ユーザーズガイド SIGMA EM-140 DG NA-ITTL
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SIGMA EM-140 DG NA-ITTLのユーザーガイドをLastmanualsがお手伝いします。
マニュアル抽象的: マニュアル SIGMA EM-140 DG NA-ITTL
詳しい操作方法はユーザーガイドに記載されています。
[. . . ] 10 には、カメラ (SD9/SD10)の接続状況が示 されています。カメラの枠をクリックすると、サムネイル枠に カメラ内に保存されている画像が表示されます コンピューター枠 p. 17はコンピューターのボリュームやフォ ルダを表示します、カメラ(SD14/DP1)を接続した場合はこ ちらに表示されます、ボリュームやフォルダの三角形をクリッ クすることで階層表示されます、展開したボリュームやフォ ルダを閉じる場合も三角形をクリックします SIGMA Photo Pro User Guide サムネイル枠 p. 16には、選択されたカ メラ内の画像かコンピューター内の選 択されたフォルダにある画像が表示さ れます 3
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イ ン ト ロ ダ ク シ ョ ン
レビューウィンドウについて レビューウィンドウ内の主な機能は下記の通りです。各部をクリックすると、本使用説明書の詳細項目に移 動します。 ナビゲーションボタン p. [. . . ] 24をクリックすると、 ルーペ p. 24画像の細部の確認ができます 前または次の画像に移動します 画像の保存 ボタン p. 32をクリックすると、 X3F データを TIFF か JPEG フォーマッ トに変換して保存します 画面サイズボタン p. 25をクリックする と、画像の表示倍率を画面サイズに 合わせます。 表示サイズ変更ボタン p. 25をクリックすると、画 像の表示倍率を変更で きます。 拡大縮小変更ボタン p. 24をクリックすると、ルーペの 拡大率を変更できます。 X3Fボタン p. 42をクリックすると、調整設定で変 更したデータを保存できます 調整設定 p. 26を選択すると、様々な設 定で画像を見ることができます 調整パレット p. サムネイル枠に表示されている画像からコンピューターに転送したいものを選択する。全ての画像 を選択する場合は、キーボードショートカット Cmd + A を押すか、メインウィンドウメニューの 編集 > 全て選択 をクリックします。 3. 転送先となるフォルダにドラッグ&ドロップするか、コピー&ペーストで画像ファイルを複写する。 1. 選択された画像ファイルの上にマウスカーソルを合わせ、マウスボタンを押したまま、転送先のフォ ルダにマウスカーソルを移動して、マウスボタンから指を離します。 2. あるいは、選択された画像ファイル上で Cmd + C を押すか Ctrl + クリック でメニューを表示して 「コピー」をクリックします。次に転送先のフォルダ上にマウスカーソルを移動して、クリック して、 Cmd + V を押すか Ctrl + クリック で表示されたメニューの「ペースト」をクリックしてください。 以上の操作により、カメラ内のメディアから必要な画像ファイルをコンピューターにコピーすることができま す。
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SD9/SD10 をコンピューターに接続した場合
画像の取り込みボタンを使う カメラ(SD9/SD10)からコンピューター内のボリュームやフォルダに画像を転送することで、X3F ファイル の画像を保存することができます。カメラから転送された画像には、そのことを示すタグが付きますので、 後で画像をご覧になる際に便利です。また、カメラ内の CF カードの空き容量を確保する為に、画像を転 送した後に消去することもできます。 X3F ファイルをカメラからコンピューターに転送するためには、 1. カメラをコンピューターに接続し、電源を入れます 2. メインウィンドウのナビゲーション枠内のカメラを選択します 3. 特定の画像だけを転送したい場合は、その画像を選択するか、マークします (カメラ内でマークし た画像は、SIGMA Photo Pro においてもマークされたままになります) 4. 画像の取り込みボタン をクリックします 以下のダイアログボックスが現れます 元画像: ラジオボタンをクリックして、全ての画像、マーク した画像、選択した画像のいずれかを選んでく ださい オプション: チェックマークボックスにチェックを入れると、コン ピューターへ画像を転送した後に CF カードから その画像を消去します 保存先: 選択をクリックすると、X3F ファイルをコンピュー ター内のボリュームやフォルダに転送するか選 択することができます
開く をクリックすると画像の取り込みを開始し、 キャンセルをクリックすると取り込みを中止し
メインウィンドウに戻ります
カードリーダーを使って、画像を取り込む お持ちのコンピューターにカードリーダーがあれば、SIGMA Photo Pro のコンピューター枠にボリューム としてアイコンが表示されます。カードリーダーを使用して、コンピューターに画像を取り込むことができま す。
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画 像 の 編 集
この章では、以下の項目について説明します • 画像の表示、再生、並べ替え • 画像の選択 • 画像のファイル名変更 • 画像のマーク、ロック、回転 • 画像の消去
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画 像 の 編 集
5. 1 メインウィンドウについて
主要機能 メインウィンドウでは、以下のことができます。 カメラからコンピューターへ画像を転送 サムネイル画像を見る 複数の画像を一括して調整、保存 画像を新規フォルダへコピー又は移動 画像の回転、マーク、ロック ファイル名の変更、画像の消去 撮影情報ウィンドウの表示 レビューウィンドウで画像を見る 印刷 スライドショー コンピューター枠が青くハイライト表示されている場合は、コンピューター内の選択したフォルダ内の画像 が表示されます。 SIGMA Photo Pro は、メインウィンドウを閉じるとプログラムが終了し その他のウィンドウやパレットも閉じ てしまいます。画像の編集中等の際には メインウインドウを閉じないようにして下さい。 各部の説明 下記のリンク部分をクリックすると、メインウィンドウ内各部の詳細な説明に移動します。 カメラからの画像の取り込み 画像の保存 撮影情報 画像のマーク、ロック スライドショー 画像の回転 レビューウィンドウを開く
印刷 画像の消去
カメラ枠
サムネイル枠
コンピューター枠
サムネイル表示の変更
メインウィンドウ
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メインウィンドウのサイズ変更 メインウィンドウ左上隅の緑の拡大/縮小(+)ボタンを使うと、メインウィンドウのサイズを変更することがで きます。拡大/縮小ボタンをもう一度クリックすると、元のサイズに戻ります。また、ウィンドウがじゃまな場 合は、左上隅の橙色のウィンドウをしまう(-)ボタンをクリックすることで、ウィンドウを収納することができま す。右下の隅をドラッグすることによって、ウインドウを好みの大きさに設定することができます。 ナビゲーション枠とサムネイル枠のサイズ変更 ナビゲーション枠とサムネイル枠の間にあるグレーの境界をクリックし て、ドラッグすると、 2 つの枠のサイズが変わります。 SIGMA Photo Pro はこのサイズを記憶しています。再び起動したときには、 2 つの 枠は最後に変更した時のサイズになっています。
グレーの境界線をドラッグして左右に動かすと、コン ピューター枠とナビゲーション枠のサイズが変わりま す
5. 2 メインウィンドウ内の画像を表示する
カメラ内に保存された画像を見る (SD9/SD10) カメラ枠をクリックすると、タイトル部が青くなり、カメラ内の画像をサム ネイル枠に表示します。 コンピューターに保存された画像を見る コンピューター枠をクリックすると、タイトル部が青くなり、フォルダ内 に保存されている画像がサムネイル枠に表示されます。フォルダは、 前回終了時のフォルダが選択されます。開いているフォルダのファイ ル名はグレーバックになります。 前回終了時のフォルダが削除されている場合は、コンピューター枠 は青くハイライト表示されますが、どのフォルダも選択されません。 選択されたボリュームやフォルダは、ブルーのバーで表示されます。 ボリュームやフォルダの三角形をクリックすることで、下の階層のフォ ルダが表示されます。 カメラ内に X3F ファイルや JPEG ファイルが無い場合、又はフォル ダ内に TIFF、JPEG、X3F 等の表示できる画像が無い場合はサムネ イル枠には何も表示 されません。 コンピューターがネットワークに接続されている場合は、”ネットワーク” をクリックすると他のコンピューターに接続することができます。 SIGMA Photo Pro User Guide 17
