ユーザーズガイド ROLAND BN-60
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ROLAND BN-60 (736 ko)
マニュアル抽象的: マニュアル ROLAND BN-60
詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。
[. . . ] 44 ペダルを踏んだときの共鳴音を変える. 18 ディスプレイの明るさを調節する. 49
BN-60 をマスター・キーボードにする. 51 レイヤーごとに音量を調節する . [. . . ] PIANO]ボタン • [EXIT/SHIFT]ボタン
1. [MENU]ボタンを押しながら[ENTER]ボタンを押します。
パネルがロックされ、右のような画面が表示されます。
2. [EXIT/SHIFT]ボタン、 または[PIANO]ボタン、 [E. PIANO]ボタンを押すと、 パネル ・ ロックが解除されます。
メモ [S1]ボタンや[S2]ボタンにパネル ・ ロック機能を割り当てることができます。詳しくは、 『S1/ S2 Mode が 「SYSTEM」 のときの [S1] [S2] ボタンの機能を割り当てる』 (P. 61) をご覧ください。
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多彩な機能を使って演奏する
リズムを鳴らす
BN-60 には、ジャズやロックなどさまざまな音楽ジャンルのドラム・パターンを内蔵しています。このドラム・パターンのことを「リ ズム」といいます。
1 3
2
1. [SELECT]ボタンを押して、インジケーターを点灯させます。
SONG/RHYTHM 画面が表示されます。
2. [LAYER EDIT] (SONG/RHYTHM)ボ タンを押して、RHYTHM 画面に切り替え ます。
[LAYER EDIT] (SONG/RHYTHM)ボタンを 押すたびに、SONG 画面と RHYTHM 画面が切 り替わります。
3. [
メモ
]ボタンを押して点灯させると、リズムが鳴り始めます。
]ボタンを押して消灯させると、リズムが止まります。
もう一度[
リズムを鳴らしているときに、 [LAYER EDIT] (SONG/RHYTHM)ボタンを押して SONG 画面に切り替えても、 リズムが止まります。
リズムのテンポを変える
1. RHYTHM 画面でカーソル[ 移動させます。 ]ボタンを押して、カーソルを画面上段のテンポ表示に
2. [DEC] [INC]ボタンでテンポを変えます。
設定したテンポでリズムが鳴ります。 メモ リズムのパターンによっては、鳴りかたとテンポ表示が異なる場合があります。 [MENU]ボタンを押して「6. Rhythm」を選ぶと、リズムのテンポやパターンのほかにも、さまざまな設定を変えることができます。 詳しくは、 『リズムの設定』 (P. 73)をご覧ください。
リズムのパターンを変える
リズムは、いろいろなジャンルに合わせて演奏のしかた(パターン)を選ぶことができます。
1. RHYTHM 画面でカーソル[ に移動させます。
] [
]ボタンを押して、カーソルを画面のリズム番号
2. [DEC] [INC]ボタンでパターンを選びます。
リズムのパターンが変わります。
3. リズムを止めるときは、 [
メモ
]ボタンを押して、インジケーターを消灯させます。
データ・リストはローランドのホームページからダウンロードできます。 ローランドのホームページ http://www. roland. co. jp/ 「サポート」からたどることができます。
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多彩な機能を使って演奏する
曲を再生する
SMF ミュージックデータやオーディオ・データ、USB メモリーや CD-ROM の SMF ミュージックデータやオーディオ・データ、音楽 CD のオーディオ・トラックを再生することができます。 メモ USB メモリー(別売)に保存されている曲を再生することができます。詳しくは、 『USB メモリーを接続する』 (P. 18)をご覧ください。 別売の CD ドライブを接続するときは、CD ドライブの取扱説明書をご覧ください。
1 3
2
1. [SELECT]ボタンを押して、インジケーターを点灯させます。
SONG/RHYTHM 画面が表示されます。
2. [LAYER EDIT] (SONG/RHYTHM)ボタンを押して、SONG 画面に切り替えます。
[LAYER EDIT] (SONG/RHYTHM)ボタンを押すたびに、SONG 画面と RHYTHM 画面が切り替わります。
3. [
]ボタンを押して点灯させると、曲が再生されます。
]ボタンを押して消灯させると、曲の再生が止まります。
もう一度[ ご注意 !
