ユーザーズガイド APRILIA SONIC 50 2002

Lastmanualsはユーザー主導型のハードウエア及びソフトウエアのマニュアル(ユーザーガイド・マニュアル・クイックスタート・技術情報など)を共有・保存・検索サービスを提供します。 製品を購入する前に必ずユーザーガイドを読みましょう!!!

もしこの書類があなたがお探しの取扱説明書・マニュアル・機能説明・回路図の場合は、今すぐダウンロード。Lastmanualsでは手軽に早くAPRILIA SONIC 50のユーザマニュアルを入手できます。 APRILIA SONIC 50のユーザーガイドがあなたのお役に立てばと思っています。

APRILIA SONIC 50のユーザーガイドをLastmanualsがお手伝いします。


Mode d'emploi APRILIA SONIC 50
Download

この製品に関連したマニュアルもダウンロードできます。

   APRILIA SONIC 50 1998 (3212 ko)

マニュアル抽象的: マニュアル APRILIA SONIC 502002

詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。

[. . . ] 6 ‹  DSULOLD VSD  1RDOH 9( 初版 : 2002 年 4 月 再版 : 2002 年 5 月、8 月、12 月 重大な傷害もしくは死亡にまで至る危険性 があることを表します。 競技用走行のための調整は組織された競技 会やスポーツ大会においてのみ可能であ り、道路交通から隔離された場所で、管轄 当局の許可のもとでのみ実施できます。 競技用走行のための調整を行った車体を 道路および高速道路で走行することは、 固く禁止されています。 告 - 注意 - 一般的注意事項項 エンジンを起動させる前に本マニュアル をよく読み、特に " 安全運転 " の章をよ く読んでください。 ライダーおよび他の人々の安全は、ライ ダーの反応の素早さや機敏さだけでなく、 モーターサイクルについての理解、モー ターサイクルの整備状態、また安全運転 のための基本的知識などに負うところが 大きいのです。路上を安全に、そして モーターサイクルを適確に操作しながら 走行するために、車両を良く理解するよ うお薦めします。 軽度の傷害もしくは車体への損傷の危険性 があることを表します 発行と印刷  '(&$ VQF 9LD 5LVRUJLPHQWR   /XJR 5$  , WDOLD 7HO     )D[     (PDLO GHFD#GHFDZHELW ZZZGHFDZHELW 監修  DSULOLD VSD YLD * *DOLOHL    1RDOH 9(  , WDOLD 7HO       )D[       ZZZDSULOLDFRP 重要: 本マニュアル中の“重要”という用 語は、大切なインフォメーションや使用上 の注意のはじめに記されています。 テクニカルインフォメーション このマークの付いた操作は、車体 の反対側からも行われる必要があ ります。 特に指示がない限り、パーツの組み付けは 取り外しの逆の手順で行なってください。 " 右 " 及び " 左 " という用語は車体にライ ダーが通常の位置で乗っていることを前提 としたものです。 !はシングルシーター ( ライダーのみの 輸送)として、設計、製造されています。 !にパッセンジャー、荷物、その他の物 体を載せることはできません。 本マニュアル中でパッセンジャー、荷物、 その他物体について言及されている部分 は、" にのみ関する部分です。 書類/工具入れカバーが ( パッセンジャー シートの代わりに ) 取り付けられている場 合は、" であってもパッセンジャーや荷 物などの輸送は禁止されています。 安全に関するお知らせ 本マニュアル中使用されている以下のメッ セージ表示は、それぞれ次のようなことを 表します: 安全に関する警告のマークです。こ D のマークが車体もしくはマニュアル に記載されている場合には、傷害の危険が ありますので注意してください。このマー クのあとに記されている事項を遵守しない と、あなた自身の、他者のもしくは車体の 危険を招きます。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 重要:このマニュアルは車体構成の一部分 とみなされ、中古販売の際にも車体ととも に販売されます。 aprilia は情報の正確さ並びに新しさに関 して最大限の注意を払って、このマニュ アルを作成しました。しかしながら、 aprilia 製品は常に開発改良の対象である ことを考えると、お手持ちの車体の特徴 と本マニュアルの記述が多少違うことが あるかもしれません。本マニュアルに記 載されている情報に関するどんな疑問点 も、aprilia 正規ディーラーにご相談くだ さい。 このマニュアルでは 詳 しく記 述 していな い点検や修理、aprilia 純正パーツ、アク セサリーパーツ、その他の製品の購入に関 してはもちろん、技術的アドバイスについ ても aprilia 正規ディーラーにご相談くだ さい。適切で迅速なサービスをお約束しま す。 aprilia 製品をお選びいただいたことにお 礼を申し上げ、快適なライディングをなさ れるようお祈りいたします。 このマニュアルの電子記憶、複製、流用に 対しては、全面的・部分的に関わらず、ま たその媒体、国籍を問わず、当社が権利を 保有しています。 重要: 使用する 国 の 現 行の 法律 によって は、公害防止及び防音規制にのっとり、定 期的検査を行う必要があります。 そのような 国 で車体を使用する ユ ー ザ ー は、以下のことを行って下さい: - その 国 によって 規定 された部 品 との交 換の際は、aprilia 正規ディーラーにお問 い合わせ下さい。 - 定期的検査を規定通り行って下さい。 重要: ご購入の際、 スペアパーツ認識ラベ ルに記載された車体 識別デ ータを下表に 記入してください。スペアパーツ認識ラベ ルはフレームの左側にあります。読み取る 際 はライダーシートを取り外してくださ い。75 頁 ( ライダーシートの脱着 ) 参照。 説明文中に出てくるシンボルの意味を以 下に示します: " RSV mille !RSV mille R # 自動点灯装置仕様車 $ オプションパーツ % 触媒コンバーター仕様 各国向け仕様: & イタリア ( 英国 * オーストリア , ポルトガル . [. . . ] 104 輸送の際の注意事項 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 105 清掃 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 105 長期間の保管 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 107 テクニカルデータ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 108 指定油脂類表 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 113 正規ディーラーおよびサービスセンター . . 114 正規輸入元 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 116-117 電装図 - RSV mille - RSV mille R . . . . . . 118 電装図 - RSV mille # RSV mille R # . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ) (- 仕様車にはありま せん ) オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 7) パッシングライト ( ( ) / LAP ボタン ( 多目的 ) 8) クラッチレバー 9) メーターパネル 10) フロントブレーキレバー 11) スロットルグリップ 12) スターターボタン ( . ) 13) エンジンキルスイッチ (/# - 0$)  I メーターパネル , 16758 各部名称 1) 2) 3) 4) 5) 6) ウィンカーライト・インジケーター ( ) ) グリーン ハイビーム・インジケーター ( ( ) ブルー タコメーター レッドゾーン・インジケーター ( PD[ ) レッド 燃料警告灯 ( 1 ) オレンジ サイドスタンド・インジケーター ( 2 ) オレンジ 7) デジタルディスプレイ・右側 ( 冷却液温度、デジタルクロッ ク、バッテリー電圧、ストップウォッチ、自動診断 ) 8) エンジンオイル警告灯 ( 3 ) レッド 9) ニュートラルポジション・インジケーター ( 4 ) グリーン 10) プログラムボタン 11) デジタルディスプレイ・左側 ( スピードメーター、キロ走行距離計、マイル走行距離計 ) オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  メーターおよびインジケーター一覧 名称 ウィンカーライト・インジケーター ハイビーム・インジケーター タコメーター ( 回転/分 - rpm) 機能 ) ウィンカーライトが作動中に点滅します。 ( ヘッドライトがハイビームの時やパッシングライト点灯の時に点灯します。 一分間あたりのエンジン回転数を表示します。 許容回転数を超えてエンジンを回さないでください。 55 頁 ( 慣ら し運転 ) 参照。 エンジンの回転数が設定されたレッドゾーンに到達した時に点滅します。回転数のカス タム設定の方法は 22 頁 [ レッドゾーンの設定 ( エンジン停止中に行なってください )] 参照。 max レッドゾーン回転数の設定が完了した時に点灯します。22 頁 [ レッドゾーンの設定 ( エ ンジン停止中に行なってください )] 参照。またイグニッションキーを "#" の位置に回 した時にも約 3 秒間点灯します。20 頁 ( デジタルディスプレイ ) 参照。 1 燃料タンク内のガソリン残量が約 4. 5 ± 1 リットル になったときに点灯します。 この場合はできるだけ速やかに燃料を補充してください。32 頁 ( 燃料 ) 参照。 2 サイドスタンドが降りている時に点灯します。 イグニッションスイッチを "#" の位置にあわせる度に点灯します。エンジンは入らない ので、LED が正しく操作するかどうか確認できます。 この段階で点灯しない場合は aprilia 正規ディーラーにご連絡ください。 エンジンオイル警告灯 3 エンジン始動後エンジンオイル油圧警告灯 LED "3" が点灯し続け る場合、または通常運転の間に点灯する場合は、エンジンオイル系 統 の油 圧 が適 当 な値 でないことを 示しています。この場合 はエ ン ジンを 直ち に 停止 し、 aprilia 正規ディーラーにご連絡ください。 レッドゾーン・インジケーター 燃料警告灯 サイドスタンド・インジケーター ニュートラルポジション インジケー ター デジタル ディスプレイ (km/h - MPH) 4 ギアがニュートラルポジションにある時に点灯します。 走行中の現在速度、平均速度、最高速度記録を ( キロメーターまたはマ イル単位で ) 選択表示できます。20 頁 ( デジタルディスプレイ ) 参照。 20 頁 ( デジタ ルディスプレ 走行距離計・キロメーター キロメーターまたはマイル単位で積算走行距離、区間走行距離を表示し イ ) 参照。 /マイル (km - mi) ます。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 名称 機能 エンジン冷却液の温度を表示します。20 頁 ( デジタルディスプレイ ) 参照。 イグニッションスイッチを "$" の位置にあわせた ままにしないで下さい。冷却ファンが、冷却液と は関係なく停止し、液温をさらに上昇させる原因となります。 CAUTION ( 右側 ) 冷却液温 度計 115-120 度 (239-248F) の温度が表示された場合には、エンジンを停止 し、イグニッションキーを "#" の位置まで回して、冷却ファンの解除 を行います。その後、イグニッションキーを "$" の位置まで回して冷 5 却液のレベルを点検します。39 頁 ( 冷却液 ) 参照。 ディスプレイに "LLL" と表示された場合には、走行を中止し、約 2 分間 エンジンを 3000 回転/分 (rpm) に保ち冷却液を循環させます。その 後エンジンキルスイッチを "0$" 側に押し、冷却液の量を点検してく ださい。39 頁 ( 冷却液 ) 参照。冷却液の点検後も "LLL" の表示が消灯 しない場合は aprilia 正規ディーラーにご相談ください。 デジタル ディスプレイ デジタルクロック バッテリー電圧 (V BATT) ストップウォッチ 表示内容の切 り換え手順に ついては、20 頁 ( デジタル ディスプレイ ) 冷却液温が許容値 (120 ℃ - 248°F) を超えて上昇 参照。 