、 それからエンジンを停止させます。 ◆ 中央インスペクションカバーを取り外 します。41 ページ(中央インスペクショ ンカバーの取り外し)参照 . ◆ フロントフェアリングを取り外します。 41 ページ (フロントフェアリングの取り 外し)参照 ◆ エレクトロニックタコメーターを 点火プラグのケーブルにつなぎます。 ◆ エンジンを作動させます。
調 節 終 了 後、エ ン ジ ン ア イ ド リ ン グ rpm に変更がないか、 アクセルグリッ プを回した後、自動的、スムーズに元の 位置に戻るかを確かめてください。
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そうでない場合は次に従ってください:
◆ ◆ ◆ ◆
重要事項
キャブレーターの調節レベ ルを変更しないように、エアー調節ねじは 触らないで下さい。 必要な場合は aprilia オフィシャルディー ラーに連絡してください。 アクセルグリップの調整 33 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 スロットルグリップの遊びはグリップ根 元の周縁で測定して 2 ~ 3 mm が適当です。
◆
◆
中央スタンドを使って車体を立てます。 保護ラバー (2) をずらします。 ロックナット (3) を緩めます。 遊びが適正になるよう、アジャスター (4) を回して調整します。 調整後、ロックナット (3) を締め、再度 スロットルグリップの遊びを点検しま す。 保護ラバー (2) を元どおりかぶせます。
遊びを調整した後は、ハンドルをどの角度 に回してもアイドリング回転数が常に一 定であること、また、スロットルグリップ は手を離すとスムーズに定位置に戻るこ とを確認してください。
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点火プラグ 33 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 スパークプラグは 1000 km (625 mi) 走行 ごとに点検し、また、6000km (3750mi) 走 行ごとに交換してください。 それ以外に も定期的にスパークプラグを取り外して 付着したカーボンなどを取り除き、必要な 場合は交換してください。 スパークプラグを取り扱うには : ◆ 中央インスペクションカバーを取り外 します。41 ページ(中央インスペクショ ンカバーの取り外し)参照 .
スパークプラグの取り外しと清掃: 火傷の危険がありますので、以下の作業は エンジンおよびマフラーが常温に戻って から行なってください。 ◆ スパークプラグ (2) からキャップ (1) を 取り外します。 ◆ 汚れを点火プラグからよく取り除き、ツー ルキットにあるスパナーを利用して、汚れ が入らないように注意しながら、点火プラ グを緩めて抜き取る。 ◆ 電極と中央の陶器部分にカーボンなど の汚れがついてないかよく確認し、必要 の場合は、点火プラグ専用クリーナーや 鉄線、金属ブラシなどを使用してきれい にする。
エンジンに埃を入れないために、空気を 強く吹き付けて埃を取る。 もし絶縁部にひび割れなどかある場合 は、電極が侵食したり、埃がたまったり するので、交換が必要です。 ◆ 電極間の距離を測ります。 この距離は、 0, 7 - 0, 8 mm でなければな りません。それ以上、以下の場合は、電 極を慎重に押し曲げて、この距離内に戻 す。 ◆ ワッシャーの状態も点検してください。 ワッシャーを取り付け、ネジ山をいため ないよう注意深くスパークプラグを手 でねじ込んでください。 ◆ 最後に、ツールキットにあるプラグレン チで 1/2 回転させワッシャーを押さえつ けます。 点火プラグのトルクの動き : ~ 18Nm(1, 8 ~ kgm)
◆
スパークプラグがしっかり締められてい ないと、エンジンがオーバーヒートして重 大な損傷を受けることがあります。必ず推 奨スパークプラグのみを使用してくださ い。56 ページテクニカルデータ参照。それ 以外のスパークプラグではエンジンの性 能が損なわれたり寿命が短くなったりし ます。 ◆ スパークプラグにキャップをエンジン の振動で外れたりしないようしっかり かぶせます。 ◆ 中央インスペクションカバーを取り付 けます。41 ページ(中央インスペクショ ンカバーの取り外し)参照 .
