ユーザーズガイド ASROCK K10N78HSLI-WIFI INSTALLATION
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ASROCK K10N78HSLI-WIFI (1051 ko) ASROCK K10N78HSLI-WIFI V1.0 (1051 ko)
マニュアル抽象的: マニュアル ASROCK K10N78HSLI-WIFIINSTALLATION
詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。
[. . . ] 17 イ ン ク リ メ ン タ ル ワ ー ク ピース の位置 . . . . . 17 ゼ ロ 角度の リ フ ァ レ ン ス軸 . . . . . 18 エン コーダ リ フ ァ レ ン ス マー ク . . . . . 19 I - 2 K10N78HSLI-WIFI の一般的操作 . . . . . [. . . ] 82 ス テ ッ プ 1 : デー タ の入力 . . . . . 83 ネジ山サ イ ク ルプ ロ グ ラ ムの実行 . . . . . 86
K10N78HSLI-WIFI
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II 技術情報 . . . . . 87
II - 1 イ ン ス ト ールお よ び電気的接続 . . . . . 89 電源 コ ネ ク タ の配線 . . . . . 90 エ ッ ジ フ ァ イ ン ダ出力の接続お よ び入力信号 . . . . . 92 エ ッ ジ フ ァ イ ン ダの ピ ン配列、 お よ び測定値出力の入力 (ピ ン配列) . . . . . 92 II - 2 イ ン ス ト ール設定 . . . . . 93 イ ン ス ト ール設定パ ラ メ ー タ . . . . . 94 ネジ山サ イ ク ル設定 : . . . . . 96 Z カ ッ プ リ ン グの有効化 . . . . . 122 K10N78HSLI-WIFI ハン ド ル ID 520 012-01 . . . . . 122 K10N78HSLI-WIFI 取付け説明 汎用取付けアーム lD 382 929-01 . . . . . 123 K10N78HSLI-WIFI 取付け説明 傾斜ベース lD 281 619-01 . . . . . 124 K10N78HSLI-WIFI 取付け説明 傾斜ブ ラ ケ ッ ト lD 520 011-01 . . . . . 125 K10N78HSLI-WIFI 取付け説明 取付け フ レーム lD 532 811-01 . . . . . IMPORT/EXPORT:操作パラメータをインポートまたはエクス ポートするときに押します。 「インポート/エクスポート」 (31 ページ)を参照してください . HELP:オンラインヘルプを開きます。
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I 取扱説明書
ジョブ設定パラメータ
ジョブ設定パラメータを表示および変更するには、上/下矢印キー を使用してパラメータを強調表示し、ENTER キーを押します。 単位 UNITS フォームは、使用する表示単位と形式を指定するために使用 されます。これらの設定は、システムの起動時に有効になります。
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Inch/MM - 測定値は、LINEAR フィールドで選択された単位で表示 および入力されます。INCH/MM ソフトキーを押して、インチまた はミリメーターを選択します。 現在値、残存距離モードのいずれに おいても INCH/MM ソフトキーを押して測定単位を選択すること もできます。 Decimal Degrees、Radians - ANGULAR フィールドの値は、 フォームに表示または入力する角度に影響します。ソフトキーを 使用して、DECIMAL DEGREES か RADIANS を選択します。
スケーリング係数 スケーリング係数は、該当する部分を拡大または縮小するために使 用されます。すべてのエンコーダの動きは、スケーリング係数に よって乗算されます。 スケーリング係数 1. 0 は、印刷時と全く同じサ イズの部分を作ります。
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数字キーは、ゼロより大きい数値を入力するために使用されます。 入力範囲は 0. 1000 から 10. 000 までです。負数も入力されます。 スケーリング係数設定は、電源を切るまで保持されます。 スケーリング係数が 1 以外の場合は、スケーリング記号 が軸の 上に表示されます。 ON/OFF ソフトキーは、現在のスケーリング係数を無効にするた めに使用されます。
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I - 2 K10N78HSLI-WIFI の一般的操作
I - 2 K10N78HSLI-WIFI の一般的操作
ミラー スケーリング係数 -1. 00 は反転を作ります。 部分のミラー とスケーリングは同時に行うことができます(65 ページ を参照) 。 エッジファインダ(ミリングアプリケーションのみ) エッジファインダの直径および長さオフセットはこのフォームで設 定されます。両方の値は、フォームに示された単位になります。
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直径および長さの値の入力には、数字キーが使用されます。直径 はゼロより大きくなければなりません。 長さは正負記号です。 ソフトキーは、エッジファインダの測定単位を示すために提供さ れます。
エッジファインダ値は、電源を切るまで維持されます。 直径軸 Diameter Axes を選択して、どの軸を半径または直径値で表示する かを設定します。ON は、軸位置が直径値で表示されることを示し ます。OFF の場合は、RADIUS/DIAMETER 機能は適用されません。 旋削アプリケーションの RADIUS/DIAMETER 機能については、80 ページを参照。
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カーソルを DIAMETER AXIS に移動し、ENTER を押します。 カーソルが X フィールドに移動します。 その軸に必要なパラメータ に応じて、ON/OFF ソフトキーを押し、機能をオンまたはオフに します。 ENTER キーを押します。
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I 取扱説明書
測定値出力 MEASURED VALUE OUTPUT 機能によって、現在の軸表示位置とプ ローブ測定値はシリアルポート経由で転送されます。 現在表示位置の 出力は、外部デバイス信号もしくはシリアルポート経由で K10N78HSLI-WIFI へ送出されるコマンド (Ctrl B) により動作します。 MEASURED VALUE OUTPUT フォームは、プローブ操作中に ON か OFF かのデータ出力を設定するのに使用されます。 画面固定オプ ションの設定にも用いられます。
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データ出力プロービング(ミリングのみ) :ON または OFF のどち らにも設定可能です。 ON の場合、プローブ操作が完了したときに 測定データを出力します。 Display Freeze:以下のいずれかに設定されます。
OFF:画面表示は測定値出力中に停止しません。 CONCURRENT:画面表示は測定値出力中に停止し、スイッチ ング入力が作動している間は停止したままです。 FREEZE:画面表示は停止しますが、測定値が出力される度に 更新されます。 出力データ形式については、測定値出力を参照してください。 グラフィック位置決め補助 GRAPHIC POSITIONING AID フォームは、残存距離モードで軸表示 の下に表示される棒グラフの設定に使用します。各軸にはそれぞれ の範囲が決められています。
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ON/OFF ソフトキーを押して有効にするか、数字キーを使用して 数値を入力します。現在位置ボックスは、位置が範囲内に入ると 動き始めます。
ステータスバー設定 ステータスバーは、画面最上部の分割されたバーで、現在の基準点、 工具、送り速度、ストップウォッチ、およびページ表示が表示され ます。
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表示する各設定について、ON/OFF ソフトキーを押します。
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I - 2 K10N78HSLI-WIFI の一般的操作
I - 2 K10N78HSLI-WIFI の一般的操作
ストップウォッチ ストップウォッチは時間 (h)、分 (m)、秒 (s) を示します。 経過時間を 示すストップウォッチのように機能します。 (カウントは 0:00:00 か ら開始します) 。 ELAPSED TIME フィールドには、各インターバルの合計時間が表示 されます。
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START/STOP ソフトキーを押します。 STATUS フィールドに RUNNING と表示されます。もう一度押すと、経過時間のカウン トが停止します。 経過時間をリセットするには、RESET ソフトキーを押します。リ セットすると、カウント中の場合は時計が停止します。 オペレーティングモードで Decimal キーを押しても、ク ロックが開始または停止されます。0 キーを押すと、時計 はリセットされます。
リモートスイッチ リモートスイッチは、外部スイッチ(ペンダントまたは足踏みス イッチ)がデータ出力、ゼロ、次の穴の一部またはすべてを実行で きるようにパラメータを設定します。 接地エッジファインダ入力経由 のリモートスイッチ接続については、第 2 項を参照してください 「エッジファインダ出力の接続および入力信号」 (92 ページ)を参照 してください。 DATA OUTPUT:シリアルポートから位置情報を送信したり、現 在の位置を印刷します。 ZERO:1 つまたは複数の軸をゼロにします。 (残存距離モードの 場合、現在の残存距離値がゼロになるように設定されます。現在 値モードの場合、基準点がゼロになるように設定されます。 ) NEXT HOLE : パターン ( 例 : 穴パターン ) 内の次の穴に移動します。 DATA OUTPUT フィールドで、 ON/OFF ソフトキーを押して ON にし、スイッチが閉じられたときに現在の位置をシリアルポー トに送信します。 ZERO フィールドにある間、 スイッチが閉じているときに適当な 軸キーを押して軸表示位置のゼロ化を有効もしくは無効にして ください。 NEXT HOLE フィールドで、ON/OFF ソフトキーを押して、パ ターン内の次の穴に移動する機能を ON にします。
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I 取扱説明書
コンソール調整 LCD の輝度とコントラストはこの画面で調整できます。 現在値モー ドまたは残存距離モードのいずれかの場合、上/下矢印キーを使用 しても LCD のコントラストを調整できます。このフォームは、スク リーンセーバーの待ち時間を設定するためにも使われます。 スクリーンセーバー設定は LCD がオフになる前に装置がアイドルし ているときの時間です。 アイドル時間は 30 分から 120 分まで設定で きます。スクリーンセーバーは、電源を切るまでの間は無効にする ことができます。 言語 K10N78HSLI-WIFI では、複数の言語がサポートされています。言語の選択を変 更するには:
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使用する言語がソフトキーとフォームに表示されるまで、 LANGUAGE ソフトキーを押します。 ENTER を押して、選択を確定します。
インポート/エクスポート 操作パラメータ情報は、シリアルポート経由でインポートまたはエ クスポートできます。
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SETUP 画面の IMPORT/EXPORT ソフトキーを押します。 IMPORT および EXPORT ソフトキーは、 MILL TOOL TABLE 画面で も使用可能です。 PC から操作パラメータまたは工具表をダウンロードする場合は、 IMPORT を押します。 現在の操作パラメータまたは工具表を PC にアップロードする場合 は、EXPORT を押します。 終了するには、C キーを押します。
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I - 2 K10N78HSLI-WIFI の一般的操作
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一般的操作のソフトキー機能の概要
選択可能なソフトキー機能が 3 ページあります。 各ページ間でカー ソルを移動するには、左/右矢印キーを使用します。ステータス バーのページ表示は、ページの向きを示します。濃い色で示されて いるページが現在作業しているページです。各キーにはリファレン スページが割り当てられており、詳細情報を参照できます。 ソフトキー ページ 1 HELP TOOL ソフトキー機能 オンスクリーンヘルプを開きます (22 ページ) 。 工具表を開きます(ミリングの場 合は 38 ページ、旋削の場合は 74 ページを参照) 。 オペレーティングモード(現在値 と残存距離)の表示を切り替えま す(21 ページ) 。 SET 機能と ZERO 機能を切り替 えます。 各軸キーで使用されます (34 ページ) 。 ソフトキー の記号 ソフトキー の記号 ページ表示
ACTUAL VALUE/ DISTANCETO-GO SET/ZERO
ソフトキーペー ソフトキー機能 ジ2 DATUM 各軸の基準点を設定するための DATUM フォームを開きます(45 ページ) 。 PRESET フォームを開きます。こ のフォームを使用して公称位置を 設定します。 これは、残存距離機 能です(53 ページ) 。 現在の位置を 2 分割するために使 用されます(59 ページ) 。 CIRCLE PATTERN および LINEAR PATTERN のフォームを 開きます(62 ページ) 。 INCLINE MILL および ARC MILL のフォー ムを開きます(68 ページ) 。 このソフトキーは、半径表示と直 径表示を切り替えます(80 ペー ジ) 。
PRESET
1/2(ミリング 機能のみ) FEATURES
RX(旋盤機能 のみ)
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I 取扱説明書
ソフトキー ページ 3 SETUP
ソフトキー機能 Job Setup メニューを開きます。 ここから INSTALLATION SETUP ソフトキーにアクセスできます。 (26 ページ ) リファレンスマークを定義する準 備ができたら押します。 (25 ページ ) 計算機の機能を開きます。 (35 ペー ジ) 単位をインチまたはミリメーター に切り替えます。 (27 ページ )
