ユーザーズガイド DENON DHT-M380
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マニュアル抽象的: マニュアル DENON DHT-M380
詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。
[. . . ] [. . . ] 2SP Wide
(2 スピーカーの例)
s 2 チャンネルソースのドルビーバーチャルスピーカー再生 2 チャンネルソースでも、ドルビープロロジック II シネ
マデコードによるドルビーバーチャルスピーカー再生が できます。 ● 上記 a と同様、 2 スピーカー /3 スピーカーモード(標 準とワイド)と 5 スピーカーモード(ワイド)再生が できます。
a ドルビーデジタル、DTS、AAC のドルビーバーチャルス
ピーカー再生(デジタル入力のみ) 適応ソース、操作のしかたは、26 ページ『オートデコー ドモードでの再生のしかた』の『a ドルビーデジタル、 DTS、AAC サラウンド再生(デジタル入力のみ) 』と同 様です。
サラウンドパラメーターについて ② (ドルビーバーチャルスピーカーモード) 1.Ref. (標準モード)
標準的なモードです。5 スピーカーモードでは選択で きません。 フロントチャンネルの音場を拡大します。
2.Wide(ワイドモード)
操作 3 でサラウンドモードを 『 VS』 に設定します。 入力された信号フォーマットに応じてドルビーバー チャルスピーカー再生されます。
●
リモコンではバーチャルボタンで選択できます。
ドルビーバーチャルスピーカー再生中にリモコンの バーチャルボタンを押すと、2 スピーカーモード、3 スピーカーモード、5 スピーカーモードの切り替え ができます。
2/3 スピーカーモード: フロント 2ch スピーカーの音場について標準モードとワ イドモードが選択できます。サラウンドスピーカーの設 置がむずかしいときに便利です。 5 スピーカーモード: 5. 1ch 再生+フロント 2ch スピーカー音場を拡げるワイ ドモードで再生します。 フロントスピーカーの間隔が充分とれないときに便利です。
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操作のしかた
操作のしかた
DSP サラウンドモードについて
各サラウンドモードとその特長 本機はデジタル信号処理により、音場を疑似的に再現する高性能な DSP(デジタル・シグ ナル・プロセッサー)を内蔵しています。なお、各サラウンドモードはアナログソースと PCM(96kHz ソースを除く)ソースでお楽しみいただけます。 サラウンド信号の Lch にはフロント Lch の信号、サラウンド信号 の Rch にはフロント Rch の信号を出力し、センター ch には Lch と Rch の同相成分を出力します。ステレオサウンドを楽しむため のモードです。 反射音が回り込んでくるコンサートホールの雰囲気で楽しむための モードです。
マ
1
チャンネル
5 C H STEREO
ス
テ
レ
オ
2 3 4 5
HALL CINEMA CONCERT GAME
ゲ ー ム コ ン サ ー ト シ ネ
ホ ー ル
モノラル録画の映画ソースを広がりのある音場の雰囲気で楽しむた めのモードです。 天井が低いライブハウスのような場所でアーティストがすぐ近くで 演奏しているような雰囲気で楽しむためのモードです。 ビデオゲームソースで楽しむためのモードです。
※ 再生するソースによっては、十分な効果が得られないことがあります。
パーソナルメモリープラスについて
本機には、入力ファンクションごとに選 択されたサラウンドモードなどが自動的 に記憶される『パーソナルメモリープラ ス』という機能を搭載しています。入力 ファンクションを切り替えるたびに、前 回使用されたときの記憶が自動的に呼び 出されます。 ◎ パーソナルメモリープラス機能で各入 力ファンクションごとに自動的に記憶 される内容 ① サラウンドモード ② 入力モード選択機能 ※ サラウンドパラメーターおよび SDB/ プリセットイコライザーの設定、各出 力チャンネルの再生レベルは、サラウ ンドモードごとに記憶します。
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操作のしかた
操作のしかた
ドルビーヘッドホンでの再生のしかた
本機はドルビーラボラトリーズとレイクテクノロジー社との 共同開発によるヘッドホン再生における立体音響技術である ドルビーヘッドホンモードを搭載しています。 本機のヘッドホン端子にヘッドホンプラグを挿入するとドル ビーヘッドホンモードになります。 (ステレオ、ダイレクト も選べます。 ) ドルビーヘッドホンモードは、音場効果により DH1、DH2、 DH3 のモードと通常のステレオ再生をする BYPASS の 4 モードが選択できます。 ドルビーデジタル、DTS、AAC、のマルチチャンネルソース に対応しており、2 チャンネルソースに対しても 2 チャンネ ルモード設定により、シネマとミュージックモードでのドル ビーヘッドホン再生が選択できます。
1 ヘッドホンジャックにヘッドホン(別売り)を差 し込みます。
●
ヘッドホンプラグを差し込むと自動的にスピーカー出
力が OFF となり、スピーカーより音は出ません。
サラウンドパラメーターについて③ DOLBY H(ドルビーヘッドホンモード) DH1… ……… リファレンスルーム
(小さな残響音の少ない部屋)
DH2… ……… ライブな部屋 DH3… ……… 大きな部屋
1)0/&4
(DH1 よりやや残響間の多い部屋) (DH1 より大きな部屋で距離感や音の拡散 効果が得られます。 )
2
サラウンドパラメーターボタンを押してサラウン ドパラメーターを表示させます。
BYPASS…… ステレオ再生になります。 2 チャンネルモード
3 各種サラウンドパラメーターを設定します。
<
DH1
アナログ、PCM など 2 チャンネルソースを再生中に選択 できます。下記デコーダーでマルチチャンネル化してから ドルビーヘッドホンで再生します。
※ パラメーター表示中に 4 秒間操作しないと定常表示に戻 ります。 ● DOLBY H モードの設定
H
DH2
CINEMA…… ドルビープロロジック II シネマモード MUSIC……… ドルビープロロジック II ミュージックモード
DH1
>
BYPASS
DH3
← → ● 2 チャンネルモードの設定(2 チャンネルソースのみ DOLBY H モード選択後、再度サラウンドパラメー ターボタンを押すと選択できます。 )
< CINEMA
CINEMA
>
MUSIC
