ユーザーズガイド ASUS P5V-VM SE DH MOTHERBOARD INSTALLATION GUIDE

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マニュアル抽象的: マニュアル ASUS P5V-VM SE DHMOTHERBOARD INSTALLATION GUIDE

詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。

[. . . ] 「スタート」メニューから、「コントロール パネル > プログラムの追加 と削除」を選択します。 2. 「Sophos DHCP Enforcer Software」を選択し、「削除」をクリックしま す。 7 Sophos NAC DHCP環境設定ガイド 3. 「はい」をクリックして DHCP Enforcer ソフトの削除を確認します。 8 Sophos NAC DHCP環境設定ガイド 5 NAC Manager で行う作業の実行 DHCP 施行は、NAC Manager を使用した最低限の設定のみが必要となりま す。DHCP 施行は、デフォルトで「Report Only」(レポートのみ) となってい ます。施行を有効に設定する必要があります。 ■ 不明なエンドポイントとは、Sophos Enterprise Console で集中管理していな いエンドポイントで、Compliance Agent をインストールしていない、施行 の対象から除外していない、および Dissolvable Agent を起動したことがな いエンドポイントを指します。 既知のエンドポイントとは、Sophos Enterprise Console で集中管理している エンドポイントで、Compliance Agent をインストール、実行しているエン ドポイントを指します。 ■ ヒント: Windows 以外のオペレーティングシステムを稼動している場合など、 Compliance Agent を起動できないエンドポイントに対して除外を作成する必 要があります。除外は、サーバー、ルーター、プリンタなどのコンプライア ンス評価が不要なエンドポイントに対しても適用されます。対象から除外す る必要のあるエンドポイントは、DHCP で IP アドレスを自動的に取得して いるエンドポイントだけです。 NAC Manager で行うタスクは次のとおりです。 1. DHCP Configuration Wizard (設定ウィザード) を実行して、Sophos NAC DHCP 施行で使用するプロキシサーバー、Remediation (修復) サーバー、 Dissolvable Agent サーバー、および DHCP サーバーを設定する。 2. [. . . ] Dissolvable Agent をホスティングしているサーバーを定義して、DHCP Enforcer がそのサーバーへのアクセスを許可できるようにします。このア クセスは、ゲストユーザーなど、不明なエンドポイントのネットワーク検 出に必要です。「Add」(追加) をクリックして、新規サーバーを追加し、 Dissolvable Agent サーバーの内容を入力し、「OK」をクリックします。終 了後、「Next」(次へ) をクリックします。ここで追加したサーバーは、 「Configure > Server Settings」(システムの設定 - サーバー設定) ページで 管理することができます。 8. DHCP 施行に使用するサーバーを定義します。「Add」(追加) をクリック して、新規サーバーを追加し、DHCP Enforcer サーバーの内容を入力し、 「OK」をクリックします。追加するサーバーの数に応じて、この操作を 繰り返します。終了後、「Next」(次へ) をクリックします。ここで追加し たサーバーは、「Configure > Server Settings」(システムの設定 - サーバー 設定) ページで管理することができます。 9. 「Finish」(完了) をクリックします。 5. 2 DHCP Enforcer レポートの実行 Sophos NAC DHCP Enforcer レポートを実行し、DHCP Enforcement (施行) を 有効にする前に、エンドポイントのコンプライアンスステートを決定してく ださい。事前定義されている NAC ポリシーの設定は「Report Only」(レポー トのみ) です。DHCP Enforcer レポートを使用して、施行が有効に設定された 場合に適切なアクセステンプレートが適用されるかを判断することができま す。DHCP Enforcer レポートでは、デバイスをレポートの対象から除外した り、評価基準を表示することができます。 操作方法 1. NAC Manager にログオンします。 11 Sophos NAC DHCP環境設定ガイド 2. 