ユーザーズガイド HP INTEGRITY SUPERDOME SX2000 SERVERS

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マニュアル抽象的: マニュアル HP INTEGRITY SUPERDOME SX2000 SERVERS

詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。

[. . . ] 11 ファームウェアの更新 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 ファームウェアの更新方法(WindowsまたはLinux) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12 アレイの設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 アレイの設定に使用できるユーティリティ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 ユーティリティの比較 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13 ORCAの使用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] ORCAを開きます(13ページの「アレイの設定」を参照)。 o o 9. ヘッドレス コンソールを使用している場合は、Escキーと8キーを同時に押します。 使用していない場合は、F8キーを押します。 論理ブート ドライブを設定し、ORCAを終了します。 サーバがLinux を使用している場合は、コントローラの取り付けは以上で完了です。サーバの次回の再起動時に、 オペレーティング システムがコントローラ ハードウェアを検出し、自動的に必要なドライバをインストールし ます。 サーバがMicrosoft® Windows®を使用している場合は、以下の手順に進んでください。 1. Smart SetupメディアのEBSUからコントローラ ドライバをロードします(ドライバをロードするには、EBSU 内で、[Load OEM Boot Driver]を選択してください。Smart Setupについて詳しくは、Smart Setupメディア の『HP Smart Setupガイド』を参照してください)。 Express Setupを実行します。 Express Setupの進行中に、指示に従ってオペレーティング システムをインストールしたら、オペレーティン グ システムのCDを取り出してSmart Setupメディアを挿入します。 Integrity Support Packをインストールします(16ページの「デバイス ドライバおよびマネジメント エージェ ントのインストール」を参照)。 2. 4. 以上でコントローラの取り付けは完了です。 取り付け手順の概要 7 最新のファームウェア、ドライバ、ユーティリティ、ソフトウェア、およびHP Integrityサーバ用のマニュアルにつ いては、HPのWebサイトhttp://www. hp. com/support/itaniumservers/(英語)のサポート ページで提供されます。 取り付け手順の概要 8 コントローラ ハードウェアの取り付け サーバの準備 1. すべてのデータのバックアップを取ります。 すべてのアプリケーションを終了します。 サーバの電源を切ります。 注意:外付データ ストレージを使用しているシステムでは、必ず、サーバの電源を最初に切り、電源を 入れるときはサーバの電源を最後に入れてください。こうすることで、サーバが起動したときにシステ ムがドライブを故障とみなす誤動作を防止できます。 4. サーバに接続されているすべての周辺装置の電源を切ります。 コンセントからAC電源コードを抜き取ったあと、サーバからも抜き取ります。 サーバからすべての周辺装置を切り離します。 コントローラ ボードの取り付け 警告:けがや装置の損傷を防ぐために、取り付けを開始する前に、ご使用のサーバに付属の安全上の注 意事項とユーザ マニュアルを参照してください。 多くのサーバで、危険な高電圧が発生する可能性があります。修理をする場合は、危険な高電圧製品の 取り扱いに関するトレーニングを受け、保守の資格がある担当者のみが行ってください。感電の危険を 回避するためにカバーやインターロックが取り付けられている場合は、カバーを取り外したり、イン ターロックを無効にしたりしないでください。 1. アクセス パネルを取り外す、または開きます。 警告:表面が熱くなっているため、やけどをしないように、ドライブやシステムの内部部品が十分に冷 めてから手を触れてください。 2. 使用可能なx8以上のPCIeスロットを選択します。 スロット カバーを取り外します。固定用ネジがある場合は、それを保管しておきます。 スロットのアライメント ガイドがある場合は、それに沿ってコントローラ ボードをスライドさせ、スロット にボードを強く押し込んでボードの端の接点がシステム ボード コネクタに正しくはまるようにします。 固定用ネジを使用してコントローラ ボードをしっかり固定します。スロットのアライメント ガイドのラッチ が(ボードの背面近くに)ある場合は、そのラッチを閉じます。 ストレージ デバイスをコントローラに接続します(手順について詳しくは、10ページの「ストレージ デバイ スの接続」を参照してください)。 