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取り扱いと維持管理
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バッテリー 33 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 最初の1000km (625 mi) 後と、その後、6000km (3750 mi) ごとに電解液のレベルと電極を点 検する。 火災の危険があります。 電気系構成要素には、燃料及びその他の引 火物を近づけないで下さい。 バッテリーの電解液は、有害かつ腐食性で 硫酸を含んでいるため、皮膚に接触すると 火傷する可能性があります。作業時は防護 服を着用し、顔や目もプロテクターを使用 してください。 皮膚に電解液がついた時は、大量の水で洗 い流してください。 目に電解液が入った時は、大量の水で最低 15 分間洗い続け、直ちに、眼科医に見せて ください。 飲み込んでしまった場合には、大量の水か 牛乳を飲み、それから、酸化マグネシア液 か植物性オイルを飲み、直ちに医者に見せ てください。 バッテリーは爆発性ガスを生ずるので、火 花、タバコなど加熱物は遠ざけてくださ い。
バッテリー充電中や使用中は周囲の換気 に注意し、充電中に発生するガスを吸わな いように気をつけてください。 子供の手の届かない場所に保管してくだ さい。 車両を傾け過ぎ、バッテリー電解液をこぼ さないように注意してください。 バッテリーケーブルの極性を決して逆に しないでください。 部品を損傷する危険がありますので、バッ テリーの取り付け及び取り外しは、イグ ニッションスイッチを “” の位置にし て行ってください。 バッテリーケーブルを接続するときは (+) を先に、(-) を後に接続します。 ケーブルを外すときは逆の順序で外しま す。 バッテリー液は腐食性です。 特にプラスチック部分に塗ったり、流した りしないよう気を付けてください。 “管理不要”というタイプのバッテリーを 取りつける場合は、専用の充電器(安定電 圧)を使ってください。 通常の充電器を使用するとバッテリーに 支障をきたす恐れがあります。
バッテリーを長期間使用しない時 バッテリーを15日間以上使用していない場 合、硫化を防ぐために、充電が必要です。 47 ページ参照(バッテリーの再充電) :
◆
バッテリーを外し、 46 ページ参照 ( バッ テリーの取り外し )、涼しく、乾燥した 場所に保管する。
特に冬期や長期間使用しない場合には、 バッテリーの劣化を防ぐため定期的に ( 毎 月 1 回程度 ) バッテリーの充電状態を点検 し充電してください。
◆
通常のバッテリーチャージャーを使用 して完全に充電する。47 ページ参照 ( バッテリーの再充電 )
車両に搭載したままの場合は、バッテリー ケーブルを電極から外してください。
取り扱いと維持管理
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バッテリーカバーの取り外し 45 ページ ( バッテリー ) を注意して読んで 下さい。 ◆ イグニッションスイッチが “”の位 置になっていることを確認します。 ◆ フロントカバーを取り外します。 42ページ ( フロントカバーの取り外し)参照 ◆ とめ具 (2) からヒューズケース (1) を取 り外します。 ◆ ネジ(3)をゆるめて取り外します。 ◆ とめ具 (2) を取り外します。 ◆ バッテリーの付いたままのカバー (4) を 抜き取ります。
ターミナルおよび電極の点検と清掃 バッテリーカバーを外します。左の項 (バッテリーカバーの取り外し)参照 . ◆ バッテリーケーブルのターミナル (5) お よびバッテリーの電極 (6) について次の 点を確認してください:
◆
バッテリーの取り外し バッテリーカバーを外します。左の項 (バッテリーカバーの取り外し)参照 . ◆ ケーブルはマイナスケーブル (-)、 プラス ケーブル (+) の順でバッテリーから取り 外します。 ◆ バッテリー息つぎパイプ (7) を外す。 ◆ バッテリー(8)を完全に取り外し、平面 かつ涼しく、湿気の少ない場所に置く。
◆
- 損傷などがなく良い状態であること ( また、 錆や付着物がないこと )。 - 中性グリースまたはワセリンで保護されて いること。
清掃が必要な場合は: ◆ ケーブルはマイナスケーブル (-)、プラ スケーブル (+) の順でバッテリーから取 り外します。 ◆ 金属製のブラシを使用して腐食部分を 全て取り除く。 ◆ プラスケーブル ( + )、 マイナスケーブル (-) の順で再びバッテリーに取りつけま す。 ◆ ターミナルおよび電極に中性グリース またはワセリンを塗布します。