※ 通常の 2ch ステレオで再生したい場合は、サラウンド モードボタンを押し“STEREO”または“DIRECT”モー ドを選択します。 ヘッドホン使用時は、サラウンドモードボタンを押すご とに下記のように切り替わります。
DOLBY H DIRECT STEREO
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操作のしかた
その他の操作のしかた
a 音質を調節するには
1 SDB/ プリセットイコライザーボタンを押します。
●
s 一時的に音を消すには(ミューティング)
操作のしかた
ボタンを押すたびに下記のように切り替わります。
SDB ON DRC ON P. EQ1
P. EQ2 P. EQ3
DEFEAT
P. EQ5
P. EQ4
お好みに合わせて選択します。
◎ DEFEAT 表示のとき SDB、DRC、プリセットイコライザーとも OFF にな ります。 ◎ SDB ON のとき SDB(スーパーダイナミックバス)を ON にし、迫力 ある重低音が楽しめます。 ◎ DRC ON のとき DRC(ダイナミックレンジコンプレッション)を ON にします。ドルビーデジタル、DTS 音声のダイナミッ クレンジを抑え、深夜など小さな音量で再生するとき に便利です。 (DTS ソースの場合、DRC 対応のソフ トのみ表示されます。 ソフトによっては効果がわかりにくい場合がありま す。 ) ◎ P. EQ1 〜 5(プリセットイコライザー 1 〜 5 のとき) 低音と高音のバランスとサラウンドチャンネルのディ レイを 5 種類プリセットしました。お好みに応じて選 択して下さい。 P. EQ1: ロックに向いた音 P. EQ2: ポップスに向いた音 P. EQ3: ボーカルに向いた音 P. EQ4: ジャズに向いた音 P. EQ5: クラシックに向いた音 ※ 各表示で約 4 秒間操作しないとディスプレイ表示は元の 表示に戻ります。
1 消音ボタンを押します。
※ 解除するときは、 もう一度、 消音ボタンを押してください。 ご注意
本体の MASTER VOLUME つまみやリモコンの音量ボタンを操作 すると解除されます。 ● 本機の電源を OFF にすると設定が解除されます。
●
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d ディレイタイムの設定(距離の設定)
操作のしかた
操作のしかた
より正確なサラウンド再生をおこなうためには、各スピー カーからリスニングポジションまでの距離を設定します。 リスニングポジションと各スピーカーとの距離を入力して、 サラウンドのディレイタイムを設定します。 工場出荷時は 17 ページ『クイックセットアップ』のルーム 設定で設定されています。
準備 : リスニングポジションと各スピーカーとの距離(下図の L1 〜 L3)を測定します。
$FOUFS '3
1 リモコンのチャンネル選択ボタンを押します。
●
下記が表示されます。
●
LEVEL</>DELAY
自動的に『DIRECT』モードで再生されます。 ● サラウンドモードは 『STEREO』 および 『DIRECT』 モー ドのみ選択できます。
リニア PCM96kHz ソースの場合について
1 ボタンで DELAY を選択しま 2 上記表示中に選択 す。
●
下記のレベル表示となります。
FRT/SW< 1 . 8m>
'-
L1: センタースピーカーと リスニングポジションとの距離 L2: フロントスピーカーと リスニングポジションとの距離 L3: サラウンドスピーカーと リスニングポジションとの距離
3 リモコンのチャンネル選択ボタンを押し、距離設 定するスピーカーを選択します。
※ チャンネル選択ボタンを押すたびに次のように切り替わ ります。
4-
43
リスニングポジション
●
サラウンドモードによって、選択できるスピーカーが
異なります。
0, 1 ボタンでスピー 4 ディレイタイム表示中に選択 カーとリスニングポジションとの距離を設定しま す。
●
セレクトボタン(0, 1)を押すたびに数値が 0. 3m 単
位で変化しますので、測定した距離に最も近い値を選 択してください。
, , ,
※ 各スピーカーに設定した距離の差はどれも 4. 5m 以下に してください。 不適切な距離を設定すると距離表示が点滅しますので、 スピーカーの位置を変更して再設定してください。
END を 5 設定が終了したらチャンネル選択ボタンで 選択します。数秒間操作しないと終了します。
●
表示が通常状態に戻ります。
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操作のしかた
操作のしかた
サラウンドパラメーター一覧表(1) ○:再生信号あり。または選択可能
サラウンドパラメーター一覧表(2) ×:再生信号なし。または選択不可能
各モードにおける信号の有無と制御の可否 入力信号 デジタル スピーカー / プリアウト Surround L / R ○ ○ ○ ○ ○ Sub Woofer ○ ○ ○ ○ ○ オートデコード ドルビーデジタル DTS サラウンド DTS96 / 24 MPEG2-AAC ドルビープロロジック II シネマ ドルビープロロジック II ミュージック ドルビープロロジック II ゲーム オートステレオ DVS( ※ 1) 2 スピーカーモード 3 スピーカーモード 5 スピーカーモード ドルビーヘッドフォン 1 DH( ※ 2) ドルビーヘッドフォン 2 ドルビーヘッドフォン 3 Bypass ステレオ ダイレクト 5 チャンネルステレオ ホール シネマ コンサート ゲーム サラウンドモード ドルビーデジタル 信号再生時 2ch × × × × ○ マルチ ○ × × × × DTS 信号再生時 2ch × × × × ○ マルチ × ○ × × × AAC 信号再生時 マルチ × × × ○ × PCM 信号再生時 Fs: 2ch 96kHz × × × × ○ × × × × × × × × × ○ アナログ
サラウンドモード Front L / R ドルビーデジタル DTS サラウンド DTS96 / 24 オートデコード MPEG2-AAC ドルビープロロジック II シネマ ドルビープロロジック II ミュージック ドルビープロロジック II ゲーム オートステレオ DVS( ※ 1) 2 スピーカーモード 3 スピーカーモード 5 スピーカーモード ドルビーヘッドフォン 1 DH( ※ 2) ドルビーヘッドフォン 2 ドルビーヘッドフォン 3 Bypass ステレオ ダイレクト 5 チャンネルステレオ ホール シネマ コンサート ゲーム ○ ○ ○ ○ ○
スピーカー Center ○ ○ ○ ○ ○
Fs: 2ch 96kHz × × ○ × × × × × × ○
○
○
○
○
○
×
○
×
×