「Report > Troubleshooting」(レポート - トラブルシューティング) をク リックします。 3. 「Report Type」(レポートのタイプ) リストをクリックして、「DHCP Enforcer」を選択します。 4. 該当する場合、「Report Criteria」(レポートの基準) の横にあるプラス記 号 をクリックし、適切な検索オプションを入力または選択します。また、 「Custom Sort」(並び替えのカスタマイズ) リンクをクリックして、並び 替えオプションを詳細設定することができます。ここで指定した並び替え の設定は、レポートが表示されている間のみ有効です。 ヒント: ほとんどのフィールドで、「*」や「%」記号を使用して、ワイル ドカード検索を実行できます。たとえば、「Returned User Class」(返され たユーザークラス) フィールドに「M%」を入力すると、「M」ではじま るすべてのユーザークラスが表示されます。同様に、「Returned User Class」(返されたユーザークラス) フィールドに「%」なしで「M」と入力 すると、「M」というユーザークラスのみが表示されます。 5. 「Run」(実行) をクリックします。 フィールドおよびその説明 フィールド 説明 Summary レポートのエントリ Date/Time ネットワークアクセスを試みた日時。 ヒント: 日時は、NAC Manager にアクセスしている Web ブラウザの タイムゾーンに従って表示されます。 MAC Address ネットワーク接続を試みているデバイスの MAC アドレス。表示され ている MAC アドレスは、DHCP クライアント要求に関連する NIC (ネットワーク インターフェース カード) に割り当てられています。 ネットワーク接続を試みているデバイスの名前。コンピュータ名に は、クライアント要求で指定されたものが使用されます。 評価時に指定されたエンドポイントのコンプライアンス ステート。 コンプライアンス ステートには、「Compliant」(ポリシーに準拠)、 「Partially Compliant」(ポリシーに一部準拠)、「Non-Compliant」(ポ リシーに準拠していない) があります。3つのハイフン「---」は、エー ジェントによるコンプライアンス ステートのレポートがなかったこ とを示します。コンプライアンス ステートに関連付けされている、 DHCP Enforcer Access Template によってネットワークアクセスが決定 されます。 Computer Name Compliance State 12 Sophos NAC DHCP環境設定ガイド フィールド Template Name (Version) 説明 DHCP Enforcer によるアクションを決定するアクセステンプレートの 名前とバージョン。特定のアクセステンプレートが使用された理由 は、「Reason」(理由) に表示されます。使用可能なアクセステンプ レートは、次のデフォルトのテンプレート、および新しく作成した テンプレートすべてです。 ■ DHCP - Full Access: ネットワークへのフルアクセスを許可。 ■ DHCP - Internet Access: LAN (ローカル エリア ネットワーク) 以外 のすべてのネットワークへのアクセスを許可。 ■ DHCP - Remediation Access: Sophos NAC サーバー、および Dissolvable Agent サーバーだけにアクセスを許可し、それ以外のネットワー クへのアクセスはすべて拒否。 Reason 特定のアクセステンプレートが DHCP Enforcer によって適用された理 由。次のような理由があります。 ■ Assessment: エージェントが実行した評価によってコンプライアン スステートが決定された場合。コンプライアンスステートに関連 付けされている、DHCP Enforcer Access Template によってネット ワークアクセスが決定されます。各 DHCP Enforcer エントリに関 連しているコンプライアンスの評価内容にアクセスするリンクが 表示されます。 ■ Default Template: エンドポイントにポリシーが関連付けされてい る、またはエンドポイントが除外に指定されているが、関連付け されているアクセステンプレートが見つからなかった場合。 「Configure System > Enforcer Settings」(システムの設定 - エン フォーサ設定) エリアで指定されたデフォルトのアクセステンプ レートによって、ネットワークアクセスが指定されます。 ■ Enforcer Override: 施行がチェックされなかった場合。