取り出したバッテリーは安全で子供の手 の届かない場所に保管してください。 ◆ バッテリーカバーを取り付けます。左の 項 (バッテリーカバーの取り外し) 参照
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取り扱いと維持管理
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バッテリーの充電 バッテリーを取り外します。46 ページ (バッテリーの取り外し)参照 ◆ 容器のふたを外す。 ◆ バッテリ-電解液レベルをチェックし ます。左の項参照(バッテリー電解液レ ベルのチェック ). ◆ バッテリーを充電器に接続します。 ◆ アンペア数が 1/10A のチャージャーを使 用する。 ◆ 充電終了後、もう一度電解液レベルを調 べ、必要な場合は、蒸留水を補給する。 ◆ 容器のふたを閉めます。
◆
バッテリ-電解液レベルのチェック 電解液レベルのチェック方法: ◆ バッテリーカバーを外します。 46 ページ (バッテリーカバーの取り外し)参照 . ◆ 液体のレベルが、バッテリーの側面に書 かれている“MIN”と“MAX”との間であ ることを確認する。 そうでない場合は: 電解液の補給には、必ず蒸留水を使用し、 “MAX”のマークを超えないように注意 する。 ◆ 蒸留水を加えレベルを調整する。 充電後もしばらくの間ガスが発生し続け ますので、バッテリーは充電器から取り外 した後 5 ~ 10 分程度待ってから取り付け てください。
バッテリーの取り付け バッテリーカバーを外します。 46 ページ (バッテリーカバーの取り外し)参照 . ◆ バッテリーを元の場所に戻します。 ◆ バッテリー息つぎパイプ (1) を接続しま す。
◆
硫酸の蒸気を避け、 電気システム、 塗装部、 ゴム製部品などを腐食させないために、 バッテリー息継ぎパイプを必ず接続する。 ◆ プラスケーブル ( + )、 マイナスケーブル (-) の順で再びバッテリーに取りつけま す。 ◆ ターミナルおよび電極に中性グリース またはワセリンを塗布します。 ◆ バッテリーカバーを取り付けます。46 ページ(バッテリーカバーの取り外し) 参照 .
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ヒューズの交換 33 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。 欠陥のあるヒューズを修理して使わない で下さい。規格に合ったヒューズ以外は決 して使わないでください。ショートした場 合には電気系統に損傷を与えるだけでな く火災の危険もあります。 ヒューズかよく切れる場合 は、回路がショートしているか、オーバー ヒートしている可能性があります。 この 場合は aprilia オフィシャルディーラーに 相談してください。 電気システムが正常に働かない、エンジン の始動ができないなどの場合は、フューズ をチェックする必要があります。 まず、7, 5A と 15A のフューズをチェック し、その後、20A をチェックしてください。
エンジンオイルの点検は次の手順で行 なってください: ◆ フロントカバーを取り外します。 42 ペー ジ ( フロントカバーの取り外し)参照 ◆ ヒューズを一つずつ取り出し、フィラメ ントが切れていないか点検します (1)。 ◆ 可能であれば、交換する前にフューズが 切れた原因を発見する。 ◆ ヒューズが切れている場合は同じ電流 容量の新しいヒューズに交換します。
ヒューズの配置
- ヒューズ 7, 5A (2) イグニッションスイッチからエンジン始動 - ヒューズ 15A (3) イグニッションスイッチから全てのライト 系、クラクション - ヒューズ 20A (4) バッテリーからイグニッションスイッチ、 電圧調整器、クーラーファン
重要事項
重要事項
◆
スペアーのフューズを使用 した場合は、すぐに同じタイプの物を補充 してください。 フロントカバーを取り付けます。 42 ペー ジ ( フロントカバーの取り外し)参照
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取り扱いと維持管理
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スイッチ類の点検 この車両には次の 2 つのスイッチが付いて います:
-I リアブレーキレバー上にライトスイッチ。 -Iフロントブレーキレバー上にライトスイッ チ。
ヘッドライト光線の垂直調整 手早くかつ正確にヘッドライト角度を確 認するには車両を地面が平面で、垂直な壁 などから 10m 離れた場所に停車します。 ロービームを点け、車両にまたがり、ライ トの角度が水平より少し下を向いている 状態 ( 車両高さの 90%程度 ) であるかを 確認します。