曲の再生中にライブ・セットを変えてもテンポは変わりません。 曲が停止しているときにライブ・セットを切り替えるとライブセットに記憶されているテンポに変わります。
曲を選ぶ
1. SONG 画面でカーソル[ 移動させます。 ] [ ]ボタンを押して、カーソルを画面のメディア表示に
2. [DEC] [INC]ボタンでメディアを選びます。
表示 INT USB 解説 BN-60 本体メモリーの曲 USB MEMORY 端子に接続した USB メモリーの曲 USB MEMORY 端子に CD ドライブを接続したときの、CD の曲
3. [
]ボタンを押して、カーソルを画面の曲番号に移動させます。
4. [DEC] [INC]ボタンで曲番号を選びます。 5. [ ]ボタンを押して点灯させると、曲が再生されます。
フォルダの中にある曲を選ぶときは
1. [DEC] [INC]ボタンでフォルダを選びます。
(フォルダ)のアイコンが表示されます。
2. [ENTER]ボタンを押します。
フォルダの中にある曲が表示されます。
3. [DEC] [INC]ボタンで曲を選びます。
フォルダの外に抜けるときは、 [DEC] [INC]ボタンで「Up」を選び、 [ENTER]ボタンを押します。
ご注意 !1 つのフォルダ内に 500 個以上のファイルやフォルダがあるときは、一部のファイルまたはフォルダが表示されないことがあります。 メモ 曲番号「000」には、プリセット曲が内蔵されています。
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多彩な機能を使って演奏する
曲のテンポを変える
1. SONG 画面でカーソル[ ]ボタンや[ テンポ表示に移動させます。 ]ボタンを押して、カーソルを画面上段の
オーディオ・ファイルや音楽 CD のオーディオ・トラックを選んでいるときは、% 表示になります。
2. [DEC] [INC]ボタンでテンポを変えます。
曲を再生すると、設定したテンポで再生されます。
曲を早送り/巻き戻しする
1. SONG 画面でカーソル[ ]ボタンや[ 小節表示に移動させます。 2. [DEC] [INC]ボタンで値を変えます。
表示に合わせて再生位置が変わります。
]ボタンを押して、カーソルを画面右上の
オーディオ・ファイルを選んでいるときは、再生時間表示になります。
曲の頭に戻す
1. SONG 画面で、 [EXIT/SHIFT]ボタンを押しながら[DEC]ボタンを押します。
オーディオ・ファイル再生時のご注意
オーディオ・ファイルの再生テンポを変更すると、BN-60 に大きな負荷がかかり、鍵盤からの演奏情報を処理しきれなくなる ことがあります。 そのようなときは、以下の対処をすることで症状を改善できる場合があります。 • 曲のテンポを元に戻す(0% にする)
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多彩な機能を使って演奏する
音に効果をかける(MFX)
BN-60 では、 コーラス (P. 32) やリバーブ (P. 32) のほかに 「マルチ ・ エフェクト」 をかけることができます。マルチ ・ エフェクトは、 ディ ストーションやロータリーをはじめとするエフェクト・タイプから選ぶことができます。 マルチ・エフェクトは、UPPER 1 で使えます。 製品出荷時の設定では、各トーンにあったエフェクトが設定されています。
1. ライブ・セット画面を表示させます(P. 27) 。 2. [TONE EDIT]ボタンを押します。
[TONE EDIT]ボタンが点灯し、TONE EDIT 画面が表示されます。 UPPER 1 を選んでいるときに、MFX パラメーターが表示されます。
3. カーソル[ 4. カーソル[
] [ ] [
]ボタンを押して、MFX を選びます。 ]ボタンを押して、設定するパラメーターにカーソルを移動します。
5. [DEC] [INC]ボタンで値を設定します。 6. 設定が終わったら、 [TONE EDIT]ボタンを押してインジケーターを消灯させます。
ライブ・セット画面に戻ります。 ご注意 !トーンの設定(TONE EDIT)の MFX の設定が「0 THRU」になっているトーンには効果はかかりません(P. 47) 。 メモ データ・リストはローランドのホームページからダウンロードできます。 ローランドのホームページ http://www. roland. co. jp/ 「サポート」からたどることができます。
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多彩な機能を使って演奏する
記憶させた設定を選ぶ(ライブ・セット)