「Configure System > Enforcer Settings」(システムの設定 - エンフォーサ設定) エリアで、「Override DHCP Enforcer」(DHCP エンフォーサの設 定をオーバーライドする) チェックボックスを選択した場合、同 じエリアで指定されている Maintenance Mode/Enforcer Override Access Template によってネットワークアクセスが指定されます。 ■ Exempted: エンドポイントが「Enforce > Exemptions」(施行 - 除外) エリアで指定されている条件に基づいて除外された場合。 「Exemption Criteria」(除外の条件) で関連付けされているアクセ ステンプレートによってネットワークアクセスが指定されます。 括弧書きで表示される、除外の理由は次のとおりです。 ■ User Class: 当該のユーザークラスが除外の対象になっている。 ■ Vendor Class: 当該のベンダクラスが除外の対象になっている。 ■ MAC: 当該の MAC アドレスが除外の対象になっている。 13 Sophos NAC DHCP環境設定ガイド フィールド 説明 ■ IP Scope: IP スコープが除外に指定されている。 ■ Maintenance Mode: ソフトウェアがメンテナンスモードで動作して いる場合。「Configure System > Enforcer Settings」(システムの設 定 - エンフォーサ設定) で指定された Maintenance Mode/Enforcer Override Access Template によって、ネットワークアクセスが指定 されます。 ■ Policy Retrieval Error: エンドポイントのコンプライアンス ステー トが最新でない状態。「Configure System > Enforcer Settings」(シ ステムの設定 - エンフォーサ設定) エリアで設定する「DHCP Policy Update Threshold」(DHCP ポリシーアップデートのしきい値) フィー ルドの値により判断されます。「Policy Retrieval Error」(ポリシー 取得エラー) ステートに関連付けされている、ポリシーの DHCP Enforcer Access Template によってネットワークアクセスが指定さ れます。 ■ Remediate: ポリシーが「Remediate」(修復) モードにある場合。 「Remediate」モードに関連付けされている、DHCP Enforcer Access Template によってネットワークアクセスが指定されます。 ■ Report Only: ポリシーが「Report Only」(レポートのみ) モードに ある場合。「Report Only」モードに関連付けされている、DHCP Enforcer Access Template によってネットワークアクセスが指定さ れます。 ■ Reserved: ネットワークアクセスを要求しているデバイスの MAC アドレスが、DHCP サーバーで特殊デバイスとして予約されてい る場合。 ■ System Error: 操作の完了を妨げるエラーがエンフォーサで発生し た場合。NAC サーバーの SystemErrors レジストリ設定は、ネット ワークアクセスを拒否するようデフォルト設定されています。 ■ Template Error: 関連付けされているアクセステンプレートが存在 せず、「Configure System > Enforcer Settings」(システムの設定 エンフォーサ設定) エリアで指定したデフォルトのアクセステン プレートを使用できなかった場合。このエラーが発生した場合、 ネットワークアクセスは DHCP サーバーによって指定され、ユー ザークラスが返されず、ユーザーのアクセスが拒否されます。 ■ Unknown Endpoint: コンプライアンスに関するレコードが存在し ない場合。「Configure System > Enforcer Settings」(システムの設 定 - エンフォーサ設定) エリアで指定した Unknown Endpoint Access Template によってネットワークアクセスが指定されます。 Returned User Class 施行を実行するため、DHCP Enforcer によって DHCP サーバーに返さ れた DHCP ユーザークラス。 14 Sophos NAC DHCP環境設定ガイド フィールド DHCP Server 説明 DHCP Enforcer にネットワークアクセスを要求している DHCP サー バーの IP アドレス。同サーバーは、DHCP Enforcer がインストール 済みの DHCP サーバーです。 Detailed レポートのエントリ Agent Enforcement Action IP アドレスの割り当てに関してエンドポイントが行うアクション。 