ユーザーズガイド HP JETDIRECT 680N 802.11B WIRELESS PRINT SERVER JETDIRECT 680N WIRELESS INTERNAL PRINT SERVER - (JAPAPESE) ADMINISTRATOR GUIDE
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HP JETDIRECT 680N 802.11B WIRELESS PRINT SERVER WIRELESS PRINT SERVER 680N - SETUP GUIDE (1417 ko) HP JETDIRECT 680N 802.11B WIRELESS PRINT SERVER JETDIRECT PRINT SERVER ADMINISTRATOR'S GUIDE (3042 ko)
マニュアル抽象的: マニュアル HP JETDIRECT 680N 802.11B WIRELESS PRINT SERVER JETDIRECT 680N WIRELESS INTERNAL PRINT SERVER - (JAPAPESE) ADMINISTRATOR GUIDE
詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。
[. . . ] hp jetdirect
175x 310x 380x en3700 200m 250m 280m 610n 615n 680n
管理者用ガイド
このマニュアルは、 閲覧しやすいよう、 画面読み上げソフト と互換性のある PDF 形式で提供されています。
HP Jetdirect プリント サーバー
モデル :
175x 310x 380x en3700
200m 250m 280m
610n 615n 680n
2002-2003 Copyright Hewlett-Packard Development Company, LP
無断転載禁止。著作権法で認められるもの を除き、事前に書面による承諾がない場合 の、複製、引用、翻訳は認められません。
Edition 2, 7/2003
本書に含まれる情報は、予告なしに変更さ れることがあります。 登録商標
Microsoft®、MS-DOS®、Windows® は、Microsoft Corporation の米国に おける登録商標です。NetWare® および Novell® は、Novell Corporation の登録 商標です。IBM®、IBM Warp Server®、 Operating System/2® は、 International Business Machines Corp. の登録商標 です。 Ethernet は、Xerox Corporation の登録商標です。PostScript は、Adobe Systems, Incorporated の商標です。 UNIX® は、Open Group の登録商標 です。
目次
1. HP Jetdirect プリント サーバーの紹介
はじめに. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 サポートしているプリント サーバー . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] 次に、[Upgrade Firmware] をクリックします。
注記
X. 24. 00 シリーズよりも前のバージョンからアップグレー ドする場合、 サポートされている非英語言語のファイルを希 望するなら、 もう一度アップグレードする必要があります。
LPD Queues [LPD Queues] ページでは、Jetdirect プリント サーバーの LPD LPD 印刷とプリン (line printer daemon) プリント キューを指定できます。 ト キューの詳細については、第 5 章「LPD 印刷用の設定」を参照してくだ さい。 LPD キューを設定するには、その前にプリント サーバーで LPD 印刷を有 効にする必要があります。 LPD が無効になっている場合は、 [Misc. Settings] タブを表示して有効にします。
JAWW
内蔵 Web サーバーの使用 132
LPD 印刷が有効になっている場合は、10 個の異なる名前付きのプリント キューを使用できます。これらのキューのうちの 4 個は自動的に設定され、 そのパラメータは変更できません。残りの 6 個のキューはユーザーが定義で きます。 6 個のユーザー定義のキューは、ジョブ制御コマンドなどの文字列を使用し て設定できます。この文字列は、印刷ジョブの前または後に自動的に追加さ れます。最大で 8 個の名前付き文字列を定義できます。また、各キューを設 定し、これらの名前付き文字列を印刷データの前に表示する (「Prepend String Name ( 文字列名の前付加 )」) か、印刷データの後に表示する (「Append String Name ( 文字列名の後付加 )」) ことができます。 LPD キューを設定するための LPD キューのパラメータについて次に説明し ます。表 4. 9 を参照してください。
表 4. 9
項目
LPD キューのパラメータ (1/2)
説明 ユーザー定義のキューの名前。この名前は最大 32 文字で、表示可能な 任意の ASCII 文字で構成できます。最大で 6 個のユーザー定義の キューを定義できます。 印刷データの前に追加する ( 前付加する ) 1 つまたは複数の文字列の名 前を入力します。文字列名と値は、このページの下部にあるテーブルで 指定してください。 長い文字列を前付加する場合、複数の文字列名を連結することもできま す。この場合、文字列名を入力して「+」で区切ってください。たとえ ば、2 つの別個の文字列に分割されている長い文字列を前付加するに は、次のように入力します。
Queue Name
Prepend String Name
<stringname1>+<stringname2>
ここで stringname1 および stringname2 は、異なった値を持つ、2 つ の別個の文字列名です。
Append String Name
印刷データの後に追加する ( 後付加する ) 1 つまたは複数の文字列の名 前を入力します。文字列名と値は、このページの下部にあるテーブルで 指定してください。 長い文字列を後付加する場合、複数の文字列名を連結することもできま す。この場合、文字列名を入力して「+」で区切ってください。たとえ ば、2 つの別個の文字列に分割されている長い文字列を後付加するに は、次のように入力します。
<stringname1>+<stringname2>
ここで stringname1 および stringname2 は、異なった値を持つ、2 つ の別個の文字列名です。
JAWW
内蔵 Web サーバーの使用 133
表 4. 9
項目
LPD キューのパラメータ (2/2)
説明 キューの処理命令。次のキュー タイプから選択します。
●
Queue Type
RAW (raw) -- 処理なし。ライン プリンタ デーモンは、raw キュー のデータを、PCL、PostScript、または HP-GL/2 で既にフォー マットされた印刷ジョブとして処理し、変更しないでプリンタに送 信します ( ユーザー定義のすべての前付加または後付加文字列が、 ジョブの適切な位置に追加されることに注意してください )。 TEXT (text) -- 改行が追加されます。ライン プリンタ デーモンは、 書式なしテキストまたは ASCII テキストと text キューのデータを、
して処理し、各行に改行を追加してからプリンタに送信します。
●
●
AUTO -- 自動。ライン プリンタ デーモンは、オートセンシングを 使用して、 印刷データを raw と text のいずれとして送信すべきかを 決定します。 BINPS (binps) -- バイナリ PostScript。PostScript インタプリタ に対して、印刷ジョブがバイナリ PostScript データとして解釈さ れるということを示します。
●
Default Queue Name
印刷ジョブについて指定されたキューが不明な場合に使用するキュー の名前。デフォルトでは、[Default Queue Name] は [AUTO] になり ます。 文字列の名前。LPD キューで使用するために、最大で 8 文字の文字列 を定義できます。このパラメータは文字列に名前を指定し、[Value] パ ラメータは文字列の内容を定義します。ここで指定した名前から、 Prepend または Append String Names ( ブラウザ ウィンドウ最上部 この文字列名は最大で のテーブルで指定 ) を選択する必要があります。 32 文字で、表示可能な任意の ASCII 文字で構成できます。 文字列の内容。[String Name] パラメータは文字列に名前を指定し、 [Value] パラメータは文字列の内容を定義します。前付加または後付加 文字列に文字列名を指定すると ( ブラウザ ウィンドウの最上部のテーブ ルで )、ライン プリンタ デーモンはプリンタに対し、その文字列の値を 印刷データの前または後 ( いずれか適切な方 ) に送信します。 文字の値は、拡張 ASCII の範囲 0 ~ 255 (16 進 00 ~ FF) のいずれか に設定できます。印刷されない文字は、その 16 進値を使用して指定で きます。つまり、バックスラッシュの後に 2 つの 16 進文字を入力しま す。たとえば、エスケープ文字 (16 進 1B) を入力するには、 「\1B」と 入力します。文字列にバックスラッシュ文字自体が含まれる場合は、 「\5C」と指定します。このフィールドに入力可能な文字の最大数は 240 文字です。このフィールドに入力された文字はその 16 進数値が チェックされ、必要であれば変換した上で内部に格納されます。内部に 格納できる文字の最大数は 80 文字です。これを超える文字は破棄され ます。
String Name
Value
JAWW
内蔵 Web サーバーの使用 134
ユーザー定義のプリント キューを設定するには、最初に文字列を定義し、こ れを前付加または後付加文字列として割り当て、次にキューのタイプを定義 します。LPD キューを定義したら、このキューを使用する LPD プリンタを 設定して、キューの使用方法を指定します。たとえば、文字列「a」に「abc」 という値を、文字列「z」に「xyz」という値を設定すると、プリント キュー 「az_queue」に前付加文字列「a」と後付加文字列「z」、そしてキューのタ イプを「raw」と定義できます。それから <formatted_text> で構成される プリント ジョブをキュー az_queue を使って送信すると、 プリンタに送信さ れるジョブは「abc<formatted_text>xyz」となります。
LPD プリンタの設定方法はオペレーティング システムによって異なりま す。詳細については、第 5 章「LPD 印刷用の設定」を参照してください。
プリント ジョブを開始するたびにこのプリンタを 例 LPD プリンタがあり、 リセ ット する 場合 は、各ジ ョブ の開 始時 に P C L リセ ット コマ ンド 「clear_printer」という名前のユーザー定義のプリ (Escape-E) を発行する、 ント キューを設定できます。このキューは次のように設定できます。 最初にプリント キューを設定します。
a. b.