○
×
○
×
○
○ ○ ○ ○ ○ ○(H/P のみ) ○(H/P のみ) ○(H/P のみ) ○(H/P のみ) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ × × ○ ○ × × × × × × ○ ○ ○ ○ ○
○ × × × ○ × × × × × × ○ ○ ○ ○ ○
○ × ○ ○ ○ × × × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × × × ×
× × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ (D. Mix) ○ (D. Mix) × × × × ×
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × × × ×
× × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ (D. Mix) ○ (D. Mix) × × × × ×
× × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × × × ×
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × × × ×
× × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
× × × × × × × × × ○ ○ × × × × ×
○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ (D. Mix) ○ ○ (D. Mix) × × × × × ○ ○ ○ ○ ○
※ 1:ドルビーバーチャルスピーカー
※ 2:ドルビーヘッドフォン
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操作のしかた
操作のしかた
サラウンドパラメーター一覧表(3)
パラメーター SDB/P. EQ (初期設定:DEFEAT= 全て OFF) SDB DRC ON ON ( ※ 3) ドルビーデジタル DTS サラウンド DTS96 / 24 オートデコード MPEG2-AAC ドルビープロロジック II シネマ ドルビープロロジック II ミュージック ドルビープロロジック II ゲーム オートステレオ DVS( ※ 1) 2 スピーカーモード 3 スピーカーモード 5 スピーカーモード ドルビーヘッドフォン 1 DH( ※ 2) ドルビーヘッドフォン 2 ドルビーヘッドフォン 3 Bypass ステレオ ダイレクト 5 チャンネルステレオ ホール シネマ コンサート ゲーム ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ P. EQ 1-5 ○ ○ ○ ○ ○ サラウンドパラメーター 多重信号(1+1) (※ 4) DVS Mode Main ○ – – ○ – Sub ○ – – ○ – Main/ Sub ○ – – ○ – Ref. – – – – – PLII Mode(※ 5)
サラウンドモード
Wide Cinema Music – – – – – – – – – – – – – – –
○:選択可能 ×:選択不可能 —:該当せず ※ 1:ドルビーバーチャルスピーカー ※ 2:ドルビーヘッドフォン ※ 3:ドルビーおよび DTS の DRC(ダイナミックレンジ圧縮)対応ソフトのみ選択可能 ※ 4:ドルビーおよび AAC の多重信号(信号フォーマット:1+1)対応ソフトのみ選択可能 ※ 5:PCM、DOLBY/DTS/AAC(信号フォーマット:2/0/0)ソフトのみ選択可能
サラウンドについて
本機に内蔵のデジタル信号処理回路のはたらきにより、プログラムソースを映画館と同じ臨 場感でサラウンド再生をお楽しみいただけます。
ドルビーサラウンドについて
a ドルビーデジタル
◎ ドルビーデジタルは、ドルビー研究所が開発したマルチチャンネルデジタル信号 フォーマットです。 再生チャンネルは CD と同等以上の再生帯域(高域は 20kHz 以上再生可)を持つフ ロント 3ch(フロント左(FL) 、フロント右(FR) 、センター(C) )とサラウンド 2ch(サラウンド左(SL) 、サラウンド右(SR) )に加え、低域(〜 120Hz)効果 音専用の LFE(ロー・フリクエンシー・エフェクト)の合計 5. 1ch に対応しており、 更にモノラル 1ch やステレオ 2ch、ドルビープロロジック信号の伝送など幅広い対 応ができます。 ◎ また、各チャンネルの信号はそれぞれ完全に独立して記録されるため、各信号間の干 渉、クロストークなどで劣化する心配がありません。これらのデジタル信号を、高効 率符号化技術によって CD の半分以下のデータ量 (最大 640kbps) にて伝送可能といっ た特徴を持っています。 ◎ この特徴を映画のサウンドトラックに生かし、映画館用に開発されたサラウンドシス テムが『DOLBY SR-D(ドルビーステレオデジタル) 』です。従来一般的であったド ルビーサラウンド(ドルビープロロジック)がアナログ・マトリクス方式であったの に対して、各チャンネルが完全に独立したデジタル・ディスクリート方式となり、音 の遠近感、移動感、定位感のある音場をよりリアルに再現することができるようにな りました。そしてドルビーデジタル対応メディアである LD、DVD などは、AV ルー ムで DOLBY SR-D のサラウンドトラックをそのまま再現することを可能にしたた め、映画館と同様に驚くほどリアルで圧倒的な臨場感を生み出します。
○
○
○
–
–
–
–
–
–
–
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○
– ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○
– ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ – – – – – – –
– – ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ – – – – – – –
– – ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ – – – – – – –
– – ○ ○ × – – – – – – – – – – –
– – ○ ○ ○ – – – – – – – – – – –
– – – – – ○ ○ ○ × – – – – – – –
– – – – – ○ ○ ○ × – – – – – – –