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5. 3 サムネイル表示の選択
サムネイル表示のサイズとスタイルの変更 メインウィンドウの下にあるサムネイルボタンをクリックすると、画像の大きさやテキスト表示の有無を選択す ることができます。 サムネイルズームスライダ 青いボールをドラッグするか、左右にあるボタンをクリックすると サムネイルの表示サイズが変更されます。また、メインウィンド ウのメニューから 表示 >サムネイル (小・中・大)を選択して、 大きさを変える事もできます。 撮影情報付きサムネイル このボタンをクリックするか、メインウィンドウのメニューから 表示 > 撮影情報付サムネイル を選 択します
サムネイルの並べ替えとフィルタリング サムネイルのソートやフィルタリングのオプションは、メインウィンドウの 表示 の中にあります。ここから希望 する表示方法を選択するか、ショートカットキーを使って、サムネイル枠の表示方法を決めて下さい。
現在のフォルダ内にある X3F ファイル 又は JPEG ファイル、TIFF ファイルのみ表示します マーク(またはロック)した/なし画像のみを表示 します
属性に従って、サムネイル枠内の画像を整列し ます サムネイル枠内の順序の反転や、表示内容を更 新します
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画 像 の 編 集
5. 4 ファイル名の変更
SIGMA Photo Pro 上でファイル名を変える サムネイル枠の中からファイル名を変更したい画像のサムネイル上で Ctrl + クリック でコンテキストメニュ ーを表示して「ファイル名の変更」を実行してください。 SIGMA Photo Pro 上でファイル名の一括変更をする ファイル名の一括変更でファイル名の先頭の文字を指定し、任意の番号にファイル名を変更することがで きます。ファイル名を変更したい画像を選択した後、メニュー->ファイル->ファイル名の一括変更を実行し てください。ファイル名の先頭に使用する文字を入力して、開始番号を指定してください。変更後のファイ ル名が現在選択されているフォルダに既に存在する場合にはエラーになります。 SIGMA Photo Pro 以外でファイル名を変える カードリーダーを利用し メディアをコンピューターに接続することにより コンピューター上で ファイル名を 変 更 す る こ と が で き ま す が 、 メ デ ィ ア に 保 存 さ れ て い る X3F フ ァ イ ル の フ ァ イ ル 名 (IMG##### / SDIM####)を変更すると、カメラ上ではそのファイルを認識できなくなります。ファイル名を変更する場合 は、画像ファイルをコンピューターに取り込んでから行ってください。
注意:ファイル名を変更する際に、拡張子を変更しないでください。拡張子を変更すると SIGMA Photo
Pro では ファイルを正しく認識することができなくなります。
5. 5 画像の選択
画像を選択する 画像を選択する為には、サムネイル画像を 1 回クリックしてください。サムネイル画像をダブルクリックする と、レビューウィンドウで表示されます。 選択された画像は枠がオレンジ色でハイライト表示されます。 複数の画像を選択する マウスを使って画像の選択/解除は、以下に示すいずれかの方法で行うことができます。 ・ ・ ・ ・ ・ Shift を押しながらサムネイル画像をクリックすると、連続して画像を選択 できます Cmd を押しながらサムネイル画像をクリックすると、任意の画像を選択で きます Cmd + A を押すと表示されている全てのサムネイルを選択できます 空いているスペースをクリックするか、メインウィンドの 編集 > 選択の解 除 で全てのサムネイルを選択解除できます Cmd + Shift + I で選択されている画像を反転できます
メインウィンドウの編集メニューを選ぶか ショートカットキーを使用し、サムネ イルの選択選択方法の変更 / 解除を行なう事ができます。
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5. 6 メインウィンドウ及びレビューウィンドウでの画像のマーク、ロック、回転
画像の回転 回転ボタンを使うことによって、サムネイル画像を縦位置にも横位置にも回転することができ ます。カメラで回転された画像は、コンピューターに転送された後もその状態に保たれます。 画像を左方向に回転させる場合は、画像を選択してから左側の回転ボタンをクリックするか、編集 > 画像 回転90°(反時計回り) を選択します 画像を右方向に回転させる場合は、画像を選択してから右側の回転ボタンをクリックするか、編集 > 画像 回転90°(時計回り) を選択します X3F、JPEG、TIFF のいずれのファイル形式でも回転することができます 画像のマーク及びマークの解除 複数の画像を転送、コピー、画像調整、移動したい場合には、それらの画像をマークすると便利 です。カメラ上でマークされた画像はコンピューターに転送された後も、その状態に保たれます。 マークする画像を選んでマーク ボタンをクリックするか、編集 > マーク を選択すると、その画像はマーク されます マークされている画像を選んでマーク ボタンをクリックするか、編集 > マーク解除 を選択すると、その画 像のマークが解除されます 選択した画像に既にマークされている画像とマークされていない画像の両方が含まれている場合は、そ れらの画像は全てマークされます 全ての画像が既にマークされた状態になっている場合は、マーク ボタンをクリックするとマークが解除さ れます X3F 画像のみがマークできます 画像のロック及びロックの解除 画像をロックすると、誤って画像を消去することを防ぐことができます。カメラでロックされた画像は、 コンピューターに転送された後も、その状態に保たれます。 ロックする画像を選んでロック ボタンをクリックするか、編集 > ロック を選択すると、その画像はロックされ ます ロックされている画像を選んでロック ボタンをクリックするか、編集 > ロック解除 を選択すると、その画像は ロックが解除されます 選択した画像に既にロックされている画像とロックされていない画像の両方が含まれている場合は、それ らの画像は全てロックされます 全ての画像が既にロックされた状態になっている場合は、ロック ボタンをクリックすると画像のロックが解除 されます JPEG, TIFF, X3F のいずれのファイル形式でもロックすることができます
注意:CD-ROM などの書込み禁止になっているメディアでは 上記の作業を行うことはできません。
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5. 7 メインウィンドウ及びレビューウィンドウでの画像の消去
画像の消去 画像を消去する場合は、画像を選択してからデリート ボタンをクリックする、キーボードからデリー トキーを押す、メニューの編集 > 消去 を選択する のいずれかの方法によって行います 消去作業中は、消去ダイアログボックスが現れて、消去の確認を行います ロックされた画像は、ロックを解除しないと消去することができません JPEG, TIFF, X3F のいずれのファイル形式でも消去することが可能です 消去された画像は、コンピューターのごみ箱から元に戻すことができます
注意:CD-ROM などの書込み禁止になっているメディアでは 上記の作業を行うことはできません。
5. 8 メインウィンドウ及びレビューウィンドウでの印刷
画像の印刷 印刷ボタンをクリックするか、メニューから ファイル->プリント を選択することで、画像を印刷できま す。 印刷については、10. 1 章をご覧ください。
5. 9 メインウィンドウでのスライドショー
画像をスライドショーで表示する スライドショーボタンをクリックするか、メニューから ファイル->スライドショー を選択することで、ス ライドショー設定画面が表示されます。スライドショーの使い方は10. 2 章をご覧ください。
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画 像 の レ ビ ュ ー
