ユーザーズガイド B&W DM 602 S3

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マニュアル抽象的: マニュアル B&W DM 602 S3

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[. . . ] 8 第 2 章 B&W ANTI-SPAM の構造およびスパムフィルタリングの原理 . . . . . . . . . 製品の構造 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 認識技術. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 形式的な兆候の分析 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] ライセンスキーの管理 Kaspersky Anti-Spam を使用できるかどうかは、ライセンスキーが有効かどうか によって決まります。ライセンスキーは、製品パッケージに含まれています。こ のキーは、キーを購入してインストールした日からアプリケーションを使用する 権利をお客様に与えるものです。 ライセンスキーがないと、Kaspersky Anti-Spam は機能しません。その 場合、すべてのメールメッセージが、フィルタリングされずに送信され ます。 ライセンスキーには、ライセンスタイプ、有効期限、販売元に関する情報など、 お客様が購入したライセンスに関する必要な情報がすべて含まれています。 ライセンス期間にアプリケーションを使用する権利の他に、以下の特典を受けら れます。 • 24 時間利用可能な技術サポート • およそ 20 分おきに提供されるコンテンツフィルトレーションデータ ベースの更新 66 Kaspersky Anti-Spam 3. 0 ライセンスの期限が切れても、アプリケーションの機能はそのまま維持されます が、コンテンツフィルトレーションデータベースを更新できなくなります。期限 切れ後もスパムをフィルタリングできますが、期限後に発行されたデータベース は利用できません。そのため、新種のスパムを効率的にフィルタリングできない 可能性があります。 したがって、Kaspersky Anti-Spam の使用ライセンスを適宜更新する必要があり ます。また、バックアップキーをインストールしておけば、現在のキーが期限切 れになったときにすぐにそのキーを使用してアプリケーションが起動されます。 インストールされているライセンスキーの管理に関する操作は、すべて Control Center で行えます。 4. 7. 1. ライセンス情報の表示 ライセンス情報の表示およびライセンスキーの管理は、 [License] → [License Keys]ページで行います(図25を参照)。 図 25. Kaspersky Anti-Spam のライセンスに関する情報 ページ上部の[Active License Information]セクションには、以下の情報が表示 されます。 • • • インストールされている製品の名前 現在アクティブなライセンスの種類 ライセンスの有効期限 スパムフィルトレーションサーバの管理 67 システム管理者は、下の 2 行の情報に基づいて、購入ライセンス条件を遵守する よう制御します(有効期限、指定された制限)。 現在の状態に応じて、各行の左に表示されるアイコンが、以下のように変化しま す。 – ライセンス条件が遵守されています。 – ライセンスで指定されている制限に極めて近い状態で製品が機能 しているか、2 週間以内にライセンスの有効期限が切れます。 – ライセンスの有効期限が切れているか、ライセンスで指定されて いる制限(処理メールトラフィック量など)を超えています。 後者の 2 つのアイコンが表示されている場合は、行の中に説明も表示されます。 これらの情報の下に、インストールされている Kaspersky Anti-Spam のライセン スキーと共に各キーの簡単な情報が表示されます。 4. 7. 2. 新しいライセンスキーのインストール 新しいライセンスキーをインストールするには、Control Center を使用するか、 コマンドラインからローカルでキーをインストールします。 Control Center を使用して新しいライセンスキーをインストールす るには、以下の手順を実行します。 1. ライセンスキーの管理を行う[License]→[License Keys]ページを開 きます。 2. ページ下部の[Install a New License Key] セクションの下にあるフ ィールドでライセンスキーファイルのパスを指定するか、入力フ ィールドの右側のボタンをクリックしてファイルシステムから必 要なファイルを選択します。 3. [Apply]をクリックします。 コマンドラインを使用してローカルで新しいライセンスキーをイ ンストールするには、以下のコマンドを実行します。 # /usr/local/ap-mailfilter3/bin/install-key <key> key は、ライセンスキーが含まれているファイルのパスです。 現在のキーの期限が切れる前に新しいライセンスキーをインストールしたい場 合は、新しいキーを予備のキーとして追加することができます。予備のキーは、 現在のキーが期限切れになったときに機能し始めます。バックアップキーのライ センス期間は、キーが有効になったときに開始します。予備のキーは 1 つしかイ ンストールできません。 