ソフトキー の記号
ENABLE REF
CALC INCH/MM
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I - 2 K10N78HSLI-WIFI の一般的操作
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一般的操作のソフトキー機能の詳細
この項では、ソフトキー機能の詳細について説明します。ソフト キー機能は、K10N78HSLI-WIFI がミリングまたは旋削アプリケーションのどち らに設定されている場合でも同じです。 SET/ZERO ソフトキー SET/ZERO ソフトキーは、軸キーを押したときの動作を決定しま す。 このキーはトグルキーで、SET 機能と ZERO 機能を切り替えま す。現在の状態はステータスバーで表示されます。 状態が設定で、K10N78HSLI-WIFI が現在値モードの場合は、軸キーを選択する とその軸の DATUM フォームが表示されます。 K10N78HSLI-WIFI が残存距離 モードの場合は、PRESET フォームが開きます。 状態がゼロで、K10N78HSLI-WIFI が現在値モードの時、軸キーを選択すること で軸の基準点を現在位置でゼロになるように設定されます。残存距 離モードの場合は、現在の残存距離の値がゼロに設定されます。 K10N78HSLI-WIFI が現在値モードで、SET/ZERO の状態がゼロの場 合は、軸キーを押すと現在の基準点がその軸の現在の位 置でゼロにリセットされます。 Set/Zero 表示
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I 取扱説明書
CALC ソフトキー K10N78HSLI-WIFI の計算機は、単純な計算から複雑な三角法や RPM 計算まで あらゆる処理を行うことができます。 CALC ソフトキーを押して STANDARD/TRIG および RPM ソフト キーにアクセスします。 CALC ソフトキーは、データ入力中に計算が 必要な場合がある入力フォームにおいても使用可能です。 数値フィールドに 1 個以上の計算を入力する必要がある とき、計算機は足し算、引き算をする前に掛け算、割り 算を実行します。 たとえば 3 + 1 / 8 と入力すると、 K10N78HSLI-WIFI では 1 を 8 で割ってから 3 を足すので、答えは 3. 125 に なります。
三角関数には、あらゆる三角関数の演算子、および二乗と平方根が 含まれます。角度のサイン、コサイン、またはタンジェントを計算 する場合は、角度を入力してから、該当するソフトキーを押します。 角度値には、度数、またはラジアンの角度形式のうち、 現在選択されているものが使用されます。
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I - 2 K10N78HSLI-WIFI の一般的操作
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RPM 計算機 RPM 計算機は、指定されている工具(旋削アプリケーションの場合 は部品)の直径に基づいて RPM(または表面切削速度)を計算する ために使用されます。 この図に表示されている値は、一例にすぎませ ん。 工具メーカーの取扱説明書を参照し、工具ごとにスピンドル速度 範囲を確認してください。
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CALC を押します。 RPM ソフトキーを押して RPM CALCULATOR フォームを開いてく ださい。 RPM 計算機には、工具の直径が必要です。数字ハードキーを使用 して、直径値を入力してください。 直径値はデフォルトで現在の工 具の寸法に設定されます。電源を入れた後に入力された最新の値 がない場合、デフォルト値は 0 になります。 表面速度値が必要な場合は、数字ハードキーを使用して値を入力 します。 表面速度値が入力されると、関連する RPM 値が計算され ます。
SURFACE SPEED フィールドでは、ソフトキーはオンラインヘルプ 使用時に有効です。加工する素材に関する推奨表面速度範囲の表を 参照することができます。
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UNITS ソフトキーを押して、単位をインチまたはミリメーターで 表示します。 C キーを押すと RPM Calculator が閉じ、 現在のデータが保存されま す。
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I 取扱説明書
TAPER CALCULATOR ソフトキー (旋削アプリケーションのみ) 図面から寸法を入力するか、工具または表示を使用してテーパー ワークピースを接触させることによって、テーパーを計算できます。 テーパー計算機を用いてテーパー角度を計算します。 入力値: テーパーの比率を計算する場合は、次の情報が必要になります。 テーパーの半径の変化 テーパーの長さ テーパー計算機で両方の直径(D1、D2)と長さを使用する場合は、 次の情報が必要になります。 直径の開始点 直径の終点 テーパーの長さ CALC ソフトキーを押します。 ソフトキーのリストが変わり、テーパー計算機能が 含まれるようになります。 D1/D2 の長さ 2 つの直径とその間の長さを使用してテーパー角度 を計算する場合は、TAPER: D1/D2/L ソフトキーを 押します。 最初のテーパー点、Diameter 1 では、数字キーを使 用して点の値を入力してから ENTER を押すか、工 具を 1 つの点に接触させてから NOTE を押します。 この手順を D2 フィールドでも繰り返します。 NOTE キーを使用する場合、テーパー角度は自動的 に計算されます。 数値を入力する場合は、LENGTH フィールドにデー タを入力してから ENTER を押します。 テーパー角 度が ANGLE フィールドに表示されます。 テーパー比 直径変化の長さに対する比率を使用して角度を計算 するには、TAPER: RATIO ソフトキーを押します。 数字キーを用いて、ENTRY 1 と ENTRY 2 フィール ドにデータを入力してください。選択するたびに ENTER を押してください。 計算された比率と角度が、それぞれのフィールドに 表示されます。
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I - 2 K10N78HSLI-WIFI の一般的操作
I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
ソフトキー機能の詳細
この項では、ミリングアプリケーション固有の操作とソフトキー機 能について説明します。 TOOL ソフトキー このソフトキーを押すと工具表が表示されます。また、このソフト キーから TOOL フォームにアクセスして工具のパラメータを入力で きます。 K10N78HSLI-WIFI では、工具表に最大 16 の工具を保存できます。 工具表 K10N78HSLI-WIFI の工具表は、工具、および直径、長さ、測定単位(in/mm) 、 工具のタイプ、回転方向、回転速度等の各仕様の保存に便利です。 次のソフトキーは、TOOL TABLE フォームまたは個別の TOOL DATA フォームでも使用できます。 機能 オペレーターはこのキーを使用して、工具の長 さオフセットを反映させる軸を選択することが できます。 工具の直径値は、その後残りの 2 つ の軸のオフセットに使用されます。 使用可能なヘルプファイルにアクセスするため に押します。 工具オフセット長を自動的に入力するときに押 します。 TOOL LENGTH フィールドでのみ使用 できます。 タイプを選択するための TOOL TYPES フォー ムを開きます。 TYPE フィールドでのみ使用で きます。 ソフトキー
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I 取扱説明書
インポート/エクスポート 工具表の情報は、シリアルポート経由でインポートまたはエクス ポートすることができます。
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IMPORT および EXPORT ソフトキーは、 TOOL TABLE 画面で使用 可能です。 PC から工具表をダウンロードする場合は、IMPORT を押します。 工具表を PC にアップロードする場合は、EXPORT を押します。 終了するには、C キーを押します。
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
TOOL RADIUS COMPENSATION 機能 K10N78HSLI-WIFI には、TOOL RADIUS COMPENSATION 機能が備わってい ます。この機能によって、図面から直接ワークピースの寸法を入力 することができます。 表示された残存距離は、工具半径の値の分だけ 自動的に延長 (R+) または短縮 (R-) されます。詳細については、 「PRESET ソフトキー」 (80 ページ)を参照してください。
長さの差を表す記号 ΔL 工具が標準工具より長い場合:ΔL > 0 (+) 工具が標準工具より短い場合:ΔL<0 (–) 長さオフセットは、既知の値として入力される場合と、K10N78HSLI-WIFI に よって自動的にオフセットが設定される場合があります。 TEACH LENGTH ソフトキーに関する詳細については、次の工具表の使用例 を参照してください。 工具の長さとは、工具と標準工具の長さの差(ΔL)です。 標準工具は T1 で示されます。
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I 取扱説明書
工具データの入力
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TOOL ソフトキーを選択します。 カーソルを目的の工具に移動して ENTER を押します。 TOOL DESCRIPTION フォームが表示されます。 工具直径を入力してください。 工具長を入力するか、または TEACH LENGTH を押してください。 工具の単位(inch/mm)を入力します。 工具のタイプを入力します。 Spindle Speed Control がインストールされていなければ、スピン ドルのデータは必要ありません。 インストールされている場合は、 IOB 49 の取扱説明書を参照してください。 C を押して工具表に戻ります。C を押して終了します。
工具表の使い方 例:工具表に対する工具長と直径の入力 工具の直径:2. 00 工具の長さ:20. 000 工具の単位:mm 工具のタイプ:フラットエンドミル K10N78HSLI-WIFI でオフセットの長さを設定することもできます。 代替方法を参照してください。
Spindle Speed Control の情報が必要になるのは、IOB 49 ボックスがインストールされている場合のみです。 インス トールされている場合は、IOB 49 の取扱説明書を参照し てください。
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
TOOL ソフトキーを押します。 カーソルにより TOOL TABLE フォームが初期化さ れます。 工具表 定義する工具にカーソルを動かすか、または工具番 号を入力してください。ENTER キーを押します。 工具直径 工具直径、例えば(2) 、を入力します。 下矢印キーを押します。 工具長 工具長、例えば(20) 、を入力します。 下矢印キーを押します。 - 代替方法 K10N78HSLI-WIFI でオフセットを設定することもできます。 こ の方法は共通の基準面に各工具の先端を接触させる ことが必要です。 これにより、K10N78HSLI-WIFI が各工具の長 さの差を測定することができます。 基準面に接触するまで工具を動かしてください。 TEACH LENGTH ソフトキーを押します。 K10N78HSLI-WIFI に よって、この表面を基準にオフセット計算されま す。 同じ基準面を用いて他の工具でも手順を繰り返して ください。
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I 取扱説明書
同じ標準表面を使用した工具セットのみ、基準点をリ セットせずに変更することができます。
工具表に長さが設定された工具が既に含まれている場合、 最初にそれらを用いて基準面を確立する必要があります。 そうしないと、基準点を再構築せずに新しい工具と既存 の工具を切り替えられません。 新しい工具を追加する前に 工具表から工具を一つ選択してください。その工具を標 準表面に接触させ、基準点を 0 に設定します。
工具の単位 工具の単位(inch/mm)を入力し、
TOOL TYPE フィールドにカーソルを移動します。 工具のタイプ TOOL TYPES ソフトキーを押します。 工具をリスト から選択し、ENTER を押します。
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
工具表の呼び出し 加工処理を始める前に、工具表から使用する工具を選択します。 保存 された工具データは、工具補正作業の際に K10N78HSLI-WIFI によって使用さ れます。 工具の呼び出し TOOL ソフトキーを押します。 工具番号 上/下矢印キーを使用して、工具(1 ~ 16)の上を 移動します。 目的の工具を強調表示します。 正しい工具が呼び出されたことを確認してから、C キーを押して終了します。
DATUM ソフトキー 基準点設定は、軸位置と表示値の間の関係を定義します。 最も簡単に基準点を設定するには、K10N78HSLI-WIFI のプロービング機能を使 用します。エッジファインダを使用するか工具を使用するかは重要 視しません。 もちろん、工具でワークピースのエッジを順に接触させ、その都度 工具の位置を手動で基準点として入力するという従来の方法で、基 準点を設定することもできます(このページの以降の例を参照して ください) 。 基準点表は 10 点の基準点まで保持できます。ほとんどの場合はこの 表を使用することによって、複数の基準点を含む複雑なワークピー ス図面で作業しているときに、軸の走行を計算する手間を省くこと ができます。
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I 取扱説明書
例:プロービング機能を使用しないワークピース基準点の設定。 工具の直径:D = 3 mm この例での軸の順序:X - Y - Z 準備:アクティブな工具を、基準点の設定に使用する工具に設定す る DATUM ソフトキーを押します。
カーソルは DATUM NUMBER フィールドに移動し ます。 基準点番号を入力し、下矢印キーを押して X AXIS フィールドに移動します。
ワークピースのエッジ 1 に接触させます。 基準点の設定 X 工具の中心の位置(X = – 1. 5 mm)を入力し、 下矢印キーを押して Y 軸に移動します。 ワークピースのエッジ 2 に接触させます。
基準点の設定 Y 工具の中心の位置(Y = – 1. 5 mm)を入力し、 下矢印キーを押します。
ワークピースの表面に接触させます。
基準点の設定 Z = + 0
基準点の Z 座標用に工具の先端(Z=0)の位置を入 力します。ENTER キーを押します。
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
