ユーザーズガイド KASPERSKY LAB ANTI-VIRUS 6.0

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マニュアル抽象的: マニュアル KASPERSKY LAB ANTI-VIRUS 6.0

詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。

[. . . ] Kaspersky Anti-Virus SOS 6. 0 MP4 (Release 2) ユーザガイド 製 品 バージョ ン: 6. 0 MAINT EN ANC E P AC K 4, CRIT I CA L FI X 1 Kaspersky Lab の製品をお使いの皆さまへ このたびは当社製品をお選びいただき、ありがとうございます。 このマニュアルがお客様の業務の一助となること、またお客様の 疑問にお答えできる内容であることを願っております。 マニュアルの複製または配布は、いかなる形であれ (翻訳されたものも含む )、Kaspersky Lab の書面による同意がないかぎり 認められておりません。 このマニュアルおよびマニュアルに含まれる画像は、非商用 (個人使用) の目的で提供されています。 Kaspersky Lab は、このマニュアルを予告なく変更する場合があります。 最新版については、Kaspersky Lab の Web サイト (http://www. kaspersky. co. jp/docs) をご確認ください。 このマニュアルに利用されている資料のうち、他社が権利を有するものの内容または品質、妥当性、正確性について、また、そう した資料の使用に関連する潜在的な損害、および実際に発生した損害について、Kaspersky Lab は一切の責任を負いません。 この文書には、所有者である各社の登録商標およびサービスマークが含まれています。 改訂日:2010 年 4 月 19 日 © 1997-2010 Kaspersky Lab ZAO. http://www. kaspersky. co. jp http://support. kaspersky. co. jp 2 目次 はじめに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7 インストールパッケージ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . [. . . ] アプリケーションのメインウィンドウを開き、 [検知 ] ボタンをクリックします。 表示されたウィンドウの [バックアップ ] タブで、目的の処理を実行します。 隔離とバックアップの設定 隔離およびバックアップに関する次の設定を編集できます:  定義データベースの更新ごとに、隔離されたオブジェクトに対して自動スキャンを行うモードを有効にする ([ データベース更新後に隔離ファイルをスキャンする ] チェックボックス)。 隔離を使用している場合、定義データベースを更新した直後に、隔離されたオブジェクトはスキャンされません。  隔離されたオブジェクトとバックアップのオブジェクトコピーを保存する最大時間を指定する ([ オブジェクトの保存期間 ] チェックボックス)。デフォルトでは、オブジェクトの保存期間は 30 日であり、それが経過 すると削除されます。最大保存期間を変更することも、保存期間に対する制限を取り消すこともできます。 データ保管領域の最大サイズを指定する ([ 最大保存サイズ ] チェックボックス )。デフォルトでは、最大サイズは 250 MB です。レポートのサイズに対する制限を取り消すことも、別の値を入力することもできます。  隔離とバックアップの設定を指定するには: 1. アプリケーション設定ウィンドウを開きます。 ウィンドウの左側で、[レポートと隔離ファイル ] セクションを選択します。 [隔離とバックアップ] セクションで、目的のチェックボックスをすべてオンにし、データ保管領域の最大サイズを必要に応じて 設定します。 62 KASPERSKY ANTI-VIRUS の設定の検証 Kaspersky Anti-Virus をインストールして設定したら、テスト用ウイルスとその亜種を使用して、アプリケーションの設定を確認す ることをお勧めします。プロテクションコンポーネント/プロトコルごとに、個別のテストを行う必要があります。 このセクションの内容 テスト用ウイルス EICAR とその亜種. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63 スキャンタスクの設定の検証 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 64 テスト用ウイルス EICAR とその亜種 このテスト用ウイルスは、 の動作確認用ウイルスです。 (The European Institute for Computer Antivirus Research) が開発したアンチウイルス製品 このテスト用ウイルスは、コンピュータに害を及ぼすコードを含んでいないため、本当のウイルスではありません。ただし、ほとんど のアンチウイルス製品は、このファイルをウイルスとみなします。 