68 Kaspersky Anti-Spam 3. 0 4. 7. 3. ライセンスキーの削除 現在のライセンスキーと予備のライセンスキーを削除するには、コマンドライン に以下のコマンドを入力します。 # /usr/local/ap-mailfilter3/bin/remove-key -a 予備のライセンスキーを削除するには、コマンドラインに以下のコマンドを入力 します。 # /usr/local/ap-mailfilter3/bin/remove-key -r Control Center のインタフェースからはライセンスキーを削除でき ません。 4. 8. フィルトレーションサーバアクティビ ティの監視 Kaspersky Anti-Spam には、各コンポーネントのステータスを監視するシステム が含まれています。このシステムにより、製品の運用を効果的に制御できます。 また、管理者は、Control Center のインタフェースから、システムの機能上のト ラブルを把握できます。 4. 8. 1. 全般的なステータス情報 シ ス テ ム 管 理 者 は 、 [Monitoring] → [General Status] ペ ー ジ で 、 Kaspersky Anti-Spam およびその主要コンポーネントに関する簡単な情報を確認できます (図26を参照)。 スパムフィルトレーションサーバの管理 69 図 26. Kaspersky Anti-Spam コンポーネントのステータスに関する全般的な情報 監視対象コンポーネントごとに、ステータスデータに加えて、コンポーネントに 関する特定イベントの発生情報が表示されます。 各パラメータの隣に表示されるアイコンは、付加的な情報を示しています。この アイコンは、監視対象コンポーネントのステータスに応じて変化します。 – エラー:コンポーネントの不具合。または、監視対象パラメータ の値が指定されている値を超えています。 – 警告:コンポーネントの運用上で問題が発生していますが、製品 の機能上、致命的な問題ではありません。または、パラメータの 値が、指定されている制限値に近付いています。 – 正常:コンポーネントは正しく機能しています。または、監視対 象パラメータの値が許容値です。 [System Information]セクションには、Kaspersky Anti-Spam がインストールさ れているサーバに関する以下の情報が含まれています。 • • • [Host Name] – サーバ名 [System] – 使用されているオペレーティングシステムの名前、バージョ ン、および構造タイプ [Load Average] – サーバの負荷を表す数値パラメータ。このパラメータ の詳細については、 top および uptime ユーティリティのマニュアルを参照 してください。 [Kaspersky Anti-Spam] セクションには、製品および主要コンポーネントのス テータスに関する概要が含まれています。このセクションには、以下のフィール ドがあります。 70 Kaspersky Anti-Spam 3. 0 • • • • • [Product] – インストールされている製品の名前 [Version] – 使用されているフィルトレーションモジュールのバージョン およびビルド番号 [Anti-Spam Engine] – フィルトレーションサーバの現在のステータス [Updates] – コンテンツフィルトレーションデータベースおよび更新シ ステムのステータス [License] – ライセンシングモジュールのステータス 4. 8. 1. 1. SPAM] と い う タ グ が 付 け ら れ ま す 。 [managers]グループに定義されているルールでは、 [Not Detected]ステー 付録 A 87 タスのメッセージはすべて受け入れられます。その結果、[!!SPAM]タグ の付いたメールメッセージが、両方の受信者に配信されます。このメッ セージには、以下のヘッダが含まれることになります。 X-Spamtest-Status-Extended: SPAM X-Spamtest-Status-Extended: Not detected X-Spamtest-Group-ID: 00000002 X-Spamtest-Group-ID: 00000001 これらのヘッダは、1 と 2 ([sales]グループと[managers]グループのID) のIDを持つグループに定義されているルールに従ってメッセージが処理 され、メッセージに[SPAM]ステータスと[Not Detected]ステータスが割 り当てられたことを示しています。ヘッダの詳細については、113ページ のセクションA. 5を参照してください。 • メッセージが複数の受信者宛てに送信されていて、 一部の受信者への配信 が禁止され(受信拒否動作が選択されている)、残りの受信者への配信は許 可されている(受信許可動作が選択されている)場合は、各受信者に対して 不達通知は送信されません。 Sendmail でポート 25 への同時接続数を制限できないため、ap-mailfilter フィルタリングプロセスの実行数は、 入力接続数に依存します。 そのため、 サーバに余計な負荷がかかる可能性があります。 • A. 2. 4. kas-pipe – Postfix および Exim メールサーバ 用のクライアントモジュール kas-pipe モジュールは、Kaspersky Anti-Spam の共通クライアントモジュールで す。