ヘッドライト光軸の調整方法: フェアリングを取り外します。 ◆ ねじ (1) を調整するにはドライバーを使 います。
◆
aprilia 社オフィシャルディーラーアシス タンスサービスや技術的アドバイスが必 要な場合は、お気軽に aprilia 正規ディー ラーにご相談ください。適切で迅速なサー ビスをお約束します。
締め込む方向 ( 時計回り ) に回すと光軸 が上向きになります。 緩める方向 ( 反時計回り ) に回すと光軸 が下向きになります。
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電球 33 ページ ( メンテナンス ) を注意して読ん で下さい。
◆
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ウィンカーライト電球 (3) を軽く押し込 んで反時計回りに回します。
重要事項
◆
ソケット (4) 外れてしまっ た場合は、もう一度正確にねじとソケット がかみ合うようにしてはめ込みます。 ウィンカーライト電球を抜き取ります。
火災の危険があります。電気系構成要素に は、燃料及びその他の引火物を近づけない で下さい。 電球を交換する前にイグニッションス イッチが "" の位置に来ていることを確 認し、数分間待って電球を冷まします。ま た、きれいな手袋をはめるか、きれいな乾 いた布で電球を持つようにしてください。 電球の過熱や破裂の原因となりますので、 電球を指紋などで汚さないでください。損 傷を避けるために、電球を素手で触った場 合には、アルコールを使い指紋などの汚れ をふき取ってください。 配線ケーブルを引っ張らないよう注意し てください。
3 1
方向指示器の電球の交換 側項 ( 電球 ) を注意して読んで下さい。 交換の手順 :
重要事項
◆
電球の 2 本のガイドピンを ソケットのガイドに合わせながら、電球を 正しく挿入してください。 新品の同じタイプの物を正しく取り付 けます。
取りつけには:
重要事項 重要事項
◆
再取り付けの際はウイン カーカバー(2)がスロットに正しく取り 付けられていることを確認します。
次の項目は片方のインジ ケータ一について書かれていますが、両方 のインジケーターに有効です。 ネジ(1)をゆるめて取り外します。
また、ウィンカーカバー (2) を損傷しない よう、 ネジ (1) は気をつけて締めて下さい。
重要事項
電 球 を 交 換 す る 前 に、 ヒューズ点検を行ってください。 48 ページ 参照 ( ヒューズの交換 )
取り扱いには、十分注意してください。 突起部を傷つけないように注意してくだ さい。 ◆ ウインカーカバー(2)を取り外します。
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取り扱いと維持管理
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ヘッドライト電球の交換 50ページ(電球)を注意して読んで下さい。 ヘッドライトには以下の電球が取り付け られます。
- ハイビーム / ロービーム用電球 1 個 (1); - パーキングライト用電球 1 個(2)
ハイビーム ( ハロゲン)/ ロービーム電球 電球のソケットを取り出す際に配線ケー ブルを引っ張らないよう注意してくださ い。 ◆ 電球の接続部 (7) を引き、 電球 (1) から 外します。 ◆ ソケット (8) を時計と反対方向に回し、 パラボラから取り外します。 ◆ 電球(1)を抜き取ります。 取りつけには:
パーキングライト電球の交換 電球のソケットを取り出す際に配線ケー ブルを引っ張らないよう注意してくださ い。 ◆ ソケット (11) を引きながら取り出す。 ◆ パーキングライトの電球(2)を外し、同 じ種類の電球と交換する。
交換の手順 : ◆ ネジ(3)をゆるめて取り外します。
重要事項
◆ ◆ ◆
取り付けの際、ねじ (3) と (4) の位置は変えないで下さい。 ネジ (4) を回して取り外します。 枠 (5) を取り外します。 パラボラ(6)を抜き取ります。
重要事項
◆ ◆
重要事項
取り付けの際、パラボラ (6) を穴にきっちりあわせてください。
パラボラにある 2 箇所の穴 (9) がそれぞれのガイド (10) に正確に合う ように電球 (1) を取り付けます。910 ソケット(8)をパラボラにはめ込み、時 計方向に回す。 電球接続部(7)につなぎます。
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テールランプ電球の交換 50ページ(電球)を注意して読んで下さい。 テールランプには以下の電球が取り付け られます。
- パーキングライト / ストップライトの電球 1 個(1) 。 - ナンバープレートライト用電球 1 個 (2).