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操作のしかた
【SR-D とドルビーデジタルの関係】
[ドルビーデジタル対応 LD の記録信号スペクトラム] デジタル音声信号 35mm ドルビー SR-D フィルム
E#
s ドルビープロロジック II
操作のしかた
音声信号(圧縮) FM 音声信号 FM 音声信号
光学アナログ音声トラック 光学デジタル音声トラック(5. 1 チャンネル)
. )[
【ドルビーデジタルとドルビープロロジック】
家庭用サラウンド方式比較 記録(素材)ch 数 再生 ch 数 再生 ch 構成(MAX) 音声処理 サラウンド ch の 高域再生限界 ドルビーデジタル 5. 1ch 5. 1ch L, R, C, SL, SR, SW ドルビー・プロロジック 2ch 4ch L, R, C, S(SW は推奨)
◎ ドルビープロロジック II は、従来のドルビープロロジック回路を更に進化させた フィードバックロジックステアリング技術を用いて、ドルビー研究所により開発され た新しいマルチチャンネル再生方式です。 ◎ ドルビーサラウンド録音されたソース(※)に加え、音楽ソースなどの通常のステレ オ録音ソースも 5ch(FL、FR、C、SL、SR)の信号にデコードし、サラウンド再生 を楽しむことができます。 ◎ サラウンドチャンネルの再生周波数帯域は、帯域制限のあった従来のドルビープロロ ジックに比較して広帯域(20 〜 20kHz 以上)になっています。また、従来サラウン ドチャンネルはサラウンド L(左)=サラウンド R(右)のモノラル再生でしたが、 新たにステレオ信号として再生する方式をとっています。 ◎ 再生するソースの種類や内容に合わせて最適なデコード処理をおこなえるように、各 種パラメーターを設定することが可能になりました。 (34、35 ページ参照)
デジタル・ディスクリート処理 アナログ・マトリックス処理 ドルビーデジタル エンコード、 ドルビーサラウンド デコード 20kHz 7kHz
■ ドルビーデジタル対応メディアとその再生方法
ドルビーデジタル対応マーク: 以下の内容は一般的な例です。必ずお手持ちの再生機器の取扱説明書とあわせて確認してく ださい。 メディア LD(VDP) DVD ドルビーデジタル出力端子 ドルビーデジタル RF 出力 専用同軸端子 (注 1) 光または同軸デジタル出力 (PCM と共通) 再生方法(参照ページ) 入力モードを『AUTO』に設定しま す。 (24、25 ページ参照) 入力モードを『AUTO』に設定しま す。 (24、25 ページ参照) 入力モードを『AUTO』に設定しま す。 (24、25 ページ参照)
その他 光または同軸デジタル出力 (衛星放送、 CATV など) (PCM と共通)
注 1: デジタル入力端子にドルビーデジタル RF 出力信号を接続するときは、市販のアダプ ターを使用してください。 (アダプターの取扱説明書を参照してください。 )
記録レベル
“ドルビーサラウンド録音されたソース”とは ※ ● 3ch 以上で構成されるサラウンド信号を、 ドルビーサラウンドエンコード技術によっ て 2ch の信号として記録したソースです。 ● DVD、LD、ステレオ VTR で再生される映画のサウンドトラックをはじめ、FM、 TV、BS、CS などのステレオ放送信号にて用いられています。 ● この信号に対して、プロロジック II デコードを施すことにより、マルチチャンネル でのサラウンド再生が可能になりますが、一般的なステレオ機器でそのままステレ オ再生することも可能です。 ● ドルビーサラウンド録音信号には 2 種類あります。 q PCM ステレオ 2ch 信号 w ドルビーデジタル 2ch 信号 いずれの信号が本機に入力されても『AUTO DECODE』モードで 2CH モー ドを 『プロロジック II』 に選択すると、 サラウンドモードは自動的に 『ドルビー プロロジック II』となります。
■ ドルビーサラウンド録音されたソースには以下のロゴマークが表示されています。
ドルビーサラウンド対応マーク: ドルビーラボラトリーズからの実施権に基づき製造されています。 “Dolby” 、 “Pro Logic”およびダブル D 記号はドルビーラボラトリーズの商標です。
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操作のしかた
操作のしかた
DTS デジタルサラウンドについて
DTS デジタルサラウンド(または単に DTS と呼ばれます)は、デジタル・シアター・シス テムズ社が開発したマルチチャンネルデジタル信号フォーマットです。 再生チャンネルや再生帯域はドルビーデジタルと同様、FL、FR、C、SL、SR の 5ch に加 えて LFE 0. 1ch を持つ 5. 1ch で、他にステレオ 2ch モードがあります。いずれも各チャン ネルの信号は完全に独立して記録されるため、各信号間の干渉、クロストーク等で劣化する 心配はありません。 DTS はドルビーデジタルに対して比較的高いビットレート(CD/LD で 1234kbps、DVD は 1536kbps か 768kbps)となり、相対的に低い圧縮率で動作するのが特徴です。そのた めデータ量が多く、映画館においての DTS 再生は、フィルムと同期をとった CD-ROM を 別途再生する方法がとられています。 もちろん LD や DVD においてはそういった心配はなく、1 枚のディスクに映像とサウンド が同時に記録可能なため、他のフォーマットと同様の取り扱いが可能です。 この他のメディアには DTS 録音された CD があります。これは従来の(2ch 録音された) CD と同様のメディアに 5. 1ch のサラウンド信号が記録されたもので、 映像はありませんが、 CD プレーヤーを使ってサラウンド再生が可能となるという特徴があります。 DTS によるサラウンドトラック再生も映画館と AV ルームの間で基本的な違いは無く、映 画館と同様の緻密で雄大なサウンドを楽しむことができます。
■ DTS 対応メディアとその再生方法
DTS 対応マーク : または 以下の内容は一般的な例です。必ずお手持ちの再生機器の取扱説明書と合わせて確認して ください。 メディア DTS デジタル出力端子 再生方法(参照ページ)