文字列に名前を指定します。1 行目の [String Name] フィールド に「reset_string」と入力します。 文字列の値を定義します。1 行目の [Value] フィールドに 「\1BE(Escape-E)」と入力します ( または、 「\1B\45」と入力す ることもできます )。 キューに名前を指定します。5 行目の [Queue Name] フィールド に「clear_printer」と入力します。 前付加文字列を設定します。 5 行目 の [Prepend String] フィール ドに「reset_string」と入力します。
c. f.
5 行目の [Append String] フィールドは空白にします。
キューのタイプを設定します。プルダウン メニューを使用して、 5 行目の [Queue Type] フィールドを [RAW] に設定します。
次に、このキューを使用するようにプリンタを設定し、キュー名を尋ねられ たら、必ず「clear_printer」と指定します ( プリンタの設定方法の詳細につ いては、第 5 章「LPD 印刷用の設定」を参照してください )。このように設 定することで、プリンタに送信されるすべてのプリント ジョブには、サー バーからのジョブおよびそのプリンタの設定を行ったクライアント コン ピュータからのジョブのいずれであっても、そのジョブの開始時にリセット コマンドが含まれることになります。
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内蔵 Web サーバーの使用 135
USB Settings
ネットワーク デバイス (USB プリンタ HP Jetdirect プリント サーバーが、 など ) への USB 接続を提供している場合は、 USB 設定パラメータへのリン クが表示されます。表 4. 10 を参照してください。
表 4. 10
USB 設定
説明
USB 項目 USB Speed
( 読み取り専用、USB 2. 0 プリント サーバーのみ )。プリント サーバーとデバイス間の USB 接続の、自動ネゴシエートされた 通信速度が表示されます。
●
[Full Speed]: USB v2. 0 仕様に指定されているとおり 12 Mbits/sec で、USB v1. 1 仕様と互換性があります。 [Hi-Speed]: 480 Mbits/sec で、USB v2. 0 デバイスでのみ
使用可能です。
●
●
[Disconnected]: USB ポートは接続されていません。
Desired Communication Mode
プリント サーバーがプリンタの通信レベルを確立しようとしたと きに、USB 通信機能の最高レベルを選択します。現在の設定を 変更する場合、設定を有効にするため、USB ケーブルをいったん 抜いてから再度挿し込みます。またはプリント サーバーの電源を 入れ直します。
●
Automatic ( デフォルト ):プリント サーバーは IEEE 1284. 4 か ら始めて、最高レベルの設定を試みます。これが失敗した場 合、その次のレベルが試行されます。 IEEE 1284. 4: これは最高通信レベルで、複数のチャネルで 印刷、スキャン、ステータス通信を同時に実行できます。 MLC: (Multiple Logical Channels) 次のレベルは MLC と いい、複数のチャネルで印刷、スキャン、ステータス通信を 同時に実行できる HP 独自のプロトコルです。 Bidirectional: このレベルは、プリンタの基本的な双方向通信 を行います。印刷データは印刷デバイスに送信され、ステー タス情報が印刷デバイスに返信されます。 Unidirectional: これは最下の通信レベルで、プリント サーバーから印刷デバイスへの、プリンタの一方向通信を 行います。
●
●
●
●
プリント サーバーによって設定された通信レベルは、Jetdirect 構成ページに表示されます。
Status Page Language
プリンタに送信される Jetdirect 構成ページの記述に使用する ページ記述言語 (PDL) を選択します。使用可能なオプションに は、PCL、ASCII、PostScript および HPGL2 があります。
JAWW
内蔵 Web サーバーの使用 136
Support Info
このページは、サポートへのリンクを設定する場合に使用します。このデバ イスのサポート担当者、 管理者の電話番号に加えて、 Web ベースの製品とテ クニカル サポートの URL アドレスを割り当てることができます。
Refresh Rate
リフレッシュレートは、 診断ページを自動的に更新する時間間隔 ( 秒 ) です。 値「0」を指定すると、リフレッシュレートは無効になります。
Privacy Settings
[Privacy Settings] ページでは、製品情報および使用状況についての情報 を内蔵 Web サーバーが収集してそれを HP に送信することを許可するよう 設定できます ( インターネット アクセスが必要 )。製品の使用状況について の情報は、HP において製品の機能およびサービスの向上に役立てます。デ フォルトではこの機能は無効です。
この機能を有効にするには、このチェックボックスをチェックし、[Apply] をクリックします。 この機能を無効にするには、このチェックボックスをクリアし、[Apply] を クリックします。
Select Language
このリンクは、HP Jetdirect の Web ページで多言語がサポートされている 場合に表示されます。サポートする言語は、ブラウザの言語の基本設定を使 用して選択することもできます ( ブラウザのヘルプを参照してください )。 サポートされる非英語言語を表示するには、ブラウザの設定でクッキーを 使用可能にする必要があります。
Settings
[SECURITY] の項の [Settings] メニューから、 [Status] ( デフォルト )、 [Wizard]、[Restore Defaults] の各タブにアクセスできます。使用可能 な設定は、使用しているプリント サーバーのモデルによって異なります。価 格重視型の、アップグレード不可能な HP Jetdirect プリント サーバー ( た とえば HP Jetdirect 175x や 200m) では、セキュア Web サーバーとして 内蔵 Web サーバーを使用することはできません。
JAWW
内蔵 Web サーバーの使用 137
Status [Status] ページには、プリント サーバーの現在のセキュリティ設定が表示 されます。表示される設定の内容は、プリント サーバーがサポートする機能 によって異なります。 Wizard
注記
HP Web Jetadmin を使用してデバイスを管理する場合 は、このウィザードを使用しないでください。かわりに、 使用しているネットワークが確実に正しく設定されるよう に、 ネットワーク セキュ HP Web Jetadmin を使用して、 リティ設定を行ってください。
[Wizard] ページでは、HP Jetdirect Security Configuration ウィザード を実行できます。 このウィザードでは、 使用しているネットワークに必要な、 プリント サーバーのセキュリティ設定を簡単に設定することができます。 ウィザードを起動するには、[Start Wizard] をクリックします。これで、 [Security Level] ページが開きます。
ウィザードに表示されるオプションの設定パラメータは、選択したセキュリ ティ レベルによって異なります。概要については、表 4. 11 を参照してくだ さい。
注記
ウィザードを正しく終了しなかった場合 ( たとえば、 [Cancel] ボタンを使用しないなど )、[Operation Failed] 画面が表示されることがあります。その場合、2 分くらい してからもう一度ウィザードを開くようにしてください。
Restore Defaults
このページは、セキュリティ設定を工場出荷時のデフォルトに戻す際に使用 します。表示されるデフォルト設定の内容は、プリント サーバーがサポート する機能によって異なります。 工場出荷時のデフォルト値に戻せるのは、リストされるセキュリティ設定の みです。その他の設定項目には影響しません。
JAWW
内蔵 Web サーバーの使用 138
表 4. 11
ウィザードのセキュリティ レベル (1/2)
説明 このオプションでは、設定管理用に管理者パスワードを設定する 必要があります。管理者パスワードは、Telnet や SNMP アプリ ケーションなど、その他の管理ツールと共有されます。ただし、 一部の管理ツール (Telnet など ) ではプレーンテキストによる 通信を使用するため、セキュリティ保護されていません。
セキュリティ レベル
Basic Security
[Administrator Account] ページは、管理者パスワードを入力 する際に使用します。管理者パスワードは、SNMP 管理アプリ ケーションの SNMP v1/v2 設定コミュニティ名としても使用され
ます。
[Configuration Review] ページには、セキュリティに影響する 可能性がある現在の設定がすべて表示されます。[Finish] を クリックして、セキュリティの基本選択肢を設定します。 Enhanced Security ( 推奨 )
このオプションは、セキュリティ保護および暗号化された通信
RCFG、 SNMP (Telnet や FTP ファームウェアアップグレード、 v1/v2c など ) を使用しない管理プロトコルを自動的に無効にする ことによって、[Basic Security] の内容を拡張します。個々のプ ロトコル設定を変更するには、 「Mgmt. Protocols」を参照してく
ださい。
[Administrator Account] ページは、管理者パスワードを入力
する際に使用します。