動作確認には実際のウイルスを使用しないでください! テスト用ウイルスは、EICAR の公式 Web サイト http://www. eicar. org/anti_virus_test_file. htm からダウンロードできます。 このファイルをダウンロードする前に、コンピュータのアンチウイルスを無効にする必要があります。そうしないと、ファイル anti_virus_test_file. htm が HTTP プロトコル経由で送信された感染オブジェクトとみなされて、処理されてしまいます。テスト用 ウイルスをダウンロードしたら、すぐにアンチウイルスを有効にしてください。 EICAR サイトからダウンロードされたファイルは、ウイルスを含む感染駆除できない感染オブジェクトと識別され、このタイプのオ ブジェクトに指定された処理が実行されます。 標準のテスト用ウイルスに変更を加えて、動作を検証することもできます。ウイルスに変更を加えるには、いずれかの接頭辞を追 加して標準ウイルスの内容を変更します (下の表を参照 )。テスト用ウイルスの変更には、メモ帳、UltraEdit32 などの任意のテ キストエディタまたはハイパーテキストエディタを使用できます。 変更した EICAR ウイルスを使ってアンチウイルスアプリケーションの動作を確認できるのは、 2003 年 10 月 24 日以降に最 終更新されたアンチウイルス (2003 年 10 月の累積更新) だけです。 次の表の最初の列では、標準のテスト用ウイルス文字列の先頭に追加する必要がある接頭辞を示します。 2 番目の列では、ア ンチウイルスアプリケーションがスキャン結果に基づいてオブジェクトに割り当て可能なすべてのステータスを示します。 3 番目の 列では、各ステータスのオブジェクトを処理する方法を示します。実際にオブジェクトに対して実行される処理は、アプリケーション の設定により決定されることに留意してください。 接頭辞をテスト用ウイルスに追加したら、新しいファイルを eicar_dele. com などの別の名前で保存します。変更したすべてのウ イルスに類似の名前を付けてください。 表 1. テスト用ウイルスの変更 接頭辞 接頭辞なし (標準のテ スト用ウイルス) オブジェクトのステータ ス 感染。 既知のウイルスのコー ドがオブジェクトに含ま れます。オブジェクトは 感染駆除できません。 オブジェクト処理情報 オブジェクトは感染駆除できないウイルスとして識別されます。 オブジェクトの感染駆除中にエラーが発生します。感染駆除できないオブ ジェクト用の処理が実行されます。 63 ユーザガイド 接頭辞 CORR– オブジェクトのステータ ス 破損。 オブジェクト処理情報 オブジェクトにアクセスできましたが、破損しているためにスキャンできま せんでした (ファイル構造が破損している、ファイル形式が無効であるな ど)。動作レポートで、オブジェクトの処理に関する情報を確認できます。 WARN– 疑わしいオブジェクト。 未知のウイルスのコー ドがオブジェクトに含ま れます。オブジェクトは 感染駆除できません。 疑わしいオブジェクト。 既知のウイルスコード の亜種がオブジェクト に 含 まれ ます。 オブ ジェクトは感染駆除で きません。 スキャンエラー。 オブジェクトはヒューリスティックコードアナライザによって疑わしいとみな されました。検知時に、このオブジェクトの処理方法がアンチウイルス定義 データベースに登録されていませんでした。このタイプのオブジェクトが検 知された場合は、ユーザに通知されます。 オブジェクトのコードと既知のウイルスのコードが部分的に対応しているこ とが検知されました。検知時に、このオブジェクトの処理方法がアンチウイ ルス定義データベースに登録されていませんでした。このタイプのオブ ジェクトが検知された場合は、ユーザに通知されます。 SUSP– ERRO– オブジェクトのスキャン中にエラーが発生しました。オブジェクトの完全性 に違反があるか (マルチボリュームアーカイブに終わりがない場合など)、 オブジェクトに接続していない (オブジェクトがネットワークリソース上でス キャンされている場合など ) ため、オブジェクトにアクセスできませんでし た。動作レポートで、オブジェクトの処理に関する情報を確認できます。 オブジェクトに感染駆除できるウイルスが含まれます。オブジェクトは感染 駆除されます。ウイルス本体のテキストは CURE という語で置き換えら れます。このタイプのオブジェクトが検知された場合は、ユーザに通知され ます。 オブジェクトは感染駆除できないウイルスとして識別されます。 オブジェクトの感染駆除中にエラーが発生します。感染駆除できないオブ ジェクト用の処理が実行されます。 このタイプのオブジェクトが検知された場合は、ユーザに通知されます。 CURE– 感染。 既知のウイルスのコー ドがオブジェクトに含ま れます。感染駆除でき ます。 感染。 既知のウイルスのコー ドがオブジェクトに含ま れます。オブジェクトは 感染駆除できません。 DELE– スキャンタスクの設定の検証 スキャンタスクが正しく設定されていることを検証するには: 1. デ ィ ス ク 内 に フ ォ ル ダ を 作 成 し ま す 。 こ の フ ォ ル ダ に 、 EICAR の 公 式 Web サ イ ト (http://www. eicar. org/anti_virus_test_file. htm) からダウンロードしたテスト用ウイルス、および自分で作成したテ スト用ウイルスの亜種をすべてコピーします スキャンタスクを新規に作成し、スキャン対象のオブジェクトとして、一連のテスト用ウイルスが存在するフォルダを 選択します。 