アクセス パネルを閉じるか、または元に戻し、つまみネジがあればつまみネジで固定します。 コントローラ ハードウェアの取り付け 9 注意:アクセス パネルを開けたまま、または取り外したまま長時間サーバを動作させないでください。 この状態でサーバを動作させると、通気と冷却が適切に行われず、高温による損傷が発生することがあ ります。 ストレージ デバイスの接続 SASまたはSATAドライブをコントローラに内部接続(10ページの「内蔵ストレージの接続」を参照)または外部接 続(10ページの「外付ストレージの接続」を参照)することができます。 サ ポ ー ト さ れ る ド ラ イ ブ モ デ ル に つ い て は 、 HP の Web サ イ ト http://www1. jpn. hp. com/products/servers/ proliant/storage/array_control. htmlにある該当するコントローラのホームページを参照してください。 内蔵ストレージの接続 1. サーバの電源を切ります。 必要に応じて、ハードディスク ドライブを取り付けます。いくつかのドライブをアレイにグループ化する場 合は、以下の条件を満たす必要があります。 o o グループ化するドライブは同じタイプ(すべてSASまたはすべてSATA)でなければなりません(このコン トローラではパラレルSCSIドライブは使用できません)。 ドライブ容量を効率的に使用するには、グループ化するドライブが同等の容量でなければなりません。 ドライブの取り付けについて詳しくは、このガイドの対応する項(26ページの「ハードディスク ドライブの 交換、移動、または追加」を参照)を参照し、サーバのマニュアルおよびドライブに付属のマニュアルを参照 してください。 3. サーバに付属の内蔵Wide SASケーブルを使用して、コントローラをドライブに接続します。 o o 4. ドライブがホットプラグ対応の場合は、コントローラの内部コネクタからホットプラグ対応ドライブ ケージのSASコネクタに接続します。 ドライブがホットプラグ対応でない場合は、コントローラの内部コネクタからノンホットプラグ ハード ディスク ドライブに接続します。 アクセス パネルを閉じるか、または元に戻し、つまみネジがあればつまみネジで固定します。 注意:アクセス パネルを開けたまま、または取り外したまま長時間サーバを動作させないでください。 この状態でサーバを動作させると、通気と冷却が適切に行われず、高温による損傷が発生することがあ ります。 5. サーバの電源を入れます。 外付ストレージの接続 1. サーバの電源を切ります。 外部SASケーブルをコントローラの外部ポートに接続します。 a. ケーブルのMini SAS 4xコネクタのタブを引きます。 b. ケーブルのコネクタを、コントローラの外部ポートに挿入します。 c. o o タブを放します。 エンクロージャが標準SAS 4xコネクタを使用している場合は、 ケーブルのコネクタをエンクロージャのコ ネクタに挿入し、ケーブルのコネクタの固定用ネジを締めます。 エンクロージャがMini SAS 4xコネクタを使用している場合は、ケーブルのコネクタのタブを引き、ケー ブルのコネクタをエンクロージャのコネクタに挿入して、タブを放します。 ケーブルのもう一方の端を、外付ストレージ エンクロージャのSAS入力コネクタに接続します。 コントローラ ハードウェアの取り付け 10 4. 5. エンクロージャの電源を入れます。 サーバの電源を入れます。 SASケーブルの製品番号 追加のケーブルを注文する場合は、オプション キットの製品番号を使用してください。 ケーブル長 約1m 約2m — 約4m — 約6m — ケーブルの種類 Mini SAS 4x-標準SAS 4x Mini SAS 4x-Mini SAS 4x Mini SAS 4x-標準SAS 4x Mini SAS 4x-Mini SAS 4x Mini SAS 4x-標準SAS 4x Mini SAS 4x-Mini SAS 4x Mini SAS 4x-標準SAS 4x オプション キットの 製品番号 419570-B21 407339-B21 419571-B21 432238-B21 419572-B21 432239-B21 419573-B21 ケーブル アセンブリ番号 408908-002 407344-003 408908-003 407344-004 408908-004 407344-005 408908-005 コントローラ ハードウェアの取り付け 11 ファームウェアの更新 ファームウェアの更新方法(WindowsまたはLinux) サーバ、コントローラ、またはハードディスク ドライブのファームウェアを更新するには、Smartコンポーネント を 使 用 し て く だ さ い 。 特 定 の コ ン ポ ー ネ ン ト の 最 新 バ ー ジ ョ ン に つ い て は 、 HP の Web サ イ ト http://www. hp. com/jp/support/のサポート ページを参照してください。また、一部のコンポーネントは、Smart Setupメディアにも収録されています。 1. 必要なコンポーネントの最新バージョンを確認します。 指示に従ってコンポーネントをサーバにインストールします。インストール手順は、コンポーネントと同じ Webページに掲載されています。 