基準点の設定に使用するプロービング機能 K10N78HSLI-WIFI では、X10 経由で接続された ASROCK 3 次元 KT 130 エッジファインダをサポートしています。 K10N78HSLI-WIFI では、装置の背面にある 3. 5 mm フォノジャック経由で接続 する接地タイプのエッジファインダもサポートされています。 どちら のエッジファインダも同様に動作します。 プローブ機能の使用中、画面ではエッジ、中心線、円中 心の位置は固定されます。
使用可能なプロービングのソフトキー機能を次に示します。 基準点としてのワークピースのエッジ:EDGE 2 つのワークピースエッジの中心線:CENTER LINE 穴もしくは円筒の中心:CIRCLE CENTER 全プロービング機能において、K10N78HSLI-WIFI は入力されたスタイラス径を 考慮します。 アクティブなプロービング機能を中止するには、C キーを押します。 エッジファインダによる基準点設定 プロービングを実行するには、プローブの寸法特性が最 初にジョブ設定に入力されている必要があります( 「ジョ ブ設定パラメータ」 (27 ページ)を参照してください) 。 プローブの特性は電源停止後も保持されます。
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I 取扱説明書
例:ワークピースのエッジをプローブし、コーナーを基準点に設定 します。 基準点軸: X = 0 mm Y = 0 mm エッジもしくは表面をプローブして基準点として取り込み、基準点 座標を設定できます。 DATUM ソフトキーを押します。
新しい基準点を選択するか 下矢印キーを押して X AXIS フィールドに移動します。 PROBE ソフトキーを押します。
EDGE ソフトキーを押します。 X 軸でのプローブ エッジファインダの LED が点灯するまで、ワーク ピースに向けてエッジファインダを動かします。
ワークピースからエッジファインダを離します。
値の入力(X = 0) 座標のデフォルト値は 0 です。 ワークピースの エッジに対し希望の座標を入力し(この例では X = 0 mm) 、 下矢印キーを押します。 EDGE ソフトキーを押します。 Y 軸でのプローブ エッジファインダの LED が点灯するまで、ワーク ピースに向けてエッジファインダを動かします。
ワークピースからエッジファインダを離します。
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
値の入力(Y = 0) 座標のデフォルト値は 0 です。 ワークピースのエッ ジに対し希望の座標を入力し(この例では Y = 0 mm) 、 その座標をこのワークピースの基準点に設定しま す。 ENTER キーを押します。
例:2 つのワークピースのエッジ間の中心線を基準点に設定 中心線 M の位置は、エッジ 1 および 2 をプローブすることで定まり ます。 中心線は Y 軸に対して平行です。 中心線の希望座標:X = 0 mm PROBE CENTERLINE 機能を使用した際、両エッジの間 隔がメッセージボックスに表示されます。
DATUM ソフトキーを押します。
下矢印キーを押します。 PROBE を押します。 CENTER LINE を押します。 X 方向第 1 エッジのプローブ エッジファインダの LED が点灯するまで、ワーク ピースのエッジ 1 に向けてエッジファインダを動か します。 X 方向第 2 エッジのプローブ エッジファインダの LED が点灯するまで、ワーク ピースのエッジ 2 に向けてエッジファインダを動か します。エッジ間の距離がメッセージボックスに表 示されます。
ワークピースからエッジファインダを離します。
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I 取扱説明書
X への値の入力 座標 (X = 0 mm) を入力し、中心線の基準点として座 標を変換し、ENTER を押します。
例:穴の中心をエッジファインダでプローブし、基準点を円の中心 から 50 mm に設定します。 円中心の X 座標 : X = 50 mm 円中心の Y 座標 : Y = 0 mm DATUM ソフトキーを押します。
下矢印キーを押します。
PROBE を押します。
CIRCLE CENTER を押します。
エッジファインダの LED が点灯するまで、外周上の 最初の点 1 に向けてエッジファインダを動かしま す。
同様に外周上の 2 つの点をプローブしてください。 次の指示が画面に表示されます。 説明ボックスを見 て測定した直径を確認します。 中心点の X の入力 X = 50
最初の座標(X = 50 mm)を入力し、 下矢印キーを押します。 中心点の Y の入力 Y=0
デフォルトの入力値が Y = 0 mm であることを確認 します。ENTER を押します。
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
工具を使用したプロービング 工具もしくは電気式でないエッジファインダを基準点の設定に使用 する場合でも、K10N78HSLI-WIFI のプロービング機能を使用できます。 準備:アクティブな工具を、基準点の設定に使用する工具に設定す る 例:ワークピースのエッジをプローブし、それを基準点に設定する 基準点軸:X = 0 mm 工具の直径:D = 3 mm
DATUM ソフトキーを押します。
X AXIS フィールドが強調表示されるまで下矢印キー を押します。
PROBE ソフトキーを押します。
EDGE ソフトキーを押します。
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I 取扱説明書
X でのプローブ ワークピースのエッジに接触させます。
NOTE ソフトキーを押して、エッジの位置を保存し ます。NOTE ソフトキーは、フィードバックを伴う エッジファインダがない場合に、ワークピースに接 触することによって工具のデータを特定するときに 便利です。工具が引き戻されたときに位置の値が失 われないようにするには、ワークピースのエッジに 接触しているときに NOTE ソフトキーを押して値を 保存します。接触したエッジの位置では、使用して いる工具の直径(T:1, 2. . . )と、NOTE ソフトキーを 押す直前に工具が動いていた方向が考慮されます。
ワークピースから工具を引き戻します。 X への値の入力 エッジの座標を入力し、 次に ENTER を押します。
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
PRESET ソフトキー プリセット機能によりオペレーターは次に移動する公称(目標)位 置を表示できます。 新たな公称位置が入力されると、表示が残存距離 モードに切り替わり、現在位置と公称位置の間の距離を表示します。 これで、オペレーターは、表示がゼロになるまで表を動かすだけで 必要な公称位置にアクセスすることができます。 公称位置の情報は現 在の基準点からの絶対移動距離もしくは現在位置からのインクリメ ンタル距離 (I) として入力できます。 また、オペレーターはプリセットを使用して、公称位置で加工を行 う工具の面を指定することもできます。 PRESET フォームの R+/- ソ フトキーは、動作中に有効にするオフセットを定義します。 R+ は使 用している工具の中心線が工具先端よりプラスの位置にあることを 示します。 R- は中心線が工具先端よりマイナスの位置にあることを 示します。 R+/- オフセットを使用すると、工具の直径が考慮されて 残存距離値が自動的に調整されます。 絶対距離のプリセット 例:絶対位置を使用して表示値がゼロになるまで走行することに より、段部をミリングする。 座標は絶対値として入力され、基準点はワークピースのゼロになり ます。 コーナー 1:X = 0 mm / Y = 20 mm コーナー 2:X = 30 mm / Y = 20 mm コーナー 3:X = 30 mm / Y = 50 mm コーナー 4:X = 60 mm / Y = 50 mm 特定の軸について最後に入力したプリセットを呼び出す 場合は、PRESET ソフトキーを押してから軸キーを押し ます。
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I 取扱説明書
U U U
該当する工具データを持つ工具を選択します。 工具の位置を該当位置(例:X = Y = -20 mm)に事前に設定しま す。 工具をミリングの深さに移動します。 PRESET ソフトキーを押します。 Y 軸キーを押します。
- 代替方法 SET/ZERO ソフトキーを押して、設定モードにしま す。 Y 軸キーを押します。 公称位置の値 コーナー 1 の公称位置の値(Y = 20 mm)を入力し、 R+/- ソフトキーを使用して、工具半径補正 R + を選 択します。AXIS フォームの横に R+ が表示されるま で押し続けます。 ENTER キーを押します。
表示値がゼロになるまで Y 軸を走行します。グラ フィック位置決め補助の正方形が、2 つの三角形 マークの中間点に表示されます。 PRESET ソフトキーを押します。
X 軸キーを押します。 - 代替方法 SET/ZERO ソフトキーを押して、設定モードにしま す。 X 軸キーを押します。
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I - 3 ミリング加工の操作
準備 :
I - 3 ミリング加工の操作
公称位置の値 コーナー 2 の公称位置の値(X = +30 mm)を入力 し、 R+/- ソフトキーを使用して、工具半径補正 R - を選 択します。AXIS フォームの横に R- が表示されるま で、2 回押します。
ENTER キーを押します。
表示値がゼロになるまで X 軸を走行します。グラ フィック位置決め補助の正方形が、2 つの三角形 マークの中間点に表示されます。
PRESET ソフトキーを押します。
Y 軸キーを押します。 - 代替方法 SET/ZERO ソフトキーを押して、設定モードにしま す。 Y 軸キーを押します。
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I 取扱説明書
公称位置の値 コーナー 3 の公称位置の値(Y = +50 mm)を入力 し、 R+/- ソフトキーを使用して工具半径補正 R + を選択 し、AXIS フォームの横に R+ が表示されるまで押し 続けます。
ENTER キーを押します。
表示値がゼロになるまで Y 軸を走行します。グラ フィック位置決め補助の正方形が、2 つの三角形 マークの中間点に表示されます。
PRESET ソフトキーを押します。
X 軸キーを押します。 - 代替方法 SET/ZERO ソフトキーを押して、設定モードにしま す。 X 軸キーを押します。
公称位置の値 コーナー 4 の公称位置の値(X = +60 mm)を入力 し、 工具半径補正 R + を選択し、ENTER を押します。
表示値がゼロになるまで X 軸を走行します。グラ フィック位置決め補助の正方形が、2 つの三角形 マークの中間点に表示されます。
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
インクリメンタル距離のプリセット 例:インクリメンタル位置決めを使用して表示値がゼロになるまで 走行することにより、ドリル加工する。 インクリメンタル値に座標を入力します。座標は、次のように I を 付けて示されます(画面上でも同様) 。 基準点はワークピースのゼロ です。 穴 1 の位置: X = 20 mm / Y = 20 mm 穴 2 から穴 1 までの距離:XI = 30 mm / YI = 30 mm 穴の深さ:Z = -12 mm オペレーティングモード:残存距離 公称位置の値 PRESET ソフトキーを押します。
X 軸キーを押します。 - 代替方法 SET/ZERO ソフトキーを押して、設定モードにしま す。 X 軸キーを押します。 穴 1 の公称位置の値(X = 20 mm)を入力し、アク ティブになっている工具半径補正がないことを確認 します。 下矢印キーを押します。 公称位置の値 穴 1 の公称位置の値(Y = 20 mm)を入力し、表示 されている工具半径補正がないことを確認します。 下矢印キーを押します。 公称位置の値 穴の深さの公称位置の値を次のように入力します。 Z = –12 mm。ENTER を押します。 穴 1 をドリル加工し、表示値がゼロになるまで X、 Y、Z 軸を走行します。グラフィック位置決め補助 の正方形が、2 つの三角形マークの中間点に表示さ れます。 ドリルを引き戻します。
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I 取扱説明書
公称位置の値 PRESET ソフトキーを押します。
X 軸キーを押します。 - 代替方法 SET/ZERO ソフトキーを押して、設定モードにしま す。 X 軸キーを押します。
穴 2 の公称位置の値(X = 30 )を入力します。 入力した内容をインクリメンタル値としてマーク し、I ソフトキーを押します。
ENTER キーを押します。
Y 軸キーを押します。
公称位置の値 穴 2 の公称位置の値(Y = 30 mm)を入力し、 入力した内容をインクリメンタル値としてマーク し、I ソフトキーを押します。
ENTER を押します。
表示値がゼロになるまで X 軸と Y 軸を走行します。 グラフィック位置決め補助の正方形が、2 つの三角 形マークの中間点に表示されます。
PRESET ソフトキーを押します。
Z 軸キーを押します。
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
公称位置の値 ENTER を押します(最後に入力したプリセットを 使用します) 。
穴 2 をドリル加工し、表示値がゼロになるまで Z 軸 を走行します。グラフィック位置決め補助の正方形 が、2 つの三角形マークの中間点に表示されます。 ドリルを引き戻します。
1/2 ソフトキー 1/2 ソフトキーは、ワークピースの選択された軸上の 2 つの位置の中 間点(または中心点)を特定するために使用されます。これは、現 在値モードと残存距離モードのどちらでも実行できます。 現在値モードでこの機能を実行すると、基準点の位置が 変更されます。
例:選択されている軸上での中心点の検出 X の値:X = 100 mm 中心点:50 mm
最初の点に移動 工具を最初の点に移動します。 ZERO/SET ソフトキーは、ゼロに設定する必要があ ります。 軸をゼロおよび 2 番目の点に移動 X 軸キーを選択し、 2 番目の点に移動します。 1/2 を押してゼロに移動 1/2 ソフトキーを押し、X 軸キーを押してゼロに到 達するまで移動します。これが中心点の位置です。
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I 取扱説明書
機能(ミリング)
FEATURES ソフトキーを押すと、CIRCLE PATTERN、LINEAR PATTERN、INCLINE MILL、ARC MILL といったミリング機能にア クセスできます。 K10N78HSLI-WIFI では、これらの機能それぞれに 1 つのユーザー定義パターン が利用可能です。 これらのパターンは、動作中いつでも DRO から呼 び出して実行できます。 以下のソフトキーは、ミリング機能表で使用できます。 機能 CIRCLE PATTERN 入力フォームにアクセスす るときに押します。 LINEAR PATTERN 入力フォームにアクセスす るときに押します。 INCLINE MILL 入力フォームにアクセスすると きに押します。 ARC MILL 入力フォームにアクセスするときに 押します。 CIRCLE PATTERN および LINEAR PATTERN 機能では、各種穴パ ターンを計算および加工できます。 INCLINE および ARC MILLING 機能を使用して、平坦な斜めの表面(傾斜のミリング)またはカー ブした表面(円弧のミリング)を手動機械で加工できます。 定義された円、線形、傾斜、および円弧のパターンは、 電源が切れても失われません。 ソフトキー