すべてのイベントの記録を許可して、破損オブジェクトおよびエラーのためにスキャンされないオブジェクトのデータ をレポートファイルに記録します。 スキャンタスクを実行します。 2. 4. スキャンタスクの実行中に疑わしいオブジェクトや感染したオブジェクトが検知されると、タスク設定で指定した処理が実行されま す。検知されたオブジェクトに対してさまざまな処理を選択して実行することで、コンポーネントの動作を完全にチェックできます。 スキャンタスクの処理に関するすべての情報をコンポーネントの動作レポートで確認できます。 64 通知の種類 Kaspersky Anti-Virus のイベントが発生すると、特別な通知メッセージが表示されます。コンピュータセキュリティにとってそのイ ベントがどの程度緊急であるかに応じて、次の種類の通知を受け取ります:   注意 - システムで悪意あるオブジェクトや危険なアクティビティが検知されるなどの緊急イベントが発生しました。 脅威 にどのように対処するかを、ただちに決定する必要があります。この種類の通知は赤色で示されます。 警告 - 潜在的に危険なイベントが発生しました。たとえば、感染の可能性があるファイルや疑わしいアクティビティがシ ステムで検知された場合などです。このイベントがどの程度危険かを決定する責任はユーザにあります。この種類の通 知は黄色で示されます。 情報 - この通知では、緊急でないイベントについての情報が提供されます。この種類の通知には、アンチハッカーの学 習中に表示されるポップアップ通知などがあります。情報の通知は青色で示されます。  このセクションの内容 悪意あるオブジェクトが検知された場合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 65 オブジェクトの感染を駆除できない場合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 65 疑わしいオブジェクトが検知された場合 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 66 悪意あるオブジェクトが検知された場合 ファイルアンチウイルス、メールアンチウイルス、またはウイルススキャンによって悪性コードが検知された場合、特別な通知が ポップアップ表示されます。 通知の内容は次のとおりです:  カスペルスキーのウイルス百科事典に記載されている脅威の種類 (ウイルス、トロイの木馬など) と悪意あるオブジェク トの名前。危険なオブジェクトの名前は、 www. viruslistjp. com へのリンクになっています。このサイトでは、コンピュータ で検知された脅威の種類について詳細な情報を参照できます。 悪意あるオブジェクトのフルネームとパス  オブジェクトに対する処置として次のいずれかを選択するよう求められます:    駆除 – 悪意あるオブジェクトの感染駆除を試みます。処置の前に、オブジェクトの復元や感染状況の確認が必要に なった場合に備え、オブジェクトのバックアップが作成されます。 削除 - 悪意あるオブジェクトを削除します。削除する前に、オブジェクトの復元や感染状況の確認が必要になった場合 に備え、オブジェクトのバックアップが作成されます。 スキップ - オブジェクトへのアクセスは遮断するが、オブジェクトに対する処理は実行せず、それに関する情報をレポー トに記録します。 スキップされた悪意あるオブジェクトは、後からレポートウィンドウで確認できます。ただし、メール内で検知されたオブ ジェクトの処理は延期できません。 選択した処理を、プロテクションコンポーネントまたはタスクの現在のセッションで検知された同じステータスのすべてのオブジェク トに適用するには、[すべてに適用 ] チェックボックスをオン ( ) にします。現在のセッションとは、コンポーネントが起動してから、 そのコンポーネントが無効化されるかアプリケーションが再起動されるまでの時間、またはウイルススキャンの開始から完了まで の時間のことです。 オブジェクトの感染を駆除できない場合 悪意あるオブジェクトを感染駆除できない場合があります。これは、ファイルが壊れているため、ファイルから悪性コードを削除して ファイルを完全な状態に戻すことができない場合に発生する可能性があります。いくつかの種類の危険なオブジェクト (トロイの木 馬など) には、処置を行うことができません。 65 ユーザガイド そのような場合は、次の情報を含む特別な通知がポップアップ表示されます:  カスペルスキーのウイルス百科事典に記載されている脅威の種類 (ウイルス、トロイの木馬など) と悪意あるオブジェク トの名前。危険なオブジェクトの名前は、 www. viruslistjp. com へのリンクになっています。このサイトでは、コンピュータ で検知された脅威の種類について詳細な情報を参照できます。 悪意あるオブジェクトのフルネームとパス  オブジェクトに対する処置として次のいずれかを選択するよう求められます:   削除 - 悪意あるオブジェクトを削除します。削除する前に、オブジェクトの復元や感染状況の確認が必要になった場合 に備え、オブジェクトのバックアップが作成されます。 