[SNMP Configuration] ページは、次に示す SNMP 固有の設定
を指定するために使用します。
●
Enable SNMPv3: ( 多機能印刷サーバーのみ ) SNMP v3 を 有効にして、SNMP v3 アカウントを作成します。HP Web Jetadmin を使用してデバイスを管理する場合は、SNMP v3 アカウントを作成しないでください。 「SNMP」を参照してく ださい。 Enable SNMPv1/v2 read-only access: このオプションを有 効にすると、SNMP v1/v2 に依存する現在のツールによって デバイスの検出やステータスのモニタがサポートされます。
●
[Configuration Review] ページには、セキュリティに影響する 可能性がある現在の設定がすべて表示されます。[Finish] を クリックして、セキュリティの基本選択肢を設定します。
JAWW
内蔵 Web サーバーの使用 139
表 4. 11
ウィザードのセキュリティ レベル (2/2)
説明 このオプションでは、プリント サーバーでサポートされる、使用 可能なすべてのセキュリティ設定を指定します。固有のパラメー タや選択肢の詳細については、 「SECURITY」の 「Mgmt. Protocols」および「Authorization」メニュー ページ にある各タブを参照してください。
セキュリティ レベル
Custom Security
[Administrator Account] ページは、管理者パスワードを入力
する際に使用します。
[Web Mgmt. ] ページ ( 多機能プリント サーバーのみ ) は、証明 書や暗号化レベルなど、HTTPS (Secure HTTP) の設定を行うの
に使用します。
[Management Tools] ページは、セキュリティ保護されていな い管理プロトコル ( たとえば、RCFG、Telnet および FTP ファームウェア アップグレードなど ) の設定に使用します。 [SNMP Configuration] ページは、次に示す SNMP 固有の設定 を指定するために使用します。
●
Enable SNMPv1/v2: このオプションを有効にすると、 SNMP v1/v2 を使用する管理ソフトウェアが使用可能になり ます。このオプションを選択すると、SNMP コミュニティ 名を指定する [SNMPv1/v2 Configuration] ページが表示され
ます。
●
Enable SNMPv3: ( 多機能印刷サーバーのみ ) このオプション を有効にして、 SNMP v3 アカウントを作成します。 HP Web Jetadmin を使用してデバイスを管理する場合は、SNMP v3 アカウントを作成しないでください。 「SNMP」を参照してく ださい。
[Authorization] ページは、デバイスへのホストのアクセスを制
御する必要がある場合に、アクセス制御リストを設定するために 使用します。
[Print Protocols and Services] ページは、セキュリティに影
響する可能性があるネットワーク印刷、印刷サービス、デバイス 検出プロトコルを有効または無効にするために使用します。
[Configuration Review] ページには、セキュリティに影響する 可能性がある現在の設定がすべて表示されます。[Finish] をク リックして、セキュリティの基本選択肢を設定します。
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内蔵 Web サーバーの使用 140
Authorization
[Authorization] ページには、デバイスとデバイス設定 / 管理機能へのア クセス制御を指定するタブが用意されています。また、クライアントおよび サーバー認証の証明書を設定することもできます。 Admin. Account
このページでは、Jetdirect の設定およびステータス情報へのアクセスを制 御するための管理者パスワードを設定できます。管理者パスワードは、内蔵 Web サーバー、Telnet、および HP Web Jetadmin などの Jetdirect 設定 ツールによって共有されています。パスワードが設定されている場合に、こ れらのツールによって Jetdirect プリント サーバーにアクセスすると、アク セスを許可される前に、ユーザー名とこのパスワードの入力を求めるプロン プトが表示されます。
注記
管理者パスワードは、 プリント サーバーのコールド リセッ トによってクリアできます。コールド リセットでは、プリ ント サーバーは工場出荷時のデフォルト設定にリセット されます。
チェックボックスを使用して、 HP Web Jetadmin と SNMP v1/v2c 設定コ ミュニティ名を同期できます。この機能を有効にする ( チェックボックスを オンにする ) と、管理者パスワードを SNMP v1/v2c 管理アプリケーション の SNMP 設定コミュニティ名としても使用できます。
注記
その後に ( たとえば [Network Settings] ページの [SNMP] タブや Web Jetadmin を使って ) SNMP 設定 コミュニティ名を変更すると、それ以降この 2 つの設定は 同期されなくなります。
JAWW
内蔵 Web サーバーの使用 141
Certificates ( 多機能 HP Jetdirect プリント サーバーのみ ) このタブからは、X. 509 デ ジタル証明書のインストールや設定、管理を行うサービスにアクセスできま す。デジタル証明書とは、一般的にはキー ( 暗号化と復号化に使用される短 い文字列 ) やデジタル署名などが格納されている電子メッセージのことで す。証明書の発行や署名は、( 一般に証明書発行局、CA と呼ばれる ) 信頼で きるサード パーティが代行することができます。 証明書発行局は自分の組織 内で運営することもできれば組織外のものを利用することもできます。 また、 証明書に「自己署名」することもでき、これは自分で自分自身の身元を証明 することになります。
注記
自己署名証明書が使用できてデータの暗号化も可能である とはいえ、これは正しく認証が行われることを保証するも のではありません。
[Certificates] ページには、 HP Jetdirect プリント サーバーにインストー ルされている証明書のステータスが表示されます。
● Jetdirect 証明書。 Jetdirect 証明書は、Jetdirect デバイスをクライ
アントおよびネットワーク認証サーバーに対して証明するのに使用され ます。 工場出荷時は、自己署名された Jetdirect 証明書があらかじめインス トールされています。ワイヤレス プリント サーバーの場合、これによ り、 Web ブラウザから最初にアクセスしたときに 内蔵 Web サーバーで 内蔵 Web サーバーはセキュアなサイトとして表示 HTTPS を使用でき、 されます。
[View] をクリックしてインストール済みの Jetdirect 証明書の内容を 表示するか、または [Configure] をクリックして新しい証明書を更新 またはインストールします。 「証明書を設定する」を参照してください。 Jetdirect 証明書がインストールされると、この証明書はコールド リセット中に保存されます。これは、プリント サーバーを工場出荷時の デフォルト値に戻す際に使用します。
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内蔵 Web サーバーの使用 142
● CA 証明書。 ( ワイヤレス プリント サーバーのみ ) 信頼できるサード パー
ティつまり証明書発行局 (CA) が発行する証明書は、EAP (Extensible Authentication Protocol) を使用した指定の認証方法でネットワーク認 証サーバーを証明するために使用されます。認証サーバーは、CA 証明書 に記述されている情報と認証サーバーから受信した証明書に記述されて いる情報とが一致したときに証明されます。 プリント サーバーの CA 証明書は、 認証サーバーの証明書に署名する際 に使用された証明書です。そのため、この CA 証明書も、認証サーバー の証明書を発行した CA によって発行されなければなりません。
[View] をクリックしてインストール済みの Jetdirect 証明書の内容を 表示するか、または [Configure] をクリックして新しい証明書を更新 またはインストールします。 「証明書を設定する」を参照してください。
プリント サーバーが工場出荷時のデフォルト値にリセットされた場合、 CA 証明書は保存されません。
HP Jetdirect プリント サーバーにインストール可能な証明書の最大サイズ は 3072 バイトです。
証明書を設定する
[Configure] をクリックすると、証明書管理用のウィザードが起動される ため、証明書の更新やインストールを簡単に行うことができます。表示され る画面は、証明書の種類 (Jetdirect/CA) や選択内容によって異なります。 表 4. 12 に、表示される画面の説明や設定パラメータを説明します。
注記 証明書の設定手順を正しく終了しなかった場合 ( たとえ ば、[Cancel] ボタンを使用しないなど )、[Operation その場合、 2分 Failed] 画面が表示されることがあります。 くらいしてからもう一度ウィザードを開くようにしてくだ さい。
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内蔵 Web サーバーの使用 143
表 4. 12
証明書設定の各画面
Certificate Options
次にリストされたオプションから選択します。
Update Pre-Installed Certificate - このオプションは、あらかじめインストールされた