BN-60 のレイヤー (P. 49) や EXTERNAL レイヤー (P. 52) のトーンやエフェクトなどの設定をまとめて 「ライブ ・ セット」 と呼びます。 気に入った設定や演奏する曲にあった設定をライブ・セットとして記憶しておけば、演奏時にライブ・セットを切り替えるだけで、まとめ て設定を切り替えることができます。 ライブ・セットは 60 個まで記憶することができ、プリセット・バンクには、おすすめのライブ・セットが用意されています。 ここでは、実際にライブ・セットを呼び出してみましょう。 ご注意 !ライブ・セットを呼び出すと、現在の設定は消えてしまいます。 気に入った設定はあらかじめユーザー・バンクに記憶してください。ユーザー・バンクへの記憶のしかたは、 『設定をライブ・セットに 保存する』 (P. 41)をご覧ください。
1. LIVE SET ボタンを押して、インジケーターを点灯させます。
ライブ・セット画面が表示されます。
2. [DEC] [INC]ボタン、または LIVE SET ボタンで呼び出すライブ・セットを選びます。
お気に入りのライブ・セットを登録する
よく使用するお気に入りのライブ・セットを、LIVE SET ボタンに登録しておくことができます。 このライブ・セットを「フェイバリット・ライブ・セット」と呼びます。 この機能を使うと、ライブ・セットを、すばやく選ぶことができます。 フェイバリット・ライブ・セットには、6 ライブ・セット ×4 バンクの合計 24 個までのライブ・セッ トを登録することができます。
1. ライブ・セット画面で、登録したいライブ・セットを呼び出します。 2. BANK[PRESET]ボタンを押しながら BANK[USER]ボタンを押します。
FAVORITES 画面が表示されます。
3. [TONE EDIT] (BANK CHANGE)ボタンで登録先のバンクを選びます。 4. [LAYER EDIT] (ASSIGN)ボタンを押しながら、登録先の LIVE SET ボタンを押します。
押したボタンにライブ・セットが登録されます。
5. ライブ・セット画面に戻る場合には[EXIT/SHIFT]ボタンを押します。
メモ 登録したライブ・セットは、電源を切っても失われません。
お気に入りのライブ・セットを選ぶ
1. BANK[PRESET]ボタンを押しながら BANK[USER]ボタンを押します。
FAVORITES 画面が表示されます。
2. [TONE EDIT] (BANK CHANGE)ボタンを押して、バンクを選びます。
[LAYER EDIT] (ASSIGN)ボタンを押すと、選んだバンクのボタンに登録されているライブ・セットの一覧が表示されます。 メモ バンクは A ~ D まで 4 個あります。 [TONE EDIT] (BANK CHANGE)ボタンを押すたびに、A → B → C → D → A → . . . の順 にバンクが切り替わります。 [LAYER EDIT] (ASSIGN)ボタンを押しながらカーソル[ ] [ ]ボタンを押すと、画面が切り替わります。
3. いずれかの LIVE SET ボタンを押して、ライブ・セットを選びます。 4. 鍵盤を弾きます。
呼び出したライブ・セットの設定になります。
5. ライブ・セット画面に戻る場合には[EXIT/SHIFT]ボタンを押します。
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多彩な機能を使って演奏する
設定をライブ・セットに保存する
変更した内容を新しいライブ・セットとして使うには、以下の操作でユーザー・バンクに保存します。 BN-60 は、60 個のライブ・セットを保存することができます。 ライブ・セットの名前は変更することもできます。
1. [WRITE]ボタンを押して、インジケーターを点灯させます。
右のような画面が表示されます。
新しいライブ・セット名 記憶先
2. カーソル[ ] [ ]ボタンを押して、 文字を入力したい位置にカー ソルを動かします。 3. [DEC] [INC]ボタンを使って、名前を入力します。
選べる文字は次の通りです。 スペース、!" # $ % & '( )* + , - . @ A 〜 Z[ \ ]^ _ ` a 〜 z { | } ~
また、 [LAYER EDIT] (DELETE)ボタンを押すと一文字削除され、 [TONE EDIT] (INSERT)ボタンを押すと一文字の空白が入ります。
4. 操作 2 〜 3 を繰り返して、名前を入力します。 5. カーソル[
メモ 名前を入力している途中でも、カーソル[ ]ボタンを押すと、カーソルは保存先のライブ・セット・ナンバーに移動します。
]ボタンを押して、保存先のライブ・セット・ナンバーにカーソルを移動します。