注 1: CD や LD の DTS 信号は、通常の CD や LD における PCM 信号がそのまま DTS 信号 に置き換わった形で記録されています。そのため CD、LD プレーヤーのアナログ出力 からは DTS 信号がノイズとなって出力されます。このノイズをアンプによって再生し た場合、最悪のケースでは本機やスピーカーなどの周辺機器が故障する可能性があり ます。これらの問題を避けるため、DTS で記録された CD や LD を再生する前に、入 力モードを必ず『AUTO』または『DTS』モードへ切り替えてから、ディスクの再生 をおこなうようにしてください。また再生中は絶対に 『ANALOG』 および 『PCM』 モー ドへは切り替えないでください。DVD プレーヤーや LD/DVD コンパチプレーヤーで CD や LD の再生をおこなうときも同様です。なお DVD メディアの場合は、DTS 信号 は専用の記録方式で記録されているため、問題はありません。 注 2: CD または LD プレーヤーなどで、 デジタル出力に何らかの信号処理(出力レベル調整、 サンプリング周波数変換など)がおこなわれている場合があります。この場合誤って DTS 信号に信号処理がおこなわれてしまい、本機と接続しても正しく再生できずノイ ズなどが発声することがありますので、はじめて DTS 再生をおこなう場合はまず主音 量調節つまみを絞り、 DTS ディスクの再生を開始すると本機の DTS インジケーター (25 ページ参照)が点灯することを確認してから主音量調節つまみを上げるようにしてく ださい。 注 3: DVD の DTS メディアは、その再生に対応したプレーヤーが必要です。お手持ちの DVD プレーヤーが DTS 対応であるかは DVD プレーヤーのメーカーまたは販売店にご 確認ください。 本機はデジタル ・ シアター ・ システムズ社からのライセンス契約に基づき製造されています。 US Pat. 5. 451. 942、5. 956. 674、5. 974. 380、5. 978. 762、6. 226. 616、6. 487. 535 その他、国外特許および特許出願物。 DTS は DTS 社の登録商標です。DTS ロゴと記号は DTS 社の商標です。1996-2007 DTS, Inc. 版権所有。
CD
入力モードを『AUTO』または 『DTS』 に設定します (24、 25 ペー 光または同軸デジタル出力 ジ参照) 。絶対に『ANALOG』お (PCM と共通) (注 2) よび『PCM』モードには切り替え ないでください。 (注 1) 入力モードを『AUTO』または 『DTS』に設定します 24、 25 ペー 光または同軸デジタル出力 ジ参照) 。絶対に『ANALOG』お (PCM と共通) (注 2) よび『PCM』モードには切り替え ないでください。 (注 1) 入力モードを『AUTO』または 光または同軸デジタル出力 『DTS』 に設定します (24、 25 ペー (PCM と共通) (注 2) ジ参照) 。
LD(VDP)
DVD
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操作のしかた
操作のしかた
DTS-96 / 24 について
現在音楽などのスタジオ録音に関して、ハイサンプリング ・ ハイビット化、並びにマルチチャ ンネル化が進んでおり、 96kHz/24bit 5. 1ch などの高品質な信号ソースが増加しています。 例えば、DVD-Video における高音質録音ソースとしては、96kHz/24bit のステレオ PCM 音声トラックをもつものがあります。 しかしそれらは音声トラックのデータレートが非常に高いため 2ch の収録が限界で、さらに 映像の品質を制限せざるを得なく静止画像のみの収録が一般的です。 また、DVD-Audio では 96kHz/24bit の 5. 1ch サラウンドを実現可能としていますが、こ の品質での再生には DVD-Audio プレーヤーが必要です。 DTS 96/24 はこのような状況の中に登場した、デジタル・シアター・システムズ社の開発 した新しいマルチチャンネルデジタル信号フォーマットです。 従来のサラウンドフォーマットではサンプリング周波数が 48kHz または 44. 1kHz であった ため再生信号周波数の上限は 20kHz 程度で留まっていたのに対して、DTS 96/24 ではサン プリング周波数を 96kHz または 88. 2kHz に引き上げることにより、40kHz を超える広い 周波数帯域を実現しています。 また 24bit の分解能を持ち、96kHz/24bit の PCM と同等の周波数帯域、ダイナミックレン ジを実現しています。 DTS 96/24 は、 従 来 の DTS サ ラ ウ ン ド と 同 様 に 最 大 5. 1ch ま で 対 応 し て お り、DTS 96/24 を用いて録音されたソースは DVD-Video や CD といった通常のメディアにおいてハ イサンプリングマルチチャンネル音声の再生を可能とします。 従って、DTS 96/24 は従来の DVD-Video プレーヤー(※ 1)を使用して、DVD-Audio と同等の 96kHz/24bit マルチチャンネルサラウンドを、DVD-Video の映像と共に楽しむ ことができます。また DTS 96/24 対応 CD メディアの場合、 一般的な CD/LD プレーヤー (※ 1)を使用して 88. 2kHz/24bit マルチチャンネルサラウンドを楽しむことができます。 このように、高音質なマルチチャンネル信号を確保しているにも関わらず、収録時間は従来 の DTS サラウンドソースと変わりません。 さらに、 DTS 96/24 は従来の DTS サラウンドフォーマットと完全な互換性を持っています。 DTS 96/24 の信号ソースは、 従来の DTS または DTS-ES サラウンドデコーダーにおいても、 48kHz または 44. 1kHz の周波数帯域での再生が可能です(※ 2) 。 DTS デジタル出力に対応した DVD プレーヤー(CD/LD プレーヤーの場合、従来の ※ 1: DTS-CD/LD メディアに対応したデジタル出力を持つプレーヤー)と、DTS 96/24 に て収録されたメディアが必要です。 24bit または 20bit となります。 ※ 2: 分解能は、そのデコーダーによって
AAC について
