ユーザーズガイド MSI MS-7356 V1.0
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MSI MS-7356 DIAMOND V1.0 (13601 ko) MSI MS-7356 PLATINUM V1.0 (13628 ko)
マニュアル抽象的: マニュアル MSI MS-7356V1.0
詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。
[. . . ] P35 ダイヤモンドシリーズ
MS-7356 (v1. X) Mainboard
G52-73561X2 i
著作権について
本書の内容は MICRO-STAR INTERNATIONALおよびエムエスアイコンピューター ジャパン株式会社の知的所有物です。万全を尽くして本書を作成しました が、内容の正確性について保証するものではありません。弊社の製品は継続 的に改良されており、本書の内容を将来予告なく変更することがあります。
商標
本書に記載されているすべての商標は各会社の所有物です。 NVIDIA、 NVIDIAロゴ、 DualNetまたは nForceは NVIDIA Corporationの商標または登 録商標です。 AMD 、 Athlon™ 、 Athlon™ XP 、 Thoroughbred™ 及 び Duron™ は AMD Corporationの 登録商標です。 Intel® 及 び Pentium® は Intel Corporationの登 録 商標です。 PS/2及 び OS ® /2 は IBM Corporation の登 録 商標です。 W indows ® 95/98/2000/NT/XP/Vistaは Microsoft Corporationの登 録 商標です。 Netware® は Novell, Inc の登 録 商標です。 Award ® は Phoenix Technologies Ltd の登 録 商標です。 AMI® は American Megatrends Inc の登 録 商標です。
改訂履歴
改訂 V1. 0 履歴 P35 ダイヤモンド製品 第一版 日付 2007年 6 月
技術サポート
ご自 身 で チェ ッ ク され て も どう し て も 解 決 で き な い 場 合や 、 万 一 製 品 に 破 損・不具合 が 発生 してしま っ た 場合 は、 下 記の 方法 で 対処 してく だ さい。本 製品をシス テ ム ( 完 成パ ソ コン ) として ご購入 された 場合 は、ま ず シス テ ムを お 買 い 求め にな ら れたパ ソ コンシ ョップ にお 問 い 合わ せく だ さい。
よくあ るお 問 い 合わ せ ( F A Q ) http://global. msi. com. tw/index. php?func=faqIndex M S I ダイ レク トサポ ー トセ ンター : Tel 03-5817-3708 (平日 11:00 ~ 18:00 ) FAX E-Mail 03-5817-3387 support@msi. com. tw
ii
安全について
1. 以下の注意事項を必ず読んでください。 このマニュアルは必ず保管してください。 本製品を湿度の高い環境下に置かないでください。 セットアップに入る前に本製品を水平な平面に置いてください。 ケースに開いている穴は本製品の過熱を防ぐための空気の通り道です。 絶対にふさがないでください。 電 源 の 電 圧 を 確 認 し、 11 0 / 2 2 0 V に 設 定 し て か ら電 源 コ ード をコ ン セ ン ト に接続してください。 電源コードは、人がつまずくような場所には置かないでください。電源 コードの上にものを置かないでください。 拡張カードや追加モジュールを装着する前に、必ず電源コードを抜いて ください。 本書上に記載されている注意事項や警告は必ず確認してください。
10. 本 製 品 に あ る 穴 に 電 気 的 シ ョ ッ ク を 引 き 起 こ す よ う な 液 体 を 注 が な い で ください。 11. 以 下 の 場 合 は サ ー ビ ス 担 当 者 の チ ェ ッ ク を 受 け て く だ さ い 。 ● 電源コードまたは電源プラグが破損している。 ● ● ● ● ● 12 . [. . . ] JSLIC1
2 1 22 21
2-15
M S-7356 M ainboard
ファン電源コネクター: CPUFAN, SYSFAN1~5
ファ ン電 源コ ネ ク タ ーは + 1 2 V の冷 却フ ァ ンを サ ポ ー トしま す。 接 続 する 時 に 注意し なけれ ば なら ないの は、 赤 い 線 は プ ラ スなの で + 1 2 V に、 黒 い 線 はアー スなの で G N D に 接 続 す るこ とで す。 また 、 本 製品 のシ ステ ムハ ード ウェ ア モ ニタ機能を使用する場合はファンの回転数センサー機能がついたファンを使 用する必要があります。
GND +1 2V SENSOR
CONTROL SENSOR +1 2V GND
GND +1 2V NC
NC +1 2V GND
CPUFAN
SYSFAN1/2
SYSFAN4
SYSFAN3
SYSFAN5
注意!
1. 正 式 の ウ ェ ブ サ イ ト に 推 薦 さ れ た フ ァ ン を 参 照 し て く だ さ い 。 2. CPUFAN1 は ファ ン コ ント ロ ー ラ ーを サ ポ ートします。 Dual Core Center ユ ーテ ィ リ テ ィ で 目 下 の C P U 温度 により 自 動 的 に C P U ファ ンの回 転数 をコントローラーします。 3. 3 または 4 ピ ンの ファ ン / ヒートシン ク は CP UFAN 1 に 使 用 で き ます。
ケース開放センサーコネクター : JCASE1
この コ ネ ク タ ー に は 2 ピ ン の ケ ー ス ス イ ッ チ を 接 続 し ま す 。 ケ ー ス を 開 け る と 開放センサーがショットします。システムにはこの開放信号が記録され、警 告 メ ッ セ ジ ー が 画 面 に 表 示 さ れま す 。 警 告 メ ッ セ ジ ーを 消 す には 、 B I O S ユ ー ティリティーからメッセジーのクリアをかけます。
CINTRU GND
1 2
JCASE1
2-16
NC +1 2V GND
Hardware Setup
IEEE1394コネクター: J1394_1
この コ ネ クタ ーは オ プ シ ョ ンの IEEE1394 ブ ラケッ トを 通じ て IEEE1394 デ バ イ ス を接続します。
Pin Definition
PIN 2 1 10 9 1 3 5 7 9 SIGNAL TPA+ Ground TPB+ Cable power Key (no pin) PIN 2 4 6 8 10 SIGNAL TPAGround TPBCable power Ground
J1394_1
IEEE1394 Bracket ( オ プ シ ョ ン )
S/PDIF-Outコネクター: JSPDIF2
この コ ネ クタ ーは デ ジタ ル オ ー デ ィ オ デ ー タ 転 送 のために SPDIF(Sony & Philips Digital Interconnect Format) イ ン タ ー フ ェ イ スに 接続 します。 JSPDIF2
VCC SPDIF GND
S/PDIF Bracket ( オ プ シ ョ ン )
2-17
M S-7356 M ainboard
フロントパネルコネクター : JFP1, JFP2
本製品 に は フ ロ ントパ ネル ス イッ チ や L E D を 対 象 と した電 子 的接 続 用 に 、 一 つ の フ ロ ントパ ネル コ ネ クタ ーが 用 意されています。 JFP1 は Intel® Front Panel I/ O Connectivity Design Guideに 準拠 しています。
JFP2
+ Speaker 8 + 2 1 7 Power LED
JFP1
10 Power Switch + Power LED 2 9 + Reset - Switch - HDD + LED
1
JFP1 Pin Definition
PIN 1 2 3 4 5 6 7 8 9 SIGNAL HD_LED + FP PWR/SLP HD_LED FP PWR/SLP RST_SW PWR_SW + RST_SW + PWR_SW RSVD_DNU DESCRIPTION Hard disk LED pull-up MSG LED pull-up Hard disk active LED MSG LED pull-up Reset Switch low reference pull-down to GND Power Switch high reference pull-up Reset Switch high reference pull-up Power Switch low reference pull-down to GND Reserved. Do not use.