この章では、以下の項目について説明します • レビューウィンドウの開き方 • レビューウィンドウで別の画像を閲覧する • ルーペ機能の使い方 • 警告表示を使用したシャドウ部とハイライト部のチェック • 調整設定の使い方 • 複数のレビューウィンドウの表示 • X3F ファイルの調整設定の更新
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画 像 の レ ビ ュ ー
6. 1 レビューウィンドウ
レビューウィンドウの開き方 メインウィンドウで画像を選択してから、サムネイル画像をダブルクリックするか、画像を表示 ボタンをクリッ クすると、レビューウィンドウが表示されます。 主な機能 レビューウィンドウでは以下のことができます。 画像の拡大表示 画像調整、画像の保存 異なる調整をした複数の画像の比較 調整パレットの表示 画像のマーク、ロック、回転、消去 カメラ内あるいは選択されたフォルダ内にある画像の表示 撮影情報ウィンドウの表示 各部の説明 下記のリンクをクリックすると、レビューウィンドウの各部に関する詳細な説明を見ることができます ルーペ 画像の拡大、縮小 撮影情報の表示 画像調整及び保存 画像の回転、マーク、ロック、印刷、消去 画像調整設定の選択と保存 調整パレットの表示
他の画像 の表示
レビューウィンドウ SIGMA Photo Pro User Guide 23
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画 像 の レ ビ ュ ー
6. 2 レビューウィンドウからフォルダ内の画像を見る
レビューウィンドウに表示される画像を選択する レビューウィンドウを開くと、現在選択されている画像が表示されます。メインウィンドウのサムネイル枠の 画像をダブルクリックするか、サムネイル枠から画像を選択し、 画像を表示 ボタンをクリックすると、レビュ ーウィンドウ内の画像が入れ替わります。 ナビゲーションボタンを使って画像を選択する レビューウィンドウのナビゲーション ボタン をクリックすると、メインウィンドウのサムネ イルの順番に、レビューウィンドウ内に表示される画像が入れ替わります。また、レビ ューウィンドウメニューの 表示 から 前の画像 か 次の画像 をクリックして画像を選択 することも可能です。
前の画像 のボタンが灰色になっているときは、現在見ている画像がフォルダ内の最初の画像であることを 示しています。次の画像 のボタン が灰色になっているときは、現在見ている画像がフォルダ内の最後の
画像であることを示しています。 メインウィンドウ内のフォルダを切り替えると、ナビゲーションボタンは一時的に使えなくなります。レビュー ウィンドウで、新しいフォルダの画像を表示するとナビゲーションボタンは再び使えるようになります。 特定の画像を選択する レビューウィンドウを開いている状態で、メインウィンドウから特定の画像を見る 場合は、サムネイル画像をダブルクリックして下さい。アクティブになっている レビューウィンドウに、それまで表示されていた画像から、新たに選択された画 像に切り替わって表示されます。
6. 3 ルーペを使う
ルーペの表示・非表示
ルーペ ボタンをクリックすると、ポインターがルーペに切り替わります。ルーペはポ
インターと同様に、画像上のどこにでも持っていくことができます。ルーペをオフに して、ポインターに戻す為には、ボタンをもう一度クリックします。 ルーペの拡大率を変える ルーペを使用すると、レビューウィンドウ内の画像を 800%まで拡大することができ ます。拡大率を変えるためには、 ルーペ ボタンの隣にある左右の矢印をクリックし ます。現在の拡大率は、矢印の間に表示されます。
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画 像 の レ ビ ュ ー
ルーペを使う レビューウィンドウにあるルーペボタンをクリックすると、 ルーペが使用できます。 ルーペを使用しながら、グレーバランス を調整する事ができます。ルーペの状態 に戻す場合は、調整パレットにあるグレ ーバランスボタンをクリックして下さい。 ルーペを使用しないでスポイトを使用し た場合は、グレーバランスボタンをクリ ックするとポインターに戻ります。
ルーペでRGB値を読む方法 右下コーナーの 3 つの数字はそれぞれ、ルーペ中央の 5 x 5 ピクセルのポイントサンプルにおける赤 (R)、緑(G)、青(B)の値を示しています。 色に関する情報は 8. 3 章 をご覧下さい。
6. 4 画像の拡大率を変更する
画像を画面のサイズに合わせて表示する
画面サイズ ボタンをクリックすると、表示されている画像の拡大率を自動的にレビ ューウィンドウのサイズ合わせます。
画像の拡大率を変える 拡大ボタンをクリックすると、レビューウィンドウ内の画像を1600%まで拡大すること ができます。拡大率を変えるためには、 画面サイズ ボタンの隣にある左右の矢 印をクリックします。現在の拡大率は、矢印の間に表示されます。画像の最小縮 小率は8. 3%(1/12)です。
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画 像 の レ ビ ュ ー
6. 5 露出警告表示を使って画像を見る
ハイライト部とシャドウ部を表示する 赤で表示されている部分は、調整パレット内のヒストグラムで設定されている値を超えている部分を表して います。青で表示されている部分は、調整パレット内のヒストグラムで設定されている値を下回っている部 分を表しています。露出警告表示の詳細については、 8. 4 章 をご覧下さい。
6. 6 調整設定を使用する
調整設定の選択によって、画像ファイルの画像調整方法を切り替えることができます。 画像処理中は、レビューウィンドウの右上にあるプログレスバーで進捗状況 が表示されます。プログレスバーの表示が終わると、設定されている調整設 定を反映した画像が表示されます。 設定を変更するには、青いボールを他の設定の位置までドラッグするか、設定したい枠の部分をクリックし て下さい。 表示されている画像が X3F ファイルの場合 X3F: X3F に設定された画像を見る X3F を選択すると、撮影時のデータか X3F に保存されたデータをも とに調整した画像がレビューウィンドウに表示されます。 オートやカスタムで調整した値は、X3F ボタンを押す事により X3F ファイルに保存することができます。 他の設定を選択するか、調整パレットを使って手動で設定を変更し ない限り、設定は X3F のままになります。
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画 像 の レ ビ ュ ー
オート: 自動的に調整された画像を見る オートを選択すると、撮影画像の状態に合わせて調整された画像が 表示されます。 他の設定を選択するか、調整パレットを使って手動で設定を変更し ない限り、設定はオートのままになります。 オート調整で行われている内容を確認する為には、調整パレットを 開いて下さい。オートは、ここにある項目を自動的に調整するようになっています。更に調整を行いたい場 合には、調整パレットの各設定を個別に変更してください。この時、オートからカスタムに設定が変更され ますので、ご注意下さい。 カスタム:手動で調整した画像を見る カスタムを選択すると、レビューウィンドウに表示される画像はポップ ダウンメニューに記録されている設定か、カスタム調整された設定に 基づいて表示されます。 ポップダウンメニューからの設定の変更、他の設定の選択、調整パ レットを使って手動で設定を変更しない限り、カスタムで選択された 現在の設定は変更されません。 X3F やオート設定に変更しても、ポップダウンメニューに、最後の設定は無題として残りますので、カスタ ムに戻せばその値に戻すことが可能です。 保存されていない設定 ポップダウンメニューに“無題”が表示されている時は、調整パレットで設定されている状態が反映されます。 調整パレットで画像を微調整すると、ポップダウンメニューの表示はすぐに”無題” に切り替わります。調整 つまみやスライダーを動かすと、自動的にカスタム設定になり、ポップダウンメニューには“無題” と表示さ れます。 調整パレットにある設定の保存ボタンをクリックすると調整した設定をソフトウェアに名 前を付けて保存する事ができます。 調整した設定をソフトウェアに保存する事によって、保存した設定を他の画像に適用する事ができます。 調整した設定を X3F ファイルに保存する事ができます。X3F ファイルに保存する場合は、レビュ ーウィンドウ または、調整パネルにある調整設定の X3F ボタンをクリックして下さい。 画像の保存ダイアログボックスにあるチェックボックスをチェックする事によって、 TIFF 画像また は JPEG 画像を保存する際の設定を X3F ファイルにも保存することができます。 このチェックボックスの設定は、次回の画像の保存の際にもチェックされた状態になります。 現在の設定を X3F ファイルに保存した時や、X3F ファイルに保存した設定を表示されている画 像に適用した時には、X3F ボタンはグレーになります。