自己署名済みの証明書を更新する際に使用します。証明書を更新すると、既存の証明書は 上書きされます。更新できる項目は、次のとおりです。
●
Certificate Validity Period
自己署名証明書を使用すると、ブラウザは新規 Web セッションのたびにその証明書が自 己署名であることを確認し、セキュリティのアラート メッセージを表示することがありま す。その証明書をブラウザの証明書ストアに追加すると、このメッセージは表示されなく なります。あるいは、ブラウザのアラート通知を無効にすることもできますが、この方法 はお勧めできません。 自己署名証明書は、信頼できるサード パーティの証明書の代わりにその証明書のオーナー が自分自身を確認しているにすぎないため、必ずしも安全とは言えません。信頼できる サードパーティが発行する証明書のほうがより安全です。
Create Certificate Request - このオプションを使用すると、次の画面で、対象となるデ
バイスに関する情報および組織情報を入力するよう求められます。
●
Certificate Information
このオプションは、たとえばワイヤレス認証プロトコルが、信頼できるサード パーティつ まり CA より発行された Jetdirect 証明書がインストールされていることを条件としている 場合に使用します。
Install Certificate - このオプションは、( 信頼できるサード パーティへの ) Jetdirect 証
明書の要求が保留になっている場合にのみ表示されます。証明書を受信したら、その証明 書はこのオプションを使用してインストールされます。この証明書がインストールされる と、あらかじめインストールされていた証明書が上書きされます。 このオプションを使用すると、次の画面で情報を入力するよう求められます。
●
Install Certificate
インストールする証明書は、これに先立って内蔵 Web サーバーで生成された証明書要求 に対応するものでなければなりません。
Install CA Certificate - ( ワイヤレス プリント サーバーのみ ) このオプションは、CA 証 明書に対して [Configure] をクリックする際に使用します。この CA 証明書は、選択され たワイヤレス認証プロトコル用にインストールされる必要があります。このオプションを 使用すると、次の画面で情報を入力するよう求められます。
●
Install Certificate
Import Certificate and Private Key - このオプションを使用すると、以前に取得された 既知の証明書を Jetdirect 証明書としてインポートできます。証明書をインポートすると、 現在インストールされている証明書は上書きされます。このオプションを使用すると、 次の画面で入力が求められます。
●
Import Certificate and Private Key
JAWW
内蔵 Web サーバーの使用 144
表 4. 12
証明書設定の各画面
他のプリント サー Export Certificate and Private Key - このオプションを使用すると、 バーで使用するよう、現在プリント サーバーにインストールされている Jetdirect 証明書 をエクスポートすることができます。このオプションを使用すると、次の画面で入力が求 められます。
Export the Jetdirect certificate and private key Delete CA Certificate - ( ワイヤレス プリント サーバーのみ ) このオプションは、 Jetdirect プリント サーバーにインストールされている CA 証明書を削除するのに使用され ます。このオプションは、EAP 認証用の CA 証明書がインストールされている場合にのみ
表示されます。 ネットワーク アクセスは拒否され 注意:CA 証明書を削除すると EAP 認証は無効になり、 ます。 プリント サーバー をコールド リセットすると CA 証明書は削除されます。そしてプリン ト サーバーは工場出荷時のデフォルト設定に戻されます。
Certificate Validity この画面は、Jetdirect 自己署名証明書の有効期間を指定するのに使用します。
この画面は、自己署名証明書があらかじめインストールされている場合にのみ表示され、 [Edit Settings] をクリックすると有効期間を更新できます。この画面には現在の協定世 界時 (UTC) が示されています。UTC は国際度量衡局が管理している時間尺度です。UTC ではグリニッジ標準時と原子時との違いが調整されています。この UTC はグリニッジ子 午線上で経度が 0 度になるように設定されています。
[Validity Start Date] は PC の時計設定から計算されます。 Validity Period には、証明書が有効な日数 (1 ~ 3650) を Validity Start Date から起算 して指定します。必ず有効な値 (1 ~ 3650) を指定してください。デフォルトは 5 年です。 Certificate Information
このページは、CA が発行する証明書を要求するために使用します。
Common Name。( 必須 ) HP Jetdirect プリント サーバーについて、FQDN (Fully Qualified Domain Name) や 有効な IP アドレスを指定します。
例:
● ●
Domain Name: myprinter. mydepartment. mycompany. com IP address: 192. 168. 2. 116
この [Common Name] は、デバイスを一意に識別するのに使用されます。EAP 認証を 使用する HP Jetdirect ワイヤレス プリント サーバーの場合、認証サーバーによっては 証明書で指定されているとおりに共通名で設定しなければならない場合があります。
Jetdirect プリント サーバーにデフォルトの IP アドレス 192. 0. 0. 192 が設定されている場 合、このアドレスがネットワークにおいて有効であることはまずありません。デバイスを 識別するのにこのデフォルトのアドレスは使用しないでください。 Organization。( 必須 ) 自分が所属する組織の正式名称を指定します。 Organizational Unit。( オプション ) 自分が属する部門や課、その他組織内のサブグルー
プを指定します。
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内蔵 Web サーバーの使用 145
表 4. 12
証明書設定の各画面
City/Locality。( 必須 ) 自分の組織がある都市名や地名を入力します。 State/Province。( すべての国 / 地域で必須 ) 少なくとも 3 文字必要です。( 必須 )
、 Country/Region。2 文字の ISO 3166 国 / 地域コード。たとえば、英国の場合は「gb」 アメリカの場合は「us」です ( 必須 )。
Install Certificate、または Install CA Certificate Jetdirect 証明書をインストールするには [Install Certificate] 画面を使用します。 EAP/TLS 認証の際に使用できるよう、信頼できる証明書発行局 (CA) が発行する証明書をイン ストールするには、[Install CA Certificate] 画面を使用します。( ワイヤレス プリント サーバー のみ ) PEM/Base64 (Privacy Enhanced Mail) でエンコードされた証明書をインストール
します。 証明書をインストールするには、証明書が格納されているファイルの名前とパスを指定し ます。あるいは [Browse] をクリックし、システムをブラウズしてファイルを指定します。
[Finish] をクリックしてインストールを完了します。
証明書をインストールするには、その証明書が、内蔵 Web サーバーで生成されて保留に なっている証明書要求に対応するものでなければなりません。保留になっている要求がな い場合は [Install Certificate] オプションは表示されません。
Jetdirect または CA 証明書のサイズは 3 KB 以内に制限されています。 Import Certificate and Private Key この画面は、Jetdirect 証明書およびプライベート キーをインポートするのに使用します。 Jetdirect 証明書およびプライベート キーをインポートします。インポートされると、 既存の証明書とプライベート キーは上書きされます。
ファイル フォーマットは PKCS#12 エンコード形式 (. pfx) でなければならず、 サイズは 4 KB を超えてはなりません。 証明書およびプライベート キーをインポートするには、証明書とプライベート キーが 格納されているファイルの名前とパスを指定します。あるいは [Browse] をクリックし、 システムをブラウズしてファイルを指定します。それから、プライベート キーを暗号化 するのに使用されたパスワードを入力します。
[Finish] をクリックしてインストールを完了します。 Export the Jetdirect certificate and private key この画面は、インストールされている Jetdirect 証明書とプライベート キーをファイルに
エクスポートするのに使用します。 証明書とプライベート キーをエクスポートするには、まずプライベート キーを暗号化する のに使用するパスワードを入力してください。確認のためにパスワードをもう一度入力す るよう求められます。それから [Save As] をクリックし、システム上のファイルに証明書 とプライベート キーを保存します。ファイル フォーマットは PKCS#12 エンコード形式 (. pfx) となります。