MPEG2-AAC(Advanced Audio Coding)は MPEG(Moving Picture Experts Group) が開発したマルチチャンネル音声フォーマットです。 その特長は、高音質・高圧縮率を両立できることです。特に低ビットレート(高圧縮率)の 環境においてドルビーデジタルや MP3(MPEG Layer-3)等従来のフォーマットに比べて 高い音質を維持することが出来ます。具体的にはわずか 96kbps という低ビットレートで、 CD 並みといわれる品質のステレオ音声を伝送することが出来ます。 その特長を生かしてポータブルオーディオ等への応用が増加している一方、多チャンネルに 対応しても全体のビットレートを低く抑えることが出来るため、日本の BS デジタル放送に おける 5. 1ch サラウンド放送をはじめとする、 サラウンドシステムへの応用が始まりました。 MPEG2-AAC は元々映像信号と音声信号の複合データである MPEG データの音声規格とし て開発されたため、その用途に応じて求められるスペックは多岐に渡ります。映像と組み合 わせたトータルのビットレートを低く抑えるため低ビットレートでの音質確保、また多チャ ンネル伝送時のデータ量低減、業務用途のみに特化することなく使えるデータ処理の簡略化、 それらは相反する要素を持ちますが、いずれの要求も満たせる様配慮され非常に柔軟性の高 い規格になっています。そのため音声信号の種類やそのデータ作成環境に適合させるために MAIN/LC/SSR プロファイルという 3 種類のデータ構造を持っています。 【MPEG2-AAC のスペック(概要) 】 ● アルゴリズム: MAIN プロファイル LC(Low Complexity) プロファイル SSR(Scalable Sampling Rate) プロファイル ● サンプリング周波数: 8kHz から 96kHz まで対応 ● チャンネル数: 最大 48 チャンネルのマルチチャンネル伝送に対応 ● その他の機能: LFE(Low Frequency Effect) サポート マルチリンガル ( 複数言語 ) サポート この中で本機は、BS デジタル放送にて使用される 32kHz から 48kHz までのサンプリング 周波数と、LC プロファイルの再生に対応しております。またチャンネル数は最大 5. 1ch の データに対応します。 ※ MPEG による音声規格は他に Layer-1, 2, 3 等がありますが、それらと AAC の間 に互換性はありません。 本機はその中でさきに述べた AAC の再生に対応します。 ◎ 以下が AAC に関する米国パテントナンバーです。
08/937, 950 5848391 5, 291, 557 5, 451, 954 5 400 433 5, 222, 189 5, 357, 594 5 752 225 5, 394, 473 5, 583, 962 5, 274, 740 5, 633, 981 5 297 236 4, 914, 701 5, 235, 671 07/640, 550 5, 579, 430 08/678, 666 98/03037 97/02875 97/02874 98/03036 5, 227, 788 5, 285, 498 5, 481, 614 5, 592, 584 5, 781, 888 08/039, 478 08/211, 547 5, 703, 999 08/557, 046 08/894, 844 5, 299, 238 5, 299, 239 5, 299, 240 5, 197, 087 5, 490, 170 5, 264, 846 5, 268, 685 5, 375, 189 5, 581, 654 05-183, 988 5, 548, 574 08/506, 729 08/576, 495 5, 717, 821 08/392, 756
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操作のしかた
操作のしかた
ドルビーバーチャルスピーカーについて
ドルビーバーチャルスピーカー(Dolby Virtual Speaker)技術は、ドルビーラボラトリー ズ社の専有技術により、フロント 2 チャンネルスピーカーだけでサラウンド音場の仮想化を おこなっており、実際にサラウンドスピーカーを設置しているかのような再生が体験できま す。
スリープタイマーについて
■ スリープタイマーの予約のしかた(リモコンのみ)
付属のリモコンを使用して、電源をスタンバイ状態にする時間を最大 120 分まで設定できま す。 (スリープタイマー) 設定した時間(分)後に、自動的に電源をスタンバイ状態にすることができます。
【例】50 分後に電源をスタンバイになるように設定するとき
■ ドルビーバーチャルスピーカーの特長
◎ 正確なサラウンド音場定位 仮想サラウンドスピーカーの位置は、左方向に 105° 右方向に 105° として処理されま す。 ◎ マルチチャンネルプログラムを制作者の意図通りに再生 各チャンネルの音はミキシング時に設定された位置に再生されます。例えば左後方に 設定されたものは左後方から聞こえます。 ◎ ステレオプログラムがサラウンドに ドルビープロロジック II との連携動作によりステレオプログラムからも豊かなサラウ ンド音場を創造します。 ◎ リスニングモード選択 標準(REFERENCE)モードとワイド(WIDE)モードが提供されます。
,
分後に電源がスタンバイになり 1 お好みのファンクションを選び、再 4“50 生します。 ます。
2 スリープボタンを押します。
●
“120”が表示され、 “SLEEP”表示が点 滅します。
120
本機ではスピーカー構成を変更した場合も、下記のドルビーバーチャルスピーカーモード再 生に対応しています。
● ●
3 スピーカー(フロント 2 チャンネル + センター) :標準 / ワイドモード 5 スピーカー(フロント 2 チャンネル + センター + サラウンド 2 チャンネル) :ワイドモード
※ スリープボタンを押すたびに、表示が次 のように切り替わります。
120 90 60 50 40 30 20 10
ドルビーヘッドホンについて
ドルビーラボラトリーズと豪州レイクテクノロジー社との共同開発による立体音響技術で、 サラウンド音場を通常のヘッドホンで再生できる技術です。 元来、ヘッドホンではすべての音が頭の中でなってしまい長時間の鑑賞は苦痛となりますが、 部屋でのスピーカー再生をシミュレートしたドルビーヘッドホンは音源が前方あるいは側面 にしっかり頭外定位するため、まるで映画館かホームシアターにいるような迫力のあるサウ ンドを聞くことが可能です。この技術は主としてドルビーデジタルまたはドルビープロロ ジックサラウンドのデコード機能を組み込んだマルチチャンネルオーディオ / ビデオ機器を 対象にしており、高性能デジタル信号処理用チップ(DSP)に組み込んで動作させます。 ドルビーヘッドホンはマルチチャンネル音源だけでなくステレオプログラムにも効果的で す。
3“SLEEP”表示が点滅している間に、 さらにスリープボタンを押し“50”
●
※ スリープ動作中( “SLEEP”表示中)に スリープボタンを押すとスタンバイ状態 になるまでの残り時間を表示します。こ の状態でさらにスリープボタンを押すと 設定時間が“120”に戻ります。 ※ ス リ ー プ タ イ マ ー を 止 め る と き は、 “SLEEP”表示が消灯するまでスリープ ボタンをくり返し押してください。 また、 本機またはリモコンの電源ボタンを押し て、システム全体の電源をスタンバイに したときもスリープタイマーを止めるこ とができます。