JFP2 Pin Definition
PIN 1 2 3 4 5 6 7 8 SIGNAL GND SPKSLED BUZ+ PLED BUZNC SPK+ DESCRIPTION Ground SpeakerSuspend LED Buzzer+ Power LED BuzzerNo connection Speaker+
2-18
Hardware Setup
フロントパネルオーディオコネクター : JAUD1
フロントパネルオーディオピンヘッダーを使用するとフロンとパネルからの オ ー デ ィ オ出 力 が 可 能になります。 ピ ン 配列 は Intel® Front Panel I/O Connec tivity Design Guideに 準拠 しています。
2 1
10 9
JAUD1
HD Audio Pin Definition
PIN 1 2 3 4 SIGNAL MIC_L GND MIC_R PRESENCE# DESCRIPTION Microphone - Left channel Ground Microphone - Right channel Active low signal-signals BIOS that a High Definition Audio dongle is connected to the analog header. PRESENCE# = 0 when a High Definition Audio dongle is connected 5 6 7 8 9 10 LINE out_R MIC_JD Front_JD NC LINE out_L LINEout_JD Analog Port - Right channel Jack detection return from front panel microphone JACK1 Jack detection sense line from the High Definition Audio CODEC jack detection resistor network No control Analog Port - Left channel Jack detection return from front panel JACK2
CD-Inコネクター: JCD_IN1
このコネクターは外部オーディオ入力のために接続されます。
JCD_IN1
L GND R
2-19
M S-7356 M ainboard
フロントUSB コネクター: JUSB1 ~ 3
本製品 には Intel® I/O Connectivity Design Guideに 準拠 した 三 つの USB 2. 0ピ ン ヘ ッ ダ ーが 搭載 されています。 U S B が 汎 用性 が 非 常 に 高 く、 外 付け U S B ハード デ ィ ス ク やデ ジ タ ル カ メ ラ 、 M P 3 プ レイ ヤ ー、 プ リ ン タ な ど 様々 な 機器 に 対応 しま す。
Pin Definition
JUSB1~3
2 1 10 9
PIN 1 3 5 7 9
SIGNAL VCC USB0USB0+ GND Key (no pin)
PIN 2 4 6 8 10
SIGNAL VCC USB1USB1+ GND USBOC
USB 2. 0 Bracket ( オプション)
注意!
V C C ピ ンと G N D ピ ンは必ず 接続 してく ださい。 接 続 しない場 合、 機器 の 重大な損傷を及ぼす恐れがあります。
シリアルポートコネクター: J C O M 1
これらの ポ ートは、 1 6 バ イ トの F I F O を 送信 する 1 6 5 5 0 A 高 速 通 信 ポ ートです。 シリアルマウスやその他のシリアルデバイスを直接接続することができま す。
Pin Definition
PIN SIGNAL DCD SIN SOUT DTR GND DSR RTS CTS RI DESCRIPTION Data Carry Detect Serial In or Receive Data Serial Out or Transmit Data Data Terminal Ready Ground Data Set Ready Request T o Send Clear To Send Ring Indicate
JCOM1
2 1 9
1 2 3 4 5 6 7 8 9
2-20
Hardware Setup
ジャンパ
本製品は以下のボタンを搭載してコンピューターの機能を設定できます。こ の節にはボタンでマザーボードの機能を変更することを説明します。
ハードウェアオーバークロック F SB ジャンパ : JB1, JB2 ( オプ ション )
ユ ー ザ ーは ジ ャ ンパ J B 1 と J B 2 の 変更 を 通 じ て 、 F S B を オ ー バー ク ロ ッ ク して プロセッサの周波数を上げることができます。以下のようにF S B を設定しま す。
1
JB1 JB2
1
1
1
3
3
3
200 MHz
266 MHz
333 MHz
注意!
1. ジ ャ ン パ を 変 え る 前 に 電 源 を 切 る こ と を 確 認 し て く だ さ い 2. オ ー バ ー ク ロ ッ ク は 損 害 を 与 え る 恐 れ が あ る た め に お 勧 め し ま せ ん 3. オ ー バ ー ク ロ ッ ク は 使 用 さ れ た デ バ イ ス ( 例 え ば : C P U と メ モ リ モ ジュール ) に影響されます。
2-21
M S-7356 M ainboard
ボタン
本製品は以下のボタンを搭載してコンピューターの機能を設定できます。こ の節にはボタンでマザーボードの機能を変更することを説明します。
クリアCMOS ボタン: SW1
本製品 には CMO S RA M が 搭載 されて お り、 内蔵 電 池 か ら電気が 供給 されること でシステム 情報 や BIOS の 設 定を 保 持 しています。この CMOS RAM に 蓄 え られた デ バ イ ス 情 報 に よっ て 、 O S を 迅 速 に 起 動 さ せ る こ と が 可 能に な り ま す 。 シス テム 設 定を クリ アしたい場合、 クリ ア C M O S ボ タ ン S W 1 で デ ー タ を クリ アしま す。このボタンを押してデータをクリアします。
SW1
注意!
データをクリアする前に電源を切ることを確認してください。
2-22
Hardware Setup
スロット
PCI Express スロット
P CI E xp res s ス ロ ッ トは P CI Expr es s イ ン タ ー フ ェ イ ス 拡 張 カ ードを サ ポ ートし ます。 PCI E xpres s x 16 ス ロ ッ トは 4. 0 G B/ s までの 転 送 速度 を サ ポ ートします。 PCI Expr es s x 4 ス ロ ッ トは 1. 0 G B/ s までの 転 送 速度 を サ ポ ートします。 PCI Expr es s x 1 ス ロ ッ トは 250 MB/ s までの 転 送 速度 を サ ポ ートします。
PCI Express x16 Slot PCIE_1
PCIE_2 Share 4 PCIE channels PCIE_3
PCIE_4 (Yellow)
注意!