コンポーネントの使用法について説明している別の手順に従って、ROMをフラッシュします。手順は、各コ ンポーネントに付属しています。 ファームウェアの更新 12 アレイの設定 アレイの設定に使用できるユーティリティ HP IntegrityサーバにあるHP Smartアレイ コントローラ上のアレイの設定には、ORCAおよびACUの2つのユーティ リティを使用できます。 • • ORCAは、新しいサーバで、主にオペレーティング システムをロードする前に、最初の論理ドライブを設定す る簡単なユーティリティです。 ACUは、多くの複雑な設定タスクを実行できる高度なユーティリティです。 これらのユーティリティの機能と使用手順について詳しくは、『HP Smartアレイ コントローラでのアレイの設定リ ファレンス ガイド』を参照してください。このガイドは、コントローラ キットに付属のドキュメンテーションCD に収録されています。 どのユーティリティを使用する場合も、アレイを構築する際には、以下の点に注意してください。 • • アレイ内のすべてのドライブは、同じタイプ(たとえば、すべてSASまたはすべてSATA)でなければなりま せん。 ドライブ容量を最も効率的に使用するには、アレイ内のすべてのドライブが、ほぼ同じ容量である必要があり ます。各コンフィギュレーション ユーティリティは、アレイのすべての物理ドライブを、その中で最小容量 のドライブと同じサイズであるとみなします。 アレイは大きな容量のドライブで最小のドライブと同じ容量し か使用できないため、容量が無駄になります。 アレイに含まれる物理ドライブの台数が増えると、 一定の期間内にアレイでドライブ障害が発生する可能性が 高くなります。ドライブが故障した場合のデータの消失を防ぐために、アレイ内のすべての論理ドライブに適 切なフォールト トレランス(RAID)機能を設定してください。 • ユーティリティの比較 注:正符号(+)のある欄は、対応する機能や操作内容がサポートされていることを示します。負符号 (-)のある欄は、対応する機能や操作内容がサポートされていないことを示します。 サポートされる機能 グラフィカル インタフェースを使用 英語以外の言語で使用可能 CDから入手可能 ウィザードを使用して、設定されていないコントローラに対する最適な設定を提示 設定エラーを説明 オンライン中の設定に最適 オフライン中の設定に最適 サポートされる操作内容 アレイおよび論理ドライブの作成および削除 ACU + + + + + + ACU + ORCA + ORCA + アレイの設定 13 サポートされる操作内容 RAIDレベルの割り当て 複数のアレイ間でのスペア ドライブの共有 各アレイへの複数のスペア ドライブの割り当て ストライプ サイズの設定 RAIDレベルまたはストライプ サイズの移行 コントローラの設定 アレイの拡張 各アレイに複数の論理ドライブを作成 ACU + + + + + + + + ORCA + - ORCAの使用 1. サーバの電源を入れます。POSTが動作し、サーバ内のすべてのアレイ コントローラが一度に1つずつ初期化 されます。各コントローラの初期化プロセス中、POSTが数秒間停止し、ORCAのプロンプト メッセージが表 示されます。 ORCAプロンプトで、以下を実行します。 o o ヘッドレス コンソールを使用して接続している場合は、Escキーと8キーを同時に押します。 使用していない場合は、F8キーを押します。 2. ORCAのメイン メニューが表示され、論理ドライブの作成、表示、または削除を実行できるようになります。 ORCAを使用して論理ドライブを作成するには、以下の手順に従ってください。 1. [Create Logical Drive]を選択します。 この画面では、使用できる(未設定の)すべての物理ドライブと、システムで有効なRAIDオプションが一覧 表示されます。 2. 矢印キー、スペースバー、およびTabキーを使用して、画面上を移動し、論理ドライブを設定します。必要に 応じて、オンライン スペア ドライブも設定します。 注:ORCAを使用して、 複数のアレイで共有できる単一のスペア ドライブを設定することはできません。 共有スペア ドライブを設定することができるのは、ACUを使用する場合のみです。 3. Enterキーを押して、設定を決定します。 F8キーを押して設定を確認し、新しい設定を保存します。 数秒後に、[Configuration Saved]画面が表示されます。 Enterキーを押して続行します。 アレイの設定 14 ここで上記の手順を繰り返して、別の論理ドライブを作成することもできます。 注:オペレーティング システムは、新しく作成された論理ドライブを識別できません。新しい論理ドラ イブをデータ ストレージとして使用できるようにするには、オペレーティング システムのマニュアル の手順に従って、論理ドライブをフォーマットしてください。 ACUの使用 ACUの使用について詳しくは、『HP Smartアレイ コントローラでのアレイの設定リファレンス ガイド』を参照し てください。このガイドは、コントローラ キットに付属のSmart SetupメディアまたはDocumentation CDに収録さ れています。 アレイの設定 15 デバイス ドライバおよびマネジメント エージェント のインストール Microsoft Windowsを使用するシステム Integrity Support Packを使用して、デバイス ドライバ、イベント通知サービス、およびマネジメント エージェント を自動的にインストールすることができます。