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画 像 の レ ビ ュ ー
表示されている画像が JPEG あるいは TIFF ファイルの場合 File: 無調整の画像を見る File を選択すると、無調整で画像をレビューウィンドウに表示します。 他の設定を選択するか、調整パレットを使って手動で設定を変更し ない限り、設定は File のままになります。 オート: 自動的に調整された画像を見る オートを選択すると、画像ファイルの状態に合わせて自動的に調整 された画像が表示されます。 他の設定を選択するか、調整パレットを使って手動で設定を変更し ない限り、設定はオートのままになります。 オート調整で行われている内容を確認する為には、調整パレットを開いて下さい。オートは、ここにある項 目を自動的に調整するようになっています。更に調整を行いたい場合には、調整パレットの各設定を個別 に変えてください。この時、オートからカスタムに変更されますので、ご注意下さい。 カスタム:手動で調整した画像を見る カスタムを選択すると、レビューウィンドウに表示される画像は直前 に調整された設定に基づいて表示されます。 他の設定の選択、調整パレットを使って手動で設定を変更しない限 り、カスタムで選択された現在の設定は変更されません。 File やオート設定に変更しても、最後に調整をした設定値は記憶されていますので、カスタムに戻せばそ の設定に戻すことが可能です。
画像の保存については、7. 2 章 をご覧下さい。
注意:JPEG と TIFF ファイルでは、X3F Fill Light は使用できません。
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画 像 の レ ビ ュ ー
6. 7 複数のレビューウィンドウ
複数のレビューウィンドウを開く 複数のレビューウィンドウを開くと、各画像や設定を並べて比較することができます。レビューウィンドウを もう一つ開く為には、メインウィンドウかレビューウィンドウのメニューから、ファイル > 新規ウィンドウで開く を選択して下さい。 複数のレビューウィンドウが開かれた状態でメインウィンドウのサムネイルをダブルクリックすると、その画像 は一番手前に表示されているレビューウィンドウに表示されます。
注意 :レビューウィンドウを新規で開くたびに、その分だけコンピューターのメモリーを使うことになります。
従って、複数のレビューウィンドウを開くとプログラムの動作は遅くなります。プログラムの動作を最適化し たいときは、使用していないレビューウィンドウを閉じてください。 複数のレビューウィンドウを使って画像を比較する 似通った画像を複数のレビューウィンドウに表示して並べると、構図、表情、ピントなどを比較することがで き、どちらの画像を補正、保存するかを決定しやすくなります。 複数のレビューウィンドウを使って設定を比較する レビューウィンドウ内で設定された調整設定は、他のレビューウィンドウが立ち上がってもそのまま有効に なり、設定された通りに画像を表示します。同じ画像を二つのレビューウィンドウに表示して並べると、異な る設定を比較することができます。
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画 像 調 整 及 び 保 存
この章では、以下の項目について説明します • 画像調整と保存 • 解像度、ファイル形式、カラースペースの選択
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7. 1 メインウィンドウで画像の調整と保存をする
複数の画像をまとめて画像の調整と保存をする 複数の画像を選択して処理すると、X3F ファイルから簡単かつ迅速に画像の調整と保 存をすることができます。但し、ファイル名を変更することはできません。また、全てのフ ァイルは同じ設定で処理されますが、調整設定の「オート」を選択すると、それぞれの 画像は最適に調整されて処理されます。 複数の画像を処理する方法 画像の調整と保存をしたい X3F ファイルが含まれているフォルダを選択します フォルダ内の全ての画像、マークした画像のみ、あるいは選択した画像のみのいずれかを選びます 特定の画像のみの調整と保存をしたい場合は、あらかじめサムネイルを選択するか、マークしてください 画像の保存 ボタン をクリックしてください 以下のようなダイアログボックスが現れます
保存先: 調整された画像の保存場所が選べます。 元画像 : 全画像、マークした画像、選択した画像のうち から画像の調整と保存をする画像を、ラジオボ タンをクリックして選択します。
調整設定: 画像調整の調整設定 を選びます。 保存する時の設定を元の X3F ファイルにも 記録する場合はチェックして下さい。
オプション: 出力画像のサイズ カラースペース ファイル形式
保存 をクリックすると画像の調整と保存が始 まり、キャンセル をクリックするとメインウィン 注意:JPEG、TIFF では使用できません。
ドウに戻ります。
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7. 2
レビューウィンドウで画像の調整と保存をする
一画像ごとに調整と保存をする レビューウィンドウから一画像ごとに調整と保存をすると、以下の利点があります。 画像を閲覧している間にほとんどの画像調整が完了するので、画像ファイルの保存に時間はかかりませ ん ファイル名を変更することができます 調整パレットを使って、各画像の設定を調整することができます 設定を選択する前に、画像を確認することができます 加工する画像を決めたら、画像の保存 ボタンをクリックしてください。 すると次の画面が現れます。
保存先: ファイルの保存先または、ファイル名の変 更はここで行なってください。 元画像: オリジナルデータの記録画素数とファイル 名が表示されます 調整設定(X3F ファイルの時のみ) 保存する時の設定を元の X3F ファイルに も記録する場合はチェックして下さい。 オプション: 出力画像のサイズ カラースペース ファイル形式
保存 をクリックすると 画像の調整と保存を開始します。キャンセル を
クリックするとメインウィンドウに戻ります 保存場所を選択する 画像を保存する時に保存先のフォルダを選択する事ができます。保存先は 前回保存したフォルダに画 像が保存されます。保存する場所を変更する場合は 保存するボリュームやフォルダを選んで下さい。
注意:JPEG、TIFF の場合は、調整保存をくり返すと画像は劣化します。
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7. 3
画像の調整と保存のオプション
調整設定(X3F ファイルの時のみ) ・ X3F ・ オート ・ カスタム
注意:JPEG、TIFF の場合は、表示されません
ポップダウンメニューとラジオボタンを使って、画像の調整と保存の方法を選択して下さい。
保存する時の設定を元の X3F ファイ ルにも記録する場合はチェックして下 さい。(X3F ファイルのみ) 出力画像のサイズ ・ 標準 ・ 2倍 ・ 1/2 倍 カラースペース ・ sRGB ・ Apple RGB ・ Adobe RGB ・ ColorMatch RGB ・ ProPhoto RGB ファイル形式 ・ JPEG ・ 8-bit TIFF ・ 16-bit TIFF 画素数 画素数の初期設定は、その画像をカメラで撮影したときに選択されていた画素数に設定されます(High, Med, Low)。 さらに TIFF または JPEG 形式で保存する際に、1/2 倍 と 2 倍の選択が可能です(縦横そ れぞれのピクセル数が 1/2 あるいは 2 倍になります)。 調整設定 調整設定には次の中からから選べます。カメラで撮影した時の設定あるいは X3F ファイルに保存された 設定で調整する X3F, 自動調整を加えるオート、そしてお好みの設定が可能な カスタムの 3 つです。そ れぞれの設定に関する詳しい情報については6. 6 章 を、設定の保存方法については8. 7 章 をご覧下さ い。 カラースペース 出力形式に適した正しい色空間を選択することは、その他のソフトウェアやプリンターなどで正しいカラー データを得る為に必要なことです。カラーマネジメントについて具体的なご希望が無い場合は、ウィンドウ ズか Macintosh の標準色空間(sRGB または AppleRGB)を選択されることをお奨めいたします。その他 の特定の色調整を行いたい場合は、ポップダウンメニューからお好みの色空間をお選び下さい。 ファイル形式 SIGMA Photo Pro では、JPEG 、8 ビット TIFF、16 ビット TIFF のファイル形式がサポートされています。 クオリティ JPEG 形式の画像を保存する際に 圧縮率を変更することができます。 SIGMA Photo Pro User Guide 33
