ユーザーズガイド BLACKBERRY ENTERPRISE SERVER FOR MICROSOFT EXCHANGE MICROSOFT EXCHANGE 用 ENTERPRISE SERVER - 機能および技術概要

[. . . ] Microsoft Exchange 用 BlackBerry Enterprise Server バージョン: 4. 1 | サービスパック: 6 機能および技術概要 SWDT305802-456536-0130015101-020 目次 1 このリリースの新機能. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2 BlackBerry Enterprise Server のアーキテクチャ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . アーキテクチャ：BlackBerry Enterprise Server. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . アーキテクチャ：BlackBerry Enterprise Server のリモートコンポーネント. . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] ユーザーは、 BlackBerry® デバイスでコラボレーションクライアントにログインします。 2. BlackBerry デバイスは、 ユーザー ID とパスワードを圧縮および暗号化し、 ポート 3101 経由で BlackBerry Router から BlackBerry Dispatcher に送信します。 3. BlackBerry Dispatcher は、 要求をポート 3200 経由で BlackBerry Collaboration Service に送信 します。BlackBerry Collaboration Service がリモートコンピュータ上にある場合、 要求は Research In Motion 独自のプロトコルで暗号化されたままになります。 4. BlackBerry Collaboration Service は、 BlackBerry Configuration Database を確認して、 セッショ ン数が上限に達していないかどうかを調べ、 次のアクションのいずれかを実行します。 • セッション数が上限に達し、 タイムアウト制限が設定されている場合、 BlackBerry Collaboration Service は、 通信可能範囲外にある BlackBerry デバイス上のすべてのインスタントメッセージ セッション、 および BlackBerry Collaboration Service にステータスメッセージを送信しなく なっているすべてのインスタントメッセージセッションをログアウトします。 54 機能および技術概要 インスタントメッセージのプロセスフロー • • アイドルセッションが存在しない場合、 BlackBerry Configuration Database は 「"サーバービ ジー" 」 ステータスメッセージを BlackBerry デバイスに送信して、 ログイン要求を拒否します。 セッション数の上限が設定されておらず、 セッション数が IBM® Lotus® Sametime® API がサポート している合計数と等しい場合、 BlackBerry Configuration Database は 「"失敗" 」 ステータスメッ セージを BlackBerry デバイスに送信して、 ログイン要求を拒否します。 5. BlackBerry Collaboration Service は、 BlackBerry Configuration Database を確認し、 ユーザーに コラボレーションクライアントを使用する権限があるかどうかを確認して、 IBM Lotus Sametime サー バーに接続します。BlackBerry Collaboration Service は、 TCP/IP 経由の暗号化されたプロキシ接 続を IBM Lotus Sametime API を使用して開始し、 RIM 独自のプロトコル形式の要求を IBM Lotus Sametime API がサポートする形式に変換して送信します。 デフォルトでは、 BlackBerry Collaboration Service はこの接続をポート 1533 経由で開始します が、 カスタムポート番号を指定することもできます。 6. IBM Lotus Sametime サーバーは、 BlackBerry デバイスからのログイン要求を承認し、 このセッション 専用の TCP/IP 接続を開始して、 BlackBerry デバイスからそのセッションに対する要求の受信を開始 します。 7. BlackBerry Collaboration Service は、 暗号化および圧縮された形式で、 BlackBerry Dispatcher 経 由で BlackBerry デバイスに承認応答を送信し、 新しいインスタントメッセージセッションを維持するた めの接続情報のキャッシュを作成します。 55 機能および技術概要 インスタントメッセージのプロセスフロー プロセスフロー：Novell GroupWise Messenger 用 BlackBerry Client を 使用したインスタントメッセージセッションの開始 1. ユーザーは、 BlackBerry® デバイスでコラボレーションクライアントにログインします。 2. BlackBerry デバイスは、 ユーザー ID とパスワードを圧縮および暗号化し、 ポート 3101 経由で BlackBerry Router から BlackBerry Dispatcher に送信します。 3. BlackBerry Dispatcher は、 要求をポート 3200 経由で BlackBerry Collaboration Service に送信 します。BlackBerry Collaboration Service がリモートコンピュータ上にある場合、 要求は Research In Motion 独自のプロトコルで暗号化されたままになります。 4. BlackBerry Collaboration Service は、 BlackBerry Configuration Database を確認して、 セッショ ン数が上限に達していないかどうかを調べ、 次のアクションのいずれかを実行します。 • セッション数が上限に達し、 タイムアウト制限が設定されている場合、 BlackBerry Collaboration Service は、 通信可能範囲外にある BlackBerry デバイス上のすべてのインスタントメッセージ セッション、 および BlackBerry Collaboration Service にステータスメッセージを送信しなく なっているすべてのインスタントメッセージセッションをログアウトします。 56 機能および技術概要 インスタントメッセージのプロセスフロー • • アイドルセッションが存在しない場合、 BlackBerry Configuration Database は 「"サーバービ ジー" 」 ステータスメッセージを BlackBerry デバイスに送信して、 ログイン要求を拒否します。 セッション数の上限が設定されておらず、 セッション数が Novell® GroupWise® プロトコルがサ ポートしている合計数と等しい場合、 BlackBerry デバイスは 「"失敗 （300）" 」 ステータスメッセー ジを BlackBerry デバイスに送信して、 ログイン要求を拒否します。 5. BlackBerry Collaboration Service は、 BlackBerry Configuration Database を確認し、 ユーザーに コラボレーションクライアントを使用する権限があるかどうかを確認して、 Novell GroupWise Messenger サーバーに接続します。 BlackBerry Collaboration Service は、 SSL 経由の暗号化されたプロキシ接続を Novell GroupWise プロトコルを使用して開始し、 要求を送信します。デフォルトでは、 BlackBerry Collaboration Service はこの接続をポート 8300 経由で開始しますが、 カスタムポート番号で開始することもできます。 6. Novell GroupWise Messenger サーバーは、 BlackBerry デバイスからのログイン要求を承認し、 この セッション専用の SSL 接続を開始して、 BlackBerry デバイスからの要求の受信を開始します。 7. BlackBerry Collaboration Service は、 暗号化および圧縮された形式で、 BlackBerry Dispatcher 経 由で BlackBerry デバイスに承認応答を送信し、 新しいインスタントメッセージセッションを維持するた めの接続情報のキャッシュを作成します。 プロセスフロー：IBM Lotus Sametime 用 BlackBerry Client を使用した 連絡先へのファイル送信 1. ユーザーは、 連絡先との会話を開始して、 メニューの ［ファイルを送信］ をクリックし、 連絡先に送信する ファイルを選択します。 2. IBM® Lotus® Sametime® 用 BlackBerry® Client は、 招待リクエストを作成し、 BlackBerry Collaboration Service に送信します。 3. BlackBerry Collaboration Service は、 ファイルサイズが BlackBerry® Enterprise Server で設定 されている最大ファイルサイズを超えないことを確認し、 ファイル拡張子と会話 ID を招待リクエスト に関連付け、 IBM® Lotus® Sametime® サーバーに要求を送信します。 57 機能および技術概要 インスタントメッセージのプロセスフロー 4. IBM Lotus Sametime サーバーは、 ファイルサイズが IBM Lotus Sametime サーバーで設定されている 最大ファイルサイズ （デフォルトでは 1MB） を超えないことを確認し、 送信者と受信者の間で開始された 会話にファイルを関連付け、 BlackBerry Collaboration Service に要求を送信します。 5. BlackBerry Collaboration Service は、 要求をインスタントメッセージの出席依頼に変換して、 受信 者の BlackBerry デバイスのクライアントに送信します。 6. 受信者は、 クライアントの会話ウィンドウで、 ファイルを承諾または辞退する要求を受信します。また、 受信者は、 BlackBerry デバイスでの表示に合わせてファイルを最適化するオプションも選択できます。 BlackBerry Collaboration Service は、 組織の環境で BlackBerry Attachment Service にアクセス できる場合のみ、 BlackBerry デバイスでの表示に合わせてファイルを最適化できます。 7. 受信者が要求を承認します。 受信者が最適化オプションを選択した場合、 ファイルは BlackBerry デバイスのメモリにダウンロー ドされます。受信者が最適化オプションを選択しなかった場合、 クライアントから受信者に BlackBerry デバイスのファイルシステム内の場所にファイルを保存するように要求するメッセージが表示されます。 8. 受信者のクライアントは、 コンテンツ要求パケットを BlackBerry Collaboration Service に送信し ます。 9. [. . . ] BlackBerry Enterprise Server が IT ポリシーを BlackBerry デバイスに送信します。BlackBerry デバイスが IT ポリシーを承認できない場合、 アクティベーションは完了しません。 8. BlackBerry Enterprise Server は、 適切なサービスブック （メッセージングサービスブック、 ワイヤ レスカレンダーサービスブック、 ブラウザサービスブック、 その他のサービスブックなど） を BlackBerry デバイスに送信します。これでユーザーは、 BlackBerry デバイスでメッセージの送受信を行うことが できるようになります。 9. ユーザーにワイヤレス同期が設定されており、 BlackBerry デバイスのワイヤレスバックアップとワイ ヤレスカレンダー同期がオンの場合、 BlackBerry Enterprise Server はユーザーデータを BlackBerry デバイスに送信します。 プロセスフロー：BlackBerry デバイスへの IT ポリシーの手動再送信 1. BlackBerry® Manager で、 管理者がユーザーアカウントをクリックし、 ［IT ポリシーを再送信］をク リックします。 2. [. . . ]