パーキングライト / ストップライトの電 球 ◆ 電球 (1) を軽く押し込んで反時計回りに 回します。 ◆ 電球を抜き取ります。
ナンバープレートライトの電球 ◆ 電球(2)を外し、同じ種類の電球と交 換する。
重要事項
重要事項
◆
交換の手順 : ◆ ねじ (3) を取り外します。 ◆ カバー(4)を取り外します。
電球の 2 本のガイドピンを ソケットのガイドに合わせながら、電球を 正しく挿入してください。 新品の同じタイプの物を正しく取り付 けます。
再取り付けの際はカバーが スロットに正しく取り付けられているこ とを確認します。
また、カバーを損傷しないよう、ネジ (3) は強く締め過ぎないでください。
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取り扱いと維持管理
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輸送の際の注意事項 作業を開始する前に作業場の換気を確認 してください。燃料の蒸気を吸い込まない よう注意してください。 作業場では煙草を吸ったり裸火を扱った りしないでください。 環境汚染を防ぐために、燃料を所定の場所 以外に放置しないで下さい。 ◆ 中央スタンドに車両を配置します。 ◆ エンジンを停止し、冷めるまで待ちま す。 ◆ タンク内にある燃料を十分収められる 大きさの容器を用意し、車両の左側に置 く。 ◆ 燃料タンクのキャップを外す。 ◆ 燃料を抜き取るには、手動ポンプかその 様な物を使用する。 燃料を空にした後は、キャップを閉めま す。 キャブレーターを空にするには: ◆ 中央インスペクションカバーを取り外 します。41 ページ(中央インスペクショ ンカバーの取り外し)参照 . ◆ フロントフェアリングを取り外します。 41 ページ (フロントフェアリングの取り 外し)参照 .
車両を運送する前に、燃料タンクとキャブ レターを空にし、乾燥させる必要がありま す。下項参照(燃料の抜き取り) 車両は運送中、燃料、オイル、冷却液など がこぼれないように、垂直に立て、しっか りと固定されていなければなりません。 故障した場合は、自分で車両を引こうとせ ず、専門の業者に助けを呼んでください。 燃料の抜き取り 19ページ(燃料)を注意して読んで下さい。 火災の危険があります。マフラーとエンジ ンが完全に冷えるまで待ってください。燃 料の蒸気は人体に有害です。
ホース (1) の先を容器に入れます。 車両の前部左側側面からキャブレー ター槽の下にあるねじ (2) をゆるめ燃料 を排出させます。 燃料が出終わった時点でキャブレーター は空になります。 ◆ ねじ (2) をきっちりと締め付けます。
◆ ◆
燃料を補充際に燃料が漏れないように、ね じ (2) をしっかり締めます。 必要な場合は aprilia オフィシャルディー ラーに連絡してください。 aprilia 社オ フィシャルディーラー .