また、手動でインストールすることもできます。 Integrity Support Packは、HP Smart Setupメディアに収録されています。Integrity Support Packをインストールするに は、EBSUから高速セットアップを起動し、画面の指示に従ってください。 デバイス ドライバのインストール コントローラ用のドライバは、Smart Setupメディアに収録されています。最新バージョンについては、HPのWeb サイトhttp://www. hp. com/support/itaniumservers/(英語)のサポート ページで提供されます。 インストール手順は、ドライバ自体に付属しています。 イベント通知サービスのインストール HP SmartアレイSAS/SATAイベント通知サービスは、イベント通知をMicrosoft® Windows® Server 2003 64ビット のシステム イベント ログおよびHPのインテグレーテッド マネジメント ログに送信します。 ソフトウェア コンポーネントの最新バージョンについては、 HP の Web サイト http://www. hp. com/support/ itaniumservers/(英語)のサポート ページを参照してください。インストール手順は、コンポーネント自体に付属 しています。 マネジメント エージェントのインストール マネジメント エージェントは、Smart Setupメディアに収録されています。エージェントの最新バージョンについて は、HPのWebサイトhttp://www. hp. com/support/itaniumservers/(英語)のサポート ページを参照してください。 インストール手順は、エージェント自体に付属しています。 新しいエージェントが正しく機能しない場合は、Systems Insight Managerを更新しなければならない場合がありま す。Systems Insight Managerの最新バージョンは、HPのWebサイトhttp://www. hp. com/jp/servers/manage/でダ ウンロードすることができます。 Linuxを使用するシステム コントローラ用のドライバは、サポートされているRed HatおよびNovell Linuxディストリビューションにバンドル されています。 Linuxがインストールされていないシステムでは、以下の手順に従ってください。 1. 標準のコントローラの取り付け手順に従います。 サーバを再起動します。 デバイス ドライバおよびマネジメント エージェントのインストール 16 3. 標準のインストール手順に従ってLinuxをインストールします。Linuxがインストールされると、コントローラ はLinuxによって認識され、正しいドライバが自動的にロードされます。 Linuxがインストールされているシステムでは、以下の手順に従ってください。 1. [. . . ] 3. ハードディスク ドライブの交換、移動、または追加 32 4. システムの電源を入れます。1724のPOSTメッセージが表示されれば、ドライブ位置が正常に変更され、設定 が更新されています。 POSTメッセージ1785(Not Configured)が表示された場合は、次の手順に従ってください。 a. データが消失しないように、ただちにシステムの電源を切ります。 b. ドライブを元の位置に戻します。 c. 必要に応じて、バックアップからデータを復旧します。 5. ORCAまたはACUを実行して、新しいドライブ設定を確認します(13ページの「アレイの設定」を参照)。 ドライブの追加 コントローラのサポートするドライブの最大数を超えないかぎり、いつでも、ハードディスク ドライブをシステム に追加することができます。 その後で、 追加したドライブから新しいアレイを構築するか、 または追加したストレー ジ容量を使用して既存のアレイの容量を拡張することができます。 アレイの容量拡張を行うには、ACUを使用してください。システムがホットプラグ対応ドライブを使用し、ACUが 通常のサーバ アプリケーションと同じ環境で動作している場合は、 オペレーティング システムをシャットダウンせ ずにアレイの容量を拡張することができます。詳しくは、『HP Smartアレイ コントローラでのアレイの設定リファ レンスガイド』を参照してください。 次の図に、拡張プロセスを示します。ここでは、元のアレイ(データを含む)は破線で囲まれ、新しく追加する ドライブ(データを含まない)には陰影が付いていません。アレイ コントローラは、新しいドライブをアレイに 追加し、拡張されたアレイ全体に元の論理ドライブを再分散します(一度に1 つの論理ドライブ)。このプロセ スはアレイ内の各物理ドライブ上のストレージ容量を開放します。各論理ドライブは、拡張されたアレイで以前 と同じフォールト トレランス機能を保持します。 拡張プロセスが終了したら、拡張されたアレイ上の開放されたストレージを使用して新しい論理ドライブを作成す ることができます。または、ACUを使用して、元の論理ドライブの1つを拡張(拡大)することができます。 ハードディスク ドライブの交換、移動、または追加 33 アレイの問題の診断 コントローラ ボード ランタイムLED サーバの電源の投入直後に、POSTシーケンスの一部として、コントローラ ランタイムLEDが事前に定義されたパ ターンで短時間だけ点灯します。