した場合には、エンジンに重大な損傷を与えるこ とがあります。 設定に従い、時刻を表示します。 20 頁 ( デジタルディスプレイ ) 参照 バッテリー電圧をボルトで表示します。 20 頁 ( デジタルディスプレイ ) 参照。 設定により、様々な時間計測が可能です。 20 頁 ( デジタルディスプレイ ) 参照 イグニッションスイッチを "#" の位置にあわせる度に、多機能ディスプレイ右側に、約 3 秒間 "efi" という文字が現れます。 自動診断 コンピューターボック それ以外の時に "efi" と表示された場合は、 スが何らかの異常を発見したことを示しています。 たいていの場合 エンジンは動作し続けますが性能は制限されます。 直ちに aprilia 正規ディーラーにご相 談ください。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  デジタルディスプレイ イグニッションキー (1) を "#" の位置に 回すと以下の表示が点灯します: ± レッドゾーン・インジケーター ( レッド )"PD[" (2)。 ± エンジンオイル警告灯 ( レッド ) (3) (3)。 この表示はエンジンがかかるまで点 灯し続けます。 タコメーターの針 (4) が設定したレッド ゾーン開始値 (rpm) まで上昇します。 約 3 秒後にレッドゾーン・インジケー ター ( レッド )"max" (2) が消灯し、タコ メーターの針 (4) が初期位置に戻ります。 多機能ディスプレイ右側に、"efi"(5) と いう文字が約 3 秒間現れます。 以上により各装置の動作チェックがなさ れます。 最初は 1000 km (625 mi)、その後は 7500 km (4687 mi) ごとに、右側ディスプレイに "SERVICE" (5a) と表示されます。その際は  定められた定期点検を aprilia 正規ディー ラーにご依頼ください。 59 頁 ( 定期点検整 備表 ) 参照。 "SERVICE" 表示 を ディス プレイから 消去 するには "LAP" ボタン (6) を押しながら 6 ボタンを約秒間押し続けてください。 イグニッションキー (1) を "#" の位置に 回したときのメーターパネル上の標準設 定は以下の通りです: 右側ディスプレイ:デジタルクロック (7)、℃単位の冷却液温度 (8)。 左側ディスプレイ:現在速度 km/h (9)、 トリップメーター 1 ( キロ単位 ) (10)、 積算走行距離計 (11)。 バッテリーや 30A メインヒューズを新た に接続したときには: ± タコメーターの針 (4) が時計回りに 12 ス テップ刻み、動作チェックをします。 ± 走行中の現在速度、平均速度、最高速度 記録の単位は "km/h" に設定されます。 ± 冷却液温 度の 単 位 は ℃ に 設 定されま す。 ± デジ タルクロ ッ クは ゼ ロに リセッ トさ れます。 ± レッドゾーン開始値は 6000 rpm ( 回転/ 分 ) に設定され、レッドゾーン・インジ ケーター ( レッド )"max" (2) が点灯しま す。 重要:必要に応じてセットしてください。 セグメントの表示確認テスト 7 ボタンと 8 ボタンを同時に押します。 ◆ イグニッションキー(1) を "$" から "#" の位置に回します。 ボタン 7 および 8 を放すまで、全セグ メント (13) (13a) が点灯し続けます。 km、mi (km/h、MPH) 表示の切り替え ( 左側 ディスプレイ ) ◆ オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 ◆ ◆ ◆ ◆ 7 ボタンを約秒間押し続けると、 左側デ ジタルディスプレイの表示 (12) 全体が 点滅します。 7 ボタンを離します。 8 ボタンを押すと距離単位が "km" から "mi" ("km/h" から "MPH") 、 またはその 反対に変わります。 選択した距離単位を設定するには 7 ボ タンを約 7 秒間押してください。 ◆ 最高速度記録 (14) および " トリップメー ター 1" (10) を表示するには、 8 ボタン を約秒間押します。ディスプレイ上に "V max" マーク (15)、 最高速度記録 (14)、 " トリップメーター 1" (10) が表示され ます。 ディスプレイ上に "AVS" マーク (18)、平 均速度 (16)、" トリップメーター 2" (17) が表示されます。 平均速度 (16)、" トリップメーター 2" (17) をリセットするには:"AVS" 表示画 面から 6 ボタンを約 1 秒間押します。 重要:平均速度の測定は " トリップメー ター 2" ( キロ/マイル単位 ) に基づいて います。 ディスプレイ上に表示される " トリップ メーター 2" (17) は最後にリセットされ てからの走行距離を表しています。 " トリップメーター 2" がリセットされて からの走行距離が 1000 km (625 mi) を超 えると、平均速度は正しく計算されませ ん。 ◆ 最高速度記録 (14) をリセットするには: "V max" 表示画面から 6 ボタンを約 2 秒間押します。 重要:最高速度記録は最後にリセットし た時以降の記録です。ディスプレイ上に 表示される " トリップメーター 1" (10) は最後にリセットされてからの走行距離 を表しています。 ◆ 現在速度、最高速度記録、平均速度の表示 切り替え ( 左側ディスプレイ ) 重要:現在速度以外の表示になっている 場合でも、走行を開始すると 2 秒後には 現在速度の表示に戻ります。 イグニッションキーを "#" の位置に回す と、ディスプレイ上に現在速度 (9) と、 キロ/マイル単位の区間走行距離計 ( ト リップメーター 1)(10) が表示されます。 " トリップメーター 1" (10) をリセットす るには:現在速度表示画面から r ボタン を約 6 秒間押します。 平均速度 (16) と " トリップメーター 2" (17) を表示するには再度ボタンを約 8 秒間押してください。 現在速度 (13) および " トリップメーター 1" (10) の表示画面に戻るには、 再度 8 ボタンを押します。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  レッドゾーンの設定 ( エンジン停止中に行 なってください ) エンジン回転数がこの設定値を超えると、 メーターパネル上のレッドゾーン・イン ジケーター ( レッド ) "max" (2) が点滅 します。 9 ボタンを 1 秒間以下押すと、タコメー ターの針 (4) が秒間だけ設定値を示した 後、元の位置に戻ります。 設定方法 : ◆ ◆ ◆ 9 ボタンを押した後すぐ離し、3 秒以内 に再び 9 ボタンを押します。9 ボタン を押している間、タコメーターの針 (4) が 1000 rpm ( 回転/分 ) を 1 ステップ として回転していきます。メーターの最 高 値 に 達 した後は 再 び ゼ ロから ステッ プを開始します。 希望の設定値に達するまで 9 ボタンを 押し続けてください。 9 ボタンを離し、3 秒以内に再び断続的 に押すことで、今度はタコメーターの針 (4) が 100 rpm( 回転/分 ) を 1 ステッ プとして回転していきます。メーターの 最高値に達した後は再びゼロからス テップを開始します。 重要:レッドゾーン開始値は 2000 rpm 未 満や 12000 rpm 以上には設定できません。 慣らし運転期間はエンジン回転数を推奨値 以上に上げないでください。55 頁 ( 慣らし 運転 ) 参照。 ◆ 希望する設定値に達したら j ボタンを離 します。そのままにしておくと 9 秒後 に設定値が自動的にメモリーされます。 重要:設定値がメモリーされたことは、 レッドゾーン・インジケーター ( レッド ) "max" (2) が点灯することで示されます。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 デジタルディスプレイ ( 右側 ) 右側デジタルディスプレイ ( 多機能 ) に は標準設定として、 冷却液温度℃ ( ゚ F)(8) およびデジタルクロック (7) が表示され ます。 重要:エンジンが暖機されていない状態 では ":" 表示が点滅します。 ; ボタンを押す度に下図のように表示内 容が切り替わります: 標準表示 : 冷却液温度 ℃、デジタルクロック ; バッテリー電圧 (V BATT) ; クロック設定時 ; クロック設定分 ; 温度単位設定 ℃ または ゚ F 標準設定 : 冷却液温度、デジタルクロック 冷却液温度 (8) は、右側ディスプレイ上 部に表示されます。 表示単位は ℃ または ゚ F が選択できます。24 頁 ( 温度単位 ℃ または ゚ F の設定 ) 参照。 ± 冷却液温度が 35 ℃ (95 ゚ F) 以下の時は右 側ディスプレイに ":" (8) 表示が 点滅します。 ± 右側ディス プレイが他の 表示 モードに なっている場合でも、冷却液温度が 115 ℃ (239 ゚ F) を超えると冷却液温度 (8) が 点滅します。 ± 冷却液温度が 130 ℃ (266 ゚ F) を超えると 右側ディスプレイに "LLL" (8) と表示さ れます。 130 ℃ (266 ゚ F) よりも低い温度で "LLL" と 表示される場合は電気系統の故障の可能性 があります。 この場合は aprilia 正規ディー ラーにご相談ください。 温度測定範囲 : 35 ~ 130 ℃ (95 ~ 266 ゚ F)。 デジタルクロック (7) は右側ディスプレ イの下部に表示されます。時刻の設定方 法は 24 頁 ( クロックの設定 時間 ) およ び ( クロックの設定 分 ) 参照。 バッテリー電圧 - V BATT ; ボタンを 1 回押すと、 右側ディスプレ イ下部にバッテリー電圧 (19) がボルト 単位で表示されます。ディスプレイ上部 には 冷却液温 度 (8) が 表示 されます。 ディスプレイに "V BATT" (20) と表示さ れます。バッテリーに正しく充電するた めには、 エンジンが4000 回転/分(rpm)、 ヘッ ドライトがロー ビ ー ム点灯 の状態 で、13 ~ 15 V でなければいけません。 ◆ オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  クロックの設定 時間 ◆ 度めの ; ボタンを押すと、 右側ディスプ レイ下部 ( デジタルクロック ) の " 時 " 表示セグメント (21) が点滅します。 ◆ " 時 " を変更するには、左側ハンドルグ リップの "LAP" ボタン (6) を押します。 ◆ " 時 " をセットするには ; ボタンを押し ます。 クロックの設定 分 ◆ 3 度めの ; ボタンを押すと、 右側ディス プレイ下部 ( デジタルクロック ) の " 分 " 表示セグメント (22) が点滅します。 ◆ " 分 " を変更するには、左側ハンドルグ リップの "LAP" ボタン (6) を押します。 ◆ " 分 " をセットするには ; ボタンを押し ます。 温度単位 ℃ または ゚ F の設定 4度めの ; ボタンを押すと、 右側ディス プレイ上部に ℃ または 。 F で示された 冷却液温度表示 (8) が点滅します。 ◆ 温度単位を ℃ から ゚ F へ、 またはその 逆に変更するには、左側ハンドルグリッ プの "LAP" ボタン (6) を押します。 ◆ 温度単位をセットするには ; ボタンを 押します。 ◆  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 ストップウォッチ ( 右側ディスプレイ ) ストップウォッチはサーキットでの周回 タイム計測などに利用できます。データ はメモリーされるので後で確認すること ができます。 " ストップウォッチ " モードでは以下の 機能は使用できません: ± 最高速度 "V max" ± 平均速度 "AVS" ± 区間走行距離 " トリップメーター 2" ◆ ストップウォッチモードにするには "LAP" ボタン (6) を押した後 7 秒以内に ; ボタンを押してください。 ◆ 計測を始めるには "LAP" ボタン (6) を押 して直ぐに離します。 ◆ 計測したタイムをメモリーするには "LAP" ボタン (6) を押します。 10 秒間は "LAP" ボタン (6) は機能しませ ん。この間ディスプレイにはメモリーさ れた最新タイム (23) が表示されます。 この 10 秒が経過した後、引き続き計測中 のタイム (24) の表示に戻ります。 ◆ 番めにメモリーされたタイム (25) を見 るには、計測モードから 8 ボタンを押 します。 ◆ "LAP" ボタン (6) を押すごとに順番にメ モ リ ーされたタイ ム が 表示 されます。 ディスプレイには L1, L2, L3, L4, (26) の ように表示されます。 ◆ 計測モードに戻るには 8 ボタンを押し ます。 重要:最大 40 件までのタイムがメモリー できますが、それを超えると "LAP" ボタ ン (6) は機能しません。 ◆ ◆ ス ト ッ プ ウォッチ モードを 終了 するに は "LAP" ボタン (6) と ; ボタンを押し ます。 右側ディスプレイ ( 多機能 ) には冷却液 温度 (8) とデジタルクロック (7) が表示 されます。 重要:エンジンが暖機されていない状態 では ":" 表示が点滅します。 自動診断 イグニッションスイッチを "#" の位置に 回したとき、約 3 秒間 "efi" と表示され ます。 それ以外の時に "efi" と表示された場合は、 コンピューターボックスが何らかの異常を 発見したことを示しています。たいていの 場合エンジンは動作し続けますが性能は制 限されます。 直ちに aprilia 正規ディーラー にご相談ください。  メモリーをクリアするには 7 ボタンと "LAP" ボタン (6) を同時に 2 秒間押し続 けます。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 主要操作装置 3) ディマースイッチ (< - =) ライトスイッチが " > " の位置にある時:このディマース イッチが ", 0( " の位置にある時はハイビームライト が、" /' " の位置にある時はロービームライトが点灯 します。 3) ディマースイッチ (< - =) ", <, " の位置にある時は常にパーキングライト、メー ターパネルライト、ロービームライトが点灯しています。 " 0( " の位置にある時はハイビームライトが点灯しま す。 4) ライトスイッチ (> - + - ● ) ( -, 仕様車にはありま せん ) このスイッチが " ● " の位置にある時はすべてのライトが 消えています。" + " の位置にある時はパーキングライ トとメーターパネルライトが点灯します。" > " の位置 にある時はパーキングライト、メーターパネルライト、 ロービームライトが点灯します。 左側ハンドルグリップ 重要:インジケーター、ライト等の電装パーツはイグニッショ ンキーが "2" の位置にないと機能しません。 1) 警告ホーンボタン (*) このボタンを押すと警告ホーンが鳴ります。 2) ウィンカーライトスイッチ ()) 左側にターンする時は左へスイッチします。右側にターン する時は右へスイッチします。 ウィンカーを停止するにはこのスイッチを押します。 ディマースイッチによりハイビームに切り替えが可能です。 5) パッシングライト ( ( ) / LAP ボタン ( 多目的 ) 重要 : 機能設定に関しては 20 頁 ( デジタルディスプレイ ) 参照。 緊急時や合図が必要な時にこのボタンを押すとパッシングラ イトが点滅します。もしくは右側デジタルディスプレイの機 能を切り替えるのに使用します: ± デジタルクロックの時刻設定。 ± 冷却液温度の単位設定 ( ℃ または ゚ F)。 ± ストップウォッチ。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 ライトスイッチ(>, -, +, -, ●)の位置に関わらず、ボタ ンを押すとパッシングライトが点灯します。 重要:ボタンを放すと、パッシングライトが消灯します。 6) チョークレバー (&) 寒冷時のエンジン始動には、このチョークレバー "&" を引 き下げてスターターを作動させます。 エンジンが始動したらチョークレバー "&" を元の位置に戻 してください。 右側ハンドルグリップ 重要:インジケーター、ライト等の電装パーツはイグニッショ ンキーが "#" の位置にないと機能しません。 7) エンジンキルスイッチ (/ # - 0 $) 走行中には絶対にこのエンジンキルスイッチ "/# - 0$" を 操作しないでください このスイッチは安全のため、または緊急時に使用します。 パーキングスイッチが "/#" の位置にあるときはエンジンを 始動できます。"0$" の位置に押すとエンジンが停止します。 8) スターターボタン (. ) このスターターボタン ". " を押すと、スターターモータが 作動しエンジンを始動させます。エンジン始動の手順につい ては 49 頁 ( エンジンの始動 ) 参照。 エンジンが停止していてもイグニッションスイッチが "/#" の 位置にあるとバッテリーが放電します。 エンジン停止後はイグニッションスイッチを "0$" の位置に 戻してください オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  キー位置 機能 キーの抜取り 抜取り可能。 ステアリン グがロック され、エン ステアリン ジン、ライ グロック ト共機能し ない。 % $ # イグニッションスイッチ イグニッションスイッチ (1) は両ハンドル バーの中央部に位置しています。 重要:イグニッションキーはイグニッショ ンスイッチ/ステアリングロックの他に、 燃料 タンク キャッ プ、書類/工具入 れの キーも兼ねています。 納車 時 には 計 2 本の キ ー (1 本は スペ ア キー ) がついています。 重要:スペアキーは車両と別の場所に保管 してください。 N 走行中は絶対にキーを "%" の位置に回さ ないでください。車体のコントロールを失 う危険があります。 機能 ステアリングロックは次の手順で行なっ てください : ◆ ◆ ◆ ◆ エンジン、 ライト共機 能しない。 エンジン、 ライト共機 能できる。 抜取り可能。 抜取り不可能。 ステアリングロック AUXILIARY EQUIPMENT ハンドルを左側いっぱいに切ります。 キーを "$" の位置に回します。 キーを押しながら "%" の位置に回しま す。 キーを引き抜きます。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 パッセンジャーシート (2) をロックするに は: ◆ ◆ パッセンジャーベルト (3) の下にシート の前方部分を差し込みます。 シートを 所 定の 位置 に 置 いて上から 押 して、突起部にあわせてはめ込みます 運転を 始 める前に パッセ ン ジャ ーシート (2) が確実にロックされているか確認して ください。 パッセ ン ジャ ーシートのロ ッ ク / ロ ッ ク 解除 ◆ ◆ ◆ 書類/工具入れキット 書類 / 工具キット入れを開くには: ◆ パッセンジャーシートを取り外す。 スタンドを使って車体を立てます。 57 頁 ( スタンドの立て方 ) 参照。 キー (1) をシートロックの鍵穴に挿し込 みます。 キー (1) を反時計回りに回し、パッセン ジャーシート (2) を持ち上げて後方へ引 き抜きます。 重要:パッセンジャーシート (2) を下げて ロ ッ クする前に、書類/工具入 れの中に キ ーを 置き 忘 れていないか確認してくだ さい。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  工具キット (1) の内容は以下のとおりで す: ± 六角レンチ 3, 4, 5, 6 mm (2); ± スパナ 8-10 mm (3); ± スパナ 11-13 mm (4); ± メガネレンチ 22 mm (5); ± メガネレンチ 32 mm (6); ± メガネレンチ用継ぎ手 (7); ± ソケットレンチ 6-7 mm (8); ± ソケットレンチ 8-10 mm (9); ± スパークプラグ用 16 mm ソケットレン チ (10); ± +/-ドライバー (11); ± ツールバッグ (12)。 荷物固定用フック ゴムバンドなどをこの 2 本のフック (13) に取り付けて、パッセンジャーシートの 上に小さな荷物を固定することができま す。 許容重量 : 9 kg。 荷物はかさばり過ぎず、また、しっかりと 固定されなければなりません。 許容重量: 1. 5 kg。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 特殊工具 " いくつかのメンテナンス項目には以下の 特殊工具が必要です (aprilia 正規ディー ラーにてお求めください ): 工具 作業項目 作業用リアスタンド 作業用リアスタン 付属ピン(1) 。66 ド上に車体を固定 頁 ( 作業用リアスタ するために使用。 ンド付属ピンの装着 ") 参照。 エンジンオイルお よびエンジンオイ ルフィルターの交 換。 作業用リアスタンド (2)。66 頁 ( 作業用 リアホイールの取 リアスタンド使用法 り外し。 ") 参照。 チェーンテンショ ンの調整。 アンダーフェアリ ングの取り外し。 作業用フロントスタ ンド (3)。66 頁 ( 作 ロントホイール 業用フロントスタン フ の取り外し。 ド使用法 ") 参 照。 クリック固定輪取り 付け用ペンチ (4)、 クリック固定輪取 61 頁 ( クリック固 り付け。 定輪 ) 参照。 アクセサリー 以下の付属部品 : ± フロントフォーク "R"; ± リアアブソーバー "R"; ± ハンドル用ショック・アブソーバー。 RSV mille Tuono の 場合 は 調整 不可、RSV mille R Tuono の場合は調整可能 ; 上記のアクセサリーは RSV mille R では標 準装備されていますが、RSV mille にも取 り付け可能です (aprilia 正規ディーラー にご相談ください )。 ナンバープレート延長カバー " ナンバープレート延長カバー (5) は濡れた 路面を走行する際に後輪から 跳ね 上がる 水しぶきを軽減します。 重要:ナンバープレート延長カバー (5) の 使 用が定められている国 向 けには標 準装 備されています オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  主要構成要素 燃料 環境保護のため燃料は適切に処理してく ださい。 燃料は子供の手の届かない場所に保管し てください。 燃料は最低オクタン価 95 (N. O. R. M. ) 及 び 85 (N. O. M. M. ) の無鉛ガソリンのみ使 用してください。 燃料補給は次の手順で行なってください: ◆ 突起部(1)を持ち上げます。 ◆ キー (2) を燃料タンクキャップ (3) に挿 し込みます。 ◆ キーを時計回りに回し、跳ね上げ蓋を引 いてキャップを開けます。 燃料タンク容量 ( リザーブタンク含む ): 18 リットル リザーブタンク容量:4. 5 ± 1 リットル 内燃機関用の燃料は大変引火しやすく、時 には爆発することもあります。 燃料補給やメンテナンスは換気のよい場所 でエンジンを止めた状態で行なってくださ い。 燃料補給中や燃料ガスが残っている場 所では絶対に煙草を吸わないでください。 引火や爆発を避けるため、火気、火花、熱 源などに燃料を近付けないでください。 また、給油の際には注入口から燃料をこぼ さないように注意してください。こぼれた 燃料が熱いエンジン外壁に触れると引火す る危険があります。 万一燃料が少しでもこぼれた場合には、エ ンジンを始動させる前にその部分を完全に 乾かしてください。 燃料は暑さや太陽熱で膨張します。 決してタンクから溢れそうなほど一杯には 入れないでください。 燃料補給後は燃料タンクキャップをしっか り 締 めてください。 燃料 が 皮膚 に つ いた り、ガスを吸いこんだり、飲み込んだりし ないように注意してください。また、ホー スなどを使って容器を移し換えることもや めてください。 注入を終えたら: 重要:蓋を閉める際は、キー(2)を入れ たまま行います。 ◆ キ ー(2)を 入 れたまま、蓋 を 押 しなが ら閉めます。 オイルには、添加物やその他の物質を混ぜ ないで下さい。じょうご等を使用する場合 には、清潔なものであることを確かめてか ら使用して下さい。 蓋が正しく閉まっていることを確認して下 さい。 ◆ ◆ キー(2)を抜き取ります。 突起部(1)を閉めます。 燃料タンクを充満させないで下さい。オイ ルの最大レベルは、口の最も下の縁を超え ないようにして下さい(図参照) 。 ◆ 注入を行います  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 ブレーキオイル - 注意事項 重要:このモーターサイクルはフロント、 リアともそれぞれ独立した油圧系統によ るディスクブレーキを装備しています。 以下の説明は一つのブレーキ系統につい てですが、内容はフロント、リア共に共 通です。 突然ブレーキレバーの遊びが変わったり、 重くなったりした時は、油圧系統に何らか の不具合が発生した可能性があります。 ブレーキ系統が正常に機能しているか疑問 な時、通常の点検作業ができない時などは aprilia 正規ディーラーにご相談ください。 ブレーキディスクにオイルやグリースが付 着していないことを確認してください。特 に整備、 点検作業の後には注意が必要です。 また、ブレーキケーブルが捩じれたり、 損傷を受けていないか点検してください。 