PCIE_2及び PCIE_3ス ロ ッ トは PCIE_4ス ロ ッ トと 4 PCIEチャ ン ネル を 共 有 し ます。 同 時 に PCIE_2, PCIE_3 及び PCIE_4 を 使 用 すると、 BIOS setup には PCIE_4 ス ロ ッ トの 速度 を 選択 してください。 第 3 章の [BIO S Setup - Cell Menu - PCIEx4 Speed Controller]を 参照 してください。
2-23
M S-7356 M ainboard
PCI スロット
P C I ス ロ ッ トは 最 も 汎 用性 の 高 い 拡 張 ス ロ ッ トで、 対応 す る 様々 な 拡 張 カ ー ド が発売されています。
32-bit PCI Slot
注意!
拡張カードを挿入したり取り外したりする時は、必ず最初に電源プラ グを抜いてください。拡張カードについて記述挿入したりされたマ ニ ュ ア ル を 読ん で 、 ジ ャ ンパ 、 ス イ ッ チ 、 B I O S な ど 必 要 な ハー ド ウェ ア設定、ソフトウェア設定を全て実行してください。
P C I 割り込み要求ルーティング
ハードウェアが C P U に 対 して 割 り 込 み要 求 信 号 を 発 し、 P C はこれを 受 けて デ バ イ スの動作 ( イ ベ ントの 発 生 ) を 処 理 します。 標準 的 な PCI バスの IRQ 設 定は 以 下 の 通 りです。 PCI の IRQ ピ ンは 通常 PCI バス INTA# か ら INTD# ピ ンに 下表 の ように接続されています。 Order 1 PCI Slot 1 PCI Slot 2 INT A# INT B# Order 2 INT B# INT C# Order 3 INT C# INT D# Order 4 INT D# INT A#
2-24
Hardware Setup
LED 状態インジケーター
LED11 LED12 LED13 LED14 LED15 LED16 LED2
LED1
LED10 LED9 LED8 LED7 LED6 LED5 LED4 LED3
Name LED1 LED2 LED11 LED12 LED13 LED14 LED15 LED16
Status Lights when system is power-on. Lights when PCI2 slot is functional.
2-25
M S-7356 M ainboard
LED 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10
ユーザーが16 類のLED信号の コン ビネ ーシ ョンを通じてシステム 問題 を確認で き ます。
LED10 LED9 LED8 LED7 LED6 LED5 LED4 LED3
Red LED 表示 Group4 Group3 Group2 Group1 Group4 Group3 Group2 Group1 Group4 Group3 Group2 Group1 Group4 Group3 Group2 Group1 Green 説明 電源投入時 の表 示 CPUに障害が発生した場合、また は取付が正しく行われていない場 合はこの 表示で停 止します。 LED 表示 Group4 Group3 Group2 Group1 Group4 Group3 Group2 Group1 Group4 Group3 Group2 Group1 Group4 Group3 Group2 Group1 説明 ビデオインタ ーフ ェイス 初期化 CPUクロ ック 、 オ ン ボ ード ビ デ オ の種 類 を チ ェ ック し、 そ の 後 ビ デ オアダ プタ を認 識、 初期化する BIOSのサインを表示 ロゴ 、 プロ セッサな ど の情報 を 表 示します。
Group4 Group3 Group2 Group1
チップ セットの初期化
メモリの初期化。システムに搭載 したメモリ容量を確認します。 メ モリに障害が発生したり、取り付 け方法が間違っている場合はこの 表示で 停止します。 BIOSイメージをシステムメモリ に 展開 します。
基本 、 拡 張メモ リ のテスト。 色 々 なパターンを使い、240K から640K の基 本メモリ 領域 と1MB以上 の 拡 張メモ リ領域をテストします。
ISA全てにリソ ースを 割り 当 て ます。
Group4 Group3 Group2 Group1 Group4 Group3 Group2 Group1
キ ー ボ ード コ ント ロ ー ラ ーの 初 期化
Group4 Group3 Group2 Group1 Group4 Group3 Group2 Group1 Group4 Group3 Group2 Group1 Group4 Group3 Group2 Group1
IDEコ ント ロ ー ラ ーと IDEデ バ イ ス の初期化
VGA BIOSのテスト スクリーンにVGAサイ ンオ ンメ ッ セージが 出力されます。
FDDコント ロ ー ラーとFDDの 初 期 化
Group4 Group3 Group2 Group1 Group4 Group3 Group2 Group1
プロ セッサ初 期化 プロ セッサ 情報 が 出 力 される 画 面 (メ ー カ ー 名 、 システムバスなど)
設 定した 起 動 デ ィ ス クか ら ブ ー ト処理 を行います。
RTC (Real Time Clock)のテスト
OSの起動
2-26
BIOS Setup
第3章
BIOS の設定
この章 は B I O S 設定に つい て説 明し ます 。ユ ーザー の用途に合ったシステム設定を行うことで、より 快適にシステムを使用できるようになります。ま た、以下に該当する場合は、 BIO S Setup プログラム を起動して設定値を適宜変更してください。 ² システムの起動中に画面にエラーメッセジーが 表示され、 S E T U P を実行するように指示された 場合。 ² 機能をカスタマイズするために、デフォルト設 定を変更する場合。
3-1
M S-7356 M ainboard
BIOS セットアップ画面の起動
電源を投入するとハードウェアの 初期化 が 始 まり、 PO ST (Power O n Self Tes t) 画面 が 現 れ ます 。以下 の メ ッ セー ジ が 表 示 され て い る 間 に、 < D E L > キ ー を 押 して B I O S セッ トア ップ 画面 を 呼 び出 しま す。
Press DEL to enter SETUP
< D E L > を 押 す 前 にこのメッセジ ーが 消え てしまった場 合、電源をいった ん切 っ て から再び 投入する か 、 <R ES ET > を 押 す か して、システムを 再 起動してくださ い。 <Ctrl>, <Alt> と <Delete> を 同時 に 押 して も再 起動できます。
注意!