エンドポイントは、ポリシーで指定されている Agent Enforcement Action に基づいて IP アドレスを解放、更新します。エージェントは、 次の状況で新規 IP アドレスを取得します。エージェントがコンプラ イアンス評価を起動・開始した場合、エンドポイントのコンプライ アンス ステートに変更があった場合、ポリシーモードに変更があっ た場合、およびエンドポイントのポリシーで指定されている DHCP Enforcer Access Template に変更があった場合。次のような内容を設定 できます。 ■ None: エンドポイントの IP アドレスを解放・更新しない。 ■ Release Renew: エンドポイントの IP アドレスを解放する。また、 解放後に DHCP サーバーを使用して IP アドレスを更新する。新 しい IP アドレスを取得する前に、現在の IP アドレスは破棄され ます。 ■ --- (3つのハイフン): エージェントによってアクションが報告され なかった場合。 Vendor Class DHCP Relay DHCP クライアントのベンダクラス。 DHCP Enforcer Access Template を選択するため、DHCP Enforcer によっ て使用される DHCP リレーエージェントの IP アドレス (元の DHCP 要求内に存在する場合)。DHCP リレーエージェントが使用されてい ない場合、0. 0. 0. 0 が表示されます。 DHCP サーバーから返されたトランザクション ID。トランザクショ ン ID は、DHCP クライアントのメッセージをサーバーからの返答に 関連付けます。 Transaction ID 5. 3 DHCP による除外の作成 Windows 以外のオペレーティングシステムを稼動しているエンドポイントな ど、除外されたエンドポイントは、Compliance Agent を起動できません。除 外は、サーバー、ルーター、プリンタなどのコンプライアンス評価が不要な エンドポイントに対しても適用されます。対象から除外する必要のあるエン ドポイントは、DHCP で IP アドレスを自動的に取得しているエンドポイン トだけです。このようなエンドポイントには DHCP Exemption (除外) を作成 15 Sophos NAC DHCP環境設定ガイド してください。作成しない場合は、DHCP Enforcement (施行) を有効にした 際に、エンドポイントのネットワークアクセスが拒否されます。 NAC Manager を使用して、2種類の DHCP Exemption (除外) を作成すること ができます。 ■ DHCP Criteria Exemption (DHCP 条件による除外): 特定の MAC アドレス、 ユーザークラス、ベンダクラスを対象から除外する。 IP Scope Exemption (IP スコープによる除外): 特定のネットワークセグメン トを対象から除外する。 ■ 5. 3. 1 DHCP 条件による除外を作成する NAC Manager の「Exemptions」(除外) ページで、DHCP Criteria (条件) による 除外を作成します。除外の条件と DHCP Enforcer Access Template は連動して 除外を識別し、アクションを適用します。設定されている除外の条件に一致 した場合、関連付けされている DHCP Enforcer Access Template で適切なネッ トワークアクセスのアクションが決定されます。 操作方法 1. NAC Manager にログオンします。 2. 「Enforce > Exemptions」(施行 - 除外) をクリックします。そして、ページ の左下にある「Create Exemption」(除外の作成) をクリックします。 3. 除外の名称と説明を入力します。 4. 「Save」(保存) をクリックします。 20 Sophos NAC DHCP環境設定ガイド 5. 4. 2. 1 事前に定義済みのポリシーを使用する 事前に定義済みのポリシーを使用して、管理対象エンドポイント、および管 理対象外のエンドポイントの両方に対して、セキュリティポリシーを施行す ることができます。 ■ Default: 「Default」(デフォルト) ポリシーは、エンドポイントにCompliance Agent がインストール済みで、他のポリシーが指定済みでない場合、使用 されます。デフォルトで、ポリシーモードは「Report Only」に設定されて います。ポリシーモードが「Remediate」または「Enforce」に設定されて いる場合、エンドポイントで修復アクションを実行します。 