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画 像 の 調 整 を す る
この章では、以下の項目について説明します • 調整パレットの使い方 • 色調補正 • 色補正 • ヒストグラムの使い方 • 露出警告の設定 • ホワイトバランスの変更 • 設定の保存 • 保存された設定の削除
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画 像 の 調 整 を す る
8. 1 調整パレットを使って、マニュアルで画像の調整を行う
調整パレットを使うと、レビューウィンドウで画像のマニュアル調整が出来ます。調整を行う為には、レビュ ーウィンドウ画面の上部にある調整設定をカスタム に設定して下さい。ポップダウンメニューが“無題 ” に なっていれば、カスタム設定になっていることを示しています。 他の設定や保存されている設定を選択しない限り、現在このパレットで選択されている設定がレビューウィ ンドウに適用されます。2 つ以上のレビューウィンドウが開いている場合は、アクティブになっているレビュ ーウィンドウで設定されている状態がパレットに表示されます。 調整パレットを開く 調整パレットを開く為には、レビューウィンドウの調整パレットボタン をクリックしてくだ さい 調整設定
p. [. . . ] 画像の取り込みボタン をクリックします 以下のダイアログボックスが現れます 元画像: ラジオボタンをクリックして、全ての画像、マーク した画像、選択した画像のいずれかを選んでく ださい オプション: チェックマークボックスにチェックを入れると、コン ピューターへ画像を転送した後に CF カードから その画像を消去します 保存先: 選択をクリックすると、X3F ファイルをコンピュー ター内のボリュームやフォルダに転送するか選 択することができます
開く をクリックすると画像の取り込みを開始し、 キャンセルをクリックすると取り込みを中止し
メインウィンドウに戻ります
カードリーダーを使って、画像を取り込む お持ちのコンピューターにカードリーダーがあれば、SIGMA Photo Pro のコンピューター枠にボリューム としてアイコンが表示されます。カードリーダーを使用して、コンピューターに画像を取り込むことができま す。
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画 像 の 編 集
この章では、以下の項目について説明します • 画像の表示、再生、並べ替え • 画像の選択 • 画像のファイル名変更 • 画像のマーク、ロック、回転 • 画像の消去
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画 像 の 編 集
5. 1 メインウィンドウについて
主要機能 メインウィンドウでは、以下のことができます。 カメラからコンピューターへ画像を転送 サムネイル画像を見る 複数の画像を一括して調整、保存 画像を新規フォルダへコピー又は移動 画像の回転、マーク、ロック ファイル名の変更、画像の消去 撮影情報ウィンドウの表示 レビューウィンドウで画像を見る 印刷 スライドショー コンピューター枠が青くハイライト表示されている場合は、コンピューター内の選択したフォルダ内の画像 が表示されます。 SIGMA Photo Pro は、メインウィンドウを閉じるとプログラムが終了し その他のウィンドウやパレットも閉じ てしまいます。画像の編集中等の際には メインウインドウを閉じないようにして下さい。 各部の説明 下記のリンク部分をクリックすると、メインウィンドウ内各部の詳細な説明に移動します。 カメラからの画像の取り込み 画像の保存 撮影情報 画像のマーク、ロック スライドショー 画像の回転 レビューウィンドウを開く
印刷 画像の消去
カメラ枠
サムネイル枠
コンピューター枠
サムネイル表示の変更
メインウィンドウ
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メインウィンドウのサイズ変更 メインウィンドウ左上隅の緑の拡大/縮小(+)ボタンを使うと、メインウィンドウのサイズを変更することがで きます。拡大/縮小ボタンをもう一度クリックすると、元のサイズに戻ります。また、ウィンドウがじゃまな場 合は、左上隅の橙色のウィンドウをしまう(-)ボタンをクリックすることで、ウィンドウを収納することができま す。右下の隅をドラッグすることによって、ウインドウを好みの大きさに設定することができます。 ナビゲーション枠とサムネイル枠のサイズ変更 ナビゲーション枠とサムネイル枠の間にあるグレーの境界をクリックし て、ドラッグすると、 2 つの枠のサイズが変わります。 SIGMA Photo Pro はこのサイズを記憶しています。再び起動したときには、 2 つの 枠は最後に変更した時のサイズになっています。
グレーの境界線をドラッグして左右に動かすと、コン ピューター枠とナビゲーション枠のサイズが変わりま す
5. 2 メインウィンドウ内の画像を表示する
カメラ内に保存された画像を見る (SD9/SD10) カメラ枠をクリックすると、タイトル部が青くなり、カメラ内の画像をサム ネイル枠に表示します。 コンピューターに保存された画像を見る コンピューター枠をクリックすると、タイトル部が青くなり、フォルダ内 に保存されている画像がサムネイル枠に表示されます。フォルダは、 前回終了時のフォルダが選択されます。開いているフォルダのファイ ル名はグレーバックになります。 前回終了時のフォルダが削除されている場合は、コンピューター枠 は青くハイライト表示されますが、どのフォルダも選択されません。 選択されたボリュームやフォルダは、ブルーのバーで表示されます。 ボリュームやフォルダの三角形をクリックすることで、下の階層のフォ ルダが表示されます。 カメラ内に X3F ファイルや JPEG ファイルが無い場合、又はフォル ダ内に TIFF、JPEG、X3F 等の表示できる画像が無い場合はサムネ イル枠には何も表示 されません。 コンピューターがネットワークに接続されている場合は、”ネットワーク” をクリックすると他のコンピューターに接続することができます。 SIGMA Photo Pro User Guide 17
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画 像 の 編 集
5. 3 サムネイル表示の選択
サムネイル表示のサイズとスタイルの変更 メインウィンドウの下にあるサムネイルボタンをクリックすると、画像の大きさやテキスト表示の有無を選択す ることができます。 サムネイルズームスライダ 青いボールをドラッグするか、左右にあるボタンをクリックすると サムネイルの表示サイズが変更されます。また、メインウィンド ウのメニューから 表示 >サムネイル (小・中・大)を選択して、 大きさを変える事もできます。 撮影情報付きサムネイル このボタンをクリックするか、メインウィンドウのメニューから 表示 > 撮影情報付サムネイル を選 択します
サムネイルの並べ替えとフィルタリング サムネイルのソートやフィルタリングのオプションは、メインウィンドウの 表示 の中にあります。ここから希望 する表示方法を選択するか、ショートカットキーを使って、サムネイル枠の表示方法を決めて下さい。
現在のフォルダ内にある X3F ファイル 又は JPEG ファイル、TIFF ファイルのみ表示します マーク(またはロック)した/なし画像のみを表示 します
属性に従って、サムネイル枠内の画像を整列し ます サムネイル枠内の順序の反転や、表示内容を更 新します
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画 像 の 編 集
5. 4 ファイル名の変更