1. よ り 優 れ た シ ス テ ム パ フ ォ ー マ ン ス の た め に 、 本 章 で 図 示 さ れ る B I O S カテ ゴ リ ー の 中 の 項 目 は 不 定 期 に 更 新 さ れ てい ま す 。 そ し て、 B I O S の バ ー ジ ョ ン に よっ て 項 目や 設 定 内容 は 多 少違 う こ とが あ りま す。参照用だけです。 2. シス テ ムを 起 動す る と、 B I O S バ ー ジ ョ ン が 画 面 の 上 側 に 表示 さ れ ま す。表示されるメッセジーは A7356IMS V1 . 0 030807 のような 書式 と なります。それぞれの意味は: 1桁目: A な ら AMI BIOS, W な ら AWARD BIOS, Pな ら PHOENIX BIOS 2 - 5 桁目 : 製品 の モ デル 番号 6 桁目: I な ら Int el チ ップセット , N な ら nVidia チ ップセット , V な ら V I A チッ プ セ ッ ト 7 - 8 桁目: M S I は 正式出荷バ ージ ョン V1. 1 : BIO S バ ージ ョン 030807 : 2007 年 03 月 08 日リリ ース
3-2
BIOS Setup
コントロールキー
< ↑> < ↓> < ←> < →> <Enter> <Esc> <+/PU> <-/PD> <F6> <F10> 前項目へ移動 次項目へ移動 左項目へ移動 右項目へ移動 項目を選択 メニューにジャンプ、またはサブメニューからメイン メニューに移動 数値を上げる 数値を下げる Optimized Defaults をロード C M O S データの変更を 保存 し、 B I O S 画面を 終了
ヘルプ
B I O S 画面 内 を 立 ち 上 げ る と 、 最 初 に メ イ ン メ ニ ュ ー が 表 示 さ れ ま す。 メインメニュー メイ ン メ ニュ ー に は B I O S が 提 供 す る設 定 項 目 が 各 カ テ ゴ リ ー 別 に 表 示 され ま す。矢印キー( ↑ ↓ ) を使って項目を選択してください。カーソルが当たってハ イ ラ イ ト さ れ た 設 定 項 目 の 説 明 ( 英語 ) が 画 面 の 下 部 に 表 示 さ れ ま す 。 サブメニュー 右図のように左手に三角が表示されている項目 は、サブメニューがあることを示します。サブメ ニュ ー に 入 る に は 項 目 を ハ イ ラ イ ト し て < E n t e r > キーを押します。これでサブメニューが表示さ れ、コントロールキーで項目の選択や変更を行い ます 。 上 位 の メ ニュ ー に 戻 る に は < E s c > キ ー を 押 しま す 。
一般ヘルプ <F 1>
< F 1 > を 押 す と 使 用 す べ き キ ー や ハ イ ラ イト さ れ た 項 目 の 選択 肢 の 解 説 が ポ ッ プアップウィンドウであきます。ヘルプウィンドウを閉じるには、< F 1 > か < E s c > キ ーを 押 して ください。
3-3
M S-7356 M ainboard
メインメニュー
Standard CM OS Features 日付/ 時刻などのシステムの基本的な設定を行います。 Advanced BIOS Features 拡張機能の設定を行います。 Integrated Peripherals I D E 、 サ ウ ン ド機 能 、グ ラフ ィ ッ ク 機能 な ど の 各 種 オ ン ボ ード 機 能の 設定 を 行 います。 Power M anagement Setup 電源管理に関する設定を 行います。 PNP/PCI Configurations プラグ ア ン ド プ レ イ機 器 や P C I バ ス に 関 す る 設 定を 行 い ます 。 H/W M onitor P C の 状態 を表 示します。 Cell M enu 電圧や周波数のコントローラーとオーバークロックをを設定します。 Load Fail-Safe Defaults B I O S ベンダーが規定した初期設定値で、動作の安定性を優先しています。
3-4
BIOS Setup
Load Optimized Defaults 工場出荷時の設定をロードします。動作の安定性と性能の釣り合いが取れた 設定値です。 BIOS Setting Password 設定変更を制限するためのパスワードを設定します。 Save & Exit Setup 変更した設定値を保存して終了します。 Exit Without Saving 変更した設定値を保存せず終了します。
3-5
M S-7356 M ainboard
標準的な CMOS 機能
Standard CMO S Features メ ニュ ーの設定 項目 に 複数 の 選択肢 が あ ります。 矢印 キ ーを使 って 項目 をハイラ イトして から 、 < + > または < - > キ ーを使って 適 切 な 値を設定してください。
Date (MM:DD:YY) シス テム の 日 付 設 定を 行い ます 。 < 曜 日 > 、 < 月 > 、 < 年 > の 書式 です。 day 曜 日 。 Su n ( 日 曜 日 ) から Sat (土曜 日 ) 。 BIO S の 自 動 計算 で日付から自動的に決定されます。 month 月 。 Jan ~ Dec 。 Jan(1 月 ) 、 Feb(2 月 ) 、 Mar(3 月 ) 、 Apr(4 月 ) 、 May(5 月 ) 、 Jun(6 月 ) 、 Jul(7 月 ) 、 Aug(8 月 ) 、 Sep(9 月 ) 、 Oc t(10 月 ) 、 Nov(11 月 ) 、 Dec(12 月 ) date 日 。 1 ~ 3 1 。 キ ー 入 力 が 可 能 で す。 y e a r 年 。ユ ーザー が変更 できま す。 Time (HH:MM :SS) システムの 時 刻 設 定を行い ます。 形 式 は < 時 > < 分 > < 秒 > です。 SATA1~6 < E n t e r > を 押 す と、以下の ブ メ ニ ュ ーが 表示さ れます 。
3-6
BIOS Setup
Device / Vender / Size S AT A コネクターに接続したデバイスの情報を表示します。 LBA/Large M ode この項目ではL B A モードを有効か無効にします。設定できるオプション は [Auto] と [Disabled] です。 DM A M ode この 項 目 で D M A モ ー ド を 有 効 か 無 効 に し ま す 。 Hard Disk S. M. A. R. T. ( S e l f - M o n i t o r i n g A n a l y s i s &R e p o r t i n gTechnology) 機能を 有効 にします。 S. M. A. R. T はデ ィ ス ク ステー タスを監視してハードディスク故障を予測するユーティリティです。こ のユーティリティを使うと、故障するハードディスクがオフラインにな る前に安全な場所へ移動できます。
注意!