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内蔵 Web サーバーの使用 146
Access Control
このタブは、HP Jetdirect プリント サーバー上のアクセス制御リスト アクセス制御リスト ( ホスト アクセス (ACL) を表示するために使用します。 リスト ) には、 プリント サーバーや接続されているネットワーク デバイスに アクセスできる、 個々のホスト システムまたはホスト システムのネットワー クが指定されます。最大で 10 個のエントリをリストに入れることができま す。リストが空 ( ホストがリストされていない ) の場合は、サポートされて いるシステムはプリント サーバーにアクセスできます。
注意
この機能は注意して使用してください。 使用しているシステ ムがこのリストに正しく指定されていない場合や HTTP に よるアクセスが無効になっている場合は、HP Jetdirect プ リント サーバーとの通信機能が失われます。 ホスト アクセス リストのセキュリティ機能としての使用 については、第 7 章 を参照してください。
注記
デフォルトでは、たとえば内蔵 Web サーバーや IPP (Internet Printing Protocol) を使って HTTP で接続され ているホストは、アクセス制御リストのエントリに指定が あるかどうかに関係なくプリント サーバーにアクセスで きます。HTTP ホストによるアクセスを無効にするには、 リストの最下部にあるチェックボックスのチェックマーク を外します。
ホスト システムは、その IP アドレスまたはネットワーク番号によって指定 されます。ネットワークにサブネットが含まれている場合は、アドレス マス クを使用して、 ホ IP アドレスが個々のホスト システムを指定しているのか、 スト システムのグループを指定しているのかを識別できます。 例 次のサンプル エントリの表を参照してください。
IP アドレス 192. 0. 0. 0 192. 1. 0. 0
マスク 説明 ネットワーク番号 192 のすべてのホストを許可します。 ネットワーク 192、サブネット 1 のすべてのホストを 許可します。 マスクは IP アドレス 192. 168. 1. 2 のホストを許可します。 255. 255. 255. 255 と想定されるため、必要ありません。
255. 0. 0. 0 255. 1. 0. 0
192. 168. 1. 2
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内蔵 Web サーバーの使用 147
アクセス制御リストにエントリを追加するには、[IP address] および [Mask] フィールドを使用してホストを指定し、そのエントリの [Save] チェックボックスにチェックマークを付けます。 それから [Apply] をクリッ クします。 リストからエントリを削除するには、そのエントリの [Save] チェックボッ クスのチェックマークを外します。それから [Apply] をクリックします。 アクセス制御リスト全体をクリアするには、すべてのチェックボックスの [Save] チェックボックスをクリアして、[Apply] をクリックします。
Mgmt. Protocols
このリンクからは、セキュリティに影響する管理通信やその他のプロトコル にアクセスできます。
Web Mgmt.
このタブは、Web ブラウザと内蔵 Web サーバー間の通信を管理するために 使用します。 このタブは多機能プリント サーバーの場合にのみ表示されます。 デフォルトでは、内蔵 Web サーバーはポート 443 から暗号化通信を行いま す。このポートは、HTTPS (Secure HTTP) トラフィック用として、よく知 られています。ポート 80、280、631 でも引き続き IPP (Internet Printing Protocol) は使用できますが、それ以外のセキュリティ保護されていない通 信は無視されます。 お勧めはできませんが、[Encrypt All Web Communication] チェック ボックスをクリア ( 無効に ) して、セキュリティ保護されていない HTTPS と HTTP 通信の両方を受け入れるように選択することもできます。
HTTPS 通信の使用をサポートするには、Jetdirect 証明書をインストール する必要があります。工場出荷時のデフォルトでは、初期使用のため自己署 名証明書があらかじめインストールされています。[Configure] ボタンを クリックして、インストールされている証明書を更新するか、または新しい 証明書をインストールします。詳細については、 「証明書を設定する」を参照 してください。
暗号化強度は、Jetdirect 証明書を使用する際に指定する必要があります。 暗号化強度は、[Low]、[Medium] または [High] から選択します。 各暗号化強度について、どの暗号方式が使われるかが指定され、使用可能な 暗号方式のうちどれが一番弱いかが識別できるようになっています。初期の ブラウザでは 40 ビット (Low) の暗号化レベルしかサポートされていない場 合があります。
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内蔵 Web サーバーの使用 148
注記
暗号方式は複数サポートされており、暗号化の強度を何段 階かに設定できます。現在、暗号化 / 復号化を行う暗号方 式は DES (Data Encryption Standard、 56 ビット )、 RC4 (40 ビットまたは 128 ビット )、3DES (168 ビット ) がサ ポートされています。
SNMP
このタブでは、プリント サーバー モデルに応じて、プリント サーバー上の SNMP v1、v2c、および v3 エージェントを有効または無効にします。価格 重視型のプリント サーバーでは、 SNMP v3 エージェントはサポートされて いません。SNMP 選択肢の詳細については、表 4. 7 を参照してください。
SNMP v3 HP Jetdirect プリント サーバーには、高度な SNMP セキュリ ティ を利 用で きる よう、SNMP v3 (Simple Network Management Protocol、バージョン 3) エージェントが組み込まれています。SNMP v3 エージェントでは、 ユーザー認証および暗号化によるデータ プライバシを特 徴とする、 SNMP v3 の User-based Security Model (RFC 2574) が採用さ れています。
プリント サーバー上に初期 SNMP v3 アカウン SNMP v3 エージェントは、 トが作成されている場合に使用できます。 そしてアカウントが作成されたら、 設定さえ正しければどの SNMP 管理アプリケーションでも、そのアカウン トにアクセスしたり、あるいはそのアカウントを無効にしたりできます。
注意
HP Web Jetadmin を使用してデバイスを管理する場合、 HP Web Jetadmin を使用して、SNMP v3 およびプリン ト サーバーの他のセキュリティ項目をシームレスに設定 します。
内蔵 Web サーバーを使用して SNMP v3 アカウントを作 成すると、 既存の SNMP v3 アカウントはすべて消去され ます。なお、新規作成した SNMP v3 アカウントの情報を SNMP 管理アプリケーションに実装する必要があります。
SNMP v3 管理アプリケーションが使用する HMAC-MD5 認証および CBC-DES データ プライバシ暗号化キーを指定して初期アカウントを作成 することもできます。
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内蔵 Web サーバーの使用 149
注意
初期 SNMP v3 アカウントを作成する前に、Telnet を無 効にして、HTTPS によりセキュリティ保護された内蔵 こ Web 通信が必ず有効になるようにする必要があります。 れは、セキュリティ保護されていない接続によるアクセス が行われたりアカウント情報が傍受されてしまうのを防ぐ のに役立ちます。
SNMP v1 および v2c エージェントを SNMP v3 エージェ ントと共存させることも可能です。ただし、完全に安全な SNMP アクセスを実現するには、 SNMP v1 および v2c を 無効にする必要があります。
Other
このタブでは、印刷、印刷サービス、管理のためにプリント サーバーがサ ポートするさまざまなプロトコルを有効または無効にします。表 4. 13 を参 照してください。
表 4. 13
項目
その他のプロトコル (1/2)
説明 プリント サーバーによってサポートされるネットワーク プロトコ ル IPX/SPX、AppleTalk、DLC/LLC を有効または無効にしま す。たとえば、未使用のプロトコルを使用したプリンタ アクセス を防止するために、それらのプロトコルを無効にする必要があり ます。 これらのプロトコルを使用するネットワーク環境については、 第 1 章 を参照してください。 内蔵 Web サーバーでは TCP/IP が使用されるため、TCP/IP を 無効にすることはできません。
Enable Print Protocols
Enable Print Services
プリント サーバーがサポートする多様な印刷サービスポート 9100、LPD (Line Printer Daemon)、IPP (Internet Printing Protocol)、FTP (File Transfer Protocol) を有効または無効にし ます。未使用の印刷サービスを無効にすると、これらのサービス によるアクセスを防止することができます。