SIGMA Photo Pro 上でファイル名を変える サムネイル枠の中からファイル名を変更したい画像のサムネイル上で Ctrl + クリック でコンテキストメニュ ーを表示して「ファイル名の変更」を実行してください。 SIGMA Photo Pro 上でファイル名の一括変更をする ファイル名の一括変更でファイル名の先頭の文字を指定し、任意の番号にファイル名を変更することがで きます。ファイル名を変更したい画像を選択した後、メニュー->ファイル->ファイル名の一括変更を実行し てください。ファイル名の先頭に使用する文字を入力して、開始番号を指定してください。変更後のファイ ル名が現在選択されているフォルダに既に存在する場合にはエラーになります。 SIGMA Photo Pro 以外でファイル名を変える カードリーダーを利用し メディアをコンピューターに接続することにより コンピューター上で ファイル名を 変 更 す る こ と が で き ま す が 、 メ デ ィ ア に 保 存 さ れ て い る X3F フ ァ イ ル の フ ァ イ ル 名 (IMG##### / SDIM####)を変更すると、カメラ上ではそのファイルを認識できなくなります。ファイル名を変更する場合 は、画像ファイルをコンピューターに取り込んでから行ってください。
注意:ファイル名を変更する際に、拡張子を変更しないでください。拡張子を変更すると SIGMA Photo
Pro では ファイルを正しく認識することができなくなります。
5. 5 画像の選択
画像を選択する 画像を選択する為には、サムネイル画像を 1 回クリックしてください。サムネイル画像をダブルクリックする と、レビューウィンドウで表示されます。 選択された画像は枠がオレンジ色でハイライト表示されます。 複数の画像を選択する マウスを使って画像の選択/解除は、以下に示すいずれかの方法で行うことができます。 ・ ・ ・ ・ ・ Shift を押しながらサムネイル画像をクリックすると、連続して画像を選択 できます Cmd を押しながらサムネイル画像をクリックすると、任意の画像を選択で きます Cmd + A を押すと表示されている全てのサムネイルを選択できます 空いているスペースをクリックするか、メインウィンドの 編集 > 選択の解 除 で全てのサムネイルを選択解除できます Cmd + Shift + I で選択されている画像を反転できます
メインウィンドウの編集メニューを選ぶか ショートカットキーを使用し、サムネ イルの選択選択方法の変更 / 解除を行なう事ができます。
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5. 6 メインウィンドウ及びレビューウィンドウでの画像のマーク、ロック、回転
画像の回転 回転ボタンを使うことによって、サムネイル画像を縦位置にも横位置にも回転することができ ます。カメラで回転された画像は、コンピューターに転送された後もその状態に保たれます。 画像を左方向に回転させる場合は、画像を選択してから左側の回転ボタンをクリックするか、編集 > 画像 回転90°(反時計回り) を選択します 画像を右方向に回転させる場合は、画像を選択してから右側の回転ボタンをクリックするか、編集 > 画像 回転90°(時計回り) を選択します X3F、JPEG、TIFF のいずれのファイル形式でも回転することができます 画像のマーク及びマークの解除 複数の画像を転送、コピー、画像調整、移動したい場合には、それらの画像をマークすると便利 です。カメラ上でマークされた画像はコンピューターに転送された後も、その状態に保たれます。 マークする画像を選んでマーク ボタンをクリックするか、編集 > マーク を選択すると、その画像はマーク されます マークされている画像を選んでマーク ボタンをクリックするか、編集 > マーク解除 を選択すると、その画 像のマークが解除されます 選択した画像に既にマークされている画像とマークされていない画像の両方が含まれている場合は、そ れらの画像は全てマークされます 全ての画像が既にマークされた状態になっている場合は、マーク ボタンをクリックするとマークが解除さ れます X3F 画像のみがマークできます 画像のロック及びロックの解除 画像をロックすると、誤って画像を消去することを防ぐことができます。カメラでロックされた画像は、 コンピューターに転送された後も、その状態に保たれます。 ロックする画像を選んでロック ボタンをクリックするか、編集 > ロック を選択すると、その画像はロックされ ます ロックされている画像を選んでロック ボタンをクリックするか、編集 > ロック解除 を選択すると、その画像は ロックが解除されます 選択した画像に既にロックされている画像とロックされていない画像の両方が含まれている場合は、それ らの画像は全てロックされます 全ての画像が既にロックされた状態になっている場合は、ロック ボタンをクリックすると画像のロックが解除 されます JPEG, TIFF, X3F のいずれのファイル形式でもロックすることができます
注意:CD-ROM などの書込み禁止になっているメディアでは 上記の作業を行うことはできません。
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画 像 の 編 集
5. 7 メインウィンドウ及びレビューウィンドウでの画像の消去
画像の消去 画像を消去する場合は、画像を選択してからデリート ボタンをクリックする、キーボードからデリー トキーを押す、メニューの編集 > 消去 を選択する のいずれかの方法によって行います 消去作業中は、消去ダイアログボックスが現れて、消去の確認を行います ロックされた画像は、ロックを解除しないと消去することができません JPEG, TIFF, X3F のいずれのファイル形式でも消去することが可能です 消去された画像は、コンピューターのごみ箱から元に戻すことができます
注意:CD-ROM などの書込み禁止になっているメディアでは 上記の作業を行うことはできません。
5. 8 メインウィンドウ及びレビューウィンドウでの印刷
画像の印刷 印刷ボタンをクリックするか、メニューから ファイル->プリント を選択することで、画像を印刷できま す。 印刷については、10. 1 章をご覧ください。
5. 9 メインウィンドウでのスライドショー
画像をスライドショーで表示する スライドショーボタンをクリックするか、メニューから ファイル->スライドショー を選択することで、ス ライドショー設定画面が表示されます。スライドショーの使い方は10. 2 章をご覧ください。
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画 像 の レ ビ ュ ー
この章では、以下の項目について説明します • レビューウィンドウの開き方 • レビューウィンドウで別の画像を閲覧する • ルーペ機能の使い方 • 警告表示を使用したシャドウ部とハイライト部のチェック • 調整設定の使い方 • 複数のレビューウィンドウの表示 • X3F ファイルの調整設定の更新
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画 像 の レ ビ ュ ー
6. 1 レビューウィンドウ
レビューウィンドウの開き方 メインウィンドウで画像を選択してから、サムネイル画像をダブルクリックするか、画像を表示 ボタンをクリッ クすると、レビューウィンドウが表示されます。 主な機能 レビューウィンドウでは以下のことができます。 画像の拡大表示 画像調整、画像の保存 異なる調整をした複数の画像の比較 調整パレットの表示 画像のマーク、ロック、回転、消去 カメラ内あるいは選択されたフォルダ内にある画像の表示 撮影情報ウィンドウの表示 各部の説明 下記のリンクをクリックすると、レビューウィンドウの各部に関する詳細な説明を見ることができます ルーペ 画像の拡大、縮小 撮影情報の表示 画像調整及び保存 画像の回転、マーク、ロック、印刷、消去 画像調整設定の選択と保存 調整パレットの表示
他の画像 の表示
レビューウィンドウ SIGMA Photo Pro User Guide 23
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画 像 の レ ビ ュ ー
6. 2 レビューウィンドウからフォルダ内の画像を見る
レビューウィンドウに表示される画像を選択する レビューウィンドウを開くと、現在選択されている画像が表示されます。メインウィンドウのサムネイル枠の 画像をダブルクリックするか、サムネイル枠から画像を選択し、 画像を表示 ボタンをクリックすると、レビュ ーウィンドウ内の画像が入れ替わります。 ナビゲーションボタンを使って画像を選択する レビューウィンドウのナビゲーション ボタン をクリックすると、メインウィンドウのサムネ イルの順番に、レビューウィンドウ内に表示される画像が入れ替わります。また、レビ ューウィンドウメニューの 表示 から 前の画像 か 次の画像 をクリックして画像を選択 することも可能です。