HD デ バ イスを IDE/SATA コ ネク ターに 接続 する場合は、 Serial-ATA 1/2/ 3 / 4 / 5 / 6 チ ャ ン ネ ルが表示されます。
Floppy A フロッ ピ ードライ ブ の 種類 を設定します。設定 オ プシ ョン は [None], [360K, 5. 25 in. ], [1. 2M, 5. 25 in. ], [720K, 3. 5 in. ], [1. 44M, 3. 5 in. ], [2. 88M, 3. 5 in. ]です。
3-7
M S-7356 M ainboard
System Information < E n t e r > キ ーを 押 すと サブ メ ニュ ーが表 示され ます。
この サブ メ ニュ ーで C PU の 情報 、 BI O S バ ージ ョン 及 び メ モリ ステイタスな ど シ ステムに関連する諸仕様を表示します。(読取専用)
3-8
BIOS Setup
高級BIOS 機能
Boot Sector Protection I D E ハー ドデ ィ ス ク の ブ ート セ ク タ ーを 保 護 す るウ ィ ルス 警告 機 能を 設定 し ま す。 [En abled] に設定すると、 HD D の ブ ートセ ク ター や はーテ ィ シ ョン テー ブ ル へ の 書 き 込み が 試 行さ れ た 場合 に 、 B I O S はウ ィ ル ス 警 告 メ ッセ ジ ー を 発 し 、 ビープ音をします。 Full Screen LOGO Display 起動画面にはメーカーのロゴを表示するかどうかを設定する項目です。 [Enabled] 起動時にフルスクリーンに静止ロゴを表示します。 [Disabled] 起動 時 に P O S T メッセー ジを表示 します。 Quick Booting [ En ab led] に設定すると、いくつ か のデ バ イス チ ェッ ク を 省略 して 迅速 なシステ ム起動を行います。 Boot Up Num-Lock LED 起動 時 の Num-Loc k 設定 ( テ ンキ ーの 有効 / 無効 ) を 選択 します。 [ O n ] に設定する と Num-Lock が ON ( テ ンキ ーが 有効 ) 、 [ O ff ] に設定すると Num-Lock が O ff ( テ ン キーが無効) になります。 IOAPIC Function APIC (Advanced Programmable Interrupt Controller) に 関 する設定 項目 です。 PC2001 デザ イ ン ガ イド に 準 拠 した 動 作 を 行 うに は A P I C モ ー ド を 有 効 に す る 必 要 が あ ります。 A P I C を 有効 にすると I R Q リソ ースが 拡張 されます。 MPS Table Version ここでは OS に 対 して ど の MPS (Multi-Processor Specification) バ ージ ョン を使う
3-9
M S-7356 M ainboard
か を 選 択 で き ま す 。 ど の バ ー ジ ョ ン を し よ う す る か は O S ベ ン ダ ー に お問 い 合 わせください。 CPU Feature < E n t e r > キ ーを 押 すと 、 次 のメ ニュ ー が表示 されま す。
Hyper-Threading Technology CPU が Hyper-T hreading を サ ポ ートする場合には、このフ ィ ールドが表示さ れます。プロセッサはハイパースレッディング技術を使用して、転送速 度を速めたり、ユーザーの返信回数を減少したりすることができます。 二つのコアは命令を同時に実行する論理的なプロセッサと見做されま す。このようにシステムパフォーマンスは非常に改善されます。この機 能を無効にすると、プロセッサは一つだけのコアをつけって命令を実行 します。システムはH T 機能をサポートしない場合は、この項目を無効に 設定してください。そうでなければ不安定なる恐れがあります。 Execute Bit Support Intel's Exec ute Dis able Bit 機能 性 で、 サ ポ ートする O S を 兼ね備 え る場合に は、 悪 意あ るの [ b u f f er o ver f l o w] の あ る ク ラスを中 止 できす。この機能 性 でプロセッサーがアプリケーションコードが実行するかどうかの記憶領 域を区切ります。悪意あるのウィルスがバッファにコードを挿入しよう と試みると、プロセッサーがコード実行を無効にし、破壊とウィルスの 伝播を中止できます。 Set Limit CPUID MaxVal to 3 Max CPUID Value Limit で 古 い OS へ のプロセッ サ ーの指定された 速度 を 限 定 します。 Chipset Feature < E n t e r > キ ーを 押 すと 、 次 のメ ニュ ー が表示 されま す。
HPET HPET (High Precision Event Timers ) は チ ップセットの 部 分 で あ る コン ポ ー ネ ン トです。 有効 に設定すると、 様 々 な A C P I 方法 を 通 じ て、 H P E T を使用
3-10
BIOS Setup
できます。 Boot Sequence < E n t e r > キ ーを 押 すと 、 次 のメ ニュ ー が表示 されま す。
1st/ 2nd/ 3rd Boot Device B I O S はこ こで 指定 され た 順 番 で ドラ イ ブ から O S を起 動し ます 。 Boot From Other Device [Yes ] に設定すると 上 記 の 1s t/2n d/3rd で指定されたデ バ イス から 起動できな い場合に他のデバイスから起動を試みます。
3-11
M S-7356 M ainboard
統合した周辺機器
USB Controller この 設 定 で 、 オ ン ボ ー ド U S B コン ト ロ ー ラ ーを 有 効 / 無 効 に し ま す 。 USB Device Legacy Support オ ペ レ ーテ ィ ン グシステムに U SB 界 面のデ バ イスを使う 前 に、 択する必要があります。 [E nabl ed ] を 選
Onboard LAN Controller この 設 定 で 、 オ ン ボ ー ド L A N コ ン ト ロ ー ラ ー を 有 効 / 無 効 に し ま す 。 LAN Option ROM このアイテムは、 L A N コン トローラーの B oo t R O M を 呼び出 す か ど う か を 決 定 します。 Onboard IEEE1394 Controller このアイテムは、 オ ン ボ ード IEEE1394 コン トローラーを 有効 / 無効 にします。 Extra IDE Controller この アイ テム は、 オ ン ボ ー ド I D E コン トロ ーラ ーを 有効 / 無効 にし ます 。 HD Audio Controller このアイテムは、オンボードオーディオコントローラーを有効/ 無効にしま す。
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BIOS Setup
On-Chip ATA Devices < E n t e r > キ ーを 押 すと 、 次 のメ ニュ ー が表示 されま す。
PCI IDE BusMaster このアイ テムで、 B I O S を 有効 / 無効 にし 、 バ ス マスタ ーが I D E ドライ ブ に 読み込み/ 書き込みします。 Oc-Chip SATA Controller このア イテ ムで 、 S AT A コン トロ ーラ ーを 有効 / 無効 にし ます 。 RAID M ode このアイ テムで 、 R A I D 機能を 有 効 / 無効 に しま す。 AHCI Devices Group < En t er> キ ーを 押 すと、 A H C I 設定 サブ メ ニュ ーが表示されます。この サブ メ ニ ュ ーが I D E デ バ イ ス の 自 動 検 知 状 態 を 表 示 し ま す。 AHCI Port0~5 < E n t e r > キーを押すと、サブメニューが表示されます。このサブメ ニューにはユーザーがデバイスのタイプを選択できます。 I/O Device Configuration < E n t e r > キ ーを 押 すと 、 次 のメ ニュ ー が表示 されま す。
COM Port 1 シ リ アル ポ ート 1 の I / O ポ ート アド レ スと 関 連 した 割 り 込 み を設 定しま す。
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電源管理セットアップ
注意!