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内蔵 Web サーバーの使用 150
表 4. 13
項目
その他のプロトコル (2/2)
説明 プリント サーバーによってサポートされるデバイス検出プロトコ ルを有効または無効にします。
Enable Device Discovery
[SLP (Service Location Protocol)]
有効な ( チェックされている ) 場合、HP Jetdirect プリント サーバーは SLP パケットを送信します。このパケットは、 自動ディスカバリおよびインストールでシステム アプリケー ションが使用します。 無効な ( クリアされている ) 場合、SLP パケットは送信され ません。
[mDNS (multicast Domain Name System)]
有効な ( チェックされている ) 場合、 マルチキャスト Domain mDNS は Name System (mDNS) サービスが提供されます。 一般に、通常の DNS サーバーが使用されていない小規模ネッ トワークで、IP アドレスと名前の解決を (UDP ポート 5353 経由で ) 行うのに使用されます。
[Multicast IPv4]
有効な ( チェックされている ) 場合、プリント サーバー では IP バージョン 4 マルチキャスト パケットの送受信を 行います。
Enable Management Protocols
Telnet アクセスやプリント サーバー上のファームウェアを アップグレードする FTP の使用を有効または無効にします。 Telnet や FTP はセキュリティ保護されたプロトコルではありま せん。デバイス パスワードは傍受される可能性があります。 Novell NetWare パラメータを設定するために、旧バージョンの 管理ツールが使用する RCFG、リモート IPX 設定プロトコルを 有効または無効にします。RCFG を無効にしても、IPX/SPX を
使用するダイレクトモード印刷には影響しません。
Telnet、 FTP ファームウェア アップグレードを無効にすることを
お勧めします。
Wireless
このリンクは、 セキュリティ保護されているワイヤレス ネットワークの設定 を管理するために使用します。このページの機能とパラメータの設定につい ては、表 4. 3 を参照してください。
Network Statistics
このページは、HP Jetdirect プリント サーバーに現在格納されているカウ ンタの値とその他のステータス情報の表示に使用します。多くの場合、この 情報は、 ネットワークまたはネットワーク デバイスに関連するパフォーマン スと操作上の問題の診断に有効です。
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内蔵 Web サーバーの使用 151
Protocol Info
このページには、HP Jetdirect プリント サーバーでのネットワーク設定の さまざまな設定のリストがプロトコルごとに表示されます。これらのリスト を使用して、希望の設定を検証します。
Configuration Page
このページには、 HP Jetdirect のステータスおよび設定情報の概要が含まれ る、 このページの内容に HP Jetdirect 構成ページのビューが表示されます。 ついては、第 9 章 で説明しています。
その他のリンク
サポート
[Support] ページに表示される情報は、[Other Settings] メニューの [Support Info] タブで設定されている値によって異なります。サポート情報 には、サポート担当者の名前と電話番号を入れることも、製品サポート ペー ジやテクニカル サポート ページへの Web リンクを入れることもできます。 デフォルトでは、HP オンライン サポートおよび HP 製品情報 Web ページ への Web リンクが用意されています ( インターネット アクセスが必要です )。
HP Web Jetadmin
HP Web Jetadmin は、HP の最初のネットワーク周辺機器管理ソフトウェ ア ツールです。 HP Web Jetadmin がこのデバイスを「統一 URL」を通じて検出した場合 のみ、HP Web Jetadmin へのリンクが表示されます。ここで HP Web Jetadmin を使用し、このデバイスや、ネットワーク上の HP Jetdirect に 接続されたその他のデバイスの管理機能を拡張することができます。
HP Home
[HP Home] は、HP Web サイトの、Hewlett-Packard のホーム ページへ リンクされています ( インターネット アクセスが必要です )。このリンクに は、HP のロゴをクリックしてアクセスすることもできます。
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内蔵 Web サーバーの使用 152
Help
[Networking] タブの [Help] ページには、HP Jetdirect 内蔵 Web サー バーの機能の簡単な概要が表示されます。[Help] ページには、内蔵 Web サーバーに関する最新情報へのリンクが用意されています ( インターネット アクセスが必要です )。
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内蔵 Web サーバーの使用 153
5
LPD 印刷用の設定
はじめに
HP Jetdirect プリント サーバーには、 LPD 印刷をサポートするための LPD (Line Printer Daemon: ライン プリンタ デーモン ) サーバー モジュールが 含まれています。本章では、LPD 印刷をサポートするさまざまなシステム に使用するための HP Jetdirect プリント サーバーの設定方法について説明 します。次の項目について説明します。
● UNIX システムでの LPD
LPD を使用した BSD ベースの UNIX システムの設定 SAM ユーティリティを使用したプリント キューの設定 (HP-UX シス テム ) ● Windows NT/2000 システムでの LPD ● Mac OS システムでの LPD
■ ■
注記
これ以外のシステムについては、お使いのオペレーティン グ システムのマニュアルやオンラインヘルプを参照して ください。 最近のバージョンの Novell NetWare (NDPS 2. 1 付き NetWare 5. x またはそれ以降 ) では、LPD 印刷がサポー ト さ れ て い ま す。設 定 方 法 と サ ポ ー ト に つ い て は、 NetWare に付属のマニュアルを参照してください。また、 Novell のサポート Web サイトの「技術情報 (Technical も参照してください。 Information Documentation: TID)」
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154
LPD について
LPD (Line Printer Daemon: ライン プリンタ デーモン ) は、さまざまな TCP/IP システムにインストールできるラインプリンタのスプール サービス に関連したプロトコルとプログラムを参照します。 HP Jetdirect プリント サーバー機能が LPD をサポートする、広く使用さ れているシステムには次のようなものがあります。
● BSD (Berkeley-based) UNIX システム ● HP-UX ● Solaris ● IBM AIX ● Linux ● Windows NT/2000 ● Mac OS
この項の UNIX の設定例では、 BSD ベースの UNIX システムの構文を示し ます。使用しているシステムによって構文が異なることがあります。正しい 構文については、使用しているシステムのマニュアルを参照してください。
注記
LPD 機能は、RFC 1179 ドキュメントに準拠している ただし、 プ LPD を実装したどのホストでも使用できます。 リンタ スプーラの設定手順が異なる場合があります。 これ らのシステムの設定については、使用しているシステムの マニュアルを参照してください。
LPD のプログラムとプロトコルには次のようなものがあります。
表 5. 1
LPD のプログラムおよびプロトコル
プログラムの目的 印刷用のジョブをキューに入れます。 プリント キューを表示します。 プリント キューからジョブを削除します。 プリント キューを制御します。 指定のプリンタがシステムに接続されている場合は、 ファイルをスキャンし、印刷します。 指定のプリンタが別のシステムに接続されている場合 は、このプロセスによって、ファイルは、そのファイル を印刷するリモート システム上の lpd プロセスに転送 されます。
プログラム名
lpr lpq lprm lpc lpd
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LPD 印刷用の設定 155
LPD の設定の必要条件
LPD 印刷を使用するには、その前に、HP Jetdirect プリント サーバーを通 じてプリンタをネットワークに正しく接続し、 プリント サーバーのステータ ス情報を入手している必要があります。 この情報は、 HP Jetdirect プリンタ の構成ページに表示されます。構成ページをプリンタから印刷していない場 合は、使用しているプリント サーバーのハードウェア インストール ガイド またはプリンタのマニュアルで印刷手順を参照してください。次のものも必 要です。
● LPD 印刷をサポートしているオペレーティング システム。 ● システムに対するスーパーユーザー (root) または管理者アクセス権。 ● プリント サーバーの LAN ハードウェア アドレス ( またはステーション