前の画像 のボタンが灰色になっているときは、現在見ている画像がフォルダ内の最初の画像であることを 示しています。次の画像 のボタン が灰色になっているときは、現在見ている画像がフォルダ内の最後の
画像であることを示しています。 メインウィンドウ内のフォルダを切り替えると、ナビゲーションボタンは一時的に使えなくなります。レビュー ウィンドウで、新しいフォルダの画像を表示するとナビゲーションボタンは再び使えるようになります。 特定の画像を選択する レビューウィンドウを開いている状態で、メインウィンドウから特定の画像を見る 場合は、サムネイル画像をダブルクリックして下さい。アクティブになっている レビューウィンドウに、それまで表示されていた画像から、新たに選択された画 像に切り替わって表示されます。
6. 3 ルーペを使う
ルーペの表示・非表示
ルーペ ボタンをクリックすると、ポインターがルーペに切り替わります。ルーペはポ
インターと同様に、画像上のどこにでも持っていくことができます。ルーペをオフに して、ポインターに戻す為には、ボタンをもう一度クリックします。 ルーペの拡大率を変える ルーペを使用すると、レビューウィンドウ内の画像を 800%まで拡大することができ ます。拡大率を変えるためには、 ルーペ ボタンの隣にある左右の矢印をクリックし ます。現在の拡大率は、矢印の間に表示されます。
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画 像 の レ ビ ュ ー
ルーペを使う レビューウィンドウにあるルーペボタンをクリックすると、 ルーペが使用できます。 ルーペを使用しながら、グレーバランス を調整する事ができます。ルーペの状態 に戻す場合は、調整パレットにあるグレ ーバランスボタンをクリックして下さい。 ルーペを使用しないでスポイトを使用し た場合は、グレーバランスボタンをクリ ックするとポインターに戻ります。
ルーペでRGB値を読む方法 右下コーナーの 3 つの数字はそれぞれ、ルーペ中央の 5 x 5 ピクセルのポイントサンプルにおける赤 (R)、緑(G)、青(B)の値を示しています。 色に関する情報は 8. 3 章 をご覧下さい。
6. 4 画像の拡大率を変更する
画像を画面のサイズに合わせて表示する
画面サイズ ボタンをクリックすると、表示されている画像の拡大率を自動的にレビ ューウィンドウのサイズ合わせます。
画像の拡大率を変える 拡大ボタンをクリックすると、レビューウィンドウ内の画像を1600%まで拡大すること ができます。拡大率を変えるためには、 画面サイズ ボタンの隣にある左右の矢 印をクリックします。現在の拡大率は、矢印の間に表示されます。画像の最小縮 小率は8. 3%(1/12)です。
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画 像 の レ ビ ュ ー
6. 5 露出警告表示を使って画像を見る
ハイライト部とシャドウ部を表示する 赤で表示されている部分は、調整パレット内のヒストグラムで設定されている値を超えている部分を表して います。青で表示されている部分は、調整パレット内のヒストグラムで設定されている値を下回っている部 分を表しています。露出警告表示の詳細については、 8. 4 章 をご覧下さい。
6. 6 調整設定を使用する
調整設定の選択によって、画像ファイルの画像調整方法を切り替えることができます。 画像処理中は、レビューウィンドウの右上にあるプログレスバーで進捗状況 が表示されます。プログレスバーの表示が終わると、設定されている調整設 定を反映した画像が表示されます。 設定を変更するには、青いボールを他の設定の位置までドラッグするか、設定したい枠の部分をクリックし て下さい。 表示されている画像が X3F ファイルの場合 X3F: X3F に設定された画像を見る X3F を選択すると、撮影時のデータか X3F に保存されたデータをも とに調整した画像がレビューウィンドウに表示されます。 オートやカスタムで調整した値は、X3F ボタンを押す事により X3F ファイルに保存することができます。 他の設定を選択するか、調整パレットを使って手動で設定を変更し ない限り、設定は X3F のままになります。
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画 像 の レ ビ ュ ー
オート: 自動的に調整された画像を見る オートを選択すると、撮影画像の状態に合わせて調整された画像が 表示されます。 他の設定を選択するか、調整パレットを使って手動で設定を変更し ない限り、設定はオートのままになります。 オート調整で行われている内容を確認する為には、調整パレットを 開いて下さい。オートは、ここにある項目を自動的に調整するようになっています。更に調整を行いたい場 合には、調整パレットの各設定を個別に変更してください。この時、オートからカスタムに設定が変更され ますので、ご注意下さい。 カスタム:手動で調整した画像を見る カスタムを選択すると、レビューウィンドウに表示される画像はポップ ダウンメニューに記録されている設定か、カスタム調整された設定に 基づいて表示されます。 ポップダウンメニューからの設定の変更、他の設定の選択、調整パ レットを使って手動で設定を変更しない限り、カスタムで選択された 現在の設定は変更されません。 X3F やオート設定に変更しても、ポップダウンメニューに、最後の設定は無題として残りますので、カスタ ムに戻せばその値に戻すことが可能です。 保存されていない設定 ポップダウンメニューに“無題”が表示されている時は、調整パレットで設定されている状態が反映されます。 調整パレットで画像を微調整すると、ポップダウンメニューの表示はすぐに”無題” に切り替わります。調整 つまみやスライダーを動かすと、自動的にカスタム設定になり、ポップダウンメニューには“無題” と表示さ れます。 調整パレットにある設定の保存ボタンをクリックすると調整した設定をソフトウェアに名 前を付けて保存する事ができます。 調整した設定をソフトウェアに保存する事によって、保存した設定を他の画像に適用する事ができます。 調整した設定を X3F ファイルに保存する事ができます。X3F ファイルに保存する場合は、レビュ ーウィンドウ または、調整パネルにある調整設定の X3F ボタンをクリックして下さい。 画像の保存ダイアログボックスにあるチェックボックスをチェックする事によって、 TIFF 画像また は JPEG 画像を保存する際の設定を X3F ファイルにも保存することができます。 このチェックボックスの設定は、次回の画像の保存の際にもチェックされた状態になります。 現在の設定を X3F ファイルに保存した時や、X3F ファイルに保存した設定を表示されている画 像に適用した時には、X3F ボタンはグレーになります。
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画 像 の レ ビ ュ ー
表示されている画像が JPEG あるいは TIFF ファイルの場合 File: 無調整の画像を見る File を選択すると、無調整で画像をレビューウィンドウに表示します。 他の設定を選択するか、調整パレットを使って手動で設定を変更し ない限り、設定は File のままになります。 オート: 自動的に調整された画像を見る オートを選択すると、画像ファイルの状態に合わせて自動的に調整 された画像が表示されます。 他の設定を選択するか、調整パレットを使って手動で設定を変更し ない限り、設定はオートのままになります。 オート調整で行われている内容を確認する為には、調整パレットを開いて下さい。オートは、ここにある項 目を自動的に調整するようになっています。更に調整を行いたい場合には、調整パレットの各設定を個別 に変えてください。この時、オートからカスタムに変更されますので、ご注意下さい。 カスタム:手動で調整した画像を見る カスタムを選択すると、レビューウィンドウに表示される画像は直前 に調整された設定に基づいて表示されます。 他の設定の選択、調整パレットを使って手動で設定を変更しない限 り、カスタムで選択された現在の設定は変更されません。 File やオート設定に変更しても、最後に調整をした設定値は記憶されていますので、カスタムに戻せばそ の設定に戻すことが可能です。
画像の保存については、7. 2 章 をご覧下さい。
注意:JPEG と TIFF ファイルでは、X3F Fill Light は使用できません。
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画 像 の レ ビ ュ ー
6. 7 複数のレビューウィンドウ