6. [DEC] [INC]ボタンで、保存先のライブ・セット番号を選びます。
7. 保存先と新しいライブ・セット名が決定したら、 [ENTER]ボタンまたは[LAYER EDIT] (WRITE)ボタンを押します。
[ENTER]ボタンのインジケーターが点滅し、確認のメッセージが表示されます。 ライブ・セットを保存しないときは、 [EXIT/SHIFT]ボタンまたは[WRITE]ボタンを押してくだ さい。
8. [ENTER]ボタンを押すと、ライブ・セットの保存が始まります。
ライブ・セットの保存が終わると、 [WRITE]ボタンのインジケーターが消灯し、ライブ・セット画面に戻ります。 ご注意 !画面に「Executing. . . 」と表示されている間は、決して電源を切らないでください。
ライブ・セットに保存しない設定
以下の項目は、ライブ・セットに保存することができません。 • System(P. 59)の設定 • Compressor(P. 67)の設定 • V-LINK(P. 74)の設定 • Song Function(P. 75)の Play Mode、Transpose、Center Cancel、Part Switch 設定 • Rec Setting(P. 77)の設定 System、V-LINK の設定は、EDIT 画面で[LAYER EDIT] (WRITE)ボタンを押して保存します。
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ONE TOUCH 音色の詳細設定をする
ピアノ音色の詳細設定をする
[PIANO]ボタン(P. 26)を押したときのピアノ音色を、お好みの音色になるように詳細設定することができます。 詳細設定はバリエーションごとに保存することができます。
1. ONE TOUCH PIANO 画面で[DEC] [INC]で、設定するバリエーションを選びます。 2. [TONE EDIT]ボタンを押します。
音色の設定画面が表示されます。
3. カーソル[ ] [ ]ボタンで画面を切り替え、カーソル[ 設定するパラメーターにカーソルを移動します。
] [
]ボタンを押して
以下のメニューは、 カーソルを移動したあと[ENTER]ボタンを押し、 次の画面で設定するパラメー ターを選びます。 1. Initialize
4. [DEC] [INC]ボタンで値を設定します。
パラメーターの詳細は、次のピアノ・パラメーター表をご覧ください(P. 43) 。
5. 設定が終わったら、 [EXIT/SHIFT]ボタンを押します。
ONE TOUCH PIANO 画面に戻ります。 ご注意 !選んでいるピアノ音色によっては、値を変えても効果が変わらないことがあります。
設定を保存する
1. [TONE EDIT]ボタンを押します。
音色の設定画面が表示されます。
2. カーソル[ 3. カーソル[
]ボタンで画面を最後のページに切り替えます。 ] [ ]ボタンを押して「4. Write」にカーソルを移動し、 [ENTER]ボタンを押します。
確認画面が表示されます。 保存するときは[ENTER]ボタンを、保存をやめるときは[EXIT/SHIFT]ボタンを押します。
4. [ENTER]ボタンを押します。
設定が保存されます。 ご注意 !エディットの Utility 内、Rec Setting の設定で、Rec Mode が「ON」になっていると、上図のような MIDI 画面は表示されません。 MIDI 送信チャンネルを設定するときは、Rec Mode を「OFF」にしてください(P. 77) 。 メモ 外部 MIDI 機器の各パートの受信チャンネルの設定のしかたは、それぞれの取扱説明書をご覧ください。 ]ボタンを数回押して、右のような画面を
2. カーソル[ ] [ を設定します。
レイヤー UP 1(UPPER 1) UP 2(UPPER 2) LW(LOWER)
] [
] [
]ボタンでカーソルを動かし、 [DEC] [INC]ボタンで各レイヤーの送信チャンネル(Ch)
設定値 解説 選んだチャンネルで BN-60 の演奏情 報が送信されます。
パラメーター名 Ch(MIDI OUT Channel)
1 〜 16
メモ • レイヤー・スイッチがオフのレイヤーは、レイヤー名が小文字で表示されます。 • レイヤー・スイッチがオフになっているレイヤーの MIDI 情報は送信されません。
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BN-60 をマスター・キーボードにする
外部MIDI音源の音色を切り替える