この 節 で 記述 され るス S 3 テー トに 関連 し た機 能は 、 O S や ハ ード ウェ ア がS 3 機 能 を サ ポ ー ト す る 場 合 の み 使 用 で き ま す 。 ACPI Function ACPI(Advanced Configuration and Power Management Interface) 機能の 有効 / 無効 を設定します。 ご 使用になる OS がに 対応 している場合 (W indows 98SE/2000/ME) は [E nabl ed ] に設定してください。 ACPI Standby State ACPI 省 電 力 モ ードを指定します。 W indows 2000/ XP な ど の ACPI を サ ポ ートす る O S を使用する場合は、この 項目 の設定によって S1(PO S) または S3(ST R) の 省 電力モードへの切り替える可能です。設定は以下の通りです。 [S1] S1 は C PU / チ ップセット / システムメ モリ に 通 電した 状態 で待機します。システムの復帰時間が速いのが特徴で す。 [S3] 動作 状 態 を シ ス テ ム メ モ リ に 記 憶 し て 、 メ モ リ 以 外 のそ の 他 の デ バ イ ス へ の 電 源 供 給 を 停 止 し ま す 。 復 帰 に やや 時間 が 掛 か りま すが、 S 1 と 比 べ て 省 電 力効 率 が 高 く なり ます。
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BIOS Setup
Re-Call VGA BIOS From S3 ACPI Standby State は [S3] に設定される場合にこの 項目 を 選択 してください。 [ Ye s ] を 選択 す ると、 システム が S 3 ステート か ら 起動し た 時 V G A カードを 初期 化することができます。この機能を無効にする場合システムの回復時間は短 くなれますが、V G A ドライバーが必要でV G A カードを初期化します。それ で、 V G A ド ラ イ バ ー は 初 期 化 の 機 能 を サ ポ ー ト し な い 場 合 は 、 デ ィ ス プ レ イ は異常に動作するまたはS 3 ステートから起動した後動作しない恐れがありま す。 Suspend Time Out (M inute) 指定された 時 間内 にシス テム へ のア ク セスがな か った場合 は、 C P U を 除 いてす べてのデバイスがシャットオフされます。 Power Button Function パワーボタンの機能を設定します。選択できる設定は以下の通りです。 [On/ Off] 通常のオン/ オフボタンとして動作します。 [Suspend] 電源ボタンを押すとサスペンド/ スリープモードに入り ます。4秒以上押すと電源オフになります。 Restore On AC Power Loss システムの電源が正規の操作でシャットダウンされなっかた場合の動作を設 定します。 [Off] シ ャ ッ ト ダ ウ ン し た ま ま に な り ま す 。 [On] 不正なシャットダウン後に再起動します。 [Last State] 不正 な シ ャ ッ ト ダ ウ ン 後 に 再 起 動 し て 、 シ ャ ッ ト ダ ウ ン 前の状態を再現します。 Wakeup Event Setup < E n t e r > キ ーを 押 すと 以下 の画面 が表 示され ます。
Resume From S3 By USB Device U S B デ バ イ ス の 動 作 に よ っ てシ ス テ ム が S 3 ス リ ー プ ス テ ー ト か ら 復 帰 し ます。 Resume From S3 By PS/2 Keyboard この 項 目 で P S / 2 キ ー ボ ー ド が シ ス テ ム を 起 動 で き る か ど う か を 決 定 し ま
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す。 Resume From S3 By PS/2 M ouse この 項 目 は P S / 2 マ ウ ス の 入 力 信 号 が 確 認 さ れ た 場 合 、 シ ス テ ム を 起 動 で きるかどうかを決定します。 Resume by PCI Device (PME#) [ E n a b l e d ] に設定すると、 P C I デ バ イスのイ ベ ン ト 経由 でシステムが 省 電 力モードから復帰するかを設定します。 Resume by PCI-E Device [ E n a b l e d ] に設定すると、 P C I E デ バ イスのイ ベ ン ト 経由 でシステムが 省 電 力モードから復帰するかを設定します。 Resume by RTC Alarm 設定 日 時 に S 3 サ ス ペ ン ド か ら シ ステ ム を 起動 す る 機能 の 有 効 / 無効 を 設 定 します。
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BIOS Setup
PNP/PCI環境設定
ここでは、 P C I バ スシステム お よ び P n P ( プラグ & プ レ イ ) 機能の設定について説 明します。 PCI(Peripheral Component Interconnect)とは、 I/O デ バ イスが、 CPU 本 体とその特殊な構成部品との通信速度に近い速度で動作する方式です。本節 の記述には技術的に高度な内容を含んでいるため、デフォルトの設定で使用 することをお勧めします。
Primary Graphic’s Adapter この設定はどのグラフィックスカードを優先することを指定します。 PCI Latency Timer 各 P C I デ バ イス が 次 の テイ クオ ー バ ー まで に バ ス を 保 持 でき る 長 さ を設 定し ま す。 高 い 値を 設 定す ると 、 各 P C I デ バ イス は 長 時 間 ト ラ ン ザ ク シ ョン を 維 持 し て 有効 P C I バン ド 幅 を 改善 できます。 P C I 性 能を 上げ るには、この 項目 に 高 い値 を設定する必要があります。 PCI Slot 1/ 2 IRQ 各 P C I スロットの I R Q ライ ン を指定します。
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IRQ Resource Setup < E n t e r > キ ーを 押 すと、以下の画面が表示されます。
IRQ 3/4/5/7/9/10/11/14/15 バ スに 割 り当てる IRQ を設定します。 BIO S は ESCD NVRAM の 情報 を 読み と 取 って 利 用 可 能な I R Q を表示します。 R es er ved に設定するとユーザーが 独 自 に そ の リソ ースを使用できるようになり、 Avail able に設定すると BIO S が そ の リソ ースを 自 動 的 に使用します。 仮 に 全 ての I R Q が R es er ved に設定さ れた場合は、 IRQ14/15は PCI IDE用に、 IRQ 9は PCI及 び PnPデ バ イスに 割 り当 てされます。設定できる オ プシ ョン は [ Avail ab l e] と [ R es er ved] です。
注意!