複数のレビューウィンドウを開く 複数のレビューウィンドウを開くと、各画像や設定を並べて比較することができます。レビューウィンドウを もう一つ開く為には、メインウィンドウかレビューウィンドウのメニューから、ファイル > 新規ウィンドウで開く を選択して下さい。 複数のレビューウィンドウが開かれた状態でメインウィンドウのサムネイルをダブルクリックすると、その画像 は一番手前に表示されているレビューウィンドウに表示されます。
注意 :レビューウィンドウを新規で開くたびに、その分だけコンピューターのメモリーを使うことになります。
従って、複数のレビューウィンドウを開くとプログラムの動作は遅くなります。プログラムの動作を最適化し たいときは、使用していないレビューウィンドウを閉じてください。 複数のレビューウィンドウを使って画像を比較する 似通った画像を複数のレビューウィンドウに表示して並べると、構図、表情、ピントなどを比較することがで き、どちらの画像を補正、保存するかを決定しやすくなります。 複数のレビューウィンドウを使って設定を比較する レビューウィンドウ内で設定された調整設定は、他のレビューウィンドウが立ち上がってもそのまま有効に なり、設定された通りに画像を表示します。同じ画像を二つのレビューウィンドウに表示して並べると、異な る設定を比較することができます。
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画 像 調 整 及 び 保 存
この章では、以下の項目について説明します • 画像調整と保存 • 解像度、ファイル形式、カラースペースの選択
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7. 1 メインウィンドウで画像の調整と保存をする
複数の画像をまとめて画像の調整と保存をする 複数の画像を選択して処理すると、X3F ファイルから簡単かつ迅速に画像の調整と保 存をすることができます。但し、ファイル名を変更することはできません。また、全てのフ ァイルは同じ設定で処理されますが、調整設定の「オート」を選択すると、それぞれの 画像は最適に調整されて処理されます。 複数の画像を処理する方法 画像の調整と保存をしたい X3F ファイルが含まれているフォルダを選択します フォルダ内の全ての画像、マークした画像のみ、あるいは選択した画像のみのいずれかを選びます 特定の画像のみの調整と保存をしたい場合は、あらかじめサムネイルを選択するか、マークしてください 画像の保存 ボタン をクリックしてください 以下のようなダイアログボックスが現れます
保存先: 調整された画像の保存場所が選べます。 元画像 : 全画像、マークした画像、選択した画像のうち から画像の調整と保存をする画像を、ラジオボ タンをクリックして選択します。
調整設定: 画像調整の調整設定 を選びます。 保存する時の設定を元の X3F ファイルにも 記録する場合はチェックして下さい。
オプション: 出力画像のサイズ カラースペース ファイル形式
保存 をクリックすると画像の調整と保存が始 まり、キャンセル をクリックするとメインウィン 注意:JPEG、TIFF では使用できません。
ドウに戻ります。
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7. 2
レビューウィンドウで画像の調整と保存をする
一画像ごとに調整と保存をする レビューウィンドウから一画像ごとに調整と保存をすると、以下の利点があります。 画像を閲覧している間にほとんどの画像調整が完了するので、画像ファイルの保存に時間はかかりませ ん ファイル名を変更することができます 調整パレットを使って、各画像の設定を調整することができます 設定を選択する前に、画像を確認することができます 加工する画像を決めたら、画像の保存 ボタンをクリックしてください。 すると次の画面が現れます。
保存先: ファイルの保存先または、ファイル名の変 更はここで行なってください。 元画像: オリジナルデータの記録画素数とファイル 名が表示されます 調整設定(X3F ファイルの時のみ) 保存する時の設定を元の X3F ファイルに も記録する場合はチェックして下さい。 オプション: 出力画像のサイズ カラースペース ファイル形式
保存 をクリックすると 画像の調整と保存を開始します。キャンセル を
クリックするとメインウィンドウに戻ります 保存場所を選択する 画像を保存する時に保存先のフォルダを選択する事ができます。保存先は 前回保存したフォルダに画 像が保存されます。保存する場所を変更する場合は 保存するボリュームやフォルダを選んで下さい。
注意:JPEG、TIFF の場合は、調整保存をくり返すと画像は劣化します。
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7. 3
画像の調整と保存のオプション
調整設定(X3F ファイルの時のみ) ・ X3F ・ オート ・ カスタム
注意:JPEG、TIFF の場合は、表示されません
ポップダウンメニューとラジオボタンを使って、画像の調整と保存の方法を選択して下さい。
保存する時の設定を元の X3F ファイ ルにも記録する場合はチェックして下 さい。(X3F ファイルのみ) 出力画像のサイズ ・ 標準 ・ 2倍 ・ 1/2 倍 カラースペース ・ sRGB ・ Apple RGB ・ Adobe RGB ・ ColorMatch RGB ・ ProPhoto RGB ファイル形式 ・ JPEG ・ 8-bit TIFF ・ 16-bit TIFF 画素数 画素数の初期設定は、その画像をカメラで撮影したときに選択されていた画素数に設定されます(High, Med, Low)。 さらに TIFF または JPEG 形式で保存する際に、1/2 倍 と 2 倍の選択が可能です(縦横そ れぞれのピクセル数が 1/2 あるいは 2 倍になります)。 調整設定 調整設定には次の中からから選べます。カメラで撮影した時の設定あるいは X3F ファイルに保存された 設定で調整する X3F, 自動調整を加えるオート、そしてお好みの設定が可能な カスタムの 3 つです。そ れぞれの設定に関する詳しい情報については6. 6 章 を、設定の保存方法については8. 7 章 をご覧下さ い。 カラースペース 出力形式に適した正しい色空間を選択することは、その他のソフトウェアやプリンターなどで正しいカラー データを得る為に必要なことです。カラーマネジメントについて具体的なご希望が無い場合は、ウィンドウ ズか Macintosh の標準色空間(sRGB または AppleRGB)を選択されることをお奨めいたします。その他 の特定の色調整を行いたい場合は、ポップダウンメニューからお好みの色空間をお選び下さい。 ファイル形式 SIGMA Photo Pro では、JPEG 、8 ビット TIFF、16 ビット TIFF のファイル形式がサポートされています。 クオリティ JPEG 形式の画像を保存する際に 圧縮率を変更することができます。 SIGMA Photo Pro User Guide 33
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画 像 の 調 整 を す る
この章では、以下の項目について説明します • 調整パレットの使い方 • 色調補正 • 色補正 • ヒストグラムの使い方 • 露出警告の設定 • ホワイトバランスの変更 • 設定の保存 • 保存された設定の削除
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画 像 の 調 整 を す る
8. 1 調整パレットを使って、マニュアルで画像の調整を行う
調整パレットを使うと、レビューウィンドウで画像のマニュアル調整が出来ます。調整を行う為には、レビュ ーウィンドウ画面の上部にある調整設定をカスタム に設定して下さい。ポップダウンメニューが“無題 ” に なっていれば、カスタム設定になっていることを示しています。 他の設定や保存されている設定を選択しない限り、現在このパレットで選択されている設定がレビューウィ ンドウに適用されます。2 つ以上のレビューウィンドウが開いている場合は、アクティブになっているレビュ ーウィンドウで設定されている状態がパレットに表示されます。 調整パレットを開く 調整パレットを開く為には、レビューウィンドウの調整パレットボタン をクリックしてくだ さい 調整設定
p. 41
調整設定の選択、特定の設定の保存、消去を行います。
画像補正
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露出、コントラスト、シャドウ、ハイライト、彩度、シャープネス、 X3 Fill Light (X3F のみ)の調整を行ないます。
ホワイトバランス
p. [. . . ]
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