このモジュールは、サポート対象のすべてのメールサーバとの統合に使用で きます。 デフォルトインストールでは、 Postfix および Exim との統合に kas-pipe が使用さ れます。 kas-pipe モジュールは、メールを受け取り、フィルタリングプロセス後、SMTP または LMTP プロトコルを使用してそのメッセージをメールサーバに返します。 kas-pipe モジュールは、外部アプリケーション(メールサーバなど)から起動され ます。 メールの送信には、 ネットワークまたはローカルソケットが使用されます。 また、fork および exec コマンドを使用して、受け取りアプリケーションを実行 することもできます。 図 32には、Kaspersky Anti-Spamがkas-pipeと共に使用されている場合の、モジ ュール間のやり取りが示されています。 88 Kaspersky Anti-Spam 3. 0 図 32. kas-pipe モジュールの使用 設定が異なる 2 つ目のインスタンスの実行をサポートするメールサーバ、LMTP プロトコル経由で配信を行うメールサーバ、 またはすべてのメールを SMTP 経由 で指定されたメールサーバに配信するメールサーバの場合に、この実装方法を使 用できます。 クライアントモジュールとメールサーバ間のやり取りは、特別なスクリプト(24 ページのセクション3. 4を参照)を使用するか、手動で設定することができます。 クライアントモジュールを手動で設定するには、/usr/local/ap-mailfilter3/etc/ディ レクトリにある filter. conf 設定ファイルを変更します。クライアントモジュール の設定は、このファイル内の以下の部分に含まれています。 ClientConnectTo tcp:127. 0. 0. 1:2277 ClientConnectTimeout 10 ClientDataTimeout 30 PipeInProtocol lmtp PipeOutProtocol lmtp PipeOutgoingAddr exec:/usr/sbin/sendmail –bs PipeMultipleMessagesAllowed yes ClientDefaultDomain localhost ClientOnError accept ClientFilteringSizeLimit 500 kas-milterモジュールの場合、 filter. conf 付録A. 2. 2で説明されている設定に加えて、 ファイル内で以下のパラメータを設定することができます。 • • PipeInProtocol – メールメッセージの受信に使用するプロトコル。smtp または lmtp を指定できます。 PipeOutProtocol – 処理済みメールメッセージの送信に使用するプロト コル。smtp または lmtp を指定できます。 付録 A 89 • PipeHELOGreeting – kas-pipe モジュールが SMTP セッション中にグ リーティング用に使用するドメイン名。デフォルト値は、kas30pipe. + < サーバドメイン名>です。 PipeOutgoingAddr – 処理済みメッセージの送信に使用するソケットア ドレス。 「tcp:<host>:<port>」形式のエントリ(<host>はフィルタリング サーバの IP アドレス、<port>は接続ポート)はネットワークソケットを指 し、「 unix:<path_to_file>」形式のエントリ(<path_to_file>はソケット フ ァ イ ル の パ ス ) は ロ ー カ ル ソ ケ ッ ト を 指 し、「 exec:/<path to the program executable> – <parameters>」形式のエントリはメッセージの 送信用に実行されるプログラムを指しています。 PipeOutConnectTimeout=5. . . 600 – ソケットまたは処理済みメッセージ の送信に使用されるプログラム(PipeOutgoingAddr パラメータで定義さ れる)への接続を確立する際のタイムアウト時間 PipeOutDataTimeout=5. . . 600 – PipeOutgoingAddr パラメータで定義さ れるソケットまたはプログラムを介したデータ送信のタイムアウト時間 PipeMultipleMessagesAllowed – フィルタリング結果がユーザごとに 異なる場合にメッセージのコピーを作成するかどうか。yes または no を 指定できます。 PipeUseXForward – メッセージの送信元サーバの IP アドレスを検索す る XForward コマンドのサポート(Postfix を使用する場合のみ)。yes また は no を指定できます。 Pipe8BitHack – 8BITMIME 拡張の使用。yes または no を指定できます。 使用しているメールサーバが、 8BITMIME 拡張をサポートするよう設定さ れている場合は、yes を指定します。 PipeBufferedIO – メールメッセージ処理中のバッファリングの使用。バ ッファリングを使用することにより、RAM の使用量が追加されるため、 メッセージ処理を高速化できます。yes または no を指定できます。 • • • • • • • kas-pipe クライアントモジュールを使用する場合、 以下のような特徴があります。 • メールメッセージが SMTP または LMTP を介して kas-pipe に送信される ため、メッセージの送信元サーバの IP アドレスを定義することができま せん(Postfix 以外のメールサーバの場合)。