Managed: 「Managed」(管理対象エンドポイント用) ポリシーは、Sophos Enterprise Console によって管理され、Compliance Agent がインストール済 みのエンドポイントに指定することができます。デフォルトで、ポリシー モードは「Report Only」に設定されています。ポリシーモードが 「Remediate」または「Enforce」に設定されている場合、エンドポイント で修復アクションを実行します。 Unmanaged: 「Unmanaged」(管理対象外のエンドポイント用) ポリシーは、 社外から持ち込まれたコンピュータに対して指定することができます。こ のポリシーは、エンドポイントで修復アクションを実行しません。 Dissolvable Agent は、「Unmanaged」ポリシーを使用します。 ■ ■ ヒント: エンドポイントにCompliance Agent がインストールされておらず、 Dissolvable Agent も使用されていない場合は、エンフォーサの設定によって ネットワークアクセスが指定されます。 5. 4. 3 DHCP 施行とユーザーのネットワークアクセス DHCP 施行を有効にした後、各ユーザーのエンドポイントのネットワークア クセスは、使用するエンドポイントが不明なエンドポイントか、既知のエン ドポイントかによって異なります。また、ゲストエンドポイントは、 Compliance Dissolvable Agent を実行して、ネットワークにアクセスすること が可能です。 ■ 不明なエンドポイントとは、Sophos Enterprise Console で集中管理していな いエンドポイントで、Compliance Agent をインストールしていない、施行 の対象から除外していない、および Dissolvable Agent を起動したことがな いエンドポイントを指します。 ゲストエンドポイントは、Compliance Dissolvable Agent を使用してネット ワークアクセスをコントロールすることができます。 ■ 21 Sophos NAC DHCP環境設定ガイド ■ 既知のエンドポイントとは、Sophos Enterprise Console で集中管理している エンドポイントで、Compliance Agent をインストール、実行しているエン ドポイントを指します。 DHCP 施行とユーザーのネットワークアクセス: 不明なエンドポイント DHCP 施行を有効に設定後、不明なエンドポイントのネットワークアクセス は次のとおりです。 1. エンドポイントが起動します。 2. 不明なエンドポイント向けに DHCP 施行を有効に設定すると、制限付き でエンドポイントにネットワークアクセスが許可されます。このようなエ ンドポイントは、インターネット、および DHCP Configuration Wizard 実 行時に指定した修復サーバーに接続できます。 DHCP 施行とユーザーのネットワークアクセス: ゲストエンドポイント DHCP 施行を有効に設定後、ゲストエンドポイントがCompliance Dissolvable Agent を使用することが必要な場合、ゲストユーザーのネットワークアクセ スは次のとおりです。 1. エンドポイントが起動します。 2. ユーザーが Internet Explorer を開き、Compliance Dissolvable Agent URL を表 示して、Compliance Dissolvable Agent を実行します。 3. Compliance Dissolvable Agent は、評価を完了後、エンドポイントが NAC ポ リシーに準拠しているか、一部準拠しているか、準拠していないかを判断 します。 4. DHCP 施行を設定・有効に設定後、ネットワークアクセスは次のとおりで す。 ■ ポリシーに準拠しているエンドポイントにネットワークアクセスが許 可されます。 ポリシーに一部準拠しているエンドポイントにネットワークアクセス が許可されます。Compliance Dissolvable Agent は、エンドポイントを修 復してポリシーに準拠するよう、ユーザーにメッセージを表示します。 エンドポイントの自動修復が NAC ポリシーで設定されている場合は、 エンドポイントの修復が実行されます。デフォルトで修復は無効になっ ています。通常、ゲストユーザーのエンドポイントは修復しないこと が望まれます。 ポリシーに準拠していないエンドポイントにネットワークアクセスが 拒否されます。このようなエンドポイントは、インターネット、およ び DHCP Configuration Wizard 実行時に指定した修復サーバーに接続で きます。Compliance Dissolvable Agent は、エンドポイントを修復してポ ■ ■ 22 Sophos NAC DHCP環境設定ガイド リシーに準拠するよう、ユーザーにメッセージを表示します。