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
円パターンおよび線形パターン(ミリング) この項では、円パターンおよび線形パターンの穴パターン機能につ いて説明します。 残存距離モードにおいてソフトキーを使用し、目的の穴パターン機 能を選択し、必要なデータを入力します。このデータは通常、ワー クピースの図面から取得されます(例:穴の深さや穴の数) 。 K10N78HSLI-WIFI はすべての穴の位置を計算し、画面上に穴パターンを図示し ます。 作成および既存のパターンを実行するには、FEATURES ソフトキー を押します。 希望の穴パターンを押します。 新しいデータを入力する か、ENTER ハードキーを押して既存のデータを使用します。 データ入力フォームで使用可能なソフトキーを次に示します。 機能 穴パターン形式を選択するときに押します。 ソフトキー
前の穴に移動します。
現在の工具位置を使用するときに押します。
フォーム内の計算機能を使用するときに押しま す。 MILLING 機能の追加情報を表示するときに使 用します。 プログラムのソフトキーを次に示します。 次のソフトキーは、プログラム実行中に使用できます。 機能 前の穴に移動します。 ソフトキー
次の穴に手動で移動します。
ドリル加工を終了します。
インクリメンタル DRO、絶対 DRO、および輪 郭表示を切り替えるときに押します。
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I 取扱説明書
CIRCLE PATTERN ソフトキー 必要な情報は次のとおりです。 パターンタイプ ( 全周もしくは部分周 ) 穴 ( 穴数 ) 中心 ( 同平面内での円パターン中心 ) 半径 ( 円パターンの半径を定義 ) 開始角度(パターンの最初の穴の角度) 開始角度は、ゼロ角度基準 軸から最初の穴までの角度です。 ステップ角度(オプション。円セグメントを作成している場合に のみ適用されます。 ) ステップ角度は穴の間の角度です。 負のステップ角度を使用すると、セグメントを時計回りに移動で きます。 深さ ( 工具軸内の穴あけ用目標深さ ) K10N78HSLI-WIFI によって穴の座標が計算されるので、表示値がゼロになるま で走行することで簡単に移動できるようになります。 例:データを入力して、円パターンを実行します。 穴(数) :4 中心の座標:X = 10 mm / Y = 15 mm ボルト円の半径:5 mm 開始角度(X 軸と最初の穴の間の角度) :25° 穴の深さ:Z = -5 mm
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
ステップ 1:データの入力 FEATURES ソフトキーを押します。
CIRCLE PATTERN ソフトキーを押します。 パターンのタイプ 円パターンのタイプ(全周)を入力します。カーソ ルを次のフィールドに移動します。 穴 穴の数(4)を入力します。 円の中心 円の中心の X および Y 座標 (X = 10) 、 (Y = 15)を入力します。カーソルを次の フィールドに移動します。
半径 パターンの半径(5)を入力します。
角度開始 開始角度(25°)を入力します。
ステップ角度 ステップ角度(90°)を入力します( 「セグメント」 を入力する場合のみ変更できます) 。
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I 取扱説明書
深さ 必要な場合は深さを入力します。穴深さはオプショ ンで、空欄のままです。 必要ない場合は、 ENTER を押します。
VIEW ソフトキーを押すと、3 つの表示パターン (グラフィック、DTG、現在値)が切り替わります。
ステップ 2:ドリル加工 穴への移動 : 表示値がゼロになるまで X と Y 軸を走行します。
ドリル: 工具軸にてゼロを表示するまで移動してください。
穴あけ後、工具軸のドリルを離してください。
NEXT HOLE ソフトキーを押します。
同じように残った穴の穴あけを続けてください。 パターンが完成したら、END ソフトキーを押しま す。
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
線形パターン 必要な情報は次のとおりです。 線形パターンのタイプ(アレイまたはフレーム) 1 番目の穴 ( パターン最初の穴 ) 1 列あたりの穴 ( パターン各列の穴数 ) 穴間隔 ( 列中の各穴の間隔もしくはオフセット ) 角度 ( パターンの角度もしくは回転 ) 深さ ( 工具軸内の穴あけ用目標深さ ) 列数 ( パターン内の列数 ) 列間隔 ( パターン内の各列の間隔 ) 線形パターンは、負の間隔を入力してミラー、角度 180° を指定して回転が可能です。
例:データを入力して、線形パターンを実行する。 パターンのタイプ:アレイ 穴の最初の X 座標:X = 20 mm 穴の最初の Y 座標:Y = 15 mm 列ごとの穴の数:4 穴の間隔:10 mm 傾斜角度:18° 穴の深さ:-2 列の数:3 列の間隔:12 mm
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I 取扱説明書
ステップ 1:データの入力 FEATURES ソフトキーを押します。
LINEAR PATTERN ソフトキーを押します。 パターンのタイプ パターンのタイプ(アレイ)を入力します。カーソ ルを次のフィールドに移動します。 最初の穴の X と Y X および Y 座標(X = 20) 、 (Y = 15)を入力します。 カーソルを次のフィールドに移動します。
1 列あたりの穴数 列ごとの穴の数(4)を入力します。カーソルを次 のフィールドに移動します。 穴の間隔 穴の間隔(10)を入力します。
角度 傾斜角度(18°)を入力します。
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
深さ 必要な場合は深さ (-2) を入力します。穴深さはオプ ションで、空欄のままです。 列数 列の数(3)を入力します。 列の間隔 列の間隔を入力し、 ENTER を押します。
VIEW ソフトキーを押してグラフィックを確認しま す。
ステップ 2:ドリル加工 穴への移動 :
ドリル: 工具軸にてゼロを表示するまで移動してください。
ドリル加工の後、工具軸でドリルを引き戻します。 NEXT HOLE ソフトキーを押します。
同じように残った穴の穴あけを続けてください。 パターンが完成したら、END ソフトキーを押しま す。
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I 取扱説明書
傾斜および円弧(ミリング) この項では、傾斜および円弧のミリングの機能について説明します。 これらを使用して、平坦な斜めの表面(傾斜のミリング)または カーブした表面(円弧のミリング)を手動機械で加工できます。 傾斜または円弧ミル表にアクセスするには、FEATURE ソフトキー を押し、INCLINE MILL ソフトキーまたは ARC MILL ソフトキーを押 して、対応する MILL 入力フォームを開きます。 作成および既存のパターンを実行するには、FEATURES ソフトキー を押します。 希望の傾斜または円弧のパターンソフトキーを押しま す。 新しいデータを入力するか、ENTER ハードキーを押して既存の データを使用します。 データ入力フォームで使用可能なソフトキーを次に示します。 機能 平面のミリング加工を選択するときに押しま す。 フォーム内の CALC 機能を使用するときに押 します。 MILLING 機能の追加情報を表示するときに使 用します。 現在の工具位置を使用するときに押します。 ソフトキー
プログラムのソフトキーを次に示します。 次のソフトキーは、プログラム実行中に使用できます。 機能 インクリメンタル DRO、機能の輪郭ビュー、 または絶対 DRO を選択するときに押します。 前の経路に戻るときに押します。 ソフトキー
次の経路に進むときに押します。
ミリング加工の実行を終了するときに押しま す。
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
INCLINE MILL ソフトキー 必要な情報は次のとおりです。 平面:工具が移動する軸。 開始点:線の始まり 終了点:線の終わり ステップ: (オプション)工具の各切削部間の移動距離 切削経路は、開始点および終了点の定義方法によって正方向ある いは負方向のどちらかに定義されます。 ステップ 1:データの入力 INCLINE MILL ソフトキーを押してフォームを開き、 データを入力します。 平面の選択 平面のグラフィックを参照しながら、適当な平面が 表示されるまで PLANE ソフトキーを繰り返し押し ます。 開始点 開始点の座標を入力するか、または NOTE を押して 座標を現在位置に設定します。 終了点 終了点の座標を入力するか、または NOTE を押して 座標を現在位置に設定します。 ステップ ステップ寸法を入力します ( オプション )。 これは、 線に沿った各経路の切削深さです。
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I 取扱説明書
パターンの入力(オプション) ENTER ハードキーを押して、表面ミリング加工を 実行します。 C キーを押して機能を終了し、今後の使用に備えて 保存します。 パターンの実行 ENTER ハードキーを押します。画面がインクリメ ンタル DRO(INC)ビューに変わり、開始点からの インクリメンタル距離が表示されます。 開始点に移動し、最初のステップの切削または最初 の表面に向けた動作を行います。 NEXT PASS ソフトキーを押し、輪郭に沿って次の ステップを続行します。 インクリメンタル表示は、線に沿って次の動作への 距離を表示します。 C キーを押して機能を終了し、今後の使用に備えて 保存します。
ステップ幅(切削)はオプションです。値がゼロの場合 は、オペレーターが動作中にステップ間の距離を決めま す。 PATTERN フォームおよび入力内容は、電源が切れても失 われません。
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
ARC MILL ソフトキー 必要な情報は次のとおりです。 平面:工具が移動する軸。 中心点:円弧の中心点の位置 開始点:円弧の始まり 終了点:円弧の終わり ステップ: (オプション)工具の各経路間の移動距離 定義可能な円弧の上限は 180° です。 切削経路は、開始点 および終了点の定義方法によって定義されます。
ステップ 1:データの入力 ARC MILL ソフトキーを押してフォームを開き、 データを入力します。 平面の選択 平面のグラフィックを参照しながら、適当な平面が 表示されるまで PLANE ソフトキーを繰り返し押し ます。 中心点 中心点の座標を入力するか、または NOTE を押して 座標を現在位置に設定します。 開始点 開始点の座標を入力するか、または NOTE を押して 座標を現在位置に設定します。 終了点 終了点の座標を入力するか、または NOTE を押して 座標を現在位置に設定します。 ステップ ステップ寸法を入力します ( オプション )。 これは、 線に沿った各経路の切削深さです。
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I 取扱説明書
パターンの入力(オプション) ENTER ハードキーを押して、表面ミリング加工を 実行します。 C キーを押して機能を終了し、今後の使用に備えて 保存します。
パターン機能の実行 ENTER ハードキーを押します。画面がインクリメ ンタル DRO(INC)ビューに変わり、開始点からの インクリメンタル距離が表示されます。 開始点に移動し、最初のステップの切削または最初 の表面に向けた動作を行います。
NEXT PASS ソフトキーを押し、輪郭に沿って次の ステップを続行します。 インクリメンタル表示は、円弧の輪郭に沿って次の 動作への距離を表示します。 C キーを押して機能を終了し、今後の使用に備えて 保存します。
ステップ幅(切削)はオプションです。値がゼロの場合 は、オペレーターが動作中にステップ間の距離を決めま す。 ARC MILL フォームおよび入力内容は、電源が切れても失 われません。
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I - 3 ミリング加工の操作
I - 3 ミリング加工の操作
工具半径補正は、現在の工具の半径に基づいて行われま す。平面の選択範囲に工具軸が含まれる場合は、工具の 先端にボールエンドがあると仮定します。
U
輪郭に沿って移動するには、両方の軸を小さいステップで動かし、 X および Y の位置を可能な限りゼロ(0. 0)に近い値に留めます。 ステップ幅が定義されていない場合は、インクリメンタル表示 には円弧上の最も近い点からの距離が表示されます。 VIEW ソフトキーを押して、使用可能な 3 つのビュー(インクリメ ンタル DRO、輪郭、絶対 DRO)を切り替えます。 輪郭表示には、ミリングする表面を基準とした工具の位置が表 示されます。 工具を表す十字マークが表面を表す線上にある場 合、工具は適切な位置にあります。 工具の十字マークは、グラフ の中央に固定されたままになります。表が動くと表面の線も動 きます。 END を押して、ミリング加工を終了します。 工具オフセット方向(R+ または R-)は、工具の位置に基 づいて適用されます。オペレーターは、工具補正が正し く行われるように、輪郭表面に適切な方向から接近する 必要があります。
U
U
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I 取扱説明書
I - 4 旋削加工の操作
ソフトキー機能の詳細
この項では、旋削アプリケーション固有の操作とソフトキー機能に ついて説明します。 ソフトキー機能は、K10N78HSLI-WIFI がミリングまたは旋 削アプリケーションのどちらに設定されている場合でも同じです。 詳細は 34 ページを参照してください。 旋削加工の表示アイコン 機能 表示された値が直径値であることを示すために 使用されます。表示された値が半径値であるこ とを示すアイコンはありません。 表示アイコン
Ø
TOOL ソフトキー K10N78HSLI-WIFI では、最大 16 の工具の寸法オフセットを保存できます。 ワークピースを変更して新しい基準点を設定した際、全工具は自動 的に新しい基準点から参照されます。 工具を使用する前に、オフセット(刃先位置)を入力する必要があ ります。工具のオフセットは、TOOL/SET または NOTE/SET 機能を 使用して設定できます。 ツールプリセッタを用いて工具を測定した際、オフセットは直接入 力されます。 TOOL TABLE メニューにアクセスするには: TOOL ソフトキーを押します。 カーソルがデフォルトで TOOL TABLE フィールド に移動します。 工具表 定義する工具にスクロールします。ENTER キーを 押します。
K10N78HSLI-WIFI
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I - 4 旋削加工の操作