外部 MIDI 機器の音色の切り替えは、BN-60 でプログラム・ナンバーやバンク・セレクト MSB / LSB を数値で入力します。
1
2
1. [MIDI]ボタンを押して、 「MIDI」インジケーターを点灯させます。
MIDI 画面が表示されます。 画面に「MSB」が表示されていないときは、カーソル[ な画面を表示させます。 ご注意 !エディットの Utility 内、Rec Setting の設定で Rec Mode が「ON」になっていると、図のような MIDI 画面は表示されません。MIDI 送信チャンネルを設定するときは、Rec Mode を「OFF」にしてください(P. 77) 。 ] [ ]ボタンを数回押して、右のよう
2. カーソル[ ] [ 設定します。
] [
] [
]ボタンでカーソルを動かし、 [DEC] [INC]ボタンで各レイヤーの MSB、LSB、PC を
[DEC] [INC]ボタンを同時に押すと、設定値は「---」 (オフ)になります。 「---」 (オフ)にすると、プログラム・チェンジやバンク・セレクトは送信されません。
パラメーター MSB(Bank Select MSB:CC00) LSB(Bank Select LSB:CC32) PC(Program Change) 設定値 0 〜 127、---(オフ) 0 〜 127、---(オフ) 1 〜 128、---(オフ)
ご注意 !• 外部 MIDI 音源に、 音色が配置されていないプログラム ・ ナンバーやバンク ・ ナンバーを送信すると、 代わりの音色が選ばれたり、 場合によっ ては音が鳴らないこともあります。 • プログラム・チェンジやバンク・セレクトを送信したくないときは、上記の操作 2 で MSB / LSB / Program Change の設定を「---」 (オフ)にしてください。 • 「---」に設定されているときは、ライブ・セットを切り替えても、音色切り替えの情報は送信されません。
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BN-60 をマスター・キーボードにする
MIDI送信パートの詳細設定をする
1. [MIDI]ボタンを押して、 「MIDI」インジケーターを点灯させます。
BN-60 で外部 MIDI 機器をコントロールする設定になります。 ご注意 !エディットの Utility 内、Rec Setting の設定で、Rec Mode が「ON」になっていると、図の ような MIDI 画面は表示されません。 MIDI 送信チャンネルを設定するときは、 Rec Mode を 「OFF」 にしてください(P. 77) 。
2. カーソル[
] [
] [
] [
]ボタンを押して、設定する項目にカーソルを移動させます。
動かしたい方向のカーソル・ボタンを押しながら、逆方向のカーソル・ボタンを押すと、カーソルを速く移動することができます。
3. [DEC] [INC]ボタンで値を設定します。
[DEC]ボタンと[INC]ボタンを同時に押すと、設定値は「---」 (オフ)または基準値になります。 「---」 (オフ)にすると、設定値は送信 されません。
音量/パンを設定する (Volume / Pan)
各レイヤーの音量と定位(パン)を設定します。 音量の設定は、 主に複数のトーンを鳴らしているときに、 レイヤー 間の音量バランスをとるために使います。 パンの設定は、ステレオ出力するときの、各レイヤーの音像の定 位です。L の数字が大きくなるほど左から音が聞こえます。R の 数字が大きくなるほど、右から音が聞こえます。0 にすると、中 央から音が聞こえます。
パラメーター VOL(Volume) PAN(Pan) TX CC# CC07 CC10 設定値 ---(オフ) 、0 〜 127 L64 〜 0 〜 R63、---(オフ)
レイヤーごとに移調の設定をする (Transpose)
各レイヤーを、それぞれ異なる音の高さに移調(トランスポーズ) させて演奏することができます。 複数のレイヤーがオンのときに、ひとつのトーンをオクターブ違 いに設定すると、厚みのあるトーンを作ることができます。また、 スプリット (P. 28) にして、 ロワーでベースのトーンを鳴らすよう な場合に、より低い音で鳴らすことができます。
パラメーター TRA(Transpose) 設定値 -48 〜 0 〜 +48
リバーブ/コーラスのレベルを設定す る(Reverb / Chorus)
リバーブ効果、コーラス効果の深さを設定します。
パラメーター REV(Reverb) CHO(Chorus) TX CC# CC91 CC93 設定値 ---(オフ) 、0 〜 127
レイヤーごとの鍵域を設定する (Key Range)