[Received]ヘッダ内のアドレス に対してのみ、 すべての DNS チェックを実行できます。 Postfix メールサー バを使用する場合、PipeUseXForward に yes を設定すると、kas-pipe が メッセージの送信元サーバの IP アドレスを検索できるようになります。 kas-pipe は、 メッセージキューに入った後にメールサーバに統合されるた め、 SMTP セッション中に reject 動作を実行できません。 メッセージに対 • 90 Kaspersky Anti-Spam 3. 0 して reject this message 動作が選択されている場合は、不達通知が送信 者に送信されます。 A. 2. 4. 1. kas-pipe と連動するよう Postfix を設定する このセクションでは、以下の運用体系を実装する Postfix メールサーバ用の kas-pipe の設定例について説明します。 • • kas-pipe は、コンテンツフィルタ(content_filter)として機能します。 kas-pipe は 、 Postfix 設 定 フ ァ イ ル に お い て 手 動 で 定 義 さ れ た localhost:9026 ネットワークソケットおよび kas3scan サービスを介して メールを受信します。 kas-pipe は 、 SMTP プ ロ ト コ ル を 使 用 し て 、 処 理 済 み メ ー ル を localhost:9025 ソケットを介して Kaspersky Anti-Spam に送信します。 kas3scanサービスは、同時接続の数を制限し、 smtp_send_xforward_commandオプションを使用して、 送信者のサーバ のIPアドレスをkas-pipeモジュールに送信します。 • この運用体系を実装するには、以下の手順を実行します。 1. filter. conf 設定ファイルで、以下の値を指定します。 ClientConnectTo tcp:127. 0. 0. 1:2277 PipeMultipleMessagesAllowed Yes PipeInProtocol smtp PipeOutProtocol smtp PipeOutgoingAddr tcp:127. 0. 0. 1:9025 PipeUseXForward yes 2. Postfix設定ファイル(master. cf)を以下のように変更します。 smtp inet n n smtpd ### B&W ANTI-SPAM BEGIN ### -o content_filter=kas3scan:127. 0. 0. 1:9026 ### B&W ANTI-SPAM END ### pickup fifo n n 60 1 pickup ### B&W ANTI-SPAM BEGIN ### -o content_filter=kas3scan:127. 0. 0. 1:9026 付録 A 91 ### B&W ANTI-SPAM END ### ### B&W ANTI-SPAM BEGIN ### 127. 0. 0. 1:9026 inet n n n - 20 spawn user=mailflt3 argv=/usr/local/ap-mailfilter3/bin/ kas-pipe 127. 0. 0. 1:9025 inet n n - 25 smtpd -o smtpd_authorized_xforward_hosts=127. 0. 0. 0/8 -o local_recipient_maps= -o relay_recipient_maps= -o smtpd_restriction_classes= -o smtpd_client_restrictions= -o smtpd_helo_restrictions= -o smtpd_sender_restrictions= -o smtpd_recipient_restrictions=permit_mynetworks, reject -o mynetworks=127. 0. 0. 0/8 -o strict_rfc821_envelopes=no -o smtpd_error_sleep_time=0 -o smtpd_soft_error_limit=1001 -o smtpd_hard_error_limit=1000 -o receive_override_options=no_address_mappings kas3scan unix n 10 smtp -o smtp_send_xforward_command=yes ### B&W ANTI-SPAM END ### Postfix バ ー ジ ョ ン 2. 1 以 上 の 場 合 、 プ ロ キ シ フ ィ ル タ (smtpd_proxy_filter)として機能するよう kas-pipe を設定できます。 その 場合、SMTP セッション中に reject 動作が使用されるため、メッセージ の処理が速くなります。ただし、メールサーバの負荷が重い場合は、こ の設定を使用しないでください。プロキシフィルタとして機能するよう kas-pipe を設定するには、 上記の例の最初の 2 行を以下の行に置き換え てください。 smtp inet n -o smtpd_proxy_filter=127. 0. 0. 1:9026 n smtpd 92 Kaspersky Anti-Spam 3. 