サーバ動作時の他のすべての時間では、ランタイムLEDの点灯パターンは、次の表 に示すように、コントローラのステータスを示します。 LED ID 1 色 緑色 LED名および意味 CR502:エクスパンダ ハートビートLED。このLEDは、通常の動作時には2秒ごとに点滅し ます。異常が発生すると、次のようになります。 • • 2 3 4 LEDが点灯する場合は、エクスパンダに内部問題が発生しています。 LEDは1秒ごとに2回点滅する場合は、NVRAMが壊れています。 どちらの場合も、エクスパンダは機能しません。 黄色 黄色 黄色 CR510:システム エラーLED。 CR509:診断エラーLED。 CR500:ドライブ障害 LED 。コントローラに接続された物理ドライブに障害が発生して います。どのドライブに障害が発生しているか、各ドライブの障害 LED で確認してくだ さい。 CR508:SASポート4I用動作LED。 CR507:SASポート3I用動作LED。 CR506:コマンド実行中LED。コントローラがホスト ドライバからのコマンドを処理して います。 CR505:コントローラ ハートビートLED。このLEDは、2秒ごとに点滅し、コントローラの 状態を示します。 5 6 7 8 緑色 緑色 緑色 緑色 アレイの問題の診断 34 LED ID 9 10 色 緑色 緑色 LED名および意味 CR504:ガス ペダルLED。このLEDは、部品10と共にコントローラのCPU動作を示します。 詳しくは、次の表を参照してください。 CR503:アイドル タスクLED。このLEDは、部品9と共にコントローラのCPU動作を示しま す。詳しくは、次の表を参照してください。 アイドル タスクLED のステータス 点滅 消灯 消灯 点灯 コントローラのCPU動作レベル 0~25% 25~50% 50~75% 75~100% ガス ペダルLEDの ステータス 消灯 点滅 点灯 点灯 バッテリ パックのLED 部品ID 1 色 緑色 説明 システム電源 LEDです。この LEDは、システムの電源が入ってい て、12Vのシステム電源が供給されていると、点灯します。こ のパワー サプライは、バッテリ充電を維持するために使用さ れ、キャッシュ マイクロコントローラへの補助電力を提供し ます。 補助電源LEDです。このLEDは、3. 3Vの補助電圧が検出されると 点灯します。 補助電圧は、 BBWCデータを保持するために使用さ れ、 システムの電源コードが電源に接続されているときは常に供 給されます。 バッテリ ヘルスLEDです。このLEDの点滅パターンの意味につい ては、この後の表を参照してください。 BBWCステータスLEDです。このLEDの点滅パターンの意味につ いては、この後の表を参照してください。 2 緑色 3 4 黄色 緑色 アレイの問題の診断 35 LED3のパターン — LED4のパターン 2秒ごとに1回点滅 意味 システムの電源が切れており、 キャッシュ内にまだドライブに書き込まれて いないデータが存在します。 データの消失を防ぐために、 できるだけ早くシ ステム電源を再度入れてください。 3. 3Vの補助電力が供給されている(LED 2が点灯している)間は、データが 保持されます。 補助電源が供給されていない場合は、 バッテリ電源によって のみデータが保持されます。 バッテリが完全に充電されている場合は、 通常、 2日間以上データが保持されます。 バッテリの寿命は、キャッシュ モジュールのサイズによっても異なります。 詳しくは、 HPのWeb サイトhttp://www. hp. com/jp/proliant/にあるコント ローラのQuickSpecsを参照してください。 — — 一定間隔で 2回ずつ キャッシュ マイクロコントローラがホスト コントローラとの通信を待って います。 点滅 1秒ごとに点滅 バッテリ パックの充電レベルが下限を下回っており、充電中です。充電が 完了するまでは、バッテリを必要とする機能(ライト キャッシュ、容量拡 張、ストライプ サイズ移行、RAID移行など)が一時的に使用できなくなり ます。再充電プロセスに要する時間は15分~2時間で、初期バッテリ充電レ ベルによって異なります。 バッテリ パックが完全に充電されており、転送された書き込みデータが キャッシュに保存されています。 バッテリ パックが完全に充電されており、転送された書き込みデータが キャッシュに保存されていません。 緑色と黄色が交互に点滅する場合は、キャッシュ マイクロコントローラ がそのブート ローダ内から動作し、ホスト コントローラから新しいフ ラッシュ コードを受け取っています。 バッテリ端子間またはバッテリ パック内で短絡が発生しています。バッテ リ パックを交換するまで、BBWC機能は無効になります。バッテリ パック の平均寿命は、通常、3年間以上です。 バッテリ端子間またはバッテリ パック内で開回路が発生しています。バッ テリ パックを交換するまで、BBWC機能は無効になります。バッテリ パッ クの平均寿命は、通常、3年間以上です。 — — 1秒ごとに点滅 点灯 消灯 1秒ごとに点滅 点灯 — 1秒ごとに点滅 — 診断ツール いくつかの診断ツールは、アレイに関する問題についてのフィードバックを提供します。最も重要なツールは、以 下のとおりです。 • ADU このWindows®ベースの診断ツールは、システム内のコントローラおよび接続されているストレージで問題を 検出すると、HPサポートに電子メールを送信します。 