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清掃 洗車後はブレーキシステムの摩擦面に 残った水分のせいでブレーキの効きが悪 くなることがあります。事故防止のために 早めにブレーキをかけるようにしてくだ さい。何度もブレーキを使用し、通常の状 態に戻るようにしてください。 事前チェックを行って下さい。 26 ページ参照(事前チェック表) 塗装部分の汚れや泥を取り除くには、低圧 のウォータージェットを使用する必要が あります。汚れた部分をよく濡らし、水と シャンプーを含んだ(水に対し 2 ~ 4%の 割合のシャンプー)スポンジで拭き取りま す。 その後、よく水をかけ、水分をシャモア革 で拭き取ります。 エンジンの表面の掃除は、脱脂液、筆や布 を使用して行います。 ライト類の洗浄は、中性洗剤及び水を含ま せたスポンジで表面を丁寧にこすり、水で 充分にすすいで下さい。 シリコンワックスで磨き上げるときは、よ く洗車・乾燥した後にしてください。 オパークカラーの塗装にペーストワック スを使わないでください。 夏の日光下での洗車を行わないでくださ い。洗い流す前にシャンプーが乾いてしま い、塗装部分に損害をきたす可能性があり ます。 車体のプラスチック部品の清掃には、 40 ℃ を超える液体は使用しないでください。 次の部分に高圧ウォータージェット、エ アージェット、蒸気ジェットなどを使わな いでください:車輪ハブ、両ハンドル上の コントロールユニット、べアリング、ブ レーキポンプ、計器とインジケーター、マ フラー、 フロントトランク・ツールキット、 イグニッションスイッチ / ステアリング ロ ッ ク、ラ ジ エ ー タ ー、燃 料 タ ン ク の キャップ、ライト系、電源類。 ゴム部品、プラスチック部品、シートなど の洗浄には中性石鹸を使用してください。 アルコール、ベンジン、溶剤などは使わな いでください。 シートにワックスなどを塗ると滑って危 険なので、使用しないでください。
次のような特殊な地域や条件下で車両を 使用した場合は頻繁に清掃を行なってく ださい: ◆ 環境汚染地域 ( 市街地、工場地区 )。 ◆ 塩分や湿気の多い環境 ( 海岸、熱くて湿 気の多い地方) ◆ 特別な環境・季節 ( 冬季は道路に塩や凍 結防止剤が撒かれた場合など )。 ◆ 車両に溜まった埃や車のタール、虫、鳥 の糞などをそのままにしておかない。 ◆ 木の下に車両を駐車しない。 季節によっては、樹脂や実や葉など塗装 部分に損害を起す物が落ちてきます。
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長期間の未使用 長期間使用の予定がない場合は、トラブル を避けるためにいくつかの注意が必要で す。 使用前にしなければならない点検を忘れ てしまう可能性もありますので、車両を停 車する前に、必ず、修復や主要チェックを 行ってください。 次の作業を行なってください: ◆ 燃料タンクとキャブレーターを空にし ます。53 ページ(燃料の抜き取り). ◆ 点火プラグを取り外します。44 ページ (点火プラグーの取り外し)参照 ◆ シリンダーに約ひとさじ (5-10cm3 ) の エンジンオイルを入れる。
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重要事項
点火プラグの近く、シリン ダーの上に、オイルの跳ねを防ぐためのき れいな布を置いてください。
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イグ二ッションスイッチを“”にし、 エンジンスターターボタン“”を数秒 間押して、オイルがシリンダーの表面に 程よく行渡るようにする。 シリンダーに掛けていた布を取り去る。 点火プラグを取りつける。 バッテリーを取り外す。 46 ページ参照 (バッテリーの取り外し) 、 45 ページ参照 (バッテリーの長期間不使 用) 車両を洗車し、乾かす。 54 ページ参照 ( 清掃 ) 塗装面をワックスで磨きます。 タイヤに空気を入れる。 56 ページ参照(テクニカルデータ) 規定の台を使用し、両方のタイヤが浮く ように車両を設定する。 直射日光の当たらない、涼しく乾燥した 温度変化の少ない場所に保管してくだ さい。
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湿気が入らないよう、マフラーの先端に ビニール袋などをかぶせて縛ります。 車体にカバーをかけてください。プラス チックや防水性の材質の物は避けてく ださい。
長期間使用しなかった後は カバーを取り、車両を清掃する。 54 ページ参照(清掃) ◆ バッテリーの充電状態を点検する。 47 ページ参照 ( バッテリーの再充電 ) バッテリーを取りつける。 47 ページ ( バッテリーの設置 ) ◆ 燃料を注入する。 19 ページ参照(燃料) ◆ 事前チェックを行って下さい。 26 ページ参照(事前チェック表)
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最初の数キロはスピードを押さえて、渋滞 のない場所で走り、慣らしてください。
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テクニカルデータ
寸法 全長. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 全幅. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] 発電機 ( 永久磁石 ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ハイビーム / ロービーム. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . パーキングライト. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 前後方向指示灯. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ]
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