油圧系統に水や埃が混入しないように注 意してください。 油圧系統のメンテナンスをする際はゴム 手袋の着用をお薦めします。 ブレーキオイルが皮膚に付いたり、眼に 入ったりすると激しい炎症を起こすこと があります。 ブレーキオイルが身体に付いた時は、その 部分を丁寧に洗ってください。眼に入った 場合は眼科医または医師の診察を受けてく ださい。 環境保護のためブレーキオイルは適切に 処理してください。 ブレーキオイルは子供の手の届かない場 所に保管してください。 ブレーキオイルを扱うときはプラスチック 部品や塗装部分にこぼすと損傷を与えます ので注意してください。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  1 2 ディスクブレーキ 重要:本車体は、フロント、リアとも、 それぞれ独立した油圧系統による二つの ブレーキシステムの、ディスクブレーキ を装備しています。 フロントのブレーキシステムは、二重 ディスクブレーキ ( 右側及び左側) 、リア のブレーキシステムは、単独ディスクブ レーキ ( 右側のみ)です。 以下の説明は一つのブレーキ系統につい てですが、内容はフロント、リア共に共 通です。 ブレーキパッドが摩耗すると、摩耗した 分を補うためにブレーキオイルが減りま す。 フロントブレーキオイルタンク (1) は右 側ハンドルバー上、フロントブレーキレ バーの根元にあります。 リアブレーキオイルタンク (2) は車体の 右下の冷却液タンクの近くにあります。 ブレーキはライダーの安全を守る装置です から、常に確実に作動するようメンテナン スする必要があります。また、走行の前に は必ず点検してください。 ディスクが汚れているとブレーキパッド も汚れてしまい、結果として制動力の低 下をまねきます。 汚れたブレーキパッドは交換し、ディス クの汚れは高品質の油落としを使って拭 き取ってください。 aprilia 正規ディーラーに依頼して、2年 ごとにブレーキオイルの交換を行って下 さい。 必ず指定油脂類表に指定されたタイプの ブレーキオイルを使用してください。113 頁 ( 指定油脂類表 ) 参照。 重要:メンテナンス作業を行う頻度は、 車体を以下のような場所で使用される場 合、2 倍に増加して下さい : 雨の多い地 域、埃っぽい場所、舗装されていない路 上、またはスポーツ運転の実行時。 初回は 1000 km (625 mi) 走行後、その後 は 7500 km (4687 mi) 走行ごとに、ブ レーキディスクの点検を aprilia 正規 ディーラーに依頼してください。 発進の前に各タンク内のブレーキオイル の量を点検してください。35 頁 ( フロン トブレーキ )、36 頁 ( リアブレーキ ) 参 照。また、ブレーキパッドの摩耗も点検 してください。87 頁 ( ブレーキパッドの 摩耗の点検 ) 参照。 aprilia 正規ディーラーに依頼して、2年 ごとにブレーキオイルの交換を行って下 さい。 ブレーキ系統からのオイル漏れが見られる 場合は車体を使用しないでください。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 ◆ ネジ (1) およびオイルシール (4) ごと、 タ ンクキャップ (3) を取り外します。 オイルをこぼさないよう、補充中は車体を 揺らさないでください。 オイルには、添加物やその他の物質を混 ぜないで下さい。 じょうご等を使用する場合には、清潔な ものであることを確かめてから使用して 下さい。 ◆ フロントブレーキ ブレーキオイルの点検 ◆ スタンドを使って車体を立てます。 57 頁 ( スタンドの立て方 ) 参照。 ◆ ハンドルを右側いっぱいに切ります。 ◆ タンク内のオイル液面が "MIN" マークよ り上にあることを確認します。 MIN = 最低レベル MAX = 最大レベル ブレーキオイルの補充 33 頁 ( ブレーキオイル - 注意事項 ) をよ く読んでください。 ブレーキオイルがタンクから溢れ出す危険 があります。ネジ (1) を緩めている状態や タンクキャップを外した状態では、決して フロントブレーキレバーを操作しないでく ださい。 ◆ 113 頁 ( 指定油脂類表 ) に指定されたブ レー キ オイルを、液 面がタンク (2) の "MIN" と "MAX" マークの間に来るまで補 充します。 補充の際は液面が "MAX" レベルを超えない ようにしてください。 "MAX" レベルまで入れるのはブレーキ パッドが新品の場合だけにしてください。 ブレーキパッドが摩耗しているときはブ レーキオイルを "MAX" レベルまで入れな いでください。新品のパッドに交換した 際にブレーキオイルが溢れ出す危険があ ります。 ブレーキの効き具合を点検してください。 ブレーキレバーの作動範囲が極端に大き かったり、ブレーキの制動力が落ちたと きなどは、エア抜き作業が必要な場合が ありますので aprilia 正規ディーラーに ご相談ください。  オイルの液面が "MIN" マークの線より下 の場合: ブレーキオイル液面はブレーキパッドの摩 耗につれて徐々に下がってきます。 ◆ 短いプラスドライバーを使用し、ブレー キオイルタンク (2) の 2 本のネジ (1) を 緩めます。 ブレーキパッドの摩耗を点検します。87 頁 ( ブレーキパッドの摩耗の点検 ) ディ スクの摩耗も点検します。 ブレーキパッドまたは / 及びディスクを 交換する必要がなければ、補充を行って 下さい。 ブレーキオイルを長時間空気に触れさせな いよう注意してください。 ブレーキオイルには吸湿性があり、空気 に触れると湿気を含んでしまいます。 オイル補充のため必要な場合にのみ、タ ンクキャップを開けるようにしてくださ い。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 ◆ キャップ (2) を回して取り外します。 オイルをこぼさないよう、補充中はオイル 液面とタンクの縁が平行 ( 水平 ) を保つよ うにしてください。 オイルには、添加物やその他の物質を混 ぜないで下さい。 じょうご等を使用する場合には、清潔な ものであることを確かめてから使用して 下さい。 ◆ リアブレーキ ブレーキオイルの点検 ◆ 車体を垂直に保持し、オイルタンク (1) 内の液面がタンクキャップ (2) と平行に なるようにします。 ◆ タンク内のオイル液面が "MIN" マークよ り上にあることを ( 右側サイドフェアリ ングの確認窓から ) 確認します。 MIN= 最低レベル MAX= 最大レベル オイルの液面が "MIN" マークの線より下 の場合: ブレーキオイル液面はブレーキパッドの摩 耗につれて徐々に下がってきます。 ◆ ブレーキパッドの摩耗を点検します。87 頁 ( ブレーキパッドの摩耗の点検 ) ディ スクの摩耗も点検します。 ブレーキパッドまたは / 及びディスクを 交換する必要がなければ、補充を行って 下さい。  ブレーキオイルの補充 33 頁 ( ブレーキオイル - 注意事項 ) をよ く読んでください。 ブレーキオイルがタンクから溢れ出す危険 があります。タンクキャップを緩めたり外 した状態では、決してリアブレーキペダル を操作しないでください。 ◆ オイルシール (4) を取り外します。 113 頁 ( 指定油脂類表 ) に指定されたブ レー キ オイルを、液 面がタンク (1) の "MIN" と "MAX" マークの間に来るまで補 充します。 ブレーキオイルを長時間空気に触れさせな いよう注意してください。 ブレーキオイルには吸湿性があり、空気に 触れると湿気を含んでしまいます。 オイル補充のため必要な場合にのみ、タ ンクキャップを開けるようにしてくださ い。 ◆ ◆ "MAX" レベルまで入れるのはブレーキパッ ドが新品の場合だけにしてください。 ブ レー キパッ ドが 摩耗 していると き は ブ レーキオイルを "MAX" レベルまで入れない でください。新品のパッドに交換した際に ブ レー キ オイルが 溢 れ 出 す危険がありま す。 ブレーキの効き具合を点検してください。 ブ レー キ レバーの作 動 範 囲が 極 端 に大 き かったり、ブレーキの制動力が落ちたとき などは、エア抜き作業が必要な場合があり ますので aprilia 正規ディーラーにご相談 ください。 ネジ (3) を完全に緩めます。 オイルタンク (1) 全体を外側へゆっくり ずらします。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 クラッチケーブルが捩じれたり、損傷を受 けていないか点検してください。 油圧系統に水や埃が混入しないように注 意してください。 油圧系統のメンテナンスをする際はゴム 手袋の着用をお薦めします。 クラッチオイルが皮膚に付いたり、眼に 入ったりすると激しい炎症を起こすこと があります。 クラッチオイルが身体に付いた時は、そ の部分を丁寧に洗ってください。眼に 入った場合は眼科医または医師の診察を 受けてください。 環境保護のためクラッチオイルは適切に 処理してください。 クラッチオイルは子供の手の届かない場 所に保管してください。 クラッチオイルを扱うときはプラスチッ ク部品や塗装部分にこぼすと損傷を与え ますので注意してください。 クラッチ制御装置オイルは、aprilia 正規 ディーラー元で2年ごとに交換を行って 下さい。 必ず指定油脂類表に指定されたタイプの クラッチオイルを使用してください。113 頁 ( 指定油脂類表 ) 参照。 1 クラッチオイル - 注意事項 重要:このモーターサイクルは油圧式ク ラッチを装備しています。 突然クラッチレバーの遊びが変わったり、 重くなったりした時は、油圧系統に何らか の不具合が発生した可能性があります。 クラッチ系統が正常に機能しているか疑問 な時、通常の点検作業ができない時などは aprilia 正規ディーラーにご相談ください。 クラッチオイルタンク (1) は左側ハンド ルバー上、クラッチレバーの根元にあり ます。 重要:メンテナンス作業を行う頻度は、 車体を以下のような場所で使用される場 合、2 倍に増加して下さい : 雨の多い地 域、埃っぽい場所、舗装されていない路 上、またはスポーツ運転の実行時。 走行前に、タンク内のオイルレベルを確 認して下さい。38 頁 ( クラッチ ) 参照。 クラッチ制御装置オイルは、aprilia 正規 ディーラーに依頼して2年ごとに交換を 行って下さい。 クラッチ制御装置からオイル漏れが見られ る場合は、車体を使用しないで下さい。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  クラッチオイルの点検 スタンドを使って車体を立てます。 57 頁 ( スタンドの立て方 ) 参照。 ◆ ハンドルを完全に右に回します。 ◆ タンク内のオイル液面が "MIN" マークよ り上にあることを確認します。 MIN= 最低レベル MAX= 最大レベル ◆ 液面が "MIN" マークに達していない場合 はクラッチオイルを補充してください。 ◆ クラッチ 重要:メンテナンス作業を行う頻度は、 車体を以下のような場所で使用される場 合、2 倍に増加して下さい : 雨の多い地 域、埃っぽい場所、舗装されていない路 上、またはスポーツ運転の実行時。 7500 km (4687 mi) 走行ごとに、クラッチ の点検を aprilia 正規ディーラーに依頼 してください。 競技的な走行をすることが多い場合は: 3750 km (2343 mi) 走行ごとに、クラッチ の点検を aprilia 正規ディーラーに依頼 してください。 重要: このモーターサイクルのエンジン には油圧制御式クラッチが装備されてお り、切り換え時に後輪が飛び跳ねるのを 防ぎます。この PPC (Pneumatic Power Clutch) は当社が特許を専有しています。 クラッチオイルの補充 37 頁 ( クラッチオイル - 注意事項 ) をよ く読んでください。 クラッチオイルがタンクから溢れ出す危険 があります。タンクキャップを緩めたり外 した状態では、決してクラッチレバーを操 作しないでください。 オイルには、添加物やその他の物質を混ぜ ないで下さい。 ◆ ◆ オイルシール (3) を取り外します。 113 頁 ( 指定油脂類表 ) に指定されたク ラ ッチ オイルを、液 面がタンク (1) の "MIN" と "MAX" マークの間に来るまで補 充します。 ブレーキオイルを長時間空気に触れさせな いよう注意してください。 ブレーキオイルには吸湿性があり、空気に 触れると湿気を含んでしまいます。 オイル補充のため必要な場合にのみ、タン クキャップを開けるようにしてください。 ◆ 補充の際は液面が "MAX" レベルを超えない ようにしてください。 クラッチの性能の点検を行って下さい。 クラッチ制御ハンドルの過剰な回転、ま たはクラッチが正常に機能しなくなった 場合には、aprilia 正規ディーラーにお問 い合わせ下さい。クラッチから余分な空 気を抜く必要がある場合があります。 キャップ (2) を回して取り外します。 