0 A. 2. 4. 2. kas-pipe と連動するよう Exim を設定する kas-pipe を Exim メールサーバに統合するには、 Exim 設定ファイル内のルータリ ストの先頭に新規ルータを追加し、kas-pipe の起動に使用するこのルータ用のト ランスポートを追加します。このルータは、ローカルで ESMTP プロトコルを使 用して送信されたメールの処理には使用されないため、条件付きのルータです。 Exim に統合されている kas-pipe クライアントモジュールは、以下の体系に従っ てメールメッセージを処理します。 1. Exim は、入ってくるメッセージをポート 25 で受信し、それらをキュー に入れます。 Exim は、キューからメッセージを選択し、リスト内のルータを試して、 メッセージに適するルータを決定します。kas-pipe を指すルータがリス トの先頭にあるため、すべてのメッセージが、対応するトランスポート を使用して kas-pipe クライアントモジュールに送信されます。 メッセージの処理が完了したら、kas-pipe は、exim –bs コマンドを使用 してメッセージを返します。メッセージは、再び Exim のキューに入りま す。ただし、メールがローカルで送信されたため、kas-pipe モジュール 用のルータがスキップされます。 Exim が、メッセージを受信者に配信します。 3. 4. この運用体系を実装するには、以下の手順を実行します。 1. filter. conf 設定ファイルで、以下の値を指定します。 PipeInProtocol lmtp PipeOutProtocol smtp PipeOutgoingAddr exec:/usr/local/sbin/exim -bs 2. Exim 設定ファイルを以下のように変更します。 • ROUTERS セクションに以下の行を追加します。 begin routers # ROUTER ADDED BY KAS 3. 0 INSTALLER kas30router: driver = accept local_parts = passwd;$local_part : lsearch 付録 A 93 condition = "${if !eq {$received_protocol} {local-esmtp}{yes}}" transport = kas30transport • TRANSPORTS セクションに以下の行を追加します。 begin transports # TRANSPORT ADDED BY KAS 3. 0 INSTALLER kas30transport: driver = lmtp batch_max = 100 command = /usr/local/ap-mailfilter3/bin/kas-pipe return_path_add = false Debian ディストリビューションパッケージの場合、メールサーバの設定が /etc/exim4/exim4. conf. template テ ン プ レ ー ト の 特 別 な ス ク リ プ ト (update-exim4. conf ) 、または /etc/exim4/conf. d/ ディレクトリ内の複数のテンプ レートから生成されるため、Exim と統合することでさまざまな固有の機能を使 用できるようになります。テンプレートの数 (1 つまたは複数 ) は、 Exim の exim4-update. conf. conf 設定ファイルの use_split_files オプションで定義されま す。生成された設定は、/var/lib/exim4/config. autogenerated ファイルに保存され ます。 Debianディストリビューションパッケージの場合、 手動または自動で特別なスク リプトを使用してKaspersky Anti-SpamをEximメールサーバに統合できます(24 ページのセクション3. 4を参照)。 kas-pipe モジュールと連動するよう Exim メールサーバを設定するに は、以下の手順を実行します。 • exim4. conf. templateテンプレートをEximの設定に使用する場合は、 上記の文字列を、対応するROUTERSおよびTRANSPORTSセクシ ョンに追加します。 /etc/exim4/conf. d/ディレクトリ内のテンプレートをEximの設定に使 用する場合は、以下の手順を実行します。 1. [. . . ] This product includes software written by Tim Hudson (tjh@cryptsoft. com). Original SSLeay License Copyright (C) 1995-1998 Eric Young (eay@cryptsoft. com) All rights reserved. SSL implementation written by Eric Young The implementation was written so as to conform with Netscapes SSL. This library is free for commercial and non-commercial use as long as the following conditions are aheared to. [. . . ]

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