スキップ - オブジェクトへのアクセスは遮断するが、オブジェクトに対する処理は実行せず、それに関する情報をレポー トに記録します。 スキップされた悪意あるオブジェクトは、後からレポートウィンドウで確認できます。ただし、メール内で検知されたオブ ジェクトの処理は延期できません。 選択した処理を、プロテクションコンポーネントまたはタスクの現在のセッションで検知された同じステータスのすべてのオブジェク トに適用するには、[すべてに適用 ] チェックボックスをオン ( ) にします。現在のセッションとは、コンポーネントが起動してから、 そのコンポーネントが無効化されるかアプリケーションが再起動されるまでの時間、またはスキャンタスクの開始から完了までの 時間のことです。 疑わしいオブジェクトが検知された場合 ファイルアンチウイルス、メールアンチウイルス、またはウイルススキャンによって、未知のウイルスコードまたは既知のウイルス コードの変種を含むオブジェクトが検知された場合は、特別な通知がポップアップ表示されます。 通知の内容は次のとおりです:  カスペルスキーのウイルス百科事典に記載されている脅威の種類 (ウイルス、トロイの木馬など) とオブジェクトの名前。 危険なオブジェクトの名前は、www. viruslistjp. com へのリンクになっています。このサイトでは、コンピュータで検知され た脅威の種類について詳細な情報を参照できます。 オブジェクトのフルネームとパス  オブジェクトに対する処置として次のいずれかを選択するよう求められます:  隔離 – オブジェクトを隔離フォルダに保管します。オブジェクトを隔離フォルダに入れる操作は、コピーではなく移動で す。つまり、オブジェクトはディスクまたはメールメッセージから削除されて、隔離フォルダに保存されます。隔離フォルダ 内のファイルは、特別な形式で保存されているので危険性はありません。 更新された定義データベースを使用して後で隔離フォルダをスキャンすると、オブジェクトのステータスが変化することが あります。たとえば、更新された定義データベースを使用してオブジェクトが感染したと判断され、処理される場合があり ます。その一方、オブジェクトに「感染していません」のステータスが割り当てられて復元されることもあります。 ファイルを手動で隔離し、その後のスキャンで感染していないことが判明した場合、ファイルのステータスは、スキャン後 すぐには「OK」に変更されません。ステータスが変わるのは、ファイルを隔離してから一定の期間 (尐なくとも 3 日) が 経過した後にスキャンが行われた場合だけです。   削除 – オブジェクトを削除します。削除する前に、オブジェクトの復元や感染状況の確認が必要になった場合に備え、 オブジェクトのバックアップが作成されます。 スキップ – オブジェクトへのアクセスは遮断するが、オブジェクトに対する処理は実行せず、それに関する情報をレポー トに記録します。 スキップされたオブジェクトは、後からレポートウィンドウで確認できます。ただし、メール内で検知されたオブジェクトの 処理は延期できません。 選択した処理を、プロテクションコンポーネントまたはタスクの現在のセッションで検知された同じステータスのすべてのオブジェク トに適用するには、[すべてに適用 ] チェックボックスをオン ( ) にします。現在のセッションとは、コンポーネントが起動してから、 そのコンポーネントが無効化されるかアプリケーションが再起動されるまでの時間、またはウイルススキャンの開始から完了まで の時間のことです。 検知されたオブジェクトが悪性でないことが確かな場合は、そのオブジェクトを使用する際に誤検知が繰り返されないように、オブ ジェクトを信頼ゾーンに追加することをお勧めします。 66 コマンドラインからのアプリケーションの操作 Kaspersky Anti-Virus はコマンドラインから操作できます。 コマンドライン構文: avp. com <command> [options] コマンドラインから製品にアクセスするには、 Kaspersky Anti-Virus のインストールフォルダに移動するか、 avp. com への絶対パ スを指定する必要があります。 <command> には次のコマンドを使用できます:                HELP – コマンド構文のヘルプとコマンド一覧を表示する SCAN – オブジェクトのマルウェアスキャンを行う UPDATE – 製品の更新を開始する ROLLBACK – Kaspersky Anti-Virus の最終更新までロールバックする (このコマンドは、製品のインターフェイスで割 り当てられたパスワードが入力された場合に限り、実行できます) START – コンポーネントまたはタスクを開始する STOP – コンポーネントまたはタスクを停止する (このコマンドは、Kaspersky Anti-Virus のインターフェイスで割り当て られたパスワードが入力された場合に限り、実行できます) STATUS – 現在のコンポーネントまたはタスクのステータスを画面に表示する STATISTICS – コンポーネントまたはタスクの統計情報を画面に表示する EXPORT – プロテクション設定をエクスポートする IMPORT – プロテクション設定をインポートする (このコマンドは、Kaspersky Anti-Virus のインターフェイスで割り当て られたパスワードが入力された場合に限り、実行できます) ACTIVATE – アクティベーションコードを使用してインターネットで Kaspersky Anti-Virus をアクティベートする ADDKEY – キーファイルを使用して製品をアクティベートする (このコマンドは、製品のインターフェイスで割り当てられ たパスワードが入力された場合に限り、実行できます) RESTORE – 隔離フォルダからファイルを復元する EXIT – 製品を終了する (このコマンドは、製品のインターフェイスで割り当てられたパスワードが入力された場合に限り、 実行できます) TRACE – トレースファイルを取得する 各コマンドには固有のパラメータセットが必要です。 