エンド ポイントの自動修復が NAC ポリシーで設定されている場合は、エンド ポイントの修復が実行されます。デフォルトで修復は無効になってい ます。通常、ゲストユーザーのエンドポイントは修復しないことが望 まれます。 DHCP 施行とユーザーのネットワークアクセス: 既知のエンドポイント DHCP 施行を有効に設定後、既知のエンドポイントのネットワークアクセス は次のとおりです。 1. エンドポイントが起動後、Compliance Agent が起動します。 2. Compliance Agent は、評価を完了後、エンドポイントが NAC ポリシーに 準拠しているか、一部準拠しているか、準拠していないかを判断します。 3. DHCP 施行を設定・有効に設定後、ネットワークアクセスは次のとおりで す。 ■ ポリシーに準拠しているエンドポイントにネットワークアクセスが許 可されます。 ポリシーに一部準拠しているエンドポイントにネットワークアクセス が許可されます。Compliance Agent は、エンドポイントを修復してポリ シーに準拠するよう、ユーザーにメッセージを表示します。エンドポ イントの自動修復が NAC ポリシーで設定されている場合は、修復が実 行されます。 ポリシーに準拠していないエンドポイントにネットワークアクセスが 拒否されます。このようなエンドポイントは、インターネット、およ び DHCP Configuration Wizard 実行時に指定した修復サーバーに接続で きます。Compliance Agent は、エンドポイントを修復してポリシーに準 拠するよう、ユーザーにメッセージを表示します。エンドポイントの 自動修復が NAC ポリシーで設定されている場合は、エンドポイントの 修復が実行されます。 ■ ■ 23 Sophos NAC DHCP環境設定ガイド 6 補足 A: DHCP Enforcer Configuration Utility の使用 DHCP Enforcer インストール時に指定された DHCP Enforcer の設定内容は、 DHCP Enforcer Configuration Utility を使って変更することができます。DHCP Enforcer インストールの一環として、このユーティリティが DHCP サーバー にインストールされます。DHCP サーバーが複数ある場合は、各 DHCP サー バーの DHCP Enforcer の設定を変更する必要があります。 6. 1 共有キーのアップデート 操作方法 1. DHCP サーバーマシンの「スタート」メニューから、「Sophos > NAC > Support Tools > DHCP Enforcer Configuration Utility」(サポートツール DHCP Enforcer 設定ユーティリティ) を選択します。 「DHCP Enforcer Configuration Utility」ダイアログボックスが表示されま す。ここで、「Enforcer」(施行) タブが選択されています。 2. [. . . ] DHCP Enforcer の設定を、随時、変更してください。 24 Sophos NAC DHCP環境設定ガイド 4. 「OK」をクリックします。 該当するすべての DHCP Enforcer サーバーで、この手順を実行してくださ い。 6. 2. 1 DHCP Enforcer Configuration Utility のフィールドおよびその説明 フィールド 「Enforcer」タブ Access for Multiple Servers 説明 Sophos Endpoint Security and Control では使用できません。 「DHCP Enforcer RADIUS Enforcer Server Settings」ダイアログボックス このダイアログボックスを表示するには、「Edit」(編集) ボタンをクリックします。 ヒント: このダイアログボックスのフィールドは、NAC サーバーに関連します。 Enable NAC サーバーが有効であるかどうかの表示。有効にすると、 ポ リシーコンプライアンスやレポート処理に NAC サーバーが使用 されます。 NAC サーバーの IP アドレス。 NAC サーバーの認証ポート。 NAC サーバーのアカウンティング ポート。 DHCP サーバーの共有キー。DHCP Enforcer のインストールで使 用した共有キーと同じです。 DHCP サーバーの共有キーの確認入力欄。 IP Address Authentication Port Accounting Port Shared Key Confirm Shared Key 「DHCP Enforcer Resolve IP」ダイアログボックス Hostname NAC サーバーのホスト名。IP アドレスが不明な場合。