IRQ ライ ン は I/O デ バ イスに 割 り当て ら れるシステム リソ ースです。 I/O デ バ イ スが オ ペ レ ー テ ィ ン グ シス テム に 処 理 を 要 求 する とき は、 I R Q を 発 信 し て I R Q ライ ン に 信 号 を 送 りま す。 オ ペ レ ー テ ィ ン グ シス テム が 待 機 状態 の と き に こ の 信 号 を 受 信 す る と 、 割 り 込 み を か け て I / O デ バ イ ス が 要求するサービスを実行します。
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BIOS Setup
H/W モニター
Chassis Intrusion ケ ー ス の 開放 を 検 知 / 記 録 し て 、 画面 上 に 警 告 メ ッ セ ー ジ を表 示 す る 機能 を 設 定し ま す 。 警 告 メ ッ セー ジ を ク リ ア す る には 、 一 旦 B I O S メ ニ ュ ーを 起 動し て この 項目 を [ R e s e t ] に設 定 しま す 。 リ セ ッ トに 設 定 する と 警告 ロ グ を 消 去 し、 自 動 的 に [En abled ] に 戻 ります。 CPU Smart FAN Target 本製品はスマートファンシステムを搭載され、ファンの回転数を自動的にコ ントローラーします。目下の温度によって、ファンの回転数を指定の範囲内 で保持します。ユーザーがファンターゲット値を選択できます。目下のC P U ファンの温度がターゲット値に達すると、スマートファン機能が動作しま す。いくつかの選択を搭載し、自動的に回転数を上げて温度を下げます。 CPU Min. FAN speed(%) This item allows users to select how percentage of minimum speed limit for the CPU f a n . この 項目 で C P U フ ァ ン 回転 数 最 小 値の パ ーセ ン テージを 選択 します。 SYS FAN1/2 Control この 項目 で S Y S F A N 1 回転 数 の パ ー セ ン テ ージ を 選択 しま す。 PC Health Status CPU/ System Temperature, CPU FAN/ SYS FAN1/ SYS FAN2 Speed, CPU Vcore, 3. 3V, 5V, 12V, 5V SB これ ら の 項目 は 現 在 のシステム 状態 ( CP U 電 圧 / 温 度 、フ ァ ン 回転 数 な ど ) を 表示します。
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セルメニュー
注意!
この チ ッ プ セ ッ ト を よ く 知 っ て い る 場 合 の み こ れ ら の 設 定 を 変 更 で き ま す。 Current CPU / DRAM Frequency C P U クロックとメモリスピードを表示します。読み取り専用です。 D. O. T Control
Dynamic Overclocking は、MSI 独自 の CoreCell 技術を 応用した、画期的 なオ ー バークロック技術 です。Dynamic Overclocking は CPU に掛かる 負荷を モニター し、CPU に 高 い 負 荷 が かか った場合の みオ ー バ ー ク ロッ ク を行います。 必要 な 時 にだ け 行う 効 率 的 な オ ー バ ー ク ロッ ク で あ るため、 パ ー ツ に 掛 か る 負担 も 割 合 小 さく 抑 え ることができます。 万 が 一 CPU に異常 加熱 な ど のトラ ブ ル
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BIOS Setup
が 発 生 した場合で も 、 直 ち に 安全 な設定値に 自 動 復帰 して 通常 の動 作 を行い ます。ビデ オ 編集 や 3D ゲームな ど 負荷 の 大 きな 作業 を行うユーザーには、大 変 便利 な機能です。
CPU D. O. T3 step1/2/3 setting D . T は C P U のロードを 検知 で き、 三 つの オ ー バ ー ク ロッ ク ス テップ 経由 で 周 波数を上げます。これらのアイテムで各ステップの加速レンジを選択しま す。 PCIE D. O. T3 step1/2/3 setting D . T は P CI E のロードを 検知 でき、 三 つの オ ー バ ー ク ロッ ク ステップ 経由 で 周 波数を上げます。これらのアイテムで各ステップの加速レンジを選択しま す。
注意!
Dynamic O verc l oc k は 手 軽 にシステムの 高 性 能 化 を実 現 できる ツ ールで す。し か し 1 % で も C P U や メ モ リ の 定 格 を 超 え た 設 定で 使 用 す る 場 合 は、あくまでもユーザーの自己責任において使用することが前提とな ります。電子部品は定格を超えた設定で使用した場合、動作の不安定 などの弊害が現れます。本ツールはこれらのリスクを理解した上で、 それでもシステムの高速化を図りたいというユーザーのご要望に応え る形で配布を行っています。繰り返しになりますが、本機能をご使用 される際は、自己責任をご了解頂いた上でご使用ください。わずかで も安 全 性 に 不 安 が 残 る 場 合 は 、 設 定 を [ D i s a b l e d ] に 戻 し 、 D y n a m i c O v e r c l o c k 機能を オ フ にし た 状 態 で シス テム を ご 使用 くだ さい。
Intel EIST E I S T でマイ ク ロプロセッ サ ーの パ フォーマ ン ス レベ ルが電源で 駆 動する かバ ッ テ リ ーで 駆 動する か を設定し ます。ス ピ ードス テップ 技 術 を サ ポ ートした C P U を装着した後、このフィールドが表示されます。 Adjust CPU FSB Frequency このアイテムで CPU FSB 周波数 を設定します。 (MHz) Adjust CPU Ratio C P U がこの機能をサポートした場合のみ、このフィールドは表示されます。 Intel EIST を [Disable] に設定すると、この 項目 を 調整 できます。この 項目 で CPU 倍率を設定します。 Adjusted CPU Frequency このアイテムは 調整 した C PU 周波数 (F SB x 倍 率 ) を表示します。 読み取 り 専 用 です。
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Advance DRAM Configuration < E n t e r > キ ーを 押 すと 、以下 の画 面が表 示され ます。
Configuration DRAM Timing by SPD DRAMモ ジ ュ ール 上 の SPD (Serial Presence Detect) EEPROMは DRAMタイ ミ ン グを コン トロールする か ど う か を設定します。 [Enabled] に設定すると、 この機能を有効にします。 DRAM CAS# Latency [Configuration DRAM Timing by SPD]を [Disabled]に設定すると、このフ ィ ー ルド が 調 整 で き ます 。 S D R A M が 読 み込 み コ マ ン ドを 受 信 し た 後 、 読み 込 みを開始するまでのタイミング遅延であるC A S レイテンシーを設定しま す。 DRAM RAS# to CAS# Delay [Configuration DRAM Timing by SPD]を [Disabled]に設定すると、このフ ィ ー ルドが 調整 で きます 。 D R A M を更 新 すると 、行 も 列 も 別 々 に アド レ スされ ます。 DRAM RAS# Precharge [Configuration DRAM Timing by SPD]を [Disabled]に設定すると、このフ ィ ー ルドが 調整 で きます 。 D R A M が リ フ レ ッシ ュ に 必 要 と する電 荷 を 蓄 積 する 時間を手動で設定します。R A S 信号のクロック数がこの時間を規定しま すが、 電 荷 を 蓄積 す るた めの 時 間 が 足 りな い場合 は D R A M の リ フ レ ッシ ュ は不 完 全 に な り 、D R A M が デ ー タ を 保 持 で き な く な る こ と が あ り ま す 。 DRAM TRFC [Configuration DRAM Timing by SPD]を [Disabled]に設定すると、このフ ィ ー ルドが調整できます。この設定はメモリセルから読み込む及びメモリセ ルへ書き込むタイミングを決定します。 DRAM TWR [Configuration DRAM Timing by SPD]を [Disabled]に設定すると、このフ ィ ー ルドが調整できます。書き込みデータバーストの終わりとプリチャージ 命令の始まりの間の間隔を最小化します。センスアンプでデータをセル に保存します。 DRAM TWTR [Configuration DRAM Timing by SPD]を [Disabled]に設定すると、このフ ィ ー