オイルをこぼさないよう、補充中は車体を 揺らさないでください。 じょうご等を使用する場合には、清潔なも のであることを確かめてから使用して下さ い。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 冷却液 1 冷却液の量が規定レベル (LOW) 以下の時は モーターサイクルを 使 用しないでくださ い。 重要:メンテナンス作業を行う頻度は、 車体を以下のような場所で使用される場 合、2 倍に増加して下さい : 雨の多い地 域、埃っぽい場所、舗装されていない路 上、またはスポーツ運転の実行時。 発進の前に冷却液の量を点検してくださ い。40 頁 ( 冷却液の点検と補充 ) 参照。 また、2 年に一度は aprilia 正規ディー ラーにて交換してください。 冷却液は有毒ですので決して飲み込まない でください。また、皮膚に付いたり眼に入 ると炎症の原因になります。 冷却液が皮膚に付いたり、眼に入ったり した時は、流水で充分に洗い落とし医師 の診察を受けてください。誤って飲み込 んだ場合には吐き出してから喉、口を水 で充分に洗浄し、直ちに医師の診察を受 けてください。 冷却液は子供の手の届かない場所に保管 してください。 環境保護のため冷却液は適切に処理して ください。 熱くなっているエンジンに冷却液をこぼ さないよう注意してください。目にみえ ない炎を発し火災の原因になります。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 冷却液のメンテナンスをする際はゴム手 袋の着用をお薦めします。 冷却液の交換は aprilia 正規ディーラーに ご依頼ください。 冷却液は水 50%と不凍液 50%で作られて います。 この混合率の冷却液は通常の使用温度範 囲において最適であり、また防錆効果も 良好です。 この混合率の冷却液は蒸発による減少が 小さく、したがって補充回数も少なくて すみますので、夏季も含めて一年中この 混合率を維持するようお薦めします。 また、蒸発によってラジエーターの中に 残るミネラル結晶の発生も少なくなるた め、冷却系統の性能を維持することがで きます。 外気温が 0 ℃ 以下になる場合は頻繁に冷 却系統の点検を行なってください。必要な らば不凍液の混合率を ( 最大 60% まで ) 上げてもかまいません。 エンジンに損傷を与えないよう、冷却液 の水は蒸留水のみ使用してください。 エンジンが熱い間は冷却液が加圧されてお り液温も高いのでエキスパンションタンク の栓 (1) を決して外さないでください。 冷却液が皮膚や衣服につくとひどい火傷や 衣類の損傷をおこすことがあります。  1 冷却液の点検と補充 液面がメ MIN モマークの近くか下の場合: ◆ ◆ キャップ(2)を緩めて外します。 冷却液の点検や補充はエンジンが冷えてい る時に行なってください。 ◆ ◆ ◆ エ ン ジ ンを 停止 し、冷 めるまで 待 ち ま す。 両輪を地面に 着 けたまま車体を 垂 直 に 保持します。 エキスパンションタンク (1) 内の冷却液 の液面が "FULL" と "LOW" マークの間に あることを ( 右側サイドフェアリングの 確認窓から ) 確認します。 FULL= 最大レベル LOW = 最低レベル 冷却液は有毒ですので決して飲み込まない でください。また、皮膚に付いたり眼に入 ると炎症の原因になります。 冷却液の有無をみるために、指や他の物品 を挿入しないでください。 ◆ 113 頁(指定油脂類表)に指定された冷却 液を、液面が "FULL" マークに近づくま で補充します。ただしこのマークを超え ないよう注意してください。エンジンを 始 動 したと き に 冷却液 がタンクから 溢 れ出す危険があります。 注入口のキャップ (2) を元どおり締めま す。 オイルには、添加物やその他の物質を混ぜ ないで下さい。 じょうご等を使用する場合には、清潔なも のであることを確かめてから使用して下さ い。 冷却液の減りかたが激しかったり、エキス パンションタンクが空になったりする場合 は、冷却液のパイプラインに液漏れがない か点検してください。 修理 が必要な 場合 は aprilia 正規ディ ー ラーにご依頼ください。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 タイヤ このモーターサイクルは、チューブレス タイプのタイヤを装備しています。 重要:メンテナンス作業を行う頻度は、 車体を以下のような場所で使用される場 合、2 倍に増加して下さい : 雨の多い地 域、埃っぽい場所、舗装されていない路 上、またはスポーツ運転の実行時。 室温でのタイヤ空気圧を 15 日ごとに点検し てください。 初回は 1000 km (625 mi) 走行後、 その後は 7500 km (4687 mi) 走行ごとに、 タイヤの状 態と室温でのタイヤ空気圧を点検してくだ さい。108 頁 ( テクニカルデータ ) 参照。 タイヤが熱くなっている時には正確な測 定はできません。 特にロングツーリングの前後には必ず空 気圧を測定してください。 空気圧が高すぎると、路面の凹凸の ショックが吸収されずハンドルに直接伝 わるため、走行の快適さやカーブでの安 定性を失います。 また逆に空気圧が低すぎると、タイヤの 側面 (1) に負荷がかかり、リムからずれ たり浮き上がったりして車体のコント ロールを失う危険があります。 特に急ブレーキの際にはリムから外れる 危険もあります。 さらに、カーブでは車体の横滑りを起こ しやすくなります。 タイヤの修理を受けた後は必ずホイールバ ランスの点検を受けてください。 タイヤは、メーカーの推奨する型式のも のとのみ、交換を行って下さい。108 頁 ( テクニカルデータ ) 参照。推奨されてい る型以外のタイヤを使用すると、車体の 走行性に悪影響をもたらします。 チューブ入りタイヤ用のリムにチューブ レスタイヤを取り付けたり、逆にチュー ブレスタイヤ用のリムにチューブ入りタ イヤを取り付けたりしないでください。 空気漏れを防ぐため、常にバルブキャッ プ (2) を使用してください。 タイヤの交換、修理、メンテナンス、ホ イールバランシングは非常に重要な作業 のため、適切な設備と熟練が必要です。 上記の理由から、タイヤに関する作業は aprilia 正規ディーラーまたは有名タイヤ ショップにご相談ください。タイヤが新 しいうちは表面が滑りやすい保護ワック スで被われていますので注意して運転し てください。タイヤ表面に不適当な液体 やオイルなどを塗らないでください。タ イヤは古くなると硬化し、たとえ摩耗し ていなくても路面のグリップ力が落ちま す。 このような時には新品と交換してくださ い。 タイヤの状態が悪いと路面グリップ力や操 縦性を損ないますので、タイヤの接地面や 側面の状態、および摩耗を常に点検してく ださい。 本車体用に保安基準認定を受けたタイヤ のうち、種類によっては摩耗度の表示を 備えたものがあります。 摩耗度の表示にはいろいろな種類があり ますので、お買い上げになったディー ラーまで摩耗度の検査についてお問い合 わせ下さい。 タイヤの修理を受けた後は必ずホイール バランスの点検を受けてください。 全体が摩耗していたり、トレッドに 5 mm 以上の亀裂があるような場合は、タイヤ の交換を依頼してください。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  エンジンオイル エンジンオイルを毎日、かつ長期間扱って いると皮膚に重大な損傷を与えることがあ ります。 エンジンオイルを扱った後は手をきれい に洗ってください。 子供の手の届かない場所に保管してくだ さい。 環境保護のためエンジンオイルは適切に 処理してください。 使用済みのオイルは密閉容器に入れ、行 きつけのガソリンスタンド、オイル処理 施設等へ持参して処理を依頼してくださ い。 メンテナンス作業の際はゴム手袋の着用 をお薦めします。 慎重に作業してください。 オイルを撒き散らさないようにしてくだ さい! 部品や作業している場所、その周囲など を汚さないよう注意してください。オイ ルが付着した場合は丁寧に拭き取ってく ださい。 液漏れや正常に機能しない場合は、 aprilia 正規ディーラーまでご相談くださ い。 エンジンオイルのレベルは、定期的に点 検を行って下さい。61 頁 ( エンジンオイ ル量の点検と補充 ) 参照。 エンジンオイルの交換方法については、 59 頁 ( 定期点検整備表 ) および 63 頁 ( エンジンオイルおよびエンジンオイル フィルターの交換 ) 参照。 重要:粘度 15W-50 の高品質のオイルのみ 使用してください。113 頁 ( 指定油脂類 表 ) 参照。 タイヤ摩耗限界・溝の深さ (3): フロント及びリア 2 mm(?3 mm) いずれの場合にも、車体を使用する国の、 現行の法規定により定められている値を 下回らないこと。 走行中など、エンジン稼働中にエンジンオ イル警告灯 "3" が点灯した場合は、エン ジンオイル系統内のオイルが不足している ことを示します。 この場合には、エンジンオイルのレベル を確認して下さい。61 頁 ( エンジンオイ ル量の点検と補充 ) 参照。正しいレベル でない場合は、直ちにエンジンを止め、 aprilia 正規ディーラーまでお問い合わせ 下さい。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 フ ロント ブ レー キ レバーおよびクラ ッチ レバーの調整 レバー (1) とハンドルグリップ (2) の間 隔は、アジャスター (3) を回すことで調 整可能です。 アジャスターの目盛り "1" および "4" が、 レバーの先端とハンドルグリップの間隔、 約 105 および 75 mm に相当します。 目盛り "2" および "3" は中間のポジショ ンです。 @レバー (1) を前方に押しながらアジャ スター (3) を回し、好みの間隔になるよ う目盛りを三角指針に合わせます。 リアブレーキペダルの遊びの調整 リアブレーキペダルは、モーターサイク ル生産の際、人体工学的に見て最適な位 置に取り付けられています。 必要な場合はリアブレーキペダルの遊び を調整することも可能です: ◆ アンダー フェ ア リ ン グ を取り 外 します。 76 頁 ( アンダーフェアリングの取り外 し ) 参照。 ◆ ロックナット (4) を緩めます。 ◆ ポンプコントロールロッド (5) とポンプ ピストンとの間隙が最低 0. 5 ~ 1 mm に なるようにロッドを回します。 ブレーキペダル (6) の遊びを確認してくだ さい。遊びがないと、ブレーキが解除され ずブレーキパッドやディスクが早く摩耗し ます。 ブレーキペダル (6) の遊び:4 mm ( ペダ ルの先端にて )。 ◆ ポンプコントロールロッド (5) をロック ナット (4) で固定します。 調整 後、ブ レー キ を 解除 した 時 に リ ア ホ イールが自由に回転することを確認してく ださい。 ブレーキの効き具合を点検してください。 必要な場合は aprilia 正規ディーラーに ご相談ください。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  マフラー / 排気マフラー 騒音制御装置に勝手に変更を加えることは 禁止されています。 車体のオーナーは、以下の内容が法律で 禁止され得ることを認識してください : ± モーターサイクルを最終購入者に販売、 納品する前、 もしくは使用している間に、 メンテナンス、修理、備品交換以外の目 的で、新車に内蔵されている騒音制御の ための装置、部品を取り外したり、作動 できなくしたりすること。 ± 上記の装置、部品を、取り外したり作動 できなくしてから車体を使用すること。 マフラー / 排気マフラー及びマフラー管 を点検して、さびの兆候や穴がないこと、 排気装置が正しく操作していることを確 認してください。 排気装置が発する騒音が増大する場合に は、即刻 aprilia 正規ディーラーまでご 相談ください。 リ ア ブ レー キペ ダルおよびシ フ ト ペ ダル の調整 ペダルは、モーターサイクル生産の際、 人体工学的に見て最適な位置に取り付け られていますが、ライダーの必要に合わ せて調整も可能です。 ◆ ◆ ◆ ◆ 自動点灯装置仕様車 自動点灯装置を搭載したモデルでは、イ グニッションスイッチを "#" の位置に回 したとき自動的にライト類が点灯します。 このためライトスイッチはありません。 ライト類はイグニッションスイッチを "$" の位置に回したときに消灯します。 エンジンを始動する前に、ディマース イッチが "/'" の位置 ( ヘッドライト はロービーム ) になっていることを確認 してください。 スタンドを使って車体を立てます。 57 頁 ( スタンドの立て方 ) 参照。 ネジ (1) を途中まで緩めます。 ペダル (3) が好みの位置になるよう、カ ム (2) を回します。 ネジ (1) を元どおり締めます。カムが安 定していることを確認してください。 