アドレス )。このアドレスは、プリント サーバーのステータス情報ととも に、HP Jetdirect の構成ページに次の形式で表示されます。
HARDWARE ADDRESS:xxxxxxxxxxxx
ここで、x は 16 進数です (0001E6123ABC など )。
● HP Jetdirect プリント サーバー上で設定された IP アドレス
LPD の設定の概要
HP Jetdirect プリント サーバーを LPD 印刷用に設定するには、次の手順 を実行する必要があります。 1. テスト ファイルの印刷。
以降の項で、各手順について詳細に説明します。
手順 1. IP パラメータの設定
HP Jetdirect プリント サーバーで IP パラメータを設定するには、第 3 章 を参照してください。TCP/IP ネットワークの詳細については、付録 A を参 照してください。
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LPD 印刷用の設定 156
手順 2. プリント キューの設定
システムで使用するプリンタまたはプリンタ言語 (PCL または PostScript) ごとにプリント キューを設定する必要があります。また、フォーマットされ たファイルとフォーマットされていないファイルにも個別のキューが必要で す。次の例のキュー名 text および raw (rp タグを参照 ) には、特別な意 味があります。
表 5. 2 サポートされているキュー名
処理なし 改行を追加 自動 バイナリ PostScript ユーザーが定義。オプションで、印刷データの 前後にコマンド文字列を入れます。
raw、raw1、raw2、raw3 text、text1、text2、text3 auto、auto1、auto2、auto3 binps、binps1、binps2、binps3 ( ユーザー定義 )
HP Jetdirect プリント サーバーのライン プリンタ デーモンは、text キューの中のデータを書式なしテキストまたは ASCII として処理し、各行 に改行を追加してからプリンタに送信します ( 実際には、 PCL 行終了コマン ド ( 値 2) がジョブの先頭で発行されることに注意してください )。
ライン プリンタ デーモンは、 raw キューの中のデータを PCL、 PostScript、 または HP-GL/2 言語でフォーマットされたファイルとして処理し、変更し ないでプリンタに送信します。
auto キューの中のデータは、text または raw のいずれか適切な方として 自動的に処理されます。 binps キューの場合、PostScript インタプリタでは印刷ジョブをバイナリ PostScript データとして解釈します。
ユーザー定義のキュー名では、ライン プリンタ デーモンは、ユーザー定義 の文字列を印刷データの前または後に追加します ( ユーザー定義のプリント キューは、第 3 章 の「Telnet」 、または 第 4 章 の「内蔵 Web サーバー」を 使用して設定できます )。 キュー名が前述のいずれでもない場合は、HP Jetdirect プリント サーバー では raw1 と見なされます。
手順 3. テスト ファイルの印刷
LPD コマンドを使用してテスト ファイルを印刷します。操作手順について は、システムで提供される情報を参照してください。
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LPD 印刷用の設定 157
UNIX システムでの LPD
BSD ベースのシステム用のプリント キューの設定
次のエントリが含まれるように、 /etc/printcap ファイルを編集します。
printer_name|short_printer_name:\ :lp=:\ :rm=node_name:\ :rp=remote_printer_name_argument:\ ( これは、text、 raw、binps、auto、またはユーザー定義のいずれか ) :lf=/usr/spool/lpd/error_log_filename:\ :sd=/usr/spool/lpd/printer_name:
ここで、printer_name はユーザーに対しプリンタを識別します。 node_name はネットワーク上のプリンタを識別し、 remote_printer_name_argument はプリント キューの受信プリンタ の名前です。
printcap の詳細については、printcap の man ページを参照してください。
例:ASCII あるいはテキスト プリンタ用の printcap エントリ
lj1_text|text1:\ :lp=:\ :rm=laserjet1:\ :rp=text:\ :lf=/usr/spool/lpd/lj1_text. log:\ :sd=/usr/spool/lpd/lj1_text:
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LPD 印刷用の設定 158
例:PostScript、PCL、HP-GL/2 プリンタ用の printcap エントリ
lj1_raw|raw1:\ :lp=:\ :rm=laserjet1:\ :rp=raw:\ :lf=/usr/spool/lpd/lj1_raw. log:\ :sd=/usr/spool/lpd/lj1_raw:
使用しているプリンタで、PostScript、PCL、および HP-GL/2 言語の自動 切り替えがサポートされていない場合は、コントロール パネルがあれば、 そのコントロール パネルを使用してプリンタの言語を選択します。または、 アプリケーションを使用して、 プリント データの組み込みコマンドによって プリンタの言語を選択します。 印刷の際にはコマンド行にプリンタ名を入力する必要があるため、ユーザー がプリンタのプリンタ名を認識していることを確認してください。 次のように入力して、スプール ディレクトリを作成します。root ディレク トリで次のように入力します。
mkdir /usr/spool/lpd cd /usr/spool/lpd mkdir printer_name_1 printer_name_2 chown daemon printer_name_1 printer_name_2 chgrp daemon printer_name_1 printer_name_2 chmod g+w printer_name_1 printer_name_2
ここで、printer_name_1 と printer_name_2 は、スプールするプリ ンタを指します。複数のプリンタをスプールできます。次の例に、テキスト ( または ASCII) の印刷と、PCL または PostScript の印刷に使用するプリ ンタのスプール ディレクトリを作成するコマンドを示します。 例:テキスト プリンタと PCL/PostScript プリンタの スプール ディレクトリの作成
mkdir /usr/spool/lpd cd /usr/spool/lpd mkdir lj1_text lj1_raw chown daemon lj1_text lj1_raw chgrp daemon lj1_text lj1_raw chmod g+w lj1_text lj1_raw
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LPD 印刷用の設定 159
SAM を使用したプリント キューの設定 (HP-UX システム )
「text」(ASCII) HP-UX システムでは、SAM ユーティリティを使用して、 ファイルまたは「raw」(PCL、PostScript、またはその他のプリンタ言語 ) ファイルの印刷用のリモート プリント キューを設定できます。
SAM プログラムを実行する前に、HP Jetdirect プリント サーバーの IP ア ドレスを選択し、HP-UX が動作しているシステム上の /etc/hosts ファ イルにそのエントリを設定します。 1. SAM ユーティリティをスーパーユーザーとして起動します。 2. [ メイン ] メニューから [ 周辺機器 ] を選択します。 3. [ 周辺機器 ] メニューから [ プリンタ / プロッタ ] を選択します。 4. [ プリンタ / プロッタ ] メニューから [ プリンタ / プロッタ ] を選択します。 5. [ 操作 ] リストから [ リモート プリンタの追加 ] を選択し、プリンタ名 を選択します。
例: my_printer または printer1
6. リモート システム名を選択します。
例: jetdirect1 (HP Jetdirect プリント サーバーのノード名 )
7. リモート プリンタ名を選択します。 ASCII の場合は text、PostScript や PCL、HP-GL/2 の場合は raw と入力します。
ライン プリンタ デーモンに自動的に選択させる場合は、 auto と入力し ます。
PostScript インタプリタにおいて印刷ジョブをバイナリ PostScript データとして解釈させるには、binps と入力します。
印刷データの前後またはそのいずれかにユーザー定義の文字列を入れ る場合は、ユーザー定義のキューの名前を入力します ( ユーザー定義の プリント キューは、第 3 章 の「Telnet」 、および 第 4 章 の「内蔵 Web サーバー」を参照して設定できます )。 「Y」と入力する必要 8. BSD システムのリモート プリンタを確認します。 があります。 をクリックします。正しく設定されると、 9. メニューの下部にある 「OK」 次のメッセージが出力されます。
The printer has been added and is ready to accept print requests.