各レイヤーの鍵域(キー・レンジ)を設定します。 鍵域によってトーンを弾き分けるときなどに設定します。 設定する鍵域の下限(LWR)と、上限(UPR)を指定します。 指定する鍵を押し、 [ENTER]ボタンを押して設定することもで きます。
パラメーター LWR(Key Range Lower) UPR(Key Range Upper) 設定値 A0 〜 C8
単音で発音させる(Mono/Poly)
トーンの鳴らしかたをポリフォニック(Poly)にするか、 モノフォ ニック(Mono)にするかを設定します。 単音楽器(サックスやフルートなど)のトーンを使うときは、 Mono にすると効果的です。
パラメーター M/P(Mono/Poly) 設定値 ---(オフ) 、 M(Mono、CC126) 、 P(Poly、CC127)
ご注意 !• キー ・ レンジの設定は、 [SPLIT]ボタンがオン(P. 28)のとき だけ有効です。 • 鍵域の下限を上限より上げたり、上限を下限より下げることは できません。 メモ • [SPLIT]ボタンがオフのときは、 「FUL」と表示されます。こ のとき、 [DEC] [INC]ボタンで「FUL」以外に値を変えると、 自動的に[SPLIT]ボタンがオンになります。 • MIDI のノート情報を送信する/しないは、レイヤー・スイッ チでレイヤーごとに設定することができます(P. 52) 。
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BN-60 をマスター・キーボードにする
鍵盤を弾く強さによって鳴る鍵域を変 える(Velocity Range)
鍵盤を弾く強さによってトーンの鳴る範囲の下限(LWR)と、上 限(UPR)を指定します。キーを弾く強さでトーンを鳴らし分け たいときに設定します。
パラメーター VRL(Velocity Range Lower) VRU(Velocity Range Upper) 設定値 1 〜 127
音をなめらかに変化させる (Portamento)
はじめに弾いた鍵と次に弾いた鍵との間の音程をなめらかに変化 させる効果のことを「ポルタメント」といいます。 ポルタメント・タイムは、ポルタメント効果をかけた音の高さが 変化する時間を設定します。値が大きくなるほど、次の音の高さ に移動する時間が長くなります。
パラメーター POR (Portamento Switch) P. T (Portamento Time) TX CC# CC65 CC5 設定値 ---、OFF、ON ---、0 〜 127
ご注意 !キーを弾く強さの下限を上限より上げたり、上限を下限より下 げたりしようとすると、 もう一方の設定が同じ値で変化します。
トーンの要素を変化させる(ATK / DCY / REL / COF / RES)
トーンの次の 5 つの要素を設定することで、トーンに変化を与え ることができます。 ATK(Attack Time Offset:アタック・タイム・オフセット) : キーを押さえてから、音が立ち上がるまでの時間です。 DCY(Decay Time Offset:ディケイ・タイム・オフセット) : 音が立ち上がってから、音量が下がっていくまでの時間です。 REL(Release Time Offset:リリース・タイム・オフセット) : キーを離してから、音が消えるまでの時間です。 COF(Cutoff Offset:カットオフ・オフセット) : フィルターの開き具合を調節します。 RES(Resonance Offset:レゾナンス・オフセット) : カットオフ周波数付近の音の成分を強調し、音にクセをつけます。 設定値を上げすぎると発振して音がひずむことがあります。
パラメーター TX CC# 設定値 解説 値を大きくすると立ち上が りがゆるやかに、小さくす ると立ち上がりが鋭くなり ます。 値を大きくすると音量が下 がるまでの時間が長くなり、 小さくすると短くなります。 ---(オフ) 、 -64 〜 +63 値を大きくすると余韻の長 い音になり、小さくすると 歯切れの良い音になります。 値を大きくすると音が明る くなり、小さくすると暗く なります。 値が大きくなるとクセが強 くなり、小さくすると弱く なります。
鍵盤を弾く強さによる音量変化を設定 する(Velocity Sense/Max)
鍵盤を弾く強さ(ベロシティー)に対する音量の変化のしかたと、 変化の最大値を設定します。 Sns(Velocity Sense:ベロシティー・センス) : ベロシティーに対する音量の変化のしかたを設定します。 MAX(Velocity Max:ベロシティー・マックス) : 鍵盤を弾いたときのベロシティーの最大値を設定します。