I - 4 旋削加工の操作
工具表の使い方 例:工具表へのオフセットの入力 TOOL/SET(工具のオフセット設定) Tool/Set 操作は、ワークピースの直径がわかっている場合に、工具 を使用して工具のオフセットを設定するときに使用できます。
X 軸の直径を接触します。
TOOL ソフトキーを押します。使用する工具までス クロールします。
ENTER キーを押します。
軸(X)キーを選択します。
工具の先端の位置(例:X=Ø 20 mm)を入力しま す。 直径値を入力するときは、K10N78HSLI-WIFI が直径表示モー ド(Ø)に設定されていることを必ず確認してくだ さい。
工具でワークピースの表面を接触させます。
カーソルを Z 軸に移動します。
工具の先端の位置表示をゼロ(Z=0)に設定します。 ENTER を押します。
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I 取扱説明書
NOTE/SET 機能(工具のオフセット設定) NOTE/SET 機能は、工具に負荷がかかっており、ワークピースの直 径がわからない場合に、工具のオフセットを設定するときに使用で きます。 NOTE/SET 機能はワークピースに接触させて工具データを決定する ときに有効です。 工具を引き戻してワークピースを測定するときに位 置の値を保持するには、NOTE を押してこの値を保存します。
NOTE/SET 機能を使用するには: TOOL ソフトキーを押します。 使用する工具のタイ プを選択し、ENTER を押します。
X 軸キーを選択します。
X 軸の直径を回転させます。
工具の切削中に、NOTE ソフトキーを押します。
現在位置から引き戻します。
スピンドルを停止し、ワークピースの直径を測定し ます。
測定した直径または半径(例:15 mm)を入力し、 ENTER を押します。 直径値を入力するときは、K10N78HSLI-WIFI が直径表示モー ド(Ø)に設定されていることを必ず確認してくだ さい。
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I - 4 旋削加工の操作
I - 4 旋削加工の操作
インポート/エクスポート 工具表の情報は、シリアルポート経由でインポートまたはエクス ポートすることができます。
U U U U
IMPORT および EXPORT ソフトキーは、 TOOL TABLE 画面で使用 可能です。 PC から工具表をダウンロードする場合は、IMPORT を押します。 工具表を PC にアップロードする場合は、EXPORT を押します。 終了するには、C キーを押します。
DATUM ソフトキー 基本情報については、 「DATUM ソフトキー」 (44 ページ)を参照し てください。 基準点設定は、軸位置と表示値の間の関係を定義しま す。たいていの旋盤作業では X 軸の基準点、チャックの中心のみが あり、Z 軸の基準点定義にも有効です。表は 10 点までの基準点が保 存できます。基準点を設定する最も簡単な方法は、測定済みの直径 または位置を入力してワークピースを接触させてから、ディスプレ イに表示される値として寸法を入力することです。 例:ワークピース基準点の設定 この例での軸の順序:X - Z 準備 : ワークピースに接触するために使用する工具を選択して、工具の データを呼び出します。
DATUM ソフトキーを押します。
カーソルは DATUM NUMBER フィールドに移動し ます。
基準点番号を入力し、下矢印キーを押して X AXIS フィールドに移動します。
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I 取扱説明書
ワークピースの点 1 に接触させます。 基準点の設定 X
接触点にてワークピースの直径を入力してくださ い。 直径値を入力するときは、K10N78HSLI-WIFI が直径表示モー ド(Ø)に設定されていることを必ず確認してくだ さい。 下矢印キーを押して Z 軸に移動します。
ワークピースの表面の点 2 に接触させます。
基準点の設定 Z 基準点の Z 座標用に工具の先端(Z=0)の位置を入 力します。 ENTER キーを押します。
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I - 4 旋削加工の操作
I - 4 旋削加工の操作
NOTE/SET 機能を使用した基準点の設定 NOTE/SET 機能は、工具に負荷がかかっており、ワークピースの直 径がわからない場合に、基準点を設定する場合に役に立ちます。 NOTE/SET 機能を使用するには: DATUM ソフトキーを押します。
カーソルは DATUM NUMBER フィールドに移動し ます。
基準点番号を入力し、下矢印キーを押して X AXIS フィールドに移動します。 X 軸の直径を回転させます。
工具の切削中に、NOTE ソフトキーを押します。
現在位置から引き戻します。
スピンドルを停止し、ワークピースの直径を測定し ます。
測定した直径(例:15 mm)を入力し、ENTER を 押します。 直径値を入力するときは、K10N78HSLI-WIFI が直径表示モー ド(Ø)に設定されていることを必ず確認してくだ さい。
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I 取扱説明書
PRESET ソフトキー PRESET ソフトキーの機能については、この取扱説明書で既に説明 しています( 「PRESET ソフトキー」 (53 ページ)を参照してくださ い) 。これらページの説明と例は、ミリングアプリケーションに基づ いています。旋削アプリケーションでも同じ説明が当てはまります が、工具の直径のオフセット(R+/-)と、半径と直径の入力値につ いての説明は異なります。 工具の直径オフセットには、旋削用工具で使用できるアプリケー ションはありません。そのため、この機能は旋削プリセットの実行 中は使用できません。 旋削実行中は、半径または直径の値を入力値にすることができます。 プリセット用に入力する単位が、現在表示されている状態と一致し ていることを必ず確認してください。直径値の場合は Ø 記号が表示 されます。 表示の状態は、RX ソフトキー(以下参照)を使用して変 更できます。 RX(半径/直径)ソフトキー 旋盤部分の図面には通常、直径の値が表示されています。 K10N78HSLI-WIFI は、半径または直径のどちらかを表示できます。直径が表示されて いる場合は、直径記号(Ø)が値の横に表示されます。 例:半径表示の位置 1:X = 20 mm 直径表示の位置 1:X = Ø 40 mm RX ソフトキーを押して、直径表示と半径表示の間 を切り替えます。
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I - 4 旋削加工の操作
I - 4 旋削加工の操作
ネジ山サイクル
THREAD CYCLE 機能を使用すれば、データを K10N78HSLI-WIFI に入力して 旋盤での THREAD CUTTING 機能を簡素化および強化できます。 THREAD CYCLE 機能では、旋盤のネジ山旋削の親ネジに ロータリエンコーダを導入する必要があります。 DRO で は、このエンコーダを第 3 軸に設定する必要があります。 INSTALL SETUP ソフトキーから THREAD CYCLE 設定フォームに アクセスします。 エンコーダ設定を強調表示させて、THREAD CYCLE 機能を強調表示させます。 この項では、THREAD CYCLE 入力フォームと機能について説明し ます。 K10N78HSLI-WIFI では、動作中いつでも DRO から呼び出して実行する ことができるユーザー定義パターンを 1 つ使用できます。 定義済みのネジ山サイクルパターンは、電源が切れても 失われません。
VIEW ソフトキーを使用すれば、加工中に実際の工具位置がわかり ます。 ソフトキー機能 以下のソフトキーは、THREAD CYCLE 機能で使用できます。 機能 THREAD CYCLE キーを押してフォームにアク セスするか、事前に設定した THREAD CYCLE 機能を開始します。 THREAD AXIS キーを使用して親ネジに対する 軸を選択します。 THREADS PER INCH ソフトキーを押して、 THREAD CYCLE 設定フォームにてインチネジ を選択します。 PITCH IN MM ソフトキーを押して THREAD CYCLE 設定フォームにてメートルネジを選択 します。 DEPTH ソフトキーを押して THREAD CYCLE 設定フォームにてネジ山切込み深さを選択しま す。 NUMBER ソフトキーを押して THREAD CYCLE 設定フォームにて切込み深さの代わり にネジ山の数を選択します。 ソフトキー
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I 取扱説明書
機能 FIRST PASS ソフトキーを押して THREAD CYCLE 機能を開始します。 NEXT PASS ソフトキーを押して THREAD CYCLE 機能を次の切削へ続けます。 START PASS ソフトキーを押して THREAD CYCLE 機能の次の切削を開始します。 THREAD CYCLE 機能の途中で切削が中断し、 再開が必要な場合に PREVIOUS PASS ソフト キーを押します。 THREAD CYCLE 機能にてフォームで最終切削 用の設定が完了した場合に FINISH PASS ソフ トキーを押します。 END ソフトキーを押して THREAD CYCLE 機 能を終了します。 VIEW ソフトキーを押して、THREAD CYCLE 機能の動作中に現在の工具位置を表示させま す。
ソフトキー
K10N78HSLI-WIFI
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I - 4 旋削加工の操作
I - 4 旋削加工の操作
THREAD CYCLE フォーム: THREAD CYCLE フォームは、メイン画面(2 ページ)から THREAD CYCLE ソフトキーを押してアクセスします。 開始点:ネジ山切削の始まり 終了点:ネジ山切削の終わり 経路:切削経路数を入力します。 仕上げ:仕上げ経路の深さを入力します。 インチ毎のネジ山数または mm 単位のピッチ:インチネジの場合、 インチ毎のネジ山数を入力します。 メートルネジの場合、ピッチを ミリメーター単位で入力します。
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I 取扱説明書
ステップ 1:データの入力 工具を各軸の切削開始点に配置し、X 軸および Z 軸 両方の DRO 表示をゼロにします。 この位置は、雄ネジに対する X 軸の OD(外径) 、ま たはその部分の雌ネジの ID(内径)です。 Z 軸に対 する位置は切削開始点です。 THREAD CYCLE ソフトキーを押してフォームを開 き、データを入力します。 これらの軸は、半径または直径のうち相対軸の設定 と同じモードになります。
開始点 X:事前に(0. 0)と定義したように開始点の座標を 入力します。 一般に、0. 0 は標準の開始位置です。 下矢印キーを押します。 Zo:事前に(0. 0)と定義したように開始点の座標 を入力します。 一般に、0. 0 は標準の開始位置です。 下矢印キーを押します。 終了点 X:最終切削ネジ直径を入力します。 これは、雄ネジの谷の OD(外径) 、および雌ネジの 谷の ID(内径)です。 下矢印キーを押します。 Zo:ネジ山の終了点(ネジ長)を入力します。 下矢印キーを押します。
K10N78HSLI-WIFI
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I - 4 旋削加工の操作
I - 4 旋削加工の操作
経路 NUMBER または DEPTH が表示されます。 ソフト キーはユーザーが選択して切り替えます。 NUMBER:標準の経路数を入力するか、 DEPTH:標準経路の深さ寸法を入力します。 FINISH PASS: (オプション)仕上げ経路の深さ寸 法を入力するか、空白のままとします。 仕上げ経路は標準経路に加えられて、全切削深さに 含まれます。 下矢印キーを押します。 ネジ ソフトキーで切り替えて、INCH または MM のどち らかを選択します。 インチ毎のネジ山数、または mm 単位でピッチを入 力します。
これでネジ山サイクルのパラメータが入力されまし た。 ENTER キーを押してプログラムを実行します。 C キーを押してプログラムを終了し、通常の表示に 戻ります。
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I 取扱説明書
ネジ山サイクルプログラムの実行 ネジ山サイクルプログラムの実行中には、次のメッセージが画面に 表示されます。
U U U U U U U U
X と Z を 0. 0 へ移動してください。 スレッドレバーを入れる準備をしてください。 X, Z = 0 のとき離してください。 FIRST PASS を押してください。 START PASS を押してください。 NEXT PASS を押してください。 レバーを入れてください。 FINISH PASS を押します。
ネジバー T は設定マークに対する親ネジの回転を表示します。 この マークは、最初に First Pass が実行されたときに設定されます。 これ により後に続く全経路は、ネジバー表示 1 が中央のマークにくるタ イミングを利用して開始できます。
THREAD CYCLE ソフトキーを押してフォームを開 きます。 ENTER キーを押してプログラムを開始します。
「X と Z0 を 0. 0 へ移動してください」というメッ セージが表示されます。 縦軸をゼロまで移動してください。 横送り軸をゼロまで移動してください。 「FIRST PASS を押してください」とメッセージが 表示されます。 1
K10N78HSLI-WIFI
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I - 4 旋削加工の操作
I - 4 旋削加工の操作
最初の経路 FIRST PASS ソフトキーを押します。 往復台を手動で動かさないでください。 機械のダイアルを監視し、適当な番号(偶数または 奇数)で最初の経路に対してレバーを入れます。 開始に失敗した場合は必ずレバーを戻し、同時に横 送りを戻します。 PREVIOUS PASS ソフトキーを押 して手順を再開します。 残りの経路 往復台が動いている間はレバーに手を置いたままに します。 DRO がカウントダウンを行います。 DRO が 0. 0 を示し画面メッセージ「レバーを戻して ください」が表示されたら、レバーを戻すと同時に 横送りを戻します。 レバーを戻して NEXT PASS ソフトキーを押しま す。
各軸を開始点まで戻します。 Z を 0. 0 に移動し、その 後 X を 0. 0 に移動します。 メッセージ「START PASS を押してください」が画面に表示されます。 準備ができたら START PASS ソフトキーを押しま す。 「ネジバー表示」1 を監視し、中央のマークに 到達した時点でレバーを入れます。
1
全標準経路が完了するまでこの手順を繰り返しま す。 最終経路を作成した場合は、FINISH PASS ソフト キーが表示されます。 FINISH PASS ソフトキーを押して前の手順と同様に 実行します。
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I 取扱説明書
技術情報
II - 1 イ ン ス ト ールお よ び電気的接続
II - 1 イ ン ス ト ールお よ び電気的接続