シフトペダルの調整が充分でない場合は、 aprilia 正規ディーラーにご相談ください。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 モーターサイクル使用上の注意 車両への乗り降り 次の安全のための注意事項は特に注意し てお読みください。ドライバーやパッセ ンジャーが車両から転落したり、車両が 転倒したりすることによる、人身傷害や 器物および車両への損傷を防ぐためのも のです。 転 落 や転 倒 の危険があります。慎 重 に行 なってください。 車両への乗り降りは、自由に身動きが取 れ、また両手に何も ( 物や着用していな いヘルメット、グローブ、眼鏡など ) 持 たない状態で行なってください。 車両への乗り降りは、必ず車体の左側か ら、また必ずサイドスタンドを降ろした 状態で行なってください。 サイドスタンドにはご自分の体重やパッセ ンジャーの体重をかけないようにしてくだ さい。 サイドスタンドは車体重量とわずかな重 量の積荷を支えられるよう設計されてい ます。ライダーやパッセンジャーの体重 は含まれていません。 サイドスタンドを立てた状態で乗車する のは、転落や転倒の危険を防ぐことのみ が目的です。サイドスタンドにはライ ダーやパッセンジャーの体重をかけない でください。 乗り降りの際、車体重量のためバランス を失い、その結果転落や転倒する危険が あります。 重要:必ずライダーが先に乗り、後で降 りるようにしてください。パッセン ジャーが乗り降りする間は、ライダーが バランスを取り安定を確保します。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  いずれの場合にも、車体のバランスを崩 さないよう慎重に右足を動かして車体後 部 ( テール部または積荷 ) の上を通しま す。 乗り方 ◆ ハンドルを正しく握り、サイドスタンド に体 重 をかけないように注意しながら 乗ります。 重要:両足とも地面に着けることが無理 な場合は、右足を着けておき ( バランス を崩しても左側はサイドスタンドで " 守 られて " います )、左足はすぐに着けられ るようにしておきます。 一方、パッセンジャーは車体やライダー のバランスを崩さないよう、慎重に乗り 降りしてください。 重要:乗り降りの方法をパッセンジャー に指示するのはライダーの役割です。 車両にはパッセンジャーの乗り降りのた めのパッセンジャーフットレストが備え られています。パッセンジャーは乗り降 りの際必ず左側のフットレストを使用し てください。 飛び降りようとしたり、地面まで直接足 を伸ばして降りようとしたりすることは やめてください。このような行為はどち らも車体のバランスを崩し安定を失う原 因となります。 重要:車体後方の積荷や取り付け物など が乗り降りの妨げとなる場合があります。 ◆ 障害物のない堅く水平な場所に駐車してく ださい。 ◆ 左 足のかかとでサイド ス タンドを操作 して完全に開きます。 重要:両足とも地面に着けることが無理 な場合は、右足を着けておき ( バランス を崩しても左側はサイドスタンドで " 守 られて " います )、左足はすぐに着けられ るようにしておきます。 ◆ ◆ 両足を地面に着け、車体を走行時の状態 にまっすぐ起こしてバラン ス を保 ち ま す。 両足を地面に着け、車体は走行時の状態 に起こしたままバランスを保ちます。 パッセンジャーに降り方を指示します。 重要:運転姿勢を取っているライダーが パッセンジャーフットレストを引き出そ うとしてはいけません。車体のバランス を崩し安定を失う原因となります。 ◆ 転 落 や転 倒 の危険があります。パッセ ン ジャーが降りてしまったことを確認してく ださい。 サイドスタンドに体重をかけないようにし てください。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ パッセ ン ジャ ーに 指示 して両 側 の パッ セ ン ジャ ー フッ トレ ス トを 引 き出 させ ます。 パッセンジャーに乗り方を指示します。 左 足でサイド ス タンドを操作して 完 全 に格納します。 サイド ス タンドが地面に 着 くまで車体 を傾けます。 ハンドルを正しく握って降ります。 ハンドルを左側いっぱいに切ります。 パッセ ン ジャ ー フッ トレ ス トを格納し ます。 降り方 駐車する場所を選びます。 56 頁 ( パーキ ング ) 参照。 ◆ 車両を停止させます。 56 頁 ( 停止 ) 参照。 ◆ 車体が安定しているか確認してください。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 走行前の点検 重要:このモーターサイクルにはコン ピューターボックスが装備されており、 異常動作などをリアルタイムに発見しメ モリーします。 イグニッションスイッチを "#" の位置に あわせる度に、多機能ディスプレイ右側 に、約 3 秒間 "efi"(1) という文字が現れ ます。 エンジン稼働中に "efi"(1) と表示された場 合は、コンピューターボックスが何らかの 異常を発見したことを示しています。 たいていの場合エンジンは動作し続けます が性能は制限されます。直ちに aprilia 正 規ディーラーにご相談ください。 走行を 始 める前には必ず 予 備 点検 を行な い、モーターサイクルが正しく安全に機能 することを確認してください。表 ( 走行前 の点検 ) 参照。 この作業をしないで走行した場合には重大 な人身傷害やモーターサイクルの損傷を引 き起こす危険があります。 各部装置の機能が良く解らない時や、何 らかの異常を感じた時はお気軽に aprilia 正規ディーラーにご相談ください。 走行前の点検はライダーの安全のために とても重要です。短い時間でできますの で必ず実施してください。 最初は 1000 km (625 mi)、その後は 7500 km (4687 mi) ごとに、右側ディスプレイに "SERVICE" (2) と表示されます。 その際は定められた定期点検を aprilia 正 規ディーラーにご依頼ください。 59 頁 ( 定 期点検整備表 ) 参照。 "SERVICE" 表示をディ スプレイから消去するには "LAP" ボタン (3) を押しながら 6 (4) ボタンを約 5 秒間 押し続けてください。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  走行前の点検 点検箇所 点検内容 参照頁 ブレーキの効き具合、ブレーキレバーおよびブレーキペダルの遊び、ブレーキオイル量、 33, 34, 35, オイル漏れの有無を点検。 ブレーキパッドの摩耗を点検。 36, 87 必要な場合はブレーキオイルを補充。 スロットル ハンドルの角度に関わらずスロットルグリップが全開から全閉までスムーズに回転する 88, 88 ことを確認。必要な場合は調整や潤滑。 エンジンオイル エンジンオイル量を点検。必要な場合は補充。 42, 61 ホイール/タイヤ タイヤ表面の状態、空気圧、摩耗度、損傷などを点検。 タイヤのトレッドのうねに異物 41 がはまった場合は、取り除いて下さい。 ブレーキレバーおよびブレー スムーズに動作することを確認。必要ならばジョイント部の潤滑や作動ストロークの調 43 キペダル 整。 クラッチ クラッチの動作、クラッチレバーの遊び、クラッチオイル量、液漏れの有無を点検。必 37, 38 要な場合はクラッチオイルを補充。スムーズかつ滑らずに動作すること。 ステアリング 回転が均一かつスムーズであること、がたつきや緩みがないことを確認。 サイドスタンド スムーズに動作し、開閉の際に引っかかりなどがないこと、スプリングにより正しい格 納ポジションに戻ることを確認。 91, 96 必要な場合はジョイント部を潤滑。 サイドスタンドの安全マイクロスイッチが正常に動作することを確認。 組み付け部品 全ての組み付け部分がしっかりと固定されていることを確認。必要な場合は調整、締め 直し。 ドライブチェーン チェーンテンションを点検。 73, 74 燃料タンク ガソリン量を点検。必要な場合は補充。 燃料供給系統に漏れや閉塞がないことを確認。 32, 75 燃料タンクキャップがしっかり閉じていることを確認。 冷却液 エキスパンションタンク内の冷却液の液面が "LOW" と "FULL" マークの間にあることを 39, 40 確認。 エンジンキルスイッチ 正常に動作することを確認。 27 (/# - 0$) ライト 類、イン ジケ ーター、 警告ホ ーン、リ ア ブ レー キ・ すべての装置が正常に作動することを確認。必要な場合はバルブの交換や故障部分の修 92 - 104 マイクロスイッチ、その他の 理。 電装パーツ  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 フロントおよびリア ディスクブレーキ エンジンの始動 この注意を守らないと酸素欠乏のため意 識不明になったり、最悪の場合は死亡す る危険があります。 重要:サイドスタンドが降りた状態では、 ギアがニュートラルポジションにある時 だけエンジンをかけることができます。 この場合、ギアをニュートラル以外のポ ジションに入れようとするとエンジンが 停止します。 サイドスタンドが格納されている状態で は、ギアがニュートラルポジションの時、 もしくはクラッチが切ってあればどこの ポジションでも、エンジンをかけること ができます。 ◆ このモーターサイクルは多大な出力を持っ ていますので、運転に慣れるに従って徐々 に出力を上げるようにし、常に慎重に運転 してください。 スクリーンの内側(ハンドルとメーター パネルの間)には何も置かないでくださ い。ハンドルの回転やメーターパネルの 視界を妨げないためです。 重要:エンジンを始動する前に " 安全運 転のために " の章を注意深くお読みくだ さい。5 頁 ( 安全運転のために ) 参照。 にします。 エンジンキルスイッチ (3) を "/#" 側 に押します。 ◆ イグニッションキー(4) を "#" の位置に 回します。 この時点で: ± メ ーター パネ ル上の エ ン ジ ンオイル 警 告灯 ( レッド )"3" (5) が点灯し、 エン ジンを始動するまで点灯し続けます。 ± 約 3 秒間レッドゾーン・インジケーター ( レッド ) "PD[" (6) が点灯すると同時 に、 タコメーターの針 (7) がセットされ たレッドゾーン開始値を示します。 ± 左側ディスプレイには、 現在速度 (8)、 キ ロ/マイル単位の区間走行距離計(9)、 積 算走行距離計 (10) が表示されます。 ± 右側ディスプレイ ( 多機能 ) には、 冷却液 温度 (11)、デジタルクロック (12) が表 示されます。 重要:エンジンが暖機されていない状態 では ":" (11a) 表示が点滅しま す。 イグニッションスイッチを "#" の位置 に回したとき約 3 秒間 "efi" (11b) と表 示されます。 ± 燃料供 給 系統 に 燃料 を 送 り 出 す ポ ンプ の作動音が約 3 秒間聞こえるはずです。 ◆ 排気ガスには吸引すると大変危険な一酸化 炭素が含まれています。 閉め切った室内や換気の悪い場所でエンジ ンを始動しないでください。 ◆ ◆ ◆ ライダーシートにまたがります。 45 頁 ( 車両への乗り降り ) 参照。 サイド ス タンドが 完 全に格納されてい るか確認してください。 - 仕様車にはありません。ライトス イッチ (1) を " !" の位置にします。 ディマースイッチ (2) を "/'" の位置 メーターパネル上の燃料警告灯 "1"(13) が 点灯した場合は、できるだけ速やかに燃料 を補充してください。32 頁 ( 燃料 ) 参照。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  重要:距離単位 (km または mi)、冷却液 の温度単位 ( ℃ または ゚ F)、レッドゾー ン開始値、デジタルクロック、ストップ ウォッチ等は変更・設定が可能です。20 頁 ( デジタルディスプレイ ) 参照。 レッドゾーンの開始値は aprilia で 6000 回 転 / 分に設定されています。に設定されて います。最初は低めに設定し、モーターサ イクルに慣れるに従って徐々に上げるよう お薦めします。 慣らし運転期間はエンジン回転数を推奨値 以上に上げないでください。 55 頁 ( 慣らし 運転 ) 参照。 ◆ ◆ バ ッテリ ーの 消耗 を避けるため、ス ター ターボタン ". " は 15 秒以上押し続けない でください。 この間にエンジンが始動しない場合は、10 秒間待ってから再度スターターボタン ". " を押します。 ◆ この場合は直ちにエンジンを停止し、 aprilia 正規ディーラーにご相談くださ い。 ◆ 発進 させるまでは ス ロ ッ トル グリッ プ を回さないでください。また、少なくと も 一 方 の ブ レー キ をかけておいてくだ さい。 ス ロ ッ トル グリッ プを 戻 した状態で ス ターターボタン ". " (18) を押します。 