パラメーター 設定値 解説 設定値が+のときは、鍵盤を強く 弾くほど音量が大きくなり、−の ときは、鍵盤を強く弾くほど音量 が小さくなります。設定値が 0 の ときは、弾く強さに関わらず、音 量は一定になります。 値を小さくすると、鍵盤を強く弾 いても音量があまり大きくなりま せん。
Sns (Velocity Sense)
-63 〜 +63
MAX (Velocity Max)
1 〜 127
ATK
CC73
DCY
CC75
音の高さを変える (Coarse Tune / Fine Tune)
トーンの音の高さ(ピッチ)を設定します。
パラメーター RPN 解説 設定値
REL
CC72
COF
CC74
C. T 00H/ (Coarse Tune) 02H F. T (Fine Tune) 00H/ 01H
音の高さを半音 ---(オフ) 、 単位で設定しま -48 〜 +48 す。 (+ / -4 オクターブ) 音の高さを 1 ---(オフ) 、 セント単位で設 -50 〜 +50 定します。 (+ / -50 セント)
RES
CC71
メモ 1 セント = 半音の 100 分の 1
56
BN-60 をマスター・キーボードにする
ピッチ・ベンド・レバーによるピッチ 変化の幅を設定する(Bend Range)
ピッチ・ベンド・レバーを動かしたときのピッチの変化量を半音 単位で設定します(4 オクターブ) 。
パラメーター B. R (Bend Range) RPN 00H/00H 設定値 ---(オフ) 、 0 〜 48(半音単位)
モジュレーションのかかり具合を設定 する(Modulation Depth)
モジュレーション・レバーを倒したときの効果のかかりかたを設 定します。
パラメーター M. D (Modulation Depth) RPN 00H/05H 設定値 ---(オフ) 、 0 〜 127
各コントローラーのオン/オフを設定 する
各 PEDAL 端子に接続したペダル、スライダー、モジュレーショ ン・レバー、ピッチ・ベンド・レバー、 [S1] [S2]ボタンで外 部 MIDI 機器をコントロールするか(ON) 、しないか(OFF)を 設定します。
パラメーター Dp F1 F2 PB Md S1 S2 解説 ダンパー・ペダル FC1 端子に接続したペダル FC2 端子に接続したペダル ピッチ・ベンド・レバー モジュレーション・レバー [S1]ボタン [S2]ボタン ON、OFF 設定値
コントロール・チェンジを送信する (User CC)
2 種類のコントロール・チェンジ・メッセージを指定して送信す ることができます。
パラメーター CC1(User CC1 Number) Value(User CC1 Value) CC2(User CC2 Number) Value(User CC2 Value) ---(オフ) 、0 〜 127 設定値
57
各機能の詳細設定をする
[MENU]ボタンではさまざまな設定ができます。 メモ 以下の設定は、エディットの各設定画面で[LAYER EDIT] (WRITE)ボタンを押すと BN-60 に共通の設定として記 憶されます。 0. V-LINK
パラメーターの選びかた
[MENU]ボタン. を点灯 設定画面へ EDIT MENU 画面
ただし、以下の設定は記憶されません。 • V-LINK のオン/オフの状態
設定できる項目
メニュー パラメーター Master Tune Master Volume メニュー選択 Pedal Mode Tone Remain S1/S2 Mode LIVE SET Control Channel USB Driver 0. System EDIT 画面 USB Memory Mode Damper Polarity FC1 Polarity FC2 Polarity Part Mode Temperament Temperament Key Rx. GM/GM2 System ON 画面の切り替え 設定項目の変更 設定値の変更 1. Key Touch (選んだメニューによって EDIT 画面の数が異なります) Rx. [. . . ] Effects → Rev Type(P. 66)
鍵盤タッチ、ベロシティーの設定
鍵盤のタッチを変える . Key Touch(P. 63) レイヤーごとにベロシティーの効き具合を変える . [LAYER EDIT]ボタン→ Velocity Sens(P. 50) . [LAYER EDIT]ボタン→ Velocity Max(P. 50) . [. . . ]
ROLAND BN-60ダウンロード上のご注意
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