製品内容
K10N78HSLI-WIFI 表示装置 電源 コ ネ ク タ 取扱説明書
付属品
傾斜ベース 傾斜ブ ラ ケ ッ ト アセ ンブ リ 汎用取付けアーム KT 130 エ ッ ジ フ ァ イ ン ダ ハン ド ル 取付け フ レーム
K10N78HSLI-WIFI 表示装置
設置場所 本装置は、 作動中に操作 し やす く 、 換気の良い場所に設置 し て く だ さ い。
イ ン ス ト ール
M4 ネジ を使用 し て K10N78HSLI-WIFI を下か ら 固定 し ます。 穴の位置 : ?寸法 ??121?????????????。
電気的接続
こ の装置に修理可能な部品はあ り ません。 し たがっ て、 絶 対に K10N78HSLI-WIFI を分解 し ないで く だ さ い。 電源 コ ー ド の長 さ は 3 メ ー ト ルを超えない よ う に し て く だ さ い。 保護アース を、 装置の背面にあ る 保護導体端子に接続 し て く だ さ い。 アース は常に接続 し てお く 必要があ り ます。 装置の電源が入っ てい る と き は、 接続の状態を変更 (接 続ま たは切断) し ないで く だ さ い。 内部部品に損傷を与 え る おそれがあ り ます。 必ず純正交換用 ヒ ュ ーズ を使用 し て く だ さ い。
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II 技術情報
電気的要件 電圧 100 ~ 240 VAC 最大電力 30 VA 周波数 50/60 Hz ヒ ュ ーズ 630 mA/250 VAC、 5 mm x 20 mm、 SLO-BLO ( ラ イ ンお よ びニ ュ ー ト ラ ル ヒ ュ ーズ付 き ) 環境 保護等級 (EN 60529) IP 40 背面パネル IP 54 前面パネル 動作温度範囲 0 ~ 45°C (32 ~ 113°F) 保存温度範囲 -20 ~ 70°C (-4 ~ 158°F) 本体重量 2. 6 kg (5. 8 lb. ) 電源 コ ネ ク タ の配線 ホ ッ ト リ ー ド : L および N アース : 電源接続ケーブルの最小径 : 0. 75 mm2 保護設置 (アース) 背面パネルにあ る 保護導体端子を、 機械アース の ス タ ー ポ イ ン ト に接続す る 必要があ り ます。 接続配線の最小断 面 : 6 mm2。 予防保守 特別な予防保守は必要あ り ません。 汚れは乾いた柔 ら かい布で軽 く 拭いて く だ さ い。
K10N78HSLI-WIFI
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II - 1 イ ン ス ト ールお よ び電気的接続
II - 1 イ ン ス ト ールお よ び電気的接続
エ ン コ ーダの接続
K10N78HSLI-WIFI は、 正弦波出力 (11µAPP ま たは 1VPP) を供給す る ASROCK リ ニアエン コ ーダお よ び ロ ー タ リ エン コ ーダ を接続 し て使用で き ます。 エン コ ーダ入力 と し て背面パネルに X1、 X2、 X3 が指定 さ れてい ます。 接続ケーブルの長 さ は 30 m (100 フ ィ ー ト ) を超え ない よ う に し て く だ さ い。 装置の電源が入っ てい る と き は、 接続の状態を変更 (接 続ま たは切断) し ないで く だ さ い。
エン コーダ入力の ピ ン配列
D-sub コ ネ ク タ 15 ピン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ケース
入力信号 11µApp 5 V Up 0 V UN I1 + I1 -
入力信号 1 Vpp 5 V Up 0 V UN A+ A-
I2 + I2 -
B+ B-
5 V セ ンサ I0 + R+ OV セ ンサ I0 内部シール ド R-
外部シール ド
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II 技術情報
オペレー タ ーは、 すべての軸に対す る エン コ ーダ入力を設定する こ と がで き ます。 デフ ォ ル ト 設定 : エン コーダ入力 X1 X2 X3 ミ リ ング X Y Z 旋削 X Z0 Z
K10N78HSLI-WIFI
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II - 1 イ ン ス ト ールお よ び電気的接続
II - 1 イ ン ス ト ールお よ び電気的接続
エ ッ ジ フ ァ イ ン ダ出力の接続お よ び入力信号
背面パネルの D-sub 入力 X10 に ASROCK エ ッ ジ フ ァ イ ン ダ を 接続 し ます。 次の操作パ ラ メ ー タ に よ り エ ッ ジ フ ァ イ ン ダ を接続 し て使用す る よ う に K10N78HSLI-WIFI を設定 し ます。 ス タ イ ラ ス長 ス タ イ ラ ス直径 操作パ ラ メ ー タ の説明は、 「ジ ョ ブ設定パ ラ メ ー タ 」 (27 ページ) を 参照 し て く だ さ い。 オペレー タ は新 し いエ ッ ジ フ ァ イ ン ダの設定を入力する 必要があ り ます。
エ ッ ジ フ ァ イ ン ダの ピ ン配列、 お よ び測定値出力の入力 (ピ ン配列) ピン 1 2 3 6 7 8 9 12 13 14 割 り 当て 0V (内部シール ド ) KTS 用 将来利用 +5V 0V 0V 将来利用 測定値出力接点 KTS 測定値出力パルス
ピ ン 12 と 14 は、 MEASURED VALUE OUTPUT 機能に連動 し て使 用 さ れます。 こ れ ら 接点のいずれかが ピ ン 8 (0V) と 短絡 し てい る 場合は、 測定値はジ ョ ブ設定で定義 さ れた よ う に RS-232 イ ン タ ー フ ェ イ ス の TXD ラ イ ン を介 し て出力 さ れます。 市販の ス イ ッ チを使 用 し て ピ ン 12 と ピ ン 8 を結線で き ます。 ピ ン 14 と ピ ン 8 間のパル ス入力は、 TTL 論理素子 (例えば SN74LSXX) を使用 し て発生可能 です。
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II 技術情報
II - 2 イ ン ス ト ール設定
イ ン ス ト ール設定パ ラ メ ー タ
SETUP ソ フ ト キーを押 し て イ ン ス ト ール設定にア ク セ スす る と 、 INSTALLATION SETUP ソ フ ト キーが表示 さ れます。 イ ン ス ト ール設定パ ラ メ ー タ は初期 イ ン ス ト ール中に設定 さ れ、 ほ と ん ど の場合、 あ ま り 変更 さ れません。 こ のため イ ン ス ト ール設定パ ラ メ ー タ は、 パ ス ワ ー ド で保護 さ れてい ます。 旋盤の 「THREAD CYCLE」 機能では、 親ネジに ロ ー タ リ エン コーダ を導入 し 、 DRO の第 3 軸に設定す る 必要があ り ます。
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II - 2 イ ン ス ト ール設定
II - 2 イ ン ス ト ール設定
エ ン コ ーダ設定
エン コ ーダ設定は、 エン コ ーダの分解能 と タ イ プ ( リ ニ ア、 ロ ー タ リ )、 カ ウ ン ト 方向、 リ フ ァ レ ン ス マー ク の タ イ プを設定す る ために 使用 さ れます。
U
イ ン ス ト ール設定を開 く と 、カー ソ ルが ENCODER SETUP フ ィ ー ル ド に表示 さ れます (デフ ォ ル ト )。 ENTER キーを押 し ます。 こ れに よ り 、 最大 3 つのエン コ ーダ (INPUT X1、 X2、 ま たは X3 と 表記) の リ ス ト が開 き ます。 こ の メ ニ ュ ーに THREAD CYCLE 設定フ ィ ール ド も 表示 さ れ、 旋盤についてのみ親ネジの情報を入力 し ます。
U U U
追加ま たは変更す る エン コ ーダ入力ま で ス ク ロ ール し 、 ENTER を 押 し ます。 ENCODER SIGNAL フ ィ ール ド は自動的に決定 さ れます。 カー ソ ルが ENCODER TYPE フ ィ ール ド に移動 し ます。 LINEAR/ROTARY ソ フ ト キーを押 し て、 エン コ ーダ タ イ プを選択 し ます。 THREAD CYCLE では、 Input X3 を親ネジの ロ ー タ リ エン コ ーダ と し て設定す る 必要があ り ます。 リ ニアエン コーダでは、 SIGNAL PERIOD フ ィ ール ド にカー ソ ルを 移動 し 、 COARSER も し く は FINER ソ フ ト キーを使用 し てエン コ ーダの µm 単位の信号周期 (2、 4、 10、 20、 40、 100、 200、 10 240、 12 800) を選択す る か、 も し く は希望の信号周期その も のを入力 し ます。 ロ ー タ リ エン コ ーダでは、 直接信号周期を入力 し て く だ さ い。 値については ?エン コーダパ ラ メ ー タ ??103?????????????。 REFERENCE MARK フ ィ ール ド において、 REF MARK ソ フ ト キー を押 し てか ら リ フ ァ レ ン ス信号 と し て NONE、 SINGLE、 ま たは CODED ソ フ ト キーのいずれかを選択 し ます。 THREAD CYCLE 機能 と し て設定 さ れてい る場合には、 Input X3 について NONE を選択 し ます。
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II 技術情報
U U
U
コ ー ド 化 リ フ ァ レ ン ス マー ク については、 SPACING ソ フ ト キーを 押 し て 500、 1000、 2000、 5000 のいずれか を選択 し ます。 COUNT DIRECTION フ ィ ール ド では、 POSITIVE ま たは NEGATIVE ソ フ ト キーを押 し て カ ウ ン ト 方向を選択 し ます。 エン コーダのカ ウ ン ト 方向がユーザーのカ ウ ン ト 方向 と 一致す る場合 は、 positive を選択 し ます。 方向が一致 し ない場合は、 negative を 選択 し ます。 ERROR MONITOR フ ィ ール ド では、ON か OFF を選んでエン コ ー ダ計数 と 信号エ ラ ーを監視、 表示す る か ど う か を選択 し ます。 こ こ では、 計数エ ラ ーを監視 し ます。 計数エ ラ ーの種類には、 汚れに よ る エ ラ ー (エン コ ーダへの信号が設定下限 よ り 低い場合) お よ び 周波数エ ラ ー (信号の周波数が設定上限を超え る 場合) があ り ま す。 エ ラ ー メ ッ セージが表示 さ れた場合は、 C キーを押す と メ ッ セージが消え ます。
ネジ山サ イ ク ル設定 : THREAD CYCLE 機能を使用す る には、 こ こ でデー タ を THREAD CYCLE フ ォームに入力す る 必要があ り ます。
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Thread Cycle を強調表示 さ せて、 ENTER を押 し ます。 THREAD AXIS ソ フ ト キーを切 り 替え る か、 数字キーパ ッ ド を使用 し て、 親ネジに対応す る 軸を入力 し ます。 こ れは ロ ー タ リ エン コ ー ダの軸 X3 と 同一の軸にな り ます。 親ネジの イ ンチ毎のネジ山数を入力 し ます。 こ れでネジ山サ イ ク ル のデー タ 入力が完了 し ま し た。 ENTER を押 し て フ ォーム を終了 し て保存 し ます。
デ ィ ス プ レ イ 設定
DISPLAY CONFIGURATION フ ォーム では、 表示す る軸 と その順序 を指定 し ます。
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目的の表示に ス ク ロ ール し て、 ENTER キーを押 し ます。 ON/OFF ソ フ ト キーを押 し て、 表示を オン ま たはオ フ に し ます。 左 矢印ま たは右矢印キーを押 し て、 軸 ラ ベルを選択 し ます。 INPUT フ ィ ール ド に ス ク ロ ール し て く だ さ い。 装置の背面にあ る エ ン コ ーダ入力に関連付け ら れた数字キーを押 し ます。 + ま たは キーを押 し て、 2 番目の入力を カ ッ プ リ ン グ し ます。 DISPLAY RESOLUTION フ ィ ール ド に ス ク ロ ール し ます。 COARSER ま たは FINER ソ フ ト キーを押 し て、 表示解像度を選択 し ます。 表示が ロ ー タ リ エン コ ーダ用に設定 さ れてい る 場合は、 ANGLE DISPLAY フ ィ ール ド ま で下が り ます。 ANGLE 0-360° ソ フ ト キー を押 し て、 角度が表示 さ れ る 範囲を選択 し ます。
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II - 2 イ ン ス ト ール設定
II - 2 イ ン ス ト ール設定
カ ップ リ ング
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装置の背面にあ る エン コ ーダ入力に関連付け ら れた数字キーを押 し ます。 + ま たは - ソ フ ト キーを押 し て、 1 番目の入力 と 2 番目の 入力を カ ッ プ リ ン グ し ます。 入力番号は軸 ラ ベルの横に表示 さ れ、 その位置がカ ッ プ リ ン グ さ れてい る こ と を示 し ます (例 : 2 + 3)。
Z カ ップ リ ング 旋削アプ リ ケーシ ョ ンのみ K10N78HSLI-WIFI の旋削アプ リ ケーシ ョ ン を使用す る と 、 3 軸シ ス テ ムで Z0 と Z 軸の位置を簡単にカ ッ プ リ ン グで き ます。 表示は、 Z ま たは Z0 デ ィ ス プ レ イ のいずれかにカ ッ プ リ ン グで き ます。
Z カ ッ プ リ ン グの有効化 Z0 と Z 軸を カ ッ プ リ ン グ し 、 結果を Z0 デ ィ ス プ レ イ に表示す る場 合は、 Z0 キーを約 2 秒間押 し 続け ます。 Z 位置の合計は Z0 デ ィ ス プ レ イ に表示 さ れ、 Z デ ィ ス プ レ イ は空白にな り ます。 Z0 と Z 軸を カ ッ プ リ ン グ し 、 結果を Z デ ィ ス プ レ イ に表示す る場合 は、 Z キーを約 2 秒間押 し 続け ます。 Z 位置の合計は Z デ ィ ス プ レ イ に表示 さ れ、 Z0 デ ィ ス プ レ イ は空白にな り ます。 カ ッ プ リ ン グは、 電源を切っ た後で も 保持 さ れます。 Z0 ま たは Z 入力を動かす と 、 カ ッ プ リ ン グ さ れた Z の位置 も 更新 さ れます。 位置がカ ッ プ リ ン グ さ れてい る 場合、 前の基準点を呼び出すために は、 両方のエン コ ーダの リ フ ァ レ ン ス マー ク を検出す る必要があ り ます。 Z カ ッ プ リ ン グの無効化 Z カ ッ プ リ ン グ機能を無効にす る には、 空白のデ ィ ス プ レ イ で軸 キーを押 し ます。 Z0 と Z デ ィ ス プ レ イ の位置がぞれぞれ再現 さ れま す。