エ ン ジ ンが 始 動 したら 直 ぐに 離 してく ださい。 ◆ フロントまたはリア、少なくともどちら かのブレーキをかけます。 クラッチレバー (14) をいっぱいに引い てクラッチを切り、 シフトペダル (15) を ニュートラルにします [ グリーンのイン ジケータ "4"(16) が点灯 ]。 寒 冷時 の エ ン ジ ン 始 動 には チョ ークレ バー "&" (17) を引き下げてください。 エンジンが始動した後はスターターボタン ". " (18) を押さないでください。スター ターモーターを損傷します。 エンジン始動後もエンジンオイル警告灯 "3" (5) が消灯しなかったり、走行中に 点灯するような場合は、エンジンオイル が不足していることを示しています。 エンジンが暖機されていない状態では急激 な発進をしないでください。 汚染物質の排出と燃料消費を抑えるため、 最初の数キロは低速で走行しエンジンを温 めるようにしてください。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 ◆ エ ン ジ ンが 温 まったら チョ ークレバー "&" (17) を元の位置に上げます。 寒冷時のエンジンの始動 外気温が低いときは (0 ℃ / 32 ゚ F または それ以下 )、エンジンを一度で始動させる のが難しくなります。 そのような時には : ◆ ◆ エンジンが始動しない場合: 数秒間待って、寒冷時のエンジンの始動 の手順を再度行います。 エンジン稼働中に右側ディスプレイ ( 多機 能 ) に "efi" と表示された場合は、コン ピューターボックスが何らかの異常を発見 したことを示しています。 たいていの場合エンジンは動作し続けます が性能は制限されます。直ちに aprilia 正 規ディーラーにご相談ください。 チョークレバー "&" (17) を引き下げま す。 スロットルグリップ (19) を少し回しな がら、スターターボタン ". " (18) を少 なくとも 10 秒程度押し続けます。 エンジンが始動した場合: スターターボタン ". " (18) およびス ロットルグリップ (19) を離します。 ◆ チョークレバー "&" (17) を元の位置に 上げます。 ◆ エ ン ジ ンのアイド リ ン グ が不安定な 時 はスロットルグリップ (19) を数回小刻 みに回してください。 ◆ オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  発進と走行 パッセンジャーがいない場合は、パッセン ジャー用フットレストが閉じていることを 確認してください。 また運転中は常に両手でハンドルをしっか り握り、両足はフットレストに乗せておい てください。 決して変則的な姿勢で運転しないでくだ さい。 このモーターサイクルは多大な出力を持っ ていますので、運転に慣れるに従って徐々 に出力を上げるようにし、常に慎重に運転 してください。 スクリーンの内側(ハンドルとメーターパ ネルの間) には何も置かないでください。 ハ ンドルの回転やメーターパネルの視界を妨 げないためです。 重要:発進の前に " 安全運転のために " の章をよく読んでください。5 頁 ( 安全運 転のために ) 参照。 発進の方法: ◆ エンジンを始動します。 49 頁 ( エンジン の始動 ) 参照。 ◆ バ ッ ク ミ ラーの 向き を 正 しく 調整 しま す。 パッセンジャーが乗る場合には、運転中に ライダーのハンドル操作を妨げないように 注意を促してください。 発進の前に、スタンドが完全に通常の位 置に戻っているか確認して下さい。 停止した状態でバックミラーの使用法に慣 れてください。ミラーの表面は凸面になっ ているため、対象物までの距離が実際より も遠く見えます。 " 広角視界 " のこのミラー で、後方から来る車両との距離を正確に判 断するには経験が必要です。 ◆ 走行中に、メーターパネル上に燃料リザー ブライトが点灯すると、まだ 4. 5“1 リット ルの 燃料 が 残 っていることを 示 します 1 (1)。なるべく早く、燃料の補充を行って下 さい。32 頁 ( 燃料 ) 参照。  ◆ ◆ スロットルグリップ (2) を戻し (A の方 向 )、エンジンをアイドリングにした状 態で、クラッチレバー (3) を一杯に引き クラッチを切ります。 シフトペダル (4) を踏み込んでギアを 1 速に入れます。 ( エンジン始動の際に ) かけておいたブ レーキを離します。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 エ ン ジ ン 稼働 中に エ ン ジ ンオイル 警告灯 "3" (5) が点灯するような場合は、エン ジンオイルが不足していることを示してい ます。 この場合は直ちにエンジンを停止し、 aprilia 正規ディーラーにご相談くださ い。 ギアの " シフトダウン " は以下のような 場合に必要です: ◆ 下 り 坂 の走行や ブ レー キ をかける際に、 エ ン ジ ン ブ レー キ を 併 用することで制 動効果をより高めたい時。 ◆ 上り坂の走行で、現在のギアポジション が走行速度に適切でなく ( ギアポジショ ンに対して走行速度が低すぎる )、エン ジン回転数が落ち始めた時。 発進の際、クラッチレバーを急に離すとエ ンストや車体の振動を起こす原因になりま す。 クラッチレバーを離す時は、スロットル グリップを急激に回したり、回し過ぎな いようにしてください。( クラッチレバー をゆっくり離した場合は ) クラッチが " 滑る " 現象を起こしたり、( クラッチレ バーを急に離した場合は ) 前輪が浮き上 がったりする原因になります。 クラッチレバー (3) をゆっくり離しなが らスロットルグリップ (2) を徐々に回し ます (B の方向 )。 モーターサイクルが発進を始めます。 ◆ 最初の 数 キ ロは 低 速で走行し エ ン ジ ン を温めるようにしてください。 ◆ エンジン回転数を推奨値以上に上げないで ください。55 頁 ( 慣らし運転 ) 参照。 ◆ スロットルグリップ (2) を徐々に回して (B の方向 ) 加速します。 ただしエンジン 回 転 数 を 推奨値以 上に上げないでくだ さい。55 頁 ( 慣らし運転 ) 参照。 2 速へのギアチェンジ: ギ ア チェ ン ジ は速やかに行なってくださ い。 低すぎる回転数で走行しないでください。 ◆ ◆ スロットルグリップ (2) を戻し (A の方 向 )、クラッチレバー (3) を引いてから シフトペダル (4) をつま先でかき上げ、 クラッチレバー (3) を戻してから加速し ます。 前記 2 項目の操作を繰り返すことでギア のシフトアップができます。 シ フ トダ ウ ンは 一 段 ず つ 行なってくださ い。 一度に 2 段以上シフトダウンすると、 エ ンジンが許容回転数 " レッドゾーン " を超 えてしまう危険があります。 " シフトダウン " の前およびシフトダウン 中は、スロットルグリップを戻し速度を落 としてください。エンジンが許容回転数 " レッドゾーン " を超えてしまう危険があ ります。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  冷却液の点検後も "LLL" の表示が消灯し ない場合は aprilia 正規ディーラーにご 相談ください。 イグニッションスイッチを "$" の位置に 回さないでください。冷却液温度にかか わらず冷却ファンが停止してしまい、さ らに温度が上がることになります。 エンジン稼働中に右側ディスプレイ ( 多 機能 ) に "efi" と表示された場合は、コ ンピューターボックスが何らかの異常を 発見したことを示しています。 " シフトダウン " は次の手順で行ないま す: ◆ スロットルグリップ (2) を戻します (A の 方向 )。 ◆ 必要な場合は、ゆっくりと両輪のブレー キをかけて速度を落とします。 ◆ クラッチレバー (3) を引いてクラッチを 切り、シフトペダル (4) を踏み下げてギ アをシフトダウンします。 ◆ ブレーキをかけていた場合は、ブレーキ を解除します。 ◆ クラ ッチ レバーを 戻 してから ゆ っくり と加速します。 右側ディスプレイに "LLL" と表示された場 合には、走行を中止し、約 2 分間エンジン を 3000 回転/分 (rpm) に保ち冷却液を循 環させます。その後エンジンキルスイッチ を "/$" 側に押し、冷却液の量を点検し てください。39 頁 ( 冷却液 ) 参照。 たいていの場合エンジンは動作し続けま すが性能は制限されます。直ちに aprilia 正規ディーラーにご相談ください。 クラッチの過熱を防ぐため、エンジン稼 動中に車体停止のままギアを挿入しク ラッチレバーを稼動させることは、でき るだけ避けて下さい。 フロントまたはリアどちらか一方のブ レーキしか使用しない場合には、制動力 がかなり弱くなり、また車輪がロックし てスリップする危険があります。 上り坂で停止する際は、スロットルを完 全に閉じ、両輪のブレーキを使用して車 体を保持してください。 ブレーキを使用せずに、車体が後退しな いようにエンジンをふかし続けると、ク ラッチが過熱し損傷を受けます。 カーブに入る前には充分に減速し、ハン ドルを切っている間は一定の速度を保つ か、逆に少し加速してください。限界ま でブレーキをかけることは避けてくださ い。スリップする危険が高くなります。 下り坂でブレーキを連続的に使うとブ レーキパッドが過熱し、制動力が弱まり ます。下り坂では必ずエンジンブレーキ を活用し、フロントおよびリアブレーキ は断続的に併用してください。 下り坂をエンジンを停めて走行すること は絶対にやめてください。 視界の悪い状態で走行する際は、たとえ 昼間でもヘッドライトを点灯してモー ターサイクルが見えやすいようにしてく ださい。濡れた路面や滑りやすい条件で はゆっくりと走行し、スリップや転倒の 原因となる急ハンドル、急ブレーキを避 けてください。 スロットルグリップを続けて何度も開閉さ せることは避けてください。車体のコント ロールを失う危険があります。ブレーキ操 作の際は、先ずスロットルを閉じ、安定し た均一な制動力を得るよう両輪のブレーキ を適切に操作してください。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 慣らし運転 路上の障害物や路面状態の変化には最大限 の注意を払ってください。 荒れた路面、鉄道のレール、マンホール の蓋、路上の塗装表示、工事現場の鉄板 などは雨に濡れるとスリップしやすく危 険です。このような場所では急なハンド ル操作をせず、また車体をなるべく傾け ずに走行してください。 車線変更や方向転換の際には早めにウイ ンカーライトで意志表示をし、急なハン ドル操作や危険な運転を避けてください。 車線変更、方向転換した後は直ちにウイ ンカーライトを消灯してください。 他の車両を追い越したり、また、追い越 されたりする間は、最大限の注意を払っ てください。 雨天走行時は大型車両からの水煙で見通 しが悪くなります。また圧力差による横 風で車体のコントロールを失う危険があ りますので充分注意してください。 エンジンの慣らし運転は、エンジンを長 持ちさせ、正しい性能を引き出すために とても重要です。 できればカーブや起伏の多い道を選んで 走行するとエンジン、サスペンション、 ブレーキなどがより効果的に慣らし運転 されます。 慣らし運転中はさまざまな速度で走行す るようにしてください。このことにより、 エンジンの各パーツへ " 負荷 " を与えた り、逆に " 無負荷 " にして冷ましたりし ます。 ただし、エンジンへ負荷を与えることは 重要ですが、限度を超えないよう注意し てください。 重要:1500 km (937 mi) の慣らし運転を 終えないとエンジンの最高性能を引き出 すことはできません。 以下の注意事項を守ってください: ◆ エンジンが低速回転中に、急激にスロッ トルを 開 けたり全 開 にしたりしないで ください。慣らし運転期間、慣らし運転 終了後ともこの注意を守ってください。 ◆ 最初の 100 km (62 mi) まではブレーキ 操作は慎重に行ない、急ブレーキや長い ブレーキ操作は避けてください。ブレー キディス クと パッ ドを 正 しく 馴染 ませ るために重要です。 ◆ 最初の 1000 km (625 mi) までは決して 6000 回転/分 (rpm) を超えないように してください。 ライダー自身を含む人身事故や車両の損傷 を防ぐため、 積算走行距離が 1000 km (625 mi) に達したら aprilia 正規ディーラーに て定期点検を行なってください。 59 頁 ( 定 期点検整備表) の" 慣らし運転後" の項参照。 ◆ ◆ 走行距離が 1000 km (625 mi) ~ 1500 km (937 mi) の間は、各パーツを馴染ませ るため そ れまでよりももう少しラ フ に 乗り回し、速度を変化させたり、無理の ない 範 囲で ス ロ ッ トル 開 度を大 き くし たりなどして、高い回転域を徐々に使う ようにします。