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ルドが調整できます。書き込みデータバーストの終わりと列読み込み命 令の始まりの間の間隔を最小化します。読み込み命令が始まる前にセン スアンプをオーバードライブできます。 DRAM TRRD [Configuration DRAM Timing by SPD]を [Disabled]に設定すると、このフ ィ ー ルドが調整できます。異なるメモリーバンク間でのデータアクセスの遅 延時間を設定します。 DRAM TRTP [Configuration DRAM Timing by SPD]を [Disabled]に設定すると、このフ ィ ー ルドが調整できます。読み込みとプリチャージ命令の間の間隔を決定し ます。 FSB/Memory Ratio この 項 目 で メ モ リ の F S B / 倍 率 を 調整 で き ます 。 Adjusted DDR M emory Frequency 調整 し た D D R メ モ リ 周 波 数 を 表 示 し ま す 。 読み 取 り 専 用 で す 。 PCIEx4 Speed Controller この 項目 で P C I E x 4 速度 を 選択 しま す。 設定 オ プ シ ョ ン は : [Auto] 出 力 速 度 は P C I E x 4 スロ ッ ト に 装着 し た デ バ イス に 決 定 さ れま す。 [4X] 出 力 速度 は 4X に 保 持 します。この モ ードには、 PCI_E2 と PCI_E3 を使用できません。 [2X] 出 力 速度 は 2 X に 保 持 します。こ の モ ードには、 同時 に P C I _ E 2 , PCI_E3及 び PCI_E4 を使用できます。 PCI_E4 にの 出 力 速度 は 2Xだ けだことを注意してください。 Adjust PCIE Frequency このフ ィ ールドで PC IE 周波数 を 選択 します。 (M Hz ) Auto Disable DIM M/PCI Frequency [ E nab l ed ] に設定すると、システムは使用していない P C I スロットの ク ロッ ク 発 信 を 切 り、 E M I の 発 生 を 軽 減 す る 働 き が あ り ま す 。 CPU Voltage / Momory Voltage / VTT FSB Voltage / NB Voltage / SB I/O Power / SB Core Power これ ら の 項目 は C PU C PU の電源 状態 、メ モリ 、 F S B 及 びチ ップセットを表示し ます。読み取り専用です。 Spread Spectrum コンピューターはクロック信号と呼ばれるパルス信号を元に動作していま す。クロックジェネレーターがパルス信号を発生する際に、構造上やむを得 ず ス パ イ ク ノ イ ズと 呼 ば れ る電 磁妨 害 ( E M I ) が 生 じ ま す。 基 本 的 には ボ ー ド 上の配線の取り回しによってノイズを相殺するように工夫しています。しか し特定環境下において外部にノイズが漏れてしまう場合があり、そのような ケースではスペクトラム拡散方式で信号の波形を変更することにより、ノイ ズの 漏 れを 回 避 す るこ とが できま す。 通常 は [ D i s a b l e d ] に設定 して使 用し ま
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す。また 、 オ ー バ ー ク ロ ッ ク を かけ た 状態 で使 用する 場合 も [ D i s a b l ed ] に設定 してください。本機が発生するスパイクノイズによって、外部の機器が何ら か の 影響 を 受 け てしまうといった 現 象 が 発 生 する場合の み [ En abl ed] に設定しま す。有効に設定するとクロック信号の波形が変更されるため、それによって システムの安定性が損なわれる可能性があります。
注意!
1. EM I に 問 題 がない場合は、システムの 安 定 性 と 性 能を 最 適 化 するため に [Dis abled] に設定して お いてください。し か し、 EMI に 問 題 が あ る場 合は、 [ Enabled] に設定して EMI を 軽 減 してください。 2. Spread Spectrum 値は 大 き け れ ば 大 きい ほ ど ますます EMI を 軽 減 し、シ ステムが 不 安 定になります。当 地 の E M I 規 定を 調 べ って 最 適の Sp r ead Sp ec t ru m 値を設定してください。 3. オ ー バ ー ク ロッ ク を 使用してい る場合は 必 ず [ D i s ab l e ] にしてくださ い。ちょっとしたジッターであっても一時的にブーストを引き起こ すことがあり、それによってオーバークロックされたプロセッサが ロックしてしまうことがあるからです。
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BIOS Setup
C P U とメモリのオーバークロック
[D. O. T Control, Adjust CPU FSB Frequency, Adjust CPU Ratio, FSB/Memory Ratio]で、 C P U とメ モリ を オ ー バ ー ク ロ ッ ク できま す。これ ら の フ ィ ールド に 関 する説 明 を参照してください。
注意!
1. CPU速度 = CPU 周波数 (MHz) * CPU 内 倍 率 2. 本 製 品 は オ ー バ ー ク ロ ッ ク を 非 常 に サ ポ ー ト で き ま す 。 た だ し 周 辺 装置とコンポーネントが特別の設定をできることを確認してくださ い。製品に損傷を与える恐れがありますので、製品の規格を超える 操作はお勧めしません。
オ ー バ ー ク ロッ ク が 失敗 後 、 二 つの 方法 でシステムを 回復 できま す。
再起動 1 . [. . . ] 入 力 促 進 さ れ ま す と 、 フ ロ ッ ピ ー デ ィ ス ク ま た は メ デ ィ ア ( フ ロ ッ ピー、 CD/DVD または USB) を 挿入 します。 それ で、 <Enter> キ ーを 押 しま す。 6. 利 用 でき る S C S I ア ダ プタ ー の 一 覧 表 が 表 示さ れ ます 。 この 一 覧 表 は、 システムが RAID モードであ る場合 には [Intel(R) 82801HEM SATA RAID C on t r ol l er( I C H 8 M - E ) ] を 含 み 、システムが A H C I モードであ る場合 には [Intel(R) 82801HEM SATA AHCI Controller(ICH8M-E)]または[Intel(R) 82801HBM SATA AHCI Controller(ICH8M)]を 含 み ます。 7. 適切 な Intel RAID コ ント ロ ーラーを 選択 して <Enter> キ ーを 押 します。 8. 次 の 画 面 に は I n t e l ® R A I D コ ン ト ロ ー ラ ー の 選 択 を 確 認 し ま す 。 後 は < E n t e r > キ ーを 押 し、イ ンストー ルを 続 け ます。 9. [. . . ]
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