67 ユーザガイド このセクションの内容 ヘルプの表示 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68 ウイルススキャン. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68 アプリケーションの更新 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70 最終更新のロールバック . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70 タスクの開始と停止 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71 コンポーネントの動作またはタスクに関する統計情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 71 プロテクション設定のエクスポート . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72 プロテクション設定のインポート. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72 アプリケーションのアクティベーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72 隔離フォルダからのファイルの復元 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72 製品の終了 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73 トレースファイルの取得 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73 コマンドラインのリターンコード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 73 ヘルプの表示 アプリケーションのコマンドライン構文の表示には、次のコマンドを使用します: avp. com [ /?| HELP ] 特定のコマンドの構文に関するヘルプを表示するには、次のコマンドのいずれかを使用できます: avp. com <command> /? [. . . ] If you do not agree with these terms, please do not use, install, modify or redistribute this Apple software. In consideration of your agreement to abide by the following terms, and subject to these terms, Apple grants you a personal, non – exclusive license, under Apple's copyrights in this original Apple software ( the "Apple Software" ), to use, reproduce, modify and redistribute the Apple Software, with or without modifications, in source and / or binary forms; provided that if you redistribute the Apple Software in its entirety and without modifications, you must retain this notice a nd the following text and disclaimers in all such redistributions of the Apple Software. Neither the name, trademarks, service marks or logos of Apple Inc. may be used to endorse or promote products derived from the Apple Software without specific prior written permission from Apple. [. . . ]

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