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II 技術情報
エ ラ ー補正
エン コ ーダで測定 さ れた切削工具の移動距離は、 特定の場合、 実際 の工具移動距離 と 異な り ます。 こ う し た誤差はボールネジの ピ ッ チ誤 差や軸の歪みや傾 き に よ り 発生 し ます。 こ の誤差は線形 も し く は非線 形です。 こ う し たエ ラ ーは、 ASROCK 製の VM 101 な ど の リ フ ァ レ ン ス測定シ ス テ ムや測定ブ ロ ッ ク を使用 し て特定で き ます。 エ ラ ーの分析結果か ら 、 必要な補正フ ォームやエ ラ ーの種類 (線形ま たは非線形) を特定で き ます。 K10N78HSLI-WIFI では、 こ れ ら のエ ラ ーを補正す る こ と がで き ます。 ま た、 適 切に補正す る こ と に よ っ て、 各軸を個別にプ ロ グ ラ ムする こ と も で き ます。 エ ラ ー補正は、 リ ニアエン コ ーダの使用時にのみ有効で す。
線形エ ラ ー補正 線形エ ラ ー補正は、 リ フ ァ レ ン ス標準 と の比較の結果が、 測定長の 範囲内で線形偏差があ る こ と を示 し た場合に用い る こ と がで き ます。 こ の場合、 誤差はシ ン グル補正係数の計算に よ り 補正 さ れます。 線形エ ラ ー補正を計算す る には、 次の式を使用 し ます : 補正率 LEC = ((S – M) / M) x 106 ppm : S M 例: 使用 し た標準の長 さ が 500 mm で X-軸に沿っ た測定長が 499. 95 の場合、 X-軸の LEC は 100 ppm (100 万分の 1) にな り ます。 LEC = ((500 – 499. 95) / 499. 95) x 106 ppm = 100 ppm (小数点第 1 位で四捨五入 さ れて整数にな る )。
U U
リ フ ァ レ ン ス標準で測定 し た長 さ 軸のデバ イ ス で測定 し た長 さ
エ ラ ーを特定す る と 、 エン コ ーダのエ ラ ー情報は直接入力 さ れま す。 TYPE ソ フ ト キーを押 し て、 LINEAR 補正を選択 し ます。 補正係数を ppm (100 万分の 1) で入力 し 、 ENTER キーを押 し ま す。
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II - 2 イ ン ス ト ール設定
II - 2 イ ン ス ト ール設定
非線形エ ラ ー補正 非線形エ ラ ー補正は、 リ フ ァ レ ン ス標準 と の比較結果が変動ま たは 振動す る 偏差を示す場合に使用 し ます。 必要な補正値が計算 さ れ、 表に入力 さ れます。 K10N78HSLI-WIFI では、 軸ご と に 200 ポ イ ン ト ま で対応 し てい ます。 入力 さ れた隣接す る 2 つの補正ポ イ ン ト の間のエ ラ ー値 は、 線形補間で計算 さ れます。 非線形誤差補正は リ フ ァ レ ン ス マー ク 付 き の ス ケールで のみ有効です。 非線形エ ラ ー補正が定義 さ れてい る 場合 は、 リ フ ァ レ ン ス マー ク と 交差 し ない限 り 、 非線形エ ラ ー補正は適用 さ れません。 ソ フ ト ウ ェ アバージ ョ ン 1. 1. 3 以降、 非線形エ ラ ー補正 は、 エン コ ーダ固有の正方向を使用 し て値を追加する 必 要があ り ます。 非線形エ ラ ーに対す る 設定手順 エン コ ーダには固有のカ ウ ン ト 方向があ り ます。 こ れはユーザー定 義のカ ウ ン ト 方向を表 し ていない場合があ り 、 非線形エ ラ ー補正 を決定す る ためにのみ必要です。 任意の軸に導入 さ れたいずれかのエン コ ーダについて固有のカ ウ ン ト 方向を設定す る には、 以下を実施 し ます。
U U U U U
ENCODER SETUP フ ォーム を開 き 、 設定すべ き 軸のエン コ ーダ を 選択 し ます。 下矢印キーを押 し て カ ウ ン ト 方向を強調表示 さ せます。 POSITIVE/NEGATIVE ソ フ ト キーを使用 し て Positive (正方向) を 選択 し ます。 enter を押 し ます。 C キーを使用 し て メ イ ン表示に戻 り ます。 エン コーダが取 り 付け ら れた軸を動か し 、 正方向 と な る動作の方 向を記録 し ます。
こ れでエン コ ーダ固有のカ ウ ン ト 方向が設定 さ れま し た。 単一の リ フ ァ レ ン ス マー ク のエン コ ーダは、 DRO の電源 投入毎に同 じ リ フ ァ レ ン ス マー ク を通過する 必要があ り ます。
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II 技術情報
非線形エ ラ ー補正テーブルの開始 U 軸を負方向の最遠移動点に配置 し て、 補正テーブルで開始点を確 定 し ます。 U Installation Setup メ ニ ュ ーを開いて Error Compensation を選択 し 、 ENTER を押 し ます。 TYPE ソ フ ト キーを押 し て、 NON-LINEAR を 選択 し ます。 U EDIT TABLE ソ フ ト キーを押 し て新 し いエ ラ ー補正テーブルを開始 し ます。 U 下矢印キーを押 し て START POINT を強調表示 さ せ、 ENTER を押 し ます。 U ERROR COMP フ ォーム で START POINT を強調表示 さ せ、 TEACH POSITION を押 し てか ら ENTER を押 し ます。
U
上矢印キーを押 し 、 SPACING を強調表示 さ せ、 ENTER を押 し ま す。 各補正ポ イ ン ト 間の距離を入力 し 、 ENTER を押 し ます。 全補 正点 ( 最大 200) は正のカ ウ ン ト 方向のみで開始点か ら 等間隔に配 置 さ れます。 該当部分を カバーす る 間隔、 も し く はエ ラ ー補正を適用 すべ き エン コ ーダ全長を選択 し ます。
U U
各ポ イ ン ト に存在す る 既知のエ ラ ーを入力 し ます。 ENTER キーを 押 し ます。 完了 し た ら 、 C キーを押 し てテーブルを セーブ し て終了 し 、 ERROR COMPENSATION フ ォームに戻 り ます。 続けて C キーを 押 し て メ イ ン表示に戻 り ます。 固有のカ ウ ン ト 方向は INSTALLATION SETUP フ ォーム でのエン コ ーダのカ ウ ン ト 方向の設定方法に関係な く 常 に同 じ です。 エ ラ ー補正テーブルは常に固有のカ ウ ン ト 方 向を反映 し ます。
グ ラ フ の参照 エ ラ ー補正テーブルは表形式 も し く はグ ラ フ形式で見る こ と がで き ます。 VIEW ソ フ ト キーを押 し て表示形式を切 り 替え ます。 グ ラ フは 変換誤差対測定値で示 し ます。 グ ラ フは固定 し た ス ケールを持っ てい ます。 フ ォーム上でカー ソ ルを動かす と 、 グ ラ フ上のポ イ ン ト の位 置が垂直線で示 さ れます。
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II - 2 イ ン ス ト ール設定
II - 2 イ ン ス ト ール設定
補正テーブルの表示 U EDIT TABLE ソ フ ト キーを押 し ます。 U 表 と グ ラ フ を切 り 替え る には、 VIEW ソ フ ト キーを押 し ます。 U 上矢印ま たは下矢印キー、 あ る いは数字キーを押 し て、 カー ソ ル を テーブル内で動か し ます。 エ ラ ー補正テーブルのデー タ は、 シ リ アルポー ト 経由で PC に対 し て保存ま たは ロ ー ド が可能です。 現在の補正テーブルのエ ク ス ポー ト U EDIT TABLE ソ フ ト キーを押 し ます。 U IMPORT/EXPORT ソ フ ト キーを押 し ます。 U EXPORT TABLE ソ フ ト キーを押 し ます。 新 し い補正テーブルの イ ン ポー ト U EDIT TABLE ソ フ ト キーを押 し ます。 U IMPORT/EXPORT ソ フ ト キーを押 し ます。 U IMPORT TABLE ソ フ ト キーを押 し ます。
バ ッ ク ラ ッ シ ュ 補正
親ネジで ロ ー タ リ エン コ ーダ を使用す る 場合、 テーブル方向を変更 す る と 、 親ネジアセ ンブ リ 内の ク リ ア ラ ン ス のため表示位置に誤差 が生 じ る 場合があ り ます。 こ の ク リ ア ラ ン ス はバ ッ ク ラ ッ シ ュ と 呼ば れます。 こ のエ ラ ーは、 親ネジ内のバ ッ ク ラ ッ シ ュ の量を BACKLASH COMPENSATION 機能に入力す る こ と に よ っ て補正す る こ と がで き ます。 ロ ー タ リ エン コ ーダがテーブル よ り 先行 し てい る (表示値がテーブ ルの実際の位置 よ り 大 き い) 場合、 こ れはプ ラ ス のバ ッ ク ラ ッ シ ュ と 呼ばれ、 エ ラ ー量の正の値を入力す る 必要があ り ます。 バ ッ ク ラ ッ シ ュ 補正な し の場合は 0. 000 を入力 し ます。
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II 技術情報
カ ウ ン タ 設定
COUNTER SETTINGS フ ォームは、 オペレー タ ーが読取 り 用ユー ザーアプ リ ケーシ ョ ン を定義す る パ ラ メ ー タ です。 選択肢には ミ リ ン グ アプ リ ケーシ ョ ン用ま たは旋削アプ リ ケーシ ョ ン用があ り ます。 FACTORY DEFAULT ソ フ ト キーが COUNTER SETTINGS オプシ ョ ン選択内に表示 さ れます。 こ れを押す と 、 ( ミ ルま たは旋削に基づ く ) 設定パ ラ メ ー タ が工場出荷デフ ォ ル ト 設定に リ セ ッ ト さ れます。 YES を押 し てパ ラ メ ー タ を工場出荷デフ ォ ル ト 設定に戻すか、 NO を押 し て キ ャ ン セル し 前の メ ニ ュ ー画面に戻 る か を確認する メ ッ セージが表示 さ れます。 NUMBER OF AXES フ ィ ール ド には、 必要な軸数が設定 さ れます。 2/3 ソ フ ト キーが表示 さ れ る ので、 2 あ る いは 3 軸を選択 し ます。
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II - 2 イ ン ス ト ール設定
II - 2 イ ン ス ト ール設定
診断
DIAGNOSTICS フ ォームでは、 キーパ ッ ド 、 エ ッ ジ フ ァ イ ン ダ、 お よ びエン コ ーダのテ ス ト にア ク セ ス で き ます。 キーパ ッ ド テ ス ト ス イ ッ チを押 し た り 離 し た り す る と 、 キーパ ッ ド の画像にその状態 が表示 さ れます。
U U
各ハー ド キー と ソ フ ト キーを押 し てテ ス ト し ます。 キーを押す と 、 各キーの上に点が表示 さ れ、 正常に動作 し てい る こ と を示 し ます。 C キーを 2 回押 し て、 キーパ ッ ド テ ス ト を終了 し て く だ さ い。
U
エ ッ ジ フ ァ イ ン ダテ ス ト 接地式エ ッ ジ フ ァ イ ン ダ を テ ス ト す る には、 エ ッ ジ フ ァ イ ン ダ を 何かに接触 さ せます。 す る と 、 左のエ ッ ジ フ ァ イ ン ダの記号の上 にア ス タ リ ス ク (*) が表示 さ れます。 電子式エ ッ ジ フ ァ イ ン ダ を テ ス ト す る には、 エ ッ ジ フ ァ イ ン ダ を何かに接触 さ せます。 す る と 、 右のエ ッ ジ フ ァ イ ン ダの記号の上にア ス タ リ ス ク (*) が表示 さ れます。 使用す る エ ッ ジ フ ァ イ ン ダの種類に よ り ますが、 * が上 に表示 さ れ る ア イ コ ン を記録 し ます。 デ ィ ス プ レ イ に表示 さ れ る (*) は、 エ ッ ジ フ ァ イ ン ダが読取 り 装置 と 通信 し てい る こ と を表 し ます。
U
デ ィ スプレ イ ・ テス ト デ ィ ス プ レ イ を テ ス ト す る には、 enter キーを繰 り 返 し 押 し て、 デ ィ ス プ レ イ 全体を黒、 白に し た後で通常の状態に戻 し ます。 エン コーダ信号プ ロ ッ ト こ のパ ラ メ ー タ を使用 し て、 オペレー タ は各エン コーダの信号を プ ロ ッ ト で き ます。
U U U
観察す る エン コ ーダ を選択 し ます。 希望の入力にカー ソ ル移動 さ せ ENTER を押 し ます。 エン コーダの動 き に対応 し て、A お よ び B チ ャ ン ネルの信号が表示 さ れます。
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II 技術情報
次の表に、 エン コ ーダの リ ス ト の一部を示 し ます。 こ れ ら の表におい て、 エン コ ーダに対 し て設定す る 必要のあ る 全操作パ ラ メ ー タ につ いて説明 し ます。 ほ と ん ど の項目は、 エン コ ーダの取扱説明書に記載 さ れてい ます。 11-µAPP 信号の ASROCK リ ニ アエン コ ーダの設定例 エン コーダ CT MT xx01 LS 303/303C LS 603/603C LS 106/106C LS406/406C LB 302/302C LM 501 信号周期 2 20 20 40 10 240 リ フ ァ レ ン ス マー ク Single Single/ 1000 Single/ 1000 Single/2000 Single
1-VPP 信号の ASROCK リ ニアエン コ ーダの設定例 エン コーダ LIP 382 MT xx81 LIP 481A/481R LIP 481X LF 183/183C LF 481/481C LIF 181/181C LIP 581/581C LS 186/186C LB 382/382C LIDA 18x/18xC VM 182 LIDA 10x/10xC LIM 581 信号周期 0. 128 2 2 4 リ フ ァ レ ン ス マー ク – Single Single Single/5000
20 40 4 100 10 240
Single/1000 Single/ 2000 – Single/1000 Single
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II - 3 エン コ ーダパ ラ メ ー タ
II - 3 エン コ ーダパ ラ メ ー タ
II - 3 エン コ ーダパ ラ メ ー タ
ASROCK ロ ー タ リ エン コ ーダの設定例 エン コーダ ROD 250、 RON 255 ROD 250C、 RON 255C ROD 250C、 ROD 255C ROD 700C、 RON 705C RON 706C ROD 700C、 ROD 800C ラ イ ン数 9 000/18 000 9 000 18 000 リ フ ァ レ ン ス マー ク 1 500 1 000
36 000
1 000