“50”が表示され、 “SLEEP”表示が点 滅します。
50
を表示させます。
●
約 5 秒後、スリープタイマー設定前の状 態に戻り、 “スリープ” 表示が点灯します。 (これでスリープタイマーの設定が完了 します。 )
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操作のしかた
操作のしかた
システム機能について
本機を D-M33 シリーズの MD レコーダー(DMD-M33)ま たはカセットデッキ(DRR-M33)とシステム接続すると、 さらに使いやすさが向上します。 (接続のしかたは、20、21 ページの『D-M33 シリーズ機器とのシステムの接続のしか た』を参照してください。 ) 本機と組み合わせてシステム動作ができるのは上記機器に限 られます。
オートファンクション機能
ボタン 1 つの操作でファンクションを『MD』に切り替えて、 ディスクの再生をおこなうことができます。
MD レコーダー(DMD-M33)
POWER LOADING MECHANISM
オートパワーオン機能
電源がスタンバイ状態のとき、MD レコーダー本体のプレイ ボタン(1)またはリモコンの MD プレイボタン(1)を押 すだけで MD レコーダーと本機の電源が入り、 MD レコーダー にディスクが装着されていればディスクの再生をおこなうこ とができます。
本機(AVC-M380)
MD レコーダーがスタンバイ状態のとき、 1 本機と 本体のプレイボタンまたはリモコンの MD プレイ
MD レコーダー(DMD-M33)
●
ボタンを押すだけで、本機と MD レコーダーの電 源が入ります。ディスクが装着されている場合は、 ディスクの再生をはじめます。
POWER LOADING MECHANISM
D-M33 シリーズのカセットデッキ(DRR-M33)とシス テム接続すると、同様にリモコンのプレイボタンでオート パワーオン機能が働きます。カセットテープが入っている 場合は、カセットデッキのプレイボタンでも働きます。 本機の電源をスタンバイにすると、システム接続された 機器すべての電源がスタンバイになります。
1 本機以外の機器(カセットデッキ)の再生中に MD 本体のプレイボタンまたはリモコンの MD プ
レイボタンを押します。
●
本機のファンクションが『MD』に切り替わり、ディ
スクが装着されていればディスクの再生をはじめま す。
システムパワーオフ機能
D-M33 シリーズのカセットデッキ(DRR-M33)とシス テム接続すると、リモコンのプレイボタンで同様にオート ファンクション機能が働きます。カセットテープが入って いる場合は、カセットデッキのプレイボタンでも働きます。 ● TV/AUX1 や MD/AUX2 に 接 続 さ れ た 機 器 に 対 し て は、 オートファンクション機能は働きません。
●
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その他について
ラストファンクションメモリーについて マイコンの初期化について
本機には電源を OFF にする直前の各種ボタンの設定状態を 本体のディスプレイ表示が正常でない、または本体やリモコ 記憶するラストファンクションメモリー機能を備えていま ンのボタンで操作できない場合は、下記の操作でマイコンの す。電源を ON にすると、電源を OFF にする直前の入出力 初期化をおこなってください。 状態が呼び出されますので、再度設定し直す必要はありませ ん。 また、本機にはバックアップメモリー機能を備えています。 これにより電源が OFF になったとき、および電源コードを 抜いた場合でも各種の設定状態を保持することができます。
その他について
ご注意
操作 3 の状態にならない場合は、もう一度操作 1 からやり直してく ださい。 ● マイコンの初期化をおこなった場合は、各種ボタンやセットアップ の設定内容がすべて工場出荷時の初期設定に戻ります。
●
1 電源ボタンを押してスタンバイ状態にします。
秒以上たってから本機のサラウンドモードボタ 2 10 ンを押し、SDB/ プリセットイコライザーボタン を押してから、再度、サラウンドモードボタンを 2 秒以上押します。
3 数秒後、ディスプレイ表示に『INITIALIZE』と表 示され電源が入ります。
●
マイコンが初期化されます。
41
その他について
その他について 現 象 DTS 音声信号が出な い。
●
故障かな?と思ったら
各接続は正しいですか n 取扱説明書に従って正しく操作していますか n スピーカーやプレーヤーは正しく動作していますか n
本機が正常に動作しないときは、次の表に従ってチェックしてみてください。 なお、この表の各項にも該当しない場合は本機の故障とも考えられますので、お買い上げの 販売店にご相談ください。 もし、お買い上げの販売店でお分かりにならない場合は、弊社のお客様相談窓口またはお近 くの修理相談窓口にご連絡ください。
現 象 原 因
●
原 因
処 置
●
関連ページ -
DVD プレーヤーの音声出力設
定がビットストリームになっ ていない。
DVD プレーヤーの初期設定を
してください。詳しくは DVD プレーヤーの取扱説明書をご 覧ください。 ● DVD プレーヤーが DTS に対 ● DTS 対応のプレーヤーを使用 応していない。 してください。 ● 本機の入力設定がアナログに ● AUTO または DTS に設定し なっている。 てください。
●
- 24 -
DVD から VCR にダ ビングできない。 サブウーハーが鳴ら ない。 テストトーンが出な い。
ほとんどの映画ソフトにはコ
ピー防止信号が入っていま す。
●
コピーはできません。
処 置
関連ページ 21
●
サブウーハーの出力が接続さ
れていない。
●
正しく接続してください。 オートデコードモードにして
ください。
14 22
電源を入れても、 ディ ● 電源コードの差し込みが不完 スプレイが点灯せず、 全である。 音も出ない。 ディスプレイは点灯 ● スピーカーコード接続が不完 するが、音が出ない。 全である。
●
本体および電源コンセントへ
の、電源プラグの差し込みを 点検してください。
●
サラウンドモードがオートデ
コード以外のモードになって いる。
●
●
しっかり接続してください。 正しい位置に切り替えて下さ
14 24 19、22 32 26 14、15 14
入力切り替えつまみの位置が
●
リモコンを操作して ● 乾電池が消耗している。 も正常に動作しない。
●
新しい乾電池と交換してくだ
12 12 12 13 12 19