ただし、この期間は最高 回転数が 7500 回転/分 (rpm) を超え ないようにしてください ( 下表参照 )。 走行距離が 1500 km (937 mi) を超える と、エンジンの最高性能を引き出せます が、その際でも許容回転数 (10500 回転 /分 (rpm)) を超えないように注意して ください。 慣らし運転期間中の エンジン許容回転数 積算走行距離 km (mi) 0 ~ 1000 (0 ~ 625) 1000 ~ 1500 (625 ~ 937) over 1500 (937) 回転/分 (rpm) 6000 7500 10500 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  転倒や車体の傾きすぎは燃料流出の原因と なります。 内燃機関用の燃料は大変引火しやすく、 時には爆発することもあります。 サイドスタンドにはご自分の体重やパッセ ンジャーの体重をかけないようにしてくだ さい。 パーキング方法: ◆ 駐車場所を選びます。 ◆ モーターサイクルを停止させます。 56 頁 ( 停止 ) 参照。 ◆ エンジンキルスイッチ (3) を "0$" 側 に押します。 ◆ キー (4) を回してイグニッションスイッ チ (5) を "$" の位置に回します。 車両への乗り降りの際の手順を必ずお守り ください。 45 頁 ( 車両への乗り降り ) 参照。 ◆ 停止 パーキング 駐車場所の選択は大変重要です。交通標 識を遵守し下記の注意事項をお守りくだ さい。 転倒を防ぐため、堅く水平な場所に駐車し てください。 車体を壁などに立てかけたり、地面に寝か せて置いたりしないでください。 車体、特に 熱 くなっている 部 分が周囲の 人々や子供にとって危険にならないよう注 意してください。エンジンがかかった状態 や、イグニッションスイッチにキーを挿し 込んだ状態で放置しないでください。 たとえ止まっていても冷却ファンには近 づかないでください。急に回り始めて衣 服の端や髪の毛などを巻き込む危険があ ります。 急ブレーキ、急な減速、ぎりぎりでブレー キをかけることなどはできるだけ避けてく ださい。 速度を落とすには、スロットルグリップ (1) を戻し (A の方向 )、両輪のブレーキ を徐々にかけ、同時にギアを " シフトダ ウン " します。 52 頁 ( 発進と走行 ) 参照。 速度が落ちてきたらモーターサイクルを 完全に停止させる前に: ◆ エンストを防止するためクラッチレ バー (2) を引きます。 モーターサイクルが停止したら: ◆ シフトペダルをニュートラルにします ( グリーンのインジケーター"/" 点灯 )。 ◆ クラッチレバー (2) を離します。 ◆ 一時停止中は、フロントまたはリア、少 なくとも 一 方 の ブ レー キ をかけてお き ます。 ◆ ◆ 手順に従って、( パッセンジャーがいる 場合は ) パッセンジャーを先に降りさせ てから、ライダーが降ります。 ステアリングロックをかけます。28 頁 ( ステアリングロック ) 参照。キー (4) を抜き取ります。 車体が安定しているか確認してください。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 盗難防止のために イグニッションスイッチにキーを挿し込 んだままにしないでください。また常に ステアリングロックをかけてください。 ガレージや監視人のいる確かな場所を選 んで駐車してください。 なるべく何らかの盗難防止器具を使用し てください。 関係書類に手落ちがないか、また税金は 納入済みか確認してください。 下の欄に必要事項を記入しておくと、盗 難車が発見された場合の所有者確認に役 立ちます。 姓: . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 名: . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 住所: . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 電話番号: . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 重要:このマニュアルに記入された事項で 盗難 車が確認される ケ ー ス がよくありま す。 スタンドの立て方 サイドスタンド 運転姿勢からサイドスタンドを使って車 体を立てる手順については、45 頁 ( 車両 への乗り降り ) を参照してください。 何らかの操作 ( たとえば車両の移動 ) の ためにスタンドを格納する必要があった 場合は、次の手順で再びスタンドを立て てください: 障害物のない堅く水平な場所に駐車してく ださい。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 右足でサイドスタンド (3) を完全に開く まで踏み下げます。 サイド ス タンドが地面に 着 くまで車体 を傾けます。 ハンドルを 左側 いっ ぱ いに 切 ってお き ます。 車体が安定しているか確認してください。 駐車する場所を選びます。 56 頁 ( パーキ ング ) 参照。 左ハンドル (1) を握り、右手を車体後方 の上部 (2) に置きます。 オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  メンテナンス 通常のメンテナンスはユーザーでも行な えますが、中には特殊工具や技術的知識 を必要とするものもあります。 そういった際や、定期点検、アシスタン スサービス、技術的アドバイスなどが必 要な場合は、お気軽に aprilia 正規 ディーラーにご相談ください。適切で迅 速なサービスをお約束します。 修理や定期点検整備の後には路上での走 行テストを aprilia 正規ディーラーに依 頼されるようお薦めします。 ただし、メンテナンス作業の後にはご自 分でも必ず予備点検を行なってください。 48 頁 ( 走行前の点検 ) 参照。 重要:このモーターサイクルにはコン ピューターボックスが装備されており、 異常動作などをリアルタイムに発見しメ モリーします。 イグニッションスイッチを " # " の位置 にあわせる度に、多機能ディスプレイ右 側に、約 3 秒間 "efi"(1) という文字が現 れます。 エンジン稼働中に "efi"(1) と表示された場 合は、コンピューターボックスが何らかの 異常を発見したことを示しています。たい ていの場合エンジンは動作し続けますが性 能は制限されます。直ち に aprilia 正規 ディーラーにご相談ください。 最初は 1000 km (625 mi)、その後は 7500 km (4687 mi) ごとに、右側ディスプレイに "SERVICE" (2) と表示されます。 その際は定められた定期点検を aprilia 正 規ディーラーにご依頼ください。 59 頁 ( 定 期点検整備表 ) 参照。 "SERVICE" 表示をディ スプレイから消去するには "LAP" ボタン (3) を押しながら 6 (4) ボタンを約 5 秒間 押し続けてください。 火災の危険があります。 電気系構成要素には、燃料及びその他の引 火物を近づけないで下さい。 点検整備を始める前には必ずエンジンを 止め、キーをイグニッションスイッチか ら抜いて、エンジンと排気系統が完全に 冷えるのを待ちます。できれば作業用ス タンドなどを用い車体を持ち上げ、堅く 水平な床面に置きます。 作業を開始する前に作業場の換気を確認 してください。 火傷の危険がありますので、熱くなって いるエンジンや排気系統に触れないよう 充分注意してください。 車両のいかなるメカ部品やパーツも口に くわえないでください。部品には食べて よいものはないばかりか、健康を害する ものや有毒なものもあります。 特に指示がない限り、パーツの取り付けは 取り外しの逆の手順で行なってください。 メンテナンス作業の際はゴム手袋の着用 をお薦めします。  オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212 定期点検整備表 aprilia 正規ディーラーにて行なう作業 ( ユーザーでも実施可能なもの ) 各部名称 != 点検。必要な場合は清掃、調整、潤 滑、交換など。 " = 清掃。 # = 交換。 $ = 調整。 重要:メンテナンス作業を行う頻度は、車 体を以下のような場所で使用される場合、 2 倍に増加して下さい : 雨の多い地域、 埃っ ぽい場所、舗装されていない路上、または スポーツ運転の実行時 (*) = 競 技 的な走行をすることが多い 場 合は 3750 km (2343 mi) ごとに交換 してください。 15 日ごとまたは指定期間ごとに点 検してください。 点検箇所 7500 km 15000 km 慣らし運転後 (4687 mi) (9375 mi) また [1000 km または 12ヶ月ごと は 24ヶ月ごと (625 mi)] !$ $ ! エンジン始動のつど: !1000 km (625 mi) 走行ごと: ! スパークプラグ (*) エアクリーナー エンジンオイルフィルター (*) エンジンオイルフィルター( タンク上 ) フロントフォーク ライト類の動作/向き ライト系統 マイクロスイッチ類 クラッチオイル ブレーキオイル 冷却液 エンジンオイル タイヤ タイヤ空気圧 (**) エンジンのアイドリング バッテリーターミナルの取り外し エンジンオイル警告灯 ドライブチェーンのテンション、 潤滑 ブレーキパッド摩耗度 ! # # # " ! # !$ $ 走行前に毎回、および 2000 km (1250 mi) 走行ごと: ! オーナーズマニュアル 569 PLOOH 78212  569 PLOOH 5 78212  必ず aprilia 正規ディーラーにて行なう作 業 各部名称 != 点検。必要な場合は清掃、調整、潤 滑、交換など。(ワークショップマ ニュアルの仕様に従って) " = 清掃。 # = 交換。 $ = 調整。 重要:メンテナンス作業を行う頻度は、 車体を以下のような場所で使用される場 合、2 倍に増加して下さい : 雨の多い地 域、埃っぽい場所、舗装されていない路 上、またはスポーツ運転の実行時。 (*) = 競技的な走行をすることが多い場合 は 3750 km (2343 mi) ごとに点検 してください。 (**) = フォーク R タイプ A (!, ") 使用の場合は、10000km (6250mi) ごとに交換して下さい。 (***) = 次のような場合に限り: ± サーキットでの集中使用 ± レースへの参加 点検箇所 リアショックアブソーバー ギアボックス (***) アイドリングミクスチャー(CO) トランスミッションおよび制御系統のケーブル リアサスペンション連接部ベアリング ステアリング、ステアリングベアリング ホイールベアリング ブレーキディスク 車両の動作具合一般 バルブの遊びの調整 ブレーキ系統 冷却系統 クラッチオイル ブレーキオイル 冷却液 フォークオイル (**) フォークオイルよけ ブレーキパッド ホイール / タイヤ ナット、ボルト、ネジ類の締め付け 各シリンダーの同期 7500 km 15000 km 慣らし運転後 (4687 mi) (9375 mi) また [1000 km または 12ヶ月 は 24ヶ月ごと (625 mi)] ! [. . . ] オルタネーター ( 永久磁石による ) . . . . . . . . . . . . 12 12 30 15 12 V - 12 Ah V - 10 Ah A A V - 400 W V V V V 55 W H7U 55 W H7U 5 W 10 W 電気系統 バルブ ロービームライト ( ハロゲン ) . . . . . . . . . . . . . . . . 12 ハイビームライト ( ハロゲン ) . . . . . . . . . . . . . . . . 12 フロント・パーキングライト . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ]

APRILIA SONIC 50ダウンロード上のご注意

Lastmanualsはユーザー主導型のハードウエア及びソフトウエアのマニュアル(ユーザーガイド・マニュアル・クイックスタート・技術情報など)を共有・保存・検索サービスを提供します。
お探しの書類がなかったり、不完全だったり、言語が違ったり、モデル名や言語が説明と違う場合など、いかなる場合でもLastmanualsはその責を負いません。またLastmanualsは翻訳のサービスもしていません。

規約に同意して「マニュアルをダウンロード」をクリックすればAPRILIA SONIC 50のマニュアルのダウンロードが開始されます。

マニュアルを検索

 

Copyright © 2015 - LastManuals - すべての権利。
指定の商標やブランド名はそれぞれ個別の所有者のものです。

flag