Smart SetupメディアからADUをインストールできます。 インストールが完了したら、 [スタート]メニューから、 [プログラム]、[HPシステム ツール]、[HPアレイ診断ユーティリティ]の順に選択して、ADUを実行してくだ さい。 ADUの各種エラー メッセージの意味については、『HPサーバ トラブルシューティング ガイド』を参照して ください。 アレイの問題の診断 36 • POSTメッセージ Smartアレイ コントローラは、再起動時に診断エラー メッセージを生成します。これらのPOSTメッセージの 多くは説明不要で、修正処置を提示します。POSTメッセージについて詳しくは、『HPサーバ トラブルシュー ティング ガイド』を参照してください。 アレイの問題の診断 37 静電気対策 静電気による損傷の防止 システムをセットアップしたり、部品を取り扱う場合には、システムの損傷を防止するために守らなければならな いことがあるので注意してください。人間の指など、導電体からの静電気放電によって、システム ボードなどの静 電気に弱いデバイスが損傷することがあります。その結果、本体の耐用年数が短くなる場合があります。 静電気による損傷を防止するには、以下のことを守ってください。 • • • • • 運搬や保管の際は、静電気防止用のケースに入れ、手で直接触れることは避けます。 静電気に弱い部品は、静電気防止措置のなされている作業台に置くまでは、専用のケースに入れたままにして おきます。 部品をケースから取り出す前に、まずケースごと、アースされている面に置きます。 ピン、リード線、回路には触れないようにします。 静電気に弱い部品に触れなければならないときには、常に自分の身体に対して適切なアースを行います。 静電気による損傷を防止するためのアースの方法 アースにはいくつかの方法があります。 静電気に弱い部品を取り扱うときには、 以下のうち1つ以上の方法でアース を行ってください。 • すでにアースされているワークステーションまたはコンピュータ本体にアース バンドをつなぎます。アース バンドは柔軟な帯状のもので、 アース コード内の抵抗は、 1MΩ±10%です。 アースを正しく行うために、 アー ス バンドを肌に密着させてください。 立って作業する場合、かかとやつま先にアース バンドを付けます。導電性または静電気拡散性の床の場合、 両足にアース バンドを付けます。 作業用具は導電性のものを使用します。 折りたたみ式の静電気防止マットが付いた、携帯式の作業用具もあります。 • • • 上記のような、適切にアースを行うための器具がないときは、HP製品販売店またはHPのサービス窓口にお問い合わ せください。 静電気の詳細または製品の取り付けの支援については、 HP製品販売店またはHPのサービス窓口にお問い合わせくだ さい。 静電気対策 38 規定に関するご注意 この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスA情報技術装置です。この装 置を家庭環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう 要求されることがあります。 各国別勧告 以下に日本以外の国や地域での規定を掲載します。 Federal Communications Commission notice This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class A digital device, pursuant to Part 15 of the FCC Rules. These limits are designed to provide reasonable protection against harmful interference when the equipment is operated in a commercial environment. This equipment generates, uses, and can radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the instructions, may cause harmful interference to radio communications. Operation of this equipment in a residential area is likely to cause harmful interference, in which case the user will be required to correct the interference at personal expense. Modifications The FCC requires the user to be notified that any changes or modifications made to this device that are not expressly approved by Hewlett-Packard Company may void the user’s authority to operate the equipment. [. . . ]

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