い。 ● 適当な位置まで回してくださ い。 ● ミューティングを解除してく ださい。 ● デジタル信号の入力ソースを 正しく選択してください。 ● 電源プラグを抜いて配線や接 続を確認してください。 ディスプレイの音量 ● 本体の温度上昇による保護回 ● 電源プラグを抜いて本体が冷 表示が点滅している。 路が動作している。 えるのを待って、周囲の通風 状態を良くしてからもう一度 電源を入れ直してください。 モニターが映らない。 ● 出力機器の映像出力端子とモ ニターの入力端子の接続が不 完全である。 ● モニターの入力設定が違う。
●
不適当である。 ● 主音量調節つまみが絞ってあ る。 ● ミューティングがかかってい る。 ● デジタル信号が入力されてい ない。 ● パワーアンプの保護回路が動 作している。
さい。 ● リモコンの距離が離れ過ぎて ● 近づいて操作してください。 いる。 ● 本体とリモコンの間に障害物 ● 障害物を取り除いてください。 がある。 ● 操作したいボタン以外のボタ ● 操作したいボタンを押してく ンを押している。 ださい。 ● 乾電池の q、w が正しくセッ ● 乾電池を正しくセットしてく トされていない。 ださい。
●
AAC 表示が点灯しな い。
BS デジタルチューナーと本機
がアナログ接続になっている。
●
デ ジ タ ル 接 続 に し て く だ さ
い。
ご注意
18 AV サラウンドアンプ(AVC-M380) は小型で高出力アンプ搭載のため、内蔵の空冷ファンを動作させ、 内部温度を下げるよう設計されています。 異常により温度が高くなった場合は保護回路が働き、スピーカーからの出力が制限されます。 (ディスプ レイのボリューム表示が点滅します。さらに温度が高くなると電源がスタンバイになり、電源表示イン ジケーターが赤色に点滅します。 ) 本体が熱くなり音声が出力されなくなった場合、すぐに電源プラグをコンセントから抜いた上で本書 5 ページ『設置の際のご注意』に従い、きちんと設置されているかを確認してください。 設置、接続に問題がない場合は故障が考えられますので、電源プラグをコンセントから抜いたまま弊社 のお客様相談窓口にご連絡ください。
接続が正しいか確認してくだ
さい。
●
映 像 を 入 力 し た 端 子 に モ ニ
ターの入力を切り替えてくだ さい。
18
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その他について
その他について
主な仕様 AV サラウンドアンプ(AVC-M380)
実用最大出力 : 出力端子 : 入力感度 : 周波数特性 : S/N 比 : プリアウト定格出力 : 電源 : 消費電力 : 最大外形寸法 : 質量 : リモコン方式 : 乾電池 : 最大外形寸法 : 質量 : フロント: 20W + 20W(負荷 6 Ω、JEITA) センター: 20W(負荷 6 Ω、JEITA) サラウンド: 20W + 20W(負荷 6 Ω、JEITA) サブウーハー: 20W(負荷 6 Ω、JEITA) 6 Ω〜 16 Ω 300mV/47k Ω(PORTABLE 除く) 、150mV/47k Ω(PORTABLE) 10Hz 〜 50kHz : + 1. 5、 − 3dB (アナログ入力ダイレクトモード時、 総合) 90dB(アナログ入力ダイレクトモード時) 0. 6V AC100V 50/60Hz 電源入り(ON)時:70W(電気用品安全法による) 待機(スタンバイ)時: 1W 以下 210(幅)× 70(高さ)× 325(奥行き)mm (フット・つまみ・端子を含む) 3. 9kg 赤外線パルス式 R03/AAA(単 4 形)乾電池 2 本使用 46(幅)× 180(高さ)× 28(奥行き)mm 100g(乾電池を含む)
スピーカーシステムパック SYS-M380 (SC-AM380、SC-CM380、DSW-M380)
フロント / サラウンド用スピーカー(SC-AM380) n
形式: 再生周波数帯域: 入力インピーダンス: 最大許容入力: スピーカーユニット: 最大外形寸法: 質量: 形式: 再生周波数帯域: 入力インピーダンス: 最大許容入力: スピーカーユニット: 最大外形寸法: 質量: 形式: 再生周波数帯域: 最大入力: 入力インピーダンス: スピーカーユニット: 最大外形寸法: 質量: フルレンジ、密閉型、防磁設計、ブックシェルフ 120Hz 〜 20kHz 6Ω 30W(JEITA) 、80W(PEAK) 8cm コーン形× 1 98(幅)× 140(高さ)× 105(奥行き)mm (サランネット、DENON マークを含む) 0. 9kg(1 台当り) フルレンジ、密閉型、防磁設計、センター 120Hz 〜 20kHz 6Ω 30W(JEITA) 、80W(PEAK) 8cm コーン形× 2 210(幅)× 98(高さ)× 105(奥行き)mm (サランネット、DENON マークを含む) 1. 4kg(1 台当り) 1 ウェイ・1 スピーカー、バスレフ型、防磁設計 30Hz 〜 240Hz 60W(JEITA) 、120W(PEAK) 6Ω 16cm コーン型× 1 135(幅)× 420(高さ)× 304(奥行き)mm (DENON マークを含む) 5. 5kg(1 台当り)
センター用スピーカー(SC-CM380) n
リモコン(RC-1025) n
サブウーハー(DSW-M380) n
※ JEITA: (社)電子情報技術産業協会(略称:JEITA)が制定した規格です。
※ 仕様および外観は改良のため、予告なく変更 することがあります。 ※ 本機を使用できるのは日本国内のみで、外国 では使用できません。
※ 本機は国内仕様です。 必ず AC100V のコンセントに電 源プラグを差し込んでご使用くだ さい。AC100V 以外の電源には 絶対に接続しないでください。
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本 社 お客様相談センター
〒 104-0033 東京都中央区新川 1-21-2 茅場町タワー 14F TEL: 【電話番号はお間違えのないようにおかけください。 】
受付時間 9:30 〜 12:00、12:45 〜 17:30 (弊社休日および祝日を除く、月〜金曜日)
045-670-5555
故障・修理・サービス部品についてのお問い合わせ先(サービスセンター)については、 次の URL でもご確認できます。 http://denon. jp/info/info02. html
後日のために記入しておいてください。 購 入 店 名 : 電話( - - ) ご購入年月日: 年 月 日
Printed in China 00D 511 4675 009 [. . . ] [. . . ]
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