ホスト名 を入力すると、名前解決され、ホスト名から正しい IP アドレス が求められます。 「Advanced」タブ Enable Policy Compliance 選択すると、予約済みのオプションコードで認識されるものを除 くすべての DHCP 要求パケットに対して、ポリシーコンプライア ンスとレポート機能が有効になります。 DHCP 要求パケットに対してポリシーコンプライアンスを試行す る回数。 次のポリシーコンプライアンス評価を実行するまでの DHCP サー バーの待機時間 (秒)。 Attempts Timeout 25 Sophos NAC DHCP環境設定ガイド フィールド Default User Class 説明 コンプライアンスを評価しているときに、エラーが発生した場合 など、ポリシーで定義されているユーザークラスを取得できない 場合に使用するユーザークラス。 選択すると、Microsoft エラーメッセージを「アプリケーション イベント ログ」に保存。 選択すると、Microsoft 警告メッセージを「アプリケーション イ ベント ログ」に保存。 選択すると、Microsoft 情報メッセージを「アプリケーション イ ベント ログ」に保存。 選択すると、Microsoft 診断トレースのログを「アプリケーション イベント ログ」に保存。 ポリシーに準拠していないユーザーが利用できるサブネットを指 定し、DHCP サーバーのサブネットをオーバーライドして、ネッ トワークアクセスを制限。 ブロックしたリソーストラフィックをユーザー表示なしで破棄す るため、DHCP Enforcer が使用するダミー IP アドレス。 Error Warning Information Trace Subnet Mask Override Black Hole IP Address 「DHCP Enforcer Informs IP Address」ダイアログボックス IP Address RAC (リモート アクセス コンセントレータ) などのクライアント に関連付けられている IP アドレスを指定。DHCP 情報パケット 用のポリシーコンプライアンス、およびレポートの対象から除外 したいクライアントに対して指定します。デフォルトで、DHCP 情報パケットに対して、ポリシーコンプライアンスおよびレポー トが実行されます。一方、IP アドレスが指定されると、そのクラ イアントからの DHCP 情報パケットに対して、ポリシーコンプラ イアンスおよびレポートは実行されません。 「DHCP Enforcer Resolve IP」ダイアログボックス Hostname ポリシーコンプライアンスおよびレポートの対象から除外したい クライアントのホスト名。IP アドレスが不明な場合。ホスト名を 入力すると、名前解決され、ホスト名から正しい IP アドレスが 求められます。 26 Sophos NAC DHCP環境設定ガイド 7 補足 B: DHCP 施行のアップグレード Endpoint Security and Control 9 にアップグレードすると、アップグレード後、 既存の DHCP 設定は動作しなくなります。DHCP 施行を再設定する必要があ ります。 アップグレード操作による、Endpoint Security and Control 8 の DHCP 設定へ の影響は、次のとおりです。 ■ すべてのポリシー、および NAC Manager「Enforcer Settings」(エンフォー サ設定) ページから、既存の DHCP Enforcer Access Template が削除される。 作成した DHCP Enforcer Access Template のうち、ネットワークアクセスを 制限するため「DHCP Subnet Override」を有効に設定していたものすべて がアップデートされる。インターネット接続は許可されます。 作成した DHCP Enforcer Access Template のうち、ネットワークアクセスを 許可するため「DHCP Subnet Override」を無効に設定していたものすべて がアップデートされる。 ■ ■ 7. 1 DHCP 施行の再設定 Endpoint Security and Control 9 にアップグレード後、DHCP 実装を再設定す る必要があります。Endpoint Security and Control 8 で設定した DHCP 施行の 既存の設定内容を継続して使用するには、次の操作を行ってください。 1. NAC Manager にログオンします。 2. 「Configure System > Enforcer Settings」(システムの設定 - エンフォーサ設 定) をクリックします。 3. [. . . ]

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