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II 技術情報
K10N78HSLI-WIFI のデー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス には RS-232 シ リ アルポー ト (X31) があ り ます。 シ リ アルポー ト は双方向性デー タ 通信をサポー ト し てい る ので、 デー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス経由で外部デバ イ ス と の 間でデー タ の イ ン ポー ト ま たはエ ク ス ポー ト 、 お よ び外部か ら の操 作が可能です。 K10N78HSLI-WIFI か ら 外部シ リ アルデバ イ ス にエ ク ス ポー ト で き る デー タ を次 に示 し ます。 ジ ョ ブお よ び イ ン ス ト ール設定パ ラ メ ー タ 非線形エ ラ ー補正テーブル 測定値出力 (表示値ま たはプ ロ ービ ン グ機能) 外部シ リ アルデバ イ ス か ら K10N78HSLI-WIFI に イ ン ポー ト で き る デー タ を次 に示 し ます。 外部デバ イ ス か ら の リ モー ト キー コ マ ン ド ジ ョ ブお よ び イ ン ス ト ール設定パ ラ メ ー タ 非線形エ ラ ー補正テーブル こ こ では、 デー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス の設定について説明 し ます。 デー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス の ピ ン配列 信号レベル 接続ケーブルお よ び コ ネ ク タ の配線 デー タ 形式
K10N78HSLI-WIFI
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II - 4 デー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス
II - 4 デー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス
II - 4 デー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス
シ リ アルポー ト (X31) RS-232-C/V. 24 シ リ アルポー ト は、 背面パネルにあ り ます。 こ の ポー ト に接続で き る デバ イ ス を次に示 し ます。 シ リ アルデー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス を持つプ リ ン タ シ リ アルデー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス を持つ PC プ リ ン タ ま たは コ ン ピ ュ ー タ 1 台を シ リ アルポー ト に接続で き ます。 部品プ ロ グ ラ ムお よ び設定フ ァ イ ルを プ リ ン タ や コ ン ピ ュー タ に送 信で き ます。 リ モー ト コ マ ン ド 、 リ モー ト キーコ ー ド 、 部品プ ロ グ ラ ム、 設定フ ァ イ ルを コ ン ピ ュ ー タ か ら 読み込め ます。 デー タ 転送をサポー ト す る 操作を実行す る には、 IMPORT/EXPORT ソ フ ト キーを使用 し ます。
U
U U U U U
LOWER お よ び HIGHER ソ フ ト キーを使用 し て、BAUD フ ィ ール ド を 300、 600、 1 200、 2 400、 9 600、 19 200、 38 400、 57 600、 ま たは 115 200 に設定で き ます。 ソ フ ト キーを使用 し て、 パ リ テ ィ を NONE、 EVEN、 ま たは ODD に設定で き ます。 ソ フ ト キーを使用 し て、FORMAT フ ィ ール ド の Data Bits を 7 ま たは 8 に設定で き ます。 ソ フ ト キーを使用 し て、STOP BITS フ ィ ール ド を 1 ま たは 2 に設定 で き ます。 復帰改行に従 う ために外部デバ イ ス が改行を必要 と し た場合、 LINE FEED フ ィ ール ド を YES に設定で き ます。 OUTPUT TAIL は、 測定値出力送信の終了時に送信 さ れ る復帰改行 の数です。 OUTPUT TAIL の初期値は 0 で、 数字ハー ド キーを使用 し て正の整数値 (0 ~ 9) に設定で き ます。
こ こ に示す画面はデフ ォ ル ト 設定です。 シ リ アルポー ト 設定は、 電源を切っ て も 失われません。 シ リ アル ポー ト を有効ま たは無効にす る パ ラ メ ー タ はあ り ません。 外部デバ イ ス が利用可能な場合にのみデー タ がシ リ アルポー ト に送信 さ れます。 ケーブル接続お よ びピ ンの割 り 当てについては、 「デー タ イ ン タ ー フ ェ イ ス」 の項を参照 し て く だ さ い。 デー タ 転送の順序は、 ス タ ー ト ビ ッ ト 、 7 デー タ ビ ッ ト 、 パ リ テ ィ ビ ッ ト (偶数パ リ テ ィ )、 2 つの ス ト ッ プ ビ ッ ト です。 こ れはデフ ォ ル ト 設定です。 シ リ アルポー ト のプ リ ン タ へデー タ を エ ク ス ポー ト す る には、 IMPORT/EXPORT ソ フ ト キーを押 し ます。 デー タ は直接印刷可能な ASCII テ キ ス ト 形式でエ ク ス ポー ト さ れます。 K10N78HSLI-WIFI と PC 間でデー タ をエ ク ス ポー ト ま たは イ ン ポー ト す る に は、 PC で TNCremo な ど の タ ー ミ ナル通信 ソ フ ト ウ ェ ア を使用す る 必要があ り ます。 TNCremo は、 http://filebase. heidenhain. de/doku/english/serv_0. htm か ら 無料でダ ウ ン ロ ー ド で き ます。 詳細については、 お近 く の Heidenhain 代理店 にお問い合わせ く だ さ い。 こ の ソ フ ト ウ ェ アは、 シ リ アルケーブル リ ン ク を介 し て送受信 さ れ る デー タ を処理 し ます。 K10N78HSLI-WIFI と PC の 間で転送 さ れ る すべてのデー タ は ASCII テ キ ス ト 形式です。
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II 技術情報
PC のデー タ を K10N78HSLI-WIFI に イ ン ポー ト す る には、 K10N78HSLI-WIFI 側でデー タ を受信す る ための準備が必要です。 K10N78HSLI-WIFI の IMPORT/EXPORT ソ フ ト キーを押 し ます。 K10N78HSLI-WIFI の準備が完了 し た ら 、 PC 上の タ ー ミ ナル通信プ ロ グ ラ ムで、 目的の フ ァ イ ルを ASCII テ キ ス ト 形式で送 信する よ う に設定 し ます。 K10N78HSLI-WIFI では、 Kermit ま たは Xmodem な ど の通信プ ロ ト コ ルをサポー ト し てい ません。
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II - 4 デー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス
K10N78HSLI-WIFI のデー タ を PC にエ ク ス ポー ト す る には、 PC 側でデー タ を 受信 し てそのデー タ を フ ァ イ ルに保存す る ための準備が必要です。 タ ー ミ ナル通信プ ロ グ ラ ムで、 COM ポー ト か ら PC 上のフ ァ イ ルに ASCII テ キ ス ト デー タ を キ ャ プチ ャ す る よ う に設定 し ます。 PC の準 備が完了 し た ら 、 K10N78HSLI-WIFI の IMPORT/EXPORT ソ フ ト キーを押 し て デー タ 転送を開始 し ます。
II - 4 デー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス
接続ケーブルの配線 接続ケーブルの配線は、 接続 さ れ る デバ イ ス に よ っ て異な り ます (外部デバ イ ス の技術文書を参照 し て く だ さ い)。 確実な配線 K10N78HSLI-WIFI と PC の通信を確立す る には、 互い を シ リ アルケーブルで接 続す る 必要があ り ます。 ピ ン割 り 当て ピン 1 3 2 7 8 6 5 4 9 信号 信号 TXD、 RXD RTS、 CTS DSR、 DTR 信号レベル 「1」 = 「ア ク テ ィ ブ」 - 3 V ~ - 15 V + 3 V ~ + 15 V 信号レベル 「0」 = 「非ア ク テ ィ ブ」 + 3 V ~ + 15 V - 3 V ~ - 15 V 割 り 当て 割 り 当てな し TXD RXD RTS CTS DSR SIGNAL GND DTR 割 り 当てな し - 転送 し たデー タ - 受信 し たデー タ - 送信 リ ク エ ス ト - 送信の ク リ ア - 準備がで き たデー タ セ ッ ト - 信号用接地 - 準備がで き たデー タ 端末 機能
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II 技術情報
形式 <ESC>TXXXX<CR> <ESC>AXXXX<CR> <ESC>SXXXX<CR> コ マ ン ド シーケ ン ス <ESC>T0000<CR> <ESC>T0001<CR> <ESC>T0002<CR> <ESC>T0003<CR> <ESC>T0004<CR> <ESC>T0005<CR> <ESC>T0006<CR> <ESC>T0007<CR> <ESC>T0008<CR> <ESC>T0009<CR> <ESC>T0100<CR> <ESC>T0101<CR> <ESC>T0102<CR> <ESC>T0104<CR> <ESC>T0109<CR> <ESC>T0110<CR> <ESC>T0111<CR> <ESC>T0114<CR> <ESC>T0115<CR> <ESC>T0116<CR> <ESC>T0117<CR> <ESC>T0135<CR> <ESC>T0136<CR> <ESC>T0137<CR> <ESC>T0138<CR> <ESC>A0000<CR> <ESC>A0200<CR> <ESC>S0000<CR> <ESC>S0001<CR> <ESC>S0002<CR>
キーを押す 画面内容の出力 特殊機能 機能 0 を押す 1 を押す 2 を押す 3 を押す 4 を押す 5 を押す 6 を押す 7 を押す 8 を押す 9 を押す CE ま たは CL を押す - を押す . を押す - を押す X を押す Y/Z/Z0 を押す Z を押す ソ フ ト キー 1 を押す ソ フ ト キー 2 を押す ソ フ ト キー 3 を押す ソ フ ト キー 4 を押す 左矢印を押す 右矢印を押す 上矢印を押す 下矢印を押す デバ イ ス識別を送出 現在位置を送出 デバ イ ス の リ セ ッ ト キーボー ド の ロ ッ ク キーボー ド の ロ ッ ク 解除
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II - 4 デー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス
RS-232 デー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス経由の外部操作 外部デバ イ ス を使用 し て、 RS-232 デー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス経由で表 示装置を操作で き ます。 有効な キー コ マ ン ド を次に示 し ます。
II - 4 デー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス
デー タ 出力の遅延時間 ラ ッ チ信号パルス幅 記憶遅延 デー タ 出力 デー タ 持続 再生時間 ラ ッ チ設定時間 ラ ッ チ信号設定時間 デー タ ビ ッ ト の持続 (秒) tD = B•(A • (L + C + 13) + T • C) / ボーレー ト te ‡ 1. 2 us t1 † 0. 8 us t2 † 30 ms (typ. ) tD t3 ‡ 0 ms t4 ‡ 50 ms (typ. ) t5 ‡ 50 ms (typ. )
te t5
Signal In t1
t4 t2 tD t3
RS-232 Data Out
デー タ 出力の遅延時間 (<Ctrl>B) 記憶遅延 デー タ 出力 デー タ 持続 再生時間 デー タ ビ ッ ト の持続 (秒) tD = B•(A • (L + C + 13) + T • C) / ボーレー ト t1 † 30 ms (typ. ) t2 † 30 ms (typ. ) tD t3 ‡ 0 ms
RS-232 Data In
t1 t2 tD t3
RS-232 Data Out
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II 技術情報
II - 5 測定値出力
デー タ イ ン タ ーフ ェ イ ス での文字出力の例 測定値は PC を使用 し て K10N78HSLI-WIFI か ら 取 り 出せます。 3 つの例すべて において、 測定値の出力は、 Ctrl B (シ リ アル イ ン タ ーフ ェ イ ス経由 で送出) も し く は EXT 入力での ス イ ッ チン グ信号 (オプシ ョ ンの補 機 イ ン タ ーフ ェ イ ス内) で開始 さ れます。 Ctrl B は、 現在表示 さ れて い る 値を現在値モー ド も し く は残存距離モー ド のいずれか (現在表 示 さ れてい る モー ド ) で転送 し ます。 外部信号を使用 し たデー タ 出力 例 1 : リ ニア軸 (半径表示 X = + 41. 29 mm) X 1 = 2 + 3 41 4 . 5 29 6 7 R 8 <CR> 9 <LF> 10
1 座標軸 2 等号 3+/- 記号 4 小数点以上 2 ~ 7 桁 5 小数点 6 小数点以下 1 ~ 6 桁 7 単位 : 空白は mm、 “ は イ ンチ 8 現在値表示 : R は半径、 D は直径 残存距離表示 : r は半径、 d は直径 9 復帰改行 10 空白行 (改行)
K10N78HSLI-WIFI
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II - 5 測定値出力
II - 5 測定値出力
例 2 : ロ ー タ リ 軸 (度小数表示 C = + 1260. 0000°) C 1 = 2 + 3 1260 4 . [. . . ] 44 DATUM ソ フ ト キー (旋削) . . . 25
E
ENABLE REF / DISABLE REF 機 能 . . . 24
P
PRESET ソ フ ト キー (旋削) . . . 79 PRESET ソ フ ト キー ( ミ リ ン グ) . . . [. . . ]
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