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LPD 印刷用の設定 160
10. [OK] をクリックし、[ リスト ] メニューから [ 終了 ] を選択します。 11. [Sam の終了 ] を選択します。
注記 デフォルトでは、lpsched は実行されません。プリント キューの設定時にスケジューラをオンにしていることを確 認してください。
テスト ファイルの印刷
プリンタとプリント サーバーが正しく接続されているかどうかを確認する には、テスト ファイルを印刷します。
1. UNIX プロンプトで、次のように入力します。
lpr -Pprinter_name file_name
ここで、printer_name は指定されたプリンタ、file_name は印 刷するファイルです。 例 (BSD ベースのシステム ) テキスト ファイル:lpr -Ptext1 textfile PCL ファイル:lpr -Praw1 pclfile. pcl PostScript ファイル:lpr -Praw1 psfile. ps HP-GL/2 ファイル:lpr -Praw1 hpglfile. hpg
HP-UX システムでは、lpr -P を lp -d に置き換えます。 2. ステータスを印刷するには、 UNIX プロンプトで次のように入力します。
lpq -Pprinter_name
ここで、printer_name は指定されたプリンタです。 例 (BSD ベースのシステム )
lpq -Ptext1 lpq -Praw1 lpq -P を lpstat に置き換えて印刷ステータ HP-UX システムでは、 スを取得します。
これで、LPD を使用するための HP Jetdirect プリント サーバーの設定手 順は終了です。
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LPD 印刷用の設定 161
Windows NT/2000 システムでの LPD
この項では、HP Jetdirect LPD (Line Printer Daemon: ライン プリンタ デーモン ) サービスを使用するために Windows NT/2000 ネットワークを設 定する方法について説明します。 この手順は次の 2 つの部分に分かれます。
● TCP/IP ソフトウェアのインストール ( この時点でインストールされてい
ない場合 )
● ネットワーク LPD プリンタの設定
TCP/IP ソフトウェアのインストール (Windows NT)
この手順を使用すると、Windows NT システムに TCP/IP をインストール したかどうかを確認し、 必要に応じてソフトウェアをインストールできます。
注記
TCP/IP コンポーネントをインストールするには、 Windows システム配布ファイルまたは CD-ROM が 必要です。
1. Microsoft TCP/IP 印刷プロトコルと TCP/IP 印刷がサポートされてい るかどうかを確認するには
■
Windows 2000 の場合は、 [ スタート ]、 [ 設定 ]、 [ コントロール パネル ] の順にクリックします。次に [ ネットワークとダイヤルアップ接続 ] フォルダをダブルクリックします。 使用しているネットワークの [ ロー カル エリア接続 ] をダブルクリックし、[ プロパティ ] をクリックし ます。 [ インターネット プロトコル (TCP/IP)] が表示され、この接続で使用 するコンポーネントのリストで有効になっている場合は、必要なソフ トウェアは既にインストールされています (「Windows 2000 システ ムでのネットワーク プリンタの設定」 に進んでください )。 表示されて いない場合は、手順 2 に進みます。
■
NT 4. 0 の場合は、 [ スタート ]、 [ 設定 ]、 [ コントロール パネル ] の順 にクリックします。次に [ ネットワーク ] オプションをダブルクリッ クして、[ ネットワーク ] ダイアログ ボックスを表示します。 [ プロトコル ] タブに [TCP/IP プロトコル ] が表示され、[ サービス ] タブに [Microsoft TCP/IP 印刷 ] が表示されている場合は、必要なソ フトウェアは既にインストールされています (「Windows NT 4. 0 シ ステムでのネットワーク プリンタの設定」に進んでください )。表示 されていない場合は、手順 2 に進みます。
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LPD 印刷用の設定 162
2. [. . . ] プリンタがネットワークと通信できることを確認します。 ネットワーク接続の確認」を参照してください。 ワイヤレス コンピュータのほうも、再びネットワークにアクセスできる よう設定し直すのを忘れないようにしてください。変更されていたので あれば、Web ブラウザのプロキシ使用設定も元に戻します。 プリンタをワイヤレス コンピュータにインストールする手順について は、 「プリンタをネットワーク システムにインストールする」を参照し てください。
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HP Jetdirect 802. 11b ワイヤレス プリント サーバー 263
●
Apple Macintosh の場合。 Apple Macintosh システム (Mac OS 9、 Mac ネットワークへのワイヤレス OS X 10. 1) 上で Web ブラウザを使用して、 接続を設定できます。そのための手順は次のとおりです。
注記
作業に取りかかる前に、 「始める前に . . . 」 をお読みください。
注記
Web ブラウザを使って Jetdirect プリント サーバーと通信 を行うには、システムにおいて一時的な TCP/IP ネット ワーク設定 (IP アドレスなど ) が行われている必要があり ます。TCP/IP ネットワークについては、付録 A を参照し てください。
1. HP Jetdirect 構成ページの内容を見て (257 ページ参照 )、コンピュー タのワイヤレス ネットワーク設定が HP Jetdirect プリント サーバー出 荷時のデフォルトのワイヤレス設定と一致していることを確認してくだ さい。 2. [Apple AirMac] メニューで hpsetup ネットワークを選択します。 a. Apple AirMac がオンになっていることを確認します。
このメニューを表示するには、コントロール ストリップ (Mac OS 9) またはメニュー バー (Mac OS X 10. 1) の [Apple AirMac] ア イコンを選択します。
c.
[Computer-to-Computer] (Ad Hoc) ネットワークの下にリス トされている hpsetup ネットワークを選択します。
注記
ヒント:次の手順に進む前に、システムの現在の TCP/IP 設定を念のために保存しておいてくださいネットワークで TCP/IP を使用している場合に何かがあって設定が失われ た場合、HP Jetdirect プリント サーバーの設定後に TCP/IP 設定を元通りに戻す必要があるためです。
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HP Jetdirect 802. 11b ワイヤレス プリント サーバー 264
3. [. . . ]
HP JETDIRECT